JP2020058048A - 放送波の生成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記所定の符号化映像フォーマットが、
現行のコピープロテクション方式より高度なコピープロテクション方式を使うか否かを指定する第1の指定情報、および
前記映像の高度化に伴う現行放送との差異に応じた変換を受信側でするか否かを指定する第2の指定情報、
のうちの少なくとも1つの指定情報を前記放送波に配置するように構成し、
前記映像の高度化は、解像度、画素ビット(階調)、フレーム周波数(フレームレート)、カラリメトリ(色域)、ダイナミックレンジのうちの1つ以上のパラメータが現行放送の映像よりも高度であることを示し、
前記第2の指定情報が、1つ以上の前記パラメータのいずれかについて、前記放送波の受信側における変換の可否を示す制御情報を含むようにし、
前記放送波がMPEG−TS方式の放送波である場合、前記第1および/または第2の指定情報がPMT(プログラムマップテーブル)に配置可能な記述子により構成され、
前記高度なコピープロテクション方式を高度コピープロテクト制御とし、前記映像の解像度変換を解像度制御としたときに、前記記述子により、以下の要件のうち少なくとも1つが受信側の実装において求められるように構成した、
放送波の生成方法である。
要件1:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は不可;
要件2:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は不可;
要件3:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は可;
要件4:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は可。
色域:BT.2020 (BT.709)
階調:画素ビット10ビット (8ビット)
フレーム周波数:60Hz・プログレッシブ (30Hz、インターレス)
また4K及び8Kにおいては上記に加え、
解像度:4K および 8K (2K)
フレーム周波数:120Hz (30Hz)
現行の一般的なHD(High Definition)放送は、解像度2K、画素ビット(階調):8bit、カラリメトリ(色域):BT.709、SDR、フレーム周波数が30/1.001Hz、30Hzの放送であるが、これを超える解像度:4Kおよび8K、画素ビット:10ビット、カラリメトリ:BT.2020(情通審上は2K SDR放送でxvYCCも可)、HDR、フレームレート:60/1.001Hz、60Hz、120/1.001Hz、120Hzの運用が可能とされている。
A)元映像が高度な映像であれば、変換後の映像が如何なる場合でも現行より高度なコピープロテクト技術を適用
B)変換後の映像が、
・現行の一般的なHD映像の場合は、現行のコピープロテクト技術の適用も可能(高度なコピープロテクト技術との併用も可能)、
・解像度、HDR/SDR、色域等の少なくとも1つが現行の一般的なHD映像を超える高度な映像の場合は、高度なコピープロテクト技術を適用、
C)変換後の映像の解像度が2K以下であれば、現行のコピープロテクト技術の適用も可能(高度なコピープロテクト技術との併用も可能)、
D)元映像、変換後の映像がいずれの場合でも、高度なコピープロテクト技術を必要とせず、現行のコピープロテクト技術の適用も可能(高度なコピープロテクト技術との併用も可能)、
なお、「高度なコピープロテクト技術を適用」の「高度なコピープロテクト技術」とは、例えば現行出力端子のインターフェースで用いられているDTCPに対するDTCP2である。このDTCP2は、DTCPに比べロバストネスルールや認証出力先に関するコンプライアンスルールが強化されている。
図10は、図9A(b2)、図9B(b1)および図9C(b0)の3ビットのビットアサインにより実現するコンプライアンスルールの他の例を示したものである。
11:変換不可
10:4Kへの変換は可能、2Kへの変換は不可能
01:未定義
00:4K以下への変換は可能
図14は、一実施の形態に係る送信側の処理を説明するフローチャートである。このフローチャートの説明に入る前に、このフローチャートで用いられる用語と他の実施形態で用いられる用語との関連性を簡単に述べておく。
以下には、出願当初に記載されていた特許請求の範囲を付記する。
(請求項1)所定の符号化映像フォーマットを採用する放送波の生成方法において、
前記所定の符号化映像フォーマットが、
現行のコピープロテクション方式より高度なコピープロテクション方式を使うか否かを指定する第1の指定情報、および
映像の高度化に伴う現行放送との差異に応じた変換を受信側でするか否かを指定する第2の指定情報、のうちの少なくとも1つの指定情報を前記放送波に配置するように構成した、放送波の生成方法。
(請求項2)前記映像の高度化とは、解像度、画素ビット(諧調)、フレーム周波数(フレームレート)、カラリメトリ(色域)、ダイナミックレンジのうちの1つ以上のパラメータが現行放送の映像よりも高度であることを示す、請求項1に記載の方法。
(請求項3)前記第2の指定情報が、1つ以上の前記パラメータのいずれかについて、前記放送波の受信側における変換の可否を示す制御情報を含む、請求項2に記載の方法。
(請求項4)前記放送波がMPEG−TS方式の放送波である場合、前記第1および/または第2の指定情報がPMT(プログラムマップテーブル)に配置可能な記述子により構成される、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の方法。
(請求項5)前記放送波がMMT方式の放送波である場合、前記第1および/または第2の指定情報がMPT(MMTパッケージテーブル)に配置可能な記述子により構成される、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の方法。
(請求項6)前記高度なコピープロテクション方式を高度コピープロテクト制御とし、前記映像の解像度変換を解像度制御とし、前記映像のダイナミックレンジ変換をDR制御としたときに、前記記述子により、以下に列挙する要件のうち少なくとも1つが受信側の実装において求められるように構成した、請求項4または請求項5に記載の方法:
要件1:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は不可、前記DR制御は不可;
要件2:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は不可、前記DR制御は可;
要件3:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は可、前記DR制御は不可;
要件4:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は可、前記DR制御は可;
要件5:前記高度コピープロテクト制御は不要、前記解像度制御は不可、前記DR制御は不可;
要件6:前記高度コピープロテクト制御は不要、前記解像度制御は不可、前記DR制御は可;
要件7:前記高度コピープロテクト制御は不要、前記解像度制御は可、前記DR制御は不可;
要件8:前記高度コピープロテクト制御は不要、前記解像度制御は可、前記DR制御は可。
Claims (2)
- 放送信号の生成手段、前記放送信号に対するセキュリティー保護を行うセキュリィティー手段及び映像に対する制御情報の生成手段を備える放送局において、前記放送信号に所定の符号化映像フォーマットを採用する放送波の生成方法であって、
前記所定の符号化映像フォーマットが、
現行のコピープロテクション方式より高度なコピープロテクション方式を使うか否かを指定する第1の指定情報、および
前記映像の高度化に伴う現行放送との差異に応じた変換を受信側でするか否かを指定する第2の指定情報、
のうちの少なくとも1つの指定情報を前記放送波に配置するように構成し、
前記映像の高度化は、解像度、画素ビット(階調)、フレーム周波数(フレームレート)、カラリメトリ(色域)、ダイナミックレンジのうちの1つ以上のパラメータが現行放送の映像よりも高度であることを示し、
前記第2の指定情報が、1つ以上の前記パラメータのいずれかについて、前記放送波の受信側における変換の可否を示す制御情報を含むようにし、
前記放送波がMPEG−TS方式の放送波である場合、前記第1および/または第2の指定情報がPMT(プログラムマップテーブル)に配置可能な記述子により構成され、
前記高度なコピープロテクション方式を高度コピープロテクト制御とし、前記映像の解像度変換を解像度制御としたときに、前記記述子により、以下の要件のうち少なくとも1つが受信側の実装において求められるように構成した、
放送波の生成方法:
要件1:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は不可;
要件2:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は不可;
要件3:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は可;
要件4:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は可。 - 放送信号の生成手段、前記放送信号に対するセキュリティー保護を行うセキュリィティー手段及び映像に対する制御情報の生成手段を備える放送局において、前記放送信号に所定の符号化映像フォーマットを採用する放送波の生成方法であって、
前記所定の符号化映像フォーマットが、
現行のコピープロテクション方式より高度なコピープロテクション方式を使うか否かを指定する第1の指定情報、および
前記映像の高度化に伴う現行放送との差異に応じた変換を受信側でするか否かを指定する第2の指定情報、
のうちの少なくとも1つの指定情報を前記放送波に配置するように構成し、
前記映像の高度化は、解像度、画素ビット(階調)、フレーム周波数(フレームレート)、カラリメトリ(色域)、ダイナミックレンジのうちの1つ以上のパラメータが現行放送の映像よりも高度であることを示し、
前記第2の指定情報が、1つ以上の前記パラメータのいずれかについて、前記放送波の受信側における変換の可否を示す制御情報を含むようにし、
前記放送波がMMT方式の放送波である場合、前記第1および/または第2の指定情報がMPT(MMTパッケージテーブル)に配置可能な記述子により構成され、
前記高度なコピープロテクション方式を高度コピープロテクト制御とし、前記映像の解像度変換を解像度制御としたときに、前記記述子により、以下の要件のうち少なくとも1つが受信側の実装において求められるように構成した、
放送波の生成方法:
要件1:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は不可;
要件2:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は不可;
要件3:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は可;
要件4:前記高度コピープロテクト制御は必要、前記解像度制御は可。
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