JP2020070931A - 太陽熱発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】集熱筒の回転機構のない簡素な構造で、前記集熱筒の内部を通過する蒸気混合気流が効率的に加熱されるようにした太陽熱発電装置を提供する。【解決手段】気流供給手段5で発生させた蒸気混合気流Fを、太陽光により加熱された集熱筒22の内部に、該集熱筒22で加熱しつつ上昇通過させると共に、それによってタービン発電手段3を作動させるようにした太陽熱発電装置であって、前記集熱筒22の外周に、加熱室23を、その内部に前記気流供給手段5から蒸気混合気流Fの供給可能に、且つその内部から前記集熱筒22の内部に一方向通気可能に環状に複数列配置し、前記の各加熱室23で前記集熱筒22を加熱すると共に、前記気流供給手段5から前記加熱室23の内部に供給される蒸気混合気流Fを該加熱室23で加熱しつつ前記集熱筒22の内部に排出させるようにしている。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光の熱エネルギーから電気エネルギーを効果的に取り出すようにした太陽熱発電装置に関する。
前記太陽熱発電装置として、太陽光により加熱された集熱筒の内部を該集熱筒で加熱されつつ通過する上昇気流によりタービン発電手段を作動させるようにしたものが公知である(特許文献1〜2)。
しかしながら、前記先行技術には、前記集熱筒の側壁が太陽光で全周に亘って加熱される構造ではないため、該集熱筒の内部を通過する上昇気流が効率的に加熱されないという問題があった。
他方、前記問題点を解決する太陽熱発電装置として、上昇気流により集熱筒を回転させることにより、前記集熱筒の側壁が全周に亘って順次太陽光の照射に供されるようにしたものが本出願の発明者により提案された(特許文献3)。
しかしながら、前記先行技術には、太陽光による前記集熱筒の側壁の全周に亘る加熱は得られるものの、そのために該集熱筒の回転機構を要することから装置構造が複雑化するという別の問題が派生している。
特開2007−46520号公報 国際公開第2010/119739号公報 特許第5968570号公報
本発明の課題は、先行技術の前記問題点に鑑み、太陽光により加熱された集熱筒の内部を該集熱筒により加熱されつつ通過する上昇気流によりタービン発電手段を作動させるようにした太陽熱発電装置において、前記集熱筒の回転機構のない簡素な構造で、前記集熱筒の側壁を全周に亘って加熱すると共に前記集熱筒の内部を通過する気流の運動エネルギーを増強し、且つ煙突効果を促進し、それらによってタービン発電手段をより強力に作動させるようにした太陽熱発電装置を提供することにある。
前記課題を解決するべく、請求項1に記載の発明に係る太陽熱発電装置は、竪設された断熱筒と、前記断熱筒の内部に配置された集熱筒と、前記集熱筒の内部に蒸気混合気流を供給する気流供給手段と、前記断熱筒の側壁開口部から前記集熱筒の側壁に太陽熱を印加する太陽熱印加手段と、前記集熱筒で加熱されつつ該集熱筒の内部を上昇通過した蒸気混合気流により回転駆動されて発電するタービン発電手段とからなる太陽熱発電装置であって、前記集熱筒の外周に、前記断熱筒の内側において、前記太陽熱印加手段に対応する位置を除いて、電気加熱機構を備えた加熱室を、その内部に前記気流供給手段から蒸気混合気流の供給可能に、且つその内部から前記集熱筒の内部へ一方向通気可能に環状に複数列配置し、前記の各加熱室で前記集熱筒を加熱すると共に、前記気流供給手段から前記の各加熱室の内部に供給された蒸気混合気流を該加熱室で加熱しつつ前記集熱筒の内部に一方向通気状態で排出させて、該集熱筒の内部を上昇通過して来る蒸気混合気流と合流させるようにしたことを特徴としている。
前記構成の太陽熱発電装置は、例えば、専用に設けられた設置台に設置され、或いは既設の建築物その他の構造物に必要に応じて所要の設置台を介して外付けされ、或いは構造物の新築に際して予め用意されたスペースに、前記構造物の新築と同時に又は事後に、必要に応じて所要の設置台を介して設置されてもよい。
前記構成において、前記気流供給手段で発生させた蒸気混合気流は、前記集熱筒の内部に流入し、該集熱筒で加熱されつつ、煙突効果によってその内部を上昇通過し、前記集熱筒の上方においてタービン発電手段に流入し、該タービン発電手段を回転作動させると共に発電させ、生じた電気は必要に応じて所要配線を介して送電され、或いは蓄電池等に充電される。
また、前記太陽熱印加手段によって断熱筒の側壁開口部から内側の集熱筒の側壁に印加された太陽熱は、該集熱筒を加熱し、それによって、前記集熱筒の内部を上昇通過する蒸気混合気流が加熱されると共にその上昇が促進される。
さらに、前記気流供給手段で発生させた蒸気混合気流の一部は、前記の各加熱室の内部に流入し、該加熱室で加熱されつつその内部を上昇通過し、高温状態で前記集熱筒の内部に、例えば一方向へ方向制御が可能な一方向弁、逆止弁、圧力制御弁等の一方向制御弁を介して排出され、前記集熱筒の内部を通過して来る中央の蒸気混合気流と合流し、結果的に、前記集熱筒の内部を通過する蒸気混合気流の運動エネルギーを増強させる。前記の各加熱室は、その内部を上昇通過する蒸気混合気流を前記のように加熱する一方、該加熱室に隣接する前記集熱筒をも同時に加熱する。
請求項2に記載のように、前記複数列の加熱室は、前記集熱筒の外周に、例えば周方向に互いに隣接して又は周方向に等間隔に若しくは異間隔等の適宜の間隔に環状に配置されてもよい。
また、請求項3に記載のように、前記集熱筒の外周に環状に配置された前記各列の加熱室が、上下に分離配置された複数の小加熱室から構成され、前記の各小加熱室に、前記気流供給手段から蒸気混合気流を流入させる気流流入口が設けられると共に、前記集熱筒に、その内部への前記小加熱室の内部からの一方向通気を可能にする一方向制御弁が配置されてもよい。また、前記構成において、請求項4に記載のように、前記気流供給手段からの蒸気混合気流を、前記の各小加熱室の前記気流流入口に各々分配供給する気流分配流路が前記複数の小加熱室に沿って設けられもよく、その場合の前記気流分配流路は、電気加熱機構を備えることが好ましい。
前記気流供給手段から、必要に応じて前記気流分配流路を介して前記の各小加熱室の内部に分配供給された蒸気混合気流は、該小加熱室で加熱されつつ前記集熱筒の内部に排出される。前記気流分配流路が配備された構成では、前記複数の小加熱室が、それらに蒸気混合気流を分配供給する前記気流分配流路と協働して前記の各加熱室を構成すると見做すことも可能である。なお、前記気流分配流路は、一つの流路で複数列に亘る各小加熱室の内部に蒸気混合気流を分配供給するように構成されてもよい。
前記構成の太陽熱発電装置においては、請求項5に記載のように、前記集熱筒に、その内部を上昇通過する蒸気混合気流の流動状態を調整する気流調整手段が設けられてもよい。
前記気流調整手段として、請求項6に記載のように、前記集熱筒の内部に、前記の各加熱室又は各小加熱室の内部から前記集熱筒の内部への蒸気混合気流の排出部の上方位置において、前記集熱筒と同軸方向の軸を回転軸とする羽根部材が回転自在に設けられ、各加熱室又は各小加熱室の内部から前記集熱筒の内部に排出される前記蒸気混合気流が、前記集熱筒の内部を上昇通過して来る中央の蒸気混合気流と合流して前記羽根部材を回転させるようにしてもよい。また、前記とは別態様の気流調整手段として、請求項7に記載のように、前記集熱筒の内壁に、例えば上方に向かって断面積が漸増するような円錐状や角錐状等の形状の凸部材が必要に応じて複数設けられてもよい。
前記の各加熱室、各小加熱室及び各気流分配流路等における前記電気加熱機構の電源には、例えば、前記タービン発電手段により生じる電気を利用してもよい。
前記断熱筒は、例えば、内周の耐熱性構造材とそれを覆う外周の断熱材からなるものであってもよく、またその断面形状に制限はない。前記集熱筒には、例えば、熱伝導性に優れた銅板や鋼板等が使用される。また、前記加熱室等における前記電気加熱機構として、例えば内部を通過する気流をシーズヒーター等で加熱するようにした公知の気体加熱構造を用いることができる。
前記タービン発電手段は、蒸気混合気流の運動エネルギーから得られる回転力を電力に変換するものであればよく、例えば公知の風力原動機や風力発電機等を好適に使用できる。
また、前記太陽熱印加手段では、前記断熱筒の側壁開口部から内部の前記集熱筒の側壁に直接的又は間接的に照射された太陽光が、該集熱筒を加熱し、それによって、前記集熱筒の内部を上昇通過する蒸気混合気流が効果的に加熱されると共にその上昇が促進される。請求項7に記載のように、前記太陽熱印加手段は、例えば、所要の集光レンズ等からなる集光レンズ装置を、前記断熱筒の側壁開口部に設けてなるものであってもよい。
前記太陽光の照射による集熱筒の側壁の加熱には、太陽光を前記集熱筒の側壁に直接的に照射する以外に、請求項8及び請求項9に記載のように、前記集熱筒の側壁と前記集光レンズ装置との間に、例えば耐熱性、蓄熱性に優れたブラシ状やタワシ状等の金属細線集合体等からなる蓄熱材を介在させてもよく、その場合、前記太陽光の照射により加熱され、蓄熱された蓄熱材により前記集熱筒の側壁が安定して加熱されることになる。
請求項10に記載のように、前記気流供給手段は、例えば特許文献3に開示されたような、温水が貯留された温水タンクと、取り入れた外気を前記温水タンク中の温水で加熱すると共に該温水タンクから生じる蒸気と混合させるように該温水タンクに配設された給気管とを備え、それによって生成された蒸気混合気流を前記集熱筒と前記加熱室、小加熱室、気流分配流路等に供給し得るようにしてもよい。また、前記タービン発電手段を通過した前記蒸気混合気流の内、凝縮した温熱水は前記温水タンクに回収されるようにしてもよい。前記温水タンクには、その中の温水を必要に応じて加熱するために、温度調節付き液体加熱用ヒータ等の加熱手段が設けられてもよく、また該温水タンクに、別途屋上等に設けられた公知の太陽熱温水器で得られた温熱水が供給されてもよい。
既述構成の太陽熱発電装置では、前記断熱筒、加熱室、集熱筒及び太陽熱印加手段からなる組合せ部材が、太陽熱加熱ユニットとして部品化されていてもよい。
前記のように太陽熱発電装置の主要部材が太陽熱加熱ユニットとして部品化されたものでは、例えば前記太陽熱加熱ユニットを別のものと入れ替えることや前記太陽熱加熱ユニットを直列及び/又は並列に複数配設すること等が容易に可能である。
請求項1に係る発明によれば、前記集熱筒の外周に電気加熱機構を備えた複数列の加熱室が環状に配置され、前記集熱筒が、該集熱筒の複雑な回転機構なしに、該集熱筒の側壁の全周に亘って前記太陽熱印加手段及び前記の各加熱室により加熱されると共に、前記の各加熱室の内部を通過して加熱された周囲の蒸気混合気流が前記集熱筒の内部を通過して来る中央の蒸気混合気流と前記一方向制御弁を介して合流することから、前記タービン発電手段に流入する蒸気混合気流の運動エネルギーが増強されると共に煙突効果を促進され、該タービン発電手段の回転作動が促進される。
請求項2に係る発明によれば、前記集熱筒が前記太陽熱印加手段及び複数列の加熱室により全周に亘って効果的に加熱されるので、請求項1に係る発明の作用効果をより効果的に発揮させることができる。
請求項3に係る発明によれば、前記集熱筒が前記太陽熱印加手段及び縦横の該集熱筒の外周に縦横に配置された複数の小加熱室により全周に亘って効果的に加熱されるので、請求項1及び請求項2に係る発明の作用効果をより効果的に発揮させることができる。
請求項4に係る発明によれば、前記気流供給手段からの蒸気混合気流を、前記気流分配流路を介して、請求項3に記載の各小加熱室の内部に効果的に分配供給することができる。
請求項5に係る発明によれば、前記気流調整手段により、前記集熱筒の内部を上昇通過する蒸気混合気流の流動状態を調整し、該蒸気混合気流の混合や撹拌を促進する等して、前記集熱筒からその内部を上昇通過する該蒸気混合気流への熱伝達を向上させると共に該集熱筒における煙突効果を促進することができる。請求項6に係る発明によれば、前記気流調整手段として羽根部材を設けることにより、各加熱室又は各小加熱室の内部から前記集熱筒の内部に排出される前記蒸気混合気流が、前記集熱筒の内部を上昇通過して来る蒸気混合気流と合流して前記羽根部材を回転させつつ上昇通過することにより、前記合流した蒸気混合気流の混合、撹拌及び前記集熱筒から前記蒸気混合気流への熱伝達等が促進され、該集熱筒における煙突効果が向上する。また、請求項7に係る発明によれば、前記気流調整手段として凸部材を設けることにより、前記集熱筒の内部を上昇通過する蒸気混合気流が前記凸部材で偏流されると共に高流速化し、該蒸気混合気流の混合、撹拌及び前記集熱筒から前記蒸気混合気流への熱伝達等が促進され、該集熱筒における煙突効果が向上
請求項8に係る発明によれば、前記集光レンズ装置により、前記断熱筒の側壁開口部から前記集熱筒を効果的に加熱することができる。
請求項9及び請求項10に係る発明によれば、前記集熱筒を、太陽光により、蓄熱材、特にブラシ状やタワシ状等の金属細線集合体を介してより安定的に加熱することができる。
請求項11に係る発明によれば、前記気流供給手段において、蒸気混合気流を効果的に生成することができる。
図1は、本発明の実施例1に係る太陽熱発電装置の全体構成を示す縦断面図であり、集光レンズ装置の一部の正面図及び破断図を含んでいる。 図2は、図1に示す太陽熱加熱ユニットにおける集熱筒の一方向制御弁を通る水平面で切断した拡大切断部端面図である。 図3は、本発明の実施例2に係る太陽熱発電装置の全体構成を示す縦断面図であり、集光レンズ装置の一部の正面図及び破断図を含んでいる。 図4は、図3に示す太陽熱加熱ユニットにおける一方側の集熱筒の一方向制御弁を通る水平面で切断した拡大切断部端面図である。 図5は、図3に示す太陽熱加熱ユニットにおける集熱筒に気流調整手段として羽根部材及び凸部材が設けられた状態を示す要部縦断面図である。
本発明の実施例を、以下に図面に基づいて説明する。
図1〜2に示す実施例1に係る太陽熱発電装置において、建築物1の壁面に、太陽熱加熱ユニット2が所要設置台11を介して着脱可能に竪設され、前記建築物1の屋上に風力発電機からなるタービン発電手段3及び太陽熱温水器4が各々設置され、さらに前記建築物1の地下に気流供給手段5が設置されている。
前記太陽熱加熱ユニット2は、断熱筒21、集熱筒22、加熱室23及び太陽熱印加手段24の組合せ部材からなり、このようなユニット化は、前記組合せ部材を恰も一体の部品のようにして例えば交換、修理、組み換え、増設等を容易に可能にしている。
前記断熱筒21は、筒状の耐熱性構造材とその表面を覆う断熱材から構成される。前記集熱筒22は、熱伝導性に優れた鋼管からなり、前記断熱筒21の内側に、その内周から間隔を置いて配置され、前記加熱室23が、前記集熱筒22の外周に、前記太陽熱印加手段24に対応する位置を除いて、周方向に互いに隣接して複数列配置されている。
前記各列の加熱室23は、内部にシーズヒーターを備えた公知の気体加熱構造(図示省略)からなる電気加熱機構を備え、その内部から前記集熱筒22の内部に一方向通気可能とするために、前記集熱筒22に、前記一方向通気個所に対応する位置に一方向のみへの通気を可能にする一方向制御弁221が配置されている。
また、前記太陽熱印加手段24は、前記断熱筒21の前方側壁に竪方向に穿設された長穴状の側壁開口部211に集光レンズ装置241が設けられてなり、前記集光レンズ装置241は、前記断熱筒21の側壁開口部211にその封止可能に装着された透明板2411とその内側に対向して配置された、複数の凸レンズ(図示省略)が縦横に配列されたレンズ板2412から構成されている。前記集熱筒22の側壁と前記集光レンズ装置のレンズ板2412との間には、耐熱性、蓄熱性を有する金属たわし状、金属ブラシ状の金属細線集合体2413が介設されている。
前記集熱筒22及び前記の各加熱室23は、下方の各々気流取入口222、気流取入口232において前記気流供給手段5における前記温水タンク51の空間部511と各々接続され、また前記の各集熱筒22は、上方の気流排出口223において前記タービン発電手段3の気流流入口31に接続されている。
前記タービン発電手段3の排水口33及び前記太陽熱温水器4の給湯口41は、ドレン管6を介して前記温水タンク51に接続され、前記温水タンク51における貯水部512の水位は常時、所定範囲内に保持されている。
前記温水タンク51の貯水部512中には吸気管52が、その内部を通過する気流の加熱可能に配設され、前記吸気管52の外気取入口521が外部に開口すると共に外気排出口522が前記温水タンク51の空間部511に開口している。また、前記温水タンク51には、その貯水部512の温水を必要に応じて加熱するために、公知の温度調節付き液体加熱用ヒータからなる加熱手段53が設けられている。
前記構成において、前記温水タンク51の貯水部512が前記加熱手段53により予め加熱され、煙突効果により外気Aが前記吸気管52にその外気取入口521から吸い込まれ、前記貯水部512で吸気管52を介して加熱されつつその外気排出口522から空間部511に放出され、前記空間部511に発生した蒸気と混合され、蒸気混合気流Fとなって前記集熱筒22及び各加熱室23にそれらの下方の各々気流取入口222、気流取入口232から流入し、前記集熱筒22及び各加熱室23の内部を上昇通過する。
一方、前記太陽熱印加手段24において、前記断熱筒21の側壁開口部211から透明板2411を透して入射した太陽光Sは、レンズ板2412によって集光されると共に耐熱性、蓄熱性を有するブラシ状やタワシ状等の金属細線集合体2413を介して内側の前記集熱筒22を安定的に加熱し、また、前記の各加熱室23も、それらに隣接する前記集熱筒22の周囲を加熱する。それらによって全周に亘って加熱された前記集熱筒22にその気流取入口222から流入する蒸気混合気流Fは、該集熱筒22で加熱されつつ、その内部を上昇通過することになる。
一方、各加熱室23の内部を加熱されつつ上昇通過する蒸気混合気流Fは、前記集熱筒22に設けられた一方向制御弁221を介して該集熱筒22の内部に排出される。既述のように前記集熱筒22の内部を加熱されつつ上昇通過する中央の蒸気混合気流Fは、前記の各加熱室23から排出される蒸気混合気流Fと合流して運動エネルギーを増強され、上方の前記タービン発電手段3にその気流流入口31から流入すると共に該タービン発電手段3を回転作動させ、発電させる。
前記タービン発電手段3を通過した前記蒸気混合気流F中の空気分が排気口32から外部に放出される一方、凝縮した温熱水は、該タービン発電手段3の排水口33からドレン管6を介して前記温水タンク51に帰還し回収され、循環使用に供される。なお、前記温水タンク51には、必要に応じて、前記太陽熱温水器4で得られた温熱水がその給湯口41及び前記ドレン管6を介して供給される。
図3〜4に示す実施例2に係る太陽熱発電装置は、既述の実施例1における太陽熱加熱ユニット2の変形例に係る太陽熱加熱ユニット2vが、各1基のタービン発電手段3及び気流供給手段5に対して2基、並列に接続されて構成されている。
各太陽熱加熱ユニット2vにおいて、前記集熱筒22の外周に周方向に互いに隣接して環状に複数列配置された加熱室23の各々が、さらに、上下に分離配置された複数の小加熱室23a、23b、23cから構成されている。また、前記各列に配置された複数の小加熱室23a、23b、23cに沿って、電気加熱機構を備えた気流分配流路231が前記の各小加熱室23a、23b、23cと各気流分配口2311を介して連通可能に竪設され、前記の各気流分配流路231は、下方の気流取入口232において前記気流供給手段5における前記温水タンク51の空間部511と接続されている。
なお、前記集熱筒22の上部は、その外周に前記加熱室23が設けられず、この部分は、それを囲む前記断熱筒21の上部及びその側壁開口部211における太陽熱印加手段24と共に、前記太陽熱加熱ユニット2vの長さ調節部25を構成し、太陽熱発電装置の設置状況に応じた長さのものが組み込まれる。
前記の各小加熱室23a、23b、23cは、既述の各加熱室23の場合と同様に、内部にシーズヒーターを備えた公知の気体加熱構造(図示省略)からなる電気加熱機構を備え、その内部から前記集熱筒22の内部に一方向通気可能とするために、前記集熱筒22に、前記一方向通気個所に対応する位置に一方向のみへの通気を可能にする一方向制御弁221が配置されている。前記の各小加熱室23a、23b、23cは、前記太陽熱印加手段24と協働して、前記集熱筒22の周囲を全周に亘って加熱する。
前記構成において、前記気流供給手段5から供給される蒸気混合気流Fは、前記集熱筒22及び各気流分配流路231にそれらの下方の各々気流取入口222、気流取入口232から流入し、前記集熱筒22及び各気流分配流路231の内部を上昇通過する。前記の各気流分配流路231に流入した蒸気混合気流Fは、該気流分配流路231で加熱されつつその内部を上昇通過し、途中に設けられた前記の小加熱室23a、23b、23cに各気流分配口2311を介して順次流入し、前記の各小加熱室23a、23b、23cの内部を加熱されつつ上昇通過し、前記集熱筒22に設けられた各一方向制御弁221を介して該集熱筒22の内部に個々に排出される。既述のように前記集熱筒22の内部を加熱されつつ上昇通過する中央の蒸気混合気流Fは、前記の各小加熱室23a、23b、23cから個々に排出される蒸気混合気流Fと合流して運動エネルギーを増強される。各側の前記太陽熱加熱ユニット2vにおける前記蒸気混合気流Fは、それらの頂部で、各気流排出口223を介して合流し、上方の前記タービン発電手段3にその気流流入口31から流入すると共に該タービン発電手段3を回転作動させ、発電させる。
なお、本実施例2については、各加熱室23に代えて複数の小加熱室23a、23b、23c及びそれらに連通する気流分配流路231が設けられた点を除いて、基本的に実施例1の構成と同様である。
図5に示す実施例3に係る太陽熱発電装置は、前記集熱筒の内部を上昇通過する蒸気混合気流の流動状態を調整する気流調整手段を該集熱筒に設けたものである。
同図において、前記太陽熱加熱ユニット2vにおける前記集熱筒22の内部に、前記の各小加熱室23a、23b、23cの内部から前記集熱筒22の内部への蒸気混合気流Fの排出部の上方位置において、羽根部材7が回転自在に設けられ、前記羽根部材7は前記集熱筒22の内部に架橋された支持体7aに回転軸7bを介して枢支されている。また、前記集熱筒22の内壁に三角錐状の凸部材8が、頂部を下方に向けて均等な配置で4個設けられている。なお、前記羽根部材7や凸部材8等の気流調整手段は、前記太陽熱加熱ユニット2vのみならず、既述太陽熱加熱ユニット2にも適用可能である。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨と特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形、組合せ等による前記以外の多くの広範な実施態様が実施可能であることは言うまでもない。
本発明に係る太陽熱発電装置を例えば高層集合住宅その他の建築物に付設することにより、再生可能エネルギーの有効利用による該建築物の省エネルギーを実現することができる。
A 外気
F 蒸気混合気流
S 太陽光
1 建築物
11 設置台
2、2v 太陽熱加熱ユニット
21 断熱筒
211 側壁開口部
22 集熱筒
221 一方向制御弁
222 気流取入口
223 気流排出口
23 加熱室
23a、23b、23c 小加熱室
231 気流分配流路
2311 気流分配口
232 気流取入口
24 太陽熱印加手段
241 集光レンズ装置
2411 透明板
2412 レンズ板
2413 金属細線集合体
25 長さ調節部
3 タービン発電手段
31 気流流入口
32 排気口
33 排水口
4 太陽熱温水器
41 給湯口
5 気流供給手段
51 温水タンク
511 空間部
512 貯水部
52 吸気管
521 外気取入口
522 外気排出口
53 加熱手段
6 ドレン管
7 羽根部材(気流調整手段)
7a 支持体
7b 回転軸
8 凸部材(気流調整手段)

Claims (11)

  1. 竪設された断熱筒と、前記断熱筒の内部に配置された集熱筒と、前記集熱筒の内部に蒸気混合気流を供給する気流供給手段と、前記断熱筒の側壁開口部から前記集熱筒の側壁に太陽熱を印加する太陽熱印加手段と、前記集熱筒で加熱されつつ該集熱筒の内部を上昇通過した蒸気混合気流により回転駆動されて発電するタービン発電手段とからなる太陽熱発電装置であって、前記集熱筒の外周に、前記断熱筒の内側において、前記太陽熱印加手段に対応する位置を除いて、電気加熱機構を備えた加熱室を、その内部に前記気流供給手段から蒸気混合気流の供給可能に、且つその内部から前記集熱筒の内部へ一方向通気可能に環状に複数列配置し、前記の各加熱室で前記集熱筒を加熱すると共に、前記気流供給手段から前記の各加熱室の内部に供給された蒸気混合気流を該加熱室で加熱しつつ前記集熱筒の内部に一方向通気状態で排出させて、該集熱筒の内部を上昇通過して来る蒸気混合気流と合流させるようにしたことを特徴とする太陽熱発電装置。
  2. 請求項1に記載の太陽熱発電装置において、前記複数列の加熱室が、前記集熱筒の外周に、周方向に互いに隣接して又は周方向に適宜の間隔に配置された太陽熱発電装置。
  3. 請求項1〜2の何れかに記載の太陽熱発電装置において、前記集熱筒の外周に環状に配置された前記各列の加熱室が、上下に分離配置された複数の小加熱室から構成され、前記の各小加熱室に、前記気流供給手段から蒸気混合気流を流入させる気流流入口が設けられると共に、前記集熱筒に、その内部への前記小加熱室の内部からの一方向通気を可能にする一方向制御弁が配置された太陽熱発電装置。
  4. 請求項3に記載の太陽熱発電装置において、前記気流供給手段からの蒸気混合気流を、前記の各小加熱室の前記気流流入口に各々分配供給する気流分配流路が前記複数の小加熱室に沿って設けられた太陽熱発電装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の太陽熱発電装置において、前記集熱筒に、その内部を上昇通過する蒸気混合気流の流動状態を調整する気流調整手段が設けられた太陽熱発電装置。
  6. 請求項5に記載の太陽熱発電装置において、前記気流調整手段として、前記集熱筒の内部に、前記の各加熱室又は各小加熱室の内部から前記集熱筒の内部への蒸気混合気流の排出部の上方位置において、前記集熱筒と同軸方向の軸を回転軸とする羽根部材が回転自在に設けられ、各加熱室又は各小加熱室の内部から前記集熱筒の内部に排出される前記蒸気混合気流が、前記集熱筒の内部を上昇通過して来る蒸気混合気流と合流して前記羽根部材を回転させるようにした太陽熱発電装置。
  7. 請求項5〜6の何れかに記載の太陽熱発電装置において、前記気流調整手段として、前記集熱筒の内壁に凸部材が設けられた太陽熱発電装置。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の太陽熱発電装置において、前記太陽熱印加手段が、集光レンズ装置を、前記断熱筒の側壁開口部に設けてなる太陽熱発電装置。
  9. 請求項8に記載の太陽熱発電装置において、前記断熱筒の側壁開口部における前記集熱筒の側壁と前記集光レンズ装置との間に蓄熱材を介在させた太陽熱発電装置。
  10. 請求項9に記載の太陽熱発電装置において、前記蓄熱材が金属細線集合体である太陽熱発電装置。
  11. 請求項1〜10の何れかに記載の太陽熱発電装置において、前記気流供給手段が、温水が貯留された温水タンクと、取り入れた外気を前記温水タンク中の温水で加熱すると共に該温水タンクから生じる蒸気と混合させるように該温水タンクに配設された給気管とを備えた太陽熱発電装置。

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