JP2020061694A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】同じ送信アンテナに二つの変調波を送信させる。【解決手段】第1の通信装置1は、第1送信回路11と第2送信回路12とを備える。第1送信回路11は、信号Reqに基づき所定の変調方式で変調された第1変調波LF1を生成し、送信アンテナ2に与える。第2送信回路12は、信号Reqに基づき所定の変調方式で変調された第2変調波LF2を生成し、送信アンテナ2に与える。第1変調波LF1および第2変調波LF2が伝送する情報のビット数は、いずれも所定時間当たりに所定値である。第1変調波LF1の所定時間を単位時間とした第1中心周波数および第2変調波LF2の所定時間を単位時間とした第2中心周波数は、いずれも上記の所定値よりも大きく、かつ第1中心周波数と第2中心周波数との差が上記の所定値の半値以下である。【選択図】図1
Description
この発明は、無線通信を利用した認証を行う技術に関する。
車載装置と携帯機との間で双方向に無線通信を行い、コードを照合する認証システムが公知である。当該認証システムは当該照合の成立を条件として、車載装置を搭載する車両の制御、例えば車両ドアの施解錠、エンジンの始動を可能にする。
当該無線通信のうち車載装置から携帯機へ向けての通信(以下「第1通信」と仮称)が可能な空間的な範囲は、当該車両の周辺に制限される。これにより当該認証システムは、当該携帯機が当該車両の近傍界に位置する場合に限って利用可能とされる。
このような空間的な範囲を制限した無線通信を利用し、コードの照合を条件として車両の制御を制限する技術(以下「キーレス制御」と仮称)は、携帯機を所持しない者が車両に乗車して当該車両を制御することを回避する観点で、有利である。
キーレス制御に抗して車両を制御する技術として、リレーアタック(Relay Attack)と通称される技術の存在が指摘される。リレーアタックでは、車両と携帯機との間に第1通信用の無線中継器を介在させ、車両と携帯機とが上記近傍界から外れていても、認証システムを可能とする。
認証システムにおいて携帯機から車載装置へ向けての通信(以下「第2通信」と仮称)が可能な空間的な範囲は、通常、第1通信が可能な空間的な範囲よりも広く設定される。よってリレーアタックは、車載装置と携帯機とが離れていても、コードの照合、ひいては車両の制御を可能とする。これは携帯機を有しない者による車両の制御を可能とし、ひいては車両の窃盗に利用可能となる。
特許文献1では第1通信において異なる二つの周波数(以下「対周波数」と仮称)を用いて所定の信号を送信する技術が提案される。無線中継器において当該信号が中継された場合、当該信号が増幅されることで対周波数の3次相互変調歪みが発生する。これにより無線中継器は携帯機へ、対周波数の他、3次相互変調歪みによって発生する周波数(以下「相互変調周波数」)を有する信号を送信する。携帯機は信号のうち、相互変調周波数の成分を検出し、当該成分の強度に基づいて、無線中継器による中継の有無が判断される。
しかし、無線中継器が、対周波数を狭帯域のフィルタで二つの周波数に分離し、周波数毎に信号を増幅する場合、3次相互変調歪みが発生しない。よってこのような場合には相互変調周波数の成分を検出しても上述の中継の有無を正しく判断することは困難である。
また特許文献1の技術では第1通信において対周波数を用いることで、第1通信において一つの周波数を用いる場合と比較して、第1通信用のアンテナの個数が二倍必要となっている。通常、第1通信用のアンテナは通常、車両において3〜5箇所に設けられるので、特許文献1の技術はコストの観点で不利である。
第1通信は通常、LF帯(例えば30kHz〜300kHz)の周波数を利用する。よって第1通信用のアンテナは、フェライトなどの高透磁率の材料に、薄い絶縁被覆を施した導線(例えばエナメル線、ウレメット線)を大きな巻回数で巻回する構造を有している。かかる構造に由来して、当該アンテナは第1通信用の周波数毎に共振する。しかし、特許文献1では第1通信用のアンテナを対周波数で共用することについて何ら言及していない。
そこで、本発明は、一つのアンテナで二つの周波数を用いて通信を行う技術を提供することを目的とする。
第1の態様にかかる通信装置は、同じ送信アンテナに第1変調波および第2変調波を送信させるための通信装置である。前記通信装置は、所定の信号に基づき所定の変調方式で変調された前記第1変調波を生成し、前記送信アンテナに与える第1送信回路と、前記所定の信号に基づき前記所定の変調方式で変調された前記第2変調波を生成し、前記送信アンテナに与える第2送信回路とを備える。前記第1変調波および前記第2変調波が伝送する情報のビット数は、いずれも所定時間当たりに所定値である。前記第1変調波の前記所定時間を単位時間とした第1中心周波数および前記第2変調波の前記所定時間を単位時間とした第2中心周波数は、いずれも前記所定値よりも大きく、かつ前記第1中心周波数と前記第2中心周波数との差が前記所定値の半値以下である。
第2の態様にかかる通信装置は、その第1の態様であって、前記所定の変調方式は振幅デジタル変調である。
第3の態様にかかる通信装置は、その第2の態様であって、前記所定の変調方式において、前記所定の信号をマンチェスタ符号化方式によって符号化して得られる符号を変調信号とする。
第4の態様にかかる通信装置は、その第3の態様であって、前記符号によって、前記第1変調波および前記第2変調波の位相が互いに同期される。
通信装置の第1の態様によると、一つのアンテナで二つの周波数を用いて通信を行う。しかも、二つの変調波を、それが伝送する情報を損なうことなく周波数を分離して増幅することを防止する。
第2の態様によると、二つの変調波で情報を伝送することが容易である。
第3の態様によると、二つの変調波で伝送される情報は、二つの中心周波数の差によるビート、特にヌルポイントの影響を受けにくい。
第4の態様によると、二つの変調波で伝送される情報は、二つの中心周波数の差によるビート、特に信号強度の変動が低減される。
図1は、この実施形態における第1の通信装置1の構成を例示するブロック図である。第1の通信装置1は、同じ送信アンテナ2に第1変調波LF1および第2変調波LF2を送信させるための通信装置である。例えば第1の通信装置1はキーレス制御に採用される車載装置であるボディ・コントール・モジュール(Body Control Module:以下「BCM」とも称す)に適用される。このとき、第1変調波LF1および第2変調波LF2は上述の第1通信に利用される。第1通信は上述のように、LF帯の電波を用いて行われるので、図1において送信アンテナ2には「LFアンテナ」と付記した。送信アンテナ2は通常、第1の通信装置1の外部に設けられる。
第1の通信装置1は、第1送信回路11と第2送信回路12とを備える。第1送信回路11は、信号Reqに基づき所定の変調方式で変調された第1変調波LF1を生成し、これを送信アンテナ2に与える。第2送信回路12は、信号Reqに基づき所定の変調方式で変調された第2変調波LF2を生成し、これを送信アンテナ2に与える。このような機能に鑑み、図1においては第1送信回路11を示すブロックに「LF1送信回路」と付記し、第2送信回路12を示すブロックに「LF2送信回路」と付記した。
図2は、この実施形態における第2の通信装置5の構成を例示するブロック図である。第2の通信装置5は、第1の通信装置1と双方向の通信が可能に構成される。例えば第2の通信装置5はキーレス制御に採用される携帯機に適用される。このように適用される場合、第2の通信装置5はfob(あるいはFOB)と称される場合がある。
第2の通信装置5は受信アンテナ52と、受信アンテナ52を介して第1変調波LF1および第2変調波LF2を受信する受信回路51とを備える。例えばキーレス制御においては、上述のように、第1通信がLF帯の電波を用いて行われるので、図2において受信回路51には「LF受信回路」と付記し、受信アンテナ52には「LFアンテナ」と付記した。
第2の通信装置5は、送信アンテナ53と送信回路59とを更に備える。送信アンテナ53は送信回路59で生成された第3変調波を送信する。例えばキーレス制御においては、第2通信は通常、UHF帯(0.3〜3GHz)の電波を用いて行われる。よって図2において送信アンテナ53には「UHFアンテナ」と付記し、送信回路59には「UHF送信回路」と付記した。
受信アンテナ52および送信アンテナ53は、通常、第2の通信装置5の内部に設けられる。受信回路51、送信アンテナ53、送信回路59を一纏めの回路で構成してもよい。第2の通信装置5の構成については後に更に説明を行う。
図1を参照して、信号Reqは第2の通信装置5に対し、第1の通信装置1への第3変調波の送信を促す機能を果たす。例えばキーレス制御においてBCMたる第1の通信装置1は、fobたる第2の通信装置5に対し、ウェイク信号たる信号Reqを伝送する。第2の通信装置5は信号Reqに応答し、それまでのスリープ状態を解除し、その解除を第3変調波として送信する。あるいは信号Reqは、第1の通信装置1自身を特定する第1識別情報(以下「マスタID」とも称す)を示し、これに対する応答(例えばいわゆる「ACK」(肯定応答)や第2の通信装置5を特定する第2識別情報(以下「キーID」とも称す))を第2の通信装置5に要求する。第2の通信装置5は当該応答を第3変調波として送信する。以下、信号ReqがマスタIDを示し、当該応答がキーIDである場合を例に採って説明する。
第1の通信装置1は信号Reqの情報を格納するメモリ14を更に備える。ここでは信号ReqがマスタIDを示すので、図1ではメモリ14には「マスタID」と付記した。マスタIDは第1送信回路11と第2送信回路12とに入力される。図1においては便宜状、この入力をメモリ14から第1送信回路11と第2送信回路12へ向う矢印と、これに付記した記号「Req」で示した。
第1の通信装置1は受信回路19を更に備える。受信回路19は受信アンテナ3から、第3変調波を受信する機能を有する。第3変調波は、例えばキーレス制御に採用され、第2通信(例えば上述の肯定応答)に利用される。第2通信は通常、UHF帯の電波を用いて行われるので、図1において受信アンテナ3には「UHFアンテナ」と付記した。受信アンテナ3は通常、第1の通信装置1の外部に設けられる。
第1の通信装置1は暗号の照合を行う照合部15を更に備える。照合部15は第3変調波に含まれる、暗号化されたキーIDの照合を行う。照合部15はメモリ14と共に、第1識別情報および第2識別情報の管理を行う識別情報管理部13として把握することができる。図1の例示では、第1送信回路11、第2送信回路12、識別情報管理部13は、第1の通信装置1が備えるマイクロコンピュータ10において実現される。
送信アンテナ2、受信アンテナ3、識別情報管理部13の機能および受信回路19の機能は公知であるので、これ以上の詳細な説明は省略する。
<中心周波数と伝送速度との関係>
本実施の形態において第1変調波LF1および第2変調波LF2の伝送速度と、それぞれの周波数との間には特定の関係がある。具体的には以下の三点である。
本実施の形態において第1変調波LF1および第2変調波LF2の伝送速度と、それぞれの周波数との間には特定の関係がある。具体的には以下の三点である。
(i)第1変調波LF1および第2変調波LF2では、いずれも所定時間当たりに伝送される情報のビット数(伝送速度)が所定値fdであり;
(ii)第1変調波LF1の中心周波数(以下「第1中心周波数」とも称す)f1および第2変調波LF2の中心周波数(以下「第2中心周波数」とも称す)f2はいずれも所定値fdよりも大きく;
(iii)中心周波数f1,f2の差は、所定値fdの半値fd/2以下である。
(ii)第1変調波LF1の中心周波数(以下「第1中心周波数」とも称す)f1および第2変調波LF2の中心周波数(以下「第2中心周波数」とも称す)f2はいずれも所定値fdよりも大きく;
(iii)中心周波数f1,f2の差は、所定値fdの半値fd/2以下である。
但し中心周波数を求める単位時間は、伝送速度を求める所定時間と共通する。例えば伝送速度は毎秒のビット数を示す単位bpsを採用し、中心周波数は毎秒のサイクル数を示す単位Hzを採用する。
図3は周期2T、デューティ50%の矩形波を示すグラフであり、横軸には時間を採る。この矩形波は、“H”、“L”の二値を情報として有するとみることができるので、伝送速度は(1/T)である。
図4は図3に示された矩形波を変調信号として変調された変調波のスペクトラムを示すグラフであり、横軸には周波数を採る。但し便宜状、中心周波数を0へとシフトさせたグラフを示した。
図3および図4から分かるように、中心周波数f0の変調波が伝送速度(1/T)の変調信号で振幅変調、たとえば振幅デジタル変調(ASK:Amplitude Shift Keying)されているとき、中心周波数f0に最も近いサイドバンドは、周波数f0−1/(2T),f0+1/(2T)を有する。よって所定値fd(=1/T)を導入して、上記(i)(ii)が満足されれば、第1変調波LF1および第2変調波LF2のいずれもが、所定値fdの伝送速度で情報を伝達できる。このように振幅変調は、第1変調波LF1および第2変調波LF2に上記の条件(i)(ii)を容易に満足させる(所定値fdの伝送速度で情報を伝送する)観点で有利である。
また、中心周波数f1,f2の差が、所定値fdの半値fd/2よりも大きければ、第1変調波LF1および第2変調波LF2が重畳している信号に対し、それぞれ中心周波数f1,f2を中心周波数とする一対の狭帯域フィルタで、変調信号として採用された情報を損なわずに第1変調波LF1および第2変調波LF2を分離できる。例えばf2=f1+fd/2+Δであるとき(各項は全て正)、中心周波数f1で帯域幅(fd+Δ/2)のフィルタと、中心周波数f2で帯域幅(fd+Δ/2)のフィルタとを用いて、情報を損なわずに第1変調波LF1および第2変調波LF2を分離できる。
しかし逆に、上記(iii)が満足されれば、フィルタで第1変調波LF1および第2変調波LF2を、情報を損なわずに分離することは困難である。よって上記(i)(ii)(iii)を満足する第1変調波LF1および第2変調波LF2を第1通信において採用すれば、リレーアタックに用いられる中継器において周波数毎に信号を増幅しても情報は損なわれる。あるいは周波数毎に信号を増幅せずに第1変調波LF1および第2変調波LF2が分離されないまま増幅されると、相互変調周波数を有する信号が発生する。
このようにして第1の通信装置1は、上述の(i)(ii)(iii)を満足する第1変調波LF1および第2変調波LF2を送信することにより、リレーアタックによる盗難の防止に資する。
例えば所定値fdの伝送速度は毎秒2.5kビットであり、中心周波数f1は125kHz(毎秒125kサイクル)、中心周波数f2は126kHz(毎秒126kサイクル)である。(i)が満足される場合、(ii)が満足されることは明らかである。またf2−f1=1000[サイクル/秒]であり、これは1秒当たりに伝送されるビット数である2500[ビット/秒]よりも小さい。よって(iii)も満足される。
<対周波数での送信アンテナの共用>
次に、第1変調波LF1および第2変調波LF2を同じ送信アンテナ2で送信できることを説明する。つまり一つのアンテナで対周波数を用いて第1通信が行えることを説明する。
次に、第1変調波LF1および第2変調波LF2を同じ送信アンテナ2で送信できることを説明する。つまり一つのアンテナで対周波数を用いて第1通信が行えることを説明する。
一般に、アンテナの指標となるQ値はその最大利得の中心周波数Fcと、最大利得との差が3dB以下となる利得が得られる帯域幅Wbとを用いて、Q=Fc/Wbで表される。図5はアンテナの利得を例示するグラフであり、最大利得Goが得られる中心周波数Fc、利得(Go−3)[dB]が得られる周波数F1(<Fc),F2(>Fc)を示す。この場合、帯域幅Wbは周波数の差(F2−F1)である。
第1変調波LH1および第2変調波LH2において、上述のような所定値fdの伝送速度(=2.5kbps)および中心周波数f1(=125kHz),f2(=126kHz)が設定される場合を例に採ると、送信アンテナ2の利得に要求される帯域幅Wbは2.5kHzであり、当該利得の中心周波数Fcは125.5kHz(=(126+125)/2)であり、Q値は125.5/2.5≒50となる。つまり送信アンテナ2のQ値が50を超えると、第1変調波LH1および第2変調波LH2の両方において、情報を伝送速度2.5kbpsで送信することは望ましくない。
しかし一般的にLH帯の送信に用いられるアンテナのQ値は20〜30であるので、第1変調波LF1および第2変調波LF2を同じ送信アンテナ2で送信できる。
<変調信号を得るための符号化>
第1変調波LF1および第2変調波LF2を、信号Reqを用いた変調(例えばASK変調)によって得ることもできる。しかしながら、第1変調波LF1および第2変調波LF2を同じ送信アンテナ2から送信することにより、ビートが発生する。当該ビートは第1変調波LF1および第2変調波LF2を受信する側でのこれらの信号強度の変動を招く。伝送される情報が当該ビートの影響を受けにくくなる観点では、信号Reqを符号化して得られる変調信号を用いて変調を行うことが有利である。
第1変調波LF1および第2変調波LF2を、信号Reqを用いた変調(例えばASK変調)によって得ることもできる。しかしながら、第1変調波LF1および第2変調波LF2を同じ送信アンテナ2から送信することにより、ビートが発生する。当該ビートは第1変調波LF1および第2変調波LF2を受信する側でのこれらの信号強度の変動を招く。伝送される情報が当該ビートの影響を受けにくくなる観点では、信号Reqを符号化して得られる変調信号を用いて変調を行うことが有利である。
図6は二つの周波数成分を有する正弦波の波形を示すグラフである。具体的には中心周波数f1として上記に例示された周波数125kHzの正弦波と、中心周波数f2として上記に例示された周波数126kHzの正弦波とを合成した波形が示される。合成によりビートが発生し、それらの周波数の差が1kHzであることを反映して、振幅の包絡線は周波数1kHzで、即ち1msの周期で変動する。その最小値はほぼ0であり、ヌルポイントと通称される。
図7は図6の波形の一部(1ms分)を拡大して示すグラフである。包絡線が最大となる時刻と最小(いわゆる「ヌルポイント」)となる時刻までの間隔は包絡線の周期の半分、即ち0.5msである。伝送速度2.5kbpsであれば1ビットは1/2.5k=0.4[ms]の幅を有する。
よって第1変調波LF1および第2変調波LF2の変調に用いられる変調信号が、例えばNRZ(non-return-to-zero)の態様で情報を示す場合、二値の一方が3ビット以上で連続するとその情報に拘わらずに第1変調波LF1および第2変調波LF2の値がほぼ0となる時点が発生する。つまり信号ReqがNRZの態様を採る場合には、振幅変調を行っているにも拘わらず、ヌルポイントによって信号Reqが示す情報が損なわれる可能性がある。よって変調信号として信号Reqを符号化して用いることは、信号ReqがNRZの態様を採る場合であっても、ヌルポイントの影響を受けにくい観点で有利である。
例えば、IEEE802.3で採用されるマンチェスタ符号化方式を用いれば、符号化前の情報において二値の一方が複数ビットで連続する情報であっても、符号化後の情報では二値が複数ビットで連続しない。
図8はマンチェスタ符号化方式を説明するタイミングチャートである。クロック信号CLの立ち上がりに同期して、NRZの態様の信号Reqがマンチェスタ符号化に供されて、符号Mが得られる場合が例示される。ここでは信号Reqのビット“1”が論理“H”に、ビット“0”が論理“L”に、それぞれ対応する場合が例示される。
このようなマンチェスタ符号化方式では、符号化前のNRZの態様の信号とクロック信号との排他的論理和で符号が得られることが周知である。そしてマンチェスタ符号化で得られた符号はクロック信号CLの一周期を超えて同じ論理を採ることがない。
よって、クロック信号CLの一周期を、値fdの逆数に設定することで、符号Mは所定値fdの伝送速度で伝送される。ここではクロック信号CLの一周期は1/2.5k=0.4[ms]に設定される。よって符号Mは0.4ms(<0.5[ms])を超えて連続した値を採らない。従って符号Mを変調信号として変調された第1変調波LF1および第2変調波LF2は、ヌルポイントの影響を受けにくい。
ヌルポイントは1/(f2−f1)の時間間隔で発生する。上述の例では1/(126[kHz]−125[kHz])=1.0[ms]である。このことから、(iii)が満足されていれば、毎秒のサイクル数が値fdであるクロック信号でマンチェスタ符号化を行うことは、(iii)を満足し、かつヌルポイントの影響を受けにくい点で有利である。つまり周波数毎に信号を増幅する中継器を用いたリレーアタックを防止し、かつ第1通信での信号強度の変動を低減する観点で有利である。
<変調波の波形の改善>
符号Mを変調信号としてヌルポイントの影響が排除できてもビートは存在する。よって第1変調波LF1の位相と第2変調波LF2とを受信したときに、信号強度の変動が生じ得る。よって変調を行う際、第1変調波LF1の位相と第2変調波LF2の位相を揃えることは、揃えない場合と比較して、第1通信での信号強度の変動を低減する観点で、より有利である。
符号Mを変調信号としてヌルポイントの影響が排除できてもビートは存在する。よって第1変調波LF1の位相と第2変調波LF2とを受信したときに、信号強度の変動が生じ得る。よって変調を行う際、第1変調波LF1の位相と第2変調波LF2の位相を揃えることは、揃えない場合と比較して、第1通信での信号強度の変動を低減する観点で、より有利である。
もちろん、第1変調波LF1と第2変調波LF2とはそれぞれの中心周波数f1,f2が互いに異なる(対周波数を有する)ので、常に位相を揃えることはできない。しかし符号Mの論理が遷移する度にそれぞれの初期位相を揃えることができる。
例えば、中心周波数f1,f2よりも高い周波数のキャリアを振幅変調して得られる変調波として原変調波LF0を得る。原変調波LF0を分周して第1変調波LF1と第2変調波LF2を生成する。第1変調波LF1と第2変調波LF2は同じ原変調波LF0から分周されるので、振幅変調における初期位相が互いに同期される。よって図6および図7から理解されるように、包絡線が最大となる時点に相当する位相が初期位相となり、第1通信での信号強度の変動が低減される。
原変調波LF0を得るための振幅変調において、符号Mを変調信号とする。これにより符号Mによって、より具体的にはその立ち上がり(あるいは立ち下がり)で、第1変調波LF1と第2変調波LF2の初期位相が互いに同期される。
図9は第1送信回路11および第2送信回路12の構成を例示するブロック図である。第1送信回路11は符号化回路10aと位相同期回路11bとを有する。第2送信回路12は符号化回路10aと位相同期回路12bとを有する。
図1においては、第1送信回路11は符号化回路11aと位相同期回路11bとを有し、第2送信回路12は符号化回路12aと位相同期回路12bとを有する。図9における符号化回路10aは、図1における符号化回路11a,12aが、第1送信回路11と第2送信回路12とで共有される場合を表す。
符号化回路10a(あるいは符号化回路11a,12a:以下同様)は、信号Reqに対してマンチェスタ符号化方式によって符号化を行い、符号Mを生成する。図9の例示では、符号化回路10aは分周回路10dと論理ゲート10mとを有する。
分周回路10dは原クロック信号CL0を分周してクロック信号CLを生成する。例えば原クロック信号CL0は周波数32MHzでデューティ50%の矩形波であり、分周回路10dは分周比12800で原クロック信号CL0を分周し、周波数2.5kHzのクロック信号CLを生成する。かかる機能に鑑みて、分周回路10dには「12800分周」と付記した。
論理ゲート10mは信号Reqとクロック信号CLとの排他的論理和として符号Mを出力する。排他的論理和でマンチェスタ符号化が行われることは図8を用いて既に説明した。
原クロック信号CL0は、マイクロコンピュータ10の動作に採用されるクロックを流用できる。図9では振動子XTとコンデンサCG,CDとで原クロック信号CL0が生成される構成が例示される。なお、図1では振動子XTとコンデンサCG,CDの図示は省略された。
位相同期回路11bは第1変調波LF1を、位相同期回路12bは第2変調波LF2を、それぞれ生成する。位相同期回路11bはゲート11sと分周回路11dとを有する。位相同期回路12bはゲート12sと分周回路12dとを有する。
ゲート11s,12sはいずれも、符号Mの論理値が一方の値、例えば“H”を採るときにのみ原クロック信号CL0を出力する。よってゲート11s,12sは原クロック信号CL0をキャリアとし、符号Mを変調信号とする変調波たる原変調波LF0を出力する。図9ではゲート11s,12sはいずれも、原クロック信号CL0を入力して、符号Mによって原クロック信号CL0を外部へ接続するか否かを制御するスイッチとして表される。
分周回路11dは原変調波LF0を分周して第1変調波LF1を、分周回路12dは原変調波LF0を分周して第2変調波LF2を、それぞれ生成する。上述の例に則していえば、原変調波LF0は周波数32MHzの矩形波が振幅変調されている。よって分周回路11dは分周比256で原変調波LF0を分周し、周波数125kHzの第1変調波LF1を生成する。かかる機能に鑑みて、分周回路11dには「256分周」と付記した。分周回路12dは分周比254で原変調波LF0を分周し、周波数125.98kHz(≒126kHz)の第2変調波LF2を生成する。かかる機能に鑑みて、分周回路12dには「254分周」と付記した。
<fobでの動作>
例えば特許文献1で公知ではあるが、第2の通信装置5の動作を、その構成と共に簡単に説明する。
例えば特許文献1で公知ではあるが、第2の通信装置5の動作を、その構成と共に簡単に説明する。
図2を参照して、第2の通信装置5はマイクロコンピュータ50を更に備える。AD変換部54、中継検出部57、照合部56、暗号化部55の機能が、例えばマイクロコンピュータ50によって実現される。
第2の通信装置5は、LF帯の信号を、受信アンテナ52を介して受信回路51が受信する。第1通信が行われている場合、この実施形態では第1変調波LF1および第2変調波LF2を含むLF帯の信号が、受信回路51からAD変換部54および照合部56に与えられる。
照合部56は、当該LF帯の信号にマスタID、あるいはキーIDが含まれているか否かを照合する。このような機能に鑑みて、図2では、照合部56に「ID照合」と付記した。
AD変換部54はアナログ/デジタル変換(AD変換)を行って、受信回路51で受信したLF帯の信号をデジタル信号に変換する。中継検出部57は当該デジタル信号を受け、中継器の有無を判断する。
AD変換部54の機能はマイクロコンピュータ50によって実現でき、マイクロコンピュータ50が有するハイインピーダンスの入力端子に当該デジタル信号が入力される。このように、AD変換部54および中継検出部57の機能をマイクロコンピュータ50によって実現することは、受信回路51へ影響を与えることなく、中継検出部57での処理を行える観点で有利である。
図10は中継検出部57の機能を例示するブロック図である。中継検出部57は、FFT処理部57a、スペクトラム強度算出部57b、中継判定部57cの機能を実現する。このような機能に鑑みて、図2では、中継検出部57に「FFT/中継検出」と付記した。
当該デジタル信号はFFT処理部57aによって、その周波数毎の強度が求められる。スペクトラム強度算出部57bは、FFT処理部57aから周波数毎の強度を受け、第1中心周波数f1、第2中心周波数f2、相互変調周波数における強度(周波数成分)を求める。例えばスペクトラム強度算出部57bは各周波数における強度のピークを求めて第1中心周波数f1、第2中心周波数f2を検出し、これらから相互変調周波数を求め、当該相互変調周波数の成分を求める。このような機能に鑑みて、図10では、スペクトラム強度算出部57bに「3次相互変調歪みスペクトラム強度算出」と付記した。
中継判定部57cは、第1中心周波数f1、第2中心周波数f2、相互変調周波数における強度を受け、例えば特許文献1で公知の手法を用い、受信回路51が受信した信号が中継器によって増幅されたものであるか否か(リレーアタックの有無)を判定する。このような機能に鑑みて、図10では、中継判定部57cに「RA中継判定」と付記した。
中継判定部57cがリレーアタックなしと判定し、かつ照合部56での上記の照合結果が適正であった場合、送信回路59は通常のコマンド、例えばドア開錠コマンドあるいはエンジン始動コマンドを、第2通信としてUHF帯の信号で第3変調波を送信する。例えばこれらのコマンドは暗号化部55によって暗号化される。
中継判定部57cがリレーアタックありと判定した場合、あるいは照合部56での上記の照合結果が不適正であった場合、送信回路59は上記コマンドを送信しない。中継判定部57cがリレーアタックありと判定した場合、リレーアタックがあるという警報情報(図10では「RA警報」と表記)を、中継判定部57cが送信回路59に送信させてもよい。
<変形例>
ゲート11s,12sはいずれも、符号Mと原クロック信号CL0を入力し、原変調波LF0を出力する。よってゲート11s,12sは位相同期回路11b,12bで共有してもよい。
ゲート11s,12sはいずれも、符号Mと原クロック信号CL0を入力し、原変調波LF0を出力する。よってゲート11s,12sは位相同期回路11b,12bで共有してもよい。
図1では第1送信回路11、第2送信回路12、識別情報管理部13を、マイクロコンピュータ10が行う演算として機能的なブロックで表した。しかしながらこれらの機能をハードウェアで実現してもよい。
図2ではAD変換部54、中継検出部57、照合部56、暗号化部55をマイクロコンピュータ50が行う演算として機能的なブロックで表した。しかしながらこれらの機能をハードウェアで実現してもよい。
なお、上記実施形態および変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 通信装置
2 送信アンテナ
11 第1送信回路
12 第2送信回路
LF1 第1変調波
LF2 第2変調波
M 符号
Req 信号
f1 第1中心周波数
f2 第2中心周波数
fd 所定値
2 送信アンテナ
11 第1送信回路
12 第2送信回路
LF1 第1変調波
LF2 第2変調波
M 符号
Req 信号
f1 第1中心周波数
f2 第2中心周波数
fd 所定値
第1通信は通常、LF帯(例えば30kHz〜300kHz)の周波数を利用する。よって第1通信用のアンテナは、フェライトなどの高透磁率の材料に、薄い絶縁被覆を施した導線(例えばエナメル線、ウレメット線(polyurethane enameled copper wire))を大きな巻回数で巻回する構造を有している。かかる構造に由来して、当該アンテナは第1通信用の周波数毎に共振する。しかし、特許文献1では第1通信用のアンテナを対周波数で共用することについて何ら言及していない。
図1は、この実施形態における第1の通信装置1の構成を例示するブロック図である。第1の通信装置1は、同じ送信アンテナ2に第1変調波LF1および第2変調波LF2を送信させるための通信装置である。例えば第1の通信装置1はキーレス制御に採用される車載装置であるボディ・コントロール・モジュール(Body Control Module:以下「BCM」とも称す)に適用される。このとき、第1変調波LF1および第2変調波LF2は上述の第1通信に利用される。第1通信は上述のように、LF帯の電波を用いて行われるので、図1において送信アンテナ2には「LFアンテナ」と付記した。送信アンテナ2は通常、第1の通信装置1の外部に設けられる。
第1変調波LF1および第2変調波LF2において、上述のような所定値fdの伝送速度(=2.5kbps)および中心周波数f1(=125kHz),f2(=126kHz)が設定される場合を例に採ると、送信アンテナ2の利得に要求される帯域幅Wbは2.5kHzであり、当該利得の中心周波数Fcは125.5kHz(=(126+125)/2)であり、Q値は125.5/2.5≒50となる。つまり送信アンテナ2のQ値が50を超えると、第1変調波LF1および第2変調波LF2の両方において、情報を伝送速度2.5kbpsで送信することは望ましくない。
しかし一般的にLF帯の送信に用いられるアンテナのQ値は20〜30であるので、第1変調波LF1および第2変調波LF2を同じ送信アンテナ2で送信できる。
<変調波の波形の改善>
符号Mを変調信号としてヌルポイントの影響が排除できてもビートは存在する。よって第1変調波LF1と第2変調波LF2とを受信したときに、信号強度の変動が生じ得る。よって変調を行う際、第1変調波LF1の位相と第2変調波LF2の位相を揃えることは、揃えない場合と比較して、第1通信での信号強度の変動を低減する観点で、より有利である。
符号Mを変調信号としてヌルポイントの影響が排除できてもビートは存在する。よって第1変調波LF1と第2変調波LF2とを受信したときに、信号強度の変動が生じ得る。よって変調を行う際、第1変調波LF1の位相と第2変調波LF2の位相を揃えることは、揃えない場合と比較して、第1通信での信号強度の変動を低減する観点で、より有利である。
Claims (4)
- 同じ送信アンテナに第1変調波および第2変調波を送信させるための通信装置であって、
所定の信号に基づき所定の変調方式で変調された前記第1変調波を生成し、前記送信アンテナに与える第1送信回路と、
前記所定の信号に基づき前記所定の変調方式で変調された前記第2変調波を生成し、前記送信アンテナに与える第2送信回路と
を備え、
前記第1変調波および前記第2変調波が伝送する情報のビット数は、いずれも所定時間当たりに所定値であり、
前記第1変調波の前記所定時間を単位時間とした第1中心周波数および前記第2変調波の前記所定時間を単位時間とした第2中心周波数は、いずれも前記所定値よりも大きく、かつ前記第1中心周波数と前記第2中心周波数との差が前記所定値の半値以下である、通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置であって、
前記所定の変調方式は振幅デジタル変調である、通信装置。 - 請求項2に記載の通信装置であって、
前記所定の変調方式において、前記所定の信号をマンチェスタ符号化方式によって符号化して得られる符号を変調信号とする、通信装置。 - 請求項3に記載の通信装置であって、
前記符号によって、前記第1変調波および前記第2変調波の位相が互いに同期される、通信装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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