JP2020067631A - 車両用表示装置 - Google Patents

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軒介 大澤
Kensuke Oosawa
軒介 大澤
知彦 成瀬
Tomohiko Naruse
知彦 成瀬
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Abstract

【課題】ディレーティング時における画面の視認性低下が抑制される表示装置を提供する。【解決手段】表示装置10に備わるバックライト30は、LCDパネル20を照明する。温度検出部40は、LCDパネル20の設置雰囲気の温度を検出する。ディレーティング処理部51は、温度検出部40が検出した温度が所定温度Ta1以上のとき、バックライト30に流れる電流を低減する。ブライトネス調整部52は、ディレーティング処理部51がバックライト30の電流を低減するとき、画面輝度の変化が抑制されるようにLCDパネル20の光の透過率を調整する。このようにディレーティングによりバックライト30の発光量が減少しても、LCDパネル20の光の透過率が調整されることで発光量減少分が補われる。そのため、見かけ上、表示装置10の画面が暗くなる現象が抑えられる。したがって、画面の視認性低下が抑制される。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
従来、LCDパネルを過熱から保護するために、LCDパネルの高温時にバックライトの電流を減少させるディレーティングと呼ばれる制御が行われている。例えば、特許文献1には、ディレーティングを行うディレーティング手段を備える車両用表示装置が記載されている。
特開2015−168280号公報
しかしながら、ディレーティングが行われるとバックライトの発光量が減少するため、表示装置の画面が暗くなり、視認性が低下する。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、ディレーティング時における画面の視認性低下が抑制される車両用表示装置を提供することにある。
本発明の車両用表示装置は、車両内に設置され、LCDパネル、バックライト、温度検出部、ディレーティング処理部およびブライトネス調整部を備える。バックライトは、LCDパネルを照明する。温度検出部は、LCDパネルの温度またはLCDパネルの設置雰囲気の温度を検出する。ディレーティング処理部は、温度検出部が検出した温度が所定温度以上のとき、バックライトに流れる電流を低減する。ブライトネス調整部は、ディレーティング処理部がバックライトの電流を低減するとき、画面輝度の変化が抑制されるようにLCDパネルの光の透過率を調整する。
本発明によれば、ディレーティングによりバックライトの発光量が減少しても、LCDパネルの光の透過率が調整されることで発光量減少分が補われる。そのため、見かけ上、車両用表示装置の画面が暗くなる現象が抑えられる。したがって、画面の視認性低下が抑制される。これにより、ディレーティング実行時の使用者の違和感を少なくすることができる。
第一実施形態による車両用表示装置の設置図。 第一実施形態による車両用表示装置の構成図。 第一実施形態による車両用表示装置のLCDパネルの定格電流と設置雰囲気温度との関係を示すディレーティング曲線。 第一実施形態による車両用表示装置の制御部の制御処理を説明するフローチャート。 第二実施形態による車両用表示装置の構成図。 第二実施形態による車両用表示装置の制御部の制御処理を説明するフローチャート。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第一実施形態)
第一実施形態による車両用表示装置(以下、表示装置)について、図1〜4を参照して説明する。図1に示すように、車両1に用いられる表示装置10は、車両1内であって、前座席2、3を備える車室4の上部の天井15付近に設置されている。表示装置10は、例えばミラーレス車において後写鏡に代えて設けられるカメラモニタリングシステムのモニタとして使用される。本実施形態では、表示装置10はフロントガラス12上に2つ設けられている。一方の表示装置10は右側のフロントピラー11近傍に配置され、他方の表示装置10は左側のフロントピラー11近傍に配置されている。表示装置10には、車両1側方および後方の画像が表示される。
図2に示すように、表示装置10は、LCDパネル20、バックライト30、温度検出部40、および制御部50を備える。
バックライト30は、例えばLEDバックライトであり、LCDパネル20を背面から照明する。
温度検出部40は、例えばサーミスタから構成され、表示装置10に内蔵される。温度検出部40は、LCDパネル20の設置雰囲気の温度を検出する。
LCDパネル20には、2枚のガラス基板が使用され、その内側に液晶物質を挟んで向かい合った一対の透明電極が形成される。この透明電極に電圧を加えると電極間で電場が発生し、極性を持った液晶分子は一定方向に並び方を変える。この動きが光のブラインドとなり、光を通過させたり遮断したりすることになる。
制御部50は、ディレーティング処理部51およびブライトネス調整部52を有する。
ディレーティング処理部51は、温度検出部40が検出した温度が所定温度以上のとき、信号の受信により、バックライト30に流れる電流を調整する。バックライト30の電流は、図3に示すように温度検出部40の検出温度が所定温度Ta1より大きいほど減少させられる。また、ディレーティング処理部51は、当該検出した信号に基づいてブライトネス調整部52に信号を送る。以下、高温時にバックライト30の電流を減少させることを「ディレーティング」と記載する。
ブライトネス調整部52は、ディレーティング時に画面輝度の変化が抑制されるようにLCDパネル20の光の透過率を調整する。本実施形態では、ブライトネス調整部52は、ディレーティング前と比べてLCDパネル20の光の透過率を相対的に高くすることで、ディレーティングの実行によりバックライト30の発光量が減少する分を補う。これにより、LCDパネル20を通過する光の量がディレーティング前後で変化しないようにLCDパネル20のブライトネスが調整される。
通常使用において、LCDパネル20の光の透過率は、さらなる輝度表現に対応する余裕分を残している。ブライトネス調整部52は、ディレーティング時に上記余裕分を用いてLCDパネル20の光の透過率の調整を行う。
次に、表示装置10の制御部50が実行する制御処理について図4に基づいて説明する。図4の示すルーチンは、表示装置10の起動中に繰り返し実行される。
最初に、ステップ(以下、単に「S」という)10において、ディレーティング処理部51は、温度検出部40が所定温度Ta1以上を検出したか否か判定する。所定温度Ta1以上である場合(S10:YES)、処理はS20に移行する。所定温度Ta1よりも小さい場合(S10:NO)、処理は図4のルーチンを終了する。
S20では、ディレーティング処理部51がディレーティングを実行する。S20の後、処理はS30に移行する。
S30では、ブライトネス調整部52によるブライトネスの調整が行われる。S30の後、処理は図4のルーチンを終了する。
(効果)
以上説明したように、第一実施形態では、バックライト30は、LCDパネル20を照明する。温度検出部40は、LCDパネル20の設置雰囲気の温度を検出する。ディレーティング処理部51は、温度検出部40が検出した温度が所定温度Ta1以上のとき、バックライト30に流れる電流を低減する。ブライトネス調整部52は、ディレーティング時に画面輝度の変化が抑制されるようにLCDパネル20の光の透過率を調整する。
これにより、ディレーティングによりバックライト30の発光量が減少しても、LCDパネル20の光の透過率が調整されることで発光量減少分が補われる。そのため、見かけ上、表示装置10の画面が暗くなる現象が抑えられる。したがって、画面の視認性低下が抑制され、ディレーティング実行時における使用者の違和感を少なくすることができる。
(第二実施形態)
図5に示すように、第二実施形態による表示装置60の制御部50は、コントラスト調整部53をさらに備える。コントラスト調整部53は、ディレーティング時に画面各部の輝度の相対的な変化が抑制されるようにブライトネス調整部52と連携しながらLCDパネル20の光の透過率を調整する。これにより、画面の明るい部分と暗い部分との差がディレーティング前後で変化しないようにLCDパネル20のコントラストが調整される。
通常使用において、LCDパネル20の光の透過率は、さらなる輝度表現に対応する余裕分を残している。ブライトネス調整部52およびコントラスト調整部53は、ディレーティング時に上記余裕分を用いてLCDパネル20の光の透過率の調整を行う。
次に、表示装置60の制御部50が実行する制御処理について図6に基づいて説明する。図6の示すルーチンは、表示装置60の起動中に繰り返し実行される。
S20の後に実行されるS31では、ブライトネス調整部52によるブライトネスの調整、および、コントラスト調整部53によるコントラストの調整が互いに連携して行われる。S31の後、処理は図6のルーチンを終了する。
(効果)
以上説明したように、第二実施形態では、第一実施形態と同様にブライトネス調整部52がブライトネス調整を行うので、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。第二実施形態では、さらにコントラスト調整部53が設けられる。コントラスト調整部53は、ディレーティング時に画面各部の輝度の変化が抑制されるようにブライトネス調整部52と連携しながらLCDパネル20の光の透過率を調整する。これにより、画面の視認性低下が一層抑制され、ディレーティング実行時における使用者の違和感を極力無くすことができる。
(他の実施形態)
他の実施形態では、ブライトネス調整部、またはブライトネス調整部とコントラスト調整部は、ディレーティング時にバックライトの発光量の減少分を完全に補わなくてもよい。要するに、ディレーティング時に画面輝度の変化が少しでも抑制されればよい。それでも、ブライトネス調整またはコントラスト調整が行われない場合に比べると、画面の視認性低下を抑制することができる。
他の実施形態では、表示装置は、使用者が見える箇所であればどこに設置されてもよい。例えば、表示装置は、図1のフロントピラー11、ルームミラー13、ダッシュボード14、天井15、またはハンドル16等に配置されてもよい。
他の実施形態では、温度検出部はLCDパネルの温度を検出してもよい。また、温度検出部は、LCDパネルの設置雰囲気の温度(すなわち、設置空間の温度またはその設置空間と同等の空間の温度)を検出すればよく、表示装置の筐体内に設けられなくてもよい。
他の実施形態では、表示装置は、カメラモニタリングシステムのモニタに限らず、他のシステムのモニタとして使用されてもよい。表示装置には、車両の運転状態、車両搭乗者の状況、または車両周辺の状況などの情報が表示されてもよいし、娯楽用の映像や画像が表示されてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10、60・・・表示装置、
20・・・LCDパネル、
30・・・バックライト、
40・・・温度検出部、
50・・・制御部、
51・・・ディレーティング処理部、
52・・・ブライトネス調整部、
53・・・コントラスト調整部。

Claims (2)

  1. 車両内に設置される車両用表示装置であって、
    LCDパネルと、
    前記LCDパネルを照明するバックライトと、
    前記LCDパネルの温度または当該LCDパネルの設置雰囲気の温度を検出する温度検出部と、
    前記温度検出部が検出した温度が所定温度以上のとき、前記バックライトに流れる電流を低減するディレーティング処理部と、
    前記ディレーティング処理部が前記バックライトの電流を低減するとき、画面輝度の変化が抑制されるように前記LCDパネルの光の透過率を調整するブライトネス調整部と、
    を備える車両用表示装置。
  2. 前記ディレーティング処理部がバックライトの電流を低減するとき、画面各部の輝度の相対的な変化が抑制されるように前記ブライトネス調整部と連携しながら前記LCDパネルの光の透過率を調整するコントラスト調整部をさらに備える請求項1に記載の車両用表示装置。
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