JP2020071806A - 資金管理サポートシステム、資金管理サポートサーバ、及び資金管理サポートプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】管理を委任された資金を適切に使用したことを比較的手間がかからない処理で証明又は確認することが可能な資金管理サポートシステム、資金管理サポートサーバ及び資金管理サポートプログラムを提供する。【解決手段】資金管理サポートシステム1000は、代理人によって操作可能とされ、資金の移動を請求するための資金移動請求を送信可能な代理人側端末装置と、閲覧者によって操作可能とされ、資金の移動に関する履歴情報を閲覧するための情報閲覧要求を送信可能な閲覧者側端末装置と、代理人側端末装置及び閲覧者側端末装置と通信可能な資金管理サポートサーバ100とを備える。資金管理サポートサーバは、代理人側端末装置から資金移動請求を受信すると、資金の移動を実行するための資金移動指令を、資金を保管する勘定系システムに対して送信し閲覧者側端末装置から情報閲覧要求を受信すると、履歴情報を閲覧側端末装置に対して送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、委任者(委託者等を含む)から代理人に委任された資金の管理をサポートするための資金管理サポートシステム、資金管理サポートサーバ、及び資金管理サポートプログラムに関する。
認知症の方の預貯金・財産管理をその家族・親族が行う場合、認知症の方のキャッシュカード・暗証番号で引き出しを行っているケースが大半である。このようなケースでは、「本人確認」が行われない、第三者の目が届かない、といった問題点があり、適切な管理が行われているかが不明瞭である。また、認知症の方名義の預金口座から引き出した資金の使用に関して、他の家族・親族から不正な使用を疑われる展開が生じる場合もある。さらに、認知症の方名義の預金口座の資金の使用に限らず、親から子へ贈与又は仕送りをした資金、夫婦の資金、及び/又は、多数の人が拠出した資金について、その使用に疑義が生じる場合がある。
背景技術で述べたように、親名義等の預金口座にある資金を適切に使用したことを証明等するためには、親から支払を委任された子等が、支払の都度、領収書等を保存するとともに、支払の金額、日時、用途等を記録するという、煩雑で負担がかかる処理をせざるを得なかった。
そこで、本発明は、管理を委任された資金を適切に使用したことを、比較的手間がかからない処理で証明又は確認することが可能な、資金管理サポートシステム、資金管理サポートサーバ、及び資金管理サポートプログラムの提供を目的とする。
本発明の各態様は次の通りである。
(態様1) 委任者から代理人に対して委任された資金を管理するための資金管理サポートシステムであって、前記資金管理サポートシステムは、前記代理人によって操作可能とされ、前記資金の移動を請求するための資金移動請求を送信可能な代理人側端末装置と、閲覧者によって操作可能とされ、前記資金の移動に関する履歴情報を閲覧するための情報閲覧要求を送信可能な閲覧者側端末装置と、前記代理人側端末装置及び前記閲覧者側端末装置と通信可能な資金管理サポートサーバとを備え、前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置から前記資金移動請求を受信すると、前記資金の移動を実行するための資金移動指令を、前記資金を保管する勘定系システムに対して送信するとともに、前記閲覧者側端末装置から前記情報閲覧要求を受信すると、前記履歴情報を前記閲覧側端末装置に対して送信する、資金管理サポートシステム。
(態様2)態様1に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバは、前記資金移動請求の受信から所定期間の経過後に前記資金移動指令を前記勘定系システムに対して送信する、資金管理サポートシステム。
(態様3)態様2に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記代理人側端末装置は、前記所定期間の内に、前記資金の移動を取り消す取消要求を送信可能であり、前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置から前記取消要求を受信すると、前記資金移動請求を取り消す、資金管理サポートシステム。
(態様4)態様1〜3のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
前記委任者によって操作可能とされ、前記移動請求を送信可能な委任者側端末装置をさらに備え、前記資金管理サポートサーバは、前記委任者側端末装置から前記移動請求を受信すると、前記資金移動指令を前記勘定系システムに対して送信する、資金管理サポートシステム。
(態様5)態様4に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記委任者側端末装置は、前記所定期間の内に、前記資金の移動を取り消す取消要求を送信可能であり、前記資金管理サポートサーバは、前記委任者側端末装置から前記取消要求を受信すると、前記資金移動請求を取り消す、資金管理サポートシステム。
(態様6)態様1〜5のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記代理人側端末装置は、前記閲覧者側端末装置を設定するための閲覧者設定要求を送信可能であり、前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置から前記閲覧者設定要求を受信すると、任意の端末装置を前記閲覧者側端末装置として設定するための招待情報を前記任意の端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
(態様7)態様4又は5のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
前記委任者側端末装置は、前記閲覧者側端末装置を設定するための閲覧者設定要求を送信可能であり、前記資金管理サポートサーバは、前記委任者側端末装置から前記閲覧者設定要求を受信すると、任意の端末装置を前記閲覧者側端末装置として設定するための招待情報を前記任意の端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
(態様8)態様4、5、7のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記委任者側端末装置は、前記閲覧者側端末装置の前記情報閲覧要求の権限を解除するための解除要求を送信可能であり、前記資金管理サポートサーバは、前記委任者側端末装置から前記解除要求を受信すると、前記閲覧者側端末装置に対する前記履歴情報の送信を停止する、資金管理サポートシステム。
(態様9)態様1〜8のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、後見人によって操作可能とされ、前記資金移動請求を送信可能な後見人側端末装置をさらに備え、前記資金管理サポートサーバは、前記後見人側端末装置から前記資金移動請求を受信すると、前記資金の移動を実行するための資金移動指令を前記勘定系システムに対して送信する、資金管理サポートシステム。
(態様10)態様9に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記後見人側端末装置は、所定期間の内に、前記資金の移動を取り消す取消要求を送信可能であり、前記資金管理サポートサーバは、前記後見人側端末装置から前記取消要求を受信すると、前記資金移動請求を取り消す、資金管理サポートシステム。
(態様11)態様9又は10に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記後見人側端末装置は、前記閲覧者側端末装置を設定するための閲覧者設定要求を送信可能であり、前記資金管理サポートサーバは、前記後見人側端末装置から前記閲覧者設定要求を受信すると、任意の端末装置を前記閲覧者側端末装置として設定するための招待情報を前記任意の端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
(態様12)態様1〜11のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバに後見人の申立が登録されると、前記資金管理サポートサーバは、少なくとも前記代理人側端末装置による前記資金移動請求の権限を停止する、資金管理サポートシステム。
(態様13)態様1〜12のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバに後見人の選任が登録されると、前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置による全ての権限を停止する、資金管理サポートシステム。
(態様14)態様1〜13のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金移動請求は、領収書または請求書の画像データを含む、資金管理サポートシステム。
(態様15)態様1〜14のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバは、前記資金の移動に関する情報を前記代理人側端末装置及び/又は前記閲覧者側端末装置に通知する、資金管理サポートシステム。
(態様16)態様4、5、7、及び8のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバは、前記資金の移動に関する情報を前記委任者側端末装置に通知する、資金管理サポートシステム。
(態様17)態様9〜11、及び13のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバは、前記資金の移動に関する情報を前記後見人側端末装置に通知する、資金管理サポートシステム。
(態様18)態様1〜17のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記代理人側端末装置及び/又は前記閲覧者側端末装置は、前記資金の移動に関する履歴情報をダウンロードするためのダウンロード要求を送信可能であり、前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置及び/又は前記閲覧者側端末装置から前記ダウンロード要求を受信すると、前記履歴情報をダウンロード可能な状態で前記代理人側端末装置及び/又は前記閲覧者側端末装置に対して送信する、資金管理サポートシステム。
(態様19)態様6に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバは、前記招待情報を受け取った前記任意の端末装置から所定の情報を受信すると、閲覧権限の承認要求を前記代理人側端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
(態様20)態様19に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記代理人側端末装置は、前記閲覧権限の承認要求に対して、承認又は却下を前記資金管理サポートサーバに送信する、資金管理サポートシステム。
(態様21)態様7に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバは、前記招待情報を受け取った前記任意の端末装置から所定の情報を受信すると、閲覧権限の承認要求を前記委任者側端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
(態様22)態様21に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記委任者側端末装置は、前記閲覧権限の承認要求に対して、承認又は却下を前記資金管理サポートサーバに送信する、資金管理サポートシステム。
(態様23)態様11に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバは、前記招待情報を受け取った前記任意の端末装置から所定の情報を受信すると、閲覧権限の承認要求を前記後見人側端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
(態様24)態様23に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記後見人側端末装置は、前記閲覧権限の承認要求に対して、承認又は却下を前記資金管理サポートサーバに送信する、資金管理サポートシステム。
(態様25)態様1〜24のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
前記資金管理サポートサーバに後見人の申立が登録されると、前記資金管理サポートサーバは、少なくとも、前記委任者側端末装置による、資金の払出請求権限、及び/又は払出請求の取消権限を停止する、資金管理サポートシステム。
(態様26)態様1〜25のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、前記資金管理サポートサーバに後見人の選任が登録されると、前記資金管理サポートサーバは、委任者による、追加入金権限、及び/又は全部解約権限を停止する、資金管理サポートシステム。
(態様27)委任者から代理人に対して委任された資金を管理するための資金管理サポートサーバであって、前記資金管理サポートサーバは、前記代理人によって操作可能とされ、前記資金の移動を請求する資金移動請求を送信可能な代理人側端末装置、及び前記閲覧者によって操作可能とされ、前記資金の移動に関する履歴情報を閲覧する情報閲覧権限を有する閲覧者側端末装置、と通信可能であり、前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置から前記資金移動請求を受信すると、前記資金の移動を実行するための資金移動指令を、前記資金を保管する勘定系システムに対して送信するとともに、前記閲覧者側端末装置から前記情報閲覧要求を受信すると、前記履歴情報を前記閲覧側端末装置に対して送信する、資金管理サポートサーバ。
(態様28)委任者から代理人に対して委任された資金を管理するための資金管理サポートプログラムであって、前記資金管理サポートプログラムは、前記代理人によって操作可能とされ、前記資金の移動を請求する資金移動請求を送信可能な代理人側端末装置の動作を制御し、及び/又は閲覧者によって操作可能とされ、前記資金の移動に関する履歴情報を閲覧する情報閲覧権限を有する閲覧者側端末装置の動作を制御し、前記資金管理サポートプログラムは、前記代理人側端末装置及び前記閲覧者側端末装置と通信可能な資金管理サポートサーバに対して、前記代理人側端末装置から資金移動請求を送信し、及び/又は前記閲覧者側端末装置から前記履歴情報の送信を要求する、資金管理サポートプログラム。
本発明の資金管理サポートシステム、資金管理サポートサーバ、及び資金管理サポートプログラムは、管理を委任された資金を適切に使用したことを、比較的手間がかからない処理で証明することが可能となる。
本発明の実施形態に係る資金管理サポートシステムにおける各ユーザー側端末装置の権限を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る資金管理サポートシステムを含むネットワークの概念図である。 図1の資金管理サポートシステムに含まれるユーザー側端末装置の権限を示す図表である。 図1の資金管理サポートシステムにおける支払処理に関するフローチャートである。
本発明の実施形態に係る資金管理サポートシステム、資金管理サポートサーバ及び資金管理サポートプログラムを、図面を参照して説明する。本実施形態において、各ユーザー側端末装置は、携帯電話、スマートフォン、タブレット、又はPC等の任意の通信機器とすることができる。
本実施形態において、委任者(委託者兼受益者、契約者)、代理人、閲覧者、後見人とは次の通りである。委任者は、自己の預金口座にある資金の管理を契約に基づき委任する契約者本人であり、自己の指定する代理人に自己の預金口座からの払出し等の資金管理を委任する者であり、例えば、老年の親である。委任者は、資金管理サポートアプリが設定された委任者側端末装置を操作する。代理人は、委任者によって指定され、資金の払出し追加入金等の資金管理を実行する者であり、例えば、委任者の親族(子等)である。代理人は、資金管理サポートアプリが設定された代理人側端末装置を操作する。
閲覧者は、資金管理の履歴情報を閲覧又はダウンロードする者であり、例えば、委任者の親族である。閲覧者は、資金管理サポートアプリが設定された閲覧者側端末装置を操作する。後見人は、委任者のために選任された後見人であり、委任者に代わって資金の払出し、追加入金等の資金管理を実行する者であり、例えば、委任者の子等の親族、司法書士、又は弁護士である。後見人は、資金管理サポートアプリが設定された後見人側端末装置を操作する。
[概要]
本発明の実施形態に係る資金管理サポートシステム1000の概要を、図1を参照しつつ説明する。資金管理サポートシステム1000は、資金管理サポートサーバ100と、資金管理サポートサーバ100と通信するユーザー側端末装置200A〜200Dとから構成される。委任者によって操作される委任者側端末装置200Aは、委任者(契約者)が判断能力が有る間は、資金管理サポートサーバ100に対して、いつでも払出請求(支払請求)が可能となっている。委任者(契約者)が判断能力が低下し、資金管理サポートサーバ100に後見人選任の申立の届け出が登録されると、委任者側端末装置200Aによる払出請求の権限が停止される。代理人によって操作される代理人側端末装置200Bは、後見人の選任の申立が資金管理サポートサーバ100に登録されるまでは、資金管理サポートサーバ100に対して、いつでも払出請求が可能となっている。代理人側端末装置200Bの設定は、任意であり、委任者による資金管理サポート契約後の設定も可能となっている。
後見人側端末装置200Cは、委任者の判断能力が低下した後、資金管理サポートサーバ100に後見人側端末装置200Cが設定されると、資金管理サポートサーバ100に対して、いつでも払出請求が可能となっている。資金管理サポートサーバ100に後見人選任が登録されると、代理人側端末装置200Bからの支払請求の権限は停止され、後見人側端末装置200Cからの支払請求に切り替えられる。閲覧者によって操作される閲覧者側端末装置200Dは、支払請求の内容及び/又は入出金履歴等の、資金管理情報の確認が可能となっている。
[資金管理サポートシステム1000の構成]
図2を用いて、本発明の実施形態に係る資金管理サポートシステム1000の具体的な構成を説明する。資金管理サポートシステム1000は、資金管理サポートサーバ100と、資金管理サポートアプリ(資金管理サポートプログラム)210がインストールされたユーザー側端末装置200A〜Dとから構成される。資金管理サポートサーバ100は、勘定系システム300と通信して勘定系データの送信を受ける。資金管理サポートサーバ100は、勘定系システム300に対して、委任者の預金口座から指定された預金口座への支払(払出し又は振込み)指令を送信することができる。勘定系システム300は、少なくとも委任者の預金口座の入出金を管理(制御)することができる。好ましくは、勘定系システム300は、委任者の預金口座、代理人の預金口座、及び/又は後見人の預金口座の入出金を管理(制御)してもよい。
資金管理サポートサーバ100は、勘定系システム300に接続された金融機関側端末装置301や各ユーザー側端末装置200A〜200Dとの通信を認証するとともに、各部の動作を制御する制御部101と、認証用情報、支払請求、及び出金情報等の、資金管理情報を記録する資金管理データベース103と、勘定系システム300や各ユーザー側端末装置200A〜200Dとの間におけるデータの送受信を補助するアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)105と、所定の条件(支払請求、入金処理の完了等)で各ユーザー側端末装置200A〜200Dに所定の通知を送信する通知管理部107と、勘定系システム300のデータ処理サーバ305と通信して勘定系データを受信する勘定系データ連携部109とから構成される。
ユーザー側端末装置200A〜Dは、委任者側端末装置200A、代理人側端末装置200B、閲覧者側端末装置200C、後見人側端末装置200Dの少なくとも一つから構成され、各ユーザー側端末装置毎に実行可能な権限が、資金管理サポートシステムによって設定されている。各ユーザー側端末装置200A〜Dで実行可能な具体的な権限は、図3に示されている。本実施形態においては、委任者に対する後見人選任の申し立ての届け出が資金管理サポートサーバ100に登録され、これに応じて資金管理サポートサーバ100は、図3に示すように、委任者側端末装置200A、代理人側端末装置200Bから実行可能な処理権限を変更する。具体的には、資金管理サポートサーバ100に後見人の選任の申立が登録されると、資金管理サポートサーバ100は、委任者側端末装置200Aによる、資金の払出請求権限、払出請求の取消権限、閲覧者側端末装置の招待権限、及び閲覧者側端末装置の解除権限を停止し、委任者による、代理人側端末装置の設定権限、代理人側端末装置の解除権限を停止する。また、資金管理サポートサーバ100に後見人の選任の申立が登録されると、資金管理サポートサーバ100は、代理人側端末装置200Bによる、資金の払出請求権限、払出請求の取消権限、及び閲覧者側端末装置の招待権限を停止し、代理人による追加入金権限を停止する。さらに、資金管理サポートサーバ100に後見人の選任が登録されると、資金管理サポートサーバ100は、委任者による、追加入金権限、及び全部解約権限を停止する。なお、全部解約とは、資金管理サポートシステム1000を用いた全ての処理を停止(解約)することである。また、資金管理サポートサーバ100に後見人の選任が登録されると、資金管理サポートサーバ100は、代理人側端末装置200Bによる全ての権限を停止する。なお、資金管理サポートシステム1000を用いた資金管理契約が終了した後、一定期間(例えば、1年間)は、全ての又は指定するユーザー側端末装置200A〜200Dから預金口座情報等の資金管理情報の閲覧、(入出金明細の)ダウンロードのみを可能としてもよい。
勘定系システム300は、金融機関側端末装置301と、勘定系データベース及びファイル転送部を備えた勘定系サーバ303と、受信セグメント及び送信セグメントを備えたデータ処理サーバ305とから構成される。
[委任者又は後見人側端末装置の権限設定]
委任者又は後見人が、資金管理サポートシステム1000の運営者に資金管理の申込みを行い、資金管理サポートシステム1000を用いた資金管理契約が成立した後、資金管理サポートサーバ100は、委任者側端末装置200A又は後見人側端末装置200Cを設定するためのQRコード(登録商標)等の二次元コードを生成し、二次元コードが委任者又は後見人に郵送等で提供される。委任者又は後見人は、自己の端末装置に資金管理サポートアプリをダウンロードする。その後、当該端末装置の資金管理サポートアプリは、二次元コードから端末設定情報を読み取り、資金管理サポートアプリを用いて、委任者又は後見人の端末装置が、委任者側端末装置200A又は後見人側端末装置200Cとして設定される。これによって、委任者側端末装置200A又は後見人側端末装置200Cは、資金管理サポートサーバ100を介して、委任者の預金口座の資金管理を行うことが可能となる。
[払出し機能]
資金管理サポートシステム1000における払出機能について、説明する。
代理人側端末装置200B、及び委任者側端末装置200Aは、資金管理サポートアプリ(資金管理サポートプログラム)でいつでも支払請求が可能となっている。委任者(契約者)の判断能力低下などで、委任者が委任者側端末装置200Aを用いた払出しを請求できなくなっても、代理人側端末装置200Bの操作によって、委任者の預金口座から指定預金口座(代理人の預金口座等)に出金することができる。
資金管理サポートサーバ100は、委任者の預金口座からの支払い内容を記録して履歴を作成したうえで、委任者の預金口座を管理する勘定系システムに対して、指示を指定預金口座への指定預金口座へ入金指令(支払指令)を送信する。
資金管理サポートシステム1000における払出し請求の処理手順を、図4のフローチャートを用いて説明する。委任者側端末装置200A、代理人側端末装置200B、後見人側端末装置200Cに設定された資金管理サポートアプリ210を用いて、次の各ステップを実行して払出処理を行う。以下の説明において、委任者側端末装置200Aによる支払請求を例示するが、委任者側端末装置200Aに限定されず、代理人側端末装置200B、又は後見人側端末装置200Cを用いた払出し請求も同様な処理手順で実行される。
最初に、ステップS401で、委任者側端末装置200Aで資金管理サポートアプリ210が起動され、資金管理サポートアプリ210の支払請求メニューが選択される。ステップS402で、委任者側端末装置200Aのカメラで領収書等の画像が撮影される。領収書等とは、領収書又は請求書とすることができる。ステップS403で、委任者側端末装置200Aの資金管理サポートアプリ210を介して、委任者により支払情報が入力される。支払情報は、例えば、領収書等の、日付、金額、購入した物品名等である。ステップS404で、委任者側端末装置200Aの資金管理サポートアプリ210は、支払情報及び領収書画像を含む支払請求を、通信ネットワークを介して、資金管理サポートサーバ100に送信する。
ステップS405で、資金管理サポートサーバ100は、支払情報及び領収書画像を含む支払請求を資金管理データベース103に登録する。ステップS406で、資金管理サポートサーバ100は、受信した支払情報及びの領収書画像が適切か否かを判断する。ステップS406で、適切でないと判断した場合、ステップS409に移行し、適切であると判断した場合、ステップS407に移行する。ステップS406における適切であるか否かの判断は、領収書等の日付が契約日以降であること、及び/又は金額が支払請求金額以下であること等を確認することにより実行される。
ステップS407で、資金管理サポートサーバ100は、みまもり期間が経過したか否かを判断する。ステップS407において、みまもり期間が経過していないと判断した場合は、ステップS408に移行し、みまもり期間が経過したと判断した場合は、ステップS411に移行する。なお、みまもり期間とは、他のユーザーが支払請求を適切か否か判断するために予め定める期間であり、例えば、支払請求を受信した日から、5日または2営業日のどちらか長い期間とすることができる。
ステップS408で、資金管理サポートサーバ100は、委任者側端末装置200A、代理人側端末装置200B、又は後見人側端末装置200Cから、支払請求の取消要求を受信したか否かを判定する。ステップS408で、取消要求を受信した場合は、ステップS409に移行し、取消要求を受信していない場合は、ステップS407に戻る。
ステップS409で、資金管理サポートサーバ100は、支払請求を取り消す。ステップS410で、資金管理サポートサーバ100は、各ユーザー端末装置200A〜200Dに支払請求の取消を通知し、処理を終了する。ステップS410の通知は、プッシュ通知、及び/又は指定されたメールアドレスへの電子メールによる通知とすることができる。
ステップS411で、資金管理サポートサーバ100は、支払指令を勘定系システム300に送信する。資金管理サポートサーバ100は、勘定系システム300から支払完了通知を受け取った後、ステップS412で、各ユーザー側端末装置200A〜200Dに支払完了を通知し、処理を終了する。ステップS412の通知は、プッシュ通知、及び/又は指定されたメールアドレスへの電子メールによる通知とすることができる。
[みまもり機能]
本実施形態における、みまもり機能は、支払請求又は入出金履歴等の履歴情報を、各ユーザー側端末装置の資金管理サポートアプリ210で閲覧及び/又はダウンロードする機能である。みまもり期間中は、委任者側端末装置200Aと、代理人側端末装置200B又は後見人側端末装置200Cとから、支払請求を相互に取り消すことも可能である。
[定額受け取り機能]
委任者側端末装置200A、代理人側端末装置200B、又は後見人側端末装置200Cは、資金管理サポートサーバ100に対して、定時定額受け取りを設定することができる。例えば、月額1万円〜20万円までの定時定額受け取りの設定が可能である。これによって、代理人、又は後見人の預金口座に定時に定額が振り込まれるように設定される。
[通知機能]
委任者側端末装置200A、代理人側端末装置200B、後見人側端末装置200Cからの支払請求や、委任者の預金口座から出金等の資金移動や、ユーザー(メンバー)の追加があったときには、資金管理サポートサーバ100は、ユーザー側端末装置200A〜200Dに対して資産管理サポートアプリ210を用いたプッシュ通知、又は指定電子メールアドレスに対して、資金移動等の所定の情報を通知することができる。所定の情報としては、例えば「支払請求がありました。」、「追加入金がありました。」、「○○さんがメンバーに参加しました」等である。
資金管理サポートサーバ100は、支払請求後、みまもり期間(例えば、5日間)の経過後に、勘定系システム300に対して、指定預金口座への支払指令を送信する。したがって、資金管理サポートシステム1000では、支払請求を受信しても、すぐに必要な資金の支払指令を勘定系システムに送信することはない。
みまもり期間の間、委任者は委任者側端末装置200Aに設定された資金管理サポートアプリを用いて、又は代理人は代理人側端末装置200Bに設定された資金管理サポートアプリを用いて、又は後見人は後見人側端末装置200Cに設定された資金管理サポートアプリを用いて、支払請求を相互に取り消すことができる。
[メンバー招待機能]
委任者の預金口座に対する入出金を“みまもる”役割として、委任者の家族などの端末装置を資金管理サポートアプリ210のメンバー招待機能を用いて招待して、招待された端末装置を閲覧者側端末装置200Dとして設定することができる。具体的には、委任者側端末装置200A、代理人側端末装置200B、又は後見人側端末装置200Cの資金管理サポートアプリ210は、閲覧者側端末装置200Cの招待権限を有しているため、閲覧者となる者の端末装置に対して、設定用リンクを含む招待メールを送信するように、資金管理サポートサーバ100に要求することができる。なお、代理人側端末装置200Bの設定(招待)には、委任者による書面手続が資金管理サポートサーバ100に登録された後、代理人となる者に対し代理人側端末装置設定用QRコード(登録商標)等の二次元コードが郵送等で提供される。
招待メールの送信要求には、招待される側の端末装置の種類(閲覧者側端末装置200C)、招待メールを送信するメールアドレスの情報が含まれている。招待メールの送信要求を受信した資金管理サポートサーバ100は、指定されたメールアドレスに招待メールを送信する。招待メールを受信した任意の端末装置は、資金管理サポートアプリ210を自己の端末装置にダウンロードし、招待メールの設定用リンクをクリックし、資金管理サポートアプリ210にて自己の所定の情報(例えば、氏名)を入力し資金管理サポートサーバ100に送信する。資金管理サポートサーバ100は、所定の情報を受信すると、招待メールを送信した端末装置に対して、閲覧権限の承認要求(メンバーへの参加リクエストの承認要求)を送信する。閲覧権限の承認要求を受信した端末装置は、その資金管理サポートアプリ210にて、任意の端末装置に対する閲覧権限の承認又は却下を選択することができる。資金管理サポートアプリ210にて承認を選択した場合、資金管理サポートサーバ100に閲覧権限の承認が送信される。閲覧権限の承認を受信した資金管理サポートサーバ100は、招待された任意の端末装置の資金管理サポートアプリ210に対して、閲覧者側端末装置としての閲覧権限を設定するための指示を送信する。これによって、任意の端末装置が閲覧者側端末装置としてメンバーに追加される。資金管理サポートアプリ210にて却下を選択した場合、資金管理サポートサーバ100に閲覧権限の却下が送信される。閲覧権限の却下を受信した資金管理サポートサーバ100は、招待された任意の端末装置の資金管理サポートアプリ210に対して、閲覧権限却下を通知する。
本発明の実施形態では、高齢者の資金管理をサポートするサービスへの、資産管理サポートシステム1000の適用を想定したがこれに限定されず、例えば、次の第1例〜第3例のようなサービスに適用することもできる。
第1例として、資産管理サポートシステム1000を、親から子供の預金口座への贈与や仕送りをした資金が適切に使われているか不安というニーズに対応するために用いることができる。この場合、親又は子供の端末装置を委任者側端末装置に、子供又は親の端末装置を代理人側端末装置及び/又は閲覧者側端末装置に、それぞれ設定することができる。これによって、大学生の子供への仕送り資金の使い方について、子供が委任者又は代理人及び/もしくは閲覧者として委任者側端末装置又は代理人側端末装置及び/もしくは閲覧者側端末装置を用いて管理及び/又は閲覧することができる。さらに、贈与者(親)が贈与資金の受贈者(子)のお金の使い方について、贈与者が委任者又は閲覧者及び/もしくは代理人となって、委託者側端末装置又は閲覧者側端末装置及び/もしくは代理人側端末装置を用いて管理及び/又は閲覧することができる。
第2例として、資産管理サポートシステム1000を、夫婦で1つの預金口座を用いてお金の使い方を管理したい、というニーズに対応するために用いることができる。この場合は、夫婦の一方の端末装置を委任者側端末装置に、夫婦の他方の端末装置を代理人側端末装置に、それぞれ設定することができる。これによって、委任者である夫又は妻の預金口座から代理人として妻又は夫が引き出したり、夫婦で資金の使い道を把握するサービスを提供することができる。
第3例として、資産管理サポートシステム1000を、多数の人が拠出した資金が適切に使われているか不安というニーズに対応するために用いることができる。多数の人が拠出した資金としては、財団法人による寄付金、町内会等の運営資金、又はマンション管理組合の修繕積立金等を想定することができる。財団法人による寄付金の場合、財団法人等が契約者(委任者)となり、理事長等の端末装置を代理人側端末装置に、寄付者の端末装置を閲覧者側端末装置に、それぞれ設定することができる。これによって、財団法人等の理事長等が代理人側端末装置を用いて資金を引き出すことができる。さらに、寄付を集めた財団法人等の寄附金の使い方を寄付者が閲覧者側端末装置を用いて閲覧するサービスを提供することができる。
町内会(自治会)等の運営資金の場合、町内会等が委任者となり、町内会長の端末装置を代理人側端末装置に、町内会を構成する住民の端末装置を閲覧者側端末装置に、それぞれ設定することができる。これによって、町内会等の運営資金使い方を住民が閲覧者側端末装置を用いて閲覧するサービスを提供することができる。
マンション管理組合の修繕積立金等の場合、マンション管理組合が委任者となり、マンション管理組合の理事長等の端末装置を代理人側端末装置に、マンションの入居者の端末装置を閲覧者側端末装置に、それぞれ設定することができる。これによって、マンション管理組合の修繕積立金等の使い方を入居者が閲覧者側端末を用いて閲覧するサービスを提供することができる。
1000 資金管理サポートシステム
100 資金管理サポートサーバ
200 ユーザー側端末装置
210 資金管理サポートアプリ(資金管理サポートプログラム)
200A 委任者側端末装置
200B 代理人側端末装置
200C 後見人側端末装置
200D 閲覧者側端末装置
300 勘定系システム

Claims (28)

  1. 委任者から代理人に対して委任された資金を管理するための資金管理サポートシステムであって、
    前記資金管理サポートシステムは、
    前記代理人によって操作可能とされ、前記資金の移動を請求するための資金移動請求を送信可能な代理人側端末装置と、
    閲覧者によって操作可能とされ、前記資金の移動に関する履歴情報を閲覧するための情報閲覧要求を送信可能な閲覧者側端末装置と、
    前記代理人側端末装置及び前記閲覧者側端末装置と通信可能な資金管理サポートサーバとを備え、
    前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置から前記資金移動請求を受信すると、前記資金の移動を実行するための資金移動指令を、前記資金を保管する勘定系システムに対して送信するとともに、前記閲覧者側端末装置から前記情報閲覧要求を受信すると、前記履歴情報を前記閲覧側端末装置に対して送信する、資金管理サポートシステム。
  2. 請求項1に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバは、前記資金移動請求の受信から所定期間の経過後に前記資金移動指令を前記勘定系システムに対して送信する、資金管理サポートシステム。
  3. 請求項2に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記代理人側端末装置は、前記所定期間の内に、前記資金の移動を取り消す取消要求を送信可能であり、
    前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置から前記取消要求を受信すると、前記資金移動請求を取り消す、資金管理サポートシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記委任者によって操作可能とされ、前記移動請求を送信可能な委任者側端末装置をさらに備え、
    前記資金管理サポートサーバは、前記委任者側端末装置から前記移動請求を受信すると、前記資金移動指令を前記勘定系システムに対して送信する、資金管理サポートシステム。
  5. 請求項4に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記委任者側端末装置は、前記所定期間の内に、前記資金の移動を取り消す取消要求を送信可能であり、
    前記資金管理サポートサーバは、前記委任者側端末装置から前記取消要求を受信すると、前記資金移動請求を取り消す、資金管理サポートシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記代理人側端末装置は、前記閲覧者側端末装置を設定するための閲覧者設定要求を送信可能であり、
    前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置から前記閲覧者設定要求を受信すると、任意の端末装置を前記閲覧者側端末装置として設定するための招待情報を前記任意の端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
  7. 請求項4又は5のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記委任者側端末装置は、前記閲覧者側端末装置を設定するための閲覧者設定要求を送信可能であり、
    前記資金管理サポートサーバは、前記委任者側端末装置から前記閲覧者設定要求を受信すると、任意の端末装置を前記閲覧者側端末装置として設定するための招待情報を前記任意の端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
  8. 請求項4、5、7のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記委任者側端末装置は、前記閲覧者側端末装置の前記情報閲覧要求の権限を解除するための解除要求を送信可能であり、
    前記資金管理サポートサーバは、前記委任者側端末装置から前記解除要求を受信すると、前記閲覧者側端末装置に対する前記履歴情報の送信を停止する、資金管理サポートシステム。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    後見人によって操作可能とされ、前記移動請求を送信可能な後見人側端末装置をさらに備え、
    前記資金管理サポートサーバは、前記後見人側端末装置から前記資金移動請求を受信すると、前記資金の移動を実行するための資金移動指令を前記勘定系システムに対して送信する、資金管理サポートシステム。
  10. 請求項9に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記後見人側端末装置は、所定期間の内に、前記資金の移動を取り消す取消要求を送信可能であり、
    前記資金管理サポートサーバは、前記後見人側端末装置から前記取消要求を受信すると、前記資金移動請求を取り消す、資金管理サポートシステム。
  11. 請求項9又は10に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記後見人側端末装置は、前記閲覧者側端末装置を設定するための閲覧者設定要求を送信可能であり、
    前記資金管理サポートサーバは、前記後見人側端末装置から前記閲覧者設定要求を受信すると、任意の端末装置を前記閲覧者側端末装置として設定するための招待情報を前記任意の端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバに後見人の申立が登録されると、前記資金管理サポートサーバは、少なくとも前記代理人側端末装置による前記資金移動請求の権限を停止する、資金管理サポートシステム。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバに後見人の選任が登録されると、前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置による全ての権限を停止する、資金管理サポートシステム。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金移動請求は、領収書はまた請求書の画像データを含む、資金管理サポートシステム。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバは、前記資金の移動に関する情報を前記代理人側端末装置及び/又は前記閲覧者側端末装置に通知する、資金管理サポートシステム。
  16. 請求項4、5、7、及び8のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバは、前記資金の移動に関する情報を前記委任者側端末装置に通知する、資金管理サポートシステム。
  17. 請求項9〜11、及び13のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバは、前記資金の移動に関する情報を前記後見人側端末装置に通知する、資金管理サポートシステム。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記代理人側端末装置及び/又は前記閲覧者側端末装置は、前記資金の移動に関する履歴情報をダウンロードするためのダウンロード要求を送信可能であり、
    前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置及び/又は前記閲覧者側端末装置から前記ダウンロード要求を受信すると、前記履歴情報をダウンロード可能な状態で前記代理人側端末装置及び/又は前記閲覧者側端末装置に対して送信する、資金管理サポートシステム。
  19. 請求項6に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバは、前記招待情報を受け取った前記任意の端末装置から所定の情報を受信すると、閲覧権限の承認要求を前記代理人側端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
  20. 請求項19に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記代理人側端末装置は、前記閲覧権限の承認要求に対して、承認又は却下を前記資金管理サポートサーバに送信する、資金管理サポートシステム。
  21. 請求項7に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバは、前記招待情報を受け取った前記任意の端末装置から所定の情報を受信すると、閲覧権限の承認要求を前記委任者側端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
  22. 請求項21に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記委任者側端末装置は、前記閲覧権限の承認要求に対して、承認又は却下を前記資金管理サポートサーバに送信する、資金管理サポートシステム。
  23. 請求項11に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバは、前記招待情報を受け取った前記任意の端末装置から所定の情報を受信すると、閲覧権限の承認要求を前記後見人側端末装置に送信する、資金管理サポートシステム。
  24. 請求項23に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記後見人側端末装置は、前記閲覧権限の承認要求に対して、承認又は却下を前記資金管理サポートサーバに送信する、資金管理サポートシステム。
  25. 請求項1〜24のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバに後見人の申立が登録されると、前記資金管理サポートサーバは、少なくとも、前記委任者側端末装置による、資金の払出請求権限、及び/又は払出請求の取消権限を停止する、資金管理サポートシステム。
  26. 請求項1〜25のいずれか一項に記載の資金管理サポートシステムにおいて、
    前記資金管理サポートサーバに後見人の選任が登録されると、前記資金管理サポートサーバは、委任者による、追加入金権限、及び/又は全部解約権限を停止する、資金管理サポートシステム。
  27. 委任者から代理人に対して委任された資金を管理するための資金管理サポートサーバであって、
    前記資金管理サポートサーバは、
    前記代理人によって操作可能とされ、前記資金の移動を請求する資金移動請求を送信可能な代理人側端末装置、及び
    前記閲覧者によって操作可能とされ、前記資金の移動に関する履歴情報を閲覧する情報閲覧権限を有する閲覧者側端末装置、と通信可能であり、
    前記資金管理サポートサーバは、前記代理人側端末装置から前記資金移動請求を受信すると、前記資金の移動を実行するための資金移動指令を、前記資金を保管する勘定系システムに対して送信するとともに、前記閲覧者側端末装置から前記情報閲覧要求を受信すると、前記履歴情報を前記閲覧側端末装置に対して送信する、資金管理サポートサーバ。
  28. 委任者から代理人に対して委任された資金を管理するための資金管理サポートプログラムであって、
    前記資金管理サポートプログラムは、前記代理人によって操作可能とされ、前記資金の移動を請求する資金移動請求を送信可能な代理人側端末装置の動作を制御し、及び/又は閲覧者によって操作可能とされ、前記資金の移動に関する履歴情報を閲覧する情報閲覧権限を有する閲覧者側端末装置の動作を制御し、
    前記資金管理サポートプログラムは、前記代理人側端末装置及び前記閲覧者側端末装置と通信可能な資金管理サポートサーバに対して、前記代理人側端末装置から資金移動請求を送信し、及び/又は前記閲覧者側端末装置から前記履歴情報の送信を要求する、資金管理サポートプログラム。
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