JP2020078094A - 基地局能力を示すための方法および装置 - Google Patents

基地局能力を示すための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基地局能力を示すための方法および装置を提供すること。【解決手段】本発明の実施形態は、基地局能力を示すための方法および装置を提供し、通信分野に関連して、基地局が第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張の能力をサポートしているかどうかを示し、それによってUEは、UEの要件が、基地局によってサポートされる能力に合っている場合にのみ基地局にアクセスして、第1のタイプのUEのパワー消費を低減する。この方法は、基地局によって、第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するステップであって、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される、ステップを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、通信分野に関し、詳細には、基地局能力を示すための方法および装置に関する。
既存の通信システムにおいては、ユーザ機器UEの数量が多いので、システム消費を低減するために、いくつかの複雑さの低いおよび低コストのUEが提唱されている。複雑さの低いおよび低コストのUEによって使用されるテクノロジーは主に、単一の受信アンテナ、UEによってサポートされる最大送信ブロックのサイズを低減すること、半二重、UEによってサポートされる受信信号および送信信号の帯域幅を低減すること、UEの最大送信パワーを低減すること、UEによってサポートされるダウンリンク送信モードを低減することなどである。
既存の通信システムにおいては、いくつかの基地局は、複雑さの低い(または低コストの)UEをサポートしている一方で、いくつかの基地局は、複雑さの低いUEをサポートしておらず、いくつかの基地局は、カバレッジ拡張をサポートしている一方で、いくつかの基地局は、カバレッジ拡張をサポートしていない。UEは、基地局が複雑さの低いUEをサポートしているかどうか、または基地局がカバレッジ拡張をサポートしているかどうかを知ることができない。したがってUEは、基地局にアクセスすることを盲目的に試みる。基地局が複雑さの低いUEをサポートしていない、またはカバレッジ拡張をサポートしていない場合には、UEは、基地局にアクセスすることを試みるプロセスにおいてUEのパワーを消費し、UEのパワーの浪費を引き起こす。
本発明の実施形態は、基地局能力を示すための方法および装置を提供して、基地局が第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張の能力をサポートしているかどうかを示し、それによってUEは、UEの要件が、基地局によってサポートされる能力に合っている場合にのみ基地局にアクセスして、第1のタイプのUEのパワー消費を低減する。
前述の目的を達成するために、下記の技術的なソリューションが、本発明の実施形態において使用される。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、基地局能力を示すための方法を提供し、この方法は、基地局によって、第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するステップであって、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される、ステップを含み、
基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実施態様においては、
第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または
第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第2の可能な実施態様においては、第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実施態様においては、第1の情報が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、
第1の情報によって示される基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実施態様、および第1の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実施態様においては、第1の情報は、1つのビットを含み、
その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態であり、または
そのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用され、または
その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用され、または
その1つのビットの1つの状態は、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態である。
第1の態様、および第1の態様の第1の可能な実施態様から第1の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第5の可能な実施態様においては、第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。
第1の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第6の可能な実施態様においては、第1の情報は、第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、その情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである。
第1の態様、または第1の態様の第1の可能な実施態様から第1の態様の第6の可能な実施態様のうちのいずれか1つに関連して、第1の態様の第7の可能な実施態様においては、第1のタイプのUEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、特定の周波数幅は、搬送波の帯域幅未満である。
第2の態様によれば、本発明の実施形態は、基地局能力を示すための方法を提供し、この方法は、ユーザ機器UEによって、基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手するステップであって、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される、ステップを含み、
基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含み、この方法は、
UEによって、第1の情報ブロック内に担持される第1の情報に従って基地局の能力を決定するステップを含む。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実施態様においては、
第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または
第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第2の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実施態様においては、第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含む。
第2の態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実施態様においては、第1の情報が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、
第1の情報によって示される基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第2の態様、第1の態様の第1の可能な実施態様、または第2の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第4の可能な実施態様においては、第1の情報は、1つのビットを含み、
その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態であり、または
そのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用され、または
その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用され、または
その1つのビットの1つの状態は、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態である。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実施態様から第2の態様の第4の可能な実施態様のうちのいずれか1つに関連して、第2の態様の第5の可能な実施態様においては、第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。
第2の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第6の可能な実施態様においては、第1の情報は、第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、その情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実施態様から第2の態様の第6の可能な実施態様のうちのいずれか1つに関連して、第2の態様の第7の可能な実施態様においては、この方法は、
UEによって、UEのアクセス要件を決定するステップをさらに含み、UEによって、第1の情報ブロック内に担持される第1の情報に従って基地局の能力を決定するステップ、およびUEによって、UEのアクセス要件を決定するステップの後に、この方法は、UEによって、基地局の能力がUEのアクセス要件に合っているかどうかを決定するステップと、UEによって、基地局の能力がUEのアクセス要件に合っている場合には基地局にアクセスするステップ、またはUEによって、基地局の能力がUEのアクセス要件に合っていない場合には基地局にアクセスすることを省略するステップとをさらに含む。
第2の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第8の可能な実施態様においては、UEが第1のタイプのUEであり、かつUEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、
チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、UEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
チャネル品質パラメータがプリセットしきい値よりも大きいならば、UEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしていることである。
第2の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第9の可能な実施態様においては、UEが第1のタイプのUEであり、かつUEがカバレッジ拡張をサポートしていない場合には、UEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしていることである。
第2の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第10の可能な実施態様においては、UEが第1のタイプのUEではなく、かつUEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、
チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、UEのアクセス要件は、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実施態様から第2の態様の第10の可能な実施態様のうちのいずれか1つに関連して、第2の態様の第11の可能な実施態様においては、第1のタイプのUEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、その特定の周波数幅は、搬送波の帯域幅未満である。
第3の態様によれば、本発明の実施形態は、基地局を提供し、この基地局は、
第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するように構成されている送信モジュールを含み、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用され、
基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含む。
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実施態様においては、
第1の情報が、送信モジュールが第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または
第1の情報が、送信モジュールが第1のSIBを送信することを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第3の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第2の可能な実施態様においては、第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含む。
第3の態様に関連して、第3の態様の第3の可能な実施態様においては、第1の情報が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、
第1の情報によって示される基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、および第3の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第4の可能な実施態様においては、第1の情報は、1つのビットを含み、
その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態であり、または
そのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用され、または
その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用され、または
その1つのビットの1つの状態は、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態である。
第3の態様、および第3の態様の第1の可能な実施態様から第3の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第5の可能な実施態様においては、
第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。
第3の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第6の可能な実施態様においては、第1の情報は、第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、その情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実施態様から第3の態様の第6の可能な実施態様のうちのいずれか1つに関連して、第3の態様の第7の可能な実施態様においては、第1のタイプのUEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、その特定の周波数幅は、搬送波の帯域幅未満である。
第4の態様によれば、本発明の実施形態は、UEを提供し、このUEは、
基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手するように構成されている入手モジュールを含み、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用され、
基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含み、このUEは、
入手モジュールによって入手された第1の情報ブロック内に担持される第1の情報に従って基地局の能力を決定するように構成されている決定モジュールを含む。
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実施態様においては、
第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または
第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第4の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第2の可能な実施態様においては、第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含む。
第4の態様に関連して、第4の態様の第3の可能な実施態様においては、第1の情報が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、
第1の情報によって示される基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、または第4の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第4の可能な実施態様においては、第1の情報は、1つのビットを含み、
その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態であり、または
そのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用され、または
その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用され、または
その1つのビットの1つの状態は、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態である。
第4の態様、および第4の態様の第1の可能な実施態様から第4の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第5の可能な実施態様においては、
第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。
第4の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第6の可能な実施態様においては、第1の情報は、第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、その情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実施態様から第4の態様の第6の可能な実施態様のうちのいずれか1つに関連して、第4の態様の第7の可能な実施態様においては、決定モジュールは、このUEのアクセス要件を決定するようにさらに構成されており、
このUEは、基地局の能力がこのUEのアクセス要件に合っているかどうかを決定するように構成されている判定モジュールと、基地局の能力がこのUEのアクセス要件に合っている場合にはこのUEが基地局にアクセスすることを可能にするか、または基地局の能力がこのUEのアクセス要件に合っていない場合にはこのUEが基地局にアクセスしないことを可能にするように構成されている実行モジュールとをさらに含む。
第4の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第8の可能な実施態様においては、このUEが第1のタイプのUEであり、かつこのUEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、
チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、このUEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
チャネル品質パラメータがプリセットしきい値よりも大きいならば、このUEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしていることである。
第4の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第9の可能な実施態様においては、このUEが第1のタイプのUEであり、かつこのUEがカバレッジ拡張をサポートしていない場合には、このUEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしていることである。
第4の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第10の可能な実施態様においては、このUEが第1のタイプのUEではなく、かつこのUEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、
チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、このUEのアクセス要件は、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実施態様から第4の態様の第10の可能な実施態様のうちのいずれか1つに関連して、第4の態様の第11の可能な実施態様においては、第1のタイプのUEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、その特定の周波数幅は、搬送波の帯域幅未満である。
本発明の実施形態において提供される、基地局能力を示すための方法および装置は、基地局によって、第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するステップであって、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される、ステップを含み、基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
前述の実施形態の記述に基づいて、本発明の実施形態において提供される、基地局能力を示すための方法および装置を用いて、基地局が、第1の情報ブロックをUEへ送信し、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用されて、基地局が第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張の能力をサポートしているかどうかを示し、それによってUEは、UEの要件が、基地局によってサポートされる能力に合っている場合にのみ基地局にアクセスして、第1のタイプのUEのパワー消費を低減する。
本発明の実施形態における、または従来技術における技術的な解決手法をより明確に記述するために、以下では、それらの実施形態または従来技術について記述するために必要とされる添付の図面について簡単に記述する。明らかに、以下の記述における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しているにすぎず、当業者なら、それでもなお、創造的な取り組みなしにこれらの添付の図面からその他の図面を導き出し得る。
本発明の実施形態による、基地局能力を示すための方法の概略フローチャート1である。 本発明の実施形態による、基地局能力を示すための方法の概略フローチャート2である。 本発明の実施形態による、基地局能力を示すための方法の概略フローチャート3である。 本発明の実施形態による基地局の概略構造図である。 本発明の実施形態によるUEの概略構造図1である。 本発明の実施形態によるUEの概略構造図2である。
以降では、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的な解決手法について明確にかつ完全に記述する。明らかに、記述されている実施形態は、本発明の実施形態のうちのいくつかにすぎず、すべてではない。当業者によって本発明の実施形態に基づいて創造的な取り組みなしに入手されるその他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
実施形態1
本発明の実施形態は、基地局能力を示すための方法を提供する。図1において示されているように、この方法は、下記を含む。
S101: 基地局が、第1の情報ブロックをUEへ送信し、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される。
基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
あるいは、基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、または基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含む。
第1のタイプのUEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、その特定の周波数幅は、搬送波の帯域幅未満である。第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。既存のLTEシステムにおいては、UEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックは、MIBである。
基地局は、第1の情報ブロックをUEへ送信し、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される。具体的には、第1の情報ブロックがMIBである旨を含む記述が提供される。MIBにおいては、1つのビットが、第1の情報を担持する。その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態であり、またはそのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用される。
たとえば、MIBにおける1つのビットにおける情報が0である場合には、それは、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示し、MIBにおける1つのビットにおける情報が1である場合には、それは、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示している。第1のタイプのUEが、基地局によって送信されたMIBを受信し、そのMIBにおいてプリセットされている1つのビットが0である場合には、第1のタイプのUEによって基地局にアクセスすることを盲目的に試みることによってもたらされるパワー消費を低減するために、第1のタイプのUEは基地局にアクセスしないということが理解されることが可能である。第1のタイプのUEが基地局のMIBを受信し、そのMIBにおいてプリセットされている1つのビットが1である場合には、そのビットが1であるということが、基地局が第1のタイプのUEをサポートしており、かつカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために定義されているならば、第1のタイプのUEは、基地局にアクセスする。そのビットが1であるということが、基地局が第1のタイプのUEをサポートしており、かつカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために、または基地局が第1のタイプのUEをサポートしておらず、かつカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために定義されているならば、第1のタイプのUEは、UEの要件が、基地局によって提供される能力と同じであるかどうかを決定する。UEの要件が、基地局によって提供される能力と同じである場合には、第1のタイプのUEは、基地局にアクセスする。UEの要件が、基地局によって提供される能力と同じでない場合には、第1のタイプのUEは、基地局にアクセスしない。第1のタイプのUEが、MIBにおける1つのビットにおける情報に従って、基地局によって提供される能力がUEの要件と同じであるかどうかを決定することができない場合には、第1のタイプのUEは、基地局にアクセスすることを試みるということも言及されるべきである。たとえば、MIBにおいてプリセットされている1つのビットが1であるということが、基地局が第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張のうちの少なくとも1つをサポートしていることを示しており、かつ第1のタイプのUEの要件がカバレッジ拡張である場合には、第1のタイプのUEは、MIBにおける1つのビットにおける情報の表示に従って、基地局がカバレッジ拡張をサポートしているかどうかを決定することができない。したがって、第1のタイプのUEは、通信を実行するために基地局にアクセスすることを試みる。
MIBにおけるビットが0または1である場合には、示される情報はプリセットされているということが理解されることが可能である。具体的には、MIBにおけるビットが0または1であるということが別々にどの情報を示すかは、本発明においては限定されない。
さらに、たとえば、第1の情報は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、または基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用され、第1のSIBは、第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含む。
たとえば、第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信しないことを示している場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信することを示している場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含む。
たとえば、第1のSIBは、1つのSIBを含み、その1つのSIBは、マシンタイプ通信SIBであり得る。マシンタイプ通信SIBは、第1のタイプのUEによって共有されるシステム情報、および基地局のカバレッジ拡張を構成するために使用される。マシンタイプ通信SIBが通常のシステムカバレッジに適用されることが可能であるケースにおいては、第1のタイプのUEおよび別のタイプのUEの両方が、マシンタイプ通信SIBおよびカバレッジ拡張SIBを受信することができる。
たとえば、MIBにおける1つのビットが0である場合には、それは、基地局がマシンタイプ通信SIBを送信しないことを示している。MIBにおける1つのビットが1である場合には、それは、基地局がマシンタイプ通信SIBを送信することを示している。基地局がマシンタイプ通信SIBを送信するかどうかは、基地局能力に関連付けられている。基地局がマシンタイプ通信SIBを送信しない場合には、それは、基地局が複雑さの低いUEをサポートしていないこと、およびカバレッジ拡張をサポートしていないことを示している。基地局がマシンタイプ通信SIBを送信する場合には、それは、基地局が複雑さの低いUEをサポートしていることを示しているか、または基地局が複雑さの低いUEをサポートしており、かつカバレッジ拡張をサポートしていることを示している。
たとえば、第1のSIBが2つのSIBを含むということは、第1のSIBがマシンタイプ通信SIBおよびカバレッジ拡張SIBであり得るということである。カバレッジ拡張SIBは、システムのカバレッジ拡張によって必要とされる特別なシステム情報を構成するために使用される。カバレッジ拡張SIBは、システムのカバレッジ拡張のために使用される。第1のタイプのUEおよび別のタイプのUEの両方が、カバレッジ拡張SIBを受信することができる。
さらに、たとえば、MIBにおける2つのビットにおける情報は、基地局がマシンタイプ通信SIBを送信するかどうか、およびカバレッジ拡張SIBを送信するかどうかを示すために使用される。MIBにおけるそれらの2つのビットは、既存のMIBにおける10個の予約ビットのうちのビットであり得る。具体的には、MIBにおけるそれらの2つのビットは、b0およびb1として別々にマークされる。基地局がマシンタイプ通信SIBを送信するかどうか、およびカバレッジ拡張SIBを送信するかどうかを示すためにb0およびb1に関して表1、表2、表3、および表4において示されているいくつかの表示方法があり、それぞれの表示様式によって表される基地局の能力も示されている。b0およびb1のうちのどちらのビットが上位ビットであるかは、本発明のこの実施形態においては限定されない。

または

または

または

さらに、たとえば、第1の情報が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、第1の情報によって示される基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1の情報が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、第1の情報は、第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである。
情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つである。
たとえば、基地局によって送信されるMIBまたはSIBは、しきい値パラメータを示すビット、ドメイン、または情報要素を含む。UEは、しきい値パラメータに従って、基地局にアクセスするかどうかを決定する。UEのチャネル品質を示すパラメータが、しきい値パラメータ以上である(またはそれよりも大きい)場合には、UEは基地局にアクセスする。そうでない場合には、UEは基地局にアクセスしない。
あるいは、基地局によって送信されるMIBまたはSIBは、しきい値パラメータおよびオフセットパラメータを示すビット、ドメイン、または情報要素を含む。UEは、しきい値パラメータおよびオフセットパラメータに従って、基地局にアクセスするかどうかを決定する。UEのチャネル品質を示すパラメータが、しきい値パラメータとオフセットパラメータとの合計(または差)以上である(またはそれよりも大きい)場合には、UEは基地局にアクセスする。そうでない場合には、UEは基地局にアクセスしない。
あるいは、基地局によって送信されるMIBまたはSIBは、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ、オフセットパラメータにおけるビット、ドメイン、または情報要素のうちの少なくとも1つを含む。カバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さは、同じであってもよく、または同じでなくてもよい。
UEは、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ、またはオフセットパラメータのうちの少なくとも1つに従って、基地局にアクセスするかどうかを決定する。UEは、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ、またはオフセットパラメータのうちの少なくとも1つに従って、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を決定することができる。基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度は、基地局によってサポートされる、チャネル品質を示すパラメータの範囲または最大値によって示される。UEのチャネル品質を示すパラメータが、基地局によってサポートされる、チャネル品質を示すパラメータの範囲内にあるか、または基地局によってサポートされる、チャネル品質を示すパラメータの最大値以下である場合には、UEは基地局にアクセスする。そうでない場合には、UEは基地局にアクセスしない。
たとえば、チャネル品質を示すパラメータが、PUSCHによって必要とされるカバレッジ拡張値である場合には、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量は3であり、それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さは5dBであり、オフセットパラメータは3dBである。複雑さの低いUEは、基地局によってサポートされるチャネル品質パラメータの最大値が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量3×それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ5+オフセットパラメータ3=18dBであるということを決定する。複雑さの低いUEのPUSCHによって必要とされるカバレッジ拡張値が18dBよりも大きい場合には、UEは基地局にアクセスしない。普通のUEは、基地局によってサポートされるチャネル品質パラメータの最大値が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量3×それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ5=15dBであるということを決定する。普通のUEのPUSCHによって必要とされるカバレッジ拡張値が15dBよりも大きい場合には、UEは基地局にアクセスしない。
この実施形態におけるSIBは、既存のLTEシステムにおける基地局によってサポートされるSIB1からSIB17、新たなSIBタイプ、マシンタイプ通信SIB、またはカバレッジ拡張SIBのうちの少なくとも1つである。
本発明のこの実施形態において提供される技術的なソリューションにおいては、基地局能力は、MIBにおいて示され、それによってUEは、基地局が第1のSIBを送信するかどうかを知って、第1のSIBの盲目的な検知を回避し、UEのパワー消費を低減する。本発明の実施形態1のソリューションにおいては、システムが複雑さの低いUEをサポートしておらず、かつカバレッジ拡張をサポートしていないことが、MIBにおける1つのビットを使用することによって直接にまたは間接的に示されて、MIBにおけるビットオーバーヘッドを低減する。
UEは、システムによってサポートされるカバレッジ拡張の程度を決定することができ、システムによってサポートされるカバレッジ拡張の程度に従って、システムにアクセスするかどうかを決定する。これは、システムによってサポートされるカバレッジ拡張の程度が実際にはUEの要件に達することができないことに起因した、UEによってシステムにアクセスするのを試みることのパワーの浪費を回避する。UEによって受信された情報が、システムがカバレッジ拡張をサポートしていないことを示しているだけである場合に、UEはシステムにアクセスしないが、実際にはUEは、何回か試みた後にシステムにアクセスしてもよく、UEがシステムにアクセスしないならば、UEは、システムによって提供されるサービスを十分に入手することができないという問題がさらに回避される。
本発明のこの実施形態において提供される、基地局能力を示すための方法は、基地局によって、第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するステップであって、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される、ステップを含み、基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
前述の実施形態の記述に基づいて、本発明のこの実施形態において提供される、基地局能力を示すための方法を用いて、基地局が、第1の情報ブロックをUEへ送信し、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用されて、基地局が第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張の能力をサポートしているかどうかを示し、それによってUEは、UEの要件が、基地局によってサポートされる能力に合っている場合にのみ基地局にアクセスして、第1のタイプのUEのパワー消費を低減する。
実施形態2
本発明の実施形態は、基地局能力を示すための方法をさらに提供する。図2において示されているように、図2は、この方法の概略フローチャートである。この方法は、下記のステップを含む。
S201: UEが、基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手する。
第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される。基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1のタイプのUEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、その特定の周波数幅は、搬送波の帯域幅未満である。第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。既存のLTEシステムにおいては、UEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックは、MIBである。
あるいは、基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、または基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含む。
UEは、基地局によって送信された第1の情報ブロックを受信し、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される。具体的には、第1の情報ブロックがMIBである旨を含む記述が提供される。MIBにおいては、1つのビットが、第1の情報を担持する。その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態であり(すなわち、そのビットの別の状態は、いかなる情報も示さず)、またはそのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用される。
第1の情報が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、第1の情報は、第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であるということに留意されたい。情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つである。
具体的には、どのようにして第1の情報が基地局の能力を示すかは、前述の実施形態における記述と同じであり、ここで再び詳細に記述されることはない。
S202: UEは、第1の情報ブロック内に担持される第1の情報に従って基地局の能力を決定する。
図3において示されているように、本発明の実施形態は、基地局能力を示すための別の方法をさらに提供する。この方法は、下記のステップを含む。
S301: UEが、基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手する。
S302: UEは、第1の情報ブロック内に担持される第1の情報に従って基地局の能力を決定する。
S303: UEは、UEのアクセス要件を決定する。
UEが第1のタイプのUEであり、かつUEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、UEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、またはチャネル品質パラメータがプリセットしきい値よりも大きいならば、UEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしていることである。
UEが第1のタイプのUEであり、かつUEがカバレッジ拡張をサポートしていない場合には、UEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしていることである。
UEが第1のタイプのUEではなく、かつUEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、UEのアクセス要件は、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
チャネル品質を示すパラメータは、基準信号受信パワー、基準信号受信品質、チャネル品質表示、制限されているチャネルによって必要とされるカバレッジ拡張値、物理アップリンク共有チャネルPUSCHによって必要とされるカバレッジ拡張値、カバレッジ拡張レベル、繰り返しレベル、プライマリー同期信号受信に関する組合せの時間、セカンダリー同期信号受信に関する組合せの時間、MIB受信に関する組合せの時間、プライマリー同期信号受信に関する試行の時間、セカンダリー同期信号受信に関する試行の時間、MIB受信に関する試行の時間、プライマリー同期信号受信に関する信号時間長、セカンダリー同期信号受信に関する信号時間長、またはMIB受信に関する信号時間長のうちの少なくとも1つを含む。
S302およびS303はシーケンスを有していないということが言及されるべきである。
S304: UEは、基地局の能力がUEのアクセス要件に合っているかどうかを決定する。
S305: UEは、基地局の能力がUEのアクセス要件に合っている場合には基地局にアクセスする。
S306: UEは、基地局の能力がUEのアクセス要件に合っていない場合には基地局にアクセスしない。
基地局によって送信されるMIBまたはSIBは、しきい値パラメータを示すビット、ドメイン、または情報要素を含む。UEは、しきい値パラメータに従って、基地局にアクセスするかどうかを決定する。UEのチャネル品質を示すパラメータが、しきい値パラメータ以上である(またはそれよりも大きい)場合には、UEは基地局にアクセスする。そうでない場合には、UEは基地局にアクセスしない。あるいは、基地局によって送信されるMIBまたはSIBは、しきい値パラメータおよびオフセットパラメータを示すビット、ドメイン、または情報要素を含む。UEは、しきい値パラメータおよびオフセットパラメータに従って、基地局にアクセスするかどうかを決定する。UEのチャネル品質を示すパラメータが、しきい値パラメータとオフセットパラメータとの合計(または差)以上である(またはそれよりも大きい)場合には、UEは基地局にアクセスする。そうでない場合には、UEは基地局にアクセスしない。あるいは、基地局によって送信されるMIBまたはSIBは、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ、オフセットパラメータにおけるビット、ドメイン、または情報要素のうちの少なくとも1つを含む。カバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さは、同じであってもよく、または同じでなくてもよい。
UEは、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ、またはオフセットパラメータのうちの少なくとも1つに従って、基地局にアクセスするかどうかを決定する。UEは、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ、またはオフセットパラメータのうちの少なくとも1つに従って、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を決定することができる。基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度は、基地局によってサポートされる、チャネル品質を示すパラメータの範囲または最大値によって示される。UEのチャネル品質を示すパラメータが、基地局によってサポートされる、チャネル品質を示すパラメータの範囲内にあるか、または基地局によってサポートされる、チャネル品質を示すパラメータの最大値以下である場合には、UEは基地局にアクセスする。そうでない場合には、UEは基地局にアクセスしない。
この実施形態においては、チャネル品質を示すパラメータが、PUSCHによって必要とされるカバレッジ拡張値である場合には、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量は3であり、それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さは5dBであり、オフセットパラメータは3dBである。複雑さの低いUEは、基地局によってサポートされるチャネル品質パラメータの最大値が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量3×それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ5+オフセットパラメータ3=18dBであるということを決定する。複雑さの低いUEのPUSCHによって必要とされるカバレッジ拡張値が18dBよりも大きい場合には、UEは基地局にアクセスしない。普通のUEは、基地局によってサポートされるチャネル品質パラメータの最大値が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量3×それぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するステップ長さ5=15dBであるということを決定する。普通のUEのPUSCHによって必要とされるカバレッジ拡張値が15dBよりも大きい場合には、UEは基地局にアクセスするのをやめる。
この実施形態におけるSIBは、既存のLTEシステムによってサポートされるSIB1からSIB17、新たなSIBタイプ、マシンタイプ通信SIB、またはカバレッジ拡張SIBのうちの少なくとも1つである。
本発明のこの実施形態において提供される技術的なソリューションにおいては、基地局能力は、MIBにおいて示され、それによってUEは、基地局が第1のSIBを送信するかどうかを知って、第1のSIBの盲目的な検知を回避し、UEのパワー消費を低減する。本発明の実施形態1のソリューションにおいては、システムが複雑さの低いUEをサポートしておらず、かつカバレッジ拡張をサポートしていないことが、MIBにおける1つのビットを使用することによって直接にまたは間接的に示されて、MIBにおけるビットオーバーヘッドを低減する。
UEは、システムによってサポートされるカバレッジ拡張の程度を決定することができ、システムによってサポートされるカバレッジ拡張の程度に従って、システムにアクセスするかどうかを決定する。これは、システムによってサポートされるカバレッジ拡張の程度が実際にはUEの要件に達することができないことに起因した、UEによってシステムにアクセスするのを試みることのパワーの浪費を回避する。UEによって受信された情報が、システムがカバレッジ拡張をサポートしていないことを示しているだけである場合に、UEはシステムにアクセスしないが、実際にはUEは、何回か試みた後にシステムにアクセスしてもよく、UEがシステムにアクセスしないならば、UEは、システムによって提供されるサービスを十分に入手することができないという問題がさらに回避される。
本発明のこの実施形態において提供される、基地局能力を示すための方法は、UEによって、基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手するステップであって、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される、ステップを含み、基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
前述の実施形態の記述に基づいて、本発明のこの実施形態において提供される、基地局能力を示すための方法を用いて、UEが、基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手し、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用されて、基地局が第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張の能力をサポートしているかどうかを示し、それによってUEは、UEの要件が、基地局によってサポートされる能力に合っている場合にのみ基地局にアクセスして、第1のタイプのUEのパワー消費を低減する。
実施形態3
本発明の実施形態は、基地局を提供する。図4において示されているように、この基地局は、
第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するように構成されている送信モジュール10を含み、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される。
基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含む。
第1の情報が、送信モジュールが第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または第1の情報が、送信モジュールが第1のSIBを送信することを示している場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含む。
第1の情報が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、第1の情報によって示される基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1の情報は、1つのビットを含み、その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態である。
あるいは、そのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用される。
あるいは、その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用される。
あるいは、その1つのビットの1つの状態は、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態である。
第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。
第1の情報は、第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、その情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである。
第1のタイプのUEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、その特定の周波数幅は、搬送波の帯域幅未満である。
本発明のこの実施形態において提供される基地局は、第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するように構成されている送信モジュールを含み、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用され、基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
前述の実施形態の記述に基づいて、本発明のこの実施形態において提供される基地局を用いて、送信モジュールが、第1の情報ブロックをUEへ送信し、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用されて、基地局が第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張の能力をサポートしているかどうかを示し、それによってUEは、UEの要件が、基地局によってサポートされる能力に合っている場合にのみ基地局にアクセスして、第1のタイプのUEのパワー消費を低減する。
実施形態4
本発明の実施形態は、UEを提供する。図5において示されているように、図5は、このUEの概略構造図である。このUEは、
基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手するように構成されている入手モジュール20を含み、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用され、
基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含み、このUEは、
入手モジュールによって入手された第1の情報ブロック内に担持される第1の情報に従って基地局の能力を決定するように構成されている決定モジュール21を含む。
第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または第1の情報が、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用されている場合には、第1の情報によって示される基地局の能力はさらに、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含む。
第1の情報が、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、第1の情報によって示される基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1の情報は、1つのビットを含み、その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態である。
あるいは、そのビットの1つの状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用される。
あるいは、その1つのビットの1つの状態は、基地局が第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、基地局が第1のSIBを送信することを示すために使用される。
あるいは、その1つのビットの1つの状態は、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、その1つのビットの別の状態は、予約状態である。
第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。
第1の情報は、第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、その情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである。
図6において示されているように、このUEは、
このUEのアクセス要件を決定するようにさらに構成されている決定モジュール21をさらに含む。
このUEは、
基地局の能力がこのUEのアクセス要件に合っているかどうかを決定するように構成されている判定モジュール22と、
基地局の能力がこのUEのアクセス要件に合っている場合にはこのUEが基地局にアクセスすることを可能にするか、または基地局の能力がこのUEのアクセス要件に合っていない場合にはこのUEが基地局にアクセスしないことを可能にするように構成されている実行モジュール23とをさらに含む。
このUEが第1のタイプのUEであり、かつこのUEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、このUEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、またはチャネル品質パラメータがプリセットしきい値よりも大きいならば、このUEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしていることである。
このUEが第1のタイプのUEであり、かつこのUEがカバレッジ拡張をサポートしていない場合には、このUEのアクセス要件は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしていることである。
このUEが第1のタイプのUEではなく、かつこのUEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、このUEのアクセス要件は、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである。
第1のタイプのUEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、その特定の周波数幅は、搬送波の帯域幅未満である。
本発明のこの実施形態において提供されるUEは、基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手するように構成されている入手モジュールを含み、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用され、基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、または基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、このUEは、入手モジュールによって入手された第1の情報ブロック内に担持される第1の情報に従って基地局の能力を決定するように構成されている決定モジュールを含む。
前述の実施形態の記述に基づいて、本発明のこの実施形態において提供されるUEを用いて、入手モジュールが、基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手し、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用されて、基地局が第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張の能力をサポートしているかどうかを示し、それによってUEは、UEの要件が、基地局によってサポートされる能力に合っている場合にのみ基地局にアクセスして、第1のタイプのUEのパワー消費を低減する。
前述の記述は、本発明の特定の実施態様にすぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図されているものではない。本発明において開示されている技術的な範囲内で当業者によって容易に考え出されるいかなる変形形態または代替形態も、本発明の保護範囲内に収まるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
既存の通信システムにおいては、ユーザ機器UEの数量が多いので、システム消費を低減するために、いくつかの複雑さの低いおよび低コストのUEが提唱されている。複雑さの低いおよび低コストのUEによって使用されるテクノロジーは主に、単一の受信アンテナ、UEによってサポートされる最大送信ブロックのサイズを低減すること、半二重、UEによってサポートされる受信信号および送信信号の帯域幅を低減すること、UEの最大送信パワーを低減すること、UEによってサポートされるダウンリンク送信モードを低減することなどである。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、基地局能力を示すための方法を提供し、この方法は、基地局によって、第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するステップであって、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用される、ステップを含み、
基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含む。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実施態様から第2の態様の第4の可能な実施態様のうちのいずれか1つに関連して、第2の態様の第5の可能な実施態様においては、第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。
第3の態様によれば、本発明の実施形態は、基地局を提供し、この基地局は、
第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するように構成されている送信モジュールを含み、第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、第1の情報は、基地局の能力を示すために使用され、
基地局の能力は、基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしており、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含む。
あるいは、基地局の能力は、基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、または基地局が第1のSIBを送信することであり、第1のSIBは、第1のタイプのUEまたはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含む。
第1のタイプのUEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、その特定の周波数幅は、搬送波の帯域幅未満である。第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、またはUEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである。既存のLTEシステムにおいては、UEが基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックは、MIBである。

Claims (40)

  1. 基地局能力を示すための方法であって、
    基地局によって、第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するステップであり、前記第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、前記第1の情報は、前記基地局の能力を示すために使用される、ステップを含み、
    前記基地局の前記能力は、前記基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
    前記基地局の前記能力は、前記基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは前記基地局が前記第1のSIBを送信することであり、前記第1のSIBは、前記第1のタイプの前記UEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1の情報が、前記基地局が前記第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力はさらに、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または
    前記第1の情報が、前記基地局が前記第1のSIBを送信することを示すために使用されている場合には、前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力はさらに、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の情報が、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、
    前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の情報は、1つのビットを含み、
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、予約状態であり、または
    前記ビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用され、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、前記基地局が前記第1のSIBを送信することを示すために使用され、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、予約状態であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  6. 前記第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、または前記UEが前記基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記第1の情報は、前記第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、前記情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、前記第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  8. 前記第1のタイプの前記UEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、前記特定の周波数幅は、前記搬送波の帯域幅未満であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の方法。
  9. 基地局能力を示すための方法であって、
    ユーザ機器UEによって、基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手するステップであり、前記第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、前記第1の情報は、前記基地局の能力を示すために使用される、ステップを含み、
    前記基地局の前記能力は、前記基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
    前記基地局の前記能力は、前記基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは前記基地局が前記第1のSIBを送信することであり、前記第1のSIBは、前記第1のタイプの前記UEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含み、前記方法は、
    前記UEによって、前記第1の情報ブロック内に担持される前記第1の情報に従って前記基地局の前記能力を決定するステップを含むことを特徴とする方法。
  10. 前記第1の情報が、前記基地局が前記第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力はさらに、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または
    前記第1の情報が、前記基地局が前記第1のSIBを送信することを示すために使用されている場合には、前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力はさらに、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含む
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の情報が、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、
    前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 前記第1の情報は、1つのビットを含み、
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、予約状態であり、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用され、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、前記基地局が前記第1のSIBを送信することを示すために使用され、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、予約状態であることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の方法。
  14. 前記第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、または前記UEが前記基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記第1の情報は、前記第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、前記情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、前記第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. 前記UEによって、前記UEのアクセス要件を決定するステップをさらに含み、
    前記UEによって、前記第1の情報ブロック内に担持される前記第1の情報に従って前記基地局の前記能力を決定する前記ステップ、および前記UEによって、前記UEのアクセス要件を決定する前記ステップの後に、
    前記UEによって、前記基地局の前記能力が前記UEの前記アクセス要件に合っているかどうかを決定するステップと、
    前記UEによって、前記基地局の前記能力が前記UEの前記アクセス要件に合っている場合には前記基地局にアクセスするステップ、または
    前記UEによって、前記基地局の前記能力が前記UEの前記アクセス要件に合っていない場合には前記基地局にアクセスすることを省略するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項9乃至15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記UEが前記第1のタイプの前記UEであり、かつ前記UEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、
    チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、前記UEの前記アクセス要件は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
    前記チャネル品質パラメータが前記プリセットしきい値よりも大きいならば、前記UEの前記アクセス要件は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしていることであることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記UEが前記第1のタイプの前記UEであり、かつ前記UEがカバレッジ拡張をサポートしていない場合には、前記UEの前記アクセス要件は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしていることであることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記UEが前記第1のタイプの前記UEではなく、かつ前記UEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、
    チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、前記UEの前記アクセス要件は、前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 前記第1のタイプの前記UEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、前記特定の周波数幅は、前記搬送波の帯域幅未満であることを特徴とする請求項9乃至19のいずれかに記載の方法。
  21. 基地局であって、
    第1の情報ブロックをユーザ機器UEへ送信するように構成されている送信モジュールを含み、前記第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、前記第1の情報は、基地局の能力を示すために使用され、
    前記基地局の前記能力は、前記基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
    前記基地局の前記能力は、前記基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは前記基地局が前記第1のSIBを送信することであり、前記第1のSIBは、前記第1のタイプの前記UEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含むことを特徴とする基地局。
  22. 前記第1の情報が、前記送信モジュールが前記第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力はさらに、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または
    前記第1の情報が、前記送信モジュールが前記第1のSIBを送信することを示すために使用されている場合には、前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力はさらに、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである
    ことを特徴とする請求項21に記載の基地局。
  23. 前記第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含むことを特徴とする請求項22に記載の基地局。
  24. 前記第1の情報が、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、
    前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであることを特徴とする請求項21に記載の基地局。
  25. 前記第1の情報は、1つのビットを含み、
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、予約状態であり、または
    前記ビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用され、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、前記基地局が前記第1のSIBを送信することを示すために使用され、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、予約状態であることを特徴とする請求項21乃至23のいずれかに記載の基地局。
  26. 前記第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、または前記UEが前記基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである
    ことを特徴とする請求項21乃至25のいずれかに記載の基地局。
  27. 前記第1の情報は、前記第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、前記情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、前記第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである
    ことを特徴とする請求項24に記載の基地局。
  28. 前記第1のタイプの前記UEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、前記特定の周波数幅は、前記搬送波の帯域幅未満であることを特徴とする請求項21乃至27のいずれかに記載の基地局。
  29. UEであって、
    基地局によって送信された第1の情報ブロックを入手するように構成されている入手モジュールを含み、前記第1の情報ブロックは、第1の情報を担持し、前記第1の情報は、前記基地局の能力を示すために使用され、
    前記基地局の前記能力は、前記基地局が第1のタイプのUEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
    前記基地局の前記能力は、前記基地局が第1のシステム情報ブロックSIBを送信しないこと、もしくは前記基地局が前記第1のSIBを送信することであり、前記第1のSIBは、前記第1のタイプの前記UEもしくはカバレッジ拡張をサポートしているUEのうちの少なくとも1つが受信する必要があるシステム情報を含み、前記UEは、
    前記入手モジュールによって入手された前記第1の情報ブロック内に担持される前記第1の情報に従って前記基地局の前記能力を決定するように構成されている決定モジュールを含むことを特徴とするUE。
  30. 前記第1の情報が、前記基地局が前記第1のSIBを送信しないことを示すために使用されている場合には、前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力はさらに、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことであり、または
    前記第1の情報が、前記基地局が前記第1のSIBを送信することを示すために使用されている場合には、前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力はさらに、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることである
    ことを特徴とする請求項29に記載のUE。
  31. 前記第1のSIBは、1つのSIBまたは2つのSIBを含む
    ことを特徴とする請求項30に記載のUE。
  32. 前記第1の情報が、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示している場合には、
    前記第1の情報によって示される前記基地局の前記能力は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、または前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであることを特徴とする請求項29に記載のUE。
  33. 前記第1の情報は、1つのビットを含み、
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、予約状態であり、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、もしくは前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしておらず、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることを示すために使用され、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局が前記第1のSIBを送信しないことを示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、前記基地局が前記第1のSIBを送信することを示すために使用され、または
    前記1つのビットの1つの状態は、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張の程度を示すために使用され、前記1つのビットの別の状態は、予約状態であることを特徴とする請求項29乃至31のいずれかに記載のUE。
  34. 前記第1の情報ブロックは、マスター情報ブロックMIBであるか、または前記UEが前記基地局にアクセスする際に受信される第1の情報ブロックである
    ことを特徴とする請求項29乃至33のいずれかに記載のUE。
  35. 前記第1の情報は、前記第1の情報ブロックまたは第2のSIBにおける情報要素であり、前記情報要素は、しきい値パラメータ、オフセットパラメータ、前記基地局によってサポートされるカバレッジ拡張のレベルの数量、またはそれぞれのカバレッジ拡張レベルに対応するカバレッジ拡張の量のうちの少なくとも1つであり、前記第2のSIBは、SIBのうちの任意の1つである
    ことを特徴とする請求項32に記載のUE。
  36. 前記決定モジュールは、前記UEのアクセス要件を決定するようにさらに構成されており、
    前記UEは、
    前記基地局の前記能力が前記UEの前記アクセス要件に合っているかどうかを決定するように構成されている判定モジュールと、
    前記基地局の前記能力が前記UEの前記アクセス要件に合っている場合には前記UEが前記基地局にアクセスすることを可能にするか、または前記基地局の前記能力が前記UEの前記アクセス要件に合っていない場合には前記UEが前記基地局にアクセスしないことを可能にするように構成されている実行モジュールと
    をさらに含むことを特徴とする請求項29乃至35のいずれかに記載のUE。
  37. 前記UEが前記第1のタイプの前記UEであり、かつ前記UEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、
    チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、前記UEの前記アクセス要件は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしており、かつ前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであり、または
    前記チャネル品質パラメータが前記プリセットしきい値よりも大きいならば、前記UEの前記アクセス要件は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしていることであることを特徴とする請求項36に記載のUE。
  38. 前記UEが前記第1のタイプの前記UEであり、かつ前記UEがカバレッジ拡張をサポートしていない場合には、前記UEの前記アクセス要件は、前記基地局が前記第1のタイプの前記UEによるアクセスをサポートしていることであることを特徴とする請求項36に記載のUE。
  39. 前記UEが前記第1のタイプの前記UEではなく、かつ前記UEがカバレッジ拡張をサポートしている場合には、
    チャネル品質パラメータがプリセットしきい値以下であるならば、前記UEの前記アクセス要件は、前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていることであることを特徴とする請求項36に記載のUE。
  40. 前記第1のタイプの前記UEは、搬送波の特定の周波数幅で機能するUEであり、前記特定の周波数幅は、前記搬送波の帯域幅未満であることを特徴とする請求項29乃至39のいずれかに記載のUE。
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