JP2020080507A - 棚札システム、棚札、情報処理装置、位置導出方法及び位置導出プログラム - Google Patents

棚札システム、棚札、情報処理装置、位置導出方法及び位置導出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末の位置を特定するために必要な通信装置の設置スペースを省略し得る棚札システム等の提供。【解決手段】棚札システムは、無線端末が放出する電波を受信し前記受信に係る受信電界強度を求める取得部と、前記受信電界強度を送信する送信部と、を含む棚札と、前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する情報処理装置と、を備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、無線端末の位置を導出する方法に関する。
店舗等に通信装置を設置し、通信装置がユーザ端末との間で行う通信に係る無線電界強度から、顧客の行動を把握する方法が知られている。例えば、特許文献1は、ユーザ端末の識別子とそのユーザ端末から受けた電波の強度とをサーバへ送信し、そのユーザ端末の電波強度の経時的な変化を収集し、経時的な変化に基づいてユーザが移動した動線を算出するマーケティングシステムを開示する。
また、特許文献2は、顧客の顔や手などの接近を感知すると、電子棚札端末の表示画面の表示内容を変更したり又は表示画面に追加情報を表示させたりする電子棚札システムを開示する。
特開2016−004336号公報 特開2013−054539号公報
しかしながら、特許文献1が開示する方法は、ユーザ端末の識別子とそのユーザ端末から受けた電波の強度をサーバへ送信する通信装置を新たに店舗等に設置する必要がある。そのため、特許文献1が開示する方法は、当該通信装置を設置するスペースを店舗等内に必要とする。
本発明は、無線端末の位置を特定するために必要な通信装置の設置スペースを省略し得る棚札システム等の提供を目的とする。
本発明の棚札システムは、無線端末が放出する電波を受信し前記受信に係る受信電界強度を求める取得部と、前記受信電界強度を送信する送信部と、を含む棚札と、前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する情報処理装置と、を備える。
本発明の棚札システム等は、無線端末の位置を特定するために必要な通信装置の設置スペースを省略し得る。
第一実施形態の棚札システムの構成例及び各棚札の表示動作を表す概念図である。 棚札の店舗等における設置のされ方を表すイメージ図である。 第一実施形態の棚札システムが行う客等の移動経路を特定する動作を表すイメージ図(その一)である。 第一実施形態の棚札システムが行う客等の移動経路を特定する動作を表すイメージ図(その二)である。 第一実施形態の棚札の構成例を表す概念図である。 第一実施形態の棚札の正面概観図例である 棚札の処理部が行う表示関連処理の処理例を表す処理フロー例である。 棚札の処理部が行うサーバへの送信関連処理の処理フロー例を表す概念図である。 サーバが行う格納処理例を表す概念図である。 サーバが行う、店舗等内の客等の移動経路を導出処理の処理フロー例を表す概念図である。 第二実施形態の棚札の構成例を表す概念図である。 第二実施形態の棚札の正面概観図例(その1)である。 第二実施形態の棚札の断面図例(その1)である。 図8に表すS123の処理を置き換える処理(その1)を表す概念図である。 図10に表すS305の処理を置き換える処理を表す概念図である。 第二実施形態の棚札の正面概観図例(その2)である。 第二実施形態の棚札の断面図例(その2)である。 第二実施形態の棚札の正面概観図例(その3)である。 第二実施形態の棚札の断面図例(その3)である。 図8に表すS123の処理を置き換える処理(その2)を表す概念図である。 第二実施形態のサーバが行う、第二人感情報の集計処理を表す処理フロー例を表す概念図である。 各実施形態のサーバを実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を表す概念図である。 実施形態の棚札システムの最小限の構成を表すブロック図である。
<第一実施形態>
第一実施形態は、サーバから送付された情報を棚札が表示すると共に、棚札が送信する携帯端末が放出する電波の受信電界強度からサーバが客等の動きを特定する棚札システムに関する実施形態である。
なお、実施形態において、棚札は、棚に設置され、棚の棚札近傍に在る物についての説明を表示するものをいう。実施形態の棚札が設置される棚の場所は、例えば、店舗や倉庫であるが、これらに限定されず、任意である。
[構成と動作]
図1は、本実施形態の棚札システムの例である棚札システム100の構成及びその動作の一部を表す概念図である。
棚札システム100は、サーバ311と棚札201a乃至201zzzを備える。
各棚札は、店舗等に設置された棚の商品を置くべき箇所に、表示部が客等から見えるように設置される。表示部の例は、図6を参照して後述される。ここで、店舗等は、例えば、店舗や倉庫である。また、客等は、店舗等が店舗である場合は、例えば、客である。また、客等は、店舗等が倉庫である場合は、例えば、倉庫の管理者や作業者である。
棚札の棚への設置のされ方は、図2を参照して後述される。
サーバ311は、インターネット306に接続されている。
サーバ311は、インターネット306及びインターネットに接続された無線ルータ301を介して、各棚札へ、その棚札が表示すべき情報である表示対象情報を送付する。表示対象情報は、前記店舗等が店舗である場合には、棚札が設置された棚の位置へ置かれる商品の名称や、価格等である。
各棚札は、サーバ311から表示対象情報の送付を受けると、各棚札が備える表示部に、その表示対象情報を表示する。
図2は、図1に表す各棚札の店舗等における設置のされ方を表すイメージ図である。
店舗等101は、例えば、店舗や倉庫である。
店舗等101には、棚106a乃至106rが設置されている。図2では、棚は店舗等101に六個ずつ設置されている。六個の棚の各々の周囲には、客等が歩くための通路109が設けられている。
各棚には、棚札が、表示部が通路109を歩く客等から見えるように設置されている。各棚の各棚札が設置された位置の通路側からの後方には、その棚札が表示する内容に相当する商品等からなる商品等群が置かれている。
図1に表す棚札システム100は、図1を参照して説明した表示動作に加えて、客等の移動経路を特定する動作を行う。
図3及び図4は、棚札システム100が行う客等の移動経路を特定する動作を表すイメージ図である。
各棚札は、図3に表すように、客等406が所持する携帯端末401が放出する電波から、その電波に含まれるSSIDを抽出する。ここで、SSIDは、Service Set IDentifierの略である。
各棚札は、また、その電波のその棚札における受信電界強度を取得する。
そして、各棚札は、抽出したSSIDと取得した受信電界強度との組合せを、無線ルータ301及びインターネット306を介して、サーバ311へ送付する。
サーバ311は、各時刻における、各棚札から送付されたSSIDと受信電界強度との組合せから、各SSIDに係る携帯端末401の位置を特定する。当該位置は携帯端末401を保持する客等406の位置に略等しい。
サーバ311は、例えば、各棚札が取得する受信電界強度の組合せとその組合せに係る電波を放出する携帯端末の位置との相関を表す相関情報を保持している。当該相関情報は、例えば、店舗等内を、携帯端末を保持する測定者が移動することにより取得した受信電界情報と、別途取得した位置情報とから導出し得る。そして、サーバ311は、各棚札から動作時に送付された前記組合せに含まれる受信電界強度と前記相関情報とから、携帯端末401の位置を導出する。
サーバ311は、各時刻における携帯端末401の位置を導出することにより、携帯端末401を保持しながら移動する客等406の移動経路を特定する。
図4は、店舗等内に客等が二人いる場合の各棚札の動作例を表すイメージ図である。
客等406aは携帯端末401aを保持している。そして、携帯端末401aのSSIDは仮に1であるとする。客等406bは携帯端末401bを保持している。そして、携帯端末401bのSSIDは仮に2であるとする。
各棚札は、図4に表すように、例えば、その棚札により近い携帯端末の電波についてより大きい受信電界強度を取得する。
各棚札は、その棚札を表す棚札ID(Identifier)とそれぞれのSSIDについての、そのSSIDの携帯端末との間の距離に応じた受信電界強度との組合せを、サーバ311へ向けて送信する。
図5は、図1乃至図4に表す各棚札の例である棚札201の構成を表す概念図である。
棚札201は、表示部206と、通信部211と処理部216と、記憶部221とを備える。
通信部211は、通信端末から無線電波を受けた場合はその無線電波に含まれるSSIDを抽出する。通信部211は、また、その無線電波の受信電界強度を取得する。通信部211は、抽出したSSIDと取得した受信電界強度との組合せを記憶部221に格納させる。
通信部211は、サーバ311から受信した情報を記憶部221に格納させる。当該情報には表示対象情報が含まれる。表示対象情報は、表示部206に表示させるべき情報である。
通信部211は、処理部216が指示する情報を、指示された送信先へ送信する。
処理部216は、所定のタイミングで、直近の所定の期間に記憶部221に格納された、SSIDと受信電界強度と、棚札201の棚札IDとの組合せを、通信部211に、サーバ311へ送付させる。当該期間に格納されたSSIDと受信電界強度の組合せが複数ある場合は、複数のSSIDと受信電界強度と棚札201の棚札IDとの組合せを、通信部211にサーバ311へ送付させる。
処理部216は、また、記憶部221に表示対象情報が格納された場合は、その表示対象情報を、表示部206に表示させる。
表示部206は、処理部216が指示する情報を表示する。
記憶部221は、予め、棚札201の棚札IDを保持する。記憶部221は、また、処理部216が上記動作を行うために必要な情報を保持する。記憶部221は、また、通信部211又は処理部216が指示する情報を格納する。記憶部221は、また、処理部216が指示する情報を、棚札201の備える指示された構成へ送付する。
図6は、図5に表す棚札201の正面概観図である。当該正面は、図2に表す通路109に向けて提示されることが想定された面である。
棚札201は、筐体209を備え、正面に表示部206が設置されている。
[処理フロー例]
図7は、図5に表す処理部216が行う表示対象情報の表示に関する処理を表す処理フロー例である。
処理部216は、例えば、外部からの開始情報の入力により図7に表す処理を開始する。
そして、処理部216は、S101の処理として、図5に表す通信部211により、記憶部221に、新たな表示対象情報が格納されたかについての判定を行う。
処理部216は、S101の処理による判定結果がyesの場合は、S102の処理を行う。
一方、処理部216は、S101の処理による判定結果がnoの場合は、S101の処理を再度行う。
処理部216は、S102の処理を行う場合は、同処理として、S101の処理により格納されたことを判定した表示対象情報を、表示部206に表示させる。
そして、処理部216は、S103の処理として、図7に表す処理を終了するかについての判定を行う。処理部216は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無を判定することにより行う。
処理部216は、S103の処理による判定結果がyesの場合は、図7に表す処理を終了する。
一方、処理部216は、S103の処理による判定結果がnoの場合は、S101の処理を再度行う。
図8は、図5に表す処理部216が行う、客等の携帯端末からの電波のSSID及び受信電界強度のサーバ311への送信に係る処理の処理フロー例を表す概念図である。
処理部216は、例えば、外部からの開始情報の入力により図8に表す処理を行う。
そして、処理部216は、S121の処理として、図5に表す通信部211により、新たなSSIDと受信電界強度の組が、記憶部221に格納されたかについての判定を行う。ここで、通信部211は、棚札201に到達した電波についてSSID及び受信電界強度を取得した場合は、そのSSID及び受信電界強度を、記憶部221に格納させることを前提とする。
処理部216は、S121の処理による判定結果がyesの場合はS122の処理を行う。
一方、処理部216は、S121の処理による判定結果がnoの場合はS121の処理を再度行う。
そして、処理部216は、S122の処理として、S121の処理により記憶部221に新たに格納されたことを判定したSSIDは、客等の通信端末のものであるかについての判定を行う。通信部211が記憶部221に格納させるSSIDと受信電界強度との組には、他の棚札から送信された電波に係るものなど、明らかに、客等の通信端末から送付されたものではないものも含まれ得る。S122の処理は、明らかに客等の通信端末から送付された電波に係るものではない、SSIDと受信電界強度との組を除外する趣旨で行われる。
処理部216は、S122の処理による判定結果がyesの場合はS123の処理を行う。
一方、処理部216は、S122の処理による判定結果がnoの場合はS124の処理を行う。
処理部216は、S123の処理を行う場合は、同処理として、棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組を、通信部211に、サーバ311へ送信させる。ここで、棚札IDは、記憶部221が予め保持する棚札201の棚札IDである。また、SSID及び受信電界強度は、直近のS122の処理により客等の携帯端末からの電波に係るものであることを判定したSSID及び受信電界強度である。また、送信時刻は、これらの組をサーバ311に向けて送信する時刻である。
そして、処理部216は、S124の処理として、図8に表す処理を終了するかについての判定を行う。処理部216は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無を判定することにより行う。
処理部216は、S124の処理による判定結果がyesの場合は、図8に表す処理を終了する。
一方、処理部216は、S122の処理による判定結果がnoの場合はS121の処理を再度行う。
図9は、図1に表すサーバ311が行う、各棚札から送付された、棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組の格納処理を表す概念図である。
サーバ311は、例えば、外部からの開始情報の入力により図9に表す処理を開始する。
そして、サーバ311は、S201の処理として、棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組を受信したかについての判定を行う。サーバ311は、例えば、予め想定され得る棚札IDからなる棚札ID群を保持している。その場合、サーバ311は、送付された情報に、棚札ID群に含まれる棚札IDが含まれるか否かを判定することによりS201の処理を行う。
サーバ311は、S201の処理による判定結果がyesの場合は、S202の処理を行う。
一方、サーバ311は、S201の処理による判定結果がnoの場合はS201の処理を再度行う。
サーバ311は、S202の処理を行う場合は同処理として、S201の処理により受信したことを判定した棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組を、格納する。
そして、サーバ311は、S203の処理として、図9に表す処理を終了するかについての判定を行う。サーバ311は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無を判定することにより行う。
サーバ311は、S203の処理による判定結果がyesの場合は、図9に表す処理を終了する。
一方、サーバ311は、S203の処理による判定結果がnoの場合はS201の処理を再度行う。
図10は、図9に表す処理によりサーバ311が格納した、棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組からなる組群から、サーバ311が、店舗等内の無線端末の移動経路を推定する処理の処理フロー例を表す概念図である。
サーバ311は、例えば、外部からの開始情報の入力により、図10に表す処理を開始する。
そして、サーバ311は、S301の処理として、S302の処理がまだ行われていないSSIDを含む、棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組を格納しているかについての判定を行う。サーバ311は、例えば、S301の処理に先立ち、保持しているSSIDのリストを作成しているものとする。その場合、サーバ311は、S302の処理を行うと、S302の処理に係るSSIDについて同処理を行った旨を表す情報を当該リストに追加する。そして、サーバ311は、当該リストを参照することにより、S301の処理を行う。
サーバ311は、S301の処理による判定結果がyesの場合は、S302の処理を行う。
一方、サーバ311は、S301の処理による判定結果がnoの場合は、図10に表す処理を終了する。
サーバ311は、S302の処理を行う場合は、同処理として、S302の処理が行われていない、保持している、棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組に含まれるSSIDを、一つ特定する。
そして、サーバ311は、S303の処理として、送信時刻tにTを代入する。ここで、図10に表す処理は送信時刻TからTまでの、棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組について行われるものとする。送信時刻T及びTの値は、サーバ311が、図10に表す処理の前から保持しているものとする。送信時刻Tは、後述のS307の処理において用いられる。
そして、サーバ311は、S304の処理として、送信時刻がtからt+ΔTの間の、S302の処理により特定したSSIDを含む、棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組を読み出す。
そして、サーバ311は、S305の処理として、S304の処理により読み出した棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組に含まれる受信電界強度から、そのSSIDに係る携帯端末の位置を導出する。サーバ311は、例えば、各棚札が取得する受信電界強度の組合せとその組合せに係る電波を放出する携帯端末の位置との相関を表す相関情報を保持している。当該相関情報は、例えば、店舗等内を、携帯端末を保持する測定者が移動して、別途取得した位置情報と前記組合せとから取得し得る。そして、サーバ311は、各棚札から動作時に送付された前記組合せとその相関情報とから、携帯端末の位置を導出する。
次に、サーバ311は、S306の処理として、S305の処理により導出した位置と、S305に用いられた棚札IDとSSIDと受信電界強度と送信時刻との組に含まれるSSID及び送信時刻との組を、格納する。
そして、サーバ311は、S307の処理として、送信時刻tの値が、前述のTより大きいかについての判定を行う。
サーバ311は、S307の処理による判定結果がnoの場合は、S308の処理を行う。
一方、サーバ311は、S307の処理による判定結果がyesの場合は、S301の処理を再度行う。
サーバ311は、S308の処理を行う場合は、同処理として、送信時刻tに前述のΔTを加算する。そして、サーバ311は、S304の処理を再度行う。
[効果]
本実施形態の棚札システムは、サーバが、各棚札から送付された、SSIDと受信電界強度とにより、そのSSIDを含む電波を放出する携帯端末の移動経路を導出する。当該携帯端末は、それを保持する客等と共に移動することが想定される。従い、携帯端末の移動経路は客等の移動経路とみなし得る。そのため、本実施形態の棚札システムは、棚札により、客等の移動経路を導出し得る。
ここで、棚札は、もともと、棚に置かれる商品等の内容を説明するために設置されるものである。そのため、当該棚札システムは、特許文献1に表すシステムのように、携帯端末の移動経路を特定するための設備を別に設置しなくても、携帯端末の移動経路を推定することが可能である。そのため、当該棚札システムは、特許文献1に表すシステムと比較して、携帯端末の移動経路を特定するための設備の設置スペースを省略することができる。
さらに、棚札は、店舗等に多数がくまなく配置されるものである。従い、前記棚札システムは、多数の棚札からの情報により、客等の保持する形態端末の位置を推定し得る。従い、前記棚札システムは、上記に加えて、客等の移動経路の導出精度を向上し得る。
<第二実施形態>
第二実施形態は、客等が棚札の表示が表す商品の前に立ったか等の情報を取得し得る棚札システムに関する実施形態である。
[構成と動作]
第二実施形態の棚札システムは、以下の説明が、第一実施形態の棚札システムと異なる。以下の説明と第一実施形態との説明が異なる場合は、以下の説明を優先する。
図11は、第二実施形態の棚札の例である棚札201の構成を表す概念図である。また、図12は、棚札201の正面の概観を表す図である。また、図13は、棚札201を図12に表す線901aで切断した場合を想定した断面図である。
棚札201は、図5に表す第一実施形態の棚札201が備える構成に加えて、人感センサ226を備える。
人感センサ226は一般的なものである。人感センサ226は、棚札201の正面である図13に表す矢印906aの向きに所定の信号を放出する。当該正面は、図2に表す通路109に向けて設置されることが想定された面である。また、前記信号は、周知のように赤外線等の光や超音波等の音である。人感センサ226は、放出した信号の反射信号の強度を測定するための図示しない測定部を備える。当該強度は、棚札201の前(図13参照)に人が立つと予め設定された閾値を超える。人感センサ226は、反射信号の強度がその閾値を超えたか否かを表す情報である人感情報を、格納する時刻と共に、記憶部221に格納させる。人感情報は、その時刻に、棚札201の前に人が立ったか否かを表す情報である。
処理部216は、棚札IDと、SSIDと、受信電界強度と、送信時刻との組を、通信部211に、サーバ311へ送付させる際に、当該組に、直近の人感情報を含める。
サーバ311は、各棚札から、棚札IDと、SSIDと、受信電界強度と、送信時刻と、人感情報との組が送付されると、当該組を格納する。
そして、サーバ311は、ある程度前記組の格納数が増えた所定の時点において、棚札IDごとに、過去の所定の期間に各棚札から送付を受けた人感情報が棚札201の前に人が立ったことを表す前記組の数を集計し、出力する。
当該集計情報を見た者は、集計情報により、例えば、ある棚札が表す商品等が、客等にとって、どのくらい人気があるものであったか等の情報を取得し得る。
図11に表す処理部216が行う、客等の携帯端末からの電波のSSID及び受信電界強度のサーバ311への送信に係る処理の処理フロー例は、図8のS123の処理を、図14に表すS123aの処理で置き換えたものである。
図14は、図8に表すS123の処理を置き換える処理を表す概念図である。
処理部216は、図8に表すS122の処理の次にS123aの処理として、
棚札IDとSSIDと受信電界強度と直近の人感情報と、送信時刻との組を、通信部211にサーバ311へ送信させる。ここで、棚札IDは、記憶部221が予め保持する棚札201の棚札IDである。また、SSID及び受信電界強度は、直近のS122の処理により客等の携帯端末からの電波に係るものであることを判定したSSID及び受信電界強度である。また、送信時刻は、これらの組をサーバ311に向けて送信する時刻である。
そして、処理部216は、図8に表すS124の処理を行う。
図1に表す本実施形態のサーバ311が行う、取得したSSID等の格納処理の処理フローは、図10に表す処理のS306の処理を、図15に表す処理で置き換えたものである。
図15は、図10に表すS306の処理を置き換える処理を表す概念図である。
サーバ311は、図10に表すS305の処理の次に、S306aの処理として、導出した位置と、S305に用いられた棚札IDとSSIDと受信電界強度と、人感情報と、送信時刻との組に含まれるSSID、人感情報及び送信時刻の組を、格納する。
そして、サーバ311は、図10に表すS307の処理を行う。
本実施形態の棚札は複数の異なる向きについての検知を行う人感センサを備えていても構わない。
図16及び図17は、複数の異なる向きについての検知を行う人感センサを備える棚札の例である棚札201を表すイメージ図である。図16は、棚札の正面を表すイメージ図である。当該正面は、図2に表す通路109に向けて設置されることが想定された面である。また、図17は、棚札を図16に表す線901aで切断した場合を想定した断面図である。
棚札201は、図6に表す第一実施形態の棚札201が備える構成に加えて、人感センサ226a及び226bを備える。人感センサ226a及び226bは、図11に表す人感センサ226である。
人感センサ226aは、図17中、「前」で示した方向に物が存在するかについての情報を検知する。棚札201の前に物が存在することは、多くの場合は、棚札201の前に人が立ったことに相当する。
一方、人感センサ226bは、棚札201の上方に物が存在するかについての情報を検知する。棚札201の上方に物が存在することは、多くの場合、人が、棚札201後方に置かれている棚札201の表示が表す商品等に手を伸ばした結果、その人の腕が人感センサ226bにより検知されたことを意味する。そして、人がその商品等に手を伸ばしたということは、その人がその商品を実際に購入等したかは別として、多くの場合、その商品に強い興味を示したことを表す。人感センサ226bが検知した情報は、人感センサ226aが検知した情報と共に、図11に表す人感センサ226の検知した人感情報として、処理部216及び通信部211により、図1に表すサーバ311へ送付される。各棚札から送付された当該人感情報は、サーバ311により、人感センサ226a及び226bの各々について、棚札ごとの、人が検知された回数が集計され、表示等の出力が行われる。
これにより、当該出力に係る出力結果を受けた者は、棚札の各々の表示が表す商品の注目度等を知ることができる。
人感センサ226は、棚札201の上面に設置されていても構わない。
図18及び図19は、人感センサが上面に設置された棚札の例である棚札201を表すイメージ図である。
図18は、棚札201の正面を表すイメージ図である。当該正面は、図2に表す通路109に向けて設置されることが想定された面である。また、図19は、棚札を図18に表す線901aで切断した場合を想定した断面図である。
図18及び図19に表す棚札201は、人感センサ226bが、棚札201の上面部分に設置されている点が図16及び図17に表す棚札201と異なる。この点を除き、図18及び図19に表す棚札201の説明は、図16及び図17に表す棚札201の説明と同じであり、同様の効果を奏する。
図11に表す棚札201として図16及び17又は図18及び19に表すものを用いた、処理部216が行うサーバ311への送信に係る処理の処理フロー例は、図8のS123を図14のS123bで置き換えたものである。
図20は、図8に表すS123の処理を置き換える処理を表す概念図である。
処理部216は、図8に表すS122の処理の次にS123bの処理として、
棚札IDとSSIDと受信電界強度と直近の人感情報と、送信時刻との組を、通信部211にサーバ311へ送信させる。当該人感情報には、図16及び17又は図18及び19に表す人感センサ226aが検知する第一人感情報と人感センサ226bが検知する第二人感情報とが含まれる。また、棚札IDは、記憶部221が予め保持する棚札201の棚札IDである。また、SSID及び受信電界強度は、直近の図8に表すS122の処理により客等の携帯端末からの電波に係るものであることを判定したSSID及び受信電界強度である。また、送信時刻は、これらの組をサーバ311に向けて送信する時刻である。
そして、処理部216は、図8に表すS124の処理を行う。
図21は、図20に表すS126bの処理により各棚札から送付を受けた第二人感情報を、図1に表す第二実施形態のサーバ311が集計する処理を表す処理フロー例である。
サーバ311は、例えば、外部からの開始情報の入力により、図21に表す処理を開始する。
そして、サーバ311は、S401の処理として、作業者等により対象期間が入力されたかについての判定を行う。当該対象期間は、S402の処理により特定する組に含まれる送信時刻に関する期間である。
サーバ311は、S401の処理による判定結果がyesの場合は、S402の処理を行う。
一方、サーバ311は、S401の処理による判定結果がnoの場合は、S401の処理を再度行う。
サーバ311は、S402の処理を行う場合は、同処理として、図11に表す記憶部221が保持している棚札IDとSSIDと受信電界強度と人感センサ情報と送信時刻の組から、送信時刻が前記対象期間に属するものを特定する。
そして、サーバ311は、S403の処理として、S402の処理により特定した組の棚札IDに、S404の処理が未処理のものがあるかについての判定を行う。サーバ311は、例えば、S403の処理に先立ち、例えば、保持しているS403の処理により特定した組に含まれる棚札IDのリストを作成しているものとする。その場合、サーバ311は、S403の処理を行うと、S403の処理に係る棚札IDについて同処理を行った旨を表す情報を当該リストに追加する。そして、サーバ311は、当該リストを参照することにより、S403の処理を行う。
サーバ311は、S403の処理による判定結果がyesの場合は、S404の処理を行う。
一方、サーバ311は、S403の処理による判定結果がnoの場合は、S407の処理を行う。
サーバ311は、S404の処理を行う場合は、同処理として、S404の処理が未処理の棚札IDを一つ特定する。
そして、サーバ311は、S405の処理として、その棚札IDが含まれ、第二人感情報がyesの組の数を数える。ここで、第二人感情報がyesということは、図16及び図17、又は、図18及び図19に表す人感センサ226bがものの存在を検知したことを表す。当該ものは、多くの場合、その棚札の後方に置かれた物に手を伸ばした人の手や腕である。
そして、サーバ311は、S406の処理として、S404の処理により特定した棚札IDとS405の処理により数えた組の数との組合せを、記憶部221に格納させる。
そして、サーバ311は、S403の処理を再度行う。
サーバ311は、S407の処理を行う場合は、同処理として、S402の処理により特定した各棚札IDについて、棚札ID、その棚札IDの棚札が表す物の内容及び第二人感センサ情報がyesである組の数を表示する。当該第二人感センサ情報がyesである組の数は、サーバ311が、S406の処理により格納したものである。サーバ311は、当該表示のための表示部を備えているものとする。
そして、サーバ311は、図21に表す処理を終了する。
[効果]
第二実施形態の棚札システムは、第一実施形態の棚札システムが備える構成を備え、第一実施形態の棚札システムと同様の効果を奏する。
第二実施形態の棚札システムは、それに加え、各棚札が人感センサを備え、その棚札の前に人が立った頻度やその棚札の後方に置かれた物に手をかざした頻度を検知する。その棚札の前に人が立った頻度やその棚札の後方に置かれた物に手をかざしたかの情報は、その棚札の表示する物の客等に取っての関心の程度を表す。第二実施形態の棚札システムは、当該情報を各棚札について集計し表示する。これにより、第二実施形態の棚札システム、各棚札が表示する物の客等にとっての関心の程度を利用者が知ることを可能にする。
図22は、各実施形態のサーバを実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を表す概念図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94、不揮発性記憶装置95及びドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態のサーバが、有線あるいは/及び無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、サーバを、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、例えば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、例えば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、例えば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、例えば、図22に例示した情報処理装置90によりサーバを構成し、このサーバに対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、サーバに対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、サーバのすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、サーバの出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用してサーバ内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
図23は、実施形態の棚札システムの最小限の構成である棚札システムを表すブロック図である。
棚札システム100xは、棚札201xと情報処理装置311xとを備える。
棚札201xは、取得部211axと、送信部211bxとを備える。
表示部206xは、表示対象情報を表示する。
取得部211axは、無線端末が放出する電波を受信し前記受信に係る受信電界強度を求める。
送信部211bxは、前記受信電界強度を送信する。
情報処理装置311xは、前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する。
棚札システム100xにおいては、棚札201xが、情報処理装置311xが前記無線端末の位置を導出するために用い得る受信電界強度を取得し、送信する。そのため、棚札システム100xにおいては、前記無線端末の位置を導出するための受信電界強度を取得し、情報処理装置311xへ送付する通信装置を別途設置する必要がない。そのため、棚札システム100xは、無線端末の位置を特定するために必要な通信装置の設置スペースを省略し得る。
そのため、棚札システム100xは、前記構成により、[発明の効果]の項に記載した効果を奏する。
なお、図23に表す棚札システム100xは、例えば、図1及び図3に表す棚札システム100である。また、棚札201xは、例えば、図1、図3及び図4に表す棚札201a乃至201zzz、図2に表す棚札201a乃至201f、図5乃至図7、図11乃至図13、図16及び図17又は図18及び図19に表す棚札201である。また、表示部206xは、図5及び図6、図11乃至図13、図16及び図17、又は、図18及び図18に表す表示部206である。また、取得部211axは、例えば、図5又は図11に表す通信部211の無線端末が放出する電波の受信電界強度を取得する部分である。また、送信部211bxは、図5又は図11に表す通信部211の前記受信電界強度を情報処理装置311xへ送付する部分である、また、情報処理装置311xは、例えば、図1及び図3に表す情報処理装置311xである。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で更なる変形、置換、調整を加えることができる。例えば、各図面に示した要素の構成は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
また、前記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記述され得るが、以下には限られない。
(付記1)
無線端末が放出する電波を受信し前記受信に係る受信電界強度を求める取得部と、
前記受信電界強度を送信する送信部と、
を含む棚札と、
前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する情報処理装置と、
を備える、棚札システム。
(付記2)
前記取得部は、さらに前記電波に含まれる識別情報を取得し、
前記送信部は、さらに、前記識別情報を前記情報処理装置へ送信し、
前記情報処理装置は、前記受信電界強度から前記識別情報が表す前記無線端末の位置を導出する、付記1に記載された棚札システム。
(付記3)
前記識別情報が、前記電波に含まれるService Set IDentifierである、付記2に記載された棚札システム。
(付記4)
前記棚札を複数備える、付記1乃至付記3のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
(付記5)
前記送信部は、さらに、前記棚札の識別子を前記情報処理装置へ送信し、
前記情報処理装置は、複数の前記識別子の前記棚札から送付された前記受信電界強度から前記導出を行う、付記1乃至付記3のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
(付記6)
前記情報処理装置は、前記位置の時間変化を出力する、付記1乃至付記4のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
(付記7)
前記棚札は、前記棚札の所定の向きに存在する者の有無を検出し得る検出部をさらに備え、
前記送信部は、さらに、前記検出部による検出情報を前記情報処理装置へ送信し、
前記情報処理装置は、前記棚札の各々についての前記検出の頻度を表す情報を出力する、
付記1乃至付記6のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
(付記8)
前記検出部は、前記棚札が棚に設置された場合の前記棚札の正面の向きの前記者についての前記検出を行い得る、付記7に記載された棚札システム。
(付記9)
前記検出部は、前記棚札が棚に設置された場合の前記棚札の上方の向きの前記者についての前記検出を行い得る、付記7に記載された棚札システム。
(付記10)
前記検出部が人感センサである、付記7乃至付記9のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
(付記11)
前記表示対象情報がネットワークを介して送付される、付記1乃至付記10のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
(付記12)
前記ネットワークがインターネットである、付記11に記載された棚札システム。
(付記13)
前記表示対象情報が前記情報処理装置により送付される、付記1乃至付記12のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
(付記14)
前記無線端末が携帯端末である、付記1乃至付記13のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
(付記15)
前記表示が、前記棚札の後方に置かれた商品を表すものである、付記1乃至付記14のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
(付記16)
無線端末が放出する電波を受信し前記受信に係る受信電界強度を求める取得部と、
前記受信電界強度を送信する送信部と
を備える棚札。
(付記17)
表示対象情報を表示する棚札が送付した、所定の域内の無線端末が放出する電波の前記棚札における受信電界強度を受信する受信部と、
前記受信電界強度から導出した前記電波の放出元の位置を出力する導出部と、
を備える情報処理装置。
(付記18)
表示対象情報を表示する棚札が、所定の域内の無線端末が放出する電波に係る受信電界強度を取得し、
前記受信電界強度を情報処理装置へ送付し、
前記情報処理装置が、前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する、
位置導出方法。
(付記19)
表示対象情報を表示する棚札が送付した、所定の域内の無線端末が放出する電波の前記棚札における受信電界強度を受信し、
前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する、
位置導出方法。
(付記20)
表示対象情報を表示する棚札が送付した、所定の域内の無線端末が放出する電波の前記棚札における受信電界強度を受信する処理と、
前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する処理と、
をコンピュータに実行させる位置導出プログラム。
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体
100、100x 棚札システム
101 店舗等
106a乃至106r 棚
109 通路
111a乃至111f 商品群
201、201a乃至201f、201zzz、201x 棚札
206、206x 表示部
209 筐体
211 通信部
211ax 取得部
211bx 送信部
216 処理部
221 記憶部
226、226a、226b 人感センサ
301 無線ルータ
306 インターネット
311 サーバ
401、401a、401b 携帯端末
406、406a、406b 客等
901a、906a、906b 矢印

Claims (10)

  1. 無線端末が放出する電波を受信し前記受信に係る受信電界強度を求める取得部と、
    前記受信電界強度を送信する送信部と、
    を含む棚札と、
    前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する情報処理装置と、
    を備える、棚札システム。
  2. 前記取得部は、さらに前記電波に含まれる識別情報を取得し、
    前記送信部は、さらに、前記識別情報を前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報処理装置は、前記受信電界強度から前記識別情報が表す前記無線端末の位置を導出する、請求項1に記載された棚札システム。
  3. 前記送信部は、さらに、前記棚札の識別子を前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報処理装置は、複数の前記識別子の前記棚札から送付された前記受信電界強度から前記導出を行う、請求項1又は請求項2に記載された棚札システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記位置の時間変化を出力する、請求項1乃至請求項3のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
  5. 前記棚札は、前記棚札の所定の向きに存在する者の有無を検出し得る検出部をさらに備え、
    前記送信部は、さらに、前記検出部による検出情報を前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報処理装置は、前記棚札の各々についての前記検出の頻度を表す情報を出力する、
    請求項1乃至請求項4のうちのいずれか一に記載された棚札システム。
  6. 前記検出部は、前記棚札が棚に設置された場合の前記棚札の上方の向きの前記者についての前記検出を行い得る、請求項5に記載された棚札システム。
  7. 無線端末が放出する電波を受信し前記受信に係る受信電界強度を求める取得部と、
    前記受信電界強度を送信する送信部と
    を備える棚札。
  8. 棚札が送付した、所定の域内の無線端末が放出する電波の前記棚札における受信電界強度を受信する受信部と、
    前記受信電界強度から導出した前記電波の放出元の位置を出力する導出部と、
    を備える情報処理装置。
  9. 棚札が送信した、所定の域内の無線端末が放出する電波の前記棚札における受信電界強度を受信し、
    前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する、
    位置導出方法。
  10. 棚札が送付した、所定の域内の無線端末が放出する電波の前記棚札における受信電界強度を受信する処理と、
    前記受信電界強度から導出した前記無線端末の位置を出力する処理と、
    をコンピュータに実行させる位置導出プログラム。
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