JP2020071546A - 情報表示装置、電子ペン、表示制御方法、及び表示制御プログラム - Google Patents

情報表示装置、電子ペン、表示制御方法、及び表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】手書きの軌跡の表示態様を変更する際の操作性を向上させる。【解決手段】指示体による手書き入力を受け付けるタッチパネルを有する情報表示装置に用いる表示制御方法は、手書き入力状態において、音声コマンドを含む音声入力を受け付ける音声入力ステップと、前記タッチパネルが受け付けた手書きの軌跡を表示する表示ステップと、前記音声入力ステップで入力を受け付けた音声コマンドに応じて、前記表示ステップにおける手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更するステップと、を備える。【選択図】図10

Description

本発明は、情報表示装置、電子ペン、表示制御方法、及び表示制御プログラムに関する。
従来、手書き入力を受け付けるタッチパネルを備える情報表示装置が普及している。このような情報表示装置は、指示体としてのペン又は指による手書き入力をタッチパネルが受け付けて、文字や図形を表す手書きの軌跡を表示する(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−152018号公報
しかしながら、従来の情報表示装置において手書きの軌跡の表示態様を変更する場合、手書き入力の前又は後において、その手書きの軌跡の表示態様を変更するための入力操作をユーザが指示体により行う必要があり、操作が煩雑であるという問題がある。
また、表示態様を変更するための入力操作を受け付けるためのGUI(ウィンドウ、アイコン、ボタン等)を情報表示装置が表示する場合、このようなGUIにより情報表示装置の限られた表示面積の一部が占有され、手書き入力の操作性がさらに悪化しうる。
そこで、本発明は、手書きの軌跡の表示態様を変更する際の操作性を向上させた情報表示装置、電子ペン、表示制御方法、及び表示制御プログラムを提供することを目的とする。
第1の態様に係る情報表示装置は、指示体による手書き入力を受け付けるタッチパネルと、前記タッチパネルが受け付けた手書きの軌跡を表示する表示部と、音声コマンドを含む音声入力を受け付ける音声入力部と、手書き入力状態において前記音声入力部が入力を受け付けた音声コマンドに応じて、前記表示部における手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更するコントローラとを備える。
第2の態様に係る電子ペンは、前記指示体として機能する。
第3の態様に係る表示制御方法は、指示体による手書き入力を受け付けるタッチパネルを有する情報表示装置に用いる方法である。前記表示制御方法は、手書き入力状態において、音声コマンドを含む音声入力を受け付ける音声入力ステップと、前記タッチパネルが受け付けた手書きの軌跡を表示する表示ステップと、前記音声入力ステップで入力を受け付けた音声コマンドに応じて、前記表示ステップで表示される手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更する変更ステップとを備える。
第4の態様に係る表示制御プログラムは、指示体による手書き入力を受け付けるタッチパネルを有する情報表示装置に、手書き入力状態において、音声コマンドを含む音声入力を受け付ける音声入力ステップと、前記タッチパネルが受け付けた手書きの軌跡を表示する表示ステップと、前記音声入力ステップで入力を受け付けた音声コマンドに応じて、前記表示ステップで表示される手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更する変更ステップとを実行させる。
本発明の一態様によれば、手書きの軌跡の表示態様を変更する際の操作性を向上させた情報表示装置、電子ペン、表示制御方法、及び表示制御プログラムを提供できる。
一実施形態に係る情報表示装置の外観図である。 一実施形態に係る情報表示装置の機能構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る電子ペンの外観図である。 一実施形態に係る電子ペンの機能構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る手書き入力画面の一例を示す図である。 一実施形態に係る手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更する一例を示す図である。 一実施形態に係る手書きの軌跡の表示態様を変更する一例を示す図である。 一実施形態に係る手書きの軌跡の表示態様を変更する他の例を示す図である。 一実施形態に係る手書き入力状態を示す図である。 一実施形態に係る情報表示装置及び電子ペンの動作フローの一例を示す図である。 一実施形態に係る情報表示装置及び電子ペンの動作フローの他の例を示す図である。
図面を参照して実施形態について説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(情報表示装置の構成)
一実施形態に係る情報表示装置は、例えばスマートフォン端末又はタブレット端末のような端末とすることができる。しかしながら、情報表示装置はそのような端末に限定されるものではなく、例えば、パーソナルコンピュータ、電子黒板、又は車載情報表示装置等であってもよい。
図1は、一実施形態に係る情報表示装置100の外観図である。
図1に示すように、情報表示装置100は、タッチスクリーンディスプレイ110と、マイク120と、スピーカ130と、カメラ140とを有する。
タッチスクリーンディスプレイ110は、その表示面が情報表示装置100の筐体101から露出して設けられる。タッチスクリーンディスプレイ110は、タッチパネル111と、表示部(ディスプレイ)112とを有する。
タッチパネル111は、情報表示装置100への操作入力(タッチ入力)を受け付ける。タッチパネル111は、指示体としてのユーザの指又は電子ペン等のタッチを検出する。タッチを検出する方法としては、例えば抵抗膜方式や静電容量方式があるが、任意の方式でよい。タッチパネル111は、ユーザのタッチ入力を検出して、このタッチ入力で指示される位置の座標(タッチ座標)のデータをコントローラ180に出力する。
表示部112は、映像出力を行う。表示部112は、文字(記号を含む)、画像、図形等のオブジェクトを画面上に表示する。表示部112には、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイが用いられる。
一実施形態に係るタッチスクリーンディスプレイ110において、表示部112はタッチパネル111と重なるように設けられており、表示部112の表示領域はタッチパネル111と重複している。しかしながら、表示部112及びタッチパネル111が互いに重なるように設けられることに代えて、表示部112及びタッチパネル111を並べて配置されてもよいし、離して配置されてもよい。
マイク120は、情報表示装置100への音声入力を受け付ける。マイク120は、周囲の音声を集音する。
スピーカ130は、音声出力を行う。スピーカ130は、電話の音声や各種プログラムの情報等を音声で出力する。
カメラ140は、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを用いて電子的に画像を撮像する。カメラ140は、タッチスクリーンディスプレイ110に面している物体を撮影するインカメラである。情報表示装置100は、さらに、タッチスクリーンディスプレイ110の反対側の面に面している物体を撮影するアウトカメラを備えていてもよい。
図2は、一実施形態に係る情報表示装置100の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、情報表示装置100は、タッチパネル111と、表示部112と、音声入力部121と、音声出力部131と、カメラ140と、センサ150と、記憶部160と、通信インターフェイス170と、コントローラ180とを有する。
タッチパネル111は、検出された指示体でのタッチ操作に対応する信号をコントローラ180に入力する。また、タッチパネル111は、後述する手書き入力アプリケーションの実行中において、電子ペンによる手書き入力を受け付ける。
表示部112は、コントローラ180から入力された信号に基づいて、文字、画像、図形等のオブジェクトを画面上に表示する。また、表示部112は、手書き入力アプリケーションの実行中において、タッチパネル111が入力を受け付けた手書きの軌跡(例えば、文字や図形)を表示する。
音声入力部121は、入力を受け付けた音声に対応する信号をコントローラ180に入力する。音声入力部121は、上記のマイク120を含む。また、音声入力部121は、外部のマイクを接続可能な入力インターフェイスであってもよい。外部のマイクは無線又は有線で接続される。入力インターフェイスに接続されるマイクは、例えば情報表示装置100に接続可能なイヤホン等に備えられるマイクである。一実施形態において、外部のマイクは、電子ペンに設けられている。
音声出力部131は、コントローラ180から入力された信号に基づいて、音声を出力する。音声出力部131は、上記のスピーカ130を含む。また、音声出力部131は、外部のスピーカを接続可能な出力インターフェイスであってもよい。外部のスピーカは無線又は有線で接続される。出力インターフェイスに接続されるスピーカは、例えば情報表示装置に接続可能なイヤホン等に備えられるスピーカである。
カメラ140は、撮像した画像を電子信号に変換してコントローラ180に入力する。
センサ150は、情報表示装置100に加わる加速度又は振動を検出し、検出結果に対応する検出信号をコントローラ180に出力する。センサ150は、加速度センサを含む。加速度センサは、情報表示装置100に加わる加速度の方向及び大きさを検出する。
記憶部160は、プログラム及びデータを記憶する。記憶部160は、コントローラ180の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。記憶部160は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。
また、記憶部160は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。記憶部160は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。記憶部160は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
記憶部160に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。
記憶部160に記憶されるプログラムには、手書き入力アプリケーションが含まれる。手書き入力アプリケーションは、電子ペンによる手書き入力をタッチパネル111が受け付けて、手書きの軌跡(例えば、文字や図形)を表示部112に表示させるアプリケーションである。
一実施形態において、手書き入力アプリケーションは、音声入力部121により取得された音声データに対する音声認識処理を行う機能を有する。音声認識処理は、音声データに含まれる音声コマンドを認識する処理である。各音声コマンド及びそれに対応する操作内容は、記憶部160に予め登録されている。
通信インターフェイス170は、無線により通信する。通信インターフェイス170によってサポートされる無線通信規格には、例えば、2G、3G、4G等のセルラー通信規格や、近距離無線の通信規格等がある。近距離無線の通信規格としては、例えば、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、WPAN(Wireless Personal Area Network)等がある。WPANの通信規格には、例えば、ZigBee(登録商標)がある。
コントローラ180は、演算処理装置である。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−Chip)、MCU(Micro Control Unit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、及びコプロセッサを含むが、これらに限定されない。また、コントローラ180は、GPU(Graphics Processing Unit)、VRAM(Video RAM)等を含み、表示部112に各種の画像を描画する。コントローラ180は、情報表示装置100の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
コントローラ180は、自機が外部機器と接続されているかを検出する。接続は有線で行われてもよいし、無線で行われてもよい。無線接続の通信規格は、例えばBluetooth(登録商標)である。コントローラ180は、通信インターフェイス170を介して外部機器と通信する。接続される外部機器は、例えば上記のイヤホンや、ヘッドセット、マイク付きの車載スピーカ、電子ペンである。但し、無線接続の通信規格、外部機器はともにこれらに限定されない。以下において、接続される外部機器が電子ペンである一例について説明する。
コントローラ180は、タッチパネル111が検出したタッチ操作等に応じて入力される信号に基づいて、各種制御を実行する。例えば、コントローラ180は、入力された信号に応じた出力を音声出力部131や表示部112等によって行う。また、コントローラ180は、情報表示装置100の機能の実行や設定の変更を行う。
コントローラ180は、手書き入力アプリケーションの実行中において、ユーザがタッチパネル111を利用して手書き入力(タッチ入力)をすると、タッチ位置に対応するタッチ座標データをタッチパネル111から取得する。
ユーザは、電子ペンや指でタッチパネル111を操作する。タッチパネル111を用いた入力としては、タップ(短押し)、スライド(ドラッグ)、フリック、ロングタッチ(長押し)等がある。これらを「タッチ入力」又は単に「入力」と呼ばれることがある。
タッチパネル111をタッチしていない状態からタッチする状態に変化することをタッチオン(ペンダウン)といい、タッチパネル111をタッチしている状態からタッチしていない状態に変化することをタッチオフ(ペンアップ)という。継続的なタッチ入力であるスライドやフリックによる入力に対しては、タッチパネル111は、現在のタッチ位置に対応するタッチ座標データを短周期で出力してもよい。
タッチパネル111は、タッチオン(ペンダウン)からタッチオフ(ペンアップ)までの一連のタッチ位置に対応するタッチ座標データをコントローラ180に出力する。コントローラ180は、一連のタッチ座標データが示す手書きの軌跡を表示部112に表示させる。
(電子ペンの構成)
図3は、一実施形態に係る電子ペン200の外観図である。
図3に示すように、電子ペン200は、筐体201と、クリップ部202と、芯体203と、操作部210とを有する。
筐体201は、筒状に構成されている。クリップ部202は、電子ペン200(筐体201)の上端側に設けられている。芯体203及び操作部210は、電子ペン200(筐体201)の下端側に設けられている。操作部210は、指により押下されるボタンである。
図4は、一実施形態に係る電子ペン200の機能構成を示すブロック図である。
図4に示すように、電子ペン200は、操作部210と、マイク220と、スピーカ230と、センサ240と、記憶部250と、通信インターフェイス260と、コントローラ270とを有する。
操作部210は、検出された押下操作に対応する信号をコントローラ270に入力する。
マイク220は、周囲の音声を集音する。マイク220は、電子ペン200への音声入力を受け付け、入力を受け付けた音声に対応する信号をコントローラ270に入力する。
スピーカ230は、音声出力を行う。スピーカ230は、電話の音声や各種プログラムの情報等を音声で出力する。スピーカ230は、コントローラ270から入力された信号に基づいて、音声を出力する。
センサ240は、電子ペン200に加わる加速度、又は筆圧を検出し、検出結果に対応する検出信号をコントローラ270に出力する。センサ240は、加速度センサを含む。加速度センサは、電子ペン200に加わる加速度の方向及び大きさを検出する。センサ240は、さらに、情報表示装置100の角度及び角速度を検出するジャイロセンサを含んでいてもよい。
センサ240は、さらに筆圧センサを含む。筆圧センサは、芯体203(すなわち、ペン先)に加わる圧力を検出し、検出結果に対応する信号をコントローラ270に出力する。
記憶部250は、プログラム及びデータを記憶する。記憶部250は、コントローラ270の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。記憶部250は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的な記憶媒体を含んでよい。
また、記憶部250は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。記憶部250は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。記憶部250は、RAM等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
通信インターフェイス260は、無線により通信する。通信インターフェイス260によってサポートされる無線通信規格には、例えば、上記のセルラー通信規格や近距離無線の通信規格等がある。
コントローラ270は、演算処理装置である。演算処理装置は、例えば、CPU、SoC、MCU、FPGA、及びコプロセッサを含むが、これらに限定されない。コントローラ270は、電子ペン200の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
コントローラ270は、自機が情報表示装置100と接続されているかを検出する。接続は有線で行われてもよいし、無線で行われてもよい。無線接続の通信規格は、例えばBluetooth(登録商標)である。コントローラ270は、通信インターフェイス260を介して情報表示装置100と通信する。
コントローラ270は、操作部210が検出した押下操作等に応じて入力される信号に基づいて、各種制御を実行する。また、コントローラ270は、自機が情報表示装置100と接続されている場合において、センサ240の検出結果に応じたデータを情報表示装置100に送信する。
一実施形態において、コントローラ270は、音声認識処理を行う機能を有する。音声認識処理は、音声データに含まれる音声コマンドを認識する処理である。各音声コマンド及びそれに対応する操作内容は、記憶部250に予め登録されていてもよい。
(手書き入力の動作)
図5は、手書き入力画面の一例を示す図である。情報表示装置100のコントローラ180は、手書き入力アプリケーションの実行中に、図5に示すような手書き入力画面をタッチスクリーンディスプレイ110(表示部112)に表示させる。
図5に示すように、手書き入力画面は、手書き入力領域R1と、ツールパレット領域P1と、カラーパレット領域P2とを有する。
手書き入力領域R1は、手書きの軌跡を表示する領域である。図5において、ユーザが電子ペン200を用いて手書き入力を行う一例を示している。一般的に、ユーザは、例えばメモをとるために、電子ペン200により文字を手書き入力領域R1に入力する。文字には、数字や記号も含まれる。或いは、ユーザは、例えばイラストを描画するために、電子ペン200により図形を手書き入力領域R1に入力する。図形には、曲線や直線、円、多角形等が含まれる。
ツールパレット領域P1は、手書きの軌跡の太さ(線幅)を変更するためのボタンB11乃至B13と、直前の手書き入力をキャンセルする(元に戻す)ためのボタンB14と、削除する箇所を指示体により指定する操作を行うための消しゴムボタンB15とを表示する領域である。一方、カラーパレット領域P2は、黒、赤、青、緑、黄等の各色に対応するカラーボタンB21乃至B25を表示する領域である。
ユーザは、ツールパレット領域P1及びカラーパレット領域P2内のボタンを用いて、手書きの軌跡(文字や図形等)の線色及び線幅を選択したり、描画した図形又はその一部を構成する面(閉曲線)を所望の色で塗りつぶしたりする。このため、手書きの軌跡の表示態様(属性)を変化させる度に、ツールパレット領域P1及びカラーパレット領域P2等を用いて表示態様を選択及び変更する操作が必要になる。
一実施形態において、このような表示態様の変更を音声により可能にする。具体的には、一実施形態に係る情報表示装置100において、音声入力部121は、音声コマンドを含む音声入力を受け付ける。
音声入力部121は、電子ペン200のマイク220に入力される音声に応じた音声コマンドを含む音声データを電子ペン200から取得することにより、音声入力を受け付けてもよい。電子ペン200のマイク220を利用することにより、ユーザにより近い位置で音声を集音できる。また、情報表示装置100が適切なマイクを有していない場合であっても、電子ペン200のマイク220を用いて音声入力が可能になる。
電子ペン200のマイク220を利用する場合、音声コマンドを認識する音声認識処理を情報表示装置100のコントローラ180で行ってもよいし、音声認識処理を電子ペン200のコントローラ270で行ってもよい。
或いは、音声入力部121は、情報表示装置100のマイク120に入力される音声に応じた音声コマンドを含む音声データを取得することにより、音声入力を受け付けてもよい。すなわち、電子ペン200のマイク220を用いることなく音声入力を行う。この場合、音声コマンドを認識する音声認識処理を情報表示装置100のコントローラ180で行う。
音声コマンドは、ツールパレット領域P1及びカラーパレット領域P2内の各ボタンに対応するコマンドが定義されていてもよい。
例えば、ボタンB11に対応する音声コマンドは「一番細い線に」、ボタンB13に対応する音声コマンドは「一番太い線に」といったように、直接的なコマンドであってもよい。或いは、「もっと線を太く」という相対的な音声コマンドにより、ボタンB11に対応する線幅からボタンB12に対応する線幅に変更したり、ボタンB12に対応する線幅からボタンB13に対応する線幅に変更したり、ボタンB13に対応する線幅からより太い線幅に変更してもよい。すなわち、情報表示装置100のコントローラ180は、相対的な音声コマンドに基づいて、選択済みの表示態様を、選択済みの表示態様と同種の表示態様であって、かつ選択済みの表示態様とは別の表示態様に変更してもよい。
ボタンB14に対応する音声コマンドは、「元に戻す」であってもよい。ボタンB15に対応する音声コマンドは「消しゴム」であってもよい。
ボタンB21乃至B25については、対応する色を指定する音声コマンドとすることができる。例えば、「ペンを青に」、「ペンを赤に」といった音声コマンドであってもよい。或いは、「ペンを徐々に赤に」といった音声コマンドにより選択済みの色から赤色へのグラデーションを指定してもよい。或いは、「ペンを青から徐々に赤に」といった複数色の指定を含む音声コマンドにより青色から赤色へのグラデーションを指定してもよい。すなわち、情報表示装置100のコントローラ180は、一または複数の同種の表示態様の指定、およびその他所定の音声コマンド(上記の例では、「徐々に」が該当する)を含む音声コマンドに基づいて、選択済みの表示態様または指定された表示態様から、同種の別の表示態様へ段階的に表示態様を変更してもよい。
コントローラ180は、手書き入力状態において音声入力部121が入力を受け付けた音声コマンドに応じて、表示部112における手書きの軌跡の表示態様を制御する。ここで、表示態様は、文字の色、文字の大きさ、文字の太さ、文字のフォント、文字の装飾、図形の色、図形の大きさ、図形の線幅、及び図形の形状のうち、少なくとも1つを含む。
これにより、手書きの軌跡の表示態様を変更する際に、ユーザは音声を発すればよく、当該変更のための入力操作を指示体により行う必要がないため、操作性を向上させることができる。
また、表示態様の変更を音声により可能にすることで、図5に示すツールパレット領域P1及びカラーパレット領域P2を不要とすることができるため、その分だけ手書き入力領域R1の面積を広げることができる。
さらに、図5に示すツールパレット領域P1及びカラーパレット領域P2に含まれていない高度な操作を音声により行うことも可能である。そのような高度な操作の例を図6乃至図8に示す。
図6は、手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更する一例を示す図である。図6に示すように、手書き入力状態(具体的には、タッチ状態)において、「黄色からグリーンのグラデーションの線」という音声コマンドC1の入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、音声コマンドC1を認識し、手書きの軌跡の線色を黄色からグリーンに段階的に変更する。
図7は、手書きの軌跡の表示態様を変更する一例を示す図である。図7に示すように、手書きの軌跡L1が描画される。手書き入力状態において、「直線」という音声コマンドC2の入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、音声コマンドC2を認識し、手書きの軌跡L1を直線L2に変更する。
図8は、手書きの軌跡の表示態様を変更する他の例を示す図である。図8に示すように、手書きの軌跡L3が描画される。手書き入力状態において、「直角」という音声コマンドC3の入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、音声コマンドC3を認識し、手書きの軌跡L3を直角の線L4に変更する。
(手書き入力状態)
図9は、一実施形態に係る手書き入力状態を示す図である。
図9に示すように、手書き入力状態は、タッチスクリーンディスプレイ110(表示部112)の表示面に電子ペン200がタッチしているタッチ状態を含む。
コントローラ180は、タッチ状態において音声入力部121が入力を受け付けた音声コマンドに応じて、表示部112における手書きの軌跡の表示態様を制御する。これにより、手書き入力の最中に発された音声により手書きの軌跡の表示態様を変更できる。
例えば、タッチ状態において「ペンを赤に」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、手書きの軌跡の途中からその色を赤に変更する。
また、タッチ状態において「一番太い線に」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、手書きの軌跡の途中からその線幅を一番太い線に変更する。
或いは、タッチ状態において、「もっと太く」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、手書きの軌跡の途中からその線幅を1段階太い線に変更する。その後、ペンアップ前に再度「もっと太く」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、手書きの軌跡の途中からその線幅をもう1段階太い線に変更する。このように、音声コマンドの入力を繰り返し受け付けると、コントローラ180は、手書きの軌跡を段階的に変更する。
その後、ペンアップ前に再度「もっと細く」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、手書きの軌跡の途中からその線幅を1段階細い線に変更する。
これにより、手書き入力中に手書きの軌跡の線幅を段階的に変更できる。ここで、段階的な変更の際に、線幅を急激に変更するのではなく、線幅を徐々に変更してもよい。
或いは、タッチ状態において、線色が青であるときに、「もっと赤に」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、手書きの軌跡の途中からその線色を1段階赤に近づける(例えば、青が強めの紫色)。
その後、ペンアップ前に再度「もっと赤に」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、手書きの軌跡の途中からその線色をもう1段階赤に近づける(例えば、普通の紫色)。
その後、ペンアップ前に再度「もっと赤に」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、手書きの軌跡の途中からその線色を1段階赤に近づける(例えば、赤が強めの紫色)。
これにより、手書き入力中に手書きの軌跡の線色を段階的に変更できる。ここで、段階的な変更の際に、線色を急激に変更するのではなく、線色を徐々に変更し、青から赤へのグラデーションで描画してもよい。
或いは、文字入力中に、タッチ状態において「ここ大事」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、その前後の一定時間又は一定長の手書きの軌跡の色を赤に変更する又はハイライト(マーカ)を付してもよい。このような音声コマンドは、手書き入力中に前後の所定範囲の表示態様を一律に変更する(具体的には、強調表示する)ための音声コマンドといえる。
或いは、文字入力中に、タッチ状態において「ここまで大事」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、ペンダウンのタイミングt2から音声コマンドを認識したタイミングまでの手書きの軌跡の色を赤に変更する又はハイライトを付してもよい。このような音声コマンドは、手書き入力中に直前の所定範囲の表示態様を一律に変更する(具体的には、強調表示する)ための音声コマンドといえる。
或いは、文字入力中に、タッチ状態において「ここから大事」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、音声コマンドを認識したタイミングからペンアップのタイミングt3までの手書きの軌跡の色を赤に変更する又はハイライトを付してもよい。このような音声コマンドは、手書き入力中に直後の所定範囲の表示態様を一律に変更する(具体的には、強調表示する)ための音声コマンドといえる。
但し、「ここから大事」という音声コマンドの入力後、ペンアップ前に「ここまで大事」という音声コマンドが入力された場合、「ここから大事」という音声コマンドを認識したタイミングから「ここまで大事」という音声コマンドを認識したタイミングまでの手書きの軌跡を赤に変更する又はハイライトを付してもよい。
手書き入力状態は、タッチ状態の直後の非タッチ状態を含んでもよい。具体的には、手書き入力状態は、タッチスクリーンディスプレイ110(表示部112)の表示面から電子ペン200が離れたタイミング(すなわち、ペンアップのタイミング)t3から所定時間が経過するまでの間の非タッチ状態を含んでもよい。これにより、ペンアップの直後に発された音声により手書きの軌跡の表示態様を変更できる。
例えば、ペンアップの直後に、「元に戻す」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、タッチ状態中に入力された文字又は図形等の手書きの軌跡を削除してもよい。
或いは、ペンアップの直後に、「消しゴム」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、タッチ状態中に入力された文字又は図形等の手書きの軌跡を削除するモードを設定し、削除箇所を電子ペン200が指定するためのマーク(又は消しゴムアイコン)を表示し、電子ペン200により指定された箇所を削除してもよい。
或いは、ペンアップの直後に、「ペンを赤に」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、タッチ状態中に入力された文字又は図形等の手書きの軌跡の色を赤に変更する。
また、ペンアップの直後に、「一番太い線に」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、タッチ状態中に入力された文字又は図形等の手書きの軌跡の線幅を一番太い線に変更する。
手書き入力状態は、タッチ状態の直前の非タッチ状態を含んでもよい。具体的には、手書き入力状態は、表示面に電子ペン200がタッチするタイミング(すなわち、ペンダウンのタイミング)t2から所定時間前までの非タッチ状態を含んでもよい。これにより、ペンアップの直前に発された音声により手書きの軌跡の表示態様を変更できる。
例えば、ペンダウンの直前に、「ペンを赤に」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、タッチ状態中に入力される文字又は図形等の手書きの軌跡の色を赤にする。
また、ペンアップの直前に、「一番太い線に」という音声コマンドの入力を音声入力部121が受け付けると、コントローラ180は、この音声コマンドを認識し、タッチ状態中に入力される文字又は図形等の手書きの軌跡の線幅を一番太い線にする。
(動作フローの一例)
図10は、情報表示装置100及び電子ペン200の動作フローの一例を示す図である。なお、情報表示装置100と電子ペン200との間には無線接続(例えば、近距離無線通信の接続)が設定されている。
図10に示すように、ステップS101において、情報表示装置100のコントローラ180は、音声認識処理を開始する。音声認識処理を開始することにより、手書き入力状態において所定の音声コマンドを認識可能になる。
情報表示装置100のコントローラ180は、手書き入力アプリケーションが起動されたことに応じて音声認識処理を開始してもよい。これにより、適切なタイミングで音声認識処理を開始できる。
或いは、情報表示装置100のコントローラ180は、手書き入力アプリケーションが起動されており、且つ電子ペン200の操作部210に対して押下操作(第1の操作)がなされたことに応じて、音声認識処理を開始してもよい。ユーザは、音声コマンドに対応する音声を発する前に電子ペン200の操作部210を押下する。これにより、より適切なタイミングで音声認識処理を開始できる。
情報表示装置100のコントローラ180は、手書き入力アプリケーションが起動されており、且つ電子ペン200のセンサ240(筆圧センサ)が筆圧を検出したことに応じて、音声認識処理を開始してもよい。或いは、情報表示装置100のコントローラ180は、手書き入力アプリケーションが起動されており、且つタッチパネル111がタッチ入力(ペンダウン)を検出したことに応じて、音声認識処理を開始してもよい。これにより、ユーザが電子ペン200の操作部210を押下しなくても、適切なタイミングで音声認識処理を開始できる。
ステップS102において、電子ペン200のマイク220に音声が入力される。電子ペン200のマイク220は、この音声を音声データに変換して電子ペン200のコントローラ270に出力する。
ステップS103において、電子ペン200のコントローラ270は、電子ペン200のマイク220から入力された音声データを、電子ペン200の通信インターフェイス260を介して情報表示装置100に送信する。情報表示装置100の音声入力部121は、電子ペン200から音声データを取得することにより音声入力を受け付け、この音声データを情報表示装置100のコントローラ180に出力する。
ステップS104において、情報表示装置100のコントローラ180は、音声入力部121から入力された音声データに対する音声認識処理を行い、この音声データに音声コマンドが含まれているか確認する。
音声コマンドが含まれている場合、ステップS105において、情報表示装置100のコントローラ180は、当該音声コマンドに応じて、表示部112における手書きの軌跡の表示態様を制御する。
なお、情報表示装置100のコントローラ180は、手書き入力アプリケーションが終了されたことに応じて、音声認識処理を終了する。
或いは、情報表示装置100のコントローラ180は、電子ペン200の操作部210が押下されている間において音声認識を有効としてもよい。この場合、コントローラ180は、操作部210に対して押下解除(第2の操作)がなされたことに応じて、音声認識処理を終了してもよい。
或いは、情報表示装置100のコントローラ180は、タッチ状態において音声認識を有効としてもよい。この場合、情報表示装置100のコントローラ180は、電子ペン200の筆圧センサが圧力を検出しなくなったことに応じて、音声認識処理を終了してもよい。或いは、情報表示装置100のコントローラ180は、タッチパネル111がペンアップを検出したことに応じて、音声認識処理を終了してもよい。
図11は、情報表示装置100及び電子ペン200の動作フローの他の例を示す図である。なお、情報表示装置100と電子ペン200との間には無線接続(例えば、近距離無線通信の接続)が設定されている。ここでは、図10に示す動作との相違点について主として説明する。
図11に示すように、ステップS201において、電子ペン200のコントローラ270は、音声認識処理を開始する。
電子ペン200のコントローラ270は、手書き入力アプリケーションが起動されたことを情報表示装置100から通知された際に、音声認識処理を開始してもよい。或いは、電子ペン200のコントローラ270は、手書き入力アプリケーションが起動されており、且つ電子ペン200の操作部210に対して押下操作(第1の操作)がなされたことに応じて、音声認識処理を開始してもよい。電子ペン200のコントローラ270は、手書き入力アプリケーションが起動されており、且つ電子ペン200のセンサ240(筆圧センサ)が筆圧を検出したことに応じて、音声認識処理を開始してもよい。
ステップS202において、電子ペン200のマイク220に音声が入力される。電子ペン200のマイク220は、この音声を音声データに変換して電子ペン200のコントローラ270に出力する。
ステップS203において、電子ペン200のコントローラ270は、音声入力部121から入力された音声データに対する音声認識処理を行い、この音声データに音声コマンドが含まれているか確認する。
音声コマンドが含まれている場合、ステップS204において、電子ペン200のコントローラ270は、当該音声コマンドに対応するデータを、電子ペン200の通信インターフェイス260を介して情報表示装置100に送信する。情報表示装置100の音声入力部121は、電子ペン200から音声コマンドに対応するデータを取得することにより音声入力を受け付け、音声コマンドに対応するデータを情報表示装置100のコントローラ180に出力する。
ステップS205において、情報表示装置100のコントローラ180は、音声入力部121から入力された音声コマンドに対応するデータに応じて、表示部112における手書きの軌跡の表示態様を制御する。
なお、電子ペン200のコントローラ270は、手書き入力アプリケーションが終了されたことを情報表示装置100から通知された際に、音声認識処理を終了してもよい。
或いは、電子ペン200のコントローラ270は、電子ペン200の操作部210が押下されている間において音声認識を有効としてもよい。この場合、電子ペン200のコントローラ270は、電子ペン200の操作部210に対して押下解除(第2の操作)がなされたことに応じて、音声認識処理を終了してもよい。
或いは、電子ペン200のコントローラ270は、タッチ状態において音声認識を有効としてもよい。この場合、電子ペン200のコントローラ270は、電子ペン200の筆圧センサが圧力を検出しなくなったことに応じて、音声認識処理を終了してもよい。
(その他の実施形態)
上記の実施形態において、電子ペン200が情報表示装置100に収納可能である場合について特に触れなかったが、情報表示装置100に電子ペン200の収納部が設けられ、電子ペン200が情報表示装置100に収納可能であってもよい。
情報表示装置100が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
100 :情報表示装置
101 :筐体
110 :タッチスクリーンディスプレイ
111 :タッチパネル
112 :表示部
120 :マイク
121 :音声入力部
130 :スピーカ
131 :音声出力部
140 :カメラ
150 :センサ
160 :記憶部
170 :通信インターフェイス
180 :コントローラ
200 :電子ペン
201 :筐体
202 :クリップ部
203 :芯体
210 :操作部
220 :マイク
230 :スピーカ
240 :センサ
250 :記憶部
260 :通信インターフェイス
270 :コントローラ

Claims (18)

  1. 指示体による手書き入力を受け付けるタッチパネルと、
    前記タッチパネルが受け付けた手書きの軌跡を表示する表示部と、
    音声コマンドを含む音声入力を受け付ける音声入力部と、
    手書き入力状態において前記音声入力部が入力を受け付けた音声コマンドに応じて、前記表示部における手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更するコントローラと、を備える
    情報表示装置。
  2. 前記コントローラは、
    前記手書き入力状態において前記音声入力部が音声コマンドの入力を繰り返し受け付けると、前記手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更する
    請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記指示体は、マイクを有しており且つ前記情報表示装置と通信可能な電子ペンであり、
    前記音声入力部は、前記マイクに入力される音声に応じた音声コマンドを含む音声データを前記電子ペンから取得することにより、前記音声入力を受け付ける
    請求項1又は2に記載の情報表示装置。
  4. 前記表示部は、情報を表示する表示面を有し、
    前記タッチパネルは、前記表示面に対する前記指示体のタッチを検知し、
    前記手書き入力状態は、前記表示面に前記指示体がタッチしているタッチ状態を含む
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  5. 前記手書き入力状態は、前記表示面から前記指示体が離れたタイミングから所定時間が経過するまでの間の非タッチ状態をさらに含む
    請求項4に記載の情報表示装置。
  6. 前記手書き入力状態は、前記表示面に前記指示体がタッチするタイミングから所定時間前までの非タッチ状態をさらに含む
    請求項4又は5に記載の情報表示装置。
  7. 前記表示部は、前記手書きの軌跡として文字を表示し、
    前記コントローラは、前記手書き入力状態において前記音声入力部が入力を受け付けた音声コマンドに応じて、前記表示部が表示する文字の態様を変更する
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  8. 前記表示部は、前記手書きの軌跡として図形を表示し、
    前記コントローラは、前記手書き入力状態において前記音声入力部が入力を受け付けた音声コマンドに応じて、前記表示部が表示する図形の態様を変更する
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  9. 前記コントローラは、前記手書き入力状態において、
    前記音声入力部が受け付けた前記音声入力に含まれる音声コマンドを認識し、
    所定の音声コマンドを認識したことに応じて、前記表示部における前記手書きの軌跡の表示態様を変更する
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  10. 前記コントローラは、手書き入力アプリケーションが起動されたことに応じて、前記音声入力部が受け付けた音声入力に含まれる音声コマンドを認識するための音声認識処理を開始する
    請求項9に記載の情報表示装置。
  11. 前記コントローラは、前記手書き入力アプリケーションが終了されたことに応じて、前記音声認識処理を終了する
    請求項10に記載の情報表示装置。
  12. 前記指示体は、操作部を有しており且つ前記情報表示装置と通信可能な電子ペンであり、
    前記コントローラは、前記手書き入力アプリケーションが起動されており、且つ前記操作部に対して第1の操作がなされたことに応じて、前記音声認識処理を開始する
    請求項10又は11に記載の情報表示装置。
  13. 前記コントローラは、前記操作部に対して第2の操作がなされたことに応じて、前記音声認識処理を終了する
    請求項12に記載の情報表示装置。
  14. 前記指示体は、筆圧センサを有しており且つ前記情報表示装置と通信可能な電子ペンであり、
    前記コントローラは、前記手書き入力アプリケーションが起動されており、且つ前記筆圧センサが圧力を検出したことに応じて、前記音声認識処理を開始する
    請求項10又は11に記載の情報表示装置。
  15. 前記コントローラは、前記筆圧センサが圧力を検出しなくなったことに応じて、前記音声認識処理を終了する
    請求項14に記載の情報表示装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の指示体として機能する
    電子ペン。
  17. 指示体による手書き入力を受け付けるタッチパネルを有する情報表示装置に用いる表示制御方法であって、
    手書き入力状態において、音声コマンドを含む音声入力を受け付ける音声入力ステップと、
    前記タッチパネルが受け付けた手書きの軌跡を表示する表示ステップと、
    前記音声入力ステップで入力を受け付けた音声コマンドに応じて、前記表示ステップで表示される手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更する変更ステップと、を備える
    表示制御方法。
  18. 指示体による手書き入力を受け付けるタッチパネルを有する情報表示装置に、
    手書き入力状態において、音声コマンドを含む音声入力を受け付ける音声入力ステップと、
    前記タッチパネルが受け付けた手書きの軌跡を表示する表示ステップと、
    前記音声入力ステップで入力を受け付けた音声コマンドに応じて、前記表示ステップで表示される手書きの軌跡の表示態様を段階的に変更する変更ステップと、を実行させる
    表示制御プログラム。
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