JP2020065137A - 放送システム - Google Patents

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Yusuke Sato
祐輔 佐藤
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Seiji Sato
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Abstract

【課題】 通信網の通信負荷を軽減するとともに、低コストで導入できる放送システムを提供する。【解決手段】 放送時間が対応付けられた定時放送コンテンツを配信する放送サーバーSと、定時放送コンテンツを受信する複数の端末T1,T2…Tnとが通信網であるインタ—ネットIを介して接続され,これら端末のうちの1又は複数を一単位とした複数の端末グループG1,G2…Gnが形成されている。そして、放送サーバーSは、上記端末T1,T2…Tnの端末処理部7の要求によって、放送時間よりも前に定時放送コンテンツを配信し、時間差配信を可能にしている。【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、小規模なローカル放送に最適な放送システムに関する。
従来から知られている放送システムのほとんどは、放送すべき放送時間帯をあらかじめ決めておき、その放送時間に放送コンテンツを多数の端末に同時配信するようにしている。放送コンテンツを放送時間に同時配信するのは、規模の小さなローカル放送などでも同じである。
しかし、どんなに小規模なローカル放送であっても、近年の大容量データ通信時代に対応しなければならない。このような大容量データ通信時代に、放送コンテンツを多数の端末に同時配信すれば、通信負荷が大きくならざるを得ない。
また、最近はローカル放送も有線放送からインターネット放送にとって代わる傾向もある。しかし、インターネット自体はすべての人に開かれた通信システムなので、通信網が混雑することがある。このような混雑状況の中で、大容量のデータを同時配信しようとすれば、やはり通信負荷が大きくなってしまう。
特開2004−208049号公報
上記のように大容量データ通信時代に対応した放送システムを構築しようとすれば、通信負荷の増大を無視できなくなるので、従来は放送システム全体の設備費がかさんでしまうという問題があった。
また、通信容量を必要最小限に設定したりすれば、その容量を少しでもオーバーしたときに、通信が不可能になったり、音声や画像が乱れたりしてしまう。そのために通信容量にゆとりを持たせて設備を考えなければならない。また、大容量データ通信では送信側のサーバーの容量も大きくせざるをえない。結果的には、通信容量を必要以上に大きくしなければならず、設備費の増大が避けられなかった。
この発明の目的は、通信負荷を小さくできるとともに、全体の設備費も少なくできる放送システムを提供することである。
第1の発明の最大の特徴は、放送サーバーが放送時間前に定時放送コンテンツを端末に配信して、その定時放送コンテンツを一時的に端末に記憶させるとともに、上記放送時間になった時点で当該端末がその番組を時間通りに放送を開始する点にある。
上記のように放送時間前に定時放送コンテンツを配信するようにしたので、配信から放送時間までの間に時間的なゆとりを作ることができる。このように時間的なゆとりを作れるので、そのゆとり時間内で配信時間に差を設けることができる。つまり、従来は同時配信を原則としていたのに対して、この発明は時間差配信を可能にした点に特徴を有するものである。言い換えると、同時配信という従来の既成概念を打破して、まったく新しい概念の放送システムを構築した点に特徴を有する。
そして、複数の端末のうちの1または複数を一単位にして複数の端末グループを形成し、放送サーバーは、これら端末グループごとに時間差を設けて上記コンテンツを端末に配信する機能を備えている。
なお、上記端末グループごとに配信時間に差を設けるが、当該端末グループに割り当てられた配信時間内であれば、グループを構成する端末ごとに配信時間に差を設けてもよいし、それら複数の端末を一括して同時配信をしてもよい。ただし、同時配信するときには、通信負荷にゆとりを持てる範囲で、ひとくくりの端末の数を設定すべきである。もし、1つの端末グループをひとくくりにして同時配信すると、通信負荷が大きくなりすぎるときには、当該端末グループ内でさらに小グループを形成し、それら小グループごとに時間差配信ができるようにしてもよい。
また、この発明では、放送コンテンツにはその放送時間が対応付けられ、各端末がその放送時間を認識して当該時刻に放送コンテンツを自動的に放送するようにしている。したがって、すべての機能を放送サーバーに依存するのではなく、放送サーバーと端末とで機能分担することができる。放送サーバーと端末とで機能分担できるので、放送サーバーを大型化しなくても足りることになる。
第2の発明は、緊急事態の発生あるいはその経過や対処方法を知らせる緊急放送コンテンツには上記端末グループに対する配信の優先順位を示す信号が付与されてサーバー処理部に入力される。緊急放送コンテンツが入力されると、サーバー処理部は上記優先順位信号に応じて緊急放送コンテンツを上記端末グループに配信する。
そして、各端末の端末処理部は、上記優先順位信号によって緊急放送コンテンツであることを認識する機能を備えている。また、端末処理部は放送中の定時放送があるかないかを判定する機能と、定時放送があると判定したとき、その定時放送時間に割り込ませて上記緊急放送コンテンツを出力させる機能と、
定時放送がないと判定したとき、上記緊急放送コンテンツの受信と同時に緊急放送を出力させる機能とを備えている。
上記緊急事態の発生に関する緊急放送コンテンツとは、例えば災害の発生や野生動物の出現などの事実をいち早く伝えるためのものである。また、緊急事態の経過や対処方法に関する緊急放送コンテンツとは、災害の発生や野生動物の出現などの経過や事実が発生した後の対応の仕方などに関する。また、緊急事態の発生に関する緊急放送コンテンツを緊急一次情報としてとらえ、緊急事態の経過や対処方法に関する緊急放送コンテンツを緊急二次情報としてとらえることもできる。
そして、緊急放送コンテンツに優先順位を付けたのは、放送エリア全体の中でも限られた地域に密着した緊急放送を想定したものである。つまり、緊急事態に直接影響を受ける端末グループに優先的に緊急放送コンテンツを配信し、その他の端末グループには、影響度に応じた優先順位を付し、その優先順位に応じて時間差配信ができるようにするためである。
第1の発明の放送システムによれば、サーバー処理部はあらかじめ決められた放送時間前に定時放送コンテンツを端末に送信できるようにしたので、時間差を設けて定時放送コンテンツを配信することができる。時間差を設けて配信できるので、時間単位で配信すべき通信容量を小さくできる。したがって、通信負荷も小さくでき、その分、放送システム全体の設備を軽減できる。
また、放送サーバーと端末とで、放送システムの機能を分担できる。特に、放送時間の管理機能を端末に依存できるので、放送サーバーの負担が軽くなり、そのサーバーの小型化を可能にする。
第2の発明の放送システムによれば、緊急事態の発生や経過、その対処方法などを知らせる緊急放送コンテンツを、地域に対する優先度を基準にして配信できる。優先順位を付けて緊急放送コンテンツを配信できるので、この緊急放送コンテンツも時間差配信が可能になる。
しかも、端末側で緊急放送であるかどうかを判別するとともに、定時放送の有無も判定して緊急放送コンテンツの放送を管理するので、緊急放送コンテンツの配信ができるにもかかわらず放送サーバーを小型化できる。
放送システム全体を示す概略図である。 端末のブロック図である。 サーバーと端末との時間割を示した表である。 サーバー処理部と端末処理部との処理プロセスを示したフローチャートである。
第1実施形態は、放送局側の放送サーバーSと、この放送サーバーSとインターネットIなどの通信網を介して接続された複数の端末T1,T2…Tnとを主要素にしてなる(図1参照)。
なお、上記複数の端末T1,T2…Tnは、例えば、地域を基準にグループG1,G2…Gnに分けられている。ただし、グループ化の基準は、地域以外にコンテンツの内容や対象者の年齢等、どのようなものであってもよい。また、放送サーバーSは、各端末T1,T2…Tnの所属グループG1,G2…Gnを識別できるようにしている。
上記放送サーバーSは、入力部1、サーバー記憶部2、サーバー処理部3及びインターネットIに接続されるサーバー通信部4を備えている。
上記サーバー処理部3には、図3に示すように定時放送コンテンツの端末T1,T2…Tnの要求を受け付ける要求受付時間があらかじめ設定されている。
なお、図3に示した要求受付時間とはすべての端末T1,T2…Tnの要求を受け付ける時間帯を示すもので、特定の1台の端末Tの要求を受け付ける時間ではない。
また、入力部1からは定時放送コンテンツが入力されるが、この定時放送コンテンツが入力されるとサーバー処理部3はそのコンテンツをサーバー記憶部2に記憶させる。
なお、この定時放送コンテンツには放送開始時刻及び終了時間を示す放送時間信号が付与されているが、サーバー処理部3は上記要求受付時間と上記放送時間信号とを対応付けて認識している。したがって、サーバー処理部3は、要求受付時間からそれに対応した放送時間を基に定時放送コンテンツを特定できる。
また、上記放送時間信号は、後で説明するように端末T1,T2…Tnも認識できるようにしている。
さらに、上記サーバー処理部3には、端末グループG1,G2…Gnに対する配信の優先順位があらかじめ設定され、その優先順に基づいて定時放送コンテンツを配信するようにしている。このように配信時間に優先順位を設けたとしても、後で説明するように定時放送コンテンツの放送時間には何ら影響を及ぼさない。なお、この優先順位を固定化してもよいし、変更できるようにしてもよいことは当然である。
端末T1,T2…Tnの各々は、1又は複数の端末を1単位にしてグループ化されるとともに、端末T1,T2…TnがインターネットIに接続される端末通信部5、端末記憶部6、端末処理部7、音声や画像を出力するスピーカーやディスプレイ等からなる出力部8が備えられている(図2参照)。
上記端末処理部7には、図3に示すようにサーバー処理部3に設定された定時放送コンテンツの要求受付時間及び配信時間に対応した定時放送コンテンツの要求及び受信時間があらかじめ設定されている。
なお、上記要求及び受信時間は、放送サーバーSのサーバー処理部3からの指令信号によって変更できるようにしている。そして、放送サーバーSには、サーバー処理部3に設定された配信時間が変更されたときは、サーバー処理部3は端末処理部7に上記変更指令信号を出力して受信時間を変更する機能を備えている。
また、端末処理部7は、定時放送の開始時刻になったら当該端末T1,T2…Tnを自動的にスイッチオンさせるとともに、終了時間に達したら自動的にスイッチオフさせる機能を備えている。
そして、各端末T1,T2…Tnの要求及び受信時間は、サーバー処理部3に設定された配信の優先順位に対応して端末グループG1,G2…Gn単位で振り分けられている。つまり、優先順位トップの端末グループG1,G2…Gnの要求及び受付時間が最初で、順次優先順位の低い端末グループG1,G2…Gnの要求及び受付時間が巡ってくるようにしている。
次に、端末T1,T2…Tnが放送サーバーSから定時放送コンテンツを取得するまでのプロセスを図3,4に基づいて説明する。
なお、第1実施形態では、端末T1,T2…Tnが、1日3回あらかじめ設定された時間に第一次定時放送〜第三次定時放送をするようにしている。
端末T1,T2…Tnの端末処理部7は、要求及び受信時刻になると、当該端末Tを自動的にスイッチオンするとともに、端末通信部5及びサーバー通信部4を介してサーバー処理部3にアクセスし、図4に示すように定時放送コンテンツの有無を確認する。
定時放送コンテンツを要求されたサーバー処理部3は、要求を受け付けた時間がサーバー処理部3にあらかじめ設定された要求受付時間内にあるかどうかを判定するとともに、要求受付時間内にあればその要求受付時間に対応づけられた定時放送コンテンツを特定し、アクセスしてきた端末T1,T2…Tnに定時放送コンテンツがある旨の返信をする。
上記定時放送コンテンツがあることを確認した端末処理部7は、再びサーバー処理部3に自動的にアクセスして該当する定時放送コンテンツを要求する。この端末処理部7の要求に応じてサーバー処理部3は、サーバー記憶部2に記憶されている定時放送コンテンツを端末処理部7に配信するとともに、配信した端末IDに配信済みのフラグを立てる。
ただし、上記のように端末処理部7とサーバー処理部3との間で何回もやりとりをせずに、端末処理部7の1回の要求に基づいて、サーバー処理部3が定時放送コンテンツを端末Tに配信するようにしてもよい。
なお、定時放送コンテンツは、同一の端末グループGの複数の端末Tをひとくくりにして同時配信してもよいし、同一の端末グループGの複数の端末Tに時間差を設けて配信してもよい。
ただし、時間差配信をして通信負荷を軽減することがこの発明の目的なので、上記のように同時配信するとき、通信負荷が大きくなりすぎたのでは意味がなくなる。このような場合には、個々の端末グループGをさらに小グループに分けて、それら小グループ単位で一括して同時配信すればよい。もちろん、同一端末グループの個々の端末T1,T2…Tnごとに時間差を設けて配信してもよい。いずれを選択するかは当該システムのマネジメントに依存する。
端末T1,T2…Tnからの要求があらかじめ設定された要求受付時間外の要求であれば、サーバー処理部3は端末T1,T2…Tnからの要求を無視する。また、サーバー記憶部2に上記要求受付時間に対応づけられた定時放送コンテンツが記憶されていなければ、サーバー処理部3は同様に当該要求を無視する。
さらに、配信時間内にそれに対応づけられた定時放送コンテンツがあっても、当該端末TのIDに配信済みフラグが立てられているときにもサーバー処理部3は上記要求を無視する。
サーバー処理部3から定時放送コンテンツが端末T1,T2…Tnの端末通信部5に配信されると、各端末T1,T2…Tnは、端末処理部7を介してその定時放送コンテンツを端末記憶部6に記憶させる。
そして、端末処理部7はあらかじめ設定された放送時間になるまで定時放送コンテンツを端末記憶部6に記憶させたままにしておく。
端末処理部7は、あらかじめ設定された放送時間になったら、当該端末T1,T2…Tnを自動的にスイッチオンするとともに、端末記憶部6に記憶された定時放送コンテンツを出力部8に自動的に出力させる。そして、定時放送コンテンツに付与された終了時間に達したら、端末処理部7は当該端末T1,T2…Tnのスイッチを自動的にオフにする。
上記のようにこの実施形態によれば、放送サーバーSは端末T1,T2…Tnに時間差を設けて定時放送コンテンツを配信できるので、定時放送コンテンツを同時配信する場合よりも通信負荷を軽減できる。
また、端末T1,T2…Tnが放送サーバーSに対して自ら定時放送コンテンツを要求するので、放送サーバーSはどの端末T1,T2…Tnにいつ配信するかを細かく管理しなくてもよく、しかも、端末T1,T2…Tnが放送時間を管理するので、放送サーバーSと端末T1,T2…Tnとが役割分担しながら、放送サーバーSの負担を軽くできる。したがって、放送サーバーSを小型化できるとともに全体的にも設備費を軽減できる。
次に、定時放送コンテンツと緊急情報コンテンツとを配信する第2実施形態について説明する。ただし、この第2実施形態におけるハード的な構成は第1実施形態と同じなので、それらの各構成要素は第1実施形態と同一符号を付して説明する。
放送サーバーSのサーバー処理部3は、各端末T1,T2…Tnに付与されたIDによって、それら端末が所属する端末グループG1,G2…Gnを認識するとともに、定時放送コンテンツを配信するときには、端末グループG1,G2…Gnごとに時間差を設けて配信するようにしている。つまり、サーバー処理部3には、端末グループG1,G2…Gnごとに定時放送コンテンツの配信順があらかじめ設定されている。
また、放送サーバーSには、入力部1を介して定時放送コンテンツが入力されるとともに、それがサーバー処理部3を介してサーバー記憶部2に記憶されるが、これらの点は第1実施形態と同じである。
そして、この第2実施形態では、入力部1から緊急放送コンテンツも入力される。緊急放送コンテンツには、例えば災害の発生や野生動物の出現などの事実をいち早く伝えるための緊急一次情報や、災害の発生や野生動物の出現など緊急事態が発生した後の経過やその対応の仕方などに関する緊急二次情報が含まれる。
入力部1から緊急放送コンテンツが入力されるときには、どの端末グループG1,G2…Gnに優先的に配信するかを定めた優先順位信号があらかじめ付与されている。この優先順位信号は、緊急情報の地域密着性を基準に決められる。例えば、野生動物の出現の事実を伝える緊急一次情報に関しては、野生動物の出現地域などの端末グループG1,G2…Gnを最優先に配信できるように優先順位信号が付与される。
また、緊急二次情報に関しても、地域密着度に応じて優先順位信号が付与される。
なお、緊急放送コンテンツは、端末グループG1,G2…Gnの優先順位が保たれれば、同一の端末グループGの複数の端末Tをひとくくりにして同時配信してもよいし、同一の端末グループGの複数の端末Tに時間差を設けて配信してもよいが、同時配信か時間差配信かはサーバー処理部3にあらかじめ設定されていなければならない。
なお、緊急事態の発生を広範囲に同時配信しなければならない場合には、緊急一次情報をテレビやラジオ等の公共放送に任せ、緊急二次情報のみを配信するようにして時間差配信を徹底すればよい。ただし、緊急一次情報及び緊急二次情報の両方を配信するか、緊急二次情報のみを配信するかは、当該放送システムのマネジメントに依存することになる。
一方、第2実施形態の端末T1,T2…Tnは、端末処理部7が例えば5〜10分ごとにコンテンツを要求する要求信号を出力し、端末通信部5を介してその要求信号を放送サーバーSに定期的に発信する機能を備えている。
上記要求信号を受信したサーバー処理部3は、サーバー記憶部2に緊急放送コンテンツが記憶されているかどうかを判定する。サーバー処理部3は、優先順位信号が付与されているコンテンツがあるかどうかで緊急放送コンテンツの有無を判定する。
緊急放送コンテンツがサーバー記憶部2に記憶されていれば、サーバー処理部3は、当該緊急放送コンテンツを優先順位にしたがって配信する。例えば、要求信号を受け付けた端末TのIDが優先順位のトップにあれば、他の端末Tの要求信号を一時的に無視して当該端末Tの所属する端末グループGに緊急放送コンテンツを同時配信するとともに、それらグループの各端末Tに緊急放送コンテンツを配信した旨の配信済みフラグを立てる。
上記のようにして特定の端末グループGの端末Tに緊急放送コンテンツが配信されたら、サーバー処理部3は、要求信号を受信した端末T1,T2…Tnのうち優先順位が高い順に端末グループGの端末Tに緊急放送コンテンツを配信するとともに、その配信のたびに上記と同様の配信済みフラグを立てる。
なお、上記のように端末処理部7が5〜10分ごとに要求信号を出力していれば、サーバー処理部3は定時放送コンテンツを配信中に要求信号を受信することも考えられる。このような場合には、定時放送コンテンツの配信を中断してでも緊急放送コンテンツの配信を優先させるか、あるいは定時放送コンテンツの配信終了後に即座に緊急放送コンテンツの配信を開始するかいずれであってもよいが、いずれであってもその処理プロセスをサーバー処理部3にあらかじめ設定しておかなければならない。
このとき緊急放送コンテンツに、サーバー処理部3が緊急一次情報と緊急二次情報とを区別できる識別信号を付与しておけば、サーバー処理部3に次のような処理プロセスを実行させることができる。すなわち、サーバー処理部3が緊急一次情報を配信するときには定時放送コンテンツの配信中であっても、それを一時的に中断して緊急放送コンテンツを配信し、緊急二次情報を配信するときには定時放送コンテンツの配信が終了した後に直ちに緊急放送コンテンツを配信する処理プロセスを実行することができる。
端末T1,T2…Tnが緊急放送コンテンツを受信したときには、端末処理部7は優先順位信号によって当該コンテンツが緊急放送コンテンツであると認識する。緊急放送コンテンツであると認識したとき、端末処理部7は定時放送コンテンツを放送中かどうか判定する。
端末T1,T2…Tnが定時放送コンテンツの放送をしていない空き時間帯(図3参照)にあれば、端末処理部7は当該端末Tをスイッチオンするとともに、出力部8を介して緊急放送コンテンツを直ちに放送する。
端末T1,T2…Tnが定時放送コンテンツを放送中のときには、端末処理部7は定時放送を一時中断して緊急放送コンテンツの放送を割り込ませる。なお、端末処理部7は、割り込みの時間分だけ定時放送コンテンツの放送終了時間を延長する機能を備えている。
なお、第2実施形態では、各端末T1,T2…Tnが一定の間隔ごとにサーバー処理部3にアクセスするので、それらのアクセスが重複することがある。しかし、端末処理部7はコンテンツの有無を確認するだけなので、そのときの通信容量はそれほど大きくならない。したがって、通信負荷を過大にすることもない。
いずれにしても、端末処理部7は短時間に定期的にサーバー処理部3にアクセスするが、このときサーバー処理部3は次のように機能する。
サーバー処理部3は、端末処理部7からコンテンツの要求があったとき、先ずは、その端末グループG1,G2…Gnに対応づけられた緊急コンテンツの有無を判定する。緊急コンテンツがあれば先に説明したプロセスを実行する。
緊急コンテンツがなければ、当該端末T1,T2…Tnが所属する端末ループG1,G2…Gn、あらかじめ設定された優先順位及び配信済みのフラグの有無を判定する。
そして、配信済みのフラグが立っていなければ、優先順位の高い順に端末グループG1,G2…Gnを特定し、優先順位の高い端末グループG1,G2…Gnごとに時間差を設けて定時放送コンテンツを配信する。
端末T1,T2…Tnに定時放送コンテンツが配信された後は、第1実施形態と同じである。
地域に密着した小規模なローカル放送に最適なシステムである。
I…通信網であるインターネット、S…放送サーバー、1…入力部、2…サーバー記憶部、3…サーバー処理部、T1,T2…Tn…端末、G1,G2…Gn…端末グループ、5…端末通信部、6…端末記憶部、7…端末処理部、8…出力部

Claims (2)

  1. 放送時間が対応付けられた定時放送コンテンツを配信する放送サーバーと、定時放送コンテンツを受信する複数の端末とが通信網を介して接続され、
    これら端末のうちの1又は複数を一単位とした複数の端末グループを形成し、
    上記放送サーバーは、
    サーバー処理部と、入力部と、サーバー記憶部と、サーバー通信部とを備え、
    上記サーバー記憶部には、上記入力部から入力された上記定時放送コンテンツが記憶され、
    上記サーバー処理部は、定時放送コンテンツの放送時間前であってあらかじめ設定された配信時間内に、上記サーバー通信部を介して、上記端末グループごとに時間差を設けて定時放送コンテンツを上記端末に配信する機能を備え、
    上記端末グループの各端末は、
    放送サーバーから配信された定時放送コンテンツを受信する端末通信部と、
    この端末通信部で受信した定時放送コンテンツを記憶する端末記憶部と、
    音声又は画像によって定時放送コンテンツを出力する出力部と、
    あらかじめ設定された放送時間に、上記端末記憶部に記憶された定時放送コンテンツを上記出力部から出力させる端末処理部と
    が備えられた放送システム。
  2. 緊急事態の発生あるいはその経過や対処方法などを知らせる緊急放送コンテンツには上記端末グループに対する配信の優先順位を示す信号が付与されてサーバー処理部に入力されるとともに、
    上記サーバー処理部は上記優先順位信号に準じて緊急放送コンテンツを上記端末グループに配信する一方、
    上記緊急放送コンテンツを上記端末処理部が受信したとき、
    この端末処理部は、
    上記優先順位信号によって緊急放送コンテンツであることを認識する機能と、
    放送中の定時放送があるかないかを判定する機能と、
    定時放送があると判定したとき、その定時放送時間に割り込ませて上記緊急放送コンテンツを出力させる機能と、
    定時放送がないと判定したとき、上記緊急放送コンテンツの受信と同時に緊急放送を出力させる機能とを備えた請求項1に記載の放送システム。
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