JP2020061083A - サーバの制御方法、サーバ、およびサーバの制御プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】ユーザ端末での簡単な操作に応じてユーザの求める情報を適切に提供することができる情報提供システムを提供する。【解決手段】対象情報ごとにキーワードとの対応を関連づける対象情報テーブルと、複数のキーワードごとに追加キーワードがひも付けられるキーワードテーブルとが記憶された記憶部と接続可能なサーバを、複数のキーワードを指定した検索に基づく情報要求をユーザ端末から受信し、複数のキーワードの少なくとも１つに対応する対象情報を選択対象情報として選択し、検索で指定されたキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定し、選択対象情報のうち、追加キーワードに対応する対象情報である追加選択対象情報を、ユーザによる所定の操作に応じて表示させるための追加キーワード表示、を含む画面を表示させるための表示情報をユーザ端末に送信するよう制御する。【選択図】図１

Description

本発明は、サーバの制御方法、サーバ、およびサーバの制御プログラムに関する。

サーバは、サーチエンジンにキーワードを指定して検索することにより得られる検索結果画面に基づき情報を要求するユーザ端末に対し、情報を提供する。このとき、サーチエンジンにおける検索に使用されたキーワードに基づいて情報提供の対象となる項目を特定し、特定された項目の情報を提供する情報提供サーバが知られている。このような情報提供サーバは、情報提供を要求された時点での最新の状況に即して、ユーザ端末に情報を提供することができる。

例えば、特許文献１には、表示要求が、検索結果ページを含む特定のウェブサイトで行われたか否かに応じて、サーバが端末に表示させる表示内容を変更することが記載されている。

国際公開第２０１８／００８３０２号

サーチエンジンでの検索において指定されたキーワードによる、サーバが管理する情報の検索結果は、ユーザ端末のユーザの意図を十分に反映していない場合がある。このような場合、検索に使用されたキーワードに基づいて特定された項目を情報提供サーバから提供されたユーザは、所望の情報を得ることができない。

例えば、銀座周辺で所定人数での宴会を企画しようとしているユーザが、サーチエンジン経由で飲食店情報サーバから情報を取得する場合を考える。ユーザは、要望が十分に整理できていない段階では、「銀座」「宴会」といった広い概念を指定してサーチエンジンで検索することがある。

このような広い概念を指定して得られた検索結果画面に記載されたリンクに基づき飲食店情報サーバから得られる情報は、ユーザの要望を十分には満たすことができない場合がある。こうした場合、ユーザは、より具体的なキーワードを指定して、飲食店情報サーバまたはサーチエンジンでの検索を実行する必要がある。

このように、ユーザは、検索を繰り返して情報を絞り込む必要があり、サーバは繰り返し情報を提供する必要があった。

そこで、本発明では、ユーザ端末での簡単な操作に応じてユーザの求める情報を適切に提供することができるサーバの制御方法、サーバ、およびサーバの制御プログラムを提供することを目的とする。

本発明にかかるサーバの制御方法は、記憶部およびユーザ端末と接続可能なサーバの制御方法であって、記憶部には、対象情報ごとにキーワードとの対応を関連づける対象情報テーブルと、複数のキーワードごとに追加キーワードがひも付けられるキーワードテーブルとが記憶され、サーバが、複数のキーワードを指定した検索に基づく情報要求をユーザ端末から受信し、複数のキーワードの少なくとも１つに対応する対象情報を選択対象情報として選択し、検索で指定されたキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定し、選択対象情報のうち、追加キーワードに対応する対象情報である追加選択対象情報を、ユーザによる所定の操作に応じて表示させるための追加キーワード表示、を含む画面を表示させるための表示情報をユーザ端末に送信する、ことを含む。

また、本発明にかかる制御方法では、サーバが、送信において、選択対象情報と、追加選択対象情報と、を含むページを送信することが好ましい。

また、本発明にかかる制御方法では、サーバが、送信において、追加選択対象情報を表示させるページを送信することが好ましい。

また、本発明にかかる制御方法では、記憶部が、対象情報ごとにキーワードとの対応の度合いを規定する対象情報テーブルを記憶し、サーバが、送信において、追加キーワードとの対応の度合いに応じた順序で追加選択対象情報を表示させるページを送信することが好ましい。

また、本発明にかかる制御方法では、キーワードテーブルにおいて複数のキーワードごとに関連づけられる追加キーワードは、第１追加キーワードと第２追加キーワードとを含み、サーバが、特定において、検索が前記サーバに要求されたものである場合に第１追加キーワードを追加キーワードとして特定し、検索が前記サーバに要求されたものでない場合に第２追加キーワードを追加キーワードとして特定することが好ましい。

また、本発明にかかる制御方法では、サーバが、選択において、複数のキーワードのすべてに対応する対象情報を選択対象情報として選択することが好ましい。

本発明にかかるサーバは、記憶部およびユーザ端末と接続可能なサーバであって、記憶部には、対象情報ごとにキーワードとの対応を関連づける対象情報テーブルと、複数のキーワードごとに追加キーワードがひも付けられるキーワードテーブルとが記憶され、複数のキーワードを指定した検索に基づくページ要求をユーザ端末から受信する要求受信部と、複数のキーワードの少なくとも１つに対応する対象情報を選択対象情報として選択する対象情報選択部と、検索で指定されたキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定する追加キーワード特定部と、選択対象情報のうち、追加キーワードに対応する対象情報である追加検索対象情報を、ユーザによる所定の操作に応じて表示させるための追加キーワード表示、を含む画面を表示させるためのページ情報をユーザ端末に送信するページ送信部と、を備える。

本発明にかかるサーバの制御プログラムは、記憶部およびユーザ端末と接続可能なサーバの制御プログラムであって、記憶部には、対象情報ごとにキーワードとの対応を関連づける対象情報テーブルと、複数のキーワードごとに追加キーワードがひも付けられるキーワードテーブルとが記憶され、サーバに、複数のキーワードを指定した検索に基づくページ要求をユーザ端末から受信し、複数のキーワードの少なくとも１つに対応する対象情報を選択対象情報として選択し、検索で指定されたキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定し、選択対象情報のうち、追加キーワードに対応する対象情報である追加検索対象情報を、ユーザによる所定の操作に応じて表示させるための追加キーワード表示、を含む画面を表示させるためのページ情報をユーザ端末に送信する、ことを実行させる。

本発明によると、ユーザ端末への簡単な操作に応じてユーザの求める情報を適切に提供するようサーバを制御することができる。

情報提供システム１の動作概要を示す模式図である。 情報提供システム１の概略構成を示す模式図である。 情報提供サーバ２の概略構成を示す模式図である。 ストレージ装置３の概略構成を示す模式図である。 対象情報テーブルの例を示す図である。 キーワードテーブルの例を示す図である。 検索サーバ４の概略構成を示す模式図である。 ユーザ端末５の概略構成を示す模式図である。 検索要求画面の例を示す図である。 検索結果画面の例を示す図である。 情報表示画面の例を示す図である。 情報提供システム１の動作シーケンス図である。

以下、図面を参照してサーバの制御方法、サーバおよびサーバの制御プログラムについて詳細に説明する。ただし、本発明は図面または以下に記載される実施形態には限定されないことを理解されたい。

本開示の情報提供システムにおいて、ユーザ端末は、複数のキーワードを指定して検索サーバに対し検索を要求する。そして、ユーザ端末は、その検索結果に基づき、情報提供サーバに表示情報を要求する。情報提供サーバは、検索に指定された複数のキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定する。そして、情報提供サーバは、追加キーワードに対応する対象情報である追加選択対象情報をユーザによる所定の操作に応じて表示させるための追加キーワード表示を含む画面を表示させるための表示情報を、ユーザ端末に送信する。これにより、本開示の情報提供システムは、ユーザ端末への簡単な操作に応じてユーザの求める情報を適切に提供することができる。

図１は、情報提供システム１の動作概要を示す模式図である。

情報提供システム１は、情報提供サーバ２と、ストレージ装置３と、検索サーバ４と、ユーザ端末５と、ネットワーク６とを有する。情報提供システム１において、情報提供サーバ２は、ストレージ装置３と接続され、ユーザ端末５とネットワーク６を介して接続される。また、検索サーバ４は、ユーザ端末５とネットワーク６を介して接続される。

情報提供サーバ２に接続されるストレージ装置３には、対象情報ごとにキーワードとの対応を関連づける対象情報テーブルと、複数のキーワードごとに追加キーワードがひも付けられるキーワードテーブルとが記憶されている。

本明細書において、対象情報は飲食店に関する情報である。対象情報テーブルでは、飲食店ごとにキーワードとの対応が関連づけられている。例えば、飲食店Ａはキーワード「銀座」との対応として数値「１００」が関連づけられ、キーワード「大人数」との対応として数値「０」が関連づけられている。

また、キーワードテーブルでは、各飲食店との対応が対象情報テーブルにおいて関連づけられるキーワードを複数組み合わせたものに対して、追加キーワードが関連づけられている。例えば、「銀座」「宴会」という２つのキーワードの組み合わせに対し、追加キーワード「大人数」が関連づけられている。

ユーザ端末５は、まず、検索サーバ４に検索要求を送信する。図１の例では、ユーザ端末５に検索要求画面５４１が表示される。そして、ユーザの操作により検索キーワード入力欄にキーワード「銀座 宴会」が入力される。ユーザが検索要求操作を行うと、ユーザ端末５は、検索サーバ４に対してキーワード「銀座 宴会」に関連する情報の検索を要求する。

検索サーバ４は、ネットワーク６に接続された機器に保存されアクセス可能な情報を収集し、検索要求において指定されたキーワードに関連する情報を出力するサーバである。検索サーバ４は、ユーザ端末５による検索要求に応じて情報の検索を実行し、情報を要求するための要求情報を含む検索結果をユーザ端末５に送信する。要求情報とは、例えばインターネット上でページ情報を特定するＵＲＬ（Uniform Resource Locator）である。ユーザ端末５は、受信した検索結果に基づき検索結果画面５４２を表示する。

ユーザ端末５を操作するユーザは、検索結果画面５４２に含まれる要求情報に基づいて、情報の表示を要求する。情報の表示の要求は、検索結果ごとに異なる情報提供サーバに対して行われる。すなわち、検索結果に要求情報Ａ、Ｂが含まれる場合に、要求情報Ａに対応する情報の要求先と要求情報Ｂに対応する情報の要求先とは、同じであってもよく、異なっていてもよい。

図１の例では、ユーザ端末５のユーザは、検索結果「銀座で宴会するなら｜外食ナビ」を選択し、この検索結果に対応する要求情報に基づいて情報提供サーバ２に情報を要求する。このとき、ユーザ端末５は、情報提供サーバ２に対する情報の要求に、検索サーバ４への検索要求で指定したキーワード「銀座 宴会」を含める。

情報提供サーバ２は、ユーザ端末５からの情報の要求を受信した場合、検索要求に含まれるキーワードの少なくとも１つに対応する対象情報を選択対象情報として選択する。図１の例では、対象情報テーブルにおいて、飲食店Ａ〜Ｆは検索要求に含まれるキーワード「銀座」との対応として「１００」が関連づけられているため、飲食店Ａ〜Ｆが選択対象情報として選択される。

情報提供サーバ２は、検索要求に含まれるキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定する。図１の例では、キーワードテーブルにおいて、検索要求に含まれるキーワードの組み合わせ「銀座 宴会」に追加キーワード「大人数」が関連づけられているため、「大人数」が追加キーワードとして特定される。

情報提供サーバ２は、選択対象情報を含む情報表示画面５４３を表示させるための表示情報を生成し、ユーザ端末５に送信する。このとき、情報表示画面５４３には、選択対象情報のうち、特定された追加キーワードに対応する対象情報である追加選択対象情報を、ユーザによる所定の操作に応じて表示させるための追加キーワード表示が含まれる。図１の例では、選択対象情報のうち追加キーワード「大人数」に対応する対象情報を表示させるための追加キーワード表示「こちらも人気：＃大人数」が、情報表示画面５４３に含まれている。

ユーザによる情報表示画面５４３に含まれる追加キーワード表示への所定の操作に応じて、ユーザ端末５は、追加選択対象情報を表示する。すなわち、ユーザは、検索サーバ４に対する検索キーワードに関連づけられた追加キーワードに対応する対象情報を、簡単な操作で取得することができる。

このように、本実施形態にかかる情報提供サーバ２を含む情報提供システム１は、検索サーバ４に対する検索キーワードに関連づけられた追加キーワードに対応する対象情報を表示させる追加キーワード表示を含む情報表示画面をユーザ端末に表示させる。これにより、情報提供システム１は、ユーザ端末への簡単な操作に応じてユーザの求める情報を適切に提供することが可能となる。

図２は、情報提供システム１の概略構成を示す模式図である。

情報提供システム１は、情報提供サーバ２と、ストレージ装置３と、検索サーバ４と、ユーザ端末５と、ネットワーク６とを有する。情報提供システム１において、情報提供サーバ２は、ストレージ装置３と接続され、ユーザ端末５とネットワーク６を介して接続される。また、情報提供システム１において、検索サーバ４は、ユーザ端末５とネットワーク６を介して接続される。

ネットワーク６は、情報提供サーバ２とユーザ端末５とを通信可能に接続する。また、ネットワーク６は、検索サーバ４とユーザ端末５とを通信可能に接続する。ネットワーク６は、例えばＴＣＰ／ＩＰ（Transport Control Protocol / Internet Protocol）による通信が行われるインターネットである。ネットワーク６により通信する機器は、有線または無線によって接続される。無線による接続は、例えばＩＥＥＥ（The Institute of Electrical and Electronics Engineers）802.11acなどの無線ＬＡＮ（Local Area Network）接続であってよい。また、無線による接続は、４Ｇ（4th Generation）回線などの無線ＷＡＮ（Wide Area Network）接続であってよい。

図３は、情報提供サーバ２の概略構成を示す模式図である。

情報提供サーバ２は、ストレージ装置３およびユーザ端末５と接続し、ユーザ端末５から受信する情報要求に応じて表示情報をユーザ端末５に送信する。そのために、情報提供サーバ２は、情報提供通信部２１と、情報提供記憶部２２と、情報提供処理部２３とを備える。

情報提供通信部２１は、情報提供サーバ２をネットワーク６に接続するための通信インタフェース回路を有する。情報提供通信部２１は、ユーザ端末５から受信したデータを情報提供処理部２３に供給する。また、情報提供通信部２１は、情報提供処理部２３から供給されたデータをユーザ端末５等に送信する。

情報提供記憶部２２は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置および光ディスク装置のうちの少なくとも１つを有する。情報提供記憶部２２は、情報提供処理部２３による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、情報提供記憶部２２は、ドライバプログラムとして、情報提供通信部２１を制御する通信デバイスドライバプログラム等を記憶する。各種プログラムは、例えばＣＤ−ＲＯＭ（Compact Disc Read-Only Memory）、ＤＶＤ−ＲＯＭ（DVD Read-Only Memory）等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて情報提供記憶部２２にインストールされてよい。

情報提供処理部２３は、１以上のプロセッサおよびその周辺回路を備える。情報提供処理部２３は、情報提供サーバ２の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、ＣＰＵ（Central Processing Unit）である。情報提供処理部２３は、情報提供サーバ２の各種処理が情報提供記憶部２２に記憶されているプログラム等に基づいて適切な手段で実行されるように、情報提供通信部２１等の動作を制御する。情報提供処理部２３は、情報提供記憶部２２に記憶されているプログラム（オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等）に基づいて処理を実行する。また、情報提供処理部２３は、複数のプログラム（アプリケーションプログラム等）を並列に実行することができる。

情報提供処理部２３は、要求受信部２３１と、対象情報選択部２３２と、追加キーワード特定部２３３と、表示情報送信部２３４とを有する。情報提供処理部２３が有するこれらの各部は、情報提供処理部２３が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、情報提供処理部２３が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、またはファームウェアとして情報提供サーバ２に実装されてもよい。

図４は、ストレージ装置３の概略構成を示す模式図である。

ストレージ装置３は、記憶部の一例である。ストレージ装置３は、入力されたデータを記憶し、記憶したデータを要求に応じて出力する。そのために、ストレージ装置３は、ストレージ通信部３１と、ストレージ記憶部３２と、ストレージ処理部３３とを備える。

ストレージ通信部３１は、ストレージ装置３を情報提供サーバ２に接続するための通信インタフェース回路を有する。ストレージ通信部３１は、情報提供サーバ２から受信したデータをストレージ処理部３３に供給する。また、ストレージ通信部３１は、ストレージ処理部３３から供給されたデータを情報提供サーバ２に送信する。

ストレージ記憶部３２は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置および光ディスク装置のうちの少なくとも１つを有する。ストレージ記憶部３２は、情報提供サーバ２から受信したデータ等を記憶する。

ストレージ処理部３３は、１以上のプロセッサおよびその周辺回路を備える。ストレージ処理部３３は、ストレージ装置３の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、ＣＰＵである。ストレージ処理部３３は、ストレージ通信部３１およびストレージ記憶部３２の動作を制御する。

なお、ストレージ装置３は、ストレージ通信部３１およびストレージ処理部３３を有していなくてもよい。この場合、ストレージ装置３のストレージ記憶部３２が情報提供サーバ２に直接接続され、ストレージ記憶部３２は情報提供サーバ２の情報提供処理部２３により制御される。

ストレージ装置３は、ストレージ記憶部３２に、対象情報テーブルと、キーワードテーブルとを記憶する。

図５は、対象情報テーブルの例を示す図である。

対象情報テーブル３２１は、対象情報ごとにキーワードとの対応が関連づけられたテーブルである。

本実施形態の情報提供システム１において、対象情報は、飲食店に関する情報である。対象情報テーブル３２１では、飲食店ごとに、その飲食店が予め記憶された複数のキーワードそれぞれとどのように対応しているかを関連づけている。例えば、飲食店「Ａ」は、キーワード「銀座」との対応が「１００」であり、キーワード「柿生」との対応が「０」である。対象情報テーブル３２１では、「１００」は対象情報とキーワードとの対応が最も密であることを示し、「０」は対応が最も疎であることを示している。対象情報テーブル３２１では、このような対象情報とキーワードとの関係が、システム運営者の設定により関連づけられている。図５に示す対象情報テーブル３２１では、対象情報とキーワードとの対応は「１００」または「０」であるが、対象情報とキーワードとの対応は、中間値（例えば「７０」）で規定されていてもよい。

図６は、キーワードテーブルの例を示す図である。

キーワードテーブル３２２は、複数のキーワードごとに、追加キーワードがひも付けられたテーブルである。

例えば、キーワード「銀座」とキーワード「宴会」との組み合わせに対し、追加キーワード「大人数」がひも付けられる。キーワードテーブル３２２では、このようなキーワードと追加キーワードとの関係が、システム運営者の設定により関連づけられている。

図７は、検索サーバの概略構成を示す模式図である。

検索サーバ４は、ネットワーク６に接続された機器を巡回して収集した情報を有する。そして、検索サーバ４は、ユーザ端末５と接続し、ユーザ端末５から受信する検索要求に応じて検索結果をユーザ端末５に送信する。そのために、検索サーバ４は、検索通信部４１と、検索記憶部４２と、検索処理部４３とを備える。

検索通信部４１は、検索サーバ４をネットワーク６に接続するための通信インタフェース回路を有する。検索通信部４１は、ユーザ端末５から受信したデータを検索処理部４３に供給する。また、検索通信部４１は、検索処理部４３から供給されたデータをユーザ端末５等に送信する。

検索記憶部４２は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置および光ディスク装置のうちの少なくとも１つを有する。検索記憶部４２は、検索処理部４３による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、検索記憶部４２は、ドライバプログラムとして、検索通信部４１を制御する通信デバイスドライバプログラム等を記憶する。各種プログラムは、例えばＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＯＭ等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて検索記憶部４２にインストールされてよい。

検索処理部４３は、１以上のプロセッサおよびその周辺回路を備える。検索処理部４３は、検索サーバ４の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、ＣＰＵである。検索処理部４３は、検索サーバ４の各種処理が検索記憶部４２に記憶されているプログラム等に基づいて適切な手段で実行されるように、検索通信部４１等の動作を制御する。検索処理部４３は、検索記憶部４２に記憶されているプログラム（オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等）に基づいて処理を実行する。また、検索処理部４３は、複数のプログラム（アプリケーションプログラム等）を並列に実行することができる。

検索処理部４３は、検索受付実行部４３１と、検索結果送信部４３２とを有する。検索処理部４３が有するこれらの各部は、検索処理部４３が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、検索処理部４３が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、またはファームウェアとして検索サーバ４に実装されてもよい。

図８は、ユーザ端末５の概略構成を示す模式図である。

ユーザ端末５は、ネットワーク６を介して情報提供サーバ２に接続し、情報提供サーバ２と通信を行う。また、ユーザ端末５は、ユーザの入力操作に応じて、キーワードの指定および情報要求の入力を受け付ける。そのために、ユーザ端末５は、端末通信部５１と、端末記憶部５２と、端末操作部５３と、端末表示部５４と、端末処理部５５とを備える。

なお、本実施形態ではユーザ端末５として、多機能携帯電話（いわゆる「スマートフォン」）を想定するが、実施形態はこれに限定されない。ユーザ端末５は、例えば、パーソナルコンピュータ（Personal Computer, PC）、携帯電話（いわゆる「フィーチャーフォン」）、携帯情報端末（Personal Digital Assistant, PDA）、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤ、タブレット端末、タブレットＰＣ、ノートＰＣなどの情報処理装置であってよい。

端末通信部５１は、通信インタフェース回路を備え、ユーザ端末５をネットワーク６に接続する。端末通信部５１は、端末処理部５５から供給されたデータを、ネットワーク６を介して情報提供サーバ２等に送信する。また、端末通信部５１は、ネットワーク６を介して情報提供サーバ２等から受信したデータを端末処理部５５に供給する。

端末記憶部５２は、例えば、半導体メモリ装置を備える。端末記憶部５２は、端末処理部５５での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部５２は、ドライバプログラムとして、端末操作部５３を制御する入力デバイスドライバプログラムや、端末表示部５４を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部５２は、アプリケーションプログラムとして、ユーザが端末操作部５３に対して複数のキーワードを指定した検索に基づく情報要求を行うための検索結果画面を表示する画面表示プログラム等を記憶する。また、端末記憶部５２は、所定の処理にかかる一時的なデータを一時的に記憶してもよい。

端末操作部５３は、ユーザ端末５の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネルやキーボタン等である。ユーザは、端末操作部５３を用いて、文字や数字、記号等を入力することができる。端末操作部５３は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、ユーザの指示として端末処理部５５に供給される。

端末表示部５４は、映像や画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイや有機ＥＬ（Electro-Luminescence）ディスプレイ等である。端末表示部５４は、端末処理部５５から供給された映像データに応じた映像や、画像データに応じた画像等を表示する。

端末処理部５５は、１以上のプロセッサおよびその周辺回路を備える。端末処理部５５は、ユーザ端末５の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、ＣＰＵである。端末処理部５５は、ユーザ端末５の各種処理が端末記憶部５２に記憶されているプログラムや端末操作部５３への操作等に基づいて適切な手段で実行されるように、端末通信部５１や端末表示部５４等の動作を制御する。端末処理部５５は、端末記憶部５２に記憶されているプログラム（オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等）に基づいて処理を実行する。また、端末処理部５５は、複数のプログラム（アプリケーションプログラム等）を並列に実行することができる。

端末処理部５５は、少なくとも閲覧実行部５５１、データ要求部５５２等を備える。これらの各部は、端末処理部５５が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとしてユーザ端末５に実装されてもよい。

本開示の情報提供システム１は、上述のハードウェア構成を採用することで、情報提供サーバ２がユーザ端末５に送信する表示情報に、追加キーワードに対応する対象情報である追加選択対象情報を表示させるための追加キーワード表示を含めるよう、情報提供サーバ２を制御する。本開示の情報提供システム１によると、情報提供サーバ２は、ユーザ端末への簡単な操作に応じてユーザの求める情報を適切に提供することができる。すなわち、所望の情報を得るためにユーザが要求する検索の回数を減少させて情報提供サーバ２の処理時間を短縮することができるため、効率的な情報処理が可能となる。

次に、図９〜図１１を参照して、情報提供サーバ２に接続されたユーザ端末５の表示機能によって端末表示部５４に表示される各表示画面の一例を説明する。

図９は、検索要求画面の例を示す図である。

ユーザ端末５は、検索サーバ４が送信する検索要求画面表示データに基づいて、図９に示す検索要求画面５４１を端末表示部５４に表示する。ユーザ端末５のユーザは、検索要求画面５４１を参照して、複数のキーワードを入力し、検索サーバ４への検索要求の送信を指示する。

検索要求画面５４１には、検索キーワード入力欄５４１１と、検索要求指示ボタン５４１２とが含まれる。

検索キーワード入力欄５４１１は、検索サーバ４に要求する検索の条件となるキーワードを入力する欄である。ユーザが端末操作部５３を用いて入力したキーワードは、検索キーワード入力欄５４１１に表示される。検索キーワード入力欄５４１１には、スペース記号などの区切り文字で区切ることにより、複数のキーワードを入力することができる。また、検索キーワード入力欄５４１１は、複数の入力欄を有していてもよい。この場合、それぞれの入力欄にキーワードを入力することができる。

検索要求指示ボタン５４１２は、検索キーワード入力欄５４１１に入力されたキーワードを検索キーワードとした検索要求の検索サーバ４への送信を指示するボタンである。端末操作部５３が検索要求指示ボタン５４１２に対するユーザの所定の操作（例えばタッチパネルへのタップ）を検出すると、ユーザ端末５は、端末通信部５１を介して、検索キーワード入力欄５４１１に入力されたキーワードを検索キーワードとした検索要求を検索サーバ４に送信する。

図１０は、検索結果画面の例を示す図である。

ユーザ端末５は、検索サーバ４が送信する検索結果情報に基づいて、図１０に示す検索結果画面５４２を端末表示部５４に表示する。ユーザ端末５のユーザは、検索結果画面５４２を参照して、情報提供サーバ２に情報の提供を要求する。

検索結果画面５４２には、検索キーワード入力欄５４２１と、検索要求指示ボタン５４２２と、検索結果表示欄５４２３〜５４２５とが含まれる。

検索キーワード入力欄５４２１は、検索要求画面５４１における検索キーワード入力欄５４１１と同様であり、検索サーバ４に要求する検索の条件となるキーワードを入力する欄である。検索結果画面５４２において、検索キーワード入力欄５４２１には、検索結果画面５４２に表示された検索結果を得るために用いられた検索キーワードが表示される。ユーザは、端末操作部５３を用いて、表示されているキーワードに追加するキーワード、または、表示されているキーワードを置き換えるキーワードを入力することができる。

検索要求指示ボタン５４２２は、検索要求画面５４１における検索要求指示ボタン５４１２と同様であり、検索キーワード入力欄５４１１に入力されたキーワードを検索キーワードとした検索要求の検索サーバ４への送信を指示するボタンである。検索キーワード入力欄５４２１に表示されるキーワードを変更したユーザは、検索要求指示ボタン５４２２を操作することにより、変更されたキーワードに対応する新たな検索結果を検索サーバ４から得ることができる。

検索結果表示欄５４２３〜５４２５は、指定されたキーワードに関連する項目として検索サーバ４が出力した項目を表示する欄である。図１０では、検索結果が３件表示されているが、表示される件数は限定されない。また、多数の検索結果を適切に表示するために、所定の件数（例えば１０件）ずつ検索結果を表示するようにしてもよい。

検索結果表示欄５４２３〜５４２５には、検索結果として出力された各項目の概要が表示されるとともに、当該項目へのリンクが設定される。リンクは、ＵＲＬにより設定される。ユーザが端末操作部５３を操作して項目に対応する情報要求を指示すると、端末通信部５１は、リンクに基づいて当該項目の情報を要求する。項目の情報の要求先は、項目ごとにリンクにおいて指定される装置である。本実施形態では、検索結果表示欄５４２３に表示される項目に設定されるリンクにおいて、項目の情報の要求先として情報提供サーバ２が指定されている。

図１１は、情報表示画面の例を示す図である。

ユーザが検索結果画面５４２において検索結果表示欄５４２３に表示される項目の情報を要求すると、ユーザ端末５は、情報提供サーバ２が送信する画面表示データに基づいて、図１１に示す情報表示画面５４３を端末表示部５４に表示する。情報表示画面５４３には、キーワードの少なくとも１つに対応する対象情報が表示される。

情報表示画面５４３には、キーワード表示欄５４３１と、追加キーワード表示５４３２と、選択対象情報表示欄５４３３〜５４３８とが含まれる。

キーワード表示欄５４３１は、選択対象情報表示欄５４３３〜５４３８を選択するために用いられたキーワードを表示する欄である。キーワードは、検索結果画面５４２の検索結果表示欄５４２３に対するユーザの操作に応じて送信される情報要求とともに、ユーザ端末５から情報提供サーバ２に送信される。情報提供サーバ２は、ユーザ端末５から受信したキーワードに基づいて対象情報を選択し、選択された対象情報を情報表示画面５４３に表示させる。

追加キーワード表示５４３２は、追加キーワードに対応する対象情報である追加選択対象情報を表示させるための領域である。追加キーワード表示５４３２には、情報提供サーバ２が受信したキーワードである「銀座」「宴会」にひも付けられた追加キーワード「大人数」が表示される。そして、端末操作部５３が追加キーワード表示５４３２に対する所定の操作を受け付けると、端末処理部５５は、端末通信部５１に追加選択対象情報の表示要求を送信させる。このとき、情報表示画面５４３は、ＵＲＬを変更することなく更新され、選択対象情報表示欄に追加選択対象情報が表示されることが好ましい。

選択対象情報表示欄５４３３〜５４３８は、ユーザ端末５から受信したキーワードに基づいて選択された対象情報を表示する欄である。図１１では、選択対象情報が６件表示されているが、表示される件数は限定されない。また、多数の選択対象情報を適切に表示するために、所定の件数（例えば１０件）ずつ選択対象情報を表示するようにしてもよい。

選択対象情報表示欄５４３３〜５４３８には、選択対象情報と追加選択対象情報とが含まれてよい。このようにすると、ユーザは、検索結果に基づいて表示された情報表示画面５４３に対して操作を行うことなく、選択対象情報に加えて追加選択対象情報を閲覧することができる。

また、選択対象情報表示欄５４３３〜５４３８には、追加選択対象情報が表示されてよい。このようにすると、ユーザは、検索結果に基づいて表示された情報表示画面５４３で追加選択対象情報を閲覧することができる。

このとき、追加選択対象情報は、追加キーワードとの対応の度合いに応じた順序で表示されてよい。このように表示されると、ユーザは、追加キーワードとの対応の度合いが大きい追加選択対象情報を、容易に閲覧することができる。

選択対象情報表示欄５４３３〜５４３８には、選択対象情報として選択された各対象情報の概要が表示されるとともに、当該対象情報へのリンクが設定される。リンクは、ＵＲＬにより設定される。ユーザが端末操作部５３を操作して選択対象情報に対応する情報要求を指示すると、端末通信部５１は、リンクに基づいて当該対象情報の情報を要求する。

図１２は、情報提供システム１の動作シーケンス図である。

まず、ユーザ端末５の閲覧実行部５５１は、端末表示部５４に検索要求画面５４１を表示させる（ステップＳ１０１）。端末通信部５１は、検索要求画面５４１を表示するための検索要求画面表示データを検索サーバ４に要求し、受信する。ユーザは、検索要求画面５４１を参照し、端末操作部５３を介して所望の複数のキーワードを検索キーワード入力欄５４１１に入力する。

ユーザ端末５のデータ要求部５５２は、端末操作部５３を介して検索要求指示ボタン５４１２に対する操作を受け付けると、ジャンル指定画面表示データを受信すると、端末通信部５１により検索サーバ４に対し検索要求を送信する（ステップＳ１０２）。検索要求には、検索キーワード入力欄５４２１に入力された複数の検索キーワードが含まれる。

検索サーバ４の検索受付実行部４３１は、検索通信部４１により介して検索要求を受け付けると、受け付けた検索要求に含まれる複数の検索キーワードに関連する項目の検索を実行する。（ステップＳ１０３）。

次に、検索サーバ４の検索結果送信部４３２は、検索通信部４１により、検索結果として出力された項目を含む検索結果画面５４２を表示するための検索結果情報を、ユーザ端末５に送信する（ステップＳ１０４）。

ユーザ端末５の閲覧実行部５５１は、端末通信部５１により検索結果情報を受信すると、端末表示部５４に検索結果画面５４２を表示させる（ステップＳ１０５）。

端末操作部５３により検索結果画面５４２に表示された検索結果の項目に対応する情報を要求するユーザの操作を受け付けると、ユーザ端末５のデータ要求部５５２は、端末通信部５１を介して情報要求を送信する（ステップＳ１０６）。このとき、データ要求部５５２は、検索結果の項目に設定されたリンクに従って、情報提供サーバ２に情報要求を送信する。また、データ要求部５５２は、情報要求とともに、複数の検索キーワードを送信する。

検索キーワードは、検索結果に設定されたＵＲＬに含められる。また、検索キーワードは、ＵＲＬと別に情報提供サーバ２に送信されてもよい。

情報提供サーバ２の要求受信部２３１がユーザ端末５から複数のキーワードとともに情報要求を受信すると、対象情報選択部２３２は、複数のキーワードの少なくとも１つに対応する対象情報を選択対象情報として選択する（ステップＳ１０７）。対象情報選択部２３２は、複数のキーワードの少なくとも１つについて、対象情報テーブル３２１における各対象情報との対応を求める。そして、対象情報選択部２３２は、複数のキーワードの少なくとも１つとの対応が所定の閾値を上回る対象情報を、選択対象情報として選択する。

所定の閾値は、絶対値（例えば「７０」）であってもよいし、相対値（例えば上位１０件）であってもよい。また、複数のキーワードとの対応に基づいて選択対象情報を選択する場合、選択するか否かの基準となる対象情報ごとの代表値は、算術平均、幾何平均、中央値といった手法で求めることができる。また、複数キーワード間の比重は均等であってもよく、均等でなくてもよい。複数キーワード間の比重を均等にしない場合、比重は予めキーワードごとに定められていてもよく、情報要求の受信ごとに定められてもよい。

対象情報選択部２３２は、複数のキーワードのすべてに対応する対象情報を、選択対象情報として選択してもよい。このとき、対象情報選択部２３２は、複数のキーワードのそれぞれについて、対応が所定の閾値を上回る対象情報を、選択対象情報として選択してもよい。

次に、追加キーワード特定部２３３は、キーワードテーブル３２２において、情報要求とともに受信した複数のキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定する（ステップＳ１０８）。

次に、表示情報送信部２３４は、選択された対象情報と追加キーワード表示とを含む表示情報を作成する（ステップＳ１０９）。追加キーワード表示は、ユーザの操作に応じて、特定された追加キーワードに対応する追加選択対象情報を表示させるための表示領域である。

次に、表示情報送信部２３４は、情報提供通信部２１を介して表示情報をユーザ端末５に送信する（ステップＳ１１０）。

ユーザ端末５の閲覧実行部５５１は、受信した表示情報に基づいて、端末表示部５４に情報表示画面５４３を表示する（ステップＳ１１１）。情報表示画面５４３に含まれる追加キーワード表示５４３２に対するユーザの所定の操作を端末操作部５３が受け付けると、端末処理部５５は、端末通信部５１に追加選択対象情報の表示要求を送信させる。

以上詳述したとおり、情報提供システム１は、検索サーバ４に対する検索キーワードに関連づけられた追加キーワードに対応する対象情報を表示させる追加キーワード表示を含む情報表示画面をユーザ端末に表示させる。これにより、情報提供システム１は、ユーザ端末への簡単な操作に応じてユーザの求める情報を適切に提供することが可能となる。

なお、情報提供サーバ２と検索サーバ４とは、同一の装置であってもよい。そして、情報提供サーバ２は、同一の装置である検索サーバ４で検索を行ったユーザ端末からの情報要求に対して提供する情報と、他の検索サーバで検索を行ったユーザ端末からの情報要求に対して提供する情報とを異ならせてもよい。

そのために、キーワードテーブル３２２では、複数のキーワードごとに、第１追加キーワードと第２追加キーワードとが関連づけて記憶される。そして、追加キーワード特定部２３３は、検索が検索サーバ４に対して要求されてものである場合に第１追加キーワードを追加キーワードとして特定し、そうでない場合に第２追加キーワードを追加キーワードとして特定する。このようにすると、検索サーバ４で検索を行ったユーザ端末からの情報要求に対して送信される情報提供画面には第１追加キーワードに対応する追加選択対象情報が含まれる。一方、検索サーバ４以外の検索サーバで検索を行ったユーザ端末からの情報要求に対して送信される情報提供画面には第２追加キーワードに対応する追加選択対象情報が含まれる。

また、対象情報テーブル３２１およびキーワードテーブル３２２は、リレーショナルデータベースにおける別個のテーブルとして定義されている必要はない。例えば、対象情報テーブル３２１は、対象情報に基づいて各キーワードとの対応が特定可能であれば足りる。同様に、キーワードテーブル３２２は、複数のキーワードに基づいて追加キーワードが特定可能であれば足りる。

当業者は、本発明の精神および範囲から外れることなく、種々の変更、置換および修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。

１ 情報提供システム
２ 情報提供サーバ
２３１ 要求受信部
２３２ 対象情報選択部
２３３ 追加キーワード特定部
２３４ 表示情報送信部
３ ストレージ装置
４ 検索サーバ
５ ユーザ端末
６ ネットワーク

Claims (8)

1. 記憶部およびユーザ端末と接続可能なサーバの制御方法であって、
   前記記憶部には、対象情報ごとにキーワードとの対応を関連づける対象情報テーブルと、複数のキーワードごとに追加キーワードがひも付けられるキーワードテーブルとが記憶され、
   前記サーバが、
   複数のキーワードを指定した検索に基づく情報要求を前記ユーザ端末から受信し、
   前記複数のキーワードの少なくとも１つに対応する前記対象情報を選択対象情報として選択し、
   前記検索で指定されたキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定し、
   前記選択対象情報のうち、前記追加キーワードに対応する対象情報である追加選択対象情報を、ユーザによる所定の操作に応じて表示させるための追加キーワード表示、を含む画面を表示させるための表示情報を前記ユーザ端末に送信する、
   ことを含む、サーバの制御方法。
2. 前記サーバが、前記送信において、前記選択対象情報と、前記追加選択対象情報と、を含むページを送信する、請求項１に記載の制御方法。
3. 前記サーバが、前記送信において、前記追加選択対象情報を表示させるページを送信する、請求項１に記載の制御方法。
4. 前記記憶部が、対象情報ごとにキーワードとの対応の度合いを規定する前記対象情報テーブルを記憶し、
   前記サーバが、前記送信において、前記追加キーワードとの対応の度合いに応じた順序で前記追加選択対象情報を表示させるページを送信する、請求項３に記載の制御方法。
5. 前記キーワードテーブルにおいて前記複数のキーワードごとに関連づけられる追加キーワードは、第１追加キーワードと第２追加キーワードとを含み、
   前記サーバが、前記特定において、前記検索が前記サーバに要求されたものである場合に前記第１追加キーワードを前記追加キーワードとして特定し、前記検索が前記サーバに要求されたものでない場合に前記第２追加キーワードを前記追加キーワードとして特定する、請求項１ないし４のいずれか一項に記載の制御方法。
6. 前記サーバが、前記選択において、前記複数のキーワードのすべてに対応する前記対象情報を前記選択対象情報として選択する、請求項１ないし５のいずれか一項に記載の制御方法。
7. 記憶部およびユーザ端末と接続可能なサーバであって、
   前記記憶部には、対象情報ごとにキーワードとの対応を関連づける対象情報テーブルと、複数のキーワードごとに追加キーワードがひも付けられるキーワードテーブルとが記憶され、
   複数のキーワードを指定した検索に基づくページ要求を前記ユーザ端末から受信する要求受信部と、
   前記複数のキーワードの少なくとも１つに対応する前記対象情報を選択対象情報として選択する対象情報選択部と、
   前記検索で指定されたキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定する追加キーワード特定部と、
   前記選択対象情報のうち、前記追加キーワードに対応する対象情報である追加検索対象情報を、ユーザによる所定の操作に応じて表示させるための追加キーワード表示、を含む画面を表示させるためのページ情報を前記ユーザ端末に送信するページ送信部と、
   を備えることを特徴とするサーバ。
8. 記憶部およびユーザ端末と接続可能なサーバの制御プログラムであって、
   前記記憶部には、対象情報ごとにキーワードとの対応を関連づける対象情報テーブルと、複数のキーワードごとに追加キーワードがひも付けられるキーワードテーブルとが記憶され、
   前記サーバに、
   複数のキーワードを指定した検索に基づくページ要求を前記ユーザ端末から受信し、
   前記複数のキーワードの少なくとも１つに対応する前記対象情報を選択対象情報として選択し、
   前記検索で指定されたキーワードにひも付けられた追加キーワードを特定し、
   前記選択対象情報のうち、前記追加キーワードに対応する対象情報である追加検索対象情報を、ユーザによる所定の操作に応じて表示させるための追加キーワード表示、を含む画面を表示させるためのページ情報を前記ユーザ端末に送信する、
   ことを実行させる、サーバの制御プログラム。

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