JP2020064428A - コンテンツの表示方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読者のレベルに応じて、画面へのふりがなの表示・不表示をタイムリーに切り替えられるようにする。【解決手段】タッチパネル式の電子書籍表示装置において、表示を行う文章を解析して含まれている漢字を抽出し、抽出された漢字を漢字データベースと照合してそれに対応する読み仮名と漢字レベルとを読み出し、設定された利用者のレベルと漢字レベルとを比較して、利用者のレベル情報が前記漢字レベルに満たない場合に読み仮名をふりがなとして文章中に表示する。このふりがなの表示は利用者が画面にタッチすると切り替わる。【選択図】図3

Description

本発明は、書籍等の内容を電子的に表示する方法及び装置に関する。
近年、電子ブック、電子書籍ビューワ等として各種の書籍や雑誌、新聞等の文章や図表などから構成されるコンテンツを電子的に表示するデバイスが普及しつつある。また、スマートフォンやタブレットなど多用途のデバイスにおいても電子ブック閲覧用のアプリケーションをインストールすることにより、そのような書籍等の閲覧が可能となる。
こうしたデバイスやアプリケーションにおいて、表示言語が日本語である場合は、ひらがな、カタカナ、そして漢字を主体に、必要に応じてその他の文字(数字、記号、アルファベット)が入り交じった態様で表示される。このうち漢字は、一般生活上用いることのできるとされる目安である常用漢字として定められているものだけでも2136字(平成22年内閣告示による)ある。
漢字については、学校教育で学年を追って順次教えられることを念頭に学習指導要領において学年別漢字配当表が定められており、例えば、小学校1年で80文字、2年で160文字、3年で200文字、といったように、その学年で教えられる漢字が定められ、その学年でそれらの漢字の、読み書きのうち、少なくとも読みを学習するように基準が定められている。
しかしながら、読者が実際にコンテンツに含まれている漢字をどの程度読めるかは、当然のことながら千差万別であり、ある子供がある特定の分野、例えば宇宙開発について大きな関心があり、そして読みたいと思っている書籍を手にする機会が有ったとしても、その書籍に使用してある漢字、例えば「衛星」や「動力」などの難しい漢字が多数使用してあるのを目にして自分には難しすぎると感じてしまうと、それが意識的なハードルとなって読むのを辞めてしまうことがある。
大人についてもどの程度の漢字が読めるかについては人によって様々であり、様々な環境の下、日本以外で教育を受けた人、日本や日本文化に関心のある外国人の場合等を勘案するならば、社会人一般においても読める漢字のレベルの格差は広がりつつあると考えられる。
他方、漢字を読めない利用者(読者)に配慮して漢字の使用頻度を徒(いたずら)に減らし、表音文字であるひらがなを主体にして文章を構成すると、同音異義語の多い日本語の特質から文章の意味が伝わりづらくなってしまう。そして読者が子供の場合ひらがなのみの文章やひらがな主体の文章に慣れてしまうと漢字を覚える機会が失われたり漢字を使用する意欲(モチベーション)が損なわれるなど様々な弊害をもたらしうる。
全ての漢字にふりがなを付記して表示することも考えられるが、これは書籍のページとしての美観を著しく損ねる上、特に大人子供を問わず、すなわち世代にかかわらず読まれる様な分野の書籍においてそのような表示を行うと、ふりがなを必要としない大人にとってはあまりに煩雑すぎる。また文芸書等において著者が意図的に本来の読み方とは異なるふりがなを振った箇所(例:「瞬間」に対するふりがな「とき」、「宇宙」にふりがな「そら」など)が有る場合にそれが他のふりがなについてのふりがなの中に埋没しててしまうことになる。さらに顕著な問題としては、学習途上にある子供については、そのふりがなに頼って読むようになってしまうため、好ましくない。
英語は単語毎にスペースで区切られているが、日本語は単語ごとに区切られていない。そのため特に子供用の本は、全てひらがなで書かれ単語毎に区切られていない態様、例えば「こどもむけすぎるとひらがながおおくてよみにくい。」というひらがなだけの文章は読みにくい。これに対して適度に漢字を含む態様である「子供向け過ぎると平仮名が多くて読みにくい」は前記の文章に比べて単語毎に漢字で区切られていることを認識できるため遙かに読みやすくなる。また、教科書などは習った漢字だけが漢字で書かれるため不自然な熟語で表現されていることもある。これらの点に鑑み、子供向けの本でも全てを漢字で表示しうるようにしておくことが重要である。
本発明は上記の課題を解決するために為されたものであって、利用者(読者)の選択により書籍を読む上でふりがながあることが望ましい漢字についてはふりがなを付記することができ、ふりがなが不用な場合には不表示とすることを簡便に実現できる表示装置および表示方法を提供することにある。
本発明は上記に鑑み為されたものであって、その一つの観点によれば、漢字を含む日本語の表示方法であって、コンピュータが、入力された利用者のレベルを登録し、利用者の入力により表示を行う文章を指定し、前記文章を解析して、含まれている漢字を抽出し、抽出された漢字を漢字データベースと照合してそれに対応する読み仮名と漢字レベルとを読み出し、前記利用者のレベルと前記漢字レベルとを比較し、前記利用者のレベル情報が前記漢字レベルに満たない場合に前記読み仮名をふりがなとして文書に挿入して表示し、それ以外の場合、指定された文章をそのまま表示するものである表示方法である。
また別の観点によれば、漢字を含む日本語の表示方法であって、コンピュータが、 入力された利用者のレベルを登録し、利用者の入力により表示を行う文章を指定し、指定された文章に含まれている漢字と当該漢字に対応するふりがなを抽出し、抽出された漢字を漢字データベースと照合してそれに対応する漢字レベルを読み出し、前記利用者レベルと前記漢字レベルとを比較し、前記利用者のレベルが前記漢字レベルに満たない場合に前記ふりがなを前記文章に挿入して表示しそれ以外の場合、前記ふりがなを非表示として前記文章を表示するものである表示方法である。
上記のように構成したことにより、書籍の文章中に利用者のレベル等に合わせたふりがなを適切に表示・不表示とすることができる。子供にとっては、興味が有っても読めなかった書籍において漢字の読み仮名がふりがなとして振られるので親近感がわき読み進めることができる。また子供大人を問わず、漢字の読みが分かれば即座にその語の意味が分からないような場合でも国語辞典等により意味を調べやすくなるのでさらに読み進めやすくなるというさらに好ましい効果をもたらすことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る表示装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る表示装置の処理動作を示すフローチャートである。 図4(a)は、本発明の一実施形態に係る表示装置における表示処理の一例を示す図である。 図4(b)は、本発明の一実施形態に係る表示装置における表示処理の一例を示す図である。 図4(c)は、本発明の一実施形態に係る表示装置における表示処理の一例を示す図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る表示装置における表示切り換え処理の一例を示す図である。
図1は本発明の一実施形態に係る表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1において、表示装置1は、CPUなどのプロセッサ2、ハードディスク(磁気記憶装置)やSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)等のストレージデバイスである記憶部3、利用者による操作入力等を可能にする入力部4、利用者に対して書籍等の文章の内容や装置のステータスを表示する表示部5、そして揮発メモリからなりプログラムやデータが展開される揮発性メモリであるRAM6等から構成されている。なお装置1はさらに、ミニジャック、USB等のコネクタやWi−fi、Bluetooth(登録商標)等の無線通信接続手段により外部デバイス・ネットワークの接続を可能にする外部I/O部7を有し、これを介して外部のサイトやサーバから文章ファイルのダウンロードを行ったり、音声入力のためのマイク8や文章(テキスト)の読み上げ音声を出力するスピーカ9を接続することができるように構成されている。なお、より携帯に適した態様とする上で、入力部4を利用者の手指の位置を検出しうる静電容量式あるいは赤外線走査式のセンサなどによるいわゆるタッチパネルにより構成して表示部5上に配置したり、あるいは入力部4と表示部5を一体に構成することも可能である。また装置1は上記の様な各部を予め備えたいわゆるタブレット型コンピュータやスマートフォンであってもよい。その場合、下記のソフトウェアはアプリケーションやシステムとして提供されうる。
図2は同じく一実施形態に係る表示装置のソフトウェア、データ構成の例をを示すブロック図であり、ここでは、主としてRAM6上で展開されるものと、より容量の大きな補助記憶装置である記録部3に保管・記録されるデータとを便宜上わけて示すが、形態によってCPUのキャッシュを使用して展開・処理することや、ストレージ(記憶部3)内にあるキャッシュを適宜可能であることはいうまでもない。文章解析部11は、指定されたコンテンツとしての文章における漢字やその読み仮名であるふりがなを切り出し処理を行う。具体的には文章に含まれるテキストの文字コード(JISコード、シフトJISコード、ユニコード等)に基づいて漢字(1つの漢字のこともあれば熟語の文字列など複数の漢字についての場合もある。以下同じ。)かどうかを判別し、また文章を構成するファイル中にふりがなが含まれているかどうかを解析する。組版部12は、本表示装置1が有する表示部5に適した表示(画面フォーマット)を表示されるページ毎に編成する。なお、いわゆるルビ(小活字)としての態様によりふりがなを表示する場合は、通常の電子書籍ビューワと同様、組版部12においては、設定画面(図示せず)により利用者が指定したフォントやその大きさを用いることができる。このような場合、親文字に対するふりがなの大きさは50%程度が望ましい。またふりがなを表示しない場合でも表示した場合の読みやすさを考慮して行間は通常よりも広めに設けられることが望ましい。なお、同じ漢字が文章の1つの章の中で複数現れる場合に、最初に現れた箇所のみにふりがなを振るか、あるいは章の中の全箇所にふりがなを振るかについても前記設定画面で変更することができる。なお、1ページに含まれる文章はフォントやサイズの指定により変動し、組版が為されることにより決定される。ここでは、あるコンテンツの1ページ中に表示される部分の文章を便宜的に「文書断片」と呼ぶ。但し、この分量は同じコンテンツの中でも章ごとに異なることもあり、また、章の始まりや終わり、そして挿入される写真、挿絵、図表等とのレイアウトによっても制限されるため一定とはならない。
なお、ここではいわゆるルビの態様で横書きの場合漢字の上方に、縦書きの場合漢字の右方に小ぶりの文字で表示する例を述べるが、ふりがなの表示方法(挿入方法)はこれらにとどまらず、例えばフォントの色を変えたり、あるいは漢字そのものをふりがなに置換して表示することなど、これらに限定されない様々な態様が含まれる。
組版改編部13は、利用者が入力部4により行った操作に基づいて選択された漢字について、ふりがなを表示したり、または不表示としたりする処理を行うものである。すなわち、組版部12により編集され現在表示部5に表示されている文章中のある漢字が指定されると、その部分についてのふりがなの表示を切り替えるものである。文章の行間に既にふりがなが表示されている場合はそのふりがなが不表示となるように切り替える。
逆に表示されていないふりがなについては、2つの方法のうちいずれかにより処理される。まず、文章ファイル中に既に親文字に対するふりがなが含まれていて設定により不表示となっている場合はそれを表示させる処理を組版にあたり施す。次に文章ファイル中にふりがなが含まれていない漢字について選択が行われた場合は、その漢字(親文字となる)について後述の漢字データベース16を参照して適切な読み仮名をサーチしそれを親文字に対するふりがなとして表示する。
また、装置1はオプションとして、音声取得・認識部14を備えることができる。これは、表示部5に表示された文章を利用者が正しく読むことができたかどうかを判別するためのものであり、マイク8を通して得られた音声を解析して音声を認識して処理するものである。その認識には、漢字データベース16が使用され、自立語、活用語、接続語等の峻別、すなわち形態素の解析が行われ、その結果が現在表示中の文章について正しいかどうかがを判断するものである。
コンテンツデータベース15は表示部5に表示を行うための書籍等の文章ファイルを蓄積しておく部位であり、その内容は、小説等の文芸書、ビジネス書、そして人文、芸術、教養書、趣味実用書、語学書、教科書、絵本、雑誌などの文章が掲載されているものや、映画、ドラマなどの映像がテレビ、ディスプレイ、モニターなどに日本語が表示されているコンテンツ等様々なものが含まれる。コンテンツファイルのフォーマットとしては、単に表示フォントの大きさを変更できるだけでなく、行間を変更したりふりがなの表示不表示を切り替える処理に適した柔軟な態様のものが望ましい。なお電子書籍用のデータのフォーマットとしては、EPUB3規格やXMDF規格など日本語におけるふりがなに対応しているものとそうでないものが混在して流通しているが、本発明に係る装置1は文章解析部11を備えるためいわゆるリフロー型のファイルであればEPUB2以前のふりがな表示にも対応可能である。こうした文章ファイルは、公知の通信方法により外部I/O部を経由して外部からダウンロードすることができる。
漢字データベース16は、通常日本語の形態素解析処理エンジンに使用される自立語辞書、付属語辞書、活用語辞書、接続辞書、漢字辞書を具備するが、前述の音声取得・認識部14による処理を行わない場合はこのうち、自立語辞書と漢字辞書の2つのみから構成することもできる。サーチを行う辞書を限定することにより処理時間をより短縮して必要なふりがなを適用することが可能になる。なお自立語辞書及び漢字辞書にはその収録されている各語についてレベル(例:K01〜K10)が付与されている。
利用者データベース17は、装置1を利用する利用者名、愛称等を登録するもので、その利用者が年齢、学齢等を入力したり、表示上使用するフォントやサイズ、背景色等を指定した場合、それらを登録可能である。一度登録しておくと、次回の使用からは利用者名を指定するだけでそうした設定を呼び出して画面上で再現することができる。またふりがなの表示・不表示の操作を行った場合、選択を行った漢字とその選択回数を記録することができる。
図3は、本装置1における処理フローの一例を示す(以下に於いてSは各ステップを意味する)。待機状態にある装置1において、利用者が入力部4を用いて利用者の名前または愛称等を入力するなどにより所定のログイン操作を行い(S101)。引き続いて表示する文章(例えば絵本の名前等)を選ぶ操作が行われる(S102)。なお、既に読みかけの文章がある場合は、この操作をスキップしてそのページにスキップするようにしてもよい。
表示する文章の指定はコンテンツデータベース15に収録(ダウンロード)されている書籍名をリスト表示して行う。書籍名によりコンテンツが指定されると、コンテンツデータベース15からその読み出しを行う(S103)。新たにアクセスする文章については、文章解析部11による解析が行われ、漢字とふりがなの有無とが認識される。この解析単位は表示開始位置を基準に一定量の文章について行われる。リフロー型に準拠した書籍の場合、最少のフォントを使用した場合で少なくとも2ページから3ページに相当する分を解析するのが望ましい。フィクス型の場合も表示開始位置を基準に2ページから3ページ分について解析するのが望ましい。
漢字であるかどうかの判別は前述のように文字コードに基づいて行う。すなわち文章解析部11が、文章に含まれるテキストの文字コード(JISコード、シフトJISコード、ユニコード等)に基づいて漢字かどうかを判別し(S104)、これを、漢字データベース16の漢字自立語辞書、付属語辞書、活用語辞書、接続辞書、漢字辞書を参照して形態素として処理し、前後関係からの判断を加えつつ(S105)、続いて表示を行うための適切な読み仮名とそのレベル(K01〜K10)を決定・抽出する(S106)。このレベルは、例えば学習指導要領の学年別漢字配当表等に沿って小学校1年〜6年で習う漢字をK01〜K06と、中学1〜3年で習う漢字をK07〜K09と、そして高等学校で学習すべき漢字(主として常用漢字)をK10として定める。なお、これらは1つの目安であり、さらに細分化して学年中に習う学期ごとにレベル分けしてもよいし、上記配当表によらずまったく別の基準によりレベル分けしてもよい。
そして、表示開始位置からの表示を行うかどうかを漢字のレベルと利用者(読者)のレベルとの比較により判断する(S107)すなわち、ふりがなの表示を、その漢字のレベルに基づいて行う。例えばログイン操作をおこなった、Aくんが、小学校3年の場合は、K01(小学校1年で習う漢字に相当)及びK02(同2年で習う漢字に相当)についてはふりがなによる読み仮名の表示を行わない(S108)。また、K04〜K10(まだ習っていない可能性の高い漢字)についてはふりがなによる読み仮名の表示を行う(S109)。この結果に基づいて個々のページにおける表示内容の合成を行い(S110)、その内容を表示部5に表示する(S111)。
図4(a)はレベルK03、すなわち小学校3年生までの漢字についてふりがなを非表示とした絵本を装置1としてのタブレットコンピュータに表示した例を示す。図4(b)は画面表示上のふりがなが非表示になっていたK01からK03までの漢字に利用者が触り表示させた場合の図である。さらに例えば利用者が読み直す場合には図4(c)に示す様にすべての漢字のふりがなを表示しないことも可能である。このように読者である利用者のレベルなどの状況に合わせてふりがなによる読み仮名の表示を不表示から表示に、そして表示から非表示に切り替えることができる。なお、図4でははふりがなをいわゆるルビとして表示される例を図示しているが、ルビではなく、同等のサイズのフォント色の異なるものを用いて表示してもよい。また、利用者が触った部分の漢字そのものをふりがなに置換するようにしてもよい。
図5は上記の表示切り替え処理についての処理フローの一例である。S111により表示部5上で表示されている1文字以上の連続する漢字について、読者である利用者が指で触ったことを入力部4が検出すると(S202)、まずその漢字についての表示がどのようにされているか、すなわちふりがなについてのふりがなが表示されているか否かが判断される(S203)。現在の表示でその選択された文字(選択漢字)についてふりがなが表示されている場合は、ふりがなを不表示とする処理が行われる(S204)。これに対して、現在の表示でふりがなが不表示となっている場合には、当該選択漢字についてふりがなを表示する処理を行い(S205)、その漢字についてその処理を行った回数を記録する(S206)。この回数記録を利用者データベース17に選択漢字とともに記録し、所定の操作により表示部5に表示することにより、利用者毎にどのレベルの漢字まで読めるかを判別するのに役立てることができる。
本発明は、電子書籍に広く適用されるものであり、漢字の読み仮名を示すふりがなの表示・非表示を利用者のレベルに合わせて適切に変更することができる電子書籍を提供できるという産業上の利用可能性をもたらすものである。
1 表示装置
2 プロセッサ
3 記憶部
4 入力部
5 表示部
6 RAM
7 外部I/O部
8 マイク
9 スピーカ
11 文章解析部
12 組版部
13 組版改編部
14 音声取得認識部
16 漢字データベース
17 利用者データベース
18 コンテンツデータベース

Claims (9)

  1. 漢字を含む日本語の表示方法であって、コンピュータが、
    入力された利用者のレベルを登録し、
    利用者の入力により表示を行う文章を指定し、
    前記文章を解析して、含まれている漢字を抽出し、
    抽出された漢字を漢字データベースと照合してそれに対応する読み仮名と漢字レベルとを読み出し、
    前記利用者のレベルと前記漢字レベルとを比較し、
    前記利用者のレベル情報が前記漢字レベルに満たない場合に前記読み仮名をふりがなとして文章中に表示し、
    それ以外の場合、指定された文章をそのまま表示するものである
    表示方法。
  2. 漢字を含む日本語の表示方法であって、コンピュータが、
    入力された利用者のレベルを登録し、
    利用者の入力により表示を行う文章を指定し、
    指定された文章に含まれている漢字と当該漢字に対応するふりがなを抽出し、
    抽出された漢字を漢字データベースと照合してそれに対応する漢字レベルを読み出し、
    前記利用者レベルと前記漢字レベルとを比較し、
    前記利用者のレベルが前記漢字レベルに満たない場合に前記ふりがなを前記文章中に表示し
    それ以外の場合、前記ふりがなを非表示として前記文章を表示するものである
    表示方法。
  3. 請求項1または2に記載の表示方法であって、
    表示される文章の漢字のうち少なくとも一部を選択漢字として受け付け、
    それによりあてはまる選択漢字について前記ふりがなの表示を切り替えるものである
    表示方法。
  4. 請求項3に記載の表示方法であって、
    前記選択漢字を受け付けた回数を記録することを特徴とする
    コンテンツ表示装置。
  5. 日本語の文章を表示するコンテンツ表示装置であって、
    表示部と、
    利用者から利用者レベル情報と表示を行う文章の指定についての入力を受け付ける入力部と、
    利用者による前記入力と、漢字レベル及び読み仮名を含む漢字データベースとを記憶する記憶部と、
    前記文章に含まれる漢字を解析して抽出する漢字解析抽出部と、
    前記利用者レベルと、漢字解析抽出部で抽出された漢字についての前記漢字レベルとの比較を行うレベル比較部と、
    表示を行う文章の表示編集を行う組版部と、
    を有し、
    前記組版部は、前記利用者レベル情報が前記漢字レベル情報に満たない場合に前記読み仮名をふりがなとして文章に包含して組版を行い、それ以外の場合、前記文章に前記ふりがなを包含しないで組版を行うものである
    コンテンツ表示装置。
  6. 日本語の文章を表示するコンテンツ表示装置であって、
    表示部と、
    利用者から利用者レベル情報と表示を行う文章の指定についての入力を受け付ける入力部と、
    利用者による前記入力と、漢字レベルを含む漢字データベースとを記憶する記憶部と、
    前記文章に含まれる漢字および当該漢字に対応するふりがなを解析して抽出する漢字解析抽出部と、
    前記利用者レベルと、漢字解析抽出部で抽出された漢字についての前記漢字レベルとの比較を行うレベル比較部と、
    表示を行う文章の表示編集を行う組版部と
    を有し、
    前記組版部は、前記利用者レベル情報が前記漢字レベル情報に満たない場合に前記文章に前記ふりがなを表示として組版を行い、それ以外の場合、前記文章に前記ふりがなを非表示として組版を行うものである
    コンテンツ表示装置。
  7. 請求項5または6に記載のコンテンツ表示装置であって、
    前記表示部に表示される文章の漢字のうち少なくとも一部を選択漢字として受け付ける表示選択部と前記組版の少なくとも一部を改編する組版改編部とをさらに有し、
    前記表示選択部が前記選択漢字を受け付けた場合に、前記組版改編部が当該選択漢字について前記ふりがなの表示を切り替えるものである
    コンテンツ表示装置。
  8. 請求項7に記載のコンテンツ表示装置であって、
    前記表示選択部が前記選択漢字を受け付けた回数を記録する回数記録部をさらに有することを特徴とする
    コンテンツ表示装置。
  9. 請求項7または8に記載のコンテンツ表示装置であって、
    前記表示選択部は、前記表示部上に設けられたタッチパネルであることを特徴とする
    コンテンツ表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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