JP2020077196A - 表示装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法 - Google Patents

表示装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法 Download PDF

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浩之 上西
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Abstract

【課題】ユーザーが必要以上にスクロールジェスチャーの速度を速くすることを防止可能にする。【解決手段】表示装置1は、表示面を有し、タッチパネル機能を備える表示部10と、タッチパネル機能により検知される表示面に対するタッチ操作に基づく指示を受け付ける操作受付部102と、操作受付部102が受け付けた、表示面へのユーザー接触を含む、スクロールジェスチャーの速度に応じて、スクロール速度を設定し、当該設定したスクロール速度で表示部10に表示される画像のスクロールを開始してスクロールを行う表示制御部103とを備える。表示制御部103は、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像を表示部10に表示させる。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法に関し、特に、スクロール表示技術に関する。
画像形成装置(例えば、複合機)やスマートフォン等、多くの電子機器はタッチパネル機能を備え、表示部の表示面へのユーザー接触を含む、ジェスチャーで、機器を操作することができる。ジェスチャーによる操作は、ボタンキーの操作よりも直感的で操作性がよい。画像形成装置やスマートフォン等では、その表示部に、アドレス帳の情報(例えば、氏名、メールアドレス、電話番号、住所)や写真などを予め定められた順序で列挙したリストが表示されることがある。アドレス帳の情報については、50音順やアルファベット順に並べられたり、写真については、撮影日時順に並べられたりする。上記リストの情報量が多く、表示部における表示領域に画像が収まりきらない場合、ユーザーによるフリック操作及びスワイプ操作等のスクロールジェスチャーに従って画像をスクロールさせることで、表示されずに隠れている情報を上記表示領域に表示させる技術が採用されている。
特開2012−208637号公報
上記のようなスクロール表示技術では、スクロールジェスチャーの速度が速くなるにつれてスクロール速度を速くしている。そして、表示部の表示領域に表示されている画像の情報量が多く、スクロール量も多い場合、当該画像中におけるユーザー目的の画像を表示領域に表示させるために、現在表示されている状態から多くのスクロールを必要とするときがある。このとき、1回のスクロールジェスチャーだけでは、ユーザー目的の画像を表示領域に表示させることができず、スクロールジェスチャーを複数回繰り返す必要が生じることがある。
このような場合、目的とする画像を少しでも早く表示領域に表示させようとして、ユーザーは表示面に接触している指を力強く弾くなどしてスクロールジェスチャーの速度を速くして、スクロール速度を上げようとする傾向がある。
しかしながら、スクロール速度には上限があるので、必要以上にスクロールジェスチャーの速度を速くしても、スクロール速度が上限を超えることはないので、その行為は無駄である。また、指を弾く強さが強すぎると、表示面に破損が生じたり、内部の電子部品に悪影響を及ぼしたりするおそれがある。
ユーザーが必要以上にスクロールジェスチャーの速度を速くするのは、スクロール速度に上限があることをユーザーが認識していないことや、上限があることをユーザーが認識していたとしても、どの程度のスクロールジェスチャーの速度で、スクロール速度が上限に達するのかが分からないことが理由であると考えられる。
換言すれば、スクロール速度に上限があることをユーザーに認知させ、更には、どの程度のスクロールジェスチャーの速度で、スクロール速度が上限に達するのかをユーザーに認識させることができれば、スクロールジェスチャーの速度が速くなりすぎるのを防止することができる。
上記特許文献1には、勢い余ってスクロール操作されることによる誤動作を防止することについての記載はあるが、スクロールジェスチャーの速度が速くなりすぎるのを防止することについての記載はない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、ユーザーが必要以上にスクロールジェスチャーの速度を速くすることを防止可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る表示装置は、表示面を有し、タッチパネル機能を備える表示部と、前記タッチパネル機能により検知される前記表示面に対するタッチ操作に基づく指示を受け付ける操作受付部と、前記操作受付部が受け付けた、前記表示面へのユーザー接触を含む、スクロールジェスチャーの速度に応じて、スクロール速度を設定し、当該設定したスクロール速度で前記表示部に表示される画像をスクロールさせる表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像を前記表示部に表示させる。
また、本発明の一局面に係る表示制御プログラムは、タッチパネル機能を備える表示部の表示面に対するタッチ操作に基づく指示を受け付ける操作受付部と、前記操作受付部が受け付けた、前記表示面へのユーザー接触を含む、スクロールジェスチャーの速度に応じて、スクロール速度を設定し、当該設定したスクロール速度で前記表示部に表示される画像をスクロールさせる表示制御部として、コンピューターを機能させ、前記表示制御部が、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像を前記表示部に表示させるように、前記コンピューターに更に機能させる。
また、本発明の一局面に係る表示制御方法は、タッチパネル機能を備える表示部の表示面に対するタッチ操作に基づく指示を受け付ける操作受付ステップと、前記操作受付ステップで受け付けた、前記表示面へのユーザー接触を含む、スクロールジェスチャーの速度に応じて、スクロール速度を設定し、当該設定したスクロール速度で前記表示部に表示される画像をスクロールさせる表示制御ステップと、を有し、前記表示制御ステップでは、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像を前記表示部に表示する。
本発明によれば、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像が表示部に表示される。従って、ユーザーは、自身が行っているスクロールジェスチャーの速度と、スクロールジェスチャーを速くしても表示部におけるスクロール表示がそれ以上速くならないことを認識可能になる。このため、ユーザーが必要以上にスクロールジェスチャーの速度を速くすることを防止可能になる。
本発明の第1実施形態に係る表示装置の外観を示す平面図である。 第1実施形態に係る表示装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。 第1実施形態に係る表示装置の制御ユニットで行われる処理の一例を示したフローチャートである。 表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。 第2実施形態に係る表示装置の制御ユニットで行われる処理の一例を示したフローチャートである。 表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。 表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。 表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。
以下、本発明の一実施形態に係る表示装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置の外観を示す平面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る表示装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置1は、例えば、スマートファンなどのモバイル機器であって、表示部10と、タッチパネル20と、通信部30と、記憶部40と、制御ユニット100とを備えている。これらの各構成は、互いにCPU(Central Processing Unit)バスによりデータ又は信号の送受信が可能とされている。
表示部10は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)などから構成される。また、表示部10は、制御ユニット100からの応答やデータ結果等を表示する。
タッチパネル20は、いわゆる抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチパネルである。タッチパネル20は、表示部10の前面に表示部10の一部として配置され、表示部10の表示面へのユーザーによる接触をその接触位置と共に検知する。タッチパネル20は、ユーザーによる接触を検知すると、その接触点の座標位置を示す検知信号を、制御ユニット100の後述する操作受付部102等に出力する。このように、タッチパネル20は、表示部10の表示面に対するユーザー操作が入力される操作部としての役割を果たす。
なお、タッチパネル20には、表示面への直接の接触がなくても、ユーザーの指などが表示面に対して一定距離まで接近した場合に当該指などを検出するタッチパネルも含まれる。このため、本実施形態でいう「接触」には、表示面への直接的な接触がなくても指などが上記一定距離まで接近したことがタッチパネル20の機能により検出される状態も、実質的に接触したとして含まれるものとする。
また、表示装置1は、ユーザー操作が入力される操作部として、上記のタッチパネル20に加えて物理キーを備えてもよい。当該物理キーには、例えば、矢印キー、Page Upキー、Page Downキーなどがある。
通信部30は、LAN(Local Area Network)チップなどの通信モジュールを備える通信インターフェイスである。表示装置1は、通信部30を介してネットワークを通じてPC(Personal Computer)等の他の電子機器と接続されている。通信部30は、当該接続されたPC等との間でデータの送受信を行う。
記憶部40は、例えば不揮発性メモリー等の記憶装置である。また、記憶部40は、アドレス記憶部41、映像データ記憶部42、及び文書データ記憶部43の各記憶領域を含む。アドレス記憶部41は、通信相手の連絡先情報(メールアドレス)や氏名、住所、電話番号等を記憶する。映像データ記憶部42は、画像データや動画データを記憶する。文書データ記憶部43は、文書データを記憶する。
制御ユニット100は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等から構成される。プロセッサーは、例えば、CPU、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro Processing Unit)等である。制御ユニット100は、上記記憶部40に記憶された表示制御プログラムが上記のプロセッサーに実行されることにより、制御部101、操作受付部102、及び表示制御部103として機能する。但し、制御ユニット100の上記の各構成は、前述の表示制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。以下、特に触れない限り、各実施形態についても同様である。
制御部101は、表示装置1の全体的な動作制御を司る。制御部101は、表示部10、タッチパネル20、通信部30、及び記憶部40などと接続されており、接続されている上記各構成の動作制御や、各構成との間での信号またはデータの送受信を行う。
操作受付部102は、タッチパネル20により検知される表示部10に対するタッチ操作を受け付ける。操作受付部102は、タッチパネル20から出力される検知信号に基づき、ユーザーにより行われたタッチ操作の内容を特定し、当該特定した内容に対応する指示を、制御部101及び表示制御部103などに出力する。
タッチパネル20に行われるタッチ操作には、タップ操作やスライド操作(フリック操作やスワイプ操作を含む)などがある。例えば、ユーザーがタッチパネル20上に指を接触させ、その後その接触位置から指を離すと、タッチパネル20は、接触を検知した位置を示す検知信号を操作受付部102に出力する。操作受付部102は、当該検知信号を受け、例えば、ユーザーにより入力されたユーザー操作がタップ操作であることを特定する。
また、タッチパネル20上に指を接触させた状態で指を移動させると、タッチパネル20は、最初に接触を検出した初期位置から最後に接触を検出した最終位置までの各移動位置を示す検知信号を操作受付部102に出力する。操作受付部102は、当該検知信号を受け、ユーザーにより入力されたユーザー操作がスライド操作(フリック操作又はスワイプ操作)であることを特定する。
表示制御部103は、表示部10の表示制御を行う。例えば、表示制御部103は、操作受付部102がユーザーから文書データ記憶部43に記憶されている文書データの表示指示を受け付けると、文書データ記憶部43から文書データそれぞれに付けられている文書名を読み出し、読み出した文書名を列挙したリストを表示部10に表示させる。
図3は、表示制御部103が表示部10に表示させる表示画面の一例を示した図である。なお、本実施形態では、表示制御部103が、スクロール表示させる表示対象として表示部10に表示させる表示対象画像をスクロール画像と称する。すなわち、スクロール画像は、その全体が1度の表示では表示部10の表示領域E1に表示できず、スクロール表示により各部分を表示領域E1に順次表示することにより、画像全体が表示領域E1に表示される画像である。
文書データが多く、文書データそれぞれの文書名を列挙したリストL1と文書データを収めるファイル名「ユーザーBOX」を表示するタイトルバーTBとが表示部10の表示領域E1に収まりきらない場合、リストL1はスクロール画像として表示される。表示画面D1は、タイトルバーTBと、スクロール画像であるリストL1と、スクロールバーSBと、を含む。また、スクロールバーSBには、表示部10の表示領域E1に現在表示されているスクロール画像(リストL1)の表示位置と全体に占める割合を表す画像であるスクロールボックスBXが表示されている。
スクロールジェスチャーは、表示部10にスクロール画像が表示されているときに行われる上記スライド操作である。表示制御部103は、操作受付部102がユーザーによるタッチ操作がスクロールジェスチャーであると判定すると、当該スクロールジェスチャーの方向及び速度に応じて、スクロール方向を設定する。
表示制御部103は、スクロールジェスチャーの速度が速くなるにつれて、スクロール速度が速くなるように、当該スクロール速度を設定する。表示制御部103は、スクロール速度に上限を設けている。このため、スクロールジェスチャーを必要以上に速い操作で行っても、表示制御部103が、上限を超えるスクロール速度でスクロールを行うことはない。
操作受付部102は、スクロールジェスチャーの方向を、タッチパネル20上に接触した指の移動方向から検出する。また、操作受付部102は、スクロールジェスチャーの速度を、単位時間当たりの当該指の移動距離から検出する。
また、表示制御部103は、スクロール表示(以下、単にスクロールという)を行っている間、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像を表示部10に表示する。
例えば、表示制御部103は、表示部10における表示領域E1で表示されている画像の表示を阻害しない予め定められた部分を、スクロール速度画像として、スクロール速度に応じた表示色で表示する。当該予め定められた部分は、例えば、スクロールボックスBXである。
例えば、スクロール速度が上限に達している場合、表示制御部103は、スクロール速度が上限に達していることをユーザーが認識するのに適した予め定められた色で、スクロール速度画像としてスクロールボックスBXを表示する。当該予め定められた色としては、速度が高速であることをユーザーがイメージしやすい赤色が好ましい。
次に、第1実施形態に係る表示装置1の制御ユニット100で行われる処理の一例について、図4に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理は、表示制御部103が、表示部10に表示されるスクロール画像のスクロールを開始したときに、並行して行う処理である。
まず、表示制御部103は、スクロールジェスチャーの速度に応じて速度を設定しているスクロール速度Vが、スクロール速度の上限速度V_MAXに達しているか否かを判断する(S1)。表示制御部103は、スクロール速度Vが上限速度V_MAXに達していると判断した場合(S1でYES)、スクロールボックスBXを赤色で表示し(S2)、その後、処理はS1へ戻る。すなわち、スクロール速度が上限に達している場合、図5に示すように、スクロール速度が高速であることをユーザーがイメージしやすい赤色(図5では黒色のベタ塗りで示している)でスクロールボックスBXを表示する。なお、図5に示した表示部10の表示状態は、図3に示した表示部10の表示状態で、ユーザーが指先を画面の上へ素早く弾くように払うことで、画像がスクロールアップ(表示内容を上に移動させて、見えなかった部分を見えるようにする)されている状態である。
表示制御部103は、スクロール速度Vが上限速度V_MAXに達していないと判断した場合(S1でNO)、スクロール速度Vが予め定められた第1速度V_1(<V_MAX)以上であるか否かを判断する(S3)。表示制御部103は、スクロール速度Vが第1速度V_1以上であると判断した場合(S3でYES)、スクロールボックスBXを上記赤色とは異なるオレンジ色で表示する(S4)。その後、処理はS1へ戻る。第1速度V_1は、例えば、上限速度V_MAXの8割である。すなわち、スクロール速度が上限に達していないが、それに近い速度である場合、スクロール速度がやや高速であることをユーザーがイメージしやすいオレンジ色(赤色に近い色)でスクロールボックスBXを表示する。
表示制御部103は、スクロール速度Vが第1速度V_1以上でないと判断した場合(S3でNO)、スクロール速度Vが予め定められた第2速度V_2(<V_1)以上であるか否かを判断する(S5)。表示制御部103は、スクロール速度Vが第2速度V_2以上であると判断した場合(S5でYES)、スクロールボックスBXを通常時の色(例えば、灰色)で表示する(S6)。この後、処理はS1へ戻る。第2速度V_2は、例えば、上限速度V_MAXの2割である。
表示制御部103は、スクロール速度Vが第2速度V_2以上でないと判断した場合(S5でNO)、スクロール速度Vが0であるかを判断する(S7)。表示制御部103は、スクロール速度Vが0でないと判断した場合(S7でNO)、スクロールボックスBXを青色で表示する(S8)。この後、処理はS1へ戻る。すなわち、スクロール速度は0でないが、第2速度V_2以上でない低速である場合、スクロール速度が低速であることをユーザーがイメージしやすい青色でスクロールボックスBXを表示する。
一方、表示制御部103は、スクロール速度Vが0である(スクロールは停止している)と判断した場合(S7でYES)、スクロールボックスBXを含むスクロールバーSBの表示を表示部10から消去する(S9)。この後、この処理は終了する。
上記第1実施形態によれば、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像が表示部10に表示される。従って、ユーザーは、自身が行っているスクロールジェスチャーの速度と、スクロールジェスチャーを速くしても表示部10におけるスクロール表示がそれ以上速くならないことを認識可能になる。このため、ユーザーが必要以上にスクロールジェスチャーの速度を速くすることを防止可能になる。
すなわち、上記第1実施形態では、スクロール速度Vに応じたスクロール速度画像が表示部10に表示される。スクロール速度Vが上限に達している場合に、スクロールボックスBXは赤色で表示され、スクロール速度Vは上限に達していないが、上限に近くやや高速である場合に、スクロールボックスBXはオレンジ色で表示されるので、スクロールジェスチャーの速さに対するスクロール速度Vのレベルをユーザーが容易に認識することができるようになる。
従って、適切な操作速度でのスクロールジェスチャーをユーザーに対して促すことが可能となる。例えば、スクロールボックスBXの赤色表示により、それ以上の速さでスクロールジェスチャーを行う必要がないことをユーザーが認識できれば、スクロールジェスチャーが強くなりすぎるのを防止することが可能となる。
また、スクロールボックスBXの青色表示により、ユーザーは速い速度でスクロールジェスチャーを行えば、更にスクロール速度を速くすることが可能であることを理解可能となる。また、スクロールボックスBXのオレンジ色表示により、ユーザーは更に速い速度でスクロールジェスチャーを行えば、スクロール速度をより速くすることが可能であることを理解可能となる。
次に、第2実施形態に係る表示装置1の制御ユニット100で行われる処理の一例について、図6に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、S1以降については、図4に示したフローチャートと同じであるため、同符号を付して、説明を省略する。
表示制御部103は、操作受付部102が検出したスクロールジェスチャーの速度VAが、スクロール速度としてその上限速度V_MAXを設定するのに対応する速度VA_MAXよりも、予め定められた速度分Tだけ超過しているか否かを判断する(S11)。
表示制御部103は、操作受付部102が検出したスクロールジェスチャーの速度VAが、スクロール速度としてその上限速度V_MAXを設定するのに対応する速度VA_MAXよりも、予め定められた速度分Tだけ超過していると判断した場合(S11でYES)、ユーザーのスクロールジェスチャーはその操作速度が速すぎるとして、表示制御部103は、図7に示すように、「スクロールジェスチャーが強すぎます」といった、注意喚起のメッセージM1をタイトルバーTB上に表示する(S12)。この後、処理はS1へ移る。
一方、表示制御部103は、操作受付部102が検出したスクロールジェスチャーの速度VAが、スクロール速度としてその上限速度V_MAXを設定するのに対応する速度VA_MAXよりも、予め定められた速度分Tだけ超過していないと判断した場合(S11でNO)、処理はそのままS1へ移る。
上記第2実施形態によれば、スクロールジェスチャーの操作速度が速すぎる場合には警告をユーザーに対して行うので、スクロールジェスチャーの操作速度が速すぎることを要因として表示部10の表示面に破損が生じたり、内部の電子部品に悪影響を及んだりすることをより確実に防止可能となる。
なお、ここではメッセージM1を表示部10に表示することによって、ユーザーに対して注意喚起を行っているが、別の実施形態として、図8に示すように、表示制御部103が、スクロールボックスBXを含むスクロールバーSBを、そのサイズをスクロール方向と直交する方向に大きくして表示するようにしてもよい。スクロールジェスチャーの操作速度が速すぎる場合には、スクロールボックスBXを大きく表示することで、スクロールボックスBXが赤色で表示されていることをユーザーにより注視させることが可能となる。また、表示制御部103は、スクロールボックスBXの赤色の濃度を濃くして、赤みを強調するようにしてもよい。
上記第1又は第2実施形態では、スクロールを行っている間、表示制御部103は、スクロール速度Vの変化に合わせてスクロール速度画像を変化させていく形態(例えば、スクロール開始時のスクロール速度Vが上限に達していれば、スクロールボックスBXは赤色からオレンジ色、灰色、青色に変化させる)について説明しているが、第3実施形態では、表示制御部103は、スクロール開始時のスクロール速度に応じたスクロール速度画像を維持するようにしてもよい。
例えば、表示制御部103は、スクロール開始時にスクロール速度Vが上限に達していれば、スクロール速度Vが減速しても、スクロールボックスBXを赤色のまま表示する。これにより、スクロールジェスチャーの強さをユーザーにより確実に認識させることが可能となる。
また、ここまでスクロール速度に応じたスクロール速度画像について、スクロールボックスBXの表示色を変える場合を例にして説明しているが、別の実施形態として、図9に示すように、表示制御部103は、表示部10の表示領域E1の外枠の色を、スクロール速度Vに応じて変えるようにしてもよい。例えば、スクロール速度Vが上限に達している場合には、表示領域E1の外枠を赤色で表示し、スクロール速度Vが上限速度V_MAXに達していないが、上限速度V_MAXに近くやや高速である場合(スクロール速度Vが上限速度V_MAXに達しておらず、第1速度V_1以上である場合)には、当該外枠をオレンジ色で表示する。
ところで、表示部10に表示させる画像をスクロール表示する際にスクロールさせる量(以下、スクロール量という)が少ないときには、スクロールは瞬時に終了する。スクロールが瞬時に終了する場合に、上記したように、スクロール速度に応じて、スクロールボックスBXの色を変化させても、瞬間的にしか変化させることができず、スクロールジェスチャーの操作速度に対するスクロール速度のレベルをユーザーに認識させるための効果はあまり高くないと考えられる。また、このように瞬間的にしか変化させない場合、スクロールボックスBXの色の変化を、ユーザーが煩わしく感じるおそれがある。
そこで、更なる別の実施形態として、表示制御部103は、表示部10に表示される画像の上記スクロール量が予め定められた量よりも多いときにスクロール速度に応じたスクロール速度画像を表示部10に表示するが、表示部10に表示される画像のスクロール量が当該予め定められた量よりも多くないときは、スクロール速度に応じたスクロール速度画像を表示部10に表示しないようにしてもよい。
本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、上記実施形態では、本発明に係る表示装置の一実施形態としてスマートフォンを用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の電子機器、例えば、携帯電話、PDA、音楽プレーヤー、電子タブレット、及び画像形成装置などでもよい。
また、図1乃至図9を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 表示装置
10 表示部
20 タッチパネル
40 記憶部
100 制御ユニット
101 制御部
102 操作受付部
103 表示制御部

Claims (11)

  1. 表示面を有し、タッチパネル機能を備える表示部と、
    前記タッチパネル機能により検知される前記表示面に対するタッチ操作に基づく指示を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部が受け付けた、前記表示面へのユーザー接触を含む、スクロールジェスチャーの速度に応じて、スクロール速度を設定し、当該設定したスクロール速度で前記表示部に表示される画像をスクロールさせる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像を前記表示部に表示させる表示装置。
  2. 前記表示制御部は、前記表示部における表示領域に表示されている画像の表示を阻害しない予め定められた部分を、スクロール速度に応じた表示色で表示することで、前記スクロール速度画像を前記表示部に表示する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記予め定められた部分が、スクロールバー上に表示されるスクロールボックスである請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記予め定められた部分が、前記表示領域の外枠である請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記表示制御部は、スクロール速度が上限に達している場合、スクロール速度が上限に達していることを示す予め定められた色で、前記予め定められた部分を表示する請求項3又は4に記載の表示装置。
  6. 前記表示制御部は、前記操作受付部が受け付けたスクロールジェスチャーの速度が、上限であるスクロール速度に設定する速度よりも、予め定められた速度分だけ超過している場合、前記スクロールジェスチャーの速度が早いことを示す予め定められた表示を前記表示部に表示する請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記表示制御部は、
    前記表示部に表示される画像のスクロール量が予め定められた量よりも多い場合、前記スクロール速度画像を前記表示部に表示するが、
    前記表示部に表示される画像のスクロール量が前記予め定められた量よりも多くない場合、前記スクロール速度画像を前記表示部に表示しない請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 前記予め定められた表示は、スクロールバーをスクロール方向と直交する方向に大きくした表示である請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記スクロール速度画像は、スクロール開始時のスクロール速度に応じたものである請求項1に記載の表示装置。
  10. タッチパネル機能を備える表示部の表示面に対するタッチ操作に基づく指示を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部が受け付けた、前記表示面へのユーザー接触を含む、スクロールジェスチャーの速度に応じて、スクロール速度を設定し、当該設定したスクロール速度で前記表示部に表示される画像をスクロールさせる表示制御部として、コンピューターを機能させ、
    前記表示制御部が、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像を前記表示部に表示させるように、前記コンピューターに更に機能させる表示制御プログラム。
  11. タッチパネル機能を備える表示部の表示面に対するタッチ操作に基づく指示を受け付ける操作受付ステップと、
    前記操作受付ステップで受け付けた、前記表示面へのユーザー接触を含む、スクロールジェスチャーの速度に応じて、スクロール速度を設定し、当該設定したスクロール速度で前記表示部に表示される画像をスクロールさせる表示制御ステップと、を有し、
    前記表示制御ステップでは、スクロール速度に応じて予め定められた態様からなり、スクロール速度が上限に達した場合にはスクロール速度が上限に達していることを示す態様からなるスクロール速度画像を前記表示部に表示する、表示制御方法。
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