JP2020064365A - 情報処理装置 - Google Patents

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Ryo Yamada
遼 山田
淳也 渡辺
Junya Watanabe
淳也 渡辺
奈緒子 吉澤
Naoko Yoshizawa
奈緒子 吉澤
俊裕 新井
Toshihiro Arai
俊裕 新井
雄一朗 若宮
Yuichiro Wakamiya
雄一朗 若宮
伸 桜田
Shin Sakurada
伸 桜田
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Abstract

【課題】車両等の移動体において、搭乗者に気分転換を図りつつ広告等の情報を提供することで、情報を提供することの効果を高める。【解決手段】制御部は、第1の処理と第2の処理を実行する。第1の処理は、情報を出力することと情報に対するユーザの反応を取得することとを含む。また、第1の処理は、出力された情報とユーザの反応との関係からユーザに適切な第1の情報をユーザに関連付けることと、出力された情報とユーザの反応との関係から第1の情報よりもユーザに適切ではない情報のうち、第1の情報とは嗜好の異なる第2の情報をユーザに関連付けることと、を含む。また、第2の処理は、移動体で移動中のユーザに第1の情報を出力することと、所定の条件が充足されたときに、このユーザに第2の情報を出力することと、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、この情報処理装置が実行する情報処理方法、およびプログラムに関する。
近年、車両等の移動体における情報通信技術が高度化している。そして、移動体において、運転者等の搭乗者に広告等の情報を提供することが行われている。例えば、特許文献1の技術では、車両に乗っているユーザに対し、より好適に情報を提供するため、ドライバ余裕度に応じて、情報を提供することが提案されている。
一方、車両以外の技術分野においては、特許文献2の技術では、ユーザにとって気分転換になる可能性の高く、生産に直接寄与する気分転換作業をユーザに提示することが提案されている。
特開2017−173201号公報 特開2011−118736号公報
ところで、車両等の移動体においては、移動体に搭乗する搭乗者は、移動体の移動中、車室内に拘束されることなり、退屈した状態になりやすい。その結果、搭乗者に広告等の情報を提供したとしても、広告効果が十分ではない場合が生じやすい。そこで、本発明の目的は、車両等の移動体において、搭乗者に気分転換を図りつつ広告等の情報を提供し、情報を提供することによる効果を高めることにある。
開示の技術の一側面は、制御部を備える情報処理装置によって例示される。本制御部は、第1の処理と第2の処理を実行する。第1の処理は、情報を出力することと、前記情報に対するユーザの反応を取得することと、を含む。また、第1の処理は、前記出力された情報と前記ユーザの反応との関係から前記ユーザに適切な第1の情報を前記ユーザに関連付けることと、前記出力された情報と前記ユーザの反応との関係から前記第1の情報よりも前記ユーザに適切ではない情報のうち、前記第1の情報とは嗜好の異なる第2の情報を前記ユーザに関連付けることと、を含む。また、第2の処理は、移動体で移動中の前記ユーザに前記第1の情報を出力することと、所定の条件が充足されたときに、前記ユーザに前記第2の情報を出力することと、を含む。
本情報処理装置によれば、車両等の移動体において、搭乗者に気分転換を図りつつ情報を提供し、広告等の情報を提供することによる効果を発揮させることができる。
情報処理装置の構成を例示する図である。 嗜好性データベースのデータの構成を例示する図である。 ユーザの嗜好性取得処理を例示する図である。 広告配信処理を例示する図である。
以下、図面を参照して、一実施の形態に係る情報処理装置について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本情報処理装置は実施の形態の構成には限定されない。本実施の形態では、車両等の移動体において、搭乗者に気分転換を図りつつ情報を提供し、広告等の情報を提供することによる効果を発揮させる情報処理装置が説明される。本情報処理装置は、例えば、搭乗者が搭乗する移動体に搭載される情報処理装置である。移動体としては、車両、船舶、航空機等が想定できる。搭乗者は、移動体を利用するユーザ、あるいは消費者ということもできる。搭乗者は運転者であってもよいし、運転しない同乗者であってもよい。ただし、本情報処理装置は、ユーザが携帯する装置であってもよい。
本情報処理装置は、制御部を有する。この制御部は、第1の処理と第2の処理を実行する。第1の処理は、移動体の目的地または目的地までの経路に関連する広告等の情報を出力することと、前記情報に対するユーザの反応を取得することと、を含む。
また、第1の処理は、前記出力された情報と前記ユーザの反応との関係から前記ユーザに適切な第1の情報を前記ユーザに関連付けることと、前記出力された情報と前記ユーザの反応との関係から前記第1の情報よりも前記ユーザに適切ではない情報のうち、第1の情報とは嗜好の異なる第2の情報を前記ユーザに関連付けることと、を含む。ユーザに適切な第1の情報とは、例えば、当該ユーザの嗜好に合致する情報である。第1の情報よりも前記ユーザに適切ではない情報のうち、第1の情報とは嗜好の異なる第2の情報とは、前記ユーザの嗜好とは、必ずしも合致しない広告であって、ユーザがある程度の関心を示す情報を例示できる。
また、第2の処理は、前記第1の情報を出力することと、所定の条件が充足されたときに、前記ユーザに前記第2の情報を出力することと、を含む。ここで、所定の条件は、例えば、ユーザが第1の情報の嗜好とは、異なる嗜好を望むことが特定されることで充足される。制御部は、ユーザの反応をユーザの生体情報を検出するセンサから取得すればよい。また、制御部は、所定の条件が充足されるか否かを、ユーザの生体情報を基に判断すればよい。生体情報は、例えば,画像から得られる顔の表情、目の動き、呼吸の回数、脈拍等を例示できる。
第1の処理において、制御部は、出力された広告とユーザの反応との関係からユーザが有する第1の嗜好を特定するともに、第1の嗜好以外で、ユーザが有する第2の嗜好を特定することとを実行する。第1の嗜好は、例えば、ユーザが最も好む嗜好である。第2の嗜好は、ユーザが最も好む嗜好ではないが、ユーザがある程度の反応を示す嗜好である。
また、第2の処理において、制御部は、第1の嗜好に適合する情報を出力することと、所定の条件が充足されたときに、第2の嗜好に適合する情報を出力することと、を実行する。嗜好に適合するとは、当該嗜好を有するユーザに対して適するという意味である。
さらに、制御部は、ユーザの過去の移動履歴に基づいて、第1の処理で出力する情報を選択することが望ましい。すなわち、ユーザの過去の移動履歴を反映して出力する情報を選択することで、制御部は、より精度よく、ユーザの嗜好性を特定できる。
<構成>
図1に、情報処理装置1のハードウェア構成図を例示する。本情報処理装置1はCPU11と、主記憶部12と、インターフェース(I/F)を通じて接続される外部機器を有し、プログラムにより情報処理を実行する。CPU11はプロセッサともいう。主記憶部12は主記憶装置の一例である。外部機器としては、外部記憶部13、表示部14、操作
部15、通信部16、カメラ17、および生体センサ18を例示できる。
CPU11は、主記憶部12に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、情報処理装置1の機能を提供する。主記憶部12は、CPU11が実行するコンピュータプログラム、CPU11が処理するデータ等を記憶する。主記憶部12は、Dynamic Random Access Memory(DRAM)、Static Random Access Memory(SRAM)、Read Only Memory(ROM)等である。CPU11と主記憶部12とは、制御部10と呼ぶこと
ができる。制御部10は、コンピュータプログラムにより情報処理装置1を制御し、本実施の形態の情報処理方法を実行する。
さらに、外部記憶部13は、例えば、主記憶部12を補助する記憶領域として使用され、CPU11が実行するコンピュータプログラム、CPU11が処理するデータ等を記憶する。外部記憶部13は、ハードディスクドライブ、Solid State Disk(SSD)等である。さらに、情報処理装置1には、着脱可能記憶媒体の駆動装置を設けてもよい。着脱可能記憶媒体は、例えば、ブルーレイディスク、Digital Versatile Disc(DVD)、Compact Disc(CD)、フラッシュメモリカード等である。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネル等である。操作部15は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等である。本実施の形態では、ポインティングデバイスとしてタッチパネルが例示される。通信部16は、ネットワーク上の他の装置、例えば、移動体あるいはユーザにサービスを提供するサーバ等とデータを授受する。
カメラ17は、Charge Coupled Device(CCD)、Complementary Metal-Oxide-Semiconductor(CMOS)イメージセンサ等を配列した撮像装置である。カメラ17は、所定のフレーム周期で、ユーザの顔画像、あるいは移動体の室内空間を撮影した画像を、フレームバッファを介してCPU11に提供する。フレームバッファは、主記憶部12に設けられても良いし、CPU11と連携する画像処理専用のプロセッサによって管理されるものであってもよい。
生体センサ18は、例えば、心拍数、体温、発汗量を計測するセンサである。生体センサ18は、感圧センサを有し、ユーザの腕等に装着され、心拍数を計測するものでもよい。また、生体センサ18は、サーミスタを有し、ユーザの胴体等に装着され、抵抗値の変化で体温を計測するものでもよい。また、生体センサ18は、赤外線を検知する検出部を有し、人体表面あるいは耳内の体温を計測するものでもよい。さらにまた、生体センサ18は、人の皮膚表面の空気の湿度から発汗量を計測するものでもよい。
図2に、ユーザが有する嗜好を示す嗜好性データベースのデータの構成を例示する。ここで、嗜好とは、ユーザが好む分類項目であり、図2の表の各行の要素である。また、嗜好性とは、ユーザが有する嗜好によって特徴付けられるユーザの特性をいうことにする。また、図2で各行は、ユーザごとの識別情報(USER A, USER B等)を有する。以下、各ユーザは、USER A、 USER B等で呼ぶことにする。
そして、図2の表の各要素には、ユーザごとの各分類項目に対する好みの程度を10段階で例示した数値が格納される。例えば、USER Aの識別情報で示されるユーザは、ファッション、買物、スポーツ、健康、食事、車に対する好みの値は、10、9、2、8、8、3で例示される。また、USER Bの識別情報で示されるユーザは、ファッション、買物、スポーツ、健康、食事、車に対する好みの値は、0、1、4、8、6、9で例示される。ユーザの嗜好性は、例えば、図2の該当するユーザの行のそれぞれの分類項目に付与される数値(好みの値)の組み合わせで特定することができる。
本実施の形態では、好みの値が第1の基準値以上の分類項目をメジャーな嗜好と呼ぶ。第1の基準値は、嗜好の程度が高いと判断できる基準値ということができる。例えば、第1の基準値を7とすると、USER Aのメジャーな嗜好は、ファッション、買物、健康、食事である。また、この場合のUSER Bのメジャーな嗜好は、健康と車である。
また、好みの値が第1の基準値未満であるが、好みの値が第2の基準値以上の分類項目をマイナーな嗜好と呼ぶ。第2の基準値は、嗜好の程度が高いとは言えないが無視できない限界と判断できる基準値ということができる。マイナーな嗜好は、ユーザがある程度の関心を示す嗜好ということもできる。例えば、第2の基準値を3とすると、USER Aのマイナーな嗜好は、車である。また、この場合のUSER Bのマイナーな嗜好は、スポーツと食事である。
このようなユーザが有する嗜好は、ユーザに広告を表示したときのユーザの反応を基に推定できる。ユーザの反応は、例えば、ユーザの生体情報から取得できる。ユーザの生体情報は、ユーザの顔の表情、心拍数、体温、発汗量等である。
ユーザの顔の表情は、例えば、無反応、目の面積が大きくなる、まぶたを閉じる、額にしわが生じる、口が開く、口が横に広がる、上顎が上がる等である。例えば、目の面積が大きくなる、口が開く、口が横に広がる、上顎が上がる等の場合、情報処理装置1は、肯定的な表情と判断できる。まぶたを閉じる、額にしわが生じる等の場合、情報処理装置1は、否定的な表情と判断できる。無反応の場合、情報処理装置1は、無関心または否定的な表情と判断できる。
そこで、本実施の形態では、移動体に搭載された情報処理装置1が、ユーザに広告を表示し、カメラ17によってユーザの顔の画像を撮影し、表情を判定する。情報処理装置1は、ファッションに関する広告を表示し、ユーザが肯定的な反応を示した場合、ファッションに対するポイントを+1点とする。また、情報処理装置1は、ファッションに関する広告を表示し、ユーザが否定的な反応を示した場合、ファッションに対するポイントを−1点とする。また、情報処理装置1は、ファッションに関する広告を表示し、ユーザが無反応である場合、ファッションに対するポイントを−0.5点とする。情報処理装置1は、このような広告の表示と、画像による判定を複数の分類項目のそれぞれにおいて、多数の広告によって繰り返す。
また、情報処理装置1は、画像以外の生体情報を判断の対象としてもよい。例えば、画像によってポイントが得られたときに、さらに、心拍数、体温、発汗量等に変化が生じた場合には、情報処理装置1は、ポイントを2倍にすればよい。より具体的には、例えば、画像によって肯定的なポイントが得られたときに、さらに、心拍数、体温、発汗量等に変化が生じた場合には、情報処理装置1は、ポイントを+2とすればよい。そして、情報処理装置1は、ユーザごとに、このような判定結果を複数の分類項目のそれぞれにおいて集計し、ポイント数が最大の分類項目の集計値が10となるように、複数の分類項目のそれぞれのポイントをスケーリングする。このような手順で、情報処理装置1は、1人のユーザに対応する嗜好性データベースの1行のデータを作成する。
また、情報処理装置1は、ユーザが情報処理装置1に目的地を入力している場合には、目的地と広告との関連性を反映して、ポイントを設定してもよい。例えば、目的地がサッカースタジアムで、広告が特定のサッカーチームに関連する広告の場合は、情報処理装置1は、関連性が高いものとして、当該広告にユーザが肯定的な反応を示した場合は、ポイントを+2とする。また、目的地が温泉地で、広告が旅行に関連する広告の場合は、情報処理装置1は、関連性が高いものとして、当該広告にユーザが肯定的な反応を示した場合
は、ポイントを+2とする。このような各目的地と、目的地に関連する広告との関係は、主記憶部12上のテーブルに設定しておけばいい。
<処理フロー>
図3に、本実施の形態における情報処理装置1によるユーザの嗜好性取得処理を例示する。この処理では、情報処理装置1は、ユーザの移動体での移動履歴を記録した移動履歴情報を取得し、移動履歴に記述された目的地、あるいは、移動経路と関連する広告等の広告を提示することで、ユーザの反応からユーザの嗜好性を判断する。そして、情報処理装置1は、当該ユーザが有する嗜好に合致する広告を当該ユーザに対応付ける。
例えば、ユーザが移動体の運転手の場合であって、情報処理装置1が移動体に搭載された車載機の場合には、移動体による移動が開始する前または後、あるいは、目的地を設定しないで移動体による移動をしているときに、情報処理装置1が図3の処理を実行すればよい。また、例えば、情報処理装置1がスマートフォンあるいは携帯電話である場合には、情報処理装置1は、ユーザが許容する時期に図3の処理を実行すればよい。また、ユーザに出力する広告とユーザの嗜好性の管理がインターネット上のサーバ等で実行される場合には、情報処理装置1は、端末として機能するパーソナルコンピュータ等であってもよい。
この処理では、情報処理装置1は、まず、ユーザの移動履歴情報を取得する(S1)。情報処理装置1は、例えば、自身が蓄積した外部記憶部13内の移動履歴情報データベースから移動履歴情報を取得すればよい。ただし、情報処理装置1は、インターネット等のネットワーク上でナビゲーションサービスを提供するナビゲーションサーバから、当該ユーザの移動履歴情報を取得してもよい。例えば、情報処理装置1は、ナビゲーションサービスに登録したユーザの識別情報、情報処理装置1が車載機の場合の車載機の識別情報、情報処理装置1がスマートフォン等の場合のスマートフォン等の識別情報、IPアドレス等を基に、ナビゲーションサーバから、当該ユーザの移動履歴情報を取得すればよい。
次に、情報処理装置1は、移動履歴に関連する関連情報を取得する(S2)。移動履歴に関連する関連情報は、例えば、移動履歴情報中の位置情報、あるいは、移動経路近隣の施設に関する情報である。情報処理装置1は、自身が外部記憶部13内に有する関連情報データベースから関連情報取得を取得してもよい。また、情報処理装置1は、インターネット等のネットワーク上のデータベースサーバ等から、関連情報を取得してもよい。関連情報は、例えば、地点情報(緯度経度、住所等)と施設情報の組である。例えば、情報処理装置1は、目的地の地点情報、移動経路中の地点の情報を基に、当該地点から所定距離内の施設、あるいは当該地点の住所と町名まで重複する住所に所在する施設の情報を取得すればよい。
次に情報処理装置1は、取得した関連情報に関する広告をユーザに配信する(S3)。例えば、情報処理装置1は、目的地、あるいは移動経路近隣の施設に関する広告をユーザに提供する。情報処理装置1は、自身が外部記憶部13内に有する広告情報データベースから、関連情報に関する広告を取得してもよい。情報処理装置1は、広告情報データベースに、関連情報と広告との関係を定義しておけばよい。また、情報処理装置1は、インターネット等のネットワーク上のデータベースサーバ等から、関連情報に関する広告を取得してもよい。なお、本実施の形態では、情報処理装置1は、S1、S2にしたがって、ユーザの移動履歴に関連する広告を表示するが、情報処理装置1は、ユーザの移動履歴とは無関係な広告を表示してもよい。
次に、情報処理装置1は、ユーザのメジャーな嗜好性、マイナーな嗜好性を推定する。ユーザのメジャーな嗜好性、マイナーな嗜好性および推定の仕方は、図2において説明し
た通りである。すなわち、情報処理装置1は、ユーザの生体情報等からユーザの反応を取得し(S4)、ユーザの嗜好性を特定する(S5)。ユーザの生体情報は、カメラ17から得られるユーザの表情、あるいは生体センサ18から得られる生体情報である。
次に、情報処理装置1は、嗜好性を基に、配信する広告をユーザに関連付ける(S6)。すなわち、当該ユーザのメジャーな嗜好性およびマイナーな嗜好性に合致する広告をそれぞれ当該ユーザに関連づける。関連づける広告は、複数でもよい。より具体的には、情報処理装置1は、嗜好性に合致する広告を広告データベースに蓄積しておく。ただし、情報処理装置1は、インターネット等のネットワーク上の広告サーバから嗜好性に合致する広告を取得してもよい。例えば、アンケート調査の結果等を基に、嗜好性と、合致する広告の関係が決定されている。情報処理装置1は、図2に例示した、ユーザのメジャーな嗜好性に対応する分類項目に合致する広告、ユーザのマイナーな嗜好性に対応する分類項目にそれぞれ合致する広告を決定し、外部記憶部13に保存しておけばよい。
図4に、情報処理装置1の広告配信処理を例示する。図4の処理は、例えば、ユーザが情報処理装置1において広告表示を許可することを設定したときに、実行される。この処理では、情報処理装置1は、メジャーな嗜好性に適合する広告を配信する(S11)。すなわち、情報処理装置1は、表示部14に広告の画像、あるいは動画等の映像を表示する。また、情報処理装置1は、広告の音をスピーカから出力する。
次に、情報処理装置1は、ユーザの生体情報を基に、気分転換が必要か否かを判定する(S12)。情報処理装置1は、ユーザの生体情報から気分転換の要否を判断できる。例えば、情報処理装置1は、カメラ17から取得するユーザの表情の変化、瞼の動き、視線の動き等から、気分転換の要否を判断すればよい。また、情報処理装置1は、生体センサ18から取得する生体情報を基に、気分転換の要否を判断してもよい。
例えば、情報処理装置1は、図2に説明した場合と同様の手順を実行し、ユーザから得られるポイントが所定期間マイナスポイントのまま継続する場合に、気分転換が必要と判断すればよい。S12の判定で、気分転換が必要と判定された場合が、所定の条件が充足されたときの一例である。
気分転換が必要と判断された場合、情報処理装置1は、マイナーな嗜好性に適合する広告を配信する(S14)。そして、情報処理装置1は、ユーザの気分が変化したか否かを判定する(S15)。情報処理装置1は、例えば、S12と同様に、ユーザの生体情報から、ユーザから得られるポイントがプラスに変化したか否かにより、ユーザの気分が変化したか否かを判定すればよい。そして、ユーザの気分が変化したと判断される場合、情報処理装置1は、配信されたマイナーな嗜好性に適合する広告に関連する情報を提示する(S16)。広告に関連する情報とは、例えば、その広告が対象とする施設に関する情報、施設の位置等である。
次に、情報処理装置1は、ユーザに、目的地を変更する意思があるか否かを確認する(S17)。ユーザが目的地を変更するとの応答を示した場合、情報処理装置1は、変更後の目的地を設定し、ナビゲーションを開始する。なお、S16で広告に関連する情報に含まれる目的地が複数ある場合には、情報処理装置1は、現在地点から最も近い目的地を変更後の目的地として設定すればよい。そして、情報処理装置1は、図4の処理を終了する。
また、S12の処理で、気分転換が不要と判断された場合には、情報処理装置は、図4の処理を終了するか否かをユーザに確認する(S13)。ユーザが処理を終了しない応答を示した場合、情報処理装置1は、S11に処理を戻す。一方、ユーザが処理を終了する
応答を示した場合、情報処理装置1は、図4の処理を終了する。
<実施の形態の効果>
以上述べたように、本実施の形態の情報処理装置1は、ユーザの嗜好性を判定し、ユーザが有すると判定されたメジャーな嗜好に合致する第1の広告と、ユーザが有すると判定されたマイナーな嗜好に合致する第2の広告とを当該ユーザに関連付ける。そして、ユーザに対して、通常は、第1の広告を出力しておき、ユーザの生体情報等から、嗜好に合致する広告を切り替えることが望ましいと判断されたときに、第2の広告を出力する。したがって、ユーザにとって、本来、そのユーザのメジャーな嗜好に合致する第1の広告だけでは、単調な広告の提供となる可能性がある場合でも、マイナーな嗜好に合致する第2の広告によって、ユーザの気分転換を図ることができる。
ここで、メジャーな嗜好に合致する広告は、事前に取得したユーザの様々な広告に対する反応から得られる、当該ユーザに適合する広告である。また、マイナーな嗜好に合致する広告は、当該ユーザに必ずしも適合するとは言えないが、当該ユーザが有するものとして有意に判断できる程度の応答が得られた嗜好に適合する広告である。したがって、情報処理装置1は、通常は、ユーザの嗜好に整合する広告を出力する一方、多少なりとも当該ユーザが興味を有する広告を提供することで、ユーザの気分転換を図ることができる。
本情報処理装置1は、ユーザのメジャーな嗜好およびマイナーな嗜好を事前にユーザに出力した広告に対するカメラ17あるいは生体センサ18から得られるユーザの反応にしたがって判断するので、より精度よく、ユーザの嗜好性を判定でき、望ましい第1の広告、および、第2の広告を特定できる。
また、本情報処理装置1は、ユーザのメジャーな嗜好およびマイナーな嗜好を判定するときに、ユーザの過去の移動履歴に基づいて、出力する広告を選択するので、精度よく、ユーザのメジャーな嗜好およびマイナーな嗜好を判定することができる。
また、本情報処理装置1は、ユーザの気分転換の要否をカメラ17あるいは生体センサ18から得られるユーザの反応にしたがって判断するので、より精度よく、広告を切り替えるタイミングを判定できる。
<変形例>
なお、本実施の形態では、情報処理装置1は、ユーザの嗜好性を特定するためにユーザに広告を出力する。しかし、本情報処理装置1の処理が、広告に対するユーザの反応に基づくものに限定される訳ではない。例えば、情報処理装置1は、広告以外のコンテンツ、例えば、様々なアニメーション、動画、風景、動植物、実際に撮影されたドラマの一場面等をユーザに出力し、ユーザの反応を取得してもよい。
また、以上の実施の形態の説明では、情報処理装置1が図3、あるいは図4の処理を実行すると説明したが、情報処理装置1と連携するサーバが図3、あるいは図4の処理を実質的に実行してもよい。例えば、情報処理装置1は、情報の表示と、ユーザの反応を取得する端末として機能し、端末との情報の授受により、インターネット等のネットワーク上のサーバが図3、あるいは図4の処理を実行してもよい。すなわち、情報処理装置1がユーザとの情報の入出力機能を実行し、図3、あるいは図4の処理あるいは判断は、インターネット等のネットワーク上のサーバが実行してもよい。あるいは、情報処理装置1が、ネットワーク上のサーバであって、ネットワークを介して車載機あるいはユーザが携帯する端末と連携するものでもよい。その場合には、情報処理装置1は、情報の表示と、ユーザの反応を取得する車載機あるいは端末と連携して、図3、あるいは図4の処理を実行すればよい。すなわち、図3、図4の処理は、車載機あるいはユーザが携帯する端末が実行
してもよいし、ネットワーク上のサーバが実行してもよい。また、図3、図4の処理は、車載機あるいはユーザが携帯する端末等と、ネットワーク上のサーバが連携して実行してもよい。その場合には、また、図3、図4の処理の一部を車載機あるいはユーザが携帯する端末等が実行し、他の処理をネットワーク上のサーバが実行してもよい。
<コンピュータが読み取り可能な記録媒体>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスク、ROM(リードオンリーメモリ)等がある。さらに、SSD(Solid State Drive)は、コンピュータ等から取り外し可能な記録媒体としても、コンピュータ
等に固定された記録媒体としても利用可能である。
1 情報処理装置
11 CPU
12 主記憶部
13 外部記憶部
14 表示部
15 操作部
16 通信部
17 カメラ
18 生体センサ

Claims (1)

  1. ユーザに情報を出力することと、
    前記情報に対するユーザの反応を取得することと、
    前記出力された情報と前記ユーザの反応との関係から前記ユーザに適切な第1の情報を前記ユーザに関連付けるとともに、前記出力された情報と前記ユーザの反応との関係から前記第1の情報よりも前記ユーザに適切ではない情報のうち、前記第1の情報とは嗜好の異なる第2の情報を前記ユーザに関連付けることと、
    を含む第1の処理と、
    移動体で移動中の前記ユーザに前記第1の情報を出力することと、
    所定の条件が充足されたときに、前記ユーザに前記第2の情報を出力することと、
    を含む第2の処理と、
    を実行する制御部を備える情報処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023210176A1 (ja) * 2022-04-28 2023-11-02 パイオニア株式会社 広告出力装置、広告出力方法、及びプログラム

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WO2023210176A1 (ja) * 2022-04-28 2023-11-02 パイオニア株式会社 広告出力装置、広告出力方法、及びプログラム

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