JP2020071838A - 表示システム、及び表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】建物の二次元図面を効率的に表示することを可能にする表示システム及び表示プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する端末装置2であって、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する記録部24と、記録部24が格納している二次元図面を表示する表示部251と、を備え、表示部251は、複数の二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の二次元図面のうちの第1図面と関連する第2図面を表示し、表示部251は、複数の二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、同一画面上に第1図面と共に第2図面を表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、表示システム、及び表示プログラムに関する。
従来、建物の施工、使用、又は維持管理等の業務において、業務に関するデータを野帳で管理することがあった。例えば特許文献1には、名刺入れ付き工事用野帳が開示されている。そして、例えば建物の是正作業(壁面の修理や汚損の洗浄等)の際には、特許文献1の工事用野帳の如き野帳に作業位置を示す建物の図面を記載し、当該野帳に記載された図面に従って是正作業が行われていた。
しかしながら、野帳は紙媒体であったために図面記入作業等に手間を要していたので、業務の効率化が求められていた。
そこで、ユーザが携帯する端末装置(例えば、タブレット端末又はスマートフォン等)を介して建物の図面を表示する技術が提案されていた。
特開平11−227363号公報
しかしながら、端末装置を介して建物の図面を表示する技術においては、予め任意に登録されているリストやフォルダから表示させる図面をユーザが選択して、ユーザに選択された図面が表示されるように構成されていたので、リストやフォルダから図面を探し出して選択する必要があり、手間となっていた。
本発明は上記事実に鑑みなされたもので、建物の二次元図面を効率的に表示することを可能にする表示システム及び表示プログラムを提供する事を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の表示システムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示システムであって、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段と、前記格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段と、を備える。
請求項2に記載の表示システムは、請求項1に記載の表示システムにおいて、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面と関連する第2図面を表示する。
請求項3に記載の表示システムは、請求項2に記載の表示システムにおいて、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、同一画面上に前記第1図面と共に前記第2図面を表示する。
請求項4に記載の表示システムは、請求項2に記載の表示システムにおいて、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、同一画面上にて前記第1図面から第2図面に遷移させて表示する。
請求項5に記載の表示システムは、請求項1から4の何れか一項に記載の表示システムにおいて、前記格納手段は、相互に異なる種類の前記二次元図面を格納する。
請求項6に記載の表示システムは、請求項1から5の何れか一項に記載の表示システムにおいて、前記格納手段は、前記建物における表示位置が相互に異なる前記二次元図面を格納する。
請求項7に記載の表示プログラムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示プログラムであって、コンピュータを、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段、として機能させる。
請求項1に記載の表示システムによれば、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納することにより、例えば、ユーザが二次元図面を任意に選択することなく二次元図面を建物の構造に基準に表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。
請求項2に記載の表示システムによれば、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の二次元図面のうちの第1図面と関連する第2図面を表示することにより、例えば、ユーザが単に操作(例えば、スワイプ又はタップ等の任意の操作)を行うのみで、第1図面と関連する第2図面を表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。特に、ユーザが建物にて作業を行っている場合、建物の構造を基準に二次元図面を次々に表示することができるので、作業効率を向上させる事が可能となる。
請求項3に記載の表示システムによれば、同一画面上に第1図面と共に第2図面を表示することにより、例えば、建物の構造を容易に把握させる事が可能となる。
請求項4に記載の表示システムによれば、同一画面上にて第1図面から第2図面に遷移させて表示することにより、例えば、表示される図面の個数を絞ることができるので、画面が煩雑となることを防止することができ、二次元図面の視認性を向上させる事が可能となる。
請求項5に記載の表示システムによれば、相互に異なる種類の二次元図面を格納することにより、例えば、異なる種類の二次元図面を表示することができるので、建物の構造を多角的に捉える事が可能となる。
請求項6に記載の表示システムによれば、建物における表示位置が相互に異なる二次元図面を格納することにより、例えば、異なる表示位置の二次元図面を表示することができるので、建物の少なくとも一部の全体像を捉えることが可能となる。
請求項7に記載の表示プログラムによれば、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納することにより、例えば、ユーザが二次元図面を任意に選択することなく二次元図面を建物の構造に基準に表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。
本実施の形態が適用される建物を示す斜視図である。 端末装置を機能概念的に示すブロック図である。 建物の3階の平面図である。 建物の4階の平面図である。 平面図画像属性情報を例示する図である。 立面図画像属性情報を例示する図である。 詳細図画像属性情報を例示する図である。 断面図画像属性情報を例示する図である。 表示処理のフローチャートである。 建物の4階全体の平面図画像の表示例である。 建物の3階全体の平面図画像の表示例である。 建物の4階全体の平面図画像と立面図切替ボタンの表示例である。 建物の立面図画像の表示例である。 建物の立面図画像の表示例である。 建物の3階の詳細図画像の表示例である。 建物の3階の詳細図画像の表示例である。 建物の3階全体の平面図画像と種類切替ボタンの表示例である。 建物の断面図画像の表示例である。 サムネイル画像が表示された状態の平面図画像の表示例である。 伏図アイコン及び見上図アイコンが表示された状態の断面図画像の表示例である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る表示システムの実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、表示システム、及び表示プログラムに関する。本発明に係る表示システムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示するシステムであり、例えば、二次元図面を表示するための専用システム、あるいは、汎用的に用いられるコンピュータ(一例としては、サーバ、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の如き携帯端末、又はタブレット端末等の如き端末装置等)に対して二次元図面を表示するための機能を実装することにより実現されるシステム等を含む概念である。また、表示システムは、例えば、格納手段、及び表示手段を備える。
なお、「二次元図面」とは、建物の少なくとも一部に関連する図面であって、当該建物の少なくとも一部を表示する図面であり、具体的には、建物の全体又は建物の一部のみを表示する二次元の図面であり、例えば、建築現場で用いられる任意の図面であって、建物の外形、内形、構造、あるいは、これらに関連する情報を表示する図面であり、一例としては、平面図、立面図、及び断面図等を含む概念である。なお、「二次元の図面」とは、例えば、三次元図面データ(例えば、三次元モデル)そのものによって表示される図面ではなく、任意の手法(例えば、三次元図面データから二次元図面データに変換する手法、あるいは、三次元図面データに関わらず公知の手法で生成する手法)で生成された二次元図面データによって表示される図面を示すものと解釈してもよい。すなわち、「二次元の図面」は、例えば、三次元モデルの視点を登録して二次元で見る図面を含む概念である。
「平面図」とは、例えば、建物を鉛直方向において下方から上方に向かって見た図面(つまり、見上げ図)、あるいは、鉛直方向において上方から下方に向かって見た図面(つまり、伏せ図)等を含む概念であり、一例としては、詳細を表示する詳細図、意匠図、構造図、設備図、施工図、及び製作図等を含む概念である。「立面図」とは、例えば、建物を鉛直方向に対して垂直な水平方向から見た図面であり、一例としては、建物の外形を表示する図面等を含む概念である。「断面図」とは、例えば、建物を任意の断面で切断して見た図面等を含む概念である。
「格納手段」とは、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する手段であり、例えば、相互に異なる種類の二次元図面を格納する手段、あるいは、相互に同じ種類の二次元図面を格納する手段等を含む概念であり、また、建物における表示位置が相互に異なる二次元図面を格納する手段、あるいは、建物における表示位置が相互に同じ二次元図面を格納する手段等を含む概念である。
「表示手段」とは、格納手段が格納している二次元図面を表示する手段である。また、「表示手段」とは、例えば、複数の二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の二次元図面のうちの第1図面と関連する第2図面を表示する手段等を含む概念であり、また、複数の二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、同一画面上に第1図面と共に第2図面を表示する手段等を含む概念であり、また、複数の二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、同一画面上にて第1図面から第2図面に遷移させて表示する手段等を含む概念である。
なお、「図面を表示する操作」とは、例えば、図面を表示するためにユーザによって行われる(入力される)操作であり、一例としては、タッチパッド等を用いて行われるスワイプ、タップ、フリック、あるいは、マウス又はキーボード等を用いて行われるクリック、ドラッグ、キー入力、あるいは、マイク等を用い行われる音声入力、あるいは、カメラ又はセンサ等を用いて行われるジェスチャ入力等を含む概念である。
そして、以下に示す実施の形態においては、「表示システム」が端末装置にて実現されている場合を例示して説明する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まず、図1は、本実施の形態が適用される建物を示す斜視図であり、図2は、端末装置を機能概念的に示すブロック図である。なお、以下の説明では、図1に示すX―Y―Z方向が互いに直交する方向であり、具体的には、Z方向が鉛直方向であり、X方向及びY方向が鉛直方向に対して直交する水平方向であるものとして、例えば、+Z方向を上側又は上方と称し、−Z方向を下側又は下方と称して説明する。また、例えば、+Y方向が方角の北に対応しており、また、−Y方向が方角の南に対応しており、また、+X方向が方角の東に対応しており、また、−X方向が方角の西に対応していることとし説明する。
(構成‐建物)
図1の建物100は、端末装置2を用いて二次元図面が表示される対象の建物であり、例えば、5階建ての建物である。
(構成‐端末装置)
図2の端末装置2は、表示システムであり、具体的には、タブレット端末であり、例えば、通信部21、タッチパッド22、ディスプレイ23、記録部24、及び制御部25を備える。
(構成‐端末装置‐通信部)
通信部21は、不図示の外部機器との間で通信を行う通信手段である。この通信部21の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の無線通信回路等を用いて構成することができる。
(構成−端末装置−タッチパッド)
タッチパッド22は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド22の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
(構成−端末装置−ディスプレイ)
ディスプレイ23は、各種の画像を表示する画像表示手段である。このディスプレイ23の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド22と当該ディスプレイ23とがタッチパネルとして一体形成されているものとして、以下説明する。
(構成−端末装置−記録部)
記録部24は、端末装置2の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。また、記録部24は、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段である。この記録部24は、概略的には、平面図情報データベース241(以下、データベースを「DB」と称する)、立面図情報DB242、詳細図情報DB243、及び断面図情報DB244を備えている。
(構成‐端末装置‐記録部‐平面図情報DB)
平面図情報DB241は、平面図画像及び平面図画像属性情報を格納する平面図情報格納手段である。
(構成‐端末装置‐記録部‐平面図情報DB‐平面図画像)
図3は、建物の3階の平面図であり、また、図4は、建物の4階の平面図である。「平面図画像」とは、建物100の平面図の画像であり、例えば、図3全体又は図4全体の平面図の画像等である。そして、このような平面図画像の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、任意の記録媒体(メモリスティック等)を介して、あるいは、他の装置との間の通信を介して、制御部25が、平面図画像を受け付けて、受け付けた平面図画像を格納することとする。あるいは、建物100の三次元図面データが記録部24に格納されていることとし、制御部25が、この三次元図面データを二次元図面データに変換した上で、変換した二次元図面データを平面図画像として格納することとしてもよい。なお、ここでは、例えば、図3全体を表示する平面図画像が、「Imp031」というファイル名にて格納され、また、図4全体を表示する平面図画像が、「Imp041」というファイル名にて格納されることとする。
(構成‐端末装置‐記録部‐平面図情報DB‐平面図画像属性情報)
図5は、平面図画像属性情報を例示する図である。なお、図5においては、一部の情報が省略されて「・・・」と便宜上記載されている(他の図面でも同様とする)。「平面図画像属性情報」とは、平面図画像の属性を特定する情報である。この図5に示すように、平面図画像属性情報は、項目「平面図画像特定情報」、項目「範囲情報」、項目「高さ位置情報」、項目「画像方角情報」、項目「見上伏情報」、及び項目「詳細種類情報」と、各項目に対応する情報とが相互に関連付けられている。
項目「平面図画像特定情報」に対応する情報は、平面図情報DB241に格納されている平面図画像を特定する平面図画像特定情報である(図5ではファイル名であり、「Imp031」及び「Imp041」等)。項目「範囲情報」に対応する情報は、平面図画像が表示する範囲を特定する範囲情報である(図5では、平面図画像の四隅のXYの座標であるが、便宜上、「Ar01」等と図示されている)。項目「高さ位置情報」に対応する情報は、平面図画像が表示する高さ位置を特定する高さ位置情報である(図5では、建物100の階数であり、3階を特定する「3F」等)。なお、この高さ位置情報については、階数に限らず、高さ方向における座標を用いてもよい。項目「画像方角情報」に対応する情報は、平面図画像の方向と当該方向の方角とを特定する画像方角情報である(例えば、画像の上方、下方、左方、右方の方角が各々、北、南、西、東であることを特定する「上:北,下:南,左:西,右:東」等)。なお、ここでの画像の上方、下方、左方、右方については、当該画像を表示する場合に用いられるロジック又は基準に基づいて定められることとしてもよい。項目「見上伏情報」に対応する情報は、前述の見上げ図であるか伏せ図であるかを特定する見上伏情報である(図5では、上げ図であることを特定する「見上」、及び「伏せ図」であることを特定する「伏」)。項目「詳細種類情報」に対応する情報は、平面図画像が表示する平面図の詳細の種類を特定する詳細種類情報である(図5では、意匠図であることを特定する「意匠」、構造図であることを特定する「構造」、及び設備図であることを特定する「設備」等)。
そして、このような平面図画像属性情報の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、ユーザがタッチパッド22を介する所定操作を行って情報を入力し、制御部25が、この入力された情報を受け付けて、受け付けた情報に基づいて格納することとする。あるいは、前述の平面図画像と同様に、任意の記録媒体(メモリスティック等)を介して、あるいは、他の装置との間の通信を介して、受け付けて格納することとしてもよい。
(構成‐端末装置‐記録部‐立面図情報DB)
立面図情報DB242は、立面図画像及び立面図画像属性情報を格納する立面図情報格納手段である。
(構成‐端末装置‐記録部‐立面図情報DB‐立面図画像)
「立面図画像」とは、建物100の立面図の画像であり、例えば、図1においてY軸方向に沿って+Y方向から−Y方向に向かって見た外観の画像(図1での背面図)等である。そして、このような立面図画像の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、前述の平面図画像と同様にして格納されることとする。なお、ここでは、例えば、図1での背面図に対応する立面図画像が、「Ime001」というファイル名にて格納されることとする。
(構成‐端末装置‐記録部‐立面図情報DB‐立面図画像属性情報)
図6は、立面図画像属性情報を例示する図である。「立面図画像属性情報」とは、立面図画像の属性を特定する情報である。この図5に示すように、立面図画像属性情報は、項目「立面図画像特定情報」、及び項目「投影方角情報」と、各項目に対応する情報とが相互に関連付けられている。
項目「立面図画像特定情報」に対応する情報は、立面図情報DB242に格納されている立面図画像を特定する立面図画像特定情報である(図6では、立面図画像のファイル名であり、一例としては、「Ime001」等)。項目「投影方角情報」に対応する情報は、立面図画像が表示する方角を特定する投影方角情報である(図6では、方角が北であることを特定する「北」等)。そして、このような立面図画像属性情報の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、前述の平面図画像属性情報と同様にして格納されることとする。
(構成‐端末装置‐記録部‐詳細図情報DB)
詳細図情報DB243は、詳細図画像及び詳細図画像属性情報を格納する詳細図情報格納手段である。
(構成‐端末装置‐記録部‐詳細図情報DB‐詳細図画像)
「詳細図画像」とは、建物100の平面図の詳細の画像であり、具体的には、前述の平面図画像を拡大して詳細項目を表示した画像、あるいは、後述する断面図画像を拡大して詳細項目を追記した部分断面図等を含む概念である。そして、このような詳細図画像の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、前述の平面図画像と同様にして格納されることとする。なお、ここでは、例えば、図3の領域101、102の詳細項目を拡大して詳細項目を表示する詳細図画像が、「Imd03111」、「Imd03112」というファイル名にて格納されることとする。
(構成‐端末装置‐記録部‐詳細図情報DB‐詳細図画像属性情報)
図7は、詳細図画像属性情報を例示する図である。「詳細図画像属性情報」とは、詳細図画像の属性を特定する情報である。この図7に示すように、詳細図画像属性情報は、項目「詳細図画像特定情報」、項目「範囲情報」、項目「高さ位置情報」、項目「画像方角情報」、項目「見上伏情報」、及び項目「詳細種類情報」と、各項目に対応する情報とが相互に関連付けられている。なお、項目「範囲情報」、項目「高さ位置情報」、項目「画像方角情報」、項目「見上伏情報」、及び項目「詳細種類情報」に対応する情報は、図5の同一名称の項目の情報と同様である。
項目「詳細図画像特定情報」に対応する情報は、詳細図情報DB243に格納されている詳細図画像を特定する詳細図画像特定情報である(図7ではファイル名であり、「Imd03111」及び「Imd03112」等)。そして、このような詳細図画像属性情報の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、前述の平面図画像属性情報と同様にして格納されることとする。
(構成‐端末装置‐記録部‐断面図情報DB)
断面図情報DB244は、断面図画像及び断面図画像属性情報を格納する断面図情報格納手段である。
(構成‐端末装置‐記録部‐断面図情報DB‐断面図画像)
「断面図画像」とは、建物100の断面図の画像であり、例えば、図1の座標系におけるXZ平面又はYZ平面に平行な断面の断面図の画像である。なお、ここでは、例えば、所定距離間隔(例えば、10cm〜50cm間隔)の断面の断面図が格納されていることとし、この各断面図のうちの、YZ平面に平行な断面の1つの断面図の画像が「Imsy001」というファイル名にて格納されており、また、XZ平面に平行な断面の1つの断面図の画像が「Imsx001」というファイル名にて格納されていることとする。
(構成‐端末装置‐記録部‐断面図情報DB‐断面図画像属性情報)
図8は、断面図画像属性情報を例示する図である。「断面図画像属性情報」とは、断面図画像の属性を特定する情報である。この図8に示すように、断面図画像属性情報は、項目「断面図画像特定情報」、項目「断面図種別情報」、及び項目「断面位置特定情報」と、各項目に対応する情報とが相互に関連付けられている。
項目「断面図画像特定情報」に対応する情報は、断面図情報DB244に格納されている断面図画像を特定する断面図画像特定情報である(図8ではファイル名であり、「Imsy001」及び「Imsx001」等)。項目「断面図種別情報」に対応する情報は、断面図画像の種別を特定する断面図種別情報である(図8では、YZ平面に平行な断面の断面図であることを特定する「YZ断面」、及びXZ平面に平行な断面の断面図であることを特定する「XZ断面」)。項目「断面位置特定情報」に対応する情報は、断面図画像が表示する断面図の断面の位置を特定する情報である(図8では、「YZ断面」の断面図については、X座標を特定する「X」とX座標の値を特定する「001」の組み合わせである「X:001」等)。そして、このような断面図画像属性情報の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、前述の平面図画像属性情報と同様にして格納されることとする。
(構成‐端末装置‐制御部)
図2の制御部25は、端末装置2を制御する制御手段である。具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。
制御部25は、機能概念的に、表示部251を備える。表示部251は、記録部24が格納している二次元図面を表示する表示手段である。なお、この制御部25の各部によって行われる処理については、後述する。
(処理)
続いて、本実施の形態に係る端末装置2によって実行される表示処理について説明する。図9は、表示処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。表示処理は、二次元図面を表示する処理であり、概略的には、端末装置2によって実行される処理である。この表示処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、端末装置2の電源をオンした後に、ユーザがタッチパッド22を介する所定操作を行って、制御部25が、当該所定操作を受け付けて、受け付けた所定操作に対応する画像を記録部24から取得し、取得した画像をディスプレイ23に表示した後に起動し、この後、繰り返し実行される。
図10〜図18は、ディスプレイにおける画像の表示例である。特に、図10は、建物100の4階全体の平面図画像の表示例であり、また、図11は、建物100の3階全体の平面図画像の表示例であり、また、図12は、建物100の4階全体の平面図画像と立面図切替ボタン31〜34の表示例であり、また、図13及び図14は、建物100の立面図画像の表示例であり、図15及び図16は、建物100の3階の詳細図画像の表示例であり、図17は、建物100の3階全体の平面図画像と種類切替ボタン35の表示例であり、図18は、建物100の断面図画像の表示例である。なお、図15及び図16の詳細図画像において詳細項目の表示は、説明の便宜上、図示が省略されている。ここでは、例えば、これら各図を適宜参照して説明する。
図9のSA1において表示部251は、図面を表示する操作(以下、「表示操作」と称する)を受け付けたか否かを判定する。具体的には任意であるが、タッチパッド22を監視し、当該タッチパッド22を介して入力される表示操作に基づいて判定する。そして、表示操作が入力されていない場合、表示操作を受け付けていないものと判定し(SA1のNO)、繰り返しSA1を実行する。また、表示操作が入力された場合、表示操作を受け付けたものと判定し(SA1のYES)、SA2に移行する。
なお、ここで表示部251によって受け付け可能となる表示操作は任意であるが、例えば、前述の所定操作を行ったり、あるいは、表示処理を繰り返し実行する中で「表示操作」を行ったりことにより、SA1を実行する時点においてディスプレイ23に表示されている画像に基づいて定まる場合を例示して説明する。
例えば、図10及び図11のように、平面図画像が表示されている場合、一例としては、図面の上下方向のスワイプ操作(以下、「第1の表示操作」)が、表示操作として受け付け可能となる。また、例えば、図12のように、平面図画像と立面図切替ボタン31〜34が表示されている場合、一例としては、立面図切替ボタン31〜34のタップ操作(以下、「第2の表示操作」)が、表示操作として受け付け可能となる。また、例えば、図15及び図16のように、詳細図画像が表示されている場合、一例としては、図面の上下方向、又は左右方向のスワイプ操作(以下、「第3の表示操作」)が、表示操作として受け付け可能となる。また、例えば、図17のように、平面図画像と種類切替ボタン35が表示されている場合、一例としては、種類切替ボタン35のタップ操作(以下、「第4の表示操作」)が、表示操作として受け付け可能となる。また、例えば、図18のように第1領域41、第2領域42、及び第3領域43のうちの第1領域41に平面図画像が表示されている場合、第1領域41の平面図画像に対するタップ操作(以下、「第5の表示操作」)が、表示操作として受け付け可能となる。そして、表示部251が、表示されている画像に対応する表示操作を受け付けた場合、表示操作を受け付けたものと判定する。
図9のSA2において表示部251は、図面を表示する。具体的には任意であるが、例えば、SA1で受け付けた表示操作に基づいて、記録部24に格納されている画像を取得し、取得した画像を、ディスプレイ23に表示する。ここでの画像の具体的な表示手法も任意であるが、例えば、SA1において、第1〜第5の表示操作を受け付けた場合に分けて説明する。
SA1において「第1の表示操作」を受け付けた後のSA2においては、表示部251は、まず、図5の平面図画像属性情報を参照して、現在表示されている画像に対応する範囲情報、高さ位置情報、見上伏情報、及び詳細種類情報を特定する。次に、特定したこれらの情報のうちの高さ位置情報を参照して、SA1において受け付けた「第1の表示操作」に対応する高さ位置情報を特定する。詳細には、「第1の表示操作」として、上方へのスワイプ操作を受け付けた場合、1階分下方の高さ位置情報を特定し、また、下方へのスワイプ操作を受け付けた場合、1階分上方の高さ位置情報を特定する。次に、図5の平面図画像属性情報を再度参照して、この特定した高さ位置情報、前述の特定した範囲情報、見上伏情報、及び詳細種類情報と一致する平面図画像特定情報を特定し、特定した平面図画像特定情報に対応する平面図画像を平面図情報DB241から取得し、取得した平面図画像をディスプレイ23に表示する。なお、ここでの処理は任意に変更可能であり、例えば、範囲情報に関する処理を省略したり、あるいは、見上伏情報に関する処理を省略したりしてもよい。
ここでは、例えば、図10のように、建物100の4階の平面図画像(「Imp041」の画像)が表示されている場合において上方へのスワイプ操作を受け付けた場合、図5の「Imp041」に対応する「Ar01」、「4F」、「伏」、及び「意匠」を特定した後に、上方へのスワイプ操作に対応する高さ位置情報として、1階分下方の高さ位置情報である「3F」を特定し、「Ar01」、「3F」、「伏」、及び「意匠」に対応する平面図画像特定情報として「Imp031」を特定し、特定した「Imp031」に対応する平面図画像を取得し、図11に示すように、当該取得した平面図画像を表示する。つまり、図10の画像から図11の画像に遷移させて表示する。
また、SA1において「第2の表示操作」を受け付けた後のSA2においては、表示部251は、まず、図5の平面図画像属性情報を参照して、現在表示されている画像に対応する画像方角情報を特定する。次に、この特定した画像方角情報に基づいて、平面画像の方向と方角を特定し、「第2の表示操作」として行われたタップ操作の方向に対応する方角を特定する。次に、図6の立面図画像属性情報を参照して、前述の特定した方角に対応する投影方角情報に対応付けられている立面図画像特定情報を特定し、特定した立面図画像特定情報に対応する立面図画像を立面図情報DB242から取得し、取得した立面図画像をディスプレイ23に表示する。
ここでは、例えば、図12のように、建物100の4階の平面図画像(「Imp041」の画像)が表示されている場合において立面図切替ボタン31のタップ操作を受け付けた場合、図5の「Imp041」に対応する「上:北,下:南,左:西,右:東」を特定した後に、立面図切替ボタン31に対応する上方が北であることを特定し、図6の投影方角情報が「北」に対応する立面図画像特定情報として「Ime001」を特定し、特定した「Ime001」に対応する立面図画像を取得し、図13に示すように、当該取得した立面図画像を表示する。また、例えば、図12の立面図切替ボタン32のタップ操作を受け付けた場合、立面図切替ボタン32に対応する右方が東であることを特定し、図6の投影方角情報が「東」に対応する立面図画像特定情報として「Ime004」を特定し、特定した「Ime004」に対応する立面図画像を取得し、図14に示すように、当該取得した立面図画像を表示する。つまり、図12の画像から図13又は図14の画像に遷移させて表示する。
また、SA1において「第3の表示操作」を受け付けた後のSA2においては、表示部251は、まず、図7の詳細図画像属性情報を参照して、現在表示されている画像に対応する範囲情報、高さ位置情報、見上伏情報、及び詳細種類情報を特定する。次に、特定したこれらの情報のうちの範囲情報を参照して、SA1において受け付けた「第3の表示操作」に対応する範囲情報を特定する。詳細には、「第3の表示操作」として、上方へのスワイプ操作を受け付けた場合、図3の−Y方向において隣接する範囲情報を特定し、また、下方へのスワイプ操作を受け付けた場合、図3の+Y方向において隣接する範囲情報を特定し、また、左方へのスワイプ操作を受け付けた場合、図3の+X方向において隣接する範囲情報を特定し、また、右方へのスワイプ操作を受け付けた場合、図3の−X方向において隣接する範囲情報を特定する。次に、図7の詳細図画像属性情報を再度参照して、この特定した範囲情報、前述の特定した高さ位置情報、見上伏情報、及び詳細種類情報と一致する詳細図画像特定情報を特定し、特定した詳細図画像特定情報に対応する詳細図画像を詳細図情報DB243から取得し、取得した詳細図画像をディスプレイ23に表示する。なお、ここでの「第3の表示操作」に対応する範囲情報を特定する処理は任意に変更可能であり、例えば、図7の画像方角情報を考慮して特定してもよい。
ここでは、例えば、図15のように、建物100の3階の詳細図画像(「Imd03111」の画像)が表示されている場合において右方へのスワイプ操作を受け付けた場合、図7の「IImd03111」に対応する「Ar011」、「3F」、「伏」、及び「意匠」を特定した後に、右方へのスワイプ操作に対応する範囲情報として、図3の−X方向において隣接する範囲情報である「Ar012」を特定し、「Ar012」、「3F」、「伏」、及び「意匠」に対応する詳細図画像特定情報として「Imd03112」を特定し、特定した「Imd03112」に対応する詳細図画像を取得し、図16に示すように、当該取得した詳細図画像を表示する。つまり、図15の画像から図16の画像に遷移させて表示する。
また、SA1において「第4の表示操作」を受け付けた後のSA2においては、表示部251は、まず、図5の平面図画像属性情報を参照して、現在表示されている画像に対応する範囲情報、高さ位置情報、及び詳細種類情報を特定する。次に、特定したこれらの情報のうちの詳細種類情報を参照して、SA1において受け付けた「第4の表示操作」に対応する詳細種類情報を特定する。詳細には、一方の種類切替ボタン35をタップする毎に、「意匠」、「構造」、「設備」、「意匠」・・・の順で特定することとする(なお、他方の種類切替ボタン35をタップした場合、逆の順で特定することとする)。次に、図5の平面図画像属性情報を再度参照して、この特定した詳細種類情報、前述の特定した範囲情報、及び高さ位置情報と一致する平面図画像特定情報を特定し、特定した平面図画像特定情報に対応する平面図画像を平面図情報DB241から取得し、取得した平面図画像をディスプレイ23に表示する。
ここでは、例えば、図17のように建物100の3階の平面図画像(「Imp031」の画像)が表示されている場合において、種類切替ボタン35のタップ操作を受け付けた場合、図5の「Imp031」に対応する「Ar01」、「3F」、及び「意匠」を特定した後に、種類切替ボタン35のタップ操作に対応する詳細種類情報として「構造」を特定し、「Ar01」、「3F」、及び「構造」に対応する平面図画像特定情報として「Imp032」を特定し、特定した「Imp032」に対応する平面図画像を取得し、不図示であるが、当該取得した平面図画像を表示する。つまり、図17の画像から他の種類の画像に遷移させて表示する。
また、SA1において「第5の表示操作」を受け付けた後のSA2においては、表示部251は、「第5の表示操作」でタップ操作された平面図画像における当該タップされた座標を特定し、図8の断面図画像属性情報を参照して、特定した座標に対応する断面位置特定情報を2個(X座標に対応するもの、及びY座標に対応するもの)特定し、特定した2個の断面位置特定情報に対応する断面図画像特定情報を特定し、特定した断面図画像特定情報に対応する断面図画像を断面図情報DB244から取得し、取得した断面図画像をディスプレイ23に表示する。
ここでは、例えば、図18のように、第1領域41に表示されている建物100の3階の平面図画像の任意の位置(例えば、X座標の値である「001」及びY座標の値である「001」の近傍位置)をタップするタップ操作を付けた場合、図8の断面位置特定情報の「X:001」及び「Y:001」を特定し、特定した「X:001」及び「Y:001」に対応する断面図画像特定情報として「Imsy001」及び「Imsx001」に対応する断面図画像を取得し、図18の第2領域42及び第3領域43に示すように、当該取得した断面図画像を表示する。つまり、図18の1つ画面において第1領域41の平面図画像に加えて第2領域42及び第3領域43の断面図画像を表示する。
なお、この場合、表示部251は、第1領域41の平面図画像において、前述の特定した「X:001」及び「Y:001」の座標に対応する位置に、基準点50を表示し、また、「Y:001」となる第1基準線51及び「X:001」となる第2基準線52を表示する。なお、「基準点」50とは、断面図の基準となる平面図上の点であり、例えば、2種類の断面図の断面が交わる位置に対応する点である。また、「第1基準線」51は、断面図の断面を特定する平面図上の線であり、例えば、XZ平面に平行な断面を特定する線である。また、「第2基準線」52は、断面図の断面を特定する平面図上の線であり、例えば、YZ平面に平行な断面を特定する線である。
なお、これまでに説明したSA1において表示操作を受け付ける場合に表示されている画像が、「第1図面」に対応し、SA2にて表示される画像が「第2図面」に対応する。これにて、表示処理を終了する。
(本実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、相互に異なる複数の二次元図面を建物100の構造を基準に相互に関連付けて格納することにより、例えば、ユーザが二次元図面を任意に選択することなく二次元図面を建物100の構造に基準に表示することができるので、建物100の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。
また、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の二次元図面のうちの第1図面と関連する第2図面を表示することにより、例えば、ユーザが単に操作(例えば、スワイプ又はタップ等の任意の操作)を行うのみで、第1図面と関連する第2図面を表示することができるので、建物100の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。特に、ユーザが建物100にて作業を行っている場合、建物100の構造を基準に二次元図面を次々に表示することができるので、作業効率を向上させる事が可能となる。
また、同一画面上に第1図面と共に第2図面を表示することにより、例えば、建物100の構造を容易に把握させる事が可能となる。
また、同一画面上にて第1図面から第2図面に遷移させて表示することにより、例えば、表示される図面の個数を絞ることができるので、画面が煩雑となることを防止することができ、二次元図面の視認性を向上させる事が可能となる。
また、相互に異なる種類の二次元図面を格納することにより、例えば、異なる種類の二次元図面を表示することができるので、建物100の構造を多角的に捉える事が可能となる。
また、建物における表示位置が相互に異なる二次元図面を格納することにより、例えば、異なる表示位置の二次元図面を表示することができるので、建物の少なくとも一部の全体像を捉えることが可能となる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、端末装置2の一部の機能をサーバ装置に実装した上で、当該端末装置2とサーバ装置とが相互に通信を行うことにより、実施の形態で説明した処理を行うように構成してもよい。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(端末装置の現在位置について)
また、上記実施の形態の端末装置2に対して、自己の現在位置を取得する現在位置取得手段(例えば、建物100に複数のビーコン装置を設けて、ビーコン装置との通信状態に基づいて現在位置を取得する手法、あるいは、気圧を検出して自己の高さ位置を取得する手法等)を設けた上で、表示部251が、端末装置2の現在位置を取得し、取得した現在位置に基づいて、自己が存在する平面図画像をディスプレイに自動的に表示するように構成してもよい。そして、この平面図画像を前述の「第1図面」として用いて表示処理を行うように構成してもよい。なお、この場合、表示部251が、この第1図面(ここでは、平面画像)中に、端末装置2の現在位置を表示するように構成してもよい。
(連続表示について)
また、上述の図18の第2領域42及び第3領域43の断面図画像については、第1領域41の平面図画像においてタップされた位置に対応する画像が表示されるので、図9のSA1及びSA2の処理を比較的短い時間(例えば、0.1秒〜0.5秒等)間隔で繰り返し実行することにより、第1領域41の平面図画像をタップした状態でタップ位置を移動させた場合、当該移動に応じて断面図画像が連続的に切り替えて表示されるように構成してもよい。
(その他の機能について)
また、端末装置2に対してその他の機能を実装してもよい。図19は、サムネイル画像が表示された状態の平面図画像の表示例であり、図20は、伏図アイコン及び見上図アイコンが表示された状態の断面図画像の表示例である。
その他の機能について具体的には、記録部24に、平面図又は立面図の該当位置とサムネイル画像(例えば、詳細図や制作図等のサムネイルを表示する画像)とを相互に関連付けて格納した上で、表示部251が、タッチパッド22を介する所定操作を受け付けた場合に、サムネイル画像を表示するように構成してもよい。ここでは、例えば、図19の平面図画像に対して、サムネイル画像61を表示するように構成してもよい。
また、その他の機能について具体的には、図5又は図7の見上伏情報又は当該見上伏情報に関連する情報をユーザが入力することを支援する支援機能を設けてよい。具体的には、図20に示すように、建物100の断面図の対象となるフロアにおいて、伏図が表示する図面の方向を示す伏図アイコン71、及び見上げ図が表示する図面の方向を示す見上図アイコン72を表示するように構成してもよい。また、この図20の画像を縮小して、実施の形態で説明した平面図画像又は詳細図画像を表示する場合に、当該縮小した画像をディスプレイ23の画面上に平面図画像又は詳細図画像と共に表示するように構成してもよい。この場合、図20の断面図において、図5又は図7の高さ位置情報に対応する階数において、見上伏情報に対応するアイコンを表示するように構成してもよい。
(データ構造について)
また、上記実施の形態においては、記録部24の各DBにて、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する場合を例示して説明したが、例えば、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納できる限りにおいて、このDBのデータ構造を任意に変更してもよい。また、例えば、記録部24に、いわゆるBIM(Building Information Modeling)を含む任意の技術で用いられる建物の構造の三次元データを複数の二次元図面と共の格納し、当該複数の二次元図面を三次元データで特定される建物の構造と関連付けた上で、この関連付けた情報を用いて各処理を実行するように構成してもよい。
(データ構造について)
また、上記実施の形態の端末装置2で用いられる座標については、建物の通り芯又は柱等を含む任意の対象を基準にした座標系の座標を用いるように構成してもよい。
(付記)
付記1の表示システムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示システムであって、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段と、前記格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段と、を備える。
付記2の表示システムは、付記1に記載の表示システムにおいて、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面と関連する第2図面を表示する。
付記3の表示システムは、付記2に記載の表示システムにおいて、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、同一画面上に前記第1図面と共に前記第2図面を表示する。
付記4の表示システムは、付記2に記載の表示システムにおいて、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、同一画面上にて前記第1図面から第2図面に遷移させて表示する。
付記5の表示システムは、付記1から4の何れか一項に記載の表示システムにおいて、前記格納手段は、相互に異なる種類の前記二次元図面を格納する。
付記6の表示システムは、付記1から5の何れか一項に記載の表示システムにおいて、前記格納手段は、前記建物における表示位置が相互に異なる前記二次元図面を格納する。
付記7の表示プログラムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示プログラムであって、コンピュータを、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段、として機能させる。
(付記の効果)
付記1に記載の表示システムによれば、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納することにより、例えば、ユーザが二次元図面を任意に選択することなく二次元図面を建物の構造に基準に表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。
付記2に記載の表示システムによれば、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の二次元図面のうちの第1図面と関連する第2図面を表示することにより、例えば、ユーザが単に操作(例えば、スワイプ又はタップ等の任意の操作)を行うのみで、第1図面と関連する第2図面を表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。特に、ユーザが建物にて作業を行っている場合、建物の構造を基準に二次元図面を次々に表示することができるので、作業効率を向上させる事が可能となる。
付記3に記載の表示システムによれば、同一画面上に第1図面と共に第2図面を表示することにより、例えば、建物の構造を容易に把握させる事が可能となる。
付記4に記載の表示システムによれば、同一画面上にて第1図面から第2図面に遷移させて表示することにより、例えば、表示される図面の個数を絞ることができるので、画面が煩雑となることを防止することができ、二次元図面の視認性を向上させる事が可能となる。
付記5に記載の表示システムによれば、相互に異なる種類の二次元図面を格納することにより、例えば、異なる種類の二次元図面を表示することができるので、建物の構造を多角的に捉える事が可能となる。
付記6に記載の表示システムによれば、建物における表示位置が相互に異なる二次元図面を格納することにより、例えば、異なる表示位置の二次元図面を表示することができるので、建物の少なくとも一部の全体像を捉えることが可能となる。
付記7に記載の表示プログラムによれば、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納することにより、例えば、ユーザが二次元図面を任意に選択することなく二次元図面を建物の構造に基準に表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。
2 端末装置
21 通信部
22 タッチパッド
23 ディスプレイ
24 記録部
25 制御部
31 立面図切替ボタン
32 立面図切替ボタン
33 立面図切替ボタン
34 立面図切替ボタン
35 種類切替ボタン
41 第1領域
42 第2領域
43 第3領域
50 基準点
51 第1基準線
52 第2基準線
61 サムネイル画像
71 伏図アイコン
72 見上図アイコン
100 建物
101 領域
102 領域
241 平面図情報DB
242 立面図情報DB
243 詳細図情報DB
244 断面図情報DB
251 表示部
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の表示システムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示システムであって、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段と、前記格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面と関連する第2図面を表示し、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作を受け付けた場合、同一画面上に前記第1図面と共に前記第2図面を表示し、複数の前記二次元図面は、少なくとも、前記建物の平面図と、前記建物の鉛直方向に沿っている図面である鉛直方向図面と、を含んでおり、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面として前記平面図を表示している場合において、図面を表示する前記操作として前記平面図上の位置を指定する操作を受け付けた場合、前記第2図面として前記平面図における指定された前記位置に対応する前記鉛直方向図面を表示する。
請求項2に記載の表示システムは、請求項1に記載の表示システムにおいて、前記鉛直方向図面は、前記建物の鉛直方向に沿っている断面を表示する断面図を含み、前記表示手段は、表示されている前記断面図の断面を特定する線を前記平面図上に表示する。
請求項3に記載の表示システムは、請求項1又は2に記載の表示システムにおいて、前記鉛直方向図面は、前記建物の鉛直方向に沿っている断面を表示する断面図を含み、前記表示手段は、断面が相互に直交する第1断面図及び第2断面図を前記断面図として表示する。
請求項4に記載の表示システムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示システムであって、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段と、前記格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面と関連する第2図面を表示し、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作を受け付けた場合、同一画面上にて前記第1図面から第2図面に遷移させて表示し、前記格納手段は、前記建物における表示位置が相互に異なる前記二次元図面を格納しており、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作であり前記第1図面が表示されている画面に対する前記操作を受け付けた場合に、前記第1図面と同じ種類の前記第2図面であって前記第1図面が表示する前記建物における表示位置とは異なる表示位置を表示する前記第2図面を表示する。
請求項5に記載の表示システムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示システムであって、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段と、前記格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面と関連する第2図面を表示し、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作を受け付けた場合、同一画面上にて前記第1図面から第2図面に遷移させて表示し、前記格納手段は、相互に異なる種類の前記二次元図面を格納しており、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作であり前記第1図面が表示されている画面に対する前記操作を受け付けた場合に、前記第1図面とは異なる種類の前記第2図面を表示する。
請求項6に記載の表示システムは、請求項に記載の表示システムにおいて、複数の前記二次元図面は、少なくとも、前記建物の平面図と、前記建物の立面図と、を含んでおり、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面として前記平面図を表示している場合において、図面を表示する前記操作として前記建物に対する方角を示す方角情報を受け付けた場合、図面を表示する前記操作として受け付けた前記方角情報が示す方角に対応する前記立面図を前記第2図面として表示する。
請求項7に記載の表示システムは、請求項1から6の何れか一項に記載の表示システムにおいて、複数の前記二次元図面は、少なくとも、前記建物の平面図を含んでおり、前記表示手段は、前記平面図を前記第1図面又は前記第2図面として表示している場合、前記第1図面又は前記第2図面として表示されている前記平面図が伏図であるか又は見上図であるかを示す画像を、前記建物の鉛直方向に沿っている断面を表示する断面図における、前記第1図面又は前記第2図面として表示されている前記平面図が示す前記建物の階数に対応する位置に表示する。
請求項8に記載の表示システムは、請求項1から7の何れか一項に記載の表示システムにおいて、前記表示システムは、前記建物内で用いられ、前記表示手段は、前記建物内における前記表示システムが存在する位置に対応する図面を前記第1図面として表示する。
請求項に記載の表示プログラムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示プログラムであって、コンピュータを、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段、として機能させ、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面と関連する第2図面を表示し、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作を受け付けた場合、同一画面上に前記第1図面と共に前記第2図面を表示し、複数の前記二次元図面は、少なくとも、前記建物の平面図と、前記建物の鉛直方向に沿っている図面である鉛直方向図面と、を含んでおり、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面として前記平面図を表示している場合において、図面を表示する前記操作として前記平面図上の位置を指定する操作を受け付けた場合、前記第2図面として前記平面図における指定された前記位置に対応する前記鉛直方向図面を表示する。
請求項10に記載の表示プログラムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示プログラムであって、コンピュータを、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段、として機能させ、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面と関連する第2図面を表示し、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作を受け付けた場合、同一画面上にて前記第1図面から第2図面に遷移させて表示し、前記格納手段は、前記建物における表示位置が相互に異なる前記二次元図面を格納しており、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作であり前記第1図面が表示されている画面に対する前記操作を受け付けた場合に、前記第1図面と同じ種類の前記第2図面であって前記第1図面が表示する前記建物における表示位置とは異なる表示位置を表示する前記第2図面を表示する。
請求項11に記載の表示プログラムは、建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示プログラムであって、コンピュータを、相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段、として機能させ、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面と関連する第2図面を表示し、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作を受け付けた場合、同一画面上にて前記第1図面から第2図面に遷移させて表示し、前記格納手段は、相互に異なる種類の前記二次元図面を格納しており、前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する前記操作であり前記第1図面が表示されている画面に対する前記操作を受け付けた場合に、前記第1図面とは異なる種類の前記第2図面を表示する。
請求項1に記載の表示システム、及び請求項9に記載の表示プログラムによれば、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納することにより、例えば、ユーザが二次元図面を任意に選択することなく二次元図面を建物の構造に基準に表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。
また、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の二次元図面のうちの第1図面と関連する第2図面を表示することにより、例えば、ユーザが単に操作(例えば、スワイプ又はタップ等の任意の操作)を行うのみで、第1図面と関連する第2図面を表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。特に、ユーザが建物にて作業を行っている場合、建物の構造を基準に二次元図面を次々に表示することができるので、作業効率を向上させる事が可能となる。
また、同一画面上に第1図面と共に第2図面を表示することにより、例えば、建物の構造を容易に把握させる事が可能となる。
請求項4に記載の表示システム、及び請求項10に記載の表示プログラムによれば、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納することにより、例えば、ユーザが二次元図面を任意に選択することなく二次元図面を建物の構造に基準に表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。
また、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の二次元図面のうちの第1図面と関連する第2図面を表示することにより、例えば、ユーザが単に操作(例えば、スワイプ又はタップ等の任意の操作)を行うのみで、第1図面と関連する第2図面を表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。特に、ユーザが建物にて作業を行っている場合、建物の構造を基準に二次元図面を次々に表示することができるので、作業効率を向上させる事が可能となる。
また、同一画面上にて第1図面から第2図面に遷移させて表示することにより、例えば、表示される図面の個数を絞ることができるので、画面が煩雑となることを防止することができ、二次元図面の視認性を向上させる事が可能となる。
また、建物における表示位置が相互に異なる二次元図面を格納することにより、例えば、異なる表示位置の二次元図面を表示することができるので、建物の少なくとも一部の全体像を捉えることが可能となる。
請求項5に記載の表示システム、及び請求項11に記載の表示プログラムによれば、相互に異なる複数の二次元図面を建物の構造を基準に相互に関連付けて格納することにより、例えば、ユーザが二次元図面を任意に選択することなく二次元図面を建物の構造に基準に表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。
また、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の二次元図面のうちの第1図面と関連する第2図面を表示することにより、例えば、ユーザが単に操作(例えば、スワイプ又はタップ等の任意の操作)を行うのみで、第1図面と関連する第2図面を表示することができるので、建物の二次元図面を効率的に表示する事が可能となる。特に、ユーザが建物にて作業を行っている場合、建物の構造を基準に二次元図面を次々に表示することができるので、作業効率を向上させる事が可能となる。
また、同一画面上にて第1図面から第2図面に遷移させて表示することにより、例えば、表示される図面の個数を絞ることができるので、画面が煩雑となることを防止することができ、二次元図面の視認性を向上させる事が可能となる。
また、相互に異なる種類の二次元図面を格納することにより、例えば、異なる種類の二次元図面を表示することができるので、建物の構造を多角的に捉える事が可能となる。

Claims (7)

  1. 建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示システムであって、
    相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段と、
    前記格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段と、
    を備える表示システム。
  2. 前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面と関連する第2図面を表示する、
    請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、同一画面上に前記第1図面と共に前記第2図面を表示する、
    請求項2に記載の表示システム。
  4. 前記表示手段は、複数の前記二次元図面のうちの前記第1図面を表示している場合において、図面を表示する操作を受け付けた場合、同一画面上にて前記第1図面から第2図面に遷移させて表示する、
    請求項2に記載の表示システム。
  5. 前記格納手段は、相互に異なる種類の前記二次元図面を格納する、
    請求項1から4の何れか一項に記載の表示システム。
  6. 前記格納手段は、前記建物における表示位置が相互に異なる前記二次元図面を格納する、
    請求項1から5の何れか一項に記載の表示システム。
  7. 建物の少なくとも一部を表示する二次元図面を表示する表示プログラムであって、
    コンピュータを、
    相互に異なる複数の前記二次元図面を前記建物の構造を基準に相互に関連付けて格納する格納手段が格納している前記二次元図面を表示する表示手段、
    として機能させる表示プログラム。
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