JP2020077433A - タクシーの走行を支援するためのシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

タクシーの走行を支援するためのシステム、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 タクシーによる乗客の獲得を支援する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る配車サービス提供サーバ10は、ユーザに対してタクシーの配車を行う配車サービスを提供し、当該配車サービスは、タクシーの走行を支援するための機能を有する。サーバ10は、空車状態の特定のタクシーの現在位置からの所定の時間の走行計画として推奨される推奨走行計画を、乗客獲得実績に基づいて予測される当該所定の時間内の乗客獲得可能性が大きくなるように設定し、設定した推奨走行計画に従って当該特定のタクシーを案内するから、タクシーが走行しているエリアにかかわらず、当該タクシーによる乗客の獲得を支援することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、タクシーの走行を支援するためのシステム、方法、及びプログラムに関するものである。
従来、タクシーの乗客を効率良く獲得するためのシステムが提案されている。例えば、下記特許文献1は、需要予測の多い地区の所定の距離以内に位置する空車車両を検索し、検索した空車車両に対して、当該地区への移動及び当該地区内の周回ルートの走行を指令するシステムを開示している。こうしたシステムでは、需要予測の多い地区に多くの空車車両が配置されるから、タクシーによる乗客の獲得が促進される。
特開2015−122108号公報
しかしながら、上述した従来のシステムでは、需要予測の多い地区の近くに位置する空車車両については、当該地区への移動によって乗客の獲得が期待されるものの、当該地区の遠くに位置する空車車両については乗客の獲得が期待されない。そこで、こうした需要予測の多い地区との位置関係にかかわらず、様々なエリアを走行するタクシーによる乗客の獲得を支援できる仕組みの実現が望まれる。
本発明の実施形態は、タクシーによる乗客の獲得を支援することを目的の一つとする。本発明の実施形態の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るシステムは、1又は複数のコンピュータプロセッサを備え、タクシーの走行を支援するためのシステムであって、前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、読取可能な命令の実行に応じて、地理的に連続する複数の道路区間を有する走行経路の走行が含まれる走行計画であって、空車状態の特定のタクシーの現在位置からの所定の時間の走行計画として推奨される前記特定のタクシーに対する推奨走行計画を設定する処理と、設定した推奨走行計画に従って前記特定のタクシーを案内する処理と、を実行し、前記推奨走行計画を設定する処理は、走行する走行経路が有する複数の道路区間の各々における乗客獲得実績に少なくとも基づいて予測される前記所定の時間内に乗客を獲得する可能性が大きくなるように推奨走行計画を設定することを含む。
本発明の一実施形態に係る方法は、1又は複数のコンピュータによって実行され、タクシーの走行を支援するための方法であって、地理的に連続する複数の道路区間を有する走行経路の走行が含まれる走行計画であって、空車状態の特定のタクシーの現在位置からの所定の時間の走行計画として推奨される前記特定のタクシーに対する推奨走行計画を設定するステップと、設定した推奨走行計画に従って前記特定のタクシーを案内するステップと、を備え、前記推奨走行計画を設定するステップは、走行する走行経路が有する複数の道路区間の各々における乗客獲得実績に少なくとも基づいて予測される前記所定の時間内に乗客を獲得する可能性が大きくなるように推奨走行計画を設定することを含む。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、タクシーの走行を支援するためのプログラムであって、1又は複数のコンピュータ上での実行に応じて、前記1又は複数のコンピュータに、地理的に連続する複数の道路区間を有する走行経路の走行が含まれる走行計画であって、空車状態の特定のタクシーの現在位置からの所定の時間の走行計画として推奨される前記特定のタクシーに対する推奨走行計画を設定する処理と、設定した推奨走行計画に従って前記特定のタクシーを案内する処理と、を実行させ、前記推奨走行計画を設定する処理は、走行する走行経路が有する複数の道路区間の各々における乗客獲得実績に少なくとも基づいて予測される前記所定の時間内に乗客を獲得する可能性が大きくなるように推奨走行計画を設定することを含む。
本発明の様々な実施形態は、タクシーによる乗客の獲得を支援する。
本発明の一実施形態に係る配車サービス提供サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図。 配車サービス提供サーバ10の機能を概略的に示すブロック図。 ユーザ情報テーブル411において管理される情報を例示する図。 車両情報テーブル412において管理される情報を例示する図。 ドライバー情報テーブル413において管理される情報を例示する図。 道路区間情報テーブル414において管理される情報を例示する図。 タクシー乗り場情報テーブル415において管理される情報を例示する図。 配車要求情報テーブル416において管理される情報を例示する図。 ドライバー用画面50を例示する図。 配車サービス提供サーバ10が実行する処理を例示するフロー図。 設定される走行計画を模式的に例示する図。 走行案内が開始された状態のドライバー用画面50を例示する図。 走行案内中のドライバー用画面50を例示する図。 目的地であるタクシー乗り場に到着した際のドライバー用画面50を例示する図。 状態変更ボタン59が選択された状態のドライバー用画面50を例示する図。 ユーザ用画面70を例示する図。 迎車依頼確認画面100を例示する図。 タクシーの割当が確定した後のドライバー用画面50を例示する。 到着報告画面120を例示する図。 乗車報告画面130を例示する図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る配車サービス提供サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図である。サーバ10は、図示するように、インターネット等の通信ネットワーク20を介してユーザ端末32、及び、ドライバー端末34と通信可能に接続されている。図1においては、それぞれ1つのユーザ端末32、及び、ドライバー端末34のみが図示されているが、サーバ10は、それぞれ複数のユーザ端末32、及び、ドライバー端末34と通信可能に接続されている。サーバ10は、ユーザに対してタクシーの配車を行う配車サービスを提供する。本実施形態における配車サービスは、タクシーの走行を支援するための機能を有する。配車サービス提供サーバ10は、本発明のシステムの全部又は一部を実装する装置の一例である。
配車サービス提供サーバ10は、一般的なコンピュータとして構成されており、図1に示すように、CPU又はGPU等として構成されるコンピュータプロセッサ11と、メインメモリ12と、入出力I/F13と、通信I/F14と、ストレージ(記憶装置)15とを備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
コンピュータプロセッサ11は、ストレージ15等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ12に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ12は、例えば、DRAM等によって構成される。
入出力I/F13は、ユーザ等との間で情報をやり取りするための各種の入出力装置を含む。入出力I/F13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、入出力I/F13は、ディスプレイ等の画像出力装置(表示装置)、スピーカー等の音声出力装置を含む。
通信I/F14は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、通信ネットワーク20等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
ストレージ15は、例えば磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ15は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム及び各種データ等を記憶する。
本実施形態において、サーバ10は、それぞれが上述したハードウェア構成を有する複数のコンピュータを用いて構成され得る。例えば、サーバ10は、複数のサーバ装置によって構成され得る。
ユーザ端末32及びドライバー端末34は、一般的なコンピュータとしての構成を有し、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、及びウェアラブルデバイス等として構成される。ユーザ端末32は、タクシーを利用するユーザ(乗客)によって操作される。また、ドライバー端末34は、タクシーを運転するドライバーによって操作される。
本実施形態において、配車サービス提供サーバ10は、ウェブサーバ及びアプリケーションサーバとしての機能を有するように構成することができ、この場合、ユーザ端末32又はドライバー端末34が有するウェブブラウザ又はその他のアプリケーション(例えば、配車サービス用のアプリケーション)からの要求に応答して各種の処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ(例えば、HTMLデータ)及び制御データ等を送信する。ユーザ端末32及びドライバー端末34では、受信したデータに基づくウェブページ又はその他の画面が表示される。
次に、本実施形態の配車サービス提供サーバ10が有する機能について説明する。図2は、サーバ10が有する機能を概略的に示すブロック図である。サーバ10は、図示するように、情報を記憶及び管理する情報記憶管理部41と、配車サービスの基本機能を制御する基本機能制御部42と、ユーザに対する配車を管理する配車管理部43と、タクシーの走行を支援する走行支援部44とを有する。これらの機能は、コンピュータプロセッサ11及びメインメモリ12等のハードウェア、並びに、ストレージ15等に記憶されている各種プログラムやデータ等が協働して動作することによって実現され、例えば、メインメモリ12に読み込まれたプログラムに含まれる命令をコンピュータプロセッサ11が実行することによって実現される。また、図2に示す機能の一部又は全部は、配車サービス提供サーバ10と、ユーザ端末32又はドライバー端末34とが協働することによって実現され、或いは、ユーザ端末32又はドライバー端末34によって実現され得る。
サーバ10の情報記憶管理部41は、ストレージ15等によって構成され、様々な情報を記憶及び管理する。例えば、情報記憶管理部41は、図2に示すように、配車サービスのユーザに関する情報を管理するユーザ情報テーブル411と、配車サービスにおいて配車の対象となる車両(タクシー)に関する情報を管理する車両情報テーブル412と、車両を運転するドライバーに関する情報を管理するドライバー情報テーブル413と、配車サービスの提供エリアにおける道路網を構成する各道路区間に関する情報を管理する道路区間情報テーブル414と、タクシー乗り場に関する情報を管理するタクシー乗り場情報テーブル415と、ユーザからの配車要求に関する情報を管理する配車要求情報テーブル416と、を有し得る。
サーバ10の基本機能制御部42は、配車サービスの基本機能の制御に関する様々な処理を実行する。例えば、基本機能制御部42は、当該基本機能に関する様々な画面の画面データ又は制御データ等をユーザ端末32又はドライバー端末34に送信し、ユーザ端末32又はドライバー端末34で表示される当該画面を介したユーザ又はドライバーによる操作入力に応答して様々な処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ又は制御データ等をユーザ端末32又はドライバー端末34に送信する。基本機能制御部42によって制御される基本機能には、例えば、ログイン処理(ユーザ認証)、支払処理、ユーザの管理(例えば、ユーザ情報テーブル411の更新等)、車両の管理(例えば、車両情報テーブル412の更新等)、及びドライバーの管理(例えば、ドライバー情報テーブル413の更新等)等が含まれる。
サーバ10の配車管理部43は、ユーザに対する配車の管理に関する様々な処理を実行する。例えば、配車管理部43は、特定のユーザからの配車要求を、ユーザ端末32を介して受け付けると、当該特定のユーザに対して割り当てる車両(タクシー)を選択し、選択した車両のドライバーに対する迎車の指示を、対応するドライバー端末34を介して行うように構成される。ユーザに対して割り当てる車両は、例えば、当該ユーザの乗車位置(例えば、当該ユーザの現在位置)からの距離が小さい(近い)空車状態の車両が優先して選択される。
サーバ10の走行支援部44は、タクシーの走行の支援に関する様々な処理を実行する。本実施形態において、走行支援部44は、空車状態のタクシーに対する推奨走行計画を設定し、設定した推奨走行計画に従って当該タクシーを案内するように構成されている。推奨走行計画は、地理的に連続する複数の道路区間を有する走行経路の走行が含まれる走行計画であって、タクシーの現在位置からの所定の時間(例えば、10分)の走行計画として推奨されるものである。こうした推奨走行計画の案内は、例えば、ドライバー端末34において表示される画面を介して行われる。
また、当該推奨走行計画は、走行する走行経路が有する複数の道路区間の各々における乗客獲得実績に少なくとも基づいて予測される上記所定の時間内に乗客を獲得する可能性が大きくなるように設定される。例えば、走行支援部44は、上記所定の時間で走行可能な多数の走行経路のうち、予測される乗客獲得可能性が最大となる走行経路の走行を、推奨走行計画として設定するように構成される。また、例えば、走行支援部44は、経路探索によって走行計画の設定を行うように構成され、当該経路探索は、例えば、各道路区間(道路リンク)に対して設定されたコスト(リンクコスト)に基づいて行われる。本実施形態におけるリンクコストは、道路幅員情報、道路距離情報、及び移動速度情報等に加えて、乗客獲得実績(乗客獲得率)を考慮して設定される。例えば、効用関数を用いることにより、単位時間当たりの営業利益を最大化するようなリンクコストが設定される。また、各道路区間における乗客獲得実績は、単位時間当たりの平均乗客獲得件数、又は、1回の走行における乗客獲得率等を含み、例えば、道路区間情報テーブル414において管理される。乗客獲得可能性は、予測される乗客獲得率、及び、予測されるタクシーの需要等と言うこともできる。
このように、本実施形態における配車サービス提供サーバ10は、空車状態の特定のタクシーの現在位置からの所定の時間の走行計画として推奨される推奨走行計画を、乗客獲得実績に基づいて予測される当該所定の時間内の乗客獲得可能性が大きくなるように設定し、設定した推奨走行計画に従って当該特定のタクシーを案内するから、タクシーが走行しているエリアにかかわらず、当該タクシーによる乗客の獲得を支援することができる。
本実施形態において、推奨走行計画は、走行経路の走行に加えて、当該走行経路上のタクシー乗り場(例えば、当該走行経路の途中、又は、当該走行経路の終点に位置するタクシー乗り場等)における乗客の待機が含まれるように構成され得る。この場合、走行支援部44は、タクシー乗り場における乗客獲得実績にさらに基づいて予測される上記所定の時間内の乗客獲得可能性が大きくなるように(例えば、予測される乗客獲得可能性が最大となるように)推奨走行計画を設定するように構成され得る。各タクシー乗り場における乗客獲得実績は、単位時間当たりの平均乗客獲得件数、又は、乗客を獲得するまでの平均待ち時間等を含み、例えば、タクシー乗り場情報テーブル415において管理される。こうした構成は、タクシー乗り場における待機を含む推奨走行計画の設定を可能とする。
また、走行支援部44は、設定した推奨走行計画に含まれる走行経路の終点から所定の範囲内にタクシーが空車状態のまま到達したときに、推奨走行計画を再設定する(当該タクシーのその時点での現在位置からの上記所定の時間の走行計画として推奨される新たな推奨走行計画を設定する)ように構成され得る。推奨走行計画の再設定に応じて、再設定後の推奨走行計画に従うタクシーの案内が行われ得る。また、走行支援部44は、設定した推奨走行計画の最後がタクシー乗り場における乗客の待機である場合には、上述した推奨走行計画の再設定が行われないように構成され、又は、設定した推奨走行計画における待機時間に基づく時間(例えば、当該待機時間、又は、これよりも若干短い時間等)に実際の待機時間が到達したときに、推奨走行計画を再設定する(当該タクシーのその時点での現在位置(つまり、タクシー乗り場)からの上記所定の時間の走行計画として推奨される新たな推奨走行計画を設定する)ように構成され得る。こうした構成は、推奨走行計画の連続的な設定及び案内を可能とし、ドライバーに対する違和感の付与を抑制する。
本実施形態において、配車管理部43は、タクシーの状態(空車状態を含む。)を管理するように構成することができ、この場合、走行支援部44は、タクシーの状態が、空車状態以外の非空車状態(例えば、賃走)から空車状態へと変化することに応じて、当該タクシーに対する推奨走行計画を自動的に設定するように構成され得る。こうした構成は、空車状態となったタクシーに対する推奨走行計画の設定を促進する。
この場合、走行支援部44は、タクシーの現在位置が、特定の地理的なエリアに含まれる場合には、当該タクシーの状態が非空車状態から空車状態へと変化することに応じて当該タクシーに対する推奨走行計画を自動的に設定する一方、タクシーの現在位置が上記特定の地理的なエリアに含まれない場合には、当該タクシーの状態が非空車状態から空車状態へと変化することに応じた推奨走行計画の自動的な設定を行わないように構成され得る。特定の地理的なエリアは、例えば、配車サービスの提供エリア、又は、ドライバー固有の営業エリア(例えば、ドライバー情報テーブル413において管理される。)として設定される。こうした構成は、特定のエリアの内側/外側にタクシーが位置していることに応じた推奨走行計画の自動的な設定の要否の制御を可能とする。
また、走行支援部44は、タクシーの状態が、空車状態から非空車状態(例えば、賃走又は迎車)へと変化することに応じて、設定した推奨走行計画に従う当該タクシーの案内を停止するように構成され得る。こうした構成は、非空車状態となったタクシーに対する案内の容易な停止を可能とする。
また、走行支援部44は、タクシーのドライバーに関連付けられている地理的なエリアに含まれる道路区間が優先されるように推奨走行計画を設定するように構成され得る。例えば、走行支援部44は、予測される乗客獲得可能性が大きくなるように推奨走行計画を設定することに加えて、走行する走行経路に含まれる道路区間のうち、ドライバーに関連付けられている地理的なエリアに含まれる道路区間の数に基づいて(当該道路区間の数が多い走行経路の走行を含む走行計画が優先されるように)推奨走行計画を設定するように構成される。こうした構成は、タクシーのドライバーに関連付けられているエリア(例えば、ドライバーが地理的な知識を有しているエリア等)の走行が含まれる推奨走行計画の設定を促進する。
本実施形態において、走行支援部44は、設定した推奨走行計画に従ってタクシーを案内するための所定の画面を当該タクシーのドライバーに提示する(例えば、対応するドライバー端末34において表示する)ように構成することができ、この場合、当該所定の画面は、設定した推奨走行計画において予測される乗客獲得可能性に応じた表示(例えば、当該乗客獲得可能性自体(例えば、乗客獲得率(パーセンテージ)等)の表示、当該可能性に応じた外観(色等)での走行経路/タクシー乗り場の表示、又は、当該可能性に応じた外観(色等)での道路区間の表示等)が行われるように構成され得る。こうした構成は、走行案内の際にドライバーに対して乗客獲得可能性の度合いを知らせることを可能とする。
次に、このような機能を有する本実施形態の配車サービス提供サーバ10の具体例について説明する。この具体例において、配車サービス提供サーバ10は、タクシー会社のタクシーを対象とする配車サービスを提供する。なお、本実施形態におけるタクシーは、タクシー会社のタクシーに限定されず、一般人の自家用車等を含み得る。
まず、この例において、各テーブルで管理される情報について説明する。図3は、この例において、ユーザ情報テーブル411において管理される情報を例示する。ユーザ情報テーブル411は、配車サービスのユーザ(タクシーの乗客)に関する情報を管理し、図示するように、個別のユーザを識別する「ユーザアカウント」に対応付けて、「ユーザ基本情報」等の情報を管理する。ユーザ基本情報は、例えば、氏名、連絡先、支払情報(クレジットカード情報等)等を含む。
図4は、この例において、車両情報テーブル412において管理される情報を例示する。車両情報テーブル412は、配車サービスにおいて配車の対象となる複数のタクシーの各々に関する情報を管理し、図示するように、個別の車両を識別する「車両ID」に対応付けて、「車両基本情報」、「タクシー会社情報」、「現在位置」、「状態」、対応するドライバーを識別する「ドライバーID」等の情報を管理する。車両基本情報は、車種、乗車可能人数、車両の外観に対応する画像(写真又は図)、及び、ナンバー等を含む。現在位置は、車両に搭載されている情報端末又はドライバー端末34から送信される位置情報が設定される。状態は、「賃走」、「迎車」、及び「空車」を含むタクシーの各状態に対応する値が設定される。
図5は、この例において、ドライバー情報テーブル413において管理される情報を例示する。ドライバー情報テーブル413は、タクシーを運転するドライバーに関する情報を管理し、図示するように、個別のドライバーを識別する「ドライバーID」に対応付けて、氏名等の「ドライバー基本情報」、「得意エリア情報」等の情報を管理する。得意エリア情報は、道路地図上の特定のエリアを識別可能な情報として構成されている。この例では、ドライバーが地理的な知識を有しており得意としているエリア(ドライバー固有の営業エリア)に関する情報が、当該ドライバーから提供されて得意エリア情報として設定されている。
図6は、この例において、道路区間情報テーブル414において管理される情報を例示する。道路区間情報テーブル414は、配車サービスの提供エリアにおける道路網を構成する各道路区間に関する情報を管理し、図示するように、個別の道路区間を識別する「道路区間ID」に対応付けて、道路区間を道路地図上で描画するための情報である「描画データ」、道路区間が含まれる道路の「道路種別」、「距離」、「乗客獲得率」等の情報を管理する。この例において、道路区間は、道路網における2つのノード(交差点等)間の区間(リンク)として設定されている。乗客獲得率は、配車サービスにおいて配車の対象となる各タクシーの乗客獲得実績に基づいて算出された値が設定されている。具体的には、この例では、各タクシーによる各道路区間における乗客獲得回数を走行回数で除した値が乗客獲得率として設定されている。
図7は、この例において、タクシー乗り場情報テーブル415において管理される情報を例示する。タクシー乗り場情報テーブル415は、配車サービスの提供エリアに存在する各タクシー乗り場に関する情報を管理し、図示するように、個別のタクシー乗り場を識別する「乗り場ID」に対応付けて、タクシー乗り場を道路地図上で描画するための情報である「描画データ」、「乗り場名称」、対応するタクシー乗り場が位置する道路区間を識別する「道路区間ID」、乗客を獲得するまでの平均的な待ち時間である「平均待ち時間」等の情報を管理する。平均待ち時間は、配車サービスにおいて配車の対象となる各タクシーの乗客獲得実績に基づいて算出された値が設定されている。
図8は、この例において、配車要求情報テーブル416において管理される情報を例示する。配車要求情報テーブル416は、ユーザからの配車要求に関する情報を管理し、図示するように、個別の配車要求を識別する「配車要求ID」に対応付けて、配車を要求したユーザを識別する「ユーザアカウント」、「乗車位置」、割り当てられた車両を識別する「車両ID」等の情報を管理する。
以上、この例において、各テーブルで管理される情報について説明した。次に、この例におけるサーバ10の動作について説明する。この例における配車サービスは、ユーザからの配車要求を受け付けて当該ユーザに対して配車を行う(タクシーの割当及び迎車指示を行う)機能を有する一方、タクシーのドライバーが乗客を獲得するための走行を支援する機能を有する。まず、ドライバーの走行を支援する機能について説明する。
図9は、ドライバー端末34において表示されるドライバー用画面50を例示する。当該画面50は、ドライバー端末34において、配車サービスのドライバー向けのアプリケーションの実行等に応じて表示される画面であり、図示するように、道路地図を表示する地図表示領域52と、当該領域52の左下隅に位置し「推奨走行ナビ」と表示された推奨走行ボタン54と、当該領域52の右下隅に位置し、地図表示領域52における道路地図の表示範囲を現在位置に基づく範囲とするための現在位置ボタン56と、同じく道路地図の表示範囲を小さくする(拡大表示する)ための拡大ボタン57と、同じく道路地図の表示範囲を大きく(縮小表示する)ための縮小ボタン58と、画面50の右上隅に位置し「空車」と表示された状態変更ボタン59とを有する。図9に例示するドライバー用画面50は、タクシーの状態が空車である場合に対応している。
地図表示領域52は、初期状態では、対応するタクシーの現在位置を基準とした所定の範囲の道路地図を所定の縮尺で表示し、タクシーの現在位置に対応する位置には、図9に示すように、自車位置オブジェクト521が配置されている。なお、地図表示領域52は、当該領域52のフリック/スライド操作等によって、表示する道路地図の範囲が変更されるように構成されており、その後、現在位置ボタン56が選択されると、タクシーの現在位置を基準とした所定の範囲の表示へと戻る。
推奨走行ボタン54は、タクシーのドライバーが、配車サービス提供サーバ10による推奨走行計画の設定及び案内を希望する場合に選択される。この例では、推奨走行ボタン54は、タクシーの状態が空車である場合に選択可能である一方、タクシーの状態が非空車状態(賃走又は迎車)である場合には選択できないように構成されている。
図10は、推奨走行ボタン54の選択に応じてサーバ10が実行する処理を例示するフロー図である。推奨走行ボタン54が選択されると、サーバ10は、まず、図示するように、対応するタクシーに対する推奨走行計画を設定する(ステップS100)。推奨走行計画は、対応するタクシーの現在位置からの所定の時間(例えば、10分)の走行計画として設定される。
図11は、この例において設定される走行計画を模式的に例示する。この例において、走行計画は、地理的に連続する複数の道路区間によって構成される走行経路の走行のみから成る第1の種類の走行計画(図11(A))、又は、走行経路の終点にタクシー乗り場が設定されており、当該走行経路の走行及び当該タクシー乗り場での乗客の待機から成る第2の種類の走行計画(図11(B))の何れかとして設定される。例えば、図11(A)の第1の種類の走行計画は、特定の走行経路の10分の走行によって構成されており、走行時間(10分)は、例えば、走行経路を構成する各道路区間の道路種別に応じた平均走行速度、及び、当該道路区間の距離に基づいて算出される。また、例えば、図11(B)の第2の種類の走行計画は、特定の走行経路の5分の走行、及び、特定のタクシー乗り場での5分の待機によって構成されている。
この例では、所定のルールに基づいて作成された複数の走行計画のうち、乗客を獲得する確率である乗客獲得率が最も高い走行計画が推奨走行計画として設定される。走行計画全体のうち特定の走行経路を走行する際の乗客獲得率P1は、当該特定の走行経路を構成する複数の道路区間の各々の乗客獲得率(道路区間情報テーブル414において管理されている。)に基づいて算出することができる。また、走行計画全体のうち特定のタクシー乗り場において待機する際の乗客獲得率P2は、当該特定のタクシー乗り場における平均待ち時間(タクシー乗り場情報テーブル415において管理されている。)と走行計画において予定される実際の待ち時間とに基づいて算出することができる。そして、走行計画全体の乗客獲得率Pは、以下の計算式によって算出される。

P=1−(1−P1)*(1−P2)
ここで、この例において、ドライバーの得意エリア(ドライバー情報テーブル413において管理されている。)に含まれる道路区間が優先されるように推奨走行計画を設定しても良い。例えば、上述した乗客獲得率に加えて、走行計画における走行経路に含まれる道路区間のうち、対応するドライバーの得意エリアに含まれる道路区間の数を考慮して、推奨走行計画を設定する(当該道路区間の数が多い走行経路の走行を含む走行計画を優先する。)ようにしても良い。
図10のフロー図に戻り、こうして推奨走行計画を設定すると、次に、サーバ10は、設定した推奨走行計画に従うタクシーの走行案内を開始する(ステップS110)。走行案内は、ドライバー用画面50を介して行われる。
図12は、走行案内が開始された状態のドライバー用画面50を例示する。この状態の画面50は、図示するように、地図表示領域52において走行経路522が表示され、また、当該領域52の左下隅において、推奨走行ボタン54に代えて、走行案内を終了するための戻るボタン61が配置されている。また、地図表示領域52の上端付近には、走行案内のためにドライバーに通知する情報を表示する情報通知領域63が配置されている。図12の例では、情報通知領域63において「目的地:横浜駅西口タクシー乗り場」という情報が表示されている。このように、この例では、推奨走行計画にタクシー乗り場での待機が含まれる場合には、走行案内を開始する時点から所定の時間の間(例えば、3秒間)、目的地となるタクシー乗り場が情報通知領域63を介してドライバーに通知される。
図13は、走行案内中のドライバー用画面50を例示する。この状態のドライバー用画面50における情報通知領域63には、一般的なカーナビゲーションシステムにおいて走行案内中に通知される情報が表示され、例えば、図示するように、次の分岐点(ノード)までの距離、及び、当該分岐点における進行方向(直進、右折、及び左折等)が表示される。
図14は、目的地であるタクシー乗り場にタクシーが到着した際のドライバー用画面50を例示する。この際のドライバー用画面50における情報通知領域63には、図示するように、「目的のタクシー乗り場に到着しました。ここで待機して下さい。」という情報が表示されている。ドライバーは、こうした通知内容に従って、到着したタクシー乗り場で乗客を待機することになる。
図10のフロー図に戻り、走行案内を開始した後に、走行案内の終了条件が成立した場合には(ステップS120においてYES)、サーバ10は、走行案内を終了させる(ステップS130)。この例において、走行案内の終了条件は、以下の2つの条件の何れかが成立することである。

(1)タクシーの状態が空車以外の状態(賃走又は迎車)に変更されること
(2)戻るボタン61が選択されること
1つ目の終了条件(1)に関して、タクシーの状態は、この例では、ドライバーによって手動で変更され、又は、配車サービスにおける配車機能を介して自動的に変更される。ドライバーによる手動での変更は、ドライバー用画面50の状態変更ボタン59を介して行われる。図15は、状態変更ボタン59が選択された状態のドライバー用画面50を例示する。図示するように、当該ボタン59が選択されると、当該ボタン59の下側において、タクシーの状態を選択するための状態選択領域591が表示される。ドライバーは、当該領域591を介してタクシーの状態(空車、賃走、及び、迎車)を変更することができる。例えば、空車状態で走行中又はタクシー乗り場における待機中において(例えば、推奨走行計画に従う走行案内中において)乗客を獲得した場合に、ドライバーは、状態選択領域591を介してタクシーの状態を空車から賃走に変更する。また、例えば、タクシー会社から無線等での迎車の指示があった場合に、ドライバーは、状態選択領域591を介してタクシーの状態を空車から迎車に変更する。当該領域591を介したタクシーの状態の変更に応じて、車両情報テーブル412の状態の値が変更される。また、こうしたタクシーの状態の変更に応じて、走行案内が終了される。なお、配車機能を介したタクシーの状態の自動的な変更については後述する。
このように、走行案内が終了されると、ドライバー用画面50は、図9に例示した状態(走行案内が行われていない状態)に対応する表示に戻り、具体的には、戻るボタン61に代えて推奨走行ボタン54が表示されると共に、情報通知領域63が非表示となる。
図10のフロー図に戻り、上述した走行案内の終了条件が成立するより前に、推奨走行計画の再設定条件が成立した場合には(ステップS140においてYES)、ステップS100へと戻り、推奨走行計画の再設定が行われる。この例における推奨走行計画の再設定条件は、以下の3つの条件の何れかが成立することである。

(1)タクシーの現在位置が走行経路の終点(タクシー乗り場を除く。)から所定の範囲(例えば、終点の手前100メートルの範囲)に到達すること
(2)タクシーの現在位置が推奨走行計画の走行経路から外れたと判断されること
(3)タクシー乗り場において、推奨走行計画における待機時間以上停車(待機)していると判断されること

推奨走行計画の再設定では、その時点でのタクシーの現在位置から所定の時間の推奨走行計画が新たに設定される。その後、新たに設定された推奨走行計画に従って走行案内が行われる。
以上、ドライバーの走行を支援する機能について説明した。次に、ユーザからの配車要求を受け付けて当該ユーザに対して配車を行う機能について説明する。
図16は、ユーザ端末32において表示されるユーザ用画面70を例示する。当該画面70は、ユーザ端末32において、配車サービスのユーザ向けのアプリケーションの実行等に応じて表示される画面であり、図示するように、道路地図を表示する地図表示領域72と、当該領域72の下側に位置する情報表示領域74とを有する。
地図表示領域72は、初期状態では、ユーザ(ユーザ端末32)の現在位置を基準とした所定の範囲の道路地図を所定の縮尺で表示し、ユーザの現在位置に対応する位置には、図16に示すように、ユーザオブジェクトUOが配置されている。また、地図表示領域72には、表示範囲内に配車サービスにおける配車の対象となるタクシー(つまり、車両情報テーブル412において管理されているタクシー)が存在する場合、当該タクシーに対応する車両オブジェクトVOが地図上に配置される。これらのユーザオブジェクトUO、及び、車両オブジェクトVOは、ユーザ又はタクシーの移動に伴ってその表示位置が変化する(移動する)。また、地図表示領域72は、ユーザによるフリック/スライド操作等によって、表示される地図の範囲が変更されるように構成されている。表示される地図の範囲の変更に伴って、ユーザオブジェクトUO、及び、車両オブジェクトVOの表示位置も変化する。
また、地図表示領域72には、ユーザが乗車位置を指定するための乗車位置指定オブジェクト721が配置されている。ユーザは、当該オブジェクト721の位置を変更することによって、乗車位置を個別に指定することができる。
情報表示領域74は、ユーザが配車要求を行った場合の現時点における待ち時間の目安(図16の例では、「5〜8分」)を表示すると共に、「タクシーを呼ぶ」と表示された配車要求ボタン741を有する。待ち時間の目安は、例えば、ユーザの現在位置から近い順に所定数(例えば、3台)の空車状態のタクシーの各々とユーザとの間の距離等に基づいて算出される。
ユーザによって配車要求ボタン741が選択されると、サーバ10は、当該ユーザによる配車要求を受け付けて配車要求情報テーブル416に登録すると共に、当該ユーザに割り当てるタクシーを選択する。例えば、ユーザの乗車位置に到着するまでの想定待ち時間が最も短い(例えば、ユーザの乗車位置から最も近い)タクシーが当該ユーザに割り当てられる。そして、サーバ10は、選択したタクシーに対して迎車を依頼する。
図17は、迎車の依頼を受けたタクシーに対応するドライバーのドライバー端末34において、ドライバー用画面50に重ねて表示される迎車依頼確認画面100を例示する。タクシーに対応するドライバーは、車両情報テーブル412のドライバーIDによって特定される。迎車依頼確認画面100には、図示するように、「OK」と表示された第1ボタン102と、「キャンセル」と表示された第2ボタン104とが上下方向に並べて配置されている。ドライバーは、迎車の依頼を受諾する場合には第1ボタン102を選択し、迎車の依頼を受諾しない(拒否する)場合には第2ボタン104を選択する。
また、迎車依頼確認画面100は、その表示後、10秒以内に第1ボタン102が選択されないと、第2ボタン104が自動的に選択される(つまり、迎車の依頼を拒否する)ように構成されている。第1ボタン102の下端には、当該10秒をカウントダウン表示する円形のオブジェクト1021が配置されている。このように、ドライバーは、第2ボタン104を選択することに代えて、10秒間放置することにより、迎車の依頼を拒否することができる。
迎車依頼確認画面100の第1ボタン102がドライバーによって選択されて迎車依頼が受諾されると、ユーザに対するタクシーの割当が確定する。タクシーの割当の確定に応じて、サーバ10は、対応する車両IDを配車要求情報テーブル416に登録すると共に、対応するタクシーの車両情報テーブル412における状態を「迎車」に変更する。ここで、対応するドライバー端末34において、推奨走行計画に従う走行案内が行われていた場合には、状態が空車から迎車へと変更されたため、走行案内が自動的に終了される。
図18は、タクシーの割当が確定した(迎車依頼が受諾された)後のドライバー用画面50を例示する。この場合、図示するように、地図表示領域52の左下隅において、到着ボタン65と、チャットボタン67とが配置される。また、タクシーの割当の確定に応じてタクシーの状態が空車から迎車に変更されているので、状態変更ボタン59の表示もまた、迎車に変更されている。
この例では、タクシーの割当が確定すると、ユーザの乗車位置までの走行経路が設定されて、ドライバー用画面50を介した当該走行経路に従う走行案内が行われる。走行案内の開始の際には、図18に例示するように、情報表示領域63において、目的地であるユーザの乗車位置が表示される。その後、一般的なカーナビゲーションシステムにおける走行案内が行われる。
到着ボタン65は、ドライバーが、ユーザの乗車位置への到着を報告するためのボタンである。チャットボタン67は、ドライバーが、ユーザとの間のチャットを行うためのボタンである。当該チャットボタン67の選択に応じてチャット用画面が表示される。
到着ボタン65がドライバーによって選択されると、ドライバー端末34において、図19に例示する到着報告画面120がドライバー用画面50に重ねて表示される。なお、対応するタクシーの位置が乗車位置から所定の範囲に到達したときに、自動的に(到着ボタン65の選択なしに)到着報告画面120が表示されるようにしても良い。
到着報告画面120には、図示するように、「迎車地到着」と表示された第1ボタン122と、「キャンセル」と表示された第2ボタン124とが上下方向に並べて配置されている。第1ボタン122がドライバーによって選択されると、迎車地(乗車位置)への到着がサーバ10に対して報告される。乗車位置への到着の報告に応じて、サーバ10は、対応するユーザのユーザ端末32に対して所定のメッセージを送信する。ユーザは、当該所定のメッセージを介して、タクシーの到着を知ることができる。また、ドライバーは、上述したテキストチャットを介して、乗車位置へ到着してからユーザが乗車するまでに必要なコミュニケーションを行うこともできる。
図20は、第1ボタン122の選択に応じてドライバー端末34に表示される乗車報告画面130を例示する。当該乗車報告画面130には、図示するように、「乗車完了」と表示された第1ボタン132と、「キャンセル」と表示された第2ボタン134とが上下方向に並べて配置されている。第1ボタン132がドライバーによって選択されると、ユーザの乗車がサーバ10に対して報告される。当該報告を受け付けると、サーバ10は、対応するタクシーの車両情報テーブル412における状態を「賃走」に変更する。
上述した例では、ドライバー用画面50の推奨走行ボタン54の選択に応じて推奨走行計画の設定及び案内が行われるようにしたが、これに代えて、又は、これに加えて、タクシーの状態が非空車状態(例えば、賃走)から空車へと変更されたときに、ドライバーによる操作を介さずに自動的に、推奨走行計画の設定及び案内が行われるようにしても良い。この場合、さらに、タクシーの現在位置がドライバーの得意エリアに含まれる場合には自動的に推奨走行計画の設定及び案内が行われる一方、当該得意エリアに含まれない場合には自動的な推奨走行計画の設定及び案内が行われないようにしても良い。
上述した例において、推奨走行計画における乗客獲得率の値に応じた表示を行うようにしても良い。例えば、推奨走行計画に従う走行案内を開始する際に、推奨走行計画全体の乗客獲得率自体をドライバー用画面50(例えば、情報通知領域63)において表示しても良い。また、例えば、地図表示領域52において、走行経路に含まれる各道路区間を、設定されている乗客獲得率に応じた外観(色、模様又は輪郭等)で表示し、各タクシー乗り場を、設定されている平均待ち時間に応じた外観(色、模様又は輪郭等)で表示しても良い。こうした乗客獲得可能性に応じた表示は、ドライバーが乗客を獲得する可能性を知ることを支援する。また、推奨走行計画全体の乗客獲得率が所定の値以下である場合に、ドライバー用画面50を介して、所定の場所での待機又は休憩の提案を行うようにしても良い。
上述した例において、走行案内中にタクシーが走行経路から離脱した場合に、ドライバー用画面50を介して、当該タクシーのドライバーから離脱理由を受け付けるようにしても良い。例えば、ドライバー用画面50は、走行案内中の走行経路からのタクシーの離脱が検出されると、予め設定されている複数の選択肢の中から離脱理由を選択して入力できるように構成される。入力された離脱理由は、例えば、対応する道路区間に関する情報として、道路区間情報テーブル414において管理される。
上述した例では、タクシーの状態の手動での変更が、ドライバー用画面50の状態変更ボタン59を介して行われるようにしたが、これに代えて、又は、これに加えて、タクシーに設けられたタクシーメーターに対する操作と連動するようにしても良い。
上述した例では、走行計画全体の予測される乗客獲得率を算出するための乗客獲得実績として、各道路区間の乗客獲得率、及び、各タクシー乗り場における平均待ち時間を用いるようにしたが、これらの情報に代えて、又は、加えて、他の情報を用いるようにしても良い。例えば、各道路区間の乗客獲得率等について、過去分と当日分とを別々に管理し、これらの両方を走行計画全体の乗客獲得率の算出に用いると共に、過去分よりも当日分の乗客獲得率等の重みが大きくなるようにしても良い。また、カレンダー情報(月、曜日等を含む。)、天候、イベント情報等の外部情報をさらに用いて、予測される乗客獲得率(タクシーの需要)を算出するようにしても良い。
上述した例において、推奨走行計画に含まれる走行経路の終点に位置する目的地であるタクシー乗り場に到着すると走行案内が終了されるようにしても良い。この場合、例えば、図14に例示したドライバー用画面50の情報通知領域63における「目的のタクシー乗り場に到着しました。ここで待機して下さい。」という情報の表示が所定の時間の間(例えば、3秒間)行われた後に、走行案内が終了される。
以上説明した本実施形態に係る配車サービス提供サーバ10は、空車状態の特定のタクシーの現在位置からの所定の時間の走行計画として推奨される推奨走行計画を、乗客獲得実績(例えば、各道路区間における乗客獲得率、及び、各タクシー乗り場における平均待ち時間等)に基づいて予測される当該所定の時間内の乗客獲得可能性(例えば、乗客獲得率)が大きくなるように設定し、設定した推奨走行計画に従って当該特定のタクシーを案内するから、タクシーが走行しているエリアにかかわらず、当該タクシーによる乗客の獲得を支援することができる。
本発明の他の実施形態において、サーバ10は、タクシーのドライバーが乗客を獲得するための走行を支援する機能を有するが、ユーザからの配車要求を受け付けて当該ユーザに対して配車を行う機能を有しないように構成され得る。つまり、本発明の実施形態は、タクシーの走行支援の機能のみを有するように構成され得る。
本発明の他の実施形態において、タクシーは、自動運転車両として構成され得る。この場合、当該自動運転車両は、空車状態において、設定された推奨走行計画に従うように、その走行が自動制御される。
本発明の他の実施形態において、サーバ10は、その機能ごとに分散された複数のサーバによって構成され、例えば、配車管理サーバ、道路地図情報サーバ、走行計画設定(経路探索)サーバ、及び、走行案内(経路案内)サーバ等の複数のサーバによって構成され得る。
本明細書で説明された処理及び手順は、明示的に説明されたもの以外にも、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの任意の組み合わせによって実現される。例えば、本明細書で説明される処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク等の媒体に、当該処理及び手順に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明された処理及び手順は、当該処理・手順に相当するコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
本明細書中で説明された処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理または手順は複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は複数のモジュールによって実行され得る。また、本明細書において説明されたソフトウェアおよびハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、またはより多い構成要素に分解することによって実現することも可能である。
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数のいずれか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数のいずれとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数のいずれであってもよい。
10 配車サービス提供サーバ
11 コンピュータプロセッサ
15 ストレージ
20 通信ネットワーク
32 ユーザ端末
34 ドライバー端末
41 情報記憶管理部
411 ユーザ情報テーブル
412 車両情報テーブル
413 ドライバー情報テーブル
414 道路区間情報テーブル
415 タクシー乗り場情報テーブル
416 配車要求情報テーブル
42 基本機能制御部
43 配車管理部
44 走行支援部
50 ドライバー用画面(所定の画面)
522 走行経路
70 ユーザ用画面
100 迎車依頼確認画面
120 到着報告画面
130 乗車報告画面

Claims (12)

  1. 1又は複数のコンピュータプロセッサを備え、タクシーの走行を支援するためのシステムであって、
    前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、読取可能な命令の実行に応じて、
    地理的に連続する複数の道路区間を有する走行経路の走行が含まれる走行計画であって、空車状態の特定のタクシーの現在位置からの所定の時間の走行計画として推奨される前記特定のタクシーに対する推奨走行計画を設定する処理と、
    設定した推奨走行計画に従って前記特定のタクシーを案内する処理と、を実行し、
    前記推奨走行計画を設定する処理は、走行する走行経路が有する複数の道路区間の各々における乗客獲得実績に少なくとも基づいて予測される前記所定の時間内に乗客を獲得する可能性が大きくなるように推奨走行計画を設定することを含む、
    システム。
  2. 前記推奨走行計画を設定する処理は、
    走行する走行経路上のタクシー乗り場における乗客の待機がさらに含まれる前記所定の時間の推奨走行計画を設定すること、及び、
    タクシー乗り場における乗客獲得実績にさらに基づいて予測される前記所定の時間内に乗客を獲得する可能性が大きくなるように推奨走行計画を設定すること、を含む、
    請求項1のシステム。
  3. 前記推奨走行計画を設定する処理は、前記設定した推奨走行計画に含まれる走行経路の終点から所定の範囲内に前記特定のタクシーが空車状態のまま到達したときに、前記特定のタクシーのその時点での現在位置からの前記所定の時間の走行計画として推奨される新たな推奨走行計画を設定することを含む、
    請求項1又は2のシステム。
  4. 前記推奨走行計画を設定する処理は、
    走行する走行経路上のタクシー乗り場における乗客の待機がさらに含まれる前記所定の時間の推奨走行計画を設定すること、及び、
    前記設定した推奨走行計画の最後がタクシー乗り場における乗客の待機である場合には、前記設定した推奨走行計画に含まれる走行経路の終点から前記所定の範囲内に前記特定のタクシーが空車状態のまま到達したときに前記新たな推奨走行計画の設定を行わないこと、を含む、
    請求項3のシステム。
  5. 前記推奨走行計画を設定する処理は、
    走行する走行経路上のタクシー乗り場における乗客の待機がさらに含まれる前記所定の時間の推奨走行計画を設定すること、及び、
    前記設定した推奨走行計画の最後がタクシー乗り場における乗客の待機である場合には、前記設定した推奨走行計画における待機時間に少なくとも基づく時間に実際の待機時間が到達したときに、前記特定のタクシーのその時点での現在位置からの前記所定の時間の走行計画として推奨される新たな推奨走行計画を設定すること、を含む、
    請求項3のシステム。
  6. 前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、空車状態を含むタクシーの状態を管理する処理を実行し、
    前記推奨走行計画を設定する処理は、前記特定のタクシーの状態が、空車状態以外の非空車状態から空車状態へと変化することに応じて、前記特定のタクシーに対する推奨走行計画を自動的に設定することを含む、
    請求項1ないし5何れかのシステム。
  7. 前記推奨走行計画を設定する処理は、前記特定のタクシーの現在位置が特定の地理的なエリアに含まれる場合には、前記特定のタクシーの状態が非空車状態から空車状態へと変化することに応じて前記特定のタクシーに対する推奨走行計画を自動的に設定する一方、前記特定のタクシーの現在位置が前記特定の地理的なエリアに含まれない場合には、前記特定のタクシーの状態が非空車状態から空車状態へと変化することに応じた前記特定のタクシーに対する推奨走行計画の自動的な設定を行わないことを含む、
    請求項6のシステム。
  8. 前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、空車状態を含むタクシーの状態を管理する処理を実行し、
    前記特定のタクシーを案内する処理は、前記特定のタクシーの状態が、空車状態から空車状態以外の非空車状態へと変化することに応じて、前記設定した推奨走行計画に従う前記特定のタクシーの案内を停止することを含む、
    請求項1ないし7何れかのシステム。
  9. 前記推奨走行計画を設定する処理は、前記特定のタクシーのドライバーに関連付けられている地理的なエリアに含まれる道路区間が優先されるように推奨走行計画を設定することを含む、
    請求項1ないし8何れかのシステム。
  10. 前記特定のタクシーを案内する処理は、前記設定した推奨走行計画に従って前記特定のタクシーを案内するための所定の画面を前記特定のタクシーのドライバーに提示することを含み、
    前記所定の画面は、前記設定した推奨走行計画において予測される前記所定の時間内に乗客を獲得する可能性に応じた表示が行われるように構成されている、
    請求項1ないし9何れかのシステム。
  11. 1又は複数のコンピュータによって実行され、タクシーの走行を支援するための方法であって、
    地理的に連続する複数の道路区間を有する走行経路の走行が含まれる走行計画であって、空車状態の特定のタクシーの現在位置からの所定の時間の走行計画として推奨される前記特定のタクシーに対する推奨走行計画を設定するステップと、
    設定した推奨走行計画に従って前記特定のタクシーを案内するステップと、を備え、
    前記推奨走行計画を設定するステップは、走行する走行経路が有する複数の道路区間の各々における乗客獲得実績に少なくとも基づいて予測される前記所定の時間内に乗客を獲得する可能性が大きくなるように推奨走行計画を設定することを含む、
    方法。
  12. タクシーの走行を支援するためのプログラムであって、
    1又は複数のコンピュータ上での実行に応じて、前記1又は複数のコンピュータに、
    地理的に連続する複数の道路区間を有する走行経路の走行が含まれる走行計画であって、空車状態の特定のタクシーの現在位置からの所定の時間の走行計画として推奨される前記特定のタクシーに対する推奨走行計画を設定する処理と、
    設定した推奨走行計画に従って前記特定のタクシーを案内する処理と、を実行させ、
    前記推奨走行計画を設定する処理は、走行する走行経路が有する複数の道路区間の各々における乗客獲得実績に少なくとも基づいて予測される前記所定の時間内に乗客を獲得する可能性が大きくなるように推奨走行計画を設定することを含む、
    プログラム。
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