JP2020077069A - フィードバック生成装置 - Google Patents

フィードバック生成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020077069A
JP2020077069A JP2018208485A JP2018208485A JP2020077069A JP 2020077069 A JP2020077069 A JP 2020077069A JP 2018208485 A JP2018208485 A JP 2018208485A JP 2018208485 A JP2018208485 A JP 2018208485A JP 2020077069 A JP2020077069 A JP 2020077069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
virtual
control point
coordinate
region
feedback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018208485A
Other languages
English (en)
Inventor
晃二 長谷川
Koji Hasegawa
晃二 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exiii Co Ltd
Original Assignee
Exiii Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Exiii Co Ltd filed Critical Exiii Co Ltd
Priority to JP2018208485A priority Critical patent/JP2020077069A/ja
Publication of JP2020077069A publication Critical patent/JP2020077069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】演算量の過大な増大を招くことなく、仮想身体部位とオブジェクトとが接触したか否かを適切に判定することができるフィードバック生成装置を提供する。【解決手段】フィードバック生成装置において、ユーザからの操作を受け付ける操作部を介してユーザが仮想空間の座標上に配置されたオブジェクトに接触した際にフィードバック信号が生成される仮想空間処理プログラム23Aは、仮想空間の座標上に配置されて操作部の操作に対応するとともに座標上の位置を検出する位置検出部23Abと、任意の領域を有する制御点を有する仮想部位と、仮想部位の制御点の座標上における領域の位置とオブジェクトにおいて制御点の領域の指向する部位の座標上の位置とに基づいて仮想部位とオブジェクトとが接触したか否かを判定する接触判定部23Acとを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、フィードバック生成装置、特に、ユーザからの操作を受け付ける操作部を介してユーザが仮想空間の座標上に配置されたオブジェクトに接触した際にフィードバック信号が生成されてフィードバック信号が操作部に出力されるフィードバック生成装置に関する。
VR(Virtual Reality)技術によって生成された仮想空間に仮想のオブジェクトを配置し、ユーザがこのオブジェクトに接触した際の擬似的な触覚をフィードバックする技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
この種のフィードバック技術において、図9で示すように、仮想空間100でユーザの仮想の身体の部位(例えば手)である仮想身体部位110を生成する場合は、その骨格を線分状のオブジェクトであるボーン111(図面の視認性を優先する観点からその一部のみを示す)として抽象化し、ボーン111の周囲に皮膚の形状を抽象化した面形状のオブジェクトであるスキン112を付与して生成することがある。
このように生成された仮想身体部位110では、スキン112に関連づけられた制御点113がスキン112に密に配置され、各制御点113の座標C上の位置とオブジェクト120において制御点113の指向する部位の座標C上の位置との間の距離dが演算されて、仮想身体部位110とオブジェクト120とが接触したか否かが判定される。
特開2016−126772公報
ところで、上記のように、スキン112に関連づけられた制御点113がスキン112に密に配置される場合は、各制御点113の座標C上の位置とオブジェクト120において制御点113の指向する部位の座標C上の位置との間の距離dの演算が膨大となって、演算装置に過大な負荷が付与されることになる。
この場合、スキン112に関連づけられた制御点113をスキン112に疎に配置することも考えられるが、制御点113を疎に配置する程度と仮想身体部位110に接触するオブジェクトの大きさとによっては、オブジェクト120がスキン112を透過してしまって、仮想身体部位110とオブジェクト120とが接触したとの判定がなされない場合も生じることが懸念される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、演算量の過大な増大を招くことなく、仮想身体部位とオブジェクトとが接触したか否かを適切に判定することができるフィードバック生成装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を達成するための、本発明に係るフィードバック生成装置は、ユーザからの操作を受け付ける操作部を介してユーザが仮想空間の座標上に配置されたオブジェクトに接触した際にフィードバック信号が生成されてフィードバック信号が操作部に出力されるフィードバック生成装置において、仮想空間の座標上に配置されて操作部の操作に対応するとともに座標上の位置が検出され且つ任意の領域を有する制御点仮想部位と、仮想当該部位の制御点の座標上における領域の位置とオブジェクトにおいて制御点の領域の指向する部位の座標上の位置とに基づいて前記仮想部位とオブジェクトとが接触したか否かを判定する接触判定部と、を備えることを特徴としている。
このフィードバック生成装置の制御点は、ボーンに関連付けられることによって仮想空間内の仮想身体部位の少なくとも一部を構成し、仮想身体部位は、ボーンの先端及び複数のボーンの間に生成される関節に制御点が配置されることを特徴としており、仮想身体部位は、制御点の座標上における領域の重心がボーンに位置することを特徴としており、さらに、制御点の座標上における領域が重心から任意の半径を有する球状に生成されることを特徴としている。
このフィードバック生成装置によれば、仮想身体部位のボーンに関連づけられた制御点が、その重心から任意の半径を有する球状の領域を座標上に有することから、この領域の表面において制御点がオブジェクトと接触する。
したがって、制御点の領域とオブジェクトにおいて制御点の領域の指向する部位とが面で接触することから、例えばボーンの先端や複数のボーンの間に生成される関節に制御点を配置すれば、制御点の座標上の位置とオブジェクトにおいて制御点の領域の指向する部位の座標上の位置との距離を演算する際の演算量の過大な増加を招くことがなく、仮想身体部位とオブジェクトとが接触したか否かを適切に判定することができる。
しかも、このフィードバック生成装置の仮想身体部位は、制御点の座標上における領域の大きさが、ユーザが装着部を装着する部位に対応して設定されることを特徴としている。
したがって、仮想身体部位とオブジェクトとが接触したか否かを、ユーザが装着部を装着する部位に応じて適切に判定することができる。
この発明によれば、仮想空間に配置される仮想身体部位とオブジェクトとが接触したか否かを、適切に判定することができる。
本発明の実施の形態に係るフィードバック生成装置の構成の概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係るフィードバック生成装置のコンピュータの構成の概略を説明するブロック図である。 同じく、本実施の形態に係るフィードバック生成装置の仮想空間処理プログラムの構成の概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係るフィードバック生成装置で生成される仮想身体部位の構成の概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係るフィードバック生成装置で生成される仮想身体部位の制御点の構成の概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係るフィードバック生成装置で検出したオブジェクトの位置と仮想身体部位の位置とを演算処理によって関連づける概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係るフィードバック生成装置で仮想身体部位とオブジェクトとが接触したか否かを判定する概略を説明する図である。 本発明の他の実施の形態に係るフィードバック生成装置で生成される他の仮想身体部位の構成の概略を説明する図である。 一般的なフィードバック技術で生成される仮想身体部位の概略を説明する図である。 本実施の形態に係る操作部の変形例である。 図9の操作部の本体である。 本実施の形態に係る操作部の他の変形例である。 図11の操作部の本体である。
次に、図1〜図7に基づいて、本発明の実施の形態に係るフィードバック生成装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係るフィードバック生成装置の構成の概略を説明する図である。図示のように、フィードバック生成装置10は、仮想空間11を生成するコンピュータ20、ユーザ1に装着されてコンピュータ20で生成された仮想空間11が表示されるヘッドマウントディスプレイ(Head Mount Dispray:HMD)30、及びコンピュータ20に接続されてユーザ1の手に装着される操作部40を備える。なお、コンピュータ端末がHMDや操作部に内包される形態でもよいし、演算処理をクラウドコンピューティングに実施させる形態でもよい。上述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
仮想空間11には、本実施の形態では、三次元で表現される立方体状のオブジェクト12、ユーザ1の仮想身体部位である仮想手13A及び13Bが配置される。
仮想手13A及び13Bは、本実施の形態では、ユーザ1の手に装着される操作部40によって操作される。この仮想手13A及び13Bの構成の概略については、後述する。
図2は、本実施の形態に係るコンピュータ20の構成の概略を説明するブロック図である。図示のように、コンピュータ20は、プロセッサ21、メモリ22、ストレージ23、送受信部24、及び入出力部25を主要構成として備え、これらが互いにバス26を介して電気的に接続される。
プロセッサ21は、コンピュータ20の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御や、アプリケーションプログラムの実行に必要な処理等を行う演算装置である。
このプロセッサ21は、本実施の形態では例えばCPU(Central Processing Unit)であり、後述するストレージ23に格納されてメモリ22に展開されたアプリケーションプログラムを実行して各処理を行う。
メモリ22は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶装置、及びフラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶装置を備える。
このメモリ22は、プロセッサ21の作業領域として使用される一方、コンピュータ20の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、及び各種の設定情報等が格納される。
ストレージ23には、アプリケーションプログラムや各種の処理に用いられるデータ等が格納されており、本実施の形態では、仮想空間処理プログラム23Aが格納されている。この仮想空間処理プログラム23Aの構成の概略については、後述する。
送受信部24は、コンピュータ20をネットワークに接続するものであって、Bluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth Low Energy)といった近距離通信インターフェースを具備するものであってもよい。
入出力部25には、本実施の形態では、HMD30及び操作部40がケーブルを介して接続されている。
この入出力部25には、必要に応じて、キーボードやマウスといった情報入力機器やディスプレイ等の出力機器が接続されていてもよい。
バス26は、接続したプロセッサ21、メモリ22、ストレージ23、送受信部24及び入出力部25の間において、例えばアドレス信号、データ信号及び各種の制御信号を伝達する。
図2及び図1で示すように、HMD30は、本実施の形態では、ディスプレイ31及びセンサ32を備える。
ディスプレイ31は、ユーザ1の視界を完全に覆うように形成された非透過型の表示装置であって、本実施の形態では、HMD30を装着すると、ユーザ1はディスプレイ31のみを観察することとなる。
これによりユーザ1は、外界の視界を全て失うことから、ディスプレイ31に表示される仮想空間11に完全に没入することが可能となる。
本実施の形態では、仮想空間11に没入したユーザ1は、自らの手の動作と連動して動作する仮想手13A及び13Bを用いて、オブジェクト12とのインタラクションを実行することが可能となる。
センサ32は、本実施の形態では、ディスプレイ31の近傍に設けられる。このセンサ32は、地磁気センサ、加速度センサあるいは角速度センサ等を備え、ユーザ1の頭部に装着されたHMD30の動作を検知する。
特に角速度センサは、HMD30の動作に応じて、HMD30の3軸回りの角速度を経時的に検知し、各軸回りの角度(傾き)の時間変化を決定することができる。
操作部40は、ユーザ1の手に装着可能なグローブ状であって、本実施の形態では、ユーザ1の両手に装着される。なお、操作部40の形状は、ユーザの親指と、他の4本の指とで挟みこむように保持するグリッパーであってもよい。
この操作部40は、ユーザ1の指の動作を検知する動作検知部41、動作検知部41で検知した指の動作によってコンピュータ20で生成されるフィードバック信号に基づいて駆動するモータ42、及び操作部40の各種の動作を制御する制御部43を備える。
本実施の形態では、フィードバック信号に基づいてモータ42が駆動すると、モータ42のトルクによって、ユーザ1の指の動作量が制限される。これにより、仮想空間11のオブジェクト12に接触した際の擬似的な触覚が、操作部40を介してユーザ1にフィードバックされる。
図3は、本実施の形態に係る仮想空間処理プログラム23Aの構成の概略を説明する図である。図示のように、仮想空間処理プログラム23Aは、画像生成部23Aa、位置検出部23Ab、接触判定部23Ac及びフィードバック信号生成部23Adを備える。
画像生成部23Aaは、本実施の形態では、オブジェクト12、仮想手13A及び13Bを仮想空間11に配置する。
図4は、本実施の形態に係る仮想手13Aの構成の概略を説明する図である。
なお、仮想手13Bは、仮想手13Aと同じ構成であることから、仮想手13Aのみを説明することとし、仮想手13Bの構成の説明を省略する。
図示のように、仮想手13Aは、線分状のオブジェクトであるボーン13a、ボーン13aに関連づけられる複数の制御点13b、及びボーン13aと各制御点13bとの周囲に皮膚の形状を抽象化した面形状のオブジェクトであるスキン13cによって生成される。
なお、スキン13cについては、図面の視認性を優先する観点から、その一部のみを破線で示すこととする。
ボーン13aは、x軸、y軸及びz軸を有する仮想空間11の座標C上に配置されるものであって、ユーザ1による操作部40の操作に対応して操作されるとともに、次述の位置検出部23bによって座標C上の位置が検出される。
図5は、制御点13bの構成の概略を説明する図である。図示のように、制御点13bは、本実施の形態では、ボーン13aの先端T及び複数のボーン13aの間に生成される関節Jに配置されて、ボーン13aと関連づけられる。
この制御点13bは、その重心Oがボーン13aに位置し、この重心Oから任意の半径rを有する球状の領域Sを座標C上に有して生成される。
位置検出部23Abは、本実施の形態では、オブジェクト12の仮想空間11の座標C上の位置を検出するとともに、ボーン13aの仮想空間11の座標C上の位置によってボーン13aと関連づけられた各制御点13bの領域Sの座標C上の位置を検出する。
接触判定部23Acは、位置検出部23Abが検出した各制御点13bの座標C上の位置とオブジェクト12において各制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置とを関連づけて、これらの間の距離dを演算によって求める。
具体的には、図6で示すように、例えば仮想手13Aの任意の制御点13bの座標C上の位置(x1,y1,z1)とオブジェクト12において制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置(x4,y4,z4)と関連づけて、これらの間の距離d1を演算によって求める。
同様に、仮想手13Aの任意の制御点13bの座標C上の位置(x2,y2,z2)とオブジェクト12において制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置(x5,y5,z5)とを関連づけて、これらの間の距離d2を演算によって求める。
同様に、仮想手13Aの任意の制御点13bの座標C上の位置(x3,y3,z3)とオブジェクト12において制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置(x6,y6,z6)とを関連づけて、これらの間の距離d3を演算によって求める。
さらに、接触判定部23Acは、各制御点13bの座標C上の位置とオブジェクト12において各制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置とに基づいて、仮想手13A及び13Bとオブジェクト12とが接触したか否かを判定する。
具体的には、図7で示すように、例えば仮想手13Aの任意の制御点13bの座標C上の位置(x1,y1,z1)とオブジェクト12において制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置(x1,y1,z1)とが一致する、すなわちこれらの間に距離がない場合、制御点13bにおいて仮想手13Aがオブジェクト12に接触していると判定する。
同様に、仮想手13Aの任意の制御点13bの座標C上の位置(x7,y7,z7)とオブジェクト12において制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置(x7,y7,z7)とが一致する、すなわちこれらの間に距離がない場合、制御点13bにおいて仮想手13Aがオブジェクト12に接触していると判定する。
フィードバック信号生成部23Adは、接触判定部23cにおいて仮想手13A及び13Bとオブジェクト12とが接触していると判定した場合に、この判定に基づいてフィードバック信号を生成する。
次に、フィードバック生成装置10の作動概略を説明する。
仮想空間11に、オブジェクト12、仮想手13A及び13Bが配置されている状態で、コンピュータ20のストレージ23に格納された仮想空間処理プログラム23Aの位置検出部23Abが、オブジェクト12の仮想空間11の座標C上の位置を検出するとともに、ボーン13aの仮想空間11の座標C上の位置によってボーン13aと関連づけられた制御点13bの領域Sの座標C上の位置を検出する。
位置検出部23Abが、各制御点13bの座標C上の位置及びオブジェクト12において各制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置を検出すると、接触判定部23Acが、各制御点13bの座標C上の位置とオブジェクト12において各制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置とを関連づけて、これらの間の距離dを演算によって求める。
接触判定部23Acでは、各制御点13bの座標C上の位置とオブジェクト12において各制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置とが一致すれば、各制御点13bにおいて仮想手13A及び/または13Bがオブジェクト12に接触していると判定する。
接触判定部23Acが、仮想手13A及び/または13Bがオブジェクト12に接触していると判定すると、操作部40の動作検知部41が指の動作を検知し、動作検知部41で検知した指の動作に基づいて、フィードバック信号生成部23Adによって、フィードバック信号が生成される。
生成されたフィードバック信号は、操作部40に出力されて、制御部43を介してモータ42に伝達される。
フィードバック信号が出力されてモータ42が駆動すると、モータ42のトルクによって、ユーザ1の指の動作量が制限されて、オブジェクト12に接触した際の擬似的な触覚が、操作部40を介してユーザ1にフィードバックされる。
このように、本実施の形態のフィードバック生成装置10によれば、仮想手13A及び13Bのボーン13aに関連づけられた各制御点13bが、ボーン13aに位置する重心Oから任意の半径rを有する球状の領域Sを座標C上に有することから、この領域Sの表面において各制御点13bがオブジェクト12と接触する。
したがって、各制御点13bの領域Sとオブジェクト12において各制御点13bの領域Sの指向する部位とが面で接触することから、例えばボーン13aの先端Tや複数のボーン13aの間に生成される関節Jに各制御点13bを配置すれば、各制御点13bの座標C上の位置とオブジェクト12において各制御点13bの領域Sの指向する部位の座標C上の位置との距離dを演算する際の演算量の過大な増加を招くことがなく、仮想手13A及び13Bとオブジェクト12とが接触したか否かを適切に判定することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。上記実施の形態では、仮想身体部位が仮想手13A及び13Bである場合を説明したが、図8で示すように、例えば仮想腕14であってもよい。
この場合、装着部はユーザ1の腕に装着されることから、仮想腕14の複数のボーン14aの間に生成される関節Jに配置される制御点14bの座標C上における領域Sは、装着部が装着されるユーザ1の腕に対応した大きさであって、制御点13bに対して大きく設定される。
すなわち、仮想身体部位の制御点の座標上における領域は、ユーザが装着部を装着する部位に対応した大きさに設定されることから、仮想身体部位とオブジェクトとが接触したか否かをその部位に応じて適切に判定することができる。
上記実施の形態では、HMD30及び操作部40がケーブルを介してコンピュータ20に接続されている場合を説明したが、例えば、無線通信によってコンピュータ20に接続されるものであってもよい。
上述した操作部40(図1参照)は、ユーザの指に取り付けるタイプ(グローブ型)のものであったが、操作部40はこれに限られない。例えば、図10及び図11に示されるような、ユーザの親指と、他の4本の指とで挟みこむように保持するタイプ(グリッパー)の操作部40aとしてもよい。
この場合、ユーザの挟み込む力に反発する力を操作部40aへのフィードバック信号として送ることとすればよい。かかる構成によれば、例えば、図10に示されるように、オブジェクトを挟み込んだ際に「柔らかい」「固い」等のような触覚を疑似的に生成することが可能となる。
また、図12及び図13に示されるように、少なくとも腕と、手の甲と(すなわち、手首)に取り付けられるタイプ(リストタイプ)の操作部40bとしてもよい。
この場合、ユーザの手首に対して力をかけることにより、壁やオブジェクトの表面などに対して、「押し込める」「押し戻される」といった類の触覚を生成することができる。
1 ユーザ
10 フィードバック生成装置
11 仮想空間
12 オブジェクト
13A、13B 仮想手(仮想身体部位)
13a ボーン
13b 制御点
13c スキン
14 仮想腕(仮想身体部位)
20 コンピュータ
23A 仮想空間処理プログラム
23Aa 画像生成部
23Ab 位置検出部
23Ac 接触判定部
23Ad フィードバック信号生成部
40 操作部
C 座標
J 関節
O 重心
S 領域
r 半径

Claims (6)

  1. ユーザからの操作を受け付ける操作部を介して前記ユーザが仮想空間の座標上に配置されたオブジェクトに接触した際にフィードバック信号が生成されて該フィードバック信号が前記操作部に出力されるフィードバック生成装置において、
    前記仮想空間の前記座標上に配置されて前記操作部の操作に対応するとともに前記座標上の位置が検出され且つ任意の領域を有する制御点仮想部位と、
    該仮想部位の前記制御点の前記座標上における前記領域の位置と前記オブジェクトにおいて前記制御点の前記領域の指向する部位の前記座標上の位置とに基づいて前記仮想部位と前記オブジェクトとが接触したか否かを判定する接触判定部と、
    を備えることを特徴とするフィードバック生成装置。
  2. 前記制御点は、前記仮想空間内の仮想身体部位の少なくとも一部を構成し、前記座標上に配置されるボーンに関連付けられている、
    請求項1に記載のフィードバック生成装置。
  3. 前記仮想身体部位は、
    前記ボーンの先端及び複数の前記ボーンの間に生成される関節に前記制御点が配置されることを特徴とする請求項2に記載のフィードバック生成装置。
  4. 前記仮想身体部位は、
    前記制御点の前記座標上における前記領域の重心が前記ボーンに位置することを特徴とする請求項2〜3に記載のフィードバック生成装置。
  5. 前記仮想身体部位は、
    前記制御点の前記座標上における前記領域が前記重心から任意の半径を有する球状に生成されることを特徴とする請求項4に記載のフィードバック生成装置。
  6. 前記仮想身体部位は、
    前記制御点の前記座標上における前記領域の大きさが前記ユーザが前記装着部を装着する部位に対応して設定されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のフィードバック生成装置。
JP2018208485A 2018-11-05 2018-11-05 フィードバック生成装置 Pending JP2020077069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018208485A JP2020077069A (ja) 2018-11-05 2018-11-05 フィードバック生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018208485A JP2020077069A (ja) 2018-11-05 2018-11-05 フィードバック生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020077069A true JP2020077069A (ja) 2020-05-21

Family

ID=70724104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018208485A Pending JP2020077069A (ja) 2018-11-05 2018-11-05 フィードバック生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020077069A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113703570A (zh) * 2021-08-16 2021-11-26 广东工业大学 基于vr环境的虚拟手模型构建方法及系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113703570A (zh) * 2021-08-16 2021-11-26 广东工业大学 基于vr环境的虚拟手模型构建方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11093036B2 (en) Tracking arm movements to generate inputs for computer systems
JP6820405B2 (ja) 拡張および/または仮想現実環境における6自由度コントローラを用いた仮想オブジェクトの操作
JP6633256B1 (ja) 拡張現実および/または仮想現実環境におけるジェスチャーによる仮想注記面の生成
US10289214B2 (en) Method and device of controlling virtual mouse and head-mounted displaying device
JP2022540315A (ja) 人工現実環境において周辺デバイスを使用する仮想ユーザインターフェース
US8648797B2 (en) Information input/output device, information input/output method and computer program
EP3685248B1 (en) Tracking of location and orientation of a virtual controller in a virtual reality system
JP5588089B1 (ja) アームの制御装置及び制御方法及び制御プログラム、ロボット、並びに、アームの制御用集積電子回路
US11009964B2 (en) Length calibration for computer models of users to generate inputs for computer systems
JP2008203911A (ja) ポインティング・デバイス、およびコンピュータ
KR100934391B1 (ko) 6자유도 햅틱 장치를 이용한 핸드 기반 잡기 인터랙션시스템
Park et al. Comparative study on the interface and interaction for manipulating 3d virtual objects in a virtual reality environment
Park et al. New design and comparative analysis of smartwatch metaphor-based hand gestures for 3D navigation in mobile virtual reality
JP2005046931A (ja) ロボットアーム・ハンド操作制御方法、ロボットアーム・ハンド操作制御システム
JP2020077069A (ja) フィードバック生成装置
Choi et al. Haptic display in the virtual collaborative workspace shared by multiple users
JP6518931B1 (ja) 仮想空間表示システム
JP2011215692A (ja) 3次元3自由度回転パラメータ処理装置
RU2673406C1 (ru) Способ изготовления перчатки виртуальной реальности
US11775064B1 (en) Multiple-magnet hand-mounted position-tracking device
Steinicke et al. VR and laser-based interaction in virtual environments using a dual-purpose interaction metaphor
JP5342354B2 (ja) 力覚提示装置及び力覚提示プログラム
CN116185205B (zh) 非接触手势交互方法和装置
Millan et al. Gesture-based control
JP2019096207A (ja) フィードバック生成方法、フィードバック生成装置及びフィードバック生成プログラム