JP2020068839A5 - - Google Patents

Description

従来より、シルク印刷で部品番号等が示される基板を備える遊技機が提案されている（例えば、特許文献１）。基板は、所定色のレジスト液が塗布されることで高反射率とする装飾性を高めるものもある。

特開２００６−１４１６８３号公報（段落［００４７］、段落［００４８］、及び図３）

しかしながら、シルク印刷より、基板の回路の構成が推察されて基板の回路が不正に改変されるという不正行為が行われるおそれがあった。

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、不正対策を講じることができる遊技機を提供することにある。

上記した目的を達成するために、本発明においては、
複数の基板が搭載された遊技盤を有する遊技機であって、
前記遊技盤は、
遊技者が視認困難な位置に配置される第１部材と、
前記第１部材に取り付けられ、実装された部品によって回路が形成される第１基板と、
遊技者が視認容易な位置に配置される第２部材と、
前記第２部材に取り付けられ、実装された部品によって回路が形成される第２基板と、
を備え、
前記第１基板は、実装部品を特定可能な部品番号が記された表示部として、部品が実装される基板面に付された絶縁性塗料による塗膜上に別の絶縁性塗料を付して形成された特定表示部を有し、
前記第２基板は、前記特定表示部を基板両面に一切設けないように構成されており、
当該第２基板の実装面には、発光体が実装されている、
ことを特徴とする。

本発明の遊技機においては、不正対策を講じることができる。

Claims (1)

1. 複数の基板が搭載された遊技盤を有する遊技機であって、
   前記遊技盤は、
   遊技者が視認困難な位置に配置される第１部材と、
   前記第１部材に取り付けられ、実装された部品によって回路が形成される第１基板と、
   遊技者が視認容易な位置に配置される第２部材と、
   前記第２部材に取り付けられ、実装された部品によって回路が形成される第２基板と、
   を備え、
   前記第１基板は、実装部品を特定可能な部品番号が記された表示部として、部品が実装される基板面に付された絶縁性塗料による塗膜上に別の絶縁性塗料を付して形成された特定表示部を有し、
   前記第２基板は、前記特定表示部を基板両面に一切設けないように構成されており、
   当該第２基板の実装面には、発光体が実装されている、
   ことを特徴とする遊技機。