JP2020067968A - 充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】充電施設の使用可能な時間帯を広げ、かつ、駐車場の使用時間帯を厳守させることが可能な充電システムを提供する。【解決手段】車両6または運転者61の少なくとも一方(対象)に固有の対象情報の入力を受け付ける情報受付部44、受け付けられた対象情報により、車両6の充電を許可するか否かを決定する充電許可決定部41、車両の充電が許可された場合、車両を充電する充電器4、充電完了後、予め設定されている第一の時間の範囲内に車両6が駐車場Pの外部に移動した場合に退出であると判定し、第一の時間の経過後に駐車場Pから移動しなかった場合に非退出であると判定する移動判定部43、非退出と判定された場合に予め設定されているペナルティ処理を実行するペナルティ処理実行部42と、を含む充電システム1を構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、電気自動車を充電する充電システムに関する。
電気自動車(EV:Electric Vehicle)やプラグインハイブリッド自動車(PHV:Plug-in Hybrid Vehicle)等のエコカーと呼ばれる車両が注目されている。エコカーは、二酸化炭素や窒素酸化物などの排出量が少ないため、環境意識の観点からガソリン車からの乗り換えが推奨されている。電気自動車とプラグインハイブリッド車は、動力の総てを電気とするか、一部にガソリンを使用するかの相違はあるものの、いずれも電気を充電するための充電設備が必要になる。このため、市中に設けられた充電設備を備えた充電スタンドの数は増加しつつある。このような充電スタンドの公知の技術は、例えば、特許文献1、特許文献2に記載されている。
特許文献1に記載の清算機は、充電設備を有する駐車場の利用によって生じる駐車料金を精算するためのものである。特許文献1には、清算機が駐車料金と充電の料金とを併せて清算することが記載されている。特許文献2に記載の充電システムは、車両の内部に搭載されている例えばETC車載器を使って充電電力の支払いをするものである。
特開2014−78249号公報 特開2014−73002号公報
上記特許文献1、特許文献2は、いずれも充電設備を備えた駐車場に適用される構成である。しかしながら、駐車場には使用できる時間帯に制限があるものも多く、また、併設されている施設の営業時間外の駐車が禁止されているものもある。このような駐車場では、使用が禁止されている時間帯には充電設備を使用することができず、充電設備の稼動効率が低下すると共に、電気自動車の使用を促進する観点からも望ましくない。
また、上記のことから、駐車場の使用が禁止されている時間帯に充電設備の使用を許可すると、充電設備の使用を完了せずに運転者がその場を離れて使用禁止時間帯であるにも関わらず駐車場が使用されることがある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、充電施設の使用可能な時間帯を広げ、かつ、駐車場の使用時間帯を厳守させることが可能な充電システムに関する。
本発明の充電システムは、車両または運転者の少なくとも一方である対象に固有の対象情報の入力を受け付ける情報受付部と、前記情報受付部において受け付けられた前記対象情報により、前記車両の充電を許可するか否かを決定する充電許可決定部と、前記充電許可決定部により前記車両の充電が許可された場合、前記車両を充電する充電設備と、前記充電設備による前記車両の充電により前記車両の充電量が予め設定されている設定値に達した後、予め設定されている第一の時間が経過するまでに前記車両が前記充電設備を含む予め設定されている範囲の外部に移動した場合に退出であると判定し、前記第一の時間が経過するまでに前記範囲から移動しなかった場合に非退出であると判定する移動判定部と、前記移動判定部により非退出と判定された場合に予め設定されているペナルティ処理を実行するペナルティ処理実行部と、を含む。
充電施設の使用可能な時間帯を広げ、かつ、駐車場の使用時間帯を厳守させることが可能な充電システムを提供する。
第一実施形態の充電システムを説明するための図である。 図1に示した充電システムの構成をより詳細に説明するための図である。 第一実施形態の充電システムにおいて実行される処理を説明するためのフローチャートである。 第二実施形態の充電システムを説明するための図である。 図4に示した充電システムの構成をより詳細に説明するための図である。 第二実施形態の充電システムにおいて実行される処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の第一実施形態及び第二実施形態を図面に基づいて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同様の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態の充電システム1を説明するための図である。図1は、第一実施形態の充電システムを、充電装置を備えた駐車場Pに適用した例を説明するための図である。ここで、駐車場Pは、駐車料金の課金がある有料駐車場、施設の利用者に無料で駐車が許可される無料駐車場のいずれであってもよい。ただし、第一実施形態の充電システムは、使用時間帯に制限がある駐車場に好適である。このような充電システム1は、例えば、商業施設(コンビニエンスストア、スーパーマーケット、百貨店等)、宿泊施設、屋外駐車場(ビル、マンション等)、カーディーラー、病院、コインパーキングに適用することができる。
さらに、第一実施形態の充電システム1は、駐車場Pの使用時間帯を除く時間帯(例えば深夜から早朝にかけては閉鎖される等)に適用することができる。すなわち、充電システム1は、駐車場Pを使用時間帯には従前通り有料または無料の駐車場として機能させ、閉鎖される時間帯には認証を受けた充電客だけが利用できるようにすることができる。このように構成すると、駐車場Pの使用時間帯を変更することなく稼動率を高めることができる。
図1に示した充電システムは、駐車場Pに充電器4と、充電器4による充電を制御する充電コントローラー3と、を備えて構成されている。また、第一実施形態の充電システムは、駐車場Pの出入り口にカメラ5を備えている。
図2は、図1に示した充電システム1の構成をより詳細に説明するための図である。図示するように、充電コントローラー3は、車両6または車両6の運転者61の少なくとも一方(以下、「対象」と記す)に固有の対象情報の入力を受け付ける情報受付部44と、情報受付部44において受け付けられた対象情報により、車両の充電を許可するか否かを決定する充電許可決定部41と、充電器4による車両6の充電により車両6の充電量が予め設定されている設定値に達した後、予め設定されている第一の時間が経過するまでに車両6が充電器4を含む予め設定されている範囲の外部に移動した場合に退出であると判定する。本実施形態では、予め設定されている範囲を駐車場Pとする。また、充電コントローラー3は、第一の時間が経過するまでに駐車場Pから移動しなかった場合に非退出であると判定する移動判定部43と、移動判定部43により非退出と判定された場合に予め設定されているペナルティ処理を実行するペナルティ処理実行部42と、を備えている。
上記において、ペナルティ処理実行部42によって実行されるペナルティ処理は、非退出と判定された車両6の運転者61が意図しない処理をいい、運転者61に不利益を与えることが好ましい。運転者61にとっての不利益とは、例えば、車両6の移動の制限、運転者61に対する課金及び駐車場Pから移動しないことに対する警告等をいう。
また、本実施形態では、車両6の充電量が予め設定されている設定値に達したことによって充電コントローラー3が車両6の充電完了を判断し、充電を停止させている。このため、本実施形態では、車両6の充電量が予め設定されている設定値に達したことを、以降「充電が完了した」とも記す。つまり、本実施形態でいう充電完了のタイミングは、車両6からケーブルCが取り外されたタイミングをいうものではない。このような処理によれば、例えば、運転者61が車両6にケーブルCを接続したまま充電完了から第一の時間が経過した後にケーブルCを取り外した場合にもペナルティ処理を課すことができる。
上記において、「退出」は、単に車両6が駐車場Pの外部に移動することを指すのではなく、充電完了から第一の時間が経過するまでに退出することをいう。また、「非退出」は、単に車両6が駐車場Pの外部に移動しないことを指すのではなく、充電完了から第一の時間が経過後するまでに退出していないことをいう。
図2に示した情報受付部44、充電許可決定部41、移動判定部43及びペナルティ処理実行部42は、いずれもプログラム等のソフトウェアがCPUやメモリ等のハードウェアを使って実現する機能である。
さらに、第一実施形態の充電システム1では、対象に関する対象情報を記憶する記憶部であるデータベース21をさらに備えている。充電許可決定部41は、対象情報により車両の充電を許可するかを否か決定する。
データベース21は、充電コントローラー3と情報の授受が可能な記憶装置であればよく、例えば、充電コントローラー3とネットワーク網により通信するサーバ装置2に設けられるものであってもよい。
以下、上記構成について順に説明する。
(データベース)
データベース21は、例えば充電システム1の管理者によって管理されている。データベース21は、対象の消費活動、対象が属するグループ及び対象がした契約に関する情報の少なくとも一つを対象情報として記憶している。第一実施形態では、対象に関する消費活動の情報が記録されている消費活動データ211、対象が所属する組織に関する情報が記録されている所属データ212、対象がした契約に関する情報が記録されている契約データ213がデータベース21に蓄積されている。
消費活動データ211は、例えば運転者61が駐車場Pが併設されている施設毎に施設で行った消費活動に関する情報の蓄積を含んでいる。消費活動の情報は、例えば、買い物や食事等により支払った金額の情報や利用した店舗等の情報であってもよい。所属データ212は、例えば運転者61の居住する住宅や勤務する会社等の情報であってもよい。契約データ213は、例えば運転者61が会員になっているサービスや車両6が登録されているサービス等の情報を指す。
なお、データベース21には、上記のデータの他、消費活動データ211、所属データ212及び契約データ213が保存されている対象の指名、年齢及び連絡先(電話番号や通信機器のアドレス)等の基礎的なデータが保存されている。
[充電コントローラー]
充電コントローラー3は、ユーザーインタフェースを備えるとともに、充電サービスの事業者が会員認証や課金の管理等を行うための通信機能、ICカードのタッチ認識機能及び単色蛍光表示管を使ったモニターを搭載している。通信機能には、例えばW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)が用いられている。
充電コントローラー3は、充電器4に車両6のケーブルCが接続されたとき、車両6の車両コンピュータ(図示せず)と車内通信網を介して通信する。車内通信網は、充電コントローラー3と車両コンピュータとを車両6の側の給電線とを接続端子を含むインレットで接続する。
充電コントローラー3は、充電器4と車両6との接続確認等のCPLT機能を実現するためのCPU(Central Processing Unit)やメモリ等と共にケーブルCがインレットに接続されたことを検知する接続検知回路を有している。ケーブルCのプラグがインレットに接続された場合、接続検知回路内の抵抗の抵抗値が変化する。充電コントローラー3は、抵抗値の変化によってケーブルCの接続のみならず、充電中であることや終了を検知する。また、充電コントローラー3は、ケーブルCの接続を検知した場合、充電器4を起動させるための起動信号を充電器4に出力する。
また、充電コントローラー3は、ケーブルCまたは専用の制御線(図示せず)を介して車両6の車両コンピュータと通信をすることができる。通信によって授受される情報としては、例えば、充電制御用の情報、車両認証用の情報、及び電気料金の決済に関する情報等がある。
また、充電コントローラー3は、情報受付部44、充電許可決定部41、移動判定部43及びペナルティ処理実行部42を備えている。
(情報受付部)
情報受付部44は、対象に固有の対象情報を受け付ける機能を有している。ここで、対象は、車両6であってもよいし、車両6を運転する運転者61であってもよい。車両6を対象とする対象情報は、例えば、車体番号やナンバー、あるいは車両6の所有者等が考えられる。また、運転者61を対象とする対象情報は、運転者61の氏名や年齢あるいはパスワード等がある。情報受付部44に対象情報を入力する方法は、対象者情報を送信する機能を有するICカード等を充電コントローラー3のタッチ認識機に接触させるものであってもよい。第一実施形態では、車両6のスマートキー7が送信する信号S1を対象情報に利用している。ICチップを埋め込んだ運転免許証は、充電コントローラー3側にICチップを読み取る機能を設ければ対象情報を送信するICカードとして利用し得る。さらに、対象情報は、例えば、充電コントローラー3が備えるインターフェースを介して手動で入力するものであってもよい。
(充電許可決定部)
充電許可決定部41は、車両の充電を許可するか否かを決定する。充電の許可の決定は、例えば、予め登録されている情報と対象情報との一致、不一致によって行うものであってもよい。第一実施形態では、充電許可決定部41がサーバ装置2に対象情報を送信して対象情報に一致する情報があるか否かを判断する(信号S2)。そして、消費活動データ211、所属データ212、契約データ213の少なくとも一つにより予め設定されている充電許可条件に対象情報が合致した場合に充電を許可するようにしてもよい。また、第一実施形態は、予め設定されている充電拒否条件に対象情報が合致している場合、または充電許可条件に対象情報が合致していない場合に充電を拒否するようにしてもよい。
上記充電許可条件は、例えば、特定の施設やクレジットカードで購入した商品の総額が10000円以上であれば1回無料で充電を許可する、というものであってもよい。このような充電許可条件により無料の充電を許可、または拒否する場合、充電許可決定部41は、消費活動データ211により運転者61の消費活動の情報を読み出す。そして、運転者61の消費の状況が充電許可条件に合致するか否か判定する。なお、消費活動データ211は、対象となっている施設やクレジットカード会社の管理側からサーバ装置2に提供されるものであってもよい。
また、充電許可条件は、例えば、運転者61が施設の従業員であれば無料で充電を許可する、というものであってもよい。このような充電許可条件により無料の充電を許可、または拒否する場合、充電許可決定部41は、所属データ212により運転者61の勤務先の情報を読み出す。そして、運転者61の勤務先が充電許可条件に合致するか否か判定する。なお、所属データ212は、対象となっている施設の管理側からサーバ装置2に提供されるものであってもよい。
さらに、充電許可条件は、例えば、予め充電サービスに登録して購入した料金の範囲で充電を許可する、というものであってもよい。このような充電許可条件により充電を許可、または拒否する場合、充電許可決定部41は、契約データ213により運転者61の充電サービスの登録の情報を読み出す。そして、運転者61の購入した料金が充電許可条件(購入した料金の残額が一回の充電料金以上)に合致するか否か判定する。なお、所属データ212は、充電サービスの管理側からサーバ装置2に提供されるものであってもよい。
また、上記の場合、「購入した料金の残額が一回の充電料金以下である」ことが充電拒否条件となる。充電許可決定部41による充電の許可、拒否の決定は、信号S3として充電器4に通知される。
(移動判定部)
移動判定部43は、充電器4による車両6の充電完了後、予め設定されている第一の時間の範囲内に車両6が充電器4を含む予め設定されている範囲の外部に移動した場合に退出であると判定し、第一の時間の経過後に範囲から移動しなかった場合に非退出であると判定する。ここで、充電の完了とは、充電によって車両6のバッテリの充電量が予め設定された量に達したタイミングをいう。予め設定された量は、満充電量であってもよいし、満充電量の70から90%であってもよい。満充電量に達する以前に充電を完了するのは、充電はバッテリの充電量が高まるにつれて時間がかかるようになり、充電量が変わらないのに充電時間が長くなることと、可充電によりバッテリの劣化等のリスクが発生することとによる。
また、第一実施形態は、例えば運転者61が70%等の充電量を指定してバッテリの充電量が70%になったタイミングで充電を終了するようにしてもよい、さらに、第一実施形態は、運転者61が例えば30分等の時間を指定して充電開始から30分後に充電を完了するものであってもよい。
移動判定部43は、タイマ431を備えている。そして、充電完了のタイミングからタイマ431の計時を開始し、第一の時間の計時が終了するまで待機する。そして、車両6が駐車場Pから退出したか否かを判定する。この判定は、例えば、図1及び図2に示したカメラ5により駐車場Pの出入り口を撮影し、撮影した画像に退出する車両6が写っていれば退出であると判定し、写っていなければ非退出と判定するものであってもよい。退出、非退出の判定の精度をさらに高めるためには、充電中に車両6が位置する場所にもカメラ5を設置して車両6を撮影し、充電が完了した車両6と出口を通過した車両6の特徴点が一致するか否かを移動判定部43が判定するものであってもよい。
また、第一実施形態は、カメラ5を使って車両6の退出、非退出を判定することに限定されるものではない。例えば、第一実施形態は、駐車場Pの充電器4から出入り口までの車両6が通過するルートに複数の赤外線センサを設けておき、車両6が発する熱によって退出を検知するものであってもよい。さらに、第一実施形態は、車両6が搭載しているGPS(Global Positioning System)により車両6の位置を検出して車両6が駐車場Pの外部に位置するか否かを判定するものであってもよい。
また、移動判定部43は、充電許可決定部41が車両6に充電を許可しなかった場合、第一の時間よりも短い第二の時間の範囲内に車両6が駐車場Pの外部に移動した場合に退出であると判定し、第二の時間の経過後に駐車場Pの外部に移動しなかった場合に非退出であると判定する。ペナルティ処理実行部42は、非退出であると判定され場合にペナルティ処理を実行する。つまり、第一実施形態では、対象情報に基づいて充電許可決定部41が充電を拒否した場合、移動判定部43が直ちに第二の時間の計時を開始する。第二の時間は、充電を行った場合に必要となるケーブルCの取外しや清算処理が不要であるから、第一の時間より短く設定し、使用時間帯外の駐車場Pの使用禁止を優先する。
(ペナルティ処理実行部)
ペナルティ処理実行部42は、移動判定部43により非退出と判定された場合に予め設定されているペナルティ処理を実行する。第一実施形態のペナルティ処理は、例えば、移動判定部43が非退出であると判定した場合、少なくともテキストを含む画像、音及び光の少なくとも一つを用いて車両6を移動させるように運転者61に警告する処理であってもよい。少なくともテキストを含む画像とは、テキストのみを含むものであってもよいし、テキストとイラスト、図形、シンボル等を含むものであってもよい。ここでテキストのみの画像は、テキストの形状やレイアウトを含む全体をいう。画像は、充電コントローラー3の図示しないディスプレイ画面に表示されるものであってもよいし、警告に使用される画像を表示するディスプレイを別途設けるものであってもよい。
音による警告は、例えば、合成音声等による発話であってもよいし、アラームやサイレン等の単なる音であってもよい。発話または音は、充電コントローラー3の図示しないスピーカーから出力されるものであってもよいし、警告に使用されるスピーカーを別途設けるものであってもよい。警告に使用される発話は、例えば、「駐車場は使用時間帯外です、退出して下さい」等の退出を促す内容であることが好ましい。また、警告に使用される音は、アラームやサイレン及びそれらに類似した注意喚起に好適な音であることが好ましい。
光による警告は、例えば、LED(Light Emitting Diode)等を光源にして行うことができる。また、光は、回転灯や明滅光等の注意喚起に効果的な態様であることが好ましい。警告に使用される光の光源は、出入り口の付近に設けられて駐車場Pの外部から視認可能なことが好ましい。このようにすれば、警備員等が駐車場Pの不正使用に気付き易くなる。
また、第一実施形態は、ペナルティ処理を上記処理に限定するものではなく、充電完了後または充電が拒否されたとき退出しない対象に対してペナルティを課すものであればよい。他のペナルティ処理としては、例えば、退出しない車両に対して駐車場P内に駐車する時間に応じた駐車料金を課することが考えられる。また、ペナルティ処理は、非退出を繰り返す対象について充電器4の使用を禁止するものであってもよい。その他、ペナルティ処理は、退出しないことに対して運転者61に不利益を与えるものであればどのような処理であってもよい。
さらに、第一実施形態では、充電器4による車両6の充電完了後、第一の時間の範囲内に車両が退出したと移動判定部43が判定した場合、対象情報に対応して予め設定されている通信装置に特典情報を送信する送信部をさらに備えるようにしてもよい。このような構成は、例えば、次のようにして実現できる。車両6が適正に退出したと判断した場合、移動判定部43は対象情報と共に退出が適正にされたことを示す情報をサーバ装置2に送信する。サーバ装置2には対象に対応付けられた通信装置の登録情報が保存されていて、サーバ装置2は対象に対応する通信装置に特典情報を送信する。
特典情報は、例えば、駐車場Pが併設されている施設の情報であってもよい。施設が商業施設である場合、商業施設の明日の割引率が高い商品を示す情報を特典情報とすることができる。また、サーバ装置2は、施設で使用できるクーポン券等を特典情報として送信することができる。
充電器4は、電気自動車に充電可能なものであればどのような形式のものであってもよい。第一実施形態では、例えば充電器4をポール型、ケーブルありの普通充電器で電圧が200Vのものとした。ただし、充電器4は、コンセント型の充電器であってもよいし、電圧が100Vのものであってもよい。
図3は、以上説明した第一実施形態の充電システム1において実行される処理を説明するためのフローチャートである。第一実施形態では、充電コントローラー3が、対象情報を取得する(ステップS301)。充電コントローラー3では、続いて充電許可決定部41がデータベース21にアクセスし、対象者情報を消費活動データ211に照会する。そして、対象者情報が消費活動データ211の充電許可条件に合致するか否かを判定する(ステップS302)。照会の結果、対象情報が消費活動データ211の充電許可条件に合致する場合(ステップS302:Yes)、充電許可決定部41が充電器4に対して信号S3を送信して充電器4の充電機能を立ち上げることにより充電を許可する(ステップS305)。
一方、ステップS302において対象情報が合致しない場合(ステップS302:No)、充電許可決定部41は、所属データ212に対象情報を照会する。そして、対象者情報が所属データ212の充電許可条件に合致するか否かを判定する(ステップS303)。照会の結果、対象情報が所属データ212の充電許可条件に合致する場合(ステップS303:Yes)、充電許可決定部41が充電器4に対して信号S3を送信して充電器4の充電機能を立ち上げることにより充電を許可する(ステップS305)。
また、ステップS303において対象情報が合致しない場合(ステップS303:No)、充電許可決定部41は、契約データ213に対象情報を照会する。そして、対象者情報が契約データ213の充電許可条件に合致するか否かを判定する(ステップS304)。照会の結果、対象情報が契約データ213の充電許可条件に合致する場合(ステップS304:Yes)、充電許可決定部41が充電器4に対して信号S3を送信して充電器4の充電機能を立ち上げることにより充電を許可する(ステップS305)。
ステップS304において、対象情報が契約データ213の充電許可条件に合致しない場合(ステップS304:No)、充電許可決定部41は、充電拒否の決定をする(ステップS306)。
移動判定部43は、充電が許可された場合には充電完了後、拒絶された場合には直ちにタイマ431によって第一の時間または第二の時間の計時を開始する(ステップS307)。計時の終了後、移動判定部43は、カメラ5から送られてくる撮影画像等に基づいて車両6の退出を判定する(ステップS308)。判定の結果、車両6の退出が認められれば充電コントローラー3は新たな車両の進入に備えて対象情報の取得に備える(ステップS308:Yes)。また、移動判定部43は、非退出であると判定した場合(ステップS308:No)、ペナルティ処理実行部42に非退出を通知する。ペナルティ処理実行部42は、通知に応じてディスプレイに画像を表示する、回転灯を点灯する、あるいはアラーム音等を発生して警告処理を実行する(ステップS309)。
以上説明した第一実施形態の充電システムは、情報受付部が車両または運転者の少なくとも一方である対象に固有の対象情報の入力を受け付けるから、車両固有の信号を出力するスマートキーやキーレスキーを使って対象情報を送信することができる。このため、第一実施形態の充電システムは、ETC(Electronic Toll Collection)システムを搭載していない車両にも適用することができる。さらに、第一実施形態の充電システムは、運転者を対象にすることにより、クレジットカードやICチップ搭載の運転免許証により対象情報を送信することも考えられる。
また、第一実施形態の充電システムは、車両の充電完了後、第一の時間の範囲内に車両が駐車場Pの外部に退出したか否かを判定し、第一の時間の経過後にも退出していない場合には非退出であるとしてペナルティ処理を課すことができる。このため、第一実施形態の充電システムは、使用禁止時間帯の駐車場Pに車両6が留まることを禁止ししながら充電器4を有効に活用することができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態の充電システムを説明する。図4は、第二実施形態の充電システム11を説明するための図である。第二実施形態は、出入り口にゲートGを設けている点と、充電許可決定部41の決定及び移動判定部43の判定の結果に基づいてゲートGの開閉を制御する点で第一実施形態と相違している。
図5は、図4に示した充電システム11の構成をより詳細に説明するための図である。充電システム11は、駐車場Pの外部にあって、車両の進入を阻止可能なゲートGと、充電許可決定部41が充電を許可した場合にゲートGを開放し、充電を許可しない場合にゲートGの開放を拒否するゲート開閉部9と、をさらに含む点で第一実施形態と相違する。
第二実施形態の充電システムは、ゲートGによって充電を許可する車両6の駐車場Pへの進入を許可し、充電を拒否する車両6への進入を拒否している。このような第二実施形態は、駐車場Pの外部において対象者情報を受信する必要がある。しかし、スマートキー7を対象情報の送信に使用する場合、スマートキー7の信号がゲートGの外側から充電コントローラー3に届かないことが考えられる。そこで、第二実施形態は、ゲート開閉部9を設けてゲート開閉部9が対象情報を受け付けている。第二実施形態では、運転者61が駐車場Pから退出する際にもゲート開閉部9に対象情報を送信し、ゲート開閉部9が対象情報を充電コントローラー3に中継する。充電コントローラー3の移動判定部43は、ゲート開閉部9に中継された対象者情報により車両6の退出を検出する。
ゲート開閉部9は、充電コントローラー3に対象情報を中継する。対象情報は、ゲート開閉部9を介して情報受付部44に受け付けられる。以降、第一実施形態と同様に、充電許可決定部41が対象情報により車両6への充電の許可、拒否を決定する。決定の結果を示す信号はS4としてゲート開閉部9に受信され、ゲート開閉部9は、充電許可の決定によりゲートGを開放する。また、ゲート開閉部9は、充電拒否の決定によりゲートGの開放を拒否する。
さらに、第二実施形態では、例えば、充電開始にあたってもスマートキー7により充電コントローラー3に対象情報を送信して充電を開始するようにしてもよい。このような場合、充電コントローラー3は、充電の完了を検出して第一の時間の計時を開始する。そして、計時が完了するまでにゲート開閉部9から充電が完了した車両6の対象情報が送信されてきたか否かによってゲートG開閉の制御をゲート開閉部9に指示するようにしてもよい。
図6は、第二実施形態の充電システム11において実行される処理を説明するためのフローチャートである。第二実施形態では、充電コントローラー3が、ゲート開閉部9を介して対象情報を取得する(ステップS601)。充電コントローラー3では、続いて充電許可決定部41がデータベース21にアクセスし、対象者情報を消費活動データ211、所属データ212及び契約データ213の順で照会する(ステップS602、S603、S604)。充電許可決定部41は、消費活動データ211、所属データ212及び契約データ213の少なくとも一つの充電許可条件に合致した場合、充電器4に対して信号S3を送信して充電を許可する(ステップS605)。また、充電許可決定部41は、消費活動データ211、所属データ212及び契約データ213のいずれの充電許可条件にも合致しなかった場合、または充電拒否条件に合致した場合に充電拒否を決定する(ステップS608)。
また、第二実施形態では、充電許可決定部41が充電を許可した場合に充電コントローラー3がゲート開閉部9にゲートGの開放を指示する信号を送信し(ステップS606)、予め設定されている時間の経過後にゲート開閉部9に向けてゲートGの閉鎖を指示する信号を送信する(ステップS607)。ここで、ゲートGの開放の指示と閉鎖の指示との時間間隔はいったん停止した車両6が走行してゲートGを通過できる時間である。このような処理により、第二実施形態は、充電が許可された対象だけを駐車場P内に進入させ、進入後はゲートGを閉鎖して他者の進入を防ぐことができる。
移動判定部43は、充電の完了後にタイマ431によって第一の時間の計時を開始する(ステップS609)。移動判定部43は、計時が完了するまでにゲート開閉部9から送信されてきた対象情報と充電が完了した対象の対象情報とを比較して車両6の退出を判定する(ステップS610)。移動判定部43は、両者が一致した場合に車両6が退出すると判定し(ステップS610:Yes)、ゲート開閉部9に対してゲート開放を指示する信号を送信する(ステップS613)。ゲート開閉部9は、ゲート開放の指示によりゲートGを開放するための機構を動作させ、ゲートGを開放する。このとき、車両6は、第一の時間の計時開始から終了までの間に充電位置からゲートGの近傍にまで移動して、ゲートGが開放されるまで待機する。ゲートGが開放されたことにより、車両6は、ゲートGから駐車場Pの外部に退出可能になる。移動判定部43は、車両6がゲートGを通過するのに適正な時間を計時した後、この時間の経過後にゲート閉鎖を指示する信号をゲート開閉部9に送信する(ステップS614)。
なお、第二実施形態は、上記の動作に限定されるものではない。例えば、第二実施形態は、車両6の退出後、所定の時間の経過後にゲート閉鎖を指示するものに限定されず、車両6の通過を検知してゲートを閉鎖するようにしてもよい。車両6を検知する機構としては、例えば、光学的なセンサが用いられる。具体的には、例えば、第二実施形態では、レーザ光を投光する投光部と、このレーザ光を受光する受光部とを一対としてゲートGの幅方向の両端にそれぞれ設け、投光されたレーザ光が車両6によって遮断された後に再び受光部に受光されるようになったことを検出してもよい。また、第二実施形態では、ゲートGの近傍に画像を撮影するカメラを設置し、カメラに撮影された画像から手動または自動で車両6を認識して車両6の通過を確認するようにしてもよい。
また、移動判定部43は、充電完了から第一の時間が経過するまでにゲート開閉部9から充電が完了した車両6に該当する対象情報が送信されてこない、または充電が完了した車両6の対象情報と異なる対象情報が送信されてきた場合、車両6が非退出状態であると判断する(ステップS610:No)。このとき、移動判定部43は、ペナルティ処理実行部42に対して車両6が非退出であることを通知する。ペナルティ処理実行部42は、通知に応じてディスプレイに画像を表示する、回転灯を点灯する、あるいはアラーム音等を発生して警告処理を実行する(ステップS611)。
また、第二実施形態では、移動判定部43が車両6について非退出であると判定した場合、ペナルティ処理実行部42は、車両6が駐車場P内にいる時間に応じた課金情報を対象情報に対応付けて作成してもよい。作成された課金情報は、サーバ装置2に送信されて後日請求されるものであってもよい。また、課金情報をゲート開閉部9に送信し、運転者61が対象情報をゲート開閉部9に入力すると共に課金を清算することを条件にゲートGを開放するようにしてもよい。また、このような場合、ゲート開閉部9は、対象情報の中継、ゲートGの開閉制御に加えて清算機能をも有するように構成される。
具体的には、図6に示すように、移動判定部43は警告処理の後に再び対象の退出を判定する(ステップS612)。この結果、未だ車両6が退出していないと判断された場合(ステップS612:No)、ペナルティ処理実行部42は、充電完了からの経過時間に応じて課金情報を作成する(課金処理)を実行する(ステップS615)。第二実施形態では、一定の時間周期で車両6の退出を判定する。そして、車両6が非退出であると判定される都度課金情報を更新している。
ステップS612において移動判定部43が、車両6が退出したと判断した場合(ステップS612:Yes)、ペナルティ処理実行部42は、ゲート開閉部9にゲートGの開放を指示する信号を送信し(ステップS613)、所定の時間の経過後にゲートGの閉鎖を指示する信号を送信する(ステップS614)。
以上説明した第二実施形態は、ゲートGにより充電が拒否される対象を駐車場P内に進入させないので、使用禁止時間帯の駐車場Pに進入する対象を最小限に抑えることができる。また、第二実施形態は、第一実施形態と同様に、充電器4の使用効率を高めることができる。
また、第二実施形態のペナルティ処理は、上記のものに限定されるものではない。第二実施形態は、車両6の進入後、移動判定部43が車両6の非退出を判断した場合には、ペナルティ処理実行部42がゲート開閉部9にゲートGの開放を拒否するように指示するものであってもよい。このようにすれば、充電完了後も駐車場Pに不当に駐車し続ける対象にペナルティを課すことができ、繰り返し不当な行為を行うことを防ぐことができる。
なお、上記「開放の拒否」は、ゲートGにロック機構を設け、ロック機構を開錠しないようにするものであってもよい。また、「開放の拒否」は、ゲートGが二本または一本のゲートバーが支点を中心に上下または左右に回動して開閉する構造である場合、ゲートGの閉鎖状態からゲートバーが回動しないようにするものであってもよい。
上記実施形態および実施例は以下の技術思想を包含するものである。
<1> 車両または運転者の少なくとも一方である対象に固有の対象情報の入力を受け付ける情報受付部と、前記情報受付部において受け付けられた前記対象情報により、前記車両の充電を許可するか否かを決定する充電許可決定部と、前記充電許可決定部により前記車両の充電が許可された場合、前記車両を充電する充電設備と、前記充電設備による前記車両の充電により前記車両の充電量が予め設定されている設定値に達した後、予め設定されている第一の時間が経過するまでに前記車両が前記充電設備を含む予め設定されている範囲の外部に移動した場合に退出であると判定し、前記第一の時間が経過するまでに前記範囲から移動しなかった場合に非退出であると判定する移動判定部と、前記移動判定部により非退出と判定された場合に予め設定されているペナルティ処理を実行するペナルティ処理実行部と、を含む充電システム。
<2> 前記ペナルティ処理実行部は、前記移動判定部が非退出であると判定した場合、少なくともテキストを含む画像、音及び光の少なくとも一つを用いて、前記車両を移動させるように警告する、<1>の充電システム。
<3> 前記充電許可決定部が充電を許可しなかった場合、前記移動判定部は、前記第一の時間よりも短い第二の時間が経過するまでに前記車両が前記範囲の外部に移動した場合に退出であると判定し、前記第二の時間が経過するまでに前記範囲から移動しなかった場合に非退出であると判定し、前記ペナルティ処理実行部は、前記非退出であると判定された場合に前記ペナルティ処理を実行する、<1>または<2>の充電システム。
<4> 前記範囲の外部にあって、前記車両の進入を阻止可能なゲートと、
前記充電許可決定部が前記充電を許可した場合に前記ゲートを開放し、充電を許可しない場合に前記ゲートの開放を拒否するゲート開閉部と、をさらに含む、<1>から<3>のいずれか一項に記載の充電システム。
<5> 前記車両の進入後、前記移動判定部が前記車両の前記非退出を判定した場合には、前記ペナルティ処理実行部は前記ゲート開閉部に前記ゲートの開放を拒否するように指示する、<4>の充電システム。
<6> 前記移動判定部が前記車両を前記非退出であると判定した場合、前記ペナルティ処理実行部は、前記車両が前記範囲内にいる時間に応じた課金情報を前記対象情報に対応付けて作成する、<1>から<4>のいずれか一つの充電システム。
<7> 前記対象に関する対象情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記充電許可決定部は、前記対象情報により前記車両の充電を許可するか否かを決定する、<1>から<6>のいずれか一つの充電システム。
<8> 前記記憶部は、前記対象の消費活動、前記対象が属するグループ及び前記対象がした契約に関する情報の少なくとも一つを前記対象情報として記憶する、<7>の充電システム。
<9> 前記充電設備による前記車両の充電により前記車両の充電量が前記設定値に達した後、前記移動判定部が前記退出と判定した場合、前記対象情報に対応して予め設定されている通信装置に特典情報を送信する送信部をさらに備える、<1>から<8>のいずれか一つの充電システム。
1・・・充電システム
2・・・サーバ装置
3・・・充電コントローラー
4・・・充電器
5・・・カメラ
6・・・車両
7・・・スマートキー
9・・・ゲート開閉部
11・・・充電システム
21・・・データベース
41・・・充電許可決定部
42・・・ペナルティ処理実行部
43・・・移動判定部
44・・・情報受付部
61・・・運転者
211・・・消費活動データ
212・・・所属データ
213・・・契約データ
431・・・タイマ

Claims (9)

  1. 車両または運転者の少なくとも一方である対象に固有の対象情報の入力を受け付ける情報受付部と、
    前記情報受付部において受け付けられた前記対象情報により、前記車両の充電を許可するか否かを決定する充電許可決定部と、
    前記充電許可決定部により前記車両の充電が許可された場合、前記車両を充電する充電設備と、
    前記充電設備による前記車両の充電により前記車両の充電量が予め設定されている設定値に達した後、予め設定されている第一の時間が経過するまでに前記車両が前記充電設備を含む予め設定されている範囲の外部に移動した場合に退出であると判定し、前記第一の時間が経過するまでに前記範囲から移動しなかった場合に非退出であると判定する移動判定部と、
    前記移動判定部により非退出と判定された場合に予め設定されているペナルティ処理を実行するペナルティ処理実行部と、を含む充電システム。
  2. 前記ペナルティ処理実行部は、前記移動判定部が非退出であると判定した場合、少なくともテキストを含む画像、音及び光の少なくとも一つを用いて、前記車両を移動させるように警告する、請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記充電許可決定部が充電を許可しなかった場合、前記移動判定部は、前記第一の時間よりも短い第二の時間が経過するまでに前記車両が前記範囲の外部に移動した場合に退出であると判定し、前記第二の時間が経過するまでに前記範囲から移動しなかった場合に非退出であると判定し、前記ペナルティ処理実行部は、前記非退出であると判定された場合に前記ペナルティ処理を実行する、請求項1または2に記載の充電システム。
  4. 前記範囲の外部にあって、前記車両の進入を阻止可能なゲートと、
    前記充電許可決定部が前記充電を許可した場合に前記ゲートを開放し、充電を許可しない場合に前記ゲートの開放を拒否するゲート開閉部と、をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の充電システム。
  5. 前記車両の進入後、前記移動判定部が前記車両の前記非退出を判定した場合には、前記ペナルティ処理実行部は前記ゲート開閉部に前記ゲートの開放を拒否するように指示する、請求項4に記載の充電システム。
  6. 前記移動判定部が前記車両を前記非退出であると判定した場合、前記ペナルティ処理実行部は、前記車両が前記範囲内にいる時間に応じた課金情報を前記対象情報に対応付けて作成する、請求項1から4のいずれか一項に記載の充電システム。
  7. 前記対象に関する対象情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記充電許可決定部は、前記対象情報により前記車両の充電を許可するか否かを決定する、請求項1から6のいずれか一項に記載の充電システム。
  8. 前記記憶部は、前記対象の消費活動、前記対象が属するグループ及び前記対象がした契約に関する情報の少なくとも一つを前記対象情報として記憶する、請求項7に記載の充電システム。
  9. 前記充電設備による前記車両の充電により前記車両の充電量が前記設定値に達した後、前記移動判定部が前記退出と判定した場合、前記対象情報に対応して予め設定されている通信装置に特典情報を送信する送信部をさらに備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の充電システム。
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