JP2020069474A - 流体浄化装置およびその動作方法 - Google Patents

流体浄化装置およびその動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】流体浄化装置のロック解除機構を改善する。【解決手段】中空内部を有するタンク104と、このタンクに封止連結されるカバー130と、このカバーに回動可能に連結された解除アセンブリ142とを備え、解除アセンブリは、中空内部に流体連結された解放バルブ140を有し、解除アセンブリは、第1位置と第2位置との間を移動可能であり、解放バルブは、動作位置、解除位置および非動作位置の間を移動可能である。【選択図】図9

Description

本発明は流体浄化装置に関し、特に、交換可能な媒体モジュールを有する流体浄化装置に関する。
種々の洗浄用途において、浄化された水(本明細書では「浄水」と呼ぶ)を使用することが望ましい。浄水の一般的な用途のひとつに、窓、自動車、建物、太陽電池パネルなどの表面の洗浄がある。例えば、浄水を脱塩(DM:demineralized)水としても知られている脱イオン(DI:deionized)水の形で使用することが、自動車のような滑らか、あるいは反射性の表面を洗浄するときに、有効であることが知られている。浄水は、水が乾燥したときに表面に残る未処理水中の不純物によって形成される水ジミおよびウォータースポットを減らすことができる。
多くの浄水システムは、1種類以上の浄化媒体を単独で、あるいは、限定するわけではないが、粒子濾過、蒸留(すなわち蒸留水)、逆浸透、脱塩、炭素濾過、濾過、精密濾過、限外濾過、紫外線酸化、電気透析、ナノ濾過、その他、およびそれらのいずれかの組み合わせなどの他の装置/プロセスと組み合わせて、使用する。
いくつかの浄水システムは、浄化媒体を収容または収納する媒体浄化装置を提供することによって、効果が減じた(劣化した)使用済みの浄化媒体の交換容易性を改善する。さらに別の浄水システムは、入力水に1以上の成分を添加する、あるいは除去することによって、水を調整する。
US 2015/0353383 A1
したがって、既存の水調整システムは、それらの意図された目的には適しているが、特に、ここに記載される特徴を有する流体浄化システムを提供するという点で、改善の余地が残っている。
本発明のひとつの側面によれば、流体浄化装置が提供される。この流体浄化装置は、タンク、カバーおよび解除アセンブリを備える。タンクは中空内部を有する。カバーはタンクに封止連結される。解放アセンブリは、カバーに回動可能に連結され、解放アセンブリは中空内部に流体的に連結された解放バルブを有し、解放アセンブリは第1位置と第2位置との間で移動可能であり、解放バルブは、動作位置、解除位置および非動作位置の間を移動可能である。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、タンクはロック機構を有する。解除アセンブリはロック部材を有し、このロック部材は、動作位置および非動作位置でロック機構と係合し、また、解除位置でロック機構から回転して離れてロック解除される。解除アセンブリが動作位置から解除位置に回転するとき、解放バルブが開くと同時にロック部材がロック解除される。
追加的または代替的に、ロック部材と解放バルブとの間に連結されるレバーを備え、このレバーは、解放バルブに動作連結される部分を有する。ここで、開放バルブはさらに、第1端に配置されたカップ部を有するバルブ部材を備え、このバルブ部材の開口している第2端は、レバーに選択的に係合する。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、カップ部とカバーまたはタンクの一方との間に動作可能に配置された第1封止部材をさらに備え、この第1封止部材は、動作位置にあるときに、カップ部およびカバーまたはタンクの一方と封止係合する。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、キャップ部材が第2端に連結される。第2封止部材がキャップ部材とカバーまたはタンクのうちの一方との間に動作可能に配置され、この第2封止部材は、非動作位置および解放位置にあるときに、カバーまたはタンクのうちの一方と封止係合する。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、カップ部は一端に凹領域を有し、この凹領域は、タンクの中空内部に面する開口部を有する。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、カップ部とカバーとの間に連結された付勢部材をさらに備え、この付勢部材は、バルブ部材を非動作位置に付勢する。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、付勢部材は、バルブ部材に、1から900グラムの力、2から450グラムの力、5から100グラムの力、あるいは21グラムの力を加える。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、付勢部材の付勢力に対するカップ部の表面積の割合は、0.1から64mm/グラム、0.1から32mm/グラム、0.6から13mm/グラム、または3mm/グラムである。
本開示の別の側面によれば、流体浄化装置が提供される。この装置は、タンク、カバー、レバーおよび解放バルブを備える。タンクは中空内部を有する。カバーはタンクに封止連結される。レバーはカバーまたはタンクの一方に移動可能に連結される。解放バルブは、レバーに動作連結され、一端にカップ部が配置されたバルブ部材を有し、開放位置にあるとき中空内部と環境との間に流路を形成する。付勢部材が解放バルブに動作連結され、この付勢部材は、カップ部が液体に接していないときにバルブ部材を開放位置へと付勢する。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、第1封止部材が、カバーまたはタンクの一方に動作可能に配置され、この第1封止部材は、カップ部が液体に接しているとき、中空内部を環境から封止する。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、解除アセンブリが、バルブ部材のカップ部と反対側の端に連結されたキャップをさらに有する追加的または代替的に、この態様または別の態様では、カバーとタンクとの一方とキャップとの間に動作可能に配置された第2封止部材をさらに備える。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、付勢部材は、バルブ部材に、1から900グラムの力、2から450グラムの力、5から100グラムの力、あるいは21グラムの力を加える。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、付勢部材の付勢力に対するカップ部の表面積の割合は、0.1から64mm/グラム、0.1から32mm/グラム、0.6から13mm/グラム、または3mm/グラムである。
本開示の別の側面によると、流体浄化装置を操作する方法が提供される。この方法は、解放バルブを非動作位置に付勢して、タンクの中空内部と流体浄化装置の外部との間に流路を形成する。タンクが流体で満たされたことに応答して、解放バルブが閉じられる。動作時には中空内部が加圧される。解放バルブの解放位置への移動に応答して、中空内部から圧が抜かれ、カバーがロック解除される。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、解放バルブを閉じることで、解放バルブのカップ部に対して流体の圧力が加えられる。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、中空内部の圧力抜きとカバーのロック解除とが同時に生じる。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、中空内部が流体と接していないことに応答して、解放バルブが非作動位置へ移動する。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、解放バルブは、動作位置にあるときに、第1封止材で封止される。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、解放バルブが、非動作位置にあるとき、第2封止材で封止される。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、解放バルブへの付勢力に対する解放バルブの表面積の割合が、約3mm/グラムである。
本開示の別の側面によると、流体浄化システムが提供される。このシステムは、第1ポートと中空内部とを有するタンクを備える。浄化装置が少なくとも部分的に中空内部内に配置される。カバーがタンクに封止連結され、カバーアセンブリは浄化装置に流体的に連結される第2ポートを有する。解放アセンブリがカバーに回動可能に連結され、解除アセンブリが中空内部に流体連結された解放バルブを有し、解除アセンブリが第1位置と第2位置との間で回転可能であり、開放バルブは、動作位置、解除位置および非動作位置の間を移動可能である。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、タンクはロック機構を含む。解除アセンブリは、作動位置および非作動位置でロック機構と係合するロック部材を有し、このロック部材は、解除位置でロック機構から離れるように回転し、解除される。解除アセンブリが動作位置または非動作位置から解除位置に回転すると、解放バルブが開き、ロック部材が同時に外れる。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、ロック部材と解放バルブとの間にレバーが連結され、レバーは、解放バルブに動作可能に連結された部分を有する。リリーフバルブは、第1端に配置されたカップ部を有するバルブ部材と、レバーと選択的に係合するバルブ部材の反対側の第2端とをさらに有する。
追加的にまたは代替的に、この態様または別の態様では、カップ部とカバーまたはタンクの一方との間に動作可能に配置された第1封止材は、動作位置にあるとき、カップ部とカバーまたはタンクの一方とを封止係合する。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、キャップ部材が第2端に連結される。第2封止材は、キャップ部材とカバーまたはタンクの一方との間に動作可能に配置され、非動作位置および解放位置にあるとき、カバーまたはタンクの一方と封止係合する。
追加的または代替的に、この態様または別の態様では、カップ部は一端に凹領域を有し、この凹領域は、タンクの中空内部に面する開口を有する。追加的または代替的に、この態様または別の態様では、カップ部とカバーとの間に連結された付勢部材が、バルブ部材を非作動位置に付勢する。
これらおよび他の利点および特徴を、図面と併せて以下の説明からより明らかにする。
本開示に係る発明は、本明細書と共に提出された特許請求の範囲において具体的に指摘され、かつ明確に特許請求されている。本開示の前述および他の特徴、ならびに利点は、添付の図面と併せて、以下の詳細な説明から明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態に係る流体浄化装置の斜視図である。 図2は、図1の流体浄化装置の他の斜視図である。 図3は、図1の流体浄化装置の上面図である。 図4は、図1の流体浄化装置の分解斜視図である。 図5は、図1の流体浄化装置のタンク部分の部分斜視図である。 図6は、図1の流体浄化装置のカバーアセンブリの底面から見た斜視図である。 図7は、図1の流体浄化装置のロックおよびその解除のためのアセンブリの部分斜視図である。 図8は、図7のアセンブリの斜視図である。 図9は、図3の線A−Aに沿った一実施形態に係る部分斜視断面図である。 図10は、図9のアセンブリの一実施形態に係る部分横断面図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが動作(閉じた、またはロックされた)位置にある状態を示す。 図11は、図9のアセンブリの一実施形態に係る部分横断面であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが解除されロックされていない位置にある状態を示す。 図12は、図3の線A−Aに沿った一実施形態に係る部分断面図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが動作位置にある状態を示す。 図13は、図12のアセンブリの断面図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが動作位置にある状態を示す。 図14は、図12のアセンブリの横断面図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが非動作位置にある状態を示す。 図15は、図12のアセンブリの横断面図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが解除されロックされていない位置にある状態を示す。 図16は、図3の線A−Aに沿った別の実施形態に係る部分断面図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが動作位置にある状態を示す。 図17は、図16のアセンブリの横断面図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが動作位置にある状態を示す。 図18は、図16のアセンブリの横断面図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが非動作位置にある状態を示す。 図19Aは、図16のアセンブリの横断面図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが解除されロックされていない位置にある状態を示す。 図19Bは、図1のアセンブリの一部を断面で示す斜視図であり、ロックおよびその解除のためのアセンブリが解除されロックされていない位置にある状態を示す。 図20Aは、図4の媒体モジュールが拘束されずに静止状態にある状態の斜視図である。 図20Bは、図4の媒体モジュールが拘束されずに静止状態にある状態の側面図である。
以下、本発明の実施形態について、その利点および特徴と共に、図面を参照して説明する。
本発明の実施形態は、浄水を調整または生成するために使用される流体浄化システムに関する。実施形態は、システムの内部から圧力を解放すると同時にカバーアセンブリのロックを解除するためのアセンブリにおいて、技術的効果をもたらす。
図1を参照すると、この実施形態は、流体浄化システム(以下、単に「システム」ともいう)100を示す。ここで留意すべきは、この実施形態について洗浄用途に使用するための浄水を発生させる流体浄化システム100として説明するが、これは例示目的のためであって、特許請求の範囲がそのように制限されるものではなく、流体浄化システム100は、車両洗浄で使用するための水の調整など、他の用途でも使用することができることである。システム100は基部105を備え、タンク104を保持して支持する。タンク104は、入口ポート106と中空内部108とを有する(図4)。タンク104は、開口端110(図4)を有する。
中空内部108は、交換式の媒体モジュール112を受け入れる大きさの直径の内面を有する。この媒体モジュールは、中空内部108に挿入されたときに圧縮状態となる浄化媒体113(図20A)を備える。ここで留意すべきは、本明細書で説明する実施形態では、中空内部108を円形としているが、これは例示目的のためであり、特許請求の範囲がそのように限定されるものではないことである。1または複数の実施形態では、中空内部108は、限定されるわけではないが、例えば正方形、長方形、楕円形、または多角形など、任意の適切な形状とすることができる。
ここで留意すべきは、本明細書で説明する実施形態では、ポート106を「入口」とし、ポート118を「出口」として説明するが、これは例示目的であり、特許請求の範囲がそのように限定されるものではないことである。別の実施形態では、液体の流れを逆にし、ポート118を「入口」、ポート106を「出口」とすることもできる。
一実施形態では、媒体モジュール112は、初期容量の浄化媒体を含む。例えば浄水を生成するためにシステム100を動作させると、水は媒体を通過して浄化される。ここでは、用語「混じりけのない」、「浄化された」、および「浄化」は、水または任意の他の流体からの、1以上の成分の除去および/または1以上の成分の添加を含む意味で用いる。除去または添加される成分は、限定されるわけではないが、鉱物、塩、懸濁粒子、細菌などの可溶性および/または不溶性材料を含むことができ、可溶性成分はしばしば、全溶解固形物、すなわちTDS(total dissolved solids)と呼ばれる。
動作中には、流体の浄化により、浄化媒体が徐々に劣化する。浄化媒体が劣化するにつれて、体積も減少する。ここで使用する用語「劣化体積」は、(例えば出口ポート118における)出力水のTDSレベルが入力水と実質的に同じになるような動作状態となる体積を意味する。劣化体積は、初期体積よりも約10から20%少ないことがわかっている。したがって、例示の実施形態では、浄化媒体の初期体積は、体積の20%の減少を許容でき、劣化体積となったときでも依然として圧縮下にあるように選択される。
一実施形態において、浄化媒体は、薄く多孔質で可撓性および/または弾力性のある材料から作られた部材に収容される。一実施形態では、材料の少なくともひとつは、多孔質で、かつ弾力性がある。別の実施形態では、材料の少なくともひとつが、多孔質で、かつ可撓性がある。いくつかのそのような実施形態では、部材が、5%から25%のエラスタンと75%から95%のナイロンとを有する材料、好ましくは10%から20%のエラスタンと80%から90%のナイロンとから形成される材料により形成される。15%のエラスタンと85%のナイロンとを有することが望ましい。一実施形態において、可撓性バッグは、100%ナイロンまたはポリアミド(PA)である。
図示の実施形態では、交換式媒体モジュール112は、タンク104内に挿入された後には、管状の形状をしている。ここで留意すべきは、第1部材202の弾性のために、モジュール112は、タンク104の外側の表面上に配置されたときに、球根状の形状を有することである。モジュール112に可撓性があるものの比較的低い弾性を有する別の実施形態では、モジュール112は、タンク104の外側の表面上に配置されたときに、(例えば球根状ではなく)比較的まっすぐな側面を有することができる。モジュール112が130mmの内径を有するタンク104と共に使用するように構成されているいくつかの実施形態では、モジュール112は、100mmから300mm、または約140mmから250mm、およびその間の任意の部分的な範囲の外径を有することができる。このようにして、モジュール112は、中空内部108の内径の約−4%の、±20%以内、または−10%から0%以内であり、中空内部108の内径の約−4%、およびそれらの間の任意の部分範囲である外径を有する。
タンクは、複数の放射状ピンすなわちリブ120、122(図5)を備え、第1の複数のリブ120が、開口端110により近く配置される。第2の複数のリブ122は、それぞれから放射方向外向きに延びる突起124を備える。図示の実施形態では、突起124が、各リブ122の中央に配置されている。ここでより詳細に説明すると、リブ120、122は、カバーアセンブリ126内のスロットと係合するように、寸法および位置が設定されている。ここで留意すべきは、図示の実施形態では、リブ120、122がタンク104の外径上に配置されているように示されているが、別の実施形態では、リブ120、122がタンク104の内径上に配置されても良いことである。さらに別の実施形態では、タンク104がスロットを有し、カバーアセンブリ126が対応するリブを有する。
図1から図6を参照すると、カバーアセンブリ126が示されている。このカバーアセンブリ126は、リブ120、122がスロット128(図6)をOリング137(図9)に係合させるときに、タンク104を覆って封止する寸法に設定されさている。カバーアセンブリ126は、ハンドル132が連結された本体130を備える。本体130は、タンク104の中空内部108と流体連通する中空内側部分134を有する。一実施形態では、ディフューザエレメント136を本体130に連結することができる。ポート118は、中空内部108と流体連通する。ポート118は、調節された水をシステム100から最終用途に移送する出口ポートとすることができる。
図示の実施形態では、カバーアセンブリ126が、中空内側部分134の内径に形成されたスロット128を有する。カバーアセンブリ126がタンク104上に配置され、長手方向軸の周りに互いに回転すると、リブ120がスロット128内に収容されて、タンク104とカバーアセンブリ126との間に流体封止を形成する。
図7から図11を参照すると、カバーアセンブリ126は、圧力解放バルブ140および解除アセンブリ142をさらに備える。解除アセンブリ142は、レバー144およびロック部材146を有する。図示の実施形態では、レバー144およびロック部材146が2つの別々の構成部品となっており、これらが互いに固定的に連結されている。ここで留意すべきは、別の実施形態では、レバー144およびロック部材146を単一の構成部品として製造することができることである。解除アセンブリ142は、軸148の周りに回動可能に、本体130に連結されている。
レバー144は、本体130の頂部を覆って延びる部分150を有する。ここでより詳細に論じるように、部分150の端152は、解放バルブ140と係合してこれを動作させる。レバー144はさらに、本体130の側部に沿って延びる第2部分154を有する。例示の実施形態では、ロック部材146が第2部分154に連結している。一実施形態では、ロック部材146は第1アーム156および第2アーム158を備える(図8)。アーム156、158はそれぞれ、トラニオン160を有する。トラニオン160は、本体130の凹部と係合して、軸148を確定する。本体130の側面に沿って延びかつ本体130の側面を越えて延びるのは、ロックアーム162である。ロックアーム162は、遠端に突起164を有する。一実施形態では、突起164は、ロックアーム162に対してほぼ垂直に延びており、突起124(図5)を受け入れるように寸法が設定されたスロット166を有する。図示の実施形態では、ロックアーム162は、本体130の底縁168(図7)を越えて延びるように寸法が設定されている。
カバーアセンブリ126をタンク104上に配置し、回転させてリブ120をスロット128内に係合させると、傾斜面170がリブ122と接触して解除アセンブリ142を軸148の周りに回転させ、これにより、突起164が、突起124の端を越えてスロット166が突起124と整列するまでスライドする。スロット166が突起124と整列すると、解除アセンブリ142が付勢部材172(図9)の影響を受けて逆回転し、突起124をスロット166に入り込ませて係合させる。ここで留意すべきは、突起124とスロット166との係合が、カバーアセンブリ126のそれ以上の回転を防止することである。リブ120、122がスロット128と係合するので、カバーアセンブリ126がリブ120、122のスロット128との係合によりタンク104と封止連結し、Oリング137のタンク104の側壁139(図9)との連結が圧力封止を形成する。
解放バルブ140は、付勢部材172と端152との間に配置されたキャップ174を備える。キャップ174には、ステム178およびヘッド180を有するバルブ本体176が連結される。この実施形態では、ステム178が、キャップ174内の開口に連結するネジ山を有する。別の実施形態では、ステム178は、限定されるわけではないが、例えば圧縮適合あるいは接着など、他の固定手段を介してキャップ174に連結される。ステム178は、本体130内の開口182を通って延び、解放バルブをカバーアセンブリに固定する。一実施形態では、封止部材184が、ヘッド180と本体130の表面186(図11)との間に配置される。一実施形態では、封止部材184が、表面186に連結される。封止部材184は、解放バルブ140が閉位置にあるときに、ヘッド180と本体130との間に封止を提供する(図9、図10)。
動作中、操作者は、上述のように、カバーアセンブリ126をタンク104に連結する。流体源がポート106、118の一方に連結され、出口導管がポート106、118の他方に連結される。このとき、システム100は、入力ポートから流体(例えば水)を受け取ることによって動作し、流体をモジュール112内の浄化媒体に通すことにより流体を調整し、そして、調整された流体を出力ポートに供給する。ここで留意すべきは、システム100の動作が、システム100の内部容積を加圧していることである。この内部圧力は、スロット128に対するリブ120の係合力を増大させる。その結果、操作者がシステム100の使用を終了したとき、その内圧のために、カバーアセンブリ126の取り外しが困難、あるいは不可能になる。
これを解決するために、操作者がカバーアセンブリ126を取り外そうとするとき、操作者は、レバー144の部分150を押す。部分150の押し下げは、図11に示されるように、2つの動作を同時に引き起こす。第1に、部分150の押し下げが、キャップ174を介する付勢部材172の付勢力に打ち勝ち、その結果、バルブ本体176が基部105に向かう方向に並進運動する。これがヘッド180を表面186から移動させて空隙188を生じさせ、システム100の内部容積内の圧力が開口182から放出されるようにする。第2に、部分150を押し下げると、解除アセンブリ142が(図11の位置から見て反時計回りの方向に)回転する。この回転は、ロックアーム162および突起164をタンク104の側壁から離れるように移動させて、突起124をスロット166から外す。スロット166が突起124から外れるのに伴い、カバーアセンブリ126をリブ120がスロット128から外れるまで回転させることができ、カバーアセンブリ126をタンク104から持ち上げることができるようになる。
図12から図15を参照すると、空気解放バルブアセンブリ200を有するカバーアセンブリ126の別の実施形態が示される。カバーアセンブリ126は、図7から図11に関連して説明したものと同じ解除アセンブリ142を有する。一実施形態では、空気解放バルブアセンブリ200が、カバー内の開口204を通って延びるバルブ部材202を有する。開口204は、開口204の内径とバルブ部材202の外面との間に間隙を提供するように寸法が設定され、これにより、解放バルブの少なくともいくつかの位置において、タンクの中空内部と周囲環境との間に流路が形成される。
バルブ部材202はさらに、一端にカップ部206を有する。図示の実施形態では、カップ部206は、凹領域210を画定する円筒壁208を有する。凹領域210の開口部は、タンク104の中空内部に面している。封止材212が、カップ部206の表面とカバー127の表面214との間に配置される。図示の実施形態では、封止材212はカップ部206と共に移動し、バルブ部材202が閉じていない位置にあるとき(例えば解放されているか、または水がないとき)、封止材212が表面214からオフセットし(図14および図15)、開口204を通る流路がむき出しになる。ここで留意すべきは、カップ部206が凹領域210と共に示されているが、これは、例示を目的としてもので、本発明の範囲を限定するものではないことである。別の実施形態では、カップ部は他の形状を有することができ、限定されるわけではないが、平坦または平板状の底面を有するものでもよい。典型的な実施形態では、バルブ部材202はポリプロピレン製であり、封止材212はデュロメーター硬さ60のネオプレン製である。
バルブ部材202は、圧縮バネ216などの付勢部材によって付勢される。一実施形態では、バネ216は、表面214とカップ部206上のフランジ218との間に配置される。典型的な実施形態では、バネ216は316ステンレススチール製である。バネ216の寸法は、フランジ218に十分な力を加えて、水源がシステム100に接続されていないときにバルブ部材202を開位置(図14)に移動させるような大きさである。バネ216の寸法はさらに、流体/水源がシステムに接続されてタンク104の中空内部を満たすとき、バルブ部材202が開位置から閉位置へ移動する(図12)ような大きさである。言い換えれば、バルブアセンブリ200は、システム100内の流体/水レベル215がカップ部分206に接触するときはいつでも自動的に閉じる、通常は開いたシステムである。一実施形態では、バネ力が1グラムから900グラム、バネ力に対するカップ部206の表面積が0.1mm/グラムから64mm/グラムである。別の実施形態では、バネ力が2グラムから450グラム、バネ力に対するカップ部の表面積が0.1mm/グラムから32mm/グラムである。さらに別の実施形態では、バネ力が5グラムから100グラム、バネ力に対するカップ部の表面積が0.6mm/グラムから13mm/グラムである。さらに別の実施形態では、バネ力が約21グラム、バネ力に対するカップ部206の表面積が約3mm/グラムである。一実施形態では、カップ部206の表面積は約64mmである。ここで、カップ部分206の表面積とは、システム100内の流体/接触物/水の圧力が作用している外側表面積をいう。
ここで留意すべきは、図13に示す流体/水レベル215の実施例は、その高レベルすなわち動作中レベルを示しているが、動作が開始されると、流体/水レベルはタンク104の底から始まって、徐々にカバーアセンブリ126に向かって満たされることである。タンク104が満たされると、タンク104内の空気が開口204を通って排出される。流体/水レベルがカップ部206と接触するレベルまで満たされると、流体/水レベル215がほぼ表面214に達するまで流体/水位が上昇し続けるように、バルブ部材202が移動する。この時点で、バルブ部材202が閉鎖位置すなわち動作位置に移動し、開口部204が封止される。
一実施形態では、キャップ220が、バルブ部材202のカップ部206とは反対側の端に連結される。典型的な実施形態では、キャップ220はポリプロピレンまたはガラス充填ポリプロピレン製である。キャップ220は開口204よりも大きく、これにより、バルブ部材202が開位置に移動するときに、バルブ部材202の移動を制限する。一実施形態では、キャップ220は、スナップフィットによってバルブ部材202に連結される。一実施形態では、カップ部206は、カップ部206と接触する流体/水がバネ216の付勢力を克服してバルブ部材202を閉位置に移動させるのに十分な表面積を有する。一実施形態では、カップ部分206は、5から400mmの表面積を有することができる。いくつかの実施形態では、カップ部206は、20から120mmの表面積を有することができる。特定の理論に限定されないが、バネ216の付勢力に打ち勝つ条件に、バルブ部材202の浮力、バルブ部材202に接する水、システム100内の流体の水圧、またはそれらの組み合わせに依存する。
ここで留意すべきは、空気解放バルブアセンブリ200の動作は、システム100の内部をスロット128とリブ120との間の係合を引き起こす高い圧力レベルとし、十分な力で、カバーアセンブリが外れることを防止することである。一実施形態によれば、システム100は、内圧を解放すると同時に突起124(図7)からスロット166を解放して、カバーアセンブリ126をタンク104からロック解除するように構成される。これにより、端152がキャップ220と係合し、バルブ部材202に力を加える。この力は、バルブ部材202をタンクの内側に向かって直線的に変位させ、封止材212を表面に214から離す。これにより、開口部204とバルブ部材202との間の流路が開き、システム100内の圧力が周囲に逃げることを許容し、水がシステム100の外に流出できるようにする。さらに、解除アセンブリが回転すると、スロット166が突起124から外れ、利用者がカバーアセンブリ126をタンク104に対して回転させて、タンク104から外すことができるようになる。
ここで留意すべきは、使用者が部分150から圧力を解放すると、解除アセンブリ142は、バネ222の付勢力により、元の位置に回転して戻ることである。さらに、解除アセンブリ142が使用者によって解除されると、バルブアセンブリ200は非動作位置(図14)に移動し、カップ部206および封止材212は、バネ216の付勢力の下で、表面214からオフセットされる。ここで留意すべきは、ここで説明する実施形態では封止材212がカップ部206に連結されているか、またはカップ部206と共に移動するものとしているが、これは例示目的であり、特許請求の範囲はそのように限定されるべきではないことである。別の実施形態では、封止材212が表面214に連結されてもよく、カップ部の上面が閉位置において封止材212と接触するように移動するときに、封止が形成される。
ここで留意すべきは、いくつかの実施形態では、システム100内の空気圧を放出することは、圧力によって、開口部204を通って排出される流体/水の粒子を含むことになることである。一実施形態では、レバー144の寸法が、システム100から噴霧されている水/流体から使用者を保護するのに十分な程度に、開口部204を越えて延びる大きさに設定される。
図16から図19Bを参照すると、バルブアセンブリ300の別の実施形態が示される。このバルブアセンブリ300は、キャップ220とカバー127の表面304との間に第2封止材302が追加されたこと以外は、バルブアセンブリ200と同じである。システム100が解除位置(図19A)または非作動/無水位置(図18)にあるとき、第2封止材302が表面304と係合し、開口部204を封止する。バルブアセンブリ200と同様に、アセンブリ300が閉位置にあるとき、封止材212は表面214と係合し、開口部204はタンク104の内部に閉じられる。
一実施形態では、解除アセンブリ142の回転は、第2封止材302が表面304と接触して開口部204を封止するのを防ぐために制限される。一実施形態では、レバー144は少なくとも1つのリブ312を有する(図19B)。図示の実施形態では、レバー144が、レバー144の対向する側部に沿って延びる2つのリブを有する。リブ312は、レバーの本体から下方に延びており、レバー144の下の領域でカバー127の表面から延びる突起314に系合するように配置される。突起314とリブ312とは、協働して、レバー144の回転を、封止材302と表面304との間の間隙316のある場所で停止させる。ここで留意すべきは、間隙316により、解除アセンブリ142が解除位置にあるとき、システム100の内部の圧力が放出され続けるようになることである。
いくつかの実施形態では、システム100は、ある量の水分を含む浄化媒体133(図20A)を含むことができ、媒体が所定レベルの水分含有量となるように維持することが望ましい。第2封止材302(図18)を組み込むことは、システム100が使用されていないとき、例えばシステム100が輸送中または出荷中の場合などに、タンク104および浄化媒体133の内部からの湿気または他の流体の蒸発または漏れの危険性を防止または低減するのに有利である。
ここで提供される実施形態は、圧力解放構成を有する流体調整システムを提供する。ここで提供される実施形態はさらに、カバーアセンブリをタンクに連結するロックを有する流体調整システムを提供する。ここで提供されるさらなる実施形態は、内部容積から圧力を解放し、同時にタンクからカバーアセンブリをロック解除する解除アセンブリをさらに提供する。
ここで留意すべきは、ここで説明する実施形態は、ひとつの実施形態に関する特徴を説明するものであるが、これは例示目的のためであり、その特徴を別の開示された実施形態と組み合わせることができることである。
「約」という用語は、出願時に入手可能な機器に基づく特定の量の測定に関連する誤差の程度を含むことを意図している。例えば、「実質的に」または「約」は、所与の値付近の範囲を含むことができる。
また、ここで留意すべきは、「第1」、「第2」、「第3」、「上部」、「下部」などの用語は、様々な要素を修飾するために使用されるものであることである。これらの修飾語句は、特に断らない限り、修飾された要素に対して空間的順序、順序的順序、または階層的順序を意味するものではない。
ここで使用される用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的としており、開示を限定することを意図するものではない。ここで使用されるとき、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が明らかにそうでないと示さない限り、複数形も含むことを意図している。本明細書で使用されるとき、用語「備える」および/または「備える」は、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成部の存在を特定するが、1または複数の他の特徴、完全体、ステップ、演算、要素、構成部、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除するものではない。
本開示は限られた数の実施形態のみに関連して詳細に提供したが、本開示がそのような開示された実施形態に限定されないことは容易に理解されるべきである。むしろ、本開示は、これまで説明していないが本開示の精神および範囲に相応する、任意の数の変形、変更、置換または同等の構成を組み込むように修正することができる。さらに、本開示の様々な実施形態が説明されてきたが、典型的実施形態は説明された典型的態様のうちのいくつかのみを含み得ることを理解されたい。したがって、本開示は、前述の説明によって限定されるとみなされるべきではなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
100 流体浄化システム
104 タンク
105 基部
106 ポート(入口ポート)
108 中空内部
110 開口端
112 媒体モジュール
113 浄化媒体
118 ポート(出口ポート)
120,122 リブ
124 突起
126 カバーアセンブリ
128 スロット
130 本体
132 ハンドル
134 中空内側部分
136 ディフューザエレメント
137 Oリング
139 側壁
140 解放バルブ
142 解除アセンブリ
144 レバー
146 ロック部材
148 軸
150 部分
152 端
154 第2部分
156 第1アーム
158 第2アーム
160 トラニオン
162 ロックアーム
164 突起
166 スロット
168 底縁
170 傾斜面
172 付勢部材
174 キャップ
176 バルブ本体
178 ステム
180 ヘッド
182 開口
184 封止部材
186 表面
200,300 バルブアセンブリ
202 バルブ部材
204 開口
206 カップ部
208 円筒壁
210 凹領域
212 封止材
214 表面
216 バネ
218 フランジ
220 キャップ
302 第2封止材
304 表面
316 間隙

Claims (34)

  1. 中空内部を有するタンクと、
    このタンクに封止連結されるカバーと、
    このカバーに回動可能に連結された解除アセンブリと
    を備え、
    前記解除アセンブリは、前記中空内部に流体連結された解放バルブを有し、
    前記解除アセンブリは、第1位置と第2位置との間を移動可能であり、
    前記解放バルブは、動作位置、解除位置および非動作位置の間を移動可能である
    流体浄化装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記タンクはロック機構を有し、
    前記解除アセンブリは、前記動作位置および前記非動作位置で前記ロック機構と係合し、前記解除位置で前記ロック機構から回転して離れてロック解除されるロック部材を有し、
    前記解除アセンブリが前記動作位置から前記解除位置に回転するとき、前記解放バルブが開くと同時に前記ロック部材がロック解除される
    ことを特徴とする流体浄化装置。
  3. 請求項1に記載の装置において、
    前記ロック部材と前記解放バルブとの間に連結されるレバーを備え、このレバーは前記解放バルブに動作連結される部分を有し、
    前記解放バルブはさらに、第1端に配置されたカップ部を有するバルブ部材を備え、このバルブ部材の開口している第2端は、前記レバーに選択的に係合する
    ことを特徴とする流体浄化装置。
  4. 請求項3に記載の装置において、
    前記カップ部と前記カバーまたは前記タンクの一方との間に動作可能に配置された第1封止部材をさらに備え、前記封止部材は、前記動作位置にあるときに、前記カップ部および前記カバーまたは前記タンクの一方と封止係合する
    ことを特徴とする流体浄化装置。
  5. 請求項4に記載の装置において、
    前記第2端に連結したキャップ部材と、
    前記キャップ部材と前記カバーまたは前記タンクの一方との間に動作可能に配置された第2封止部材と
    をさらに備え、
    前記第2封止部材は、前記非動作位置および前記解除位置にあるときに、前記カバーまたは前記タンクの一方と封止係合する
    ことを特徴とする流体浄化装置。
  6. 請求項3に記載の装置において、
    前記カップ部は、一端に凹領域を有し、この凹領域は前記タンクの中空内部に面する開口を有する
    ことを特徴とする流体浄化装置。
  7. 請求項3に記載の装置において、前記カップ部と前記カバーとの間に連結された付勢部材をさらに備え、この付勢部材は前記バルブ部材を前記非動作位置に付勢することを特徴とする流体浄化装置。
  8. 請求項7に記載の装置において、前記付勢部材は前記バルブ部材に1から900グラムの力を加えることを特徴とする流体浄化装置。
  9. 請求項8に記載の装置において、前記付勢部材は前記バルブ部材に2から450グラムの力を加えることを特徴とする流体浄化装置。
  10. 請求項9に記載の装置において、前記付勢部材は前記バルブ部材に5から100グラムの力を加えることを特徴とする流体浄化装置。
  11. 請求項9に記載の装置において、前記付勢部材は前記バルブ部材に約21グラムの力を加えることを特徴とする流体浄化装置。
  12. 請求項7に記載の装置において、前記付勢部材の付勢力に対する前記カップ部の表面積の割合は0.1から64mm/グラムであることを特徴とする流体浄化装置。
  13. 請求項12に記載の装置において、前記付勢部材の付勢力に対する前記カップ部の表面積の割合は0.1から32mm/グラムであることを特徴とする流体浄化装置。
  14. 請求項13に記載の装置において、前記付勢部材の付勢力に対する前記カップ部の表面積の割合は0.6から13mm/グラムであることを特徴とする流体浄化装置。
  15. 請求項14に記載の装置において、前記付勢部材の付勢力に対する前記カップ部の表面積の割合は約3mm/グラムであることを特徴とする流体浄化装置。
  16. 中空内部を有するタンクと、
    このタンクに封止連結されるカバーと、
    前記タンクと前記カバーとの一方に移動可能に連結されるレバーと、
    前記レバーに動作連結され、一端にカップ部が配置されたバルブ部材を有し、開放位置にあるとき前記中空内部と環境との間に流路を形成する解放バルブと、
    前記解放バルブに動作連結され、前記カップ部が液体に接していないときに前記バルブ部材を前記開放位置へと付勢する付勢部材と
    を備える流体浄化装置。
  17. 請求項16に記載の流体浄化装置において、前記カバーまたは前記タンクの一方に動作可能に配置された第1封止部材を備え、この第1封止部材は、前記カップ部が液体に接しているとき、前記中空内部を環境から封止することを特徴とする流体浄化装置。
  18. 請求項17に記載の流体浄化装置において、前記解除アセンブリは、前記バルブ部材の前記カップ部と反対側の端に連結されたキャップをさらに有することを特徴とする流体浄化装置。
  19. 請求項18に記載の流体浄化装置において、前記カバーと前記タンクとの一方と前記キャップとの間に動作配置された第2の封止部材をさらに備えることを特徴とする流体浄化装置。
  20. 請求項16に記載の装置において、前記付勢部材は前記バルブ部材に1から900グラムの力を加えることを特徴とする流体浄化装置。
  21. 請求項20に記載の装置において、前記付勢部材は前記バルブ部材に2から450グラムの力を加えることを特徴とする流体浄化装置。
  22. 請求項21に記載の装置において、前記付勢部材は前記バルブ部材に5から100グラムの力を加えることを特徴とする流体浄化装置。
  23. 請求項22に記載の装置において、前記付勢部材は前記バルブ部材に約21グラムの力を加えることを特徴とする流体浄化装置。
  24. 請求項16に記載の装置において、前記付勢部材の付勢力に対する前記カップ部の表面積の割合は0.1から64mm/グラムであることを特徴とする流体浄化装置。
  25. 請求項24に記載の装置において、前記付勢部材の付勢力に対する前記カップ部の表面積の割合は0.1から32mm/グラムであることを特徴とする流体浄化装置。
  26. 請求項25に記載の装置において、前記付勢部材の付勢力に対する前記カップ部の表面積の割合は0.6から13mm/グラムであることを特徴とする流体浄化装置。
  27. 請求項26に記載の装置において、前記付勢部材の付勢力に対する前記カップ部の表面積の割合は約3mm/グラムであることを特徴とする流体浄化装置。
  28. 流体浄化装置の動作方法において、
    解放バルブを非動作位置に付勢して、タンクの中空内部と前記流体浄化装置の外部との間に流路を形成し、
    前記タンクが流体で満たされたことに応答して前記解放バルブを閉じ、
    動作時には前記中空内部を加圧し、
    前記解放バルブの解放位置への移動に応答して、前記中空内部の圧を抜くと共にカバーをロック解除する
    ことを特徴とする流体浄化装置の動作方法。
  29. 請求項28に記載の方法において、前記解放バルブを閉じることで、前記解放バルブのカップ部に対して流体の圧力が加えられることを特徴とする流体浄化装置の動作方法。
  30. 請求項28に記載の方法において、前記中空内部の圧力抜きと、前記カバーのロック解除とが同時に生じることを特徴とする流体浄化装置の動作方法。
  31. 請求項28に記載の方法において、前記中空内部が流体に接していないことに応答して、前記解放バルブが前記非動作位置へ移動することを特徴とする流体浄化装置の動作方法。
  32. 請求項28に記載の方法において、前記解放バルブが前記動作位置にあるとき、前記解放バルブを第1の封止材で封止することを特徴とする流体浄化装置の動作方法。
  33. 請求項32に記載の方法において、前記解放バルブが前記非動作位置にあるとき、前記解放バルブを第2の封止材で封止することを特徴とする流体浄化装置の動作方法。
  34. 請求項28に記載の方法において、前記解放バルブへの付勢力に対する前記解放バルブの表面積の割合は約3mm/グラムであることを特徴とする流体浄化装置。

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