JP2020058490A - 液体塗布具 - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜図4は、本発明の第1実施形態に係る液体塗布具を示す。なお、各図の説明では、軸部5の中心を通る中心軸線Z(図2参照)に平行な方向を「軸方向」、中心軸線Zに直交する方向を「径方向」、中心軸線Z周りの方向を「周方向」として説明する。また、前記「軸方向」については、各図中の紙面上方を「上」、下方を「下」として説明する。
化粧料容器は、図1、図2に示すように、液体(化粧料F)を収容する容器である容器本体1と、この容器本体1の開口部を閉塞する蓋体2と、この蓋体2に接続され、蓋体2と一体に設けられた(一体化された)液体塗布具3と、を有する。そして、容器本体1には、極小片、例えばラメLが含まれた液体である化粧料Fが収容されている。なお、本発明に係る極小片は、本実施形態で例示するラメLに限定されるものではなく、例えば金粉など、極小又は極薄の小片であれば、内容物である液体の仕様に応じて自由に変更することができる。
本実施形態に係る液体塗布具3は、まず、図4(a)に示すように、蓋体2を回して容器本体1から蓋体2を離脱して、容器本体1に収容された液体塗布具3を取り出す。すると、容器本体1内において化粧料Fに浸漬していた液体塗布具3の液体保持部52には、図示のように、ラメLを含む化粧料Fが付着した状態となっている。このように、ラメLを含む化粧料Fを液体保持部52に付着させる、すなわち液体保持部52に保持させる(溜める)ことにより、化粧料Fを容器本体1から取り出す。
本実施形態に係る液体塗布具3の特徴的な作用効果について説明する前に、本実施形態に係る液体塗布具3の効果を、従来のものと定量的に比較するため、以下のような試験を行い、その結果をそれぞれ表1、表2にまとめた。表1は、図10に示すようなブラシ104を用いた従来の液体塗布具100に相当する液体塗布具による結果を示し、表2は、本実施形態に係る液体塗布具3による結果を示している。また、表1、表2の(a)は試料Aによる試験結果を示し、(b)は試料Bによる試験結果を示している。そして、試料Aは、1〜1.5mm程度の円形又は正方形のラメを含む化粧料であり、試料Bは、2〜3mm程度の六角形や菱形など異形のラメを含む化粧料である。
以下、本実施形態に係る液体塗布具の特徴的な作用効果について具体的に説明する。
前記第1実施形態では、液体塗布具3の塗布部53を半球状に形成したものを例示したが、前述したように塗布部53の形態はこれに限定されるものではない。換言すれば、例えば図5に示すように、塗布部53の形態を、先細り状に、先端の曲率半径R3が比較的小さくなるように形成してもよい。
図6は、本発明に係る液体塗布具の第2実施形態を示し、前記第1実施形態における液体保持部52の具体的構成を変更したものである。なお、当該変更点以外の基本的な構成については、前記第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付すことによって、その説明を省略する。
図7は、本発明に係る液体塗布具の第3実施形態を示し、前記第1実施形態における液体保持部52の具体的構成を変更したものである。なお、当該変更点以外の基本的な構成については、前記第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付すことによって、その説明を省略する。
前記第3実施形態では、前記第1実施形態に係る液体塗布具3の液体保持部52を単に直列に複数配置したものを例示したが、本発明に係る液体保持部を軸方向へ直列に配置する形態は、これに限定されるものではない。換言すれば、例えば図8に示すように、軸部5の先端側に、複数(本実施形態では4つ)の球状部55を団子状に直列配置することによって、当該各球状部55間に括れ状の液体保持部52を形成してもよい。
図9は、本発明に係る液体塗布具の第4実施形態を示し、前記第1実施形態における液体保持部52の具体的構成を変更したものである。なお、当該変更点以外の基本的な構成については、前記第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付すことによって、その説明を省略する。
2…蓋体
3…液体塗布具
5…軸部
52…液体保持部
53…塗布部
54…溝部
F…化粧料(液体)
L…ラメ(極小片)
N…爪(被塗布体)
Claims (9)
- 所定の粘性を有し、かつ複数の極小片が含まれた液体を塗布する液体塗布具であって、
内部に前記液体を収容する容器の開口部を閉塞する蓋体と一体又は別体に設けられ、前記容器の内部に収容される軸部と、
前記軸部の先端側において前記容器に収容される前記液体に浸漬可能な領域に設けられ、前記液体を保持可能な凹状の液体保持部と、
前記軸部の先端に設けられ、前記液体保持部に保持された前記液体の塗布に供する塗布部と、
を備え、
前記液体保持部に保持された前記液体は、前記軸部の外面を伝って前記塗布部を介して被塗布体に滴下するように塗布されることを特徴とする液体塗布具。 - 前記蓋体は、前記軸部を扱くしごき部を有しない前記容器の開口部を閉塞し、
前記液体保持部に保持された前記液体は、前記容器によって搾取されないことを特徴とする請求項1に記載の液体塗布具。 - 前記軸部は、円柱状を呈し、
前記液体保持部は、前記軸部に括れ状に形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体塗布具。 - 前記液体保持部は、縦断面凹円弧状に形成され、前記軸部の外径が徐々に変化するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の液体塗布具。
- 前記液体保持部は、前記括れを前記軸部の軸方向へ直列に複数設けることによって形成されたことを特徴とする請求項3又は4に記載の液体塗布具。
- 前記液体保持部から前記塗布部に向かって、前記軸部の軸方向に連続する溝部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体塗布具。
- 前記溝部は、前記軸部の周方向において、複数設けられていることを特徴とする請求項6に記載の液体塗布具。
- 前記液体保持部は、前記軸部の先端側を波形に形成することにより、前記軸部の軸方向において互い違いに形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体塗布具。
- 前記蓋体と前記軸部とは、別体に形成され、
前記軸部は、基端部に設けられた突起部が前記蓋体の内部に設けられた凹部に係止することによって、前記蓋体と一体化されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の液体塗布具。
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