JP2020060131A - 過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール性を容易に確保できる過給機の提供。【解決手段】コンプレッサハウジング20が、インペラ配置部22と、インペラ配置部22より上流側の上流側通路23と、インペラ配置部22より下流側の下流側通路24と、を有している。フランジ30が、下流側通路24と上流側通路23とを連通するバイパス通路32を有しており、コンプレッサハウジング20に取付けられている。フランジ30のコンプレッサハウジング20への連結面35に溝36が形成されており、溝36にシール部材50が嵌められている。そのため、シール部材50でフランジ30とコンプレッサハウジング20とのシール性を確保できる。よって、シール部材50が設けられていない場合に比べて、過給機10のシール性の確保が容易である。【選択図】 図3

Description

本発明は、過給機に関する。
特開2014‐141904号公報は、図9、図10に示すように、本体ピース2と、分割ピース3と、を有するコンプレッサハウジング1を開示している。本体ピース2に溝部2aが形成されている。溝部2aに分割ピース3が圧入されることで、バイパス通路4が形成されている。
しかし、上記の公報開示の技術には、つぎの問題点がある。
分割ピース3が本体ピース2に圧入されているが、分割ピース3と本体ピース2が別部品であるため、分割ピース3と本体ピース2間の溝や段差を完全になくすことができない。そのため、これらの部品をまたいでエアバイパスバルブを取り付け、かつ、シール性能を確保することが困難となっている。
特開2014‐141904号公報
本発明の目的は、シール性を容易に確保できる過給機を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) (a)インペラが配置されるインペラ配置部と、該インペラ配置部より上流側の上流側通路と、前記インペラ配置部より下流側の下流側通路と、を有するコンプレッサハウジングと、
(b)前記上流側通路の上流側に設けられるフランジ通路と、前記下流側通路と前記上流側通路とを連通するバイパス通路と、を有し、前記コンプレッサハウジングに取付けられるフランジと、
(c)前記バイパス通路を開閉するエアバイパスバルブと、
を有し、前記コンプレッサハウジングの下流側通路に吐出通路と前記バイパス通路への連絡通路とが形成されている、過給機であって、
前記フランジの、前記コンプレッサハウジングへの連結面に、溝が形成されており、
前記溝にシール部材が嵌められている、過給機。
(2) 前記バイパス通路は、前記コンプレッサハウジングの連絡通路に連なるバイパス上流側通路と、該バイパス上流側通路の外周側にあり前記コンプレッサハウジングの上流側通路に連なるバイパス下流側通路と、を有する、(1)記載の過給機。
(3) 前記溝は、前記バイパス上流側通路の周囲にあり全周にわたって連続して設けられる小径溝部と、前記フランジ通路の周囲にあり周方向の一部が切り欠かれた形状となっている大径溝部と、前記バイパス下流側通路の一側にあり前記小径溝部と前記大径溝部の周方向一端部とをつなぐ第1の連結溝部と、前記バイパス下流側通路の他側にあり前記小径溝部と前記大径溝部の周方向他端部とをつなぐ第2の連結溝部と、を有する、(2)記載の過給機。
(4) 前記シール部材は、前記小径溝部に嵌められる小径部と、前記大径溝部に嵌められる大径部と、前記第1の連結溝部に嵌められる第1の連結部と、前記第2の連結溝部に嵌められる第2の連結部と、を有しており、
前記シール部材は、一部品構成である、(3)記載の過給機。
(5) 前記フランジは、内側に前記フランジ通路と連通する連通路を有しており前記コンプレッサハウジングの上流側通路に挿入される円筒部を有する、(1)記載の過給機。
(6) 前記円筒部の周方向の一部に切欠きが設けられている、(5)記載の過給機。
(7) 前記エアバイパスバルブは、前記フランジのみに取付けられている、(1)記載の過給機。
(8) 前記コンプレッサハウジングは、前記シール部材が接触する接触面を有しており、該接触面は平面とされている、(1)記載の過給機。
(9) 前記コンプレッサハウジングの上流側通路と連絡通路は、同じ方向に延びており、前記フランジ側に開放している、(1)記載の過給機。
上記(1)〜(9)の過給機では、つぎの効果を得ることができる。
フランジのコンプレッサハウジングへの連結面に溝が形成されており、溝にシール部材が嵌められているため、シール部材でフランジとコンプレッサハウジングとのシール性を確保できる。さらに、エアバイパスバルブのフランジへの連結面が単一部品で構成されているため、シールに影響する溝や段差がきわめて小さく、容易にシールを確保できる。よって、複数部品をまたいだ連結面にエアバイパスバルブを設置する場合に比べて、過給器のシール性の確保が容易である。
上記(3)の過給機では、つぎの効果を得ることができる。
溝が小径溝部と大径溝部と第1、第2の連結溝部を有しており、溝にシール部材が嵌められるため、フランジとコンプレッサハウジングとのシール性を確保できる。
上記(4)の過給機では、つぎの効果を得ることができる。
シール部材が一部品構成であるため、コスト上有利である。
上記(5)の過給機では、つぎの効果を得ることができる。
フランジがコンプレッサハウジングの上流側通路に挿入される円筒部を有するため、フランジのコンプレッサハウジングに対する位置決めが容易である。
上記(6)の過給機では、つぎの効果を得ることができる。
円筒部に切欠きが設けられているため、バイパス通路と円筒部の内側の連通路とを連通させることができる。
上記(7)の過給機では、つぎの効果を得ることができる。
エアバイパスバルブがフランジのみに取付けられているため、エアバイパスバルブがフランジのみならずコンプレッサハウジングにも取付けられる場合に比べて、過給機のシール性の確保が容易である。
上記(8)の過給機では、つぎの効果を得ることができる。
コンプレッサハウジングの接触面が平面とされているため、シール部材によるシール性の確保が容易である。
上記(9)の過給機では、つぎの効果を得ることができる。
コンプレッサハウジングの上流側通路と連絡通路が、同じ方向に延びておりフランジ側に開放しているため、コンプレッサハウジングを金型で作製する際に連絡通路がアンダーカット形状となることを抑制できる。そのため、安価にコンプレッサハウジングを製造できる。
本発明実施例の過給機の斜視図である。 本発明実施例の過給機の分解斜視図である。 本発明実施例の過給機の、エアバイパスバルブが閉じているときの拡大断面図である。 本発明実施例の過給機の、エアバイパスバルブが開いているときの拡大断面図である。 本発明実施例の過給機の、コンプレッサハウジングの拡大斜視図である。 本発明実施例の過給機の、フランジの拡大斜視図である。 本発明実施例の過給機の、フランジの拡大背面図である。 本発明実施例の過給機の、シール部材の拡大斜視図である。 従来の過給機の、コンプレッサハウジングの分解斜視図である。 従来の過給機の、コンプレッサハウジングの斜視図である。
以下に、図1〜図8を参照して、本発明実施例の過給機10を説明する。
本発明実施例の過給機10は、図2に示すように、コンプレッサハウジング20と、バイパス通路32を有するフランジ30と、エアバイパスバルブ40と、シール部材50と、を有する。
コンプレッサハウジング20は、アルミニウム合金製であり、ダイキャスト製である。コンプレッサハウジング20は、図3に示すように、内部に空気が通る通路21を有する。通路21は、インペラ60が配置されるインペラ配置部22と、インペラ配置部22より上流側の上流側通路23と、インペラ配置部22より下流側の下流側通路24と、を有する。
インペラ配置部22には、インペラ60が配置される。上流側通路23は、インペラ配置部22からインペラ60の軸方向にフランジ30に接近する方向に延びている。以下、上流側通路23がインペラ配置部22から延びる方向をD1とする。上流側通路23は、方向D1に開放している。コンプレッサハウジング20には、上流側通路23の通路断面積を大にする凹部23aが設けられている。凹部23aの内部スペース23bは、上流側通路23の一部を構成している。
下流側通路24は、ディフューザ部25と、スクロール室26と、吐出通路27と、連絡通路28と、を有する。
ディフューザ部25は、インペラ配置部22に連なっている。ディフューザ部25にて空気は昇圧される。スクロール室26は、ディフューザ部25に連なっている。スクロール室26は、インペラ配置部22の外周側で周方向に延びて設けられている。吐出通路27は、スクロール室26に連なっている。スクロール室26の空気は、吐出通路27を通って図示略のエンジンへ流れる。
連絡通路28は、スクロール室26に連なっている。連絡通路26は、フランジ30のバイパス通路32に連なっている。連絡通路28は、スクロール室26から方向D1に延びており、方向D1に開放している。すなわち、連絡通路28と上流側通路23は、同じ方向D1に延びており方向D1に開放している。
フランジ30は、樹脂製であり、射出成型品である。ただし、フランジ30は、アルミニウム合金製であり、ダイキャスト製であってもよい。フランジ30は、一部品構成である。フランジ30は、フランジ通路31と、バイパス通路32と、円筒部33と、を有する。
フランジ通路31は、コンプレッサハウジング20の上流側通路23の上流側にある。フランジ通路31は、方向D1に直線状に延びている。フランジ通路31には、延び方向中間部に段差部31aが形成されている。段差部31aにより、段差部31aよりコンプレッサハウジング20から遠い側に位置する大径部31bと、段差部31aよりコンプレッサハウジング20に近い側に位置する小径部31cとが形成される。大径部31bの内径は、小径部31cの内径よりも大となっている。大径部31bには、インレットダクト70の端部71が挿入されている。インレットダクト70は、インレットダクト70の端部71が大径部31bに挿入された状態で、フランジ30に図示略のボルトを用いて固定して取付けられる。
バイパス通路32は、下流側通路24の内圧が高まって空気が上流側通路23に逆流する現象(サージング現象)の発生を抑制するために設けられる。バイパス通路32は、下流側通路24と上流側通路23とを連通している。具体的には、バイパス通路32は、コンプレッサハウジング20の連絡通路28と、コンプレッサハウジング20の凹部23aの内部スペース23bとを、連通している。
バイパス通路32が設けられているため、コンプレッサハウジング20の下流側通路24にある空気の一部を、インペラ配置部22を経由することなく、コンプレッサハウジング20の上流側通路23に戻すことができる。
バイパス通路32は、コンプレッサハウジング20の連絡通路28に連なるバイパス上流側通路32aと、コンプレッサハウジング20の上流側通路23に連なるバイパス下流側通路32bと、を有する。バイパス上流側通路32aは、方向D1に直線状に延びている。バイパス上流側通路32aは、フランジ30に設けられる管部34の内側にある。バイパス下流側通路32bは、バイパス上流側通路32aの外周側にある。コンプレッサハウジング20の連絡通路28からバイパス上流側通路32aに流入した空気は、バイパス上流側通路32aからバイパス下流側通路32bに流れ、コンプレッサハウジング20の上流側通路23(凹部23aの内部スペース23b)に流れる。
円筒部33は、反D1方向に延びている。円筒部33は、コンプレッサハウジング20の上流側通路23に挿入されている。円筒部33の先端は、コンプレッサハウジング20の上流側通路23に設けられる段差部23cに当接している。円筒部33は、内側にフランジ通路31と連通する連通路33aを有する。
円筒部33の周方向の一部に切欠き33bが設けられている。切欠き33bが設けられているため、コンプレッサハウジング20の凹部23aの内部スペース23bと円筒部33の連通路33aとを連通させることができる。
エアバイパスバルブ40は、バイパス通路32を開閉する。エアバイパスバルブ40は、フランジ30の管部34の端面34aに接触可能とされている。エアバイパスバルブ40が管部34の端面34aに接触しているとき、バイパス上流側通路32aからバイパス下流側通路32bへの空気の流れが遮断される。図4に示すように、エアバイパスバルブ40が管部34の端面34aから離れているとき、バイパス上流側通路32aからバイパス下流側通路32bへの空気の流れが許容される。
エアバイパスバルブ40は、図1、図2に示すように、フランジ30のみにボルト41を用いて固定して取付けられている。エアバイパスバルブ40のフランジ30への連結面42には、エアバイパスバルブ40とフランジ30とのシール性を確保するために図示略のシールゴムが設けられている。このシールゴムは、フランジ30に設けられる座面37に接触している。座面37は、エアバイパスバルブ40の連結面42に対向する面である。座面37は、平面となっており、図示略のシールゴムによるシール性の確保が容易になっている。
フランジ30は、コンプレッサハウジング20に図示略のボルトを用いて固定して取付けられる。図7に示すように、フランジ30のコンプレッサハウジング20への連結面35には、シール部材50が嵌められる溝36が形成されている。
溝36は、小径溝部36aと、大径溝部36bと、第1の連結溝部36cと、第2の連結溝部36dと、を有する。
小径溝部36aは、バイパス上流側通路32aの周囲に設けられている。小径溝部36aは、全周にわたって連続して設けられている。大径溝部36bは、フランジ通路31の周囲に設けられている。大径溝部36bは、周方向の一部が切り欠かれた形状(「C」字形状)となっている。大径溝部36bの径は、小径溝部36aの径より大である。第1の連結溝部36cは、バイパス下流側通路32bの一側に設けられている。第1の連結溝部36cは、小径溝部36aと大径溝部36bの周方向一端部36b1とをつないでいる。第2の連結溝部36dは、バイパス下流側通路32bの他側に設けられている。第2の連結溝部36dは、小径溝部36aと大径溝部36bの周方向他端部36b2とをつないでいる。
シール部材50は、フランジ30とコンプレッサハウジング20とのシール性を確保するために設けられている。シール部材50は、たとえばゴム製であり、射出成型品である。シール部材50は、図8に示すように、一部品構成である。シール部材50の形状は、溝36の形状に対応している。シール部材50は、溝36に嵌められる。シール部材50は、小径溝部36aに嵌められる小径部51と、大径溝部36bに嵌められる大径部52と、第1の連結溝部36cに嵌められる第1の連結部53と、第2の連結溝部36dに嵌められる第2の連結部54と、を有する。
小径部51は、全周にわたって連続して設けられている。大径部52は、周方向の一部が切り欠かれた形状(「C」字形状)となっている。大径部52の径は、小径部51の径より大である。第1の連結部53は、小径部51と大径部52の周方向一端部52aとをつないでいる。第2の連結部54は、小径部51と大径部52の周方向他端部52bとをつないでいる。
シール部材50は、図2に示すように、コンプレッサハウジング20に設けられる接触面29に接触している。接触面29は、フランジ30の連結面35に対向する面である。接触面29は、平面となっている。接触面29は、機械加工が施されることで平面とされている。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
(A)フランジ30のコンプレッサハウジング20への連結面35に溝36が形成されており、溝36にシール部材50が嵌められているため、シール部材50でフランジ30とコンプレッサハウジング20とのシール性を確保できる。よって、シール部材50が設けられていない場合に比べて、過給機10のシール性の確保が容易である。
(B)溝36が小径溝部36a、大径溝部36b、第1の連結溝部36cおよび第2の連結溝部36dを有しており、溝36にシール部材50が嵌められるため、フランジ30とコンプレッサハウジング20とのシール性を確保できる。
(C)シール部材50が一部品構成であるため、コスト上有利である。
(D)フランジ30がコンプレッサハウジング20の上流側通路23に挿入される円筒部33を有するため、フランジ30のコンプレッサハウジング20に対する位置決めが容易である。
(E)円筒部33に切欠き33bが設けられているため、バイパス通路32と円筒部33の内側の連通路33aとを連通させることができる。
(F)エアバイパスバルブ40がフランジ30のみに取付けられているため、エアバイパスバルブ40がフランジ30のみならずコンプレッサハウジング20にも取付けられる場合に比べて、過給機10のシール性の確保が容易である。
(G)コンプレッサハウジング20の接触面29が平面とされているため、シール部材50によるシール性の確保が容易である。
(H)コンプレッサハウジング20の上流側通路23と連絡通路28が、同じ方向D1に延びておりフランジ30側に開放しているため、コンプレッサハウジング20を金型で作製する際に連絡通路28がアンダーカット形状となることを抑制できる。そのため、安価にコンプレッサハウジング20を製造できる。
(I)フランジ30にコンプレッサハウジング20の下流側通路24と上流側通路23とを連通するバイパス通路32が設けられているため、バイパス通路用のホースを用いる場合に比べて、過給機10のコンパクト化を図ることができる。
(J)フランジ30がコンプレッサハウジング20にボルトを用いて取付けられるため、フランジ30がコンプレッサハウジング20に溶着される場合に比べて、フランジ30のコンプレッサハウジング20への取付けが容易である。
(K)エアバイパスバルブ40がフランジ30にボルト41を用いて取付けられるため、エアバイパスバルブ40がフランジ30に溶着される場合に比べて、エアバイパスバルブ40のフランジ30への取付けが容易である。
10 過給機
20 コンプレッサハウジング
21 吸気通路
22 インペラ配置部
23 上流側通路
23a 凹部
23b 凹部の内部スペース
23c 段差部
24 下流側通路
25 ディフューザ部
26 スクロール室
27 吐出通路
28 連絡通路
29 接触面
30 フランジ
31 フランジ通路
31a 段差部
31b 大径部
31c 小径部
32 バイパス通路
32a バイパス上流側通路
32b バイパス下流側通路
33 円筒部
33a 連通路
33b 切欠き
34 管部
34a 管部の端面
35 フランジのコンプレッサハウジングへの連結面
36 溝
36a 小径溝部
36b 大径溝部
36b1 大径溝部の周方向一端部
36b2 大径溝部の周方向他端部
36c 第1の連結溝部
36d 第2の連結溝部
37 座面
40 エアバイパスバルブ
41 ボルト
42 エアバイパスバルブのフランジへの連結面
50 シール部材
51 小径部
52 大径部
53 第1の連結部
54 第2の連結部
60 インペラ
70 インレットダクト
71 インレットダクトの端部

Claims (9)

  1. (a)インペラが配置されるインペラ配置部と、該インペラ配置部より上流側の上流側通路と、前記インペラ配置部より下流側の下流側通路と、を有するコンプレッサハウジングと、
    (b)前記上流側通路の上流側に設けられるフランジ通路と、前記下流側通路と前記上流側通路とを連通するバイパス通路と、を有し、前記コンプレッサハウジングに取付けられるフランジと、
    (c)前記バイパス通路を開閉するエアバイパスバルブと、
    を有し、前記コンプレッサハウジングの下流側通路に吐出通路と前記バイパス通路への連絡通路とが形成されている、過給機であって、
    前記フランジの、前記コンプレッサハウジングへの連結面に、溝が形成されており、
    前記溝にシール部材が嵌められている、過給機。
  2. 前記バイパス通路は、前記コンプレッサハウジングの連絡通路に連なるバイパス上流側通路と、該バイパス上流側通路の外周側にあり前記コンプレッサハウジングの上流側通路に連なるバイパス下流側通路と、を有する、請求項1記載の過給機。
  3. 前記溝は、前記バイパス上流側通路の周囲にあり全周にわたって連続して設けられる小径溝部と、前記フランジ通路の周囲にあり周方向の一部が切り欠かれた形状となっている大径溝部と、前記バイパス下流側通路の一側にあり前記小径溝部と前記大径溝部の周方向一端部とをつなぐ第1の連結溝部と、前記バイパス下流側通路の他側にあり前記小径溝部と前記大径溝部の周方向他端部とをつなぐ第2の連結溝部と、を有する、請求項2記載の過給機。
  4. 前記シール部材は、前記小径溝部に嵌められる小径部と、前記大径溝部に嵌められる大径部と、前記第1の連結溝部に嵌められる第1の連結部と、前記第2の連結溝部に嵌められる第2の連結部と、を有しており、
    前記シール部材は、一部品構成である、請求項3記載の過給機。
  5. 前記フランジは、内側に前記フランジ通路と連通する連通路を有しており前記コンプレッサハウジングの上流側通路に挿入される円筒部を有する、請求項1記載の過給機。
  6. 前記円筒部の周方向の一部に切欠きが設けられている、請求項5記載の過給機。
  7. 前記エアバイパスバルブは、前記フランジのみに取付けられている、請求項1記載の過給機。
  8. 前記コンプレッサハウジングは、前記シール部材が接触する接触面を有しており、該接触面は平面とされている、請求項1記載の過給機。
  9. 前記コンプレッサハウジングの上流側通路と連絡通路は、同じ方向に延びており、前記フランジ側に開放している、請求項1記載の過給機。
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