JP2020081072A - 医療用コルセット - Google Patents

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【課題】医療用コルセットにおいて上下方向の寸法や傾き(姿勢)を大きく変更できるようにする。【解決手段】本発明の医療用コルセット1は、脊柱に支障を有する使用者Uの上体の上部を支持する上部支持体6と、使用者Uの上体の下部を支持する下部支持体7と、上部支持体6と下部支持体7との間を連結する連結体8と、を備えた医療用コルセット1であって、連結体8は、連なるように設けられた4本の連結片9〜12と、4本の連結片9〜12の端部間を枢支すると共に枢支される連結片の枢支角度が変更自在とされた3つの枢支部13〜15と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、脊柱に支障がある使用者が着用することで、脊柱に対する負荷を可及的に軽減できる医療用コルセットに関するものである。
昨今、老齢者や女性を中心に、骨の強度が低下して骨折を起こしやすくなる骨粗しょう症を発症するケースが増加している。骨粗しょう症は自覚症状はほとんどなく、気がつかないうちに骨折を起こしている場合が多いのが特徴であり、老齢になればなるほど椎体骨折(脊柱の骨折)が増加する傾向があることが知られている。
例えば、脊柱の一部が押しつぶされて骨折すると、寝たきりになって認知症を発症するリスクや、ひどい場合は寝たきりになったまま亡くなってしまうリスクも高くなる。そのため、このように脊柱に支障がある使用者に対しては、寝たきりになることを予防しつつ治療やリハビリテーションが行われる場合が多い。
上述した治療において支障がある箇所に負担をかけない方法の一つに、医療用コルセットの利用が知られている。この医療用コルセットは、脊柱に支障がある使用者に対して、使用者の腰骨側と、胸骨側との間を、剛性を備えた金属などの支持体で支持するものである。
上述した医療用コルセットとしては、以下の特許文献1〜3に示すようなものが知られている。
すなわち、特許文献1には、人体の胴体の互いに異なる部分を支持し、相互に相対位置が変更可能に連結された複数の支持部を含み、各支持部の相対位置により人体の胴体を押圧して脊椎を矯正することを特徴とする脊椎側湾症補助器が開示されている。この補助器は、脊柱に負担を与えることなく上体の体重を支持するものではないが、脊椎を矯正する押圧力は体重の支持にも転用できる可能性を有している。
また、特許文献2には、下支障素子と上支障素子間が支障軸により連接され、回転軸により支障軸を帯動して、調整効果を達成する医療用ベルトの支障装置が開示されている。この特許文献2の医療用ベルトの支障装置は、下支障素子は両端に組設座を有し、組設座は軸向きの支障孔と、支障孔と相通する横向けの回転軸孔を有し、上支障素子は両端に連結素子を有し、連結素子は開口が下向けの連結孔を開設し、支障軸は支障螺棒、ナットにより構成され、ナットは内螺紋により支障螺棒の外螺紋に設置され、且つ、ナットの外周はギアを設置し、回転軸は、回転棒と回転柄を有し、回転棒の中段は回転螺紋を有し、また、回転棒の一端は回転柄を連接し、組設座の支障孔は支障軸を穿設し、連結素子の連結孔は支障螺棒に設置され、回転棒は組設座の回転軸孔中に穿設され、且つ、回転棒の回転螺紋とナットのギアは螺接することを特徴とするものとなっている。
さらに、特許文献3には、身体の骨盤部分又はその周囲部分に巻回装着される骨盤ベルトであって、掛止部材をそれぞれ独立して有し、その掛止部材による輪の形成とともに輪の大小による身体に対する締め付け力がそれぞれ独立して調節可能な上側ベルト及び下側ベルトと、前記上側ベルト及び前記下側ベルトを互いに連結する連結部とを有し、前記下側ベルトは、身体の鼠径部、大腿部の外側面、臀溝を通る部分に巻回すべく設けられたものであり、前記連結部は、前記上側ベルトと前記下側ベルトとの間隔を調節可能な調節部を備え、前記上側ベルト及び前記下側ベルトと前記連結部とは、前記調節部による前記間隔の調節により生じる前記上側ベルトに対して前記下側ベルトを引き上げる力が、前記下側ベルトが巻回される臀部の下部を持ち上げる力として作用するように構成される骨盤ベルトが開示されている。
特許第5015118号公報 実用新案登録第3149522号公報 特許第6350990号公報
ところで、上述した医療用コルセットを装着する使用者には、体格が異なる者が多く存在しており、医療用コルセットで支えなければならない使用者の腰骨から胸骨までの距離も体格に応じてさまざまに変化する。
つまり、医療用コルセットには、体格が異なる使用者が使用する場合であっても、体格に合わせて最適な装着状態を実現できるように、上下幅や姿勢を大きく変更可能な性能、言い換えれば上下方向に寸法を幅広く変えたり、腰骨側を支える部材に対して胸骨側を支える部材の傾き(姿勢)を大きく変えたりする性能が求められる。
ところが、このような上下幅や姿勢を大きく変更可能な性能という観点で、特許文献1〜3の補助器やベルトを見ると、特許文献1の脊椎側湾症補助器は、傾き(姿勢)の変更が比較的自由に行えるものではあっても、上下方向に寸法の調整幅が大きなものとはなっていない。また、特許文献2の医療用ベルトの支障装置は、上下方向に寸法の調整が可能なものではあるが、傾き(姿勢)の変更はほとんどできない。さらに、特許文献3の骨盤ベルトは、ベルトを締め付けて姿勢を矯正するものであるため、元々姿勢変更の自由度は大きいものとは言えないし、そもそも使用者の体重を支持可能なコルセットではない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、脊柱に支障を有する使用者に対して、脊柱すなわち背骨に負担を与えないように使用者の体重を支持可能なものでありながら、上下方向の寸法や腰骨側を支える部材に対する胸骨側を支える部材の傾き(姿勢)を大きく変更できるようにして、さまざまな体格の使用者が最適な姿勢で着用することができる医療用コルセットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の医療用コルセットは以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明の医療用コルセットは、脊柱に支障を有する使用者の上体の上部を支持する上部支持体と、前記使用者の上体の下部を支持する下部支持体と、前記上部支持体と下部支持体との間を連結する連結体と、を備えた医療用コルセットであって、前記連結体は、連なるように設けられた4本の連結片と、前記4本の連結片の端部間を枢支すると共に枢支される連結片の枢支角度が変更自在とされた3つの枢支部と、を有していることを特徴とする。
なお、好ましくは、前記4本の連結片は、前記上部支持体側に固定された上部連結片と、前記上部連結片の下端に一端が繋がる第1中間連結片と、前記第1中間連結片の他端に一端が繋がる第2中間連結片と、前記第2中間連結片の他端に上端が繋がると共に前記下部支持体側に固定された下部連結片と、で構成されており、前記3つの枢支部は、前記上部連結片の下端と第1中間連結片の一端とを枢支状態で繋ぐ第1枢支部と、前記第1中間連結片の他端と第2中間連結片の一端とを枢支状態で繋ぐ第2枢支部と、前記第2中間連結片の他端と下部連結片の上端とを枢支状態で繋ぐ第3枢支部と、で構成されているとよい。
なお、好ましくは、前記第2枢支部が第1枢支部または第3枢支部の後方に位置するように、前記第1枢支部〜第3枢支部のいずれか1つ以上の枢支角度が調整されているとよい。
なお、好ましくは、前記連結体は、前記上部支持体または下部支持体の前後方向の中間に配備されているとよい。
本発明の医療用コルセットによれば、脊柱に支障を有する使用者に対して、支障がある箇所に負担を与えないように使用者の体重を支持可能なものでありながら、上下方向の寸法や腰骨側を支える部材に対する胸骨側を支える部材の傾き(姿勢)を大きく変更できるようにして、さまざまな体格の使用者が最適な姿勢で着用することができる。
使用者の側方から見た本実施形態の医療用コルセットの使用状態を示した図である。 使用者の斜め前方から見た本実施形態の医療用コルセットの使用状態を示した図である。 図1の医療用コルセットを拡大して示した図である。 本実施形態の医療用コルセットに設けられる連結体を分解して示した図である。 本実施形態の医療用コルセットにおいて傾きを変更した場合の連結体の繋がり具合を示した図である。 本実施形態の医療用コルセットにおいて上下寸法を変更した場合の連結体の繋がり具合を示した図である。
以下、本発明の医療用コルセット1の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
図1は、本実施形態の医療用コルセット1の使用態様を模式的に示したものである。なお、図1に示す医療用コルセット1は、脊椎に支障がある老齢者が使用者Uとして着用するものとなっている。
図1に示すように、本発明の医療用コルセット1は、脊柱に支障がある使用者Uに対して、使用者Uの腰骨側と、胸骨側との間を、剛性を備えた金属などの支持体で支持するものである。
なお、上述した使用者Uが有する脊柱の支障としては、椎間板ヘルニアのような骨折を伴わないもの、骨粗そう症などが原因で発生する椎体骨折のように脊柱の一部が骨折したり破損したりしているもの、さらにはスポーツや事故などで脊柱の一部が損傷を受けたような場合も含まれる。また、図1は脊柱を支障している使用者Uとして老齢者を挙げているが、本発明の医療用コルセット1は老齢者だけでなく若年層や中高年層の人が使用しても良く、年齢、性別などに関係なく使用が可能なものとなっている。
具体的には、本実施形態の医療用コルセット1は、大別して3つの部材で構成されている。医療用コルセット1を構成する3つの部材とは、使用者Uから見て右半身の側部から前側に亘って着用される右側体2、使用者Uから見て左半身の側部から前側に亘って着用される左側体3、使用者Uの背中側や腰側に着用される後側体4である。つまり、本実施形態の医療用コルセット1は、これら3つの部材を連結して使用者Uの身体の周囲に巻き回すように配備して構成されている。
以降では、まず医療用コルセット1を構成する3つの部材について説明する。
上述した3つの部材のうち、後側体4は、使用者Uの背部または腰部に配備される長方形の板状の部材であり、背部または腰部に対して後方から面状態で接触するように配備されている。後側体4の右前方には右側体2が、また後側体4の左前方には左側体3が存在している。つまり、後側体4は、上述した左側体3や右側体2と組み合わされることで、身体を周囲から取り囲むように配備可能とされている。
具体的には、後側体4は、プラスチックなどで形成された薄手の板体4aと、この板体4aの前側に沿うように配備されたクッション部材4bと、を有している。このクッション材4bは、例えばスポンジのような弾性(クッション性)に富んだ部材から構成されており、使用者Uの背中にソフトなあたり心地で接触可能となっている。また、板体4aとクッション材4bとは互いに内外に面同士を接触して重ね合わせた状態で配備されている。
そして、上述した後側体4、正確には板体4aの左右両側には、後側体4の左前方に位置する左側体3と後側体4とをつなぎ合わす左装着ベルト5Rと、後側体4の右前方に位置する右側体2と後側体4とをつなぎ合わす右装着ベルト5Lと、が取り付けられている。
次に、上述した3つの部材のうち、右側体2については説明をする。
なお、右側体2と左側体3とは、部材の配置が左右で反転していることを除けば、全く同じ構造となっている。そこで、説明が冗長になることを避ける目的で、以降では使用者Uから見て、右半身に着用される右側体2を代表例に挙げて、本発明の医療用コルセット1を説明し、左側体3については説明を割愛する。
上述した医療用コルセット1の右側体2は、使用者Uの上体の上部を支持する上部支持体6と、使用者Uの上体の下部を支持する下部支持体7と、上部支持体6と下部支持体7との間を連結する連結体8と、を備えている。また、この連結体8は、連なるように設けられた4本の連結片と、4本の連結片の端部間を枢支すると共に枢支される連結片の枢支角度が変更自在とされた3つの枢支部と、を有している。
次に、本実施形態の医療用コルセット1を構成する上部支持体6、下部支持体7、及び連結体8、更には連結体8を構成する4本の連結片9〜12と3つの枢支部13〜15について説明する。
図1に示すように、上部支持体6は、使用者Uの上体の上部に配備される部材であり、使用者Uの胸骨(胸骨体または胸骨柄)の側方に位置するように取り付けられる。
具体的には、上部支持体6は、使用者Uの胸部に沿うように緩やかに湾曲した細長い板状の部材である。上部支持体6は、PET、PS、ABS、ポリアミド、POMなどの硬質な熱可塑性樹脂を用いて形成されており、長手方向の両端側が中途側よりも幅広な形状(中央がくびれた長円状)に形成されている。
図2に示すように、上部支持体6は、一方側(前側)の端部を、身体の中心線に近い側、より正確には脇の下や乳首とほぼ同じ高さの胸部(左右の肋骨の間に位置する胸部前側の胸骨の側方)の体表面に沿うように配備されている。また、上部支持体6は、他方側(後側)の端部を、身体の側面に近い側、より正確には肩口より下方の脇腹の体表面に沿うように配備されている。つまり、最も理想的な取り付け状態で取り付けられた場合、右側体2と左側体3の双方に設けられる上部支持体6は、脇腹から胸部側に向かって正面から見た場合に漢字の八の字を描くような取り付け状態で取り付けられることになる。
上述した上部支持体6の長手方向の両端側には、体表面に面する側に、クッションパッド16が設けられている。このクッションパッド16は、発泡ウレタンのような弾性材料を用いて、上部支持体6の外縁から外側にはみ出るような寸法に形成されており、上部支持体6に体重を預けても上述した硬質樹脂製の上部支持体6の外縁で傷つくことがないように使用者Uの皮膚を保護可能となっている。
上述した上部支持体6の長手方向の両端部のうち、一方側の端部(身体の中心線に近い側の端部)には、左右の上部支持体6同士を近接し合う方向に締め付けて、胴回りを巻き回すことで医療用コルセット1の装着を行う締め付けバンド17が設けられている。
上部支持体6の前後方向の中途側には、後述する連結体8を構成する連結片のうち、上部連結片9が設けられている。この上部連結片9については、後ほど詳しく説明する。
下部支持体7は、使用者Uの腰部に沿うように配備されて、使用者Uの腰部に対して上部支持体6や連結体8を支持可能となっている。下部支持体7は、上部支持体6と同様に、緩やかに湾曲した細長い板状の部材であり、PET、PS、ABS、ポリアミド、POMなどの硬質な熱可塑性樹脂を用いて、長手方向の両端側が中途側よりも幅広な形状(中央がくびれた長円状)に形成されている。下部支持体7が上部支持体6と異なるのは、湾曲状態である。つまり、下部支持体7は、胸部よりも曲率が小さい腰部の体表面に沿うように、曲率が小さい湾曲形状とされている。また、下部支持体7は、腰部から臀部にかけてのくびれ形状の体表面に合わせて、上側に比べて下側の方が外方に向かって膨出するような形状に形成されている。
図2に示すように、下部支持体7は、一方側(前側)の端部を、身体の中心線に近い側、より正確にはへそとほぼ同じ高さの腹部(左右の腰骨よりもやや上に位置する腹部)の体表面に沿うように配備されている。また、下部支持体7は、他方側(後側)の端部を、身体の側面に近い側、より正確には体側のくびれた部分の体表面に沿うように配備されている。つまり、最も理想的な取り付け状態で取り付けられた場合、下部支持体7は、臍の周りから腰側に向かって緩やかなカーブを描きつつ立ち上がる形状で取り付けられることになる。
上述した下部支持体7の長手方向の両端側にも、体表面に面する側に、上部支持体6と同様にクッションパッド16が設けられている。また、下部支持体7の長手方向の両端部のうち、一方側の端部(身体の中心線に近い側の端部)には、上部支持体6と同様に医療用コルセット1の装着を行う締め付けバンド17が設けられている。
下部支持体7の前後方向の中途側には、後述する連結体8を構成する連結片のうち、下部連結片12が設けられている。この下部連結片12については、後ほど詳しく説明する。
図4に示すように、連結体8は、上述した上部支持体6と下部支持体7とを連結する部材であり、短尺な細長い板状の連結片9〜12を4本連なるように繋ぎ合わせて構成されている。具体的には、連結体8は、3つの枢支部13〜15を境に4本の連結片9〜12を折れ線状に繋げたような外観を有しており、連結片同士を曲げるか伸ばすかによってM字状に折れ曲がった形状、I字状に真っ直ぐ伸びた形状、さらには矩形状に折れ曲がった形状を採用可能となっている。なお、図4の例は、連結片同士をI字状に真っ直ぐ伸びた形状に繋いだ例となっている。
図4の右側に示すように、連結体8は、図の上側から順番に、上部連結片9、第1中間連結片10、第2中間連結片11、及び下部連結片12の4つの連結片より構成されている。これらの連結片9〜12はステンレスなどの金属で形成された細長い板部材であり、連結片同士の間には枢支部が形成されていて、枢支部13〜15において連結片同士を所定の枢支角度で繋ぎ合わせることで、上下方向の寸法や下部支持体7(腰骨側を支える部材)に対する上部支持体6(胸骨側を支える部材)の傾きを大きく変更可能となっている。
上述した4つの連結片のうち、上部連結片9は、外観が略T字状に形成された金属の板状の部材であり、連結体8を上部支持体6に固定するために用いられる。上部連結片9の上部9aは、水平方向に伸びる細長い板状の部分であり、上部連結片9を上部支持体6に固定するためにネジを取り付けるネジ穴9bが5カ所穿孔されている。
上部連結片9の下部9cは、上部連結片9の上部9aにおける左右方向の中央側から下方に向かって伸びる細長い板状の部分である。上部連結片9の下部9cの下端は円形に形成されたジョイント部19とされている。このジョイント部19は上部連結片9の他の部分に比べて幅広に形成されており、この幅広のジョイント部19の中央に枢支ネジ孔20が形成されている。この枢支ネジ孔20には、連結片同士を重合状態で枢支する枢支ネジ21が挿通可能となっている。
上述したジョイント部19の表面における枢支ネジ孔20の周囲には、連結片同士の枢支角度を調整可能な角度調整孔22が、枢支ネジ孔20の回りに等間隔をあけて複数形成されている。これら複数の角度調整孔22は、いずれも枢支ネジ孔20から等しい距離をあけて、且つ、隣り合った角度調整孔22との間に等しい間隔を空けて(枢支ネジ孔20回りに等しい角度をあけて)形成されている。この角度調整孔22には角度調整ネジ23が挿通可能となっている。
本実施形態の場合であれば、角度調整孔22は、枢支ネジ孔20の回りに、30°の角度毎に全部で12カ所形成されている。
第1中間連結片10は、細長い長円状であって、両端が中途側に比べて幅広に形成された金属の板状の部材である。第1中間連結片10の長手方向の一端側は上述した上部支持体6に繋ぎ合わされており、第1中間連結片10の長手方向の他端側は第2中間連結片11に繋ぎ合わされている。この第1中間連結片10の長手方向の両端側には、上部連結片9と同様に円形に形成されたジョイント部19が形成されている。
この第1中間連結片10の両端側に形成されるジョイント部19は、一端側(上端側)のものも他端側(下端側)のものも、上部連結片9と同様に角度調整孔を有するものとなっている。ただ、第1中間連結片10の角度調整孔は上部連結片9の角度調整孔22とは開口の形状が異なっている。
つまり、上部連結片9のジョイント部19に形成される角度調整孔22は、いずれも角度調整ネジ23の外径に対応した内径を有する丸穴の単孔であり、この単孔の角度調整孔22が12カ所に亘って形成されていた。しかし、第1中間連結片10のジョイント部19に形成される角度調整孔は、枢支ネジ孔20の中央を曲率中心として円弧状に曲がった長孔となっている。
なお、以降では、上部連結片9のジョイント部19に形成されるような丸穴の単孔の角度調整孔22を単に「単孔」といい、符号22を付して示すものとする。これに対し、第1中間連結片10のジョイント部19に形成されるような角度調整孔を「長孔」と呼び、符号24を付して示し、両者を区別して扱うものとする。
言い換えれば、この第1中間連結片10のジョイント部19に形成される長穴状の角度調整孔24は、第1中間連結片10のジョイント部19に形成される角度調整孔22を複数個分つなげて円弧状の長穴として形成したものであり、枢支ネジ孔20の中央を基準として、120°の範囲に亘るように形成されている。また、この長穴状の角度調整孔24は、枢支ネジ孔20の中央を挟んだ反対側のジョイント部19表面にも同じ120°の範囲に亘って形成されており、2つの長穴状の角度調整孔24が枢支ネジ孔20を挟んで線対称(点対称)に配置されるものとなっている。
具体的な例を挙げれば、本実施形態の第1中間連結片10の上側のジョイント部19の場合であれば、枢支ネジ孔20の中央から見た場合に、中心角が120°の範囲に亘るような円弧状に一つ目の長穴状の角度調整孔24が形成され、次に60°の範囲だけ孔が穿孔されていない部分が続き、再び二つ目の長穴状の角度調整孔24が中心角が120°の範囲に亘って円弧状に形成され、最後に孔が穿孔されていない部分が60°の範囲だけ続き、元の長穴状の角度調整孔24(一つ目の角度調整孔24)に戻るという表面加工が枢支ネジ孔20の回りに行われている。
また、上述した長穴状の角度調整孔24は、上部連結片9における枢支ネジ孔20の中心から角度調整孔22までの距離と、第1中間連結片10における枢支ネジ孔20の中心から角度調整孔24までの距離とが等しくなる位置に円弧状に形成されている。そのため、上部連結片9の枢支ネジ孔20と第1中間連結片10の枢支ネジ孔20とを同心となるように重ね合わせると、それぞれの角度調整孔22、24同士が重なり合って連通状態となる。本実施形態の場合であれば、第1中間連結片10に形成される長穴状の角度調整孔24が描く円弧状の孔内に、上部連結片9の角度調整孔22が4個または5個連通状態で重なり合う。このように角度調整孔22、24同士が連通した状態で、角度調整ネジ23を刺し通して両連結片9、10を所定の枢支角度に固定する。言い換えれば、上述した上部連結片9のジョイント部19と、第1中間連結片10のジョイント部19とは、上述した3つの枢支部の一つであって、上部連結片9の下端と第1中間連結片10の一端とを枢支状態で繋ぐ第1枢支部13を構成している。
上述した第1枢支部13は、丸穴の角度調整孔22が複数形成された上部連結片9のジョイント部19と、長穴の角度調整孔24が120°の範囲で形成された第1中間連結片10のジョイント部19と、上部連結片9と第1中間連結片10との枢支ネジ孔20同士を連通状態で挿通する枢支ネジ21と、上部連結片9と第1中間連結片10との角度調整孔22同士を連通状態で挿通する角度調整ネジ23と、で構成されるものとなっている。
つまり、上部連結片9のジョイント部19と、第1中間連結片10のジョイント部19とは、両ジョイント部19の枢支ネジ孔20同士を連通状態で挿通する枢支ネジ21を中心に回動自在に枢支されている。そして、枢支ネジ21を中心にジョイント部19同士を回動させ、上部連結片9と第1中間連結片10との枢支角度(交差角度)が所望の角度になったら、上部連結片9の丸穴の角度調整孔22と、第1中間連結片10の長穴の角度調整孔24とを連通させた状態で、角度調整ネジ23で両ジョイント部19同士を固定する。このようにすれば角度調整ネジ23を用いて、上部連結片9と第1中間連結片10とを所望の枢支角度(交差角度)に調整しつつ繋ぎ合わすことが可能となる。
なお、上述した第1中間連結片10の下端側にも、上端部と同様な円板状のジョイント部19が形成されている。この第1中間連結片10の下端側のジョイント部19も、上端側のジョイント部19と同様な円板状に形成されている。そして、下端側のジョイント部19にも、上端部と同様な枢支ネジ孔20と、枢支ネジ孔20を挟んで対象に形成された長穴の角度調整孔24が2つ形成されている。これら2つの長穴の角度調整孔24も、上端側と同様に枢支ネジ孔20を中心とする円弧状に形成されている。
第2中間連結片11は、第1中間連結片10の下側につなぎ合わされる連結片である。第2中間連結片11は、第1中間連結片10と同様に、正面から見ると両端側が中途側に比べて幅広とされた細長い板部材である。第2中間連結片11の一端側は第1中間連結片10の他端側に繋ぎ合わされており、第2中間連結片11の他端側は下部連結片12に繋がっている。
第2中間連結片11が第1中間連結片10と異なるのは、上端側のジョイント部19に形成されている角度調整孔22が丸穴である点である。つまり、第1中間連結片10の下端側のジョイント部19には長穴の角度調整孔24が形成されており、第2中間連結片11の上端側のジョイント部19には丸穴の角度調整孔22が形成されている。そして、第1中間連結片10の下端側のジョイント部19と、第2中間連結片11の上端側のジョイント部19とが、上述した3つの枢支部の一つであって、第1中間連結片10の下端と第2中間連結片11の一端(上端)とを枢支状態で繋ぐ第2枢支部14となっている。
すなわち、上述した第2枢支部14は、長穴の角度調整孔24が120°の範囲で形成された第1中間連結片10のジョイント部19と、丸穴の角度調整孔22が30°毎に複数形成された第2中間連結片11のジョイント部19と、第1中間連結片10と第2中間連結片11との枢支ネジ孔20同士を連通状態で挿通する枢支ネジ21と、第1中間連結片10と第2中間連結片11との角度調整孔22同士を連通状態で挿通する角度調整ネジ23と、を有するものとなっている。
このような第2枢支部14を設ければ、第1中間連結片10の角度調整孔24と第2中間連結片11の角度調整孔22とを角度調整ネジ23が連通状態で固定するため、第1中間連結片10と第2中間連結片11とを所望の枢支角度に調整しつつ繋ぎ合わすことができる。
下部連結片12は、外観が略逆T字状に形成された金属の板状の部材である。下部連結片12の下部12cは、水平方向に伸びる細長い板状の部分であり、下部連結片12を下部支持体7に固定するためにネジを取り付けるネジ穴12bが5カ所穿孔されている。
下部連結片12の上部12aは、下部連結片12の下部12cにおける長手方向の中途側から上方に向かって伸びる細長い板状の部分である。下部連結片12の上部12aの上端は円形に形成されると共に下部連結片12の上部12aの下端よりも幅広とされたジョイント部19とされている。このジョイント部19の中央には枢支ネジ孔20が形成されており、枢支ネジ孔20には連結片同士を重合状態で枢支する枢支ネジ21が挿通可能となっている。
言い換えれば、下部連結片12は、上述した上部連結片9を上下反転させたような構造となっており、下部連結片12を下部支持体7に固定している。
一方、上述した第2中間連結片11の下端側のジョイント部19と下部連結片12の上端側のジョイント部19とが、上述した3つの枢支部の一つであって、第2中間連結片11の他端と下部連結片12の上端側とを枢支状態で繋ぐ第3枢支部15となっている。
すなわち、第3枢支部15は、長穴の角度調整孔24が120°の範囲で形成された第2中間連結片11のジョイント部19と、丸穴の角度調整孔22が複数形成された下部連結片12のジョイント部19と、第2中間連結片11と下部連結片12との枢支ネジ孔20同士を連通状態で挿通する枢支ネジ21と、第2中間連結片11と下部連結片12との角度調整孔22、24同士を連通状態で挿通する角度調整ネジ23と、を有するものとなっている。
このような第3枢支部15を設ければ、第2中間連結片11の角度調整孔24と下部連結片12の角度調整孔22とを角度調整ネジ23が連通状態で固定するため、第2中間連結片11と下部連結片12とを所望の枢支角度に調整しつつ繋ぎ合わすことができる。
上述した4つの連結片9〜12と3つの枢支部13〜15を有する連結体8を用いた、医療用コルセット1の姿勢変更手順について説明する。
まず、図5の右側に示すような連結状態とされた連結体8を考える。この図5の右側の連結体8の第1枢支部13では、上部連結片9に対して、第1中間連結片10が反時計回り方向に120°の枢支角度(上方を0°とする角度、以下同じ)となるような枢支角度に調整されている。また、この連結体8の第2枢支部14では、第2中間連結片11は、第1中間連結片10に対して、第2中間連結片11が時計回り方向に60°となるような枢支角度に調整されている。さらに、この連結体8の第3枢支部15では、第2中間連結片11に対して、下部連結片12が反時計回り方向に120°となるような枢支角度に調整されている。
つまり、図5の右側の連結体8では、第1枢支部13〜第3枢支部15までの枢支角度を合計すると上部連結片9に対して下部連結片12は反時計回り方向に180°となっており、3つの枢支部13〜15を介して繋がる4つの連結片9〜12は上下方向を向くものとなり、結果として上部連結片9の下部9cと下部連結片12の上部12aとは平行状態を維持するものとなる。
この図5の右側の連結体8に対して、第1中間連結片10に対して第2中間連結片11を時計回り方向に30°だけ回動させる。そうすると、第2枢支部14の枢支角度は、時計回り方向に60°から、時計回り方向に90°に変更する。そして、第2枢支部14の枢支角度が変化した分だけ、反時計回り方向に30°連結体8の姿勢が傾き、下部連結片12に対して上部連結片9が反時計回り方向に30°の傾斜角度だけ傾いたものとなる。また、下部連結片12に対する上部連結片9の傾きが変化すれば、下部連結片12から上部連結片9までの上下間の距離も図中のΔHだけ変化する。
このように連結体8を構成する枢支部13〜15のいずれかの枢支角度を変更すれば、使用者Uの腰部を支持する下部支持体7に対して、使用者Uの胸部を支持する上部支持体6の傾斜角度や高さを変動させることが可能となる。つまり、枢支部12〜15の枢支角度を変更することで、使用者Uの体格が大きくなっても医療用コルセット1の姿勢を大きくなった体格に最適なものに調整することが可能となる。
一方、下部支持体7に対する上部支持体6の傾斜角度を変更せずに、下部支持体7から上部支持体6までの高さだけを高めることも可能である。
例えば、図6の右側に示す医療用コルセット1は、上述した図5の右側のものと同じ枢支角度に各枢支部12〜15が調整された状態となっている。
図6の右側の医療用コルセット1を、第1枢支部13では反時計回り方向に120°の枢支角度を180°に変更し、第2枢支部14では時計回り方向に60°の枢支角度を180°に変更し、第3枢支部15では反時計回り方向に120°の枢支角度を180°に変更する。このようにすれば、第1枢支部13〜第3枢支部15までの枢支角度の合計が反時計回り方向に180°となり、図5の右側と枢支角度の合計が等しくなる。
このとき、各連結片9〜12は上下方向に沿って起立した姿勢となり、上下方向に最も長い姿勢を示すことになる。つまり、各枢支部13〜15の枢支角度を調整すれば、下部支持体7に対する上部支持体6の傾斜角度を変更せずに、下部支持体7から上部支持体6までの距離だけを長くすることもできる。
上述した医療用コルセット1を用いれば、下部支持体7に対して上部支持体6が連結体8を介して支持されているため、脊柱に支障を有する使用者Uに対して、支障がある箇所に負担を与えないように使用者Uの体重を支持することが可能となる。
また、上述した連結体8は、4つの連結片9〜12を、3つの枢支部13〜15を介して、各枢支部13〜15で枢支角度を変更しつつ、繋ぎ合わせたものとなっている。つまり、連結体8は、各枢支部13〜15で枢支角度を調整することにより大きく姿勢を変形でき、大きな自由度を保ちつつ姿勢を変更することができるものとなっている。そのため、上下方向の寸法や腰骨側を支える部材に対する胸骨側を支える部材の傾き(姿勢)を大きく変更できるため、さまざまな体格の使用者Uが自らの体格に最適なものとなるようにコルセットの姿勢を調整した上で着用することが可能となる。
なお、第2枢支部14が第1枢支部13または第3枢支部15の後方に位置するように、第1枢支部13〜第3枢支部15のいずれか1つ以上の枢支角度が調整されているのが好ましい。第2枢支部14が第1枢支部13または第3枢支部15の前方に位置する場合は、連結体8が前方に向かって尖ったような折り曲げ姿勢となり、使用者Uを怖がらせたり不快な思いをさせたりする心配があり、また外観も良いものではなくなる。しかし、第2枢支部14が第1枢支部13や第3枢支部15の後方に位置するように連結体8を構成すれば、連結体8の折れ曲がって尖った部分が後方を向くようになり、使用者の目が届かないようになるので、使用者Uを怖がらせたり不快な思いをさせたりする心配がなくなる。まら、外観もすっきりしたものになる。
また、連結体8は、上部支持体6または下部支持体7の前後方向の中間に配備されているのがよい。このような位置に連結体8を設ければ、前後方向のバランスが良くなり、1つの連結体8(左側体3と右側体2とに1本ずつ)で上部支持体6に加わるすべての重量を安定して支えることができるようになる。なお、上部支持体6や下部支持体7の前側なたは後ろ側に連結体8を設けた場合には、下部支持体7に対して上部支持体6を支えるのに別の支持体が必要となり、部材点数が増加する虞もある。この点、上部支持体6または下部支持体7の前後方向の中間に連結体8を配備すれば、部品点数を少なくできるため、コスト面での長所を享受することもできる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、使用条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
1 医療用コルセット
2 右側体
3 左側体
4 後側体
4a 後側体の板体
4b 後側体のクッション部材
5R 左装着ベルト
5L 右装着ベルト
6 上部支持体
7 下部支持体
8 連結体
9 上部連結片
9a 上部連結片の上部
9b 上部連結片のネジ穴
9c 上部連結片の下部
10 第1中間連結片
11 第2中間連結片
12 下部連結片
12a 下部連結片の上部
12b 下部連結片のネジ穴
12c 下部連結片の下部
13 第1枢支部
14 第2枢支部
16 クッションパッド
17 締め付けバンド
19 ジョイント部
20 枢支ネジ孔
21 枢支ネジ
22 丸穴の角度調整孔
23 角度調整ネジ
24 長穴の角度調整孔
U 使用者

Claims (4)

  1. 脊柱に支障を有する使用者の上体の上部を支持する上部支持体と、前記使用者の上体の下部を支持する下部支持体と、前記上部支持体と下部支持体との間を連結する連結体と、を備えた医療用コルセットであって、
    前記連結体は、連なるように設けられた4本の連結片と、前記4本の連結片の端部間を枢支すると共に枢支される連結片の枢支角度が変更自在とされた3つの枢支部と、を有している
    ことを特徴とする医療用コルセット。
  2. 前記4本の連結片は、前記上部支持体側に固定された上部連結片と、前記上部連結片の下端に一端が繋がる第1中間連結片と、前記第1中間連結片の他端に一端が繋がる第2中間連結片と、前記第2中間連結片の他端に上端が繋がると共に前記下部支持体側に固定された下部連結片と、で構成されており、
    前記3つの枢支部は、前記上部連結片の下端と第1中間連結片の一端とを枢支状態で繋ぐ第1枢支部と、前記第1中間連結片の他端と第2中間連結片の一端とを枢支状態で繋ぐ第2枢支部と、前記第2中間連結片の他端と下部連結片の上端とを枢支状態で繋ぐ第3枢支部と、で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療用コルセット。
  3. 前記第2枢支部が第1枢支部または第3枢支部の後方に位置するように、前記第1枢支部〜第3枢支部のいずれか1つ以上の枢支角度が調整されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療用コルセット。
  4. 前記連結体は、前記上部支持体または下部支持体の前後方向の中間に配備されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医療用コルセット。
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