JP2020064412A - 目的別検索システム、目的別検索プログラム及び目的別検索方法 - Google Patents

目的別検索システム、目的別検索プログラム及び目的別検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの検索目的の達成と検索条件との関係を分析することができるシステムを提供すること。【解決手段】検索目的ごとに情報の検索を行う為の目的別検索システムであって、情報の検索を行う為の検索クエリの入力を受け付け、前記検索クエリに基づく検索条件で検索を実行する検索手段と、検索結果画面を表示する為に、検索により抽出された1以上の索出情報を表示処理し、処理結果を送信する表示手段と、前記検索クエリに基づいて、ユーザの検索目的を分類する分類手段と、検索の結果、前記検索目的が達成されたか否かを示す達成情報の入力を受け付ける達成情報受付手段と、少なくとも前記検索条件及び達成情報を含む検索の履歴である検索履歴を記憶する記憶手段と、前記検索履歴における前記検索条件及び達成情報に基づいて、前記検索条件及び達成情報の相関分析を行う分析手段と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、目的ごとに検索を行う、目的別検索システム、目的別検索プログラム及び目的別検索方法に関する。
昨今、インターネットの普及により、情報量が爆発的に増加している。大量の情報から目的のものを見つけ出して利用する為にはユーザの工夫が必要である。例えばキーワードの選定や検索式の作成には、ユーザの能力も必要となり、検索に不慣れなユーザには、目的の情報を見つけることが難しい。また、必要としている情報が深い情報であればあるほど、類似する情報や深さの違う多数のノイズ情報を目にすることになり、ユーザは検索に際してストレスを感じている。
これに対し、特許文献1には、自然言語で作成された検索文を解析し、検索文を形態素解析して切り出された単語を用いて検索式を生成するシステムが記載されている。このシステムによれば、単語の解析によって選定された目的分類に基づいて検索式の生成を行うことができ、ユーザは自然言語による入力で手軽に検索を行うことができる。
また、特許文献2には、検索結果に対するユーザの操作を分析し、目的が達成されたか否かを判定してウェブサイトの評価に反映することができる装置が記載されている。検索結果はウェブサイトの評価が高い順に表示されるため、ユーザはより有用なウェブサイトを優先的に確認することができる。
特開2003−108584号公報 特開2012−73879号公報
上記のように、インターネット上に存在する情報量は莫大であり、今後も更に増加することが見込まれる。一方、多くのユーザは検索結果のうち上位のもの、特に最初のページに表示される情報しか確認しないため、検索の精度によってユーザの目的の達成度合いは大きく左右される。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載の技術では、検索式の分析を行わないため、ユーザの目的に応じた適切な絞り込みができているのか否かを検討して改善することができず、ユーザにとって有用な情報が埋もれてしまうという課題があった。
また、ユーザの目的とする情報がそもそも存在しない場合であっても、そのことを知らせることができず、不足している情報が提供されるように促すことができないという課題があった。
本発明は上記のような現状に鑑みてなされたものであり、ユーザの検索目的の達成と検索条件との関係を分析することができるシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決する為に、本発明は、検索目的ごとに情報の検索を行う為の目的別検索システムであって、
情報の検索を行う為の検索クエリの入力を受け付け、前記検索クエリに基づく検索条件による検索結果を取得する検索手段と、
検索結果画面を表示する為に、検索により抽出された1以上の索出情報を表示処理し、処理結果を送信する表示手段と、
前記検索クエリに基づいて、ユーザの検索目的を分類する分類手段と、
検索の結果、前記検索目的が達成されたか否かを示す達成情報の入力を受け付ける達成情報受付手段と、
少なくとも前記検索条件及び達成情報を含む検索の履歴である検索履歴を記憶する記憶手段と、
前記検索履歴における前記検索条件及び達成情報に基づいて、前記検索条件及び達成情報の相関分析を行う分析手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザの検索目的を分類し、検索目的の達成と検索条件との関係を分析することができる。
本発明の好ましい形態では、前記分類手段は、前記検索履歴に基づいて、前記検索履歴における検索目的を分類し、
前記検索履歴に基づいて、前記検索目的及び検索条件別に、前記検索目的の達成率を算出する達成率算出手段を更に備え、
前記分析手段は、前記達成率に基づいて分析を行うことを特徴とする。
このような構成とすることで、検索目的ごとに、達成率に基づくより詳細な分析を行うことができる。例えば、検索目的が達成されやすい検索条件や、逆に検索目的が達成されにくい検索条件を特定し、ユーザへの提案等に役立てることができる。
本発明の好ましい形態では、前記検索履歴に基づいて、前記検索目的ごとに、達成率向上条件として前記達成率が高い前記検索条件を特定する達成率向上条件特定手段を更に備え、
前記表示手段は、前記検索クエリに基づいて分類された前記検索目的に対応する前記達成率向上条件を用いて、前記達成率を向上させる為の検索条件に関する情報を表示処理することを特徴とする。
このような構成とすることで、検索を行おうとするユーザの検索目的の達成率が高い条件に基づいて、ユーザの目的を達成しやすくするための提案を行うことができる。これにより、検索に不慣れなユーザであっても適切な検索条件で検索を行うことができ、より検索目的を達成しやすくなる。
本発明の好ましい形態では、前記検索履歴に基づいて、未達成目的として、前記達成率が低い前記検索目的を特定する未達成目的特定手段と、
前記未達成目的について、当該検索目的の前記達成率を上げる為に必要な情報を、不足情報として出力する出力手段と、を更に備えることを特徴とする。
このような構成とすることで、検索目的が達成されにくい検索条件に基づいて、不足していると考えられる情報を提供することができる。これにより、情報の提供者にとっては、ユーザのニーズに応じた情報を提供することができ、ユーザにとっては、求める情報が提供されるように改善されやすくなる効果が期待できる。
本発明の好ましい形態では、前記検索手段は、前記検索クエリとして、自然言語による目的文章の入力を受け付けることを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザは自然言語で直接検索目的を入力することができ、キーワードの選定や検索式の検討を行う必要がない為、簡単な入力で検索を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記検索履歴は、前記目的文章を更に含み、
前記目的文章を単語に分解する分解手段と、
前記検索履歴に基づいて、前記目的文章に含まれる単語ごとに単語特性を分析する特性分析手段と、
前記単語特性に基づいて、検索目的の分類方法を学習する学習手段と、を更に備え、
前記分類手段は、前記単語特性に基づいて、前記検索目的の分類を行うことを特徴とする。
このような構成とすることで、検索履歴に基づいて機械学習によって検索目的の分類方法を学習し、分類を行うことができる。これにより、検索が行われるにつれて学習が進み、検索目的の分類精度が向上する効果が期待できる。
本発明の好ましい形態では、前記特性分析手段は、前記単語特性に基づいて、前記目的文章ごとに文章特性を分析し、
前記学習手段は、前記文章特性に基づいて、前記検索目的の分類方法を学習し、
前記分類手段は、前記文章特性に基づいて、前記検索目的の分類を行うことを特徴とする。
このような構成とすることで、目的文章に含まれる単語の特性に基づいて目的文章の特性を求め、目的文章の特性に応じた分類を行うことができる。これにより、目的文章に含まれる単語だけでなく、例えば単語の位置関係等から求められる文章特性に基づいて分類を行うことができるため、分類精度が向上する。
本発明の好ましい形態では、前記目的文章から、所定の構成要素を特定する構成要素特定手段を更に備え、
前記表示手段は、前記目的文章の入力を受け付ける為の入力画面を表示処理して処理結果を送信し、
前記入力画面は、利用者の入力に応じて、各構成要素に対して入力された内容及び未入力の前記構成要素を表示することを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザは入力画面において、入力済みの内容や不足する要素を構成要素ごとに確認することができるため、より適切に情報を入力しやすくなる。
本発明の好ましい形態では、前記記憶手段は、前記索出情報を閲覧したユーザから受け付けた、当該索出情報が有益であるか否かを示す有益性情報を、前記検索履歴として更に記憶し、
前記有益性情報に基づいて、前記検索目的ごとに各索出情報の有益率を算出する有益率算出手段を更に備えることを特徴とする。
このような構成とすることで、例えば、ユーザによる情報の選定や索出情報の表示順序の決定等に有益率を利用することができる。また、既にインターネット上に公開されている、オリジナルではない情報をまとめたキュレーション記事のページ等も増加しており、ユーザにとって無益な情報も大量に存在する。有益率を算出することで、各情報が有益であるか否かの判断材料をユーザに提供でき、利便性が向上する。
本発明の好ましい形態では、前記有益率に基づいて前記索出情報をフィルタリングする為の入力を受け付けた場合に、前記検索結果画面に表示される前記索出情報は、所定の条件によって前記有益率が高いとみなされた前記索出情報からなることを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザは有益率が高い索出情報に絞り込んで閲覧することができ、検索目的を達成できる情報を見つけやすくなる。また、情報の提供者がより有益な情報を提供しようとすることで、ユーザのニーズに応える情報が提供される効果が期待できる。
本発明の好ましい形態では、前記検索結果画面は、前記検索クエリに基づいて分類された前記検索目的における前記有益率を、前記索出情報ごとに表示することを特徴とする。
このような構成とすることで、検索を行うユーザは自分と同じ目的の検索履歴に基づく有益率を検索結果画面において確認することができ、閲覧する情報の選択に役立てることができる。
本発明の好ましい形態では、前記有益率算出手段は、各索出情報について入力された前記有益性情報のうち、各索出情報が有益であることを示す情報の割合を、前記検索目的ごとに前記有益率として算出することを特徴とする。
このような構成とすることで、各索出情報を有益だと判断したユーザの割合を、検索目的ごとに算出することができる。
本発明は、検索目的ごとに情報の検索を行う為の目的別検索プログラムであって、
コンピュータを、情報の検索を行う為の検索クエリの入力を受け付け、前記検索クエリに基づく検索条件による検索結果を取得する検索手段と、
検索結果画面を表示する為に、検索により抽出された1以上の索出情報を表示処理し、処理結果を送信する表示手段と、
前記検索クエリに基づいて、ユーザの検索目的を分類する分類手段と、
検索の結果、前記検索目的が達成されたか否かを示す達成情報の入力を受け付ける達成情報受付手段と、
少なくとも前記検索条件及び達成情報を含む検索の履歴である検索履歴を記憶する記憶手段と、
前記検索履歴における前記検索条件及び達成情報に基づいて、前記検索条件及び達成情報の相関分析を行う分析手段と、として機能させることを特徴とする。
本発明は、検索目的ごとに情報の検索を行う為の目的別検索方法であって、
情報の検索を行う為の検索クエリの入力を受け付け、前記検索クエリに基づく検索条件による検索結果を取得する検索ステップと、
検索結果画面を表示する為に、検索により抽出された1以上の索出情報を表示処理し、処理結果を送信する表示ステップと、
前記検索クエリに基づいて、ユーザの検索目的を分類する分類ステップと、
検索の結果、前記検索目的が達成されたか否かを示す達成情報の入力を受け付ける達成情報受付ステップと、
少なくとも前記検索条件及び達成情報を含む検索の履歴である検索履歴を記憶する記憶ステップと、
前記検索履歴における前記検索条件及び達成情報に基づいて、前記検索条件及び達成情報の相関分析を行う分析ステップと、をコンピュータが実行することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの検索目的の達成と検索条件との関係を分析することができるシステムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る目的別検索システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る目的別検索システムが記憶する検索履歴の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る目的別検索システムにおける検索履歴の分析に係る処理フローチャートである。 本発明の実施形態に係る目的別検索システムにおける検索の際の処理フローチャートである。 本発明の実施形態に係る目的別検索システムにおける入力画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る目的別検索システムにおける検索結果画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る目的別検索システムにおける検索結果画面の表示例を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではなく、様々な構成を採用することもできる。
例えば、本実施形態では目的別検索システムの構成、動作等について説明するが、同様の構成の方法、サーバ装置、コンピュータプログラム、記録媒体等も、同様の作用効果を奏することができる。また、プログラムは、記録媒体に記憶させてもよい。この記録媒体を用いれば、例えばコンピュータに前記プログラムをインストールすることができる。ここで、前記プログラムを記憶した記録媒体は、例えばCD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
本実施形態においては、検索クエリとして検索目的を示す目的文章の入力を受け付け、これに基づいてウェブページの検索を行う場合について例示する。本実施形態の検索結果画面においては、検索条件に該当するウェブページの情報が索出情報として表示され、ウェブページが選択されると当該ウェブページを表示する。
検索目的とは、ユーザが検索を行う目的を指す。本実施形態においては、例えば「新しいパソコンを安く買う方法を知りたい」、「みなとみらいの花火大会の穴場スポットを知りたい」等、自然言語による目的文章の入力を受け付け、入力内容に基づいて分類を行う構成を示す。
また、検索クエリとは、検索を行う為の命令を指す。本発明では、検索を行おうとするユーザが検索の為に入力する情報を「検索クエリ」とし、記憶手段は過去の検索において入力された検索クエリを含む情報等を「検索履歴」として記憶する。以下では、検索の実行の際に入力される目的文章(検索クエリ)と、検索履歴として記憶された目的文章と、を区別して用いる。
また、検索条件とは、検索に用いるキーワード、絞り込み条件、検索式等、検索を行うための様々な条件のことを指す。
また、索出情報とは、検索によって抽出された情報のことを指す。本実施形態においては、外部の検索エンジンを用いてウェブページの検索を行い、検索条件に合致するウェブページを索出情報としてユーザに提示する。なお、本発明の検索対象はウェブページに限定されず、任意の情報を索出情報として提示してよい。
また、達成情報とは、ユーザが検索目的を達成したか否かを示す情報のことを指す。本実施形態においては、ユーザの目的の達成度合いを4段階で入力させる構成を示すが、この他任意の方法で入力を受け付けてよい。
また、有益性情報とは、索出情報が有益であるか否かを示す情報のことを指す。本実施形態においては、ウェブページが有益であるか否かをユーザに選択させ、その選択結果を有益性情報として用いる。
図1は、本実施形態における目的別検索システムの機能ブロック図である。このように、本実施形態における目的別システムは、サーバ装置1とユーザ端末3とが通信可能に構成され、サーバ装置1は記憶手段2と有線又は無線で接続されている。
サーバ装置1としては、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の補助記憶装置、ネットワークNWへの接続手段を含む種々の入出力装置等を備えた、サーバ装置等の一般的なコンピュータ装置を利用することができる。より詳細には、コンピュータ装置の備える補助記憶装置に、予め、あるいは、サーバ装置1の管理者等の操作によって、コンピュータ装置を後述する各手段として動作させるための目的別検索プログラムを記録しておき、それを主記憶装置上に展開して、演算装置によって、入出力装置の制御等の各種処理を行うことによって実現できる。
ユーザ端末3としては、演算装置、主記憶装置、補助記憶装置、サーバ装置1への接続手段や、種々の入出力装置等を備えた、一般的なコンピュータ装置を利用することができる。本実施形態では、入力手段31及び表示部32を兼ねるタッチパネルディスプレイを備えるスマートフォンを利用する場合を想定するが、この他にも例えばPC(Personal Computer)やタブレット端末等のような任意のコンピュータ装置を用いてよい。ユーザ端末3は、検索クエリの入力や各種の画面の表示を行う為のアプリケーションを記憶している。
サーバ装置1は、分解手段101と、特性分析手段102と、学習手段103と、分類手段104と、構成要素特定手段105と、達成情報受付手段106と、有益率算出手段107と、分析手段108と、検索手段111と、表示手段112と、達成率算出手段113と、出力手段114と、索出情報分類手段115と、を備える。分析手段108は、達成率向上条件特定手段109と、未達成目的特定手段110と、を備える。
分解手段101は、記憶手段2に記憶された検索履歴において、自然言語による目的文章を単語に分解する。特性分析手段102は、単語ごとに単語特性を分析する。学習手段103は、単語特性に基づいて検索履歴の検索目的の分類方法を学習し、分類手段104が検索目的を分類する。なお、この他には、予め設定された選択肢の中から検索目的を選択させ、その選択に基づいて検索目的の分類を行う構成や、検索条件に基づいて検索目的の分類を行う構成等に変更してもよい。
記憶手段2は、検索履歴や後述の分類モデル、有益性情報等の情報を記憶する。図2は、本実施形態において記憶手段2が記憶する検索履歴の一例を示す図である。このように、記憶手段2は、検索履歴として、検索履歴IDと、入力された目的文章と、検索条件と、達成情報と、検索目的クラスタIDと、を記憶する。また、この他に検索日時等やユーザID等任意の情報を検索履歴として記憶してもよい。
目的文章としては、ユーザによって自然言語で入力された文章をそのまま記憶しており、これに基づいて行われる後述の分類の結果を検索目的クラスタIDとして記憶する。より具体的には、単語特性に基づいて検索履歴をクラスタリングし、同じクラスタに分類される検索履歴を同じ検索目的であるものとして扱う。各クラスタには検索目的クラスタIDが付与され、各々の検索履歴は、検索目的として、当該検索履歴が振り分けられたクラスタの検索目的クラスタIDを含む。また、達成情報は必須でなくてもよく、達成情報を含まない検索履歴が存在してもよい。
なお、サーバ装置1が備える各手段は、ひとつのコンピュータ装置によって実現される必要はなく、複数のコンピュータ装置を協働させることによって実現する構成としてもよい。また、記憶手段2をサーバ装置1が備える構成や、複数のコンピュータ装置を用いて記憶手段2を実現する構成としてもよい。
図3は、本実施形態における検索履歴の分析に係る処理の一例を示すフローチャートである。図3の処理は、新たな検索履歴が追加される度に実行してもよいし、例えば1日や1週間、1か月等、任意の間隔で実行し、分類モデルの学習や検索条件の分析を行ってもよい。この他には、新たな検索履歴が所定の数だけ追加された場合に図3の処理を実行する構成等としてもよい。
まず、ステップS11において、記憶手段2が記憶する検索履歴をサーバ装置1が取得する。次に、ステップS12において、目的文章の解析を行う。本実施形態では、まず分解手段101が目的文章を単語に分解し、特性分析手段102が、各単語の単語特性を分析する。本実施形態においては、単語特性として、各単語の特徴量ベクトルを求める。
ステップS13では、分類手段104が、ステップS12で求めた各単語の特徴量ベクトルに基づいて、目的文章の近さから一次クラスタリングを行う。単語特性の分析には、例えば、Word2Vecモデルを用いることができる。Word2Vecモデルは、ニューラルネットワークを用いて単語の特徴量ベクトルを求めるモデルであり、本実施形態では、目的文章内に出現する単語の特徴量ベクトルに基づいて、目的文章同士の近さを分析してクラスタリングを行う。
本実施形態においては、分類手段104は、一次クラスタリングを行った上で、ステップS14及びステップS15で更に二次クラスタリングを行う。ステップS14では、ステップS13で分類した一次クラスタごとに、特性分析手段102が目的文章の解析を行い、目的文章の特徴量ベクトルを求める。
ステップS14における目的文章の解析では、単語の特徴量ベクトル(単語特性)に基づき、文章特性として、目的文章の特徴量ベクトルを求める。ここでは、例えばDoc2Vecモデルを用いた解析が可能である。Doc2Vecモデルは、ニューラルネットワークを用いて文章内の単語の出現順序や距離を考慮して文章の特徴量ベクトルを求めるモデルであり、Doc2Vecモデルを利用することで、文章同士の類似度を求めることができる。
次にステップS15において、ステップS14で求めた目的文章ごとの特徴量ベクトルに基づいて、分類手段104が一次クラスタを更に細分化した二次クラスタリングを行う。分類手段104は、このようにして分類した結果として、二次クラスタリングにおける各クラスタに検索目的クラスタIDを付与し、各検索履歴に、当該検索履歴が振り分けられたクラスタの検索目的クラスタIDを登録することにより、検索履歴における検索目的の分類を行う。
ステップS16においては、学習手段103が、単語の特徴量ベクトル及び目的文章の特徴量ベクトルからクラスタを求めるモデルを、ステップS13とステップS15のクラスタリングそれぞれについて作成し、分類モデルとして記憶手段2に登録する。分類手段104は、後述の検索処理の際に、この分類モデルを順番に適用することで検索目的の分類を行う。
検索目的の分類が完了すると、ステップS17〜ステップS19において、分析手段108が、検索履歴における達成情報及び検索条件の相関分析を行う。まず、ステップS17においては、検索目的(クラスタ)ごとに、4段階の達成情報を目的変数、検索条件を説明変数として回帰分析を行うことで、検索条件と達成情報との相関を調べる。より具体的には、達成率向上条件特定手段109が、達成情報と相関する検索条件を分析し、4段階の達成情報と正の相関がある検索条件を達成率向上条件として特定する。
次に、ステップS18において、有益率算出手段107及び達成率算出手段113がそれぞれ有益率及び達成率を算出する。有益率算出手段107は、検索目的ごとに、記憶手段2に記憶された有益性情報に基づいて、各ウェブページの有益率を算出する。具体的には、各ウェブページ(索出情報)について入力された有益性情報のうち、当該ウェブページが有益であることを示す情報の割合を、検索目的ごとに算出し、これを有益率とする。
また、達成率算出手段113は、検索目的及び検索条件別に検索目的の達成率を算出する。ここでは、特に、ステップS17で特定された達成率向上条件を適用して検索を行った検索履歴を対象に、検索目的を達成した検索履歴の割合を達成率として算出する。なお、達成率向上条件を適用していない検索履歴についても、検索条件ごとにそれぞれ達成率を算出してもよい。ここで、本実施形態においては、4段階で記憶される達成情報において、上位2段階の達成情報が記録された検索履歴を、検索目的が達成されたものとして扱って達成率の算出を行う。
次に、ステップS19では、未達成目的特定手段110が、達成率が低い検索目的を未達成目的として特定する。具体的には、例えば、ステップS17と同様に、検索履歴における達成情報及び検索条件の相関分析を行い、達成情報と負の相関がある検索条件を特定し、不足情報として出力手段114が出力する構成とすることができる。より簡単な方法としては、例えば、検索条件に関わらず検索目的ごとに達成率を算出し、達成率が低い検索目的を所定の基準で特定する構成としてもよい。
このように、達成率が低い検索目的や、達成率が低くなる検索条件を特定し、不足情報として出力することで、情報の提供者に不足情報の提供を促すことができる。なお、本実施形態においては、単に達成率が低い検索目的や達成率が低くなる検索条件を不足情報として出力するが、達成率を向上させる為に必要な情報を推定して出力する構成としてもよい。
なお、説明の都合上全ての処理を順番に行う構成を示したが、上述の処理手順は一例であり、検索履歴の分析を行うという本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に処理の順番を変更したり一部の手順を省略したりしてもよい。例えば、目的文章の解析(ステップS11〜ステップS12)、検索目的の分類(ステップS13〜ステップS16)及び検索目的に応じた検索履歴の分析(ステップS17〜ステップS19)は、それぞれ関係はしているものの別の処理であり、必ずしも全てを連続して行う必要はない。従って、それぞれを異なる頻度で実行したり、一部を並行して実行したりしてもよい。
以上のようにして得られた分析結果や検索目的の分類モデルは、ユーザが検索を行う際の表示に用いられる。図4は、本実施形態における検索に係る処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS21においては、表示手段112が入力画面を表示処理して処理結果を送信し、ユーザ端末3の表示部32において、入力画面を表示する。図5は、本実施形態における入力画面の表示例を示す図である。ここに示すように、本実施形態においては、入力画面W1は、入力部W11と、構成要素表示部W12と、分析ボタンW13と、を備える。
ステップS22において目的文章が入力されると、構成要素特定手段105が、入力部W11に入力された目的文章を解析し、目的文章の構成要素を特定する。本実施形態においては、図5に示すように、いわゆる5W1Hの要素を特定して入力画面において表示する。構成要素特定手段105は、所定の間隔で入力内容を取得し、入力中に随時構成要素を特定する。
構成要素表示部W12においては、入力した内容が構成要素ごとに表示され、入力されていない構成要素については空欄で表示される。また、本実施形態においては、更に空欄の構成要素を強調して表示し、ユーザに入力を促す。構成要素表示部W12の表示は、ユーザの入力中に確認できるように、所定の間隔で更新される。
分析ボタンW13が選択されると、ステップS23において、検索手段111が、入力部W11に入力された目的文章を検索クエリとして受け付けて検索を実行する。ここではまず検索クエリに基づいてキーワードが設定され、検索が実行される。
本実施形態では、検索手段111が入力された目的文章を外部の検索エンジンに送信し、検索エンジンの機能を利用してキーワードが設定され、検索が実行される。検索手段111は、外部の検索エンジンによる検索結果を取得する。なお、目的文章を単語に分解してキーワードを設定した上で、検索手段111はキーワードを外部の検索エンジンに送信する構成としてもよい。また、外部の検索エンジンを利用せずに、目的文章から検索式を設定して、検索手段111がウェブページを検索する構成としてもよい。
ステップS24においては、分類手段104が、前述の図3の処理で記憶手段2に登録された分類モデルを用いて、検索クエリに基づく検索目的の分類を行う。具体的には、まず図3のステップS12と同様に、単語に分解して単語特性として特徴量ベクトルを求める。そして、単語の特徴量ベクトルに基づいて、文章特性として目的文章の特徴量ベクトルを求める。
次に、ステップS24で求めた特徴量ベクトルに基づき、図3のステップS16で登録した分類モデルを順番に適用して、検索目的の分類を行う。具体的には、まず単語の特徴量ベクトルから一次クラスタを求めるモデルを適用し、更に当該一次クラスタにおいて、目的文章の特徴量ベクトルから二次クラスタを求めるモデルを適用することで、検索目的の分類を行うことができる。
なお、検索の実行と検索目的の分類とは上記の通りの順番で行う必要はなく、順番を入れ替えてもよいし並行して実行されてもよい。また、文章特性の分析を省略し、単語特性のみに基づいて検索目的の分類を行ってもよい。
検索の実行及び検索目的の分類が完了すると、ステップS25に進み、表示手段112が検索結果を表示処理して処理結果を送信し、ユーザ端末3の表示部32において検索結果画面を表示する。なお、図4における処理の順序はこれに限るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に処理の順番を変更したり処理を省略したりしてもよい。
図6は、本実施形態における検索結果画面の表示例を示す図である。このように、検索結果画面W2は、切換ボタンW21と、分析結果表示部W22と、有益率フィルタボタンW23と、おすすめフィルタボタンW24と、索出情報表示部W25と、達成度ボタンW26と、を備える。検索により抽出された索出情報は、索出情報表示部W25にリスト表示される。索出情報表示部W25においては、検索クエリに基づく検索目的の分類結果に応じて、当該検索目的における各ウェブページの有益率を表示する。
本実施形態においては、索出情報分類手段115が、索出情報であるウェブページの内容を分析し、様々な観点から分類を行う。ウェブページの分類結果を分析結果表示部W22において表示し、切換ボタンW21を選択することで表示する分析結果を切り替えることができる。
索出情報分類手段115は、検索手段111が取得したウェブページのタイトル及び説明文を形態素解析し、品詞別に分解して、品詞ごとの単語の出現数等によって種々の観点で分類を行う。なお、本実施形態における分析の対象は、検索エンジンによって抽出されたウェブサイトの上位100件とする。この他、分析対象の件数を変更した構成としてもよいし、ユーザの入力に応じて任意に分析対象の件数を設定できる構成としてもよい。
また、索出情報分類手段115によるウェブページの分類は、ユーザや情報の提供者、本実施形態における目的別検索システムの運営者等によるタグ付けに基づいて行われてもよい。この他、検索手段111によって得られる情報や記憶手段2に記憶された情報等、任意の情報を用いて索出情報の分類を行ってよい。
図6においては、「関連」の切換ボタンW21が選択されている場合の例を示す。ここでは、ウェブページ(索出情報)を提供する提供者によって分類した結果として、索出情報に占める割合がドーナツグラフで表示されている。この他、ウェブページに含まれる名詞や形容詞によって分類したり、「まとめサイト」や「掲示板」等のようなウェブページの種類によって分類したりすることができる。
また、本実施形態においては、分析結果表示部W22に表示された分類を選択することで、絞り込み条件として入力することができる。分類が選択されると、検索手段111は、選択された分類によって索出情報をフィルタリングし、絞り込んだ結果を表示部32において表示する。
有益率フィルタボタンW23が選択されると、ステップS24で分類された、ユーザの検索目的と同じ検索目的の検索履歴における、各ウェブページの有益率に基づく絞り込みを行うことができる。例えば、予め設定される所定の有益率以上のウェブページに絞り込む構成や、任意の有益率の入力をユーザから受け付け、入力された有益率以上のウェブページに絞り込む構成とすることができる。
おすすめフィルタボタンW24が選択されると、図3の処理によって記憶手段2に記憶された達成率向上条件に基づく絞り込み条件によって索出情報をフィルタリングし、絞り込んだ結果を表示部32において表示する。ここで、おすすめフィルタボタンW24には、選択した場合に適用されるフィルタに関する情報、例えば後述の適用中フィルタ表示部に表示されるような内容を表示してもよい。
なお、本実施形態においては、達成率向上条件を絞り込み条件として適用する為のボタンを検索結果画面において表示する構成を示すが、これに替えて、達成率向上条件やその適用方法を表示する等の方法で、ユーザに対して達成率の高い絞り込み条件を提案するような構成に変更してもよい。
図7は、おすすめフィルタボタンW24が選択された場合の検索結果画面の表示例を示す図である。このように、フィルタ適用中の場合には、適用中フィルタ表示部W27が表示され、現在適用しているフィルタの内容を表示する。本実施形態においては、図3のステップS18で算出した、達成率向上条件を適用して検索を行った検索履歴における達成率を表示し、「83%の人が目的の情報を得たフィルタを適用」という文によって、適用中のフィルタを表示している。
索出情報表示部W25において表示されたウェブページを選択すると、当該ウェブページが表示部32において表示され、ユーザは選択したウェブページを閲覧することができる。図6、図7では全てのウェブページを閲覧前の状態を示すが、本実施形態においては、閲覧済みのウェブページについては識別可能に表示される。
また、索出情報表示部W25において、閲覧済みのウェブページについては有益性情報を入力する為の表示が含まれ、ユーザは「有益」又は「有益でない」を選択することができる。この選択によって有益率算出手段107が有益性情報の入力を受け付け、ユーザの検索目的とともに記憶手段2に記録する。
更に、検索結果画面W2は、索出情報表示部W25に表示するウェブページを、ユーザ自身が「有益」と選択したウェブページに絞り込むための表示を更に含んでいてもよい。ユーザがこの絞り込みをする為の入力を行うと、索出情報表示部W25には、当該ユーザが「有益」と選択したウェブページ(索出情報)からなるリストが表示される。
また、達成度ボタンW26が選択されると、ユーザが達成度を入力する為の画面が表示される。ユーザは、検索結果を閲覧後、検索目的の達成度を入力することができる。本実施形態においては、達成度ボタンW26が選択されると、目的の達成度を、「目的達成」、「有益な情報は得られた」、「有益な情報は得られなかった」、「何も得られなかった」の4段階から選択する為の画面が表示され、ユーザがこれを選択すると、達成情報受付手段106が達成情報の入力を受け付けて記憶手段2に記録する。なお、達成情報は、目的が達成されたか否かが判別できる任意の形式としてよい。
なお、本実施形態においては、まず絞り込み条件を利用せずに、検索クエリに基づくキーワードによる検索結果が表示される構成を示したが、例えば、達成率向上条件を絞り込み条件として追加した場合の検索結果をまず表示する構成としてもよい。その場合には、検索結果画面W2が、達成率向上条件による絞り込み条件を解除する為の表示を含むことが好ましい。
このように、有益性情報や達成情報等のフィードバックをユーザに入力させることによって、図3における検索履歴の分析が可能になる。即ち、本実施形態における目的別検索システムによれば、検索中のユーザから受け付けた入力によって、検索履歴の分析精度が向上し、検索履歴の分析によって得られた情報によって、ユーザの検索を補助することができる。従って、本発明には、ユーザに利用されるほどより使い勝手が向上し、更に利用されやすくなるという好循環をもたらす効果がある。
以上のように、本発明によれば、過去の検索履歴に基づいて、検索目的の達成率と検索条件との相関を分析することができる。更に、本実施形態における目的別検索システムによれば、達成率及び検索条件の相関関係から、達成率向上条件を特定してユーザの検索を補助したり、不足情報を出力してユーザのニーズを満たす情報の提供を促したりすることができる。従って、検索に不慣れなユーザであっても目的を達成しやすい目的別検索システムを提供することができる。
1 サーバ装置
101 分解手段
102 特性分析手段
103 学習手段
104 分類手段
105 構成要素特定手段
106 達成情報受付手段
107 有益率算出手段
108 分析手段
109 達成率向上条件特定手段
110 未達成目的特定手段
111 検索手段
112 表示手段
113 達成率算出手段
114 出力手段
115 索出情報分類手段
2 記憶手段
3 ユーザ端末
31 入力手段
32 表示部
NW ネットワーク
W1 入力画面
W11 入力部
W12 構成要素表示部
W13 分析ボタン
W2 検索結果画面
W21 切換ボタン
W22 分析結果表示部
W23 有益率フィルタボタン
W24 おすすめフィルタボタン
W25 索出情報表示部
W26 達成度ボタン
W27 適用中フィルタ表示部

Claims (14)

  1. 検索目的ごとに情報の検索を行う為の目的別検索システムであって、
    情報の検索を行う為の検索クエリの入力を受け付け、前記検索クエリに基づく検索条件による検索結果を取得する検索手段と、
    検索結果画面を表示する為に、検索により抽出された1以上の索出情報を表示処理し、処理結果を送信する表示手段と、
    前記検索クエリに基づいて、ユーザの検索目的を分類する分類手段と、
    検索の結果、前記検索目的が達成されたか否かを示す達成情報の入力を受け付ける達成情報受付手段と、
    少なくとも前記検索条件及び達成情報を含む検索の履歴である検索履歴を記憶する記憶手段と、
    前記検索履歴における前記検索条件及び達成情報に基づいて、前記検索条件及び達成情報の相関分析を行う分析手段と、を備えることを特徴とする、目的別検索システム。
  2. 前記分類手段は、前記検索履歴に基づいて、前記検索履歴における検索目的を分類し、
    前記検索履歴に基づいて、前記検索目的及び検索条件別に、前記検索目的の達成率を算出する達成率算出手段を更に備え、
    前記分析手段は、前記達成率に基づいて分析を行うことを特徴とする、請求項1に記載の目的別検索システム。
  3. 前記検索履歴に基づいて、前記検索目的ごとに、達成率向上条件として前記達成率が高い前記検索条件を特定する達成率向上条件特定手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記検索クエリに基づいて分類された前記検索目的に対応する前記達成率向上条件を用いて、前記達成率を向上させる為の検索条件に関する情報を表示処理することを特徴とする、請求項2に記載の目的別検索システム。
  4. 前記検索履歴に基づいて、未達成目的として、前記達成率が低い前記検索目的を特定する未達成目的特定手段と、
    前記未達成目的について、当該検索目的の前記達成率を上げる為に必要な情報を、不足情報として出力する出力手段と、を更に備えることを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載の目的別検索システム。
  5. 前記検索手段は、前記検索クエリとして、自然言語による目的文章の入力を受け付けることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の目的別検索システム。
  6. 前記検索履歴は、前記目的文章を更に含み、
    前記目的文章を単語に分解する分解手段と、
    前記検索履歴に基づいて、前記目的文章に含まれる単語ごとに単語特性を分析する特性分析手段と、
    前記単語特性に基づいて、検索目的の分類方法を学習する学習手段と、を更に備え、
    前記分類手段は、前記単語特性に基づいて、前記検索目的の分類を行うことを特徴とする、請求項5に記載の目的別検索システム。
  7. 前記特性分析手段は、前記単語特性に基づいて、前記目的文章ごとに文章特性を分析し、
    前記学習手段は、前記文章特性に基づいて、前記検索目的の分類方法を学習し、
    前記分類手段は、前記文章特性に基づいて、前記検索目的の分類を行うことを特徴とする、請求項6に記載の目的別検索システム。
  8. 前記目的文章から、所定の構成要素を特定する構成要素特定手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記目的文章の入力を受け付ける為の入力画面を表示処理して処理結果を送信し、
    前記入力画面は、利用者の入力に応じて、各構成要素に対して入力された内容及び未入力の前記構成要素を表示することを特徴とする、請求項5〜7の何れかに記載の目的別検索システム。
  9. 前記記憶手段は、前記索出情報を閲覧したユーザから受け付けた、当該索出情報が有益であるか否かを示す有益性情報を、前記検索履歴として更に記憶し、
    前記有益性情報に基づいて、前記検索目的ごとに各索出情報の有益率を算出する有益率算出手段を更に備えることを特徴とする、請求項1〜8の何れかに記載の目的別検索システム。
  10. 前記有益率に基づいて前記索出情報をフィルタリングする為の入力を受け付けた場合に、前記検索結果画面に表示される前記索出情報は、所定の条件によって前記有益率が高いとみなされた前記索出情報からなることを特徴とする、請求項9に記載の目的別検索システム。
  11. 前記検索結果画面は、前記検索クエリに基づいて分類された前記検索目的における前記有益率を、前記索出情報ごとに表示することを特徴とする、請求項9又は請求項10に記載の目的別検索システム。
  12. 前記有益率算出手段は、各索出情報について入力された前記有益性情報のうち、各索出情報が有益であることを示す情報の割合を、前記検索目的ごとに前記有益率として算出することを特徴とする、請求項9〜11の何れかに記載の目的別検索システム。
  13. 検索目的ごとに情報の検索を行う為の目的別検索プログラムであって、
    コンピュータを、情報の検索を行う為の検索クエリの入力を受け付け、前記検索クエリに基づく検索条件による検索結果を取得する検索手段と、
    検索結果画面を表示する為に、検索により抽出された1以上の索出情報を表示処理し、処理結果を送信する表示手段と、
    前記検索クエリに基づいて、ユーザの検索目的を分類する分類手段と、
    検索の結果、前記検索目的が達成されたか否かを示す達成情報の入力を受け付ける達成情報受付手段と、
    少なくとも前記検索条件及び達成情報を含む検索の履歴である検索履歴を記憶する記憶手段と、
    前記検索履歴における前記検索条件及び達成情報に基づいて、前記検索条件及び達成情報の相関分析を行う分析手段と、として機能させることを特徴とする、目的別検索プログラム。
  14. 検索目的ごとに情報の検索を行う為の目的別検索方法であって、
    情報の検索を行う為の検索クエリの入力を受け付け、前記検索クエリに基づく検索条件による検索結果を取得する検索ステップと、
    検索結果画面を表示する為に、検索により抽出された1以上の索出情報を表示処理し、処理結果を送信する表示ステップと、
    前記検索クエリに基づいて、ユーザの検索目的を分類する分類ステップと、
    検索の結果、前記検索目的が達成されたか否かを示す達成情報の入力を受け付ける達成情報受付ステップと、
    少なくとも前記検索条件及び達成情報を含む検索の履歴である検索履歴を記憶する記憶ステップと、
    前記検索履歴における前記検索条件及び達成情報に基づいて、前記検索条件及び達成情報の相関分析を行う分析ステップと、をコンピュータが実行することを特徴とする、目的別検索方法。
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