JP2020067076A - スクロール - Google Patents
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Abstract
Description
ベースプレート部と、前記ベースプレート部の一方の面から突出するインボリュート部と、前記ベースプレート部の他方の面から突出するボス部と、を備え鍛造により成形されたコンプレッサー用のスクロールであって、
前記ベースプレート部には、該ベースプレート部の各面に直交する方向から見て、隣り合うインボリュート部に挟まれた領域に、一方のインボリュート部に向かう第1塑性流動部と他方のインボリュート部に向かう第2塑性流動部とにメタルフローが分岐するメタルフロー分岐部が形成され、
該メタルフロー分岐部は、前記ベースプレート部の厚さをHとしたとき、該ベースプレート部の厚み方向において前記インボリュート部が形成される一方の面から1/2H以内の位置にあることを特徴とするスクロール。
ベースプレート部と、前記ベースプレート部の一方の面から突出するインボリュート部と、前記ベースプレート部の他方の面から突出するボス部と、を備え鍛造により成形されたコンプレッサー用のスクロールの製造方法であって、
前記ベースプレート部には、該ベースプレート部の各面に直交する方向から見て、隣り合うインボリュート部に挟まれた領域に、一方のインボリュート部に向かう第1塑性流動部と他方のインボリュート部に向かう第2塑性流動部とにメタルフローが分岐するメタルフロー分岐部が形成され、
該メタルフロー分岐部は、前記ベースプレート部の厚さをHとしたとき、該ベースプレート部の厚み方向において前記インボリュート部が形成される一方の面から1/2H以内の位置にあることを特徴とするスクロールの製造方法。
2:ベースプレート部
3:インボリュート部
33:テーパ部
4:ボス部
41:テーパ部
5:メタルフロー分岐部
51:第1塑性流動部
52:第2塑性流動部
D:デッドゾーン
H:ベースプレート部の厚さ
P:メタルフロー分岐部のベースプレート部の一方の面からの距離
F:最大主応力
Claims (8)
- Si:10〜11質量%、Cu:2〜3質量%、Mg:0.2〜0.6質量%、残部がAl及び不可避不純物からなるアルミニウム合金からなり、
ベースプレート部と、前記ベースプレート部の一方の面から突出するインボリュート部と、前記ベースプレート部の他方の面から突出するボス部と、を備え鍛造により成形されたコンプレッサー用のスクロールであって、
前記ベースプレート部には、該ベースプレート部の各面に直交する方向から見て、隣り合うインボリュート部に挟まれた領域に、一方のインボリュート部に向かう第1塑性流動部と他方のインボリュート部に向かう第2塑性流動部とにメタルフローが分岐するメタルフロー分岐部が形成され、
該メタルフロー分岐部は、前記ベースプレート部の厚さをHとしたとき、該ベースプレート部の厚み方向において前記インボリュート部が形成される一方の面から1/2H以内の位置にあることを特徴とするスクロール。 - 前記ベースプレート部と前記インボリュート部の結合部にアール部またはテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール。
- 前記ベースプレート部と前記ボス部の結合部にアール部またはテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスクロール。
- さらにMn:0.01〜0.5質量%を含有するアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクロール。
- Si:10〜11質量%、Cu:2〜3質量%、Mg:0.2〜0.6質量%、残部がAl及び不可避不純物からなるアルミニウム合金からなり、
ベースプレート部と、前記ベースプレート部の一方の面から突出するインボリュート部と、前記ベースプレート部の他方の面から突出するボス部と、を備え鍛造により成形されたコンプレッサー用のスクロールの製造方法であって、
前記ベースプレート部には、該ベースプレート部の各面に直交する方向から見て、隣り合うインボリュート部に挟まれた領域に、一方のインボリュート部に向かう第1塑性流動部と他方のインボリュート部に向かう第2塑性流動部とにメタルフローが分岐するメタルフロー分岐部が形成され、
該メタルフロー分岐部は、前記ベースプレート部の厚さをHとしたとき、該ベースプレート部の厚み方向において前記インボリュート部が形成される一方の面から1/2H以内の位置にあることを特徴とするスクロールの製造方法。 - 前記ベースプレート部と前記インボリュート部の結合部にアール部またはテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のスクロールの製造方法。
- 前記ベースプレート部と前記ボス部の結合部にアール部またはテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載のスクロールの製造方法。
- さらにMn:0.01〜0.5質量%を含有するアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のスクロールの製造方法。
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JP2018202054A JP2020067076A (ja) | 2018-10-26 | 2018-10-26 | スクロール |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018202054A JP2020067076A (ja) | 2018-10-26 | 2018-10-26 | スクロール |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020067076A true JP2020067076A (ja) | 2020-04-30 |
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Family Applications (1)
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JP2018202054A Pending JP2020067076A (ja) | 2018-10-26 | 2018-10-26 | スクロール |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2020067076A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0857573A (ja) * | 1994-08-19 | 1996-03-05 | Yamada Seisakusho Kk | スクロール部材の成形方法 |
JPH10272536A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-13 | Kobe Steel Ltd | 鍛造スクロール部品の製造方法 |
JP2005153017A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-06-16 | Showa Denko Kk | 鍛造用金型、鍛造製品の製造方法、および鍛造生産システム |
JP2006043770A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-02-16 | Showa Denko Kk | 成形品製造方法、鍛造用金型、成形品、および鍛造生産システム |
-
2018
- 2018-10-26 JP JP2018202054A patent/JP2020067076A/ja active Pending
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