JP2020057118A - 運行管理装置、運行管理方法、及び運行管理プログラム - Google Patents

運行管理装置、運行管理方法、及び運行管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】受注データを集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを自動的に作成することで、配車担当者の作業負担を軽減する。【解決手段】運行管理装置100は、発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品及び当該商品の数量を含む受注データを入力する受注データ入力部と、受注データとマスタの設定に基づいて、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを作成する運行指示データ作成部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、運行管理装置、運行管理方法、及び運行管理プログラムに関する。
従来、運行管理を行うシステムとして、例えば、特許文献1がある。かかる特許文献1では、運行輸送スケジュールを作成する際に、物流センターや集配送先拠点の位置情報を入力し、輸送すべき荷物の荷物量、集配送先、集配送先での、輸送車両の到着時刻の締め切り時刻である時間制約を含む荷物情報を入力し、輸送車両の積載量上限を含む輸送車両情報を入力し、複数車両の巡回拠点からなる輸送スケジュールへ、同一拠点への物流センターからの配送荷物と、物流センターへの集荷荷物を一台の車両で同時に輸送可能かを判定し、配送時間制約を守った条件下で、前記各情報を用いて輸送車両のスケジュールを作成する。
特開2004−1975号公報
しかしながら、上記特許文献1では、受注データを集荷便・中継便・配達便に分割することに関して、何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、受注データを集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを自動的に作成することで、配車担当者の作業負担を軽減することが可能な運行管理装置、運行管理方法、及び運行管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、制御部と記憶部を備えた運行管理装置であって、前記制御部は、発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、及び当該商品の数量を含む受注データを入力する受注データ入力手段と、前記受注データとマスタの設定に基づいて、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを作成する運行指示データ作成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記マスタは、車番コード、日付、積載量、及び割付優先度のデータを関連づけて登録した車両マスタを含み、前記運行指示データ作成手段は、前記車両マスタを参照して、優先順位が高く、積載量の大きい車両コードの車両を選択して、選択した車両を前記運行指示データに割り当てることにしてもよい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記マスタは、発着地間の距離と所要時間のデータを登録した実車距離マスタと、発着地、荷役時間、近隣自社倉庫、複数の発着地方面のデータを登録した発着地マスタと、を含み、前記運行指示データ作成手段は、前記実車距離マスタを参照して、所要時間を取得し、また、前記発着地マスタを参照して荷役時間を取得して、運行間の時間を考慮して、前記運行指示データの運行ダイヤを決定することにしてもよい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記マスタは、商品と、当該商品の1単位当たりの重量である配車換算率のデータを関連づけて登録した商品マスタを含み、前記運行指示データ作成手段は、前記商品マスタを参照して、前記受注データの商品の配車換算率に数量を乗算した配車換算量の合計が選択した車両の積載搭載可能量以内となるようにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための運行管理方法であって、前記制御部で実行させる、発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、及び当該商品の数量を含む受注データを入力する受注データ入力工程と、前記受注データとマスタの設定に基づいて、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを作成する運行指示データ作成工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための運行管理プログラムであって、前記制御部において、発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、及び当該商品の数量を含む受注データを入力する受注データ入力工程と、前記受注データとマスタの設定に基づいて、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを作成する運行指示データ作成工程と、を実行させるための運行管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、運行を集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを自動的に作成することで、配車担当者の作業負担を軽減することが可能になるという効果を奏する。
図1は、運行管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、車両マスタの構成例を示す図である。 図3は、実車距離マスタの構成例を示す図である。 図4は、発着地マスタの構成例を示す図である。 図5は、商品マスタの構成例を示す図である。 図6は、売上按分パターンマスタの構成例を示す図である。 図7は、本実施形態における運行指示データの作成の概略の処理フローを示す図である。 図8は、図7のデータサンプルを示す図である。 図9は、運行指示データの親運行指示番号の採番の詳細な処理フローを示す図である。 図10は、図9のサンプルデータを示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施の形態により限定されるものではない。
[1.概要]
運送業では、複数の取引先から依頼された荷物を同じ車両(1配送)で運ぶ「混載」と呼ばれる運行方式をとっている会社が多数存在する。「混載」の場合は、近隣の発着地の荷物を同じ車両で纏めて運ぶことになるが、どの発着地の運行を纏めるかの判断が必要になる。
従来は、混載を行う場合の運行内容の決定を、全て配車担当者の経験とカンによって手作業で行っていた。このため、膨大な量の受注データを運行単位に分ける作業は配車担当者の作業負荷を生み出しており、業界で問題になっている働きすぎの一因になっていた。また、配車担当者によって、品質にバラツキがあることから、場合によっては配送品質を低下させてしまうリスクも発生していた。
本実施の形態では、受注データとマスタの設定を元にして、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを自動的に作成することで、配車担当者の作業負担の軽減や配送品質を改善する。
[2.構成]
図1を参照して、本実施形態に係る運行管理装置100の構成の一例について説明する。図1は、運行管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
運行管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、運行管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
運行管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。運行管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、運行管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、運行管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、および、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114として記載する場合がある。また、モニタ114に表示して、入力装置112で操作等をすることを、「UIを介したユーザ操作」と記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、および、ファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、車両マスタ106aと、実車距離マスタ106bと、発着地マスタ106cと、商品マスタ106dと、売上按分パターンマスタ106eと、受注データファイル106fと、運行指示データファイル106gとを備えている。図2は、車両マスタ106aの構成例を示す図である。図3は、実車距離マスタ106bの構成例を示す図である。図4は、発着地マスタ106cの構成例を示す図である。図5は、商品マスタ106dの構成例を示す図である。図6は、売上按分パターンマスタ106eの構成例を示す図である。
車両マスタ106aは、自車か傭車、積載量、車両の古さなどによって、運行で生じるコストが変動するため、割付優先度を車両毎に設定したマスタである。会社によって、自車・傭車での利益率が異なるため、経営判断の結果を割付優先度に反映させることが可能となっている。また、車両・日付毎に割付優先度を設定することで車両使用回数を均等化させことや車検日等に割付対象外とすることも可能である。
車両マスタ106aは、図2に示すように、車番コード、日付、積載量、自傭区分(自車又は傭車)、及び割付優先度(「1」は「2」より優先度が高い)のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。
図2に示す車両マスタ106a例は、東海地区倉庫用の例を示している。1行目は、車番コード「0001A」、日付「4/4」、積載量「1.0t」、自傭区分「自車」、割付優先度「1」、2行目は、車番コード「0001B」、日付「4/4」、積載量「0.5t」、自傭区分「傭車」、割付優先度「2」、3行目は、車番コード「0001C」、日付「4/4」、積載量「0.3t」、自傭区分「自車」、割付優先度「1」となっている。また、4行目は、車番コード「0001A」、日付「4/5」、積載量「1.0t」、自傭区分「自車」、割付優先度「2」、5行目は、車番コード「0001B」、日付「4/5」、積載量「0.5t」、自傭区分「傭車」、割付優先度「2」、6行目は、車番コード「0001C」、日付「4/5」、積載量「0.3t」、自傭区分「自車」、割付優先度「1」となっている。
実車距離マスタ106bは、発着地間の距離と所要時間を設定しておき、親運行指示番号採番時に考慮するためのものである。実車距離マスタ106bは、図3に示すように、発地、着地、実車距離、及び所要時間のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。
図3に示す実車距離マスタ106bの例では、1行目は、発地「東海地区倉庫」、着地「A社名古屋」、実車距離「35km」、所要時間「1.5H」、2行目は、発地「A社名古屋、着地「A社豊田」、実車距離「25km」、所要時間「1.0H」、3行目は、発地「A社豊田」、着地「B社一宮」、実車距離「10km」、所要時間「0.5H」、4行目は、発地「B社名古屋」、着地「東海地区倉庫」、実車距離「20km」、所要時間「1.0H」となっている。
発着地マスタ106cは、親運行指示番号採番時に同じ方面の運行に対して、同じ親運行指示番号を採番するために発着地方面を登録したマスタである。同じ倉庫圏内での運行数が多い場合は、発着地方面を複数階層設定して対応する。発着地方面1は、高速道路IC単位、発着地方面2は市区町村単位、発着地方面3は地域区分単位、発着地方面4は地方区分単位となっている。
発着地マスタ106cは、図4に示すように、発着地、荷役時間、近隣自社倉庫、発着地方面1、発着地方面2、発着地方面3、及び発着地方面4のデータを関連づけて登録するテーブル等で構成することができる。
図4に示す発着地マスタ106cの例では、1行目は、発着地「A社名古屋」、荷役時間「0.5H」、近隣自社倉庫「東海地区倉庫」、発着地方面1「名古屋IC」、発着地方面2「名古屋市」、発着地方面3「尾張」、及び発着地方面4「東海」となっている。2行目は、発着地「A社豊田」、荷役時間「0.5H」、近隣自社倉庫「東海地区倉庫」、発着地方面1「豊田IC」、発着地方面2「豊田市」、発着地方面3「三河」、及び発着地方面4「東海」となっている。3行目は、発着地「B社一宮」、荷役時間「0.5H」、近隣自社倉庫「東海地区倉庫」、発着地方面1「一宮IC」、発着地方面2「一宮市」、発着地方面3「尾張」、及び発着地方面4「東海」となっている。
4行目は、発着地「B社東京」、荷役時間「0.5H」、近隣自社倉庫「関東地区倉庫」、発着地方面1「渋谷IC」、発着地方面2「渋谷区」、発着地方面3「東京」、及び発着地方面4「関東」となっている。5行目は、発着地「C社東京」、荷役時間「0.5H」、近隣自社倉庫「関東地区倉庫」、発着地方面1「新宿IC」、発着地方面2「新宿区」、発着地方面3「東京」、及び発着地方面4「関東」となっている。
商品マスタ106dは、各商品の配車換算量を登録しておくことで、混載時に車両積載量を考慮した運行指示データの作成を行うためのマスタである。商品マスタ106dは、図5に示すように、商品、単位、及び配車換算率(商品の1単位当たりの重量)のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。
図5に示す商品マスタ106dの例では、1行目は、商品「ポテトチップス」、単位「箱」、配車換算率「0.01t」、2行目は、商品「オレンジジュース」、単位「箱」、配車換算率「0.08t」、3行目は、商品「食用油」、単位「L」、及び配車換算率「0.2t」となっている。
売上按分パターンマスタ106eは、集荷便、中継便、及び配達便で売上金額を按分するためのパターンを設定したマスタである。売上按分パターンマスタ106eは、図6に示すように、パターンと売上按分の比率(集荷便:中継便:配達便の比率)のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。
図6に示す売上按分パターンマスタ106eの例では、1行目は、パターン「A」、比率「3:4:3」、2行目は、パターン「B」、比率「5:0:5」、3行目は、パターン「C」、比率「3:3:4」となっている。パターンBは中継便がないパターンを想定している。
受注データファイル106fは、得意先からの受注に応じて、受注単位で発生する受注データを格納するためのファイルである。受注データは、受注番号、発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、数量、売上金額、及び按分パターンのデータを含んでいてもよい(図9(A)参照)。按分パターンは、例えば、受注入力時に、オペレータが売上按分パターンマスタ106eを参照して設定することができる。
運行指示データファイル106gは、運行指示データを格納するためのファイルである。運行指示データは、受注データを運行区分(集荷便・中継便・配達便)に分割したデータである。運行指示データは、親運行指示番号、運行指示番号、発地、出発時刻、着地、到着時刻、受注番号、運行区分、商品、数量、配車換算量、及び売上按分金額を含んでいてもよい(図9(F)参照)。
制御部102は、運行管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、受注データ入力部102aと、運行指示データ作成部(売上按分部)102bと、マスタメンテ部102cとを備えている。
受注データ入力部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の受注入力画面上でのオペレータの操作に応じて、発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、及び当該商品の数量を含む受注データを入力して、受注データファイル106fに格納する。
運行指示データ作成部102bは、受注データとマスタの設定に基づいて、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを作成して、運行指示データファイル106gに格納する。
運行指示データ作成部102bは、車両マスタ106aを参照して、優先順位が高く、積載量の大きい車両コードの車両を選択して、選択した車両を運行指示データに割り当てることにしてもよい。
運行指示データ作成部102bは、実車距離マスタ106bを参照して、所要時間を取得し、また、発着地マスタ106cを参照して荷役時間を取得して、運行間の時間を考慮して、運行指示データの運行ダイヤ(経路、出発時刻、到着時刻)を決定することにしてもよい。
運行指示データ作成部102bは、商品マスタ106dを参照して、受注データの商品の配車換算率に数量を乗算した配車換算量の合計が選択した車両の積載量以内となるようにしてもよい。
マスタメンテ部102cは、モニタ114に表示される不図示のマスタメンテ画面上でのオペレータの操作に応じて、車両マスタ106a、実車距離マスタ106b、発着地マスタ106c、商品マスタ106d、及び売上按分パターンマスタ106eに対して、データの入力・追加・変更・更新等の編集(設定)を行う。
[3.具体例]
図1〜図10を参照して、本実施形態における運行管理装置100の処理の具体例について説明する。図7は、本実施形態における運行指示データの作成の概略の処理フローを示す図である。図8は、図7のデータサンプルを示す図である。図9は、運行指示データの親運行指示番号の採番(図7のS4)の詳細な処理フローを示す図である。図10は、図9のサンプルデータを示す図である。
図7において、受注データ入力部102aは複数の受注データを入力する(ステップS1)。受注データは、受注番号、発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、数量、売上金額、及び按分パターンのデータを含んでいる。按分パターンは特便のため、受注の都度、入力するが、売上按分パターンマスタ106eから選択する。
運行指示データ作成部102bは、各受注データを、発着地マスタ106cを参照して、運行区間(集荷便、中継便、配達便)に分割した運行指示データを作成する(ステップS2)。運行指示データは、親運行指示番号、運行指示番号、発地、出発時刻、着地、到着時刻、受注番号、運行区分、商品、数量、配車換算量、及び売上按分金額を含んでいる。配車換算量は、商品マスタ106dを参照して算出される。また、売上按分金額は、売上按分パターンマスタ106eを参照して算出される。
運行指示データ作成部102bは、運行区分毎に運行指示データを集約する(S3)。集約は倉庫単位で行う。
運行指示データ作成部102bは、運行指示データを車両単位で集約(親運行指示番号を採番)する(S4)。この際、運行指示データ作成部102bは、車両マスタ106Aを参照して車両を決定する。また、運行指示データ作成部102bは、実車距離マスタ106bを参照して所要時間を取得し、発着地マスタ106cを参照して荷役時間を取得して、運行間の時間を考慮して運行ダイヤ(経路、出発時刻、到着時刻)を決定する。また、運行指示データ作成部102bは、商品マスタ106dを参照して、配車換算量の合計が車両の積載量以内となるようにする。
つぎに、図8のデータサンプルを参照して、上記図7の処理フローの具体例を説明する。
(S1)図8(A)は、3件の受注データの一例を示している。受注データの按分パターンは、受注データを入力する際に、オペレータが売上按分パターンマスタ106eを参照して設定する。図8(A)に示す例では、受注番号「000001」は按分パターンA、
受注番号「000002」は按分パターンB、受注番号「000003」は按分パターンCが設定されている。この3件の受注データに基づいて、運行指示データを作成する。運行指示データ作成の対象となる複数の受注データは、オペレータが選択しても良いし、自動で選択してもよい。
(S2)図8(B)は、受注データを運行区間(集荷便、中継便、配達便)に分割した運行指示データの一例を示している。運行指示番号は、受注番号に対して、集荷便を示す「A」、中継便を示す「B」、配達便を示す「C」を付加したものとしている。
例えば、受注番号「000001」については、集荷便の運行指示データは、運行指示番号「000001A」、発地「A社名古屋」、出発時刻「4/4 12:00」、着地「東海地区倉庫」、到着時刻「4/4 19:00」、受注番号「000001」、運行区分「集荷便」、商品「ポテトチップス」、数量「10箱」、配車換算量「0.1t」、売上按分金額「15,000」となっている。
中継便の運行指示データは、運行指示番号「000001B」、発地「東海地区倉庫」、出発時刻「4/4 23:00」、着地「関東地区倉庫」、到着時刻「4/5 06:00」、受注番号「000001」、運行区分「中継便」、商品「ポテトチップス」、数量「10箱」、配車換算量「0.1t」、売上按分金額「20,000」となっている。
配達便の運行指示データは、運行指示番号「000001C」、発地「関東地区倉庫」、出発時刻「4/5 09:00」、着地「B社東京」、到着時刻「4/5 12:00」、受注番号「000001」、運行区分「配達便」、商品「ポテトチップス」、数量「10箱」、配車換算量「0.1t」、売上按分金額「15,000」となっている。
運行区分と発着地は以下のようにして設定する。例えば、受注番号「000001」の場合は、発地「A社名古屋」、着地「B社東京」となっているので、発着地マスタ106cにおいて、発地「A社名古屋」に対応する近隣自車倉庫「東海地区倉庫」を取得し、また、着地「B社東京」に対応する近隣自車倉庫「東京地区倉庫」を取得し、集荷便を発地「A社名古屋」、着地「東海地区倉庫」、中継便を発地「東海地区倉庫」、着地「東京地区倉庫」、配達便を発地「東京地区倉庫」、着地「B社東京」とする。
受注番号「000002」については、発着地マスタ106cにおいて、発地「A社豊田」、着地「A社名古屋」に対応する近隣自車倉庫「東海地区倉庫」を取得する。近隣自車倉庫が「東海地区倉庫」で同じであるので、中継便は使用せず、集荷便を発地「関東地区倉庫」、着地「東海地区倉庫」、配達便を発地「関東地区倉庫」、着地「A社名古屋」とする。
受注番号「000003」については、発着地マスタ106cにおいて、発地「一宮」に対応する近隣自車倉庫「東海地区倉庫」を取得し、また、着地「C社東京」に対応する近隣自車倉庫「東京地区倉庫」を取得し、集荷便を発地「一宮」、着地「東海地区倉庫」、中継便を発地「東海地区倉庫」、着地「東京地区倉庫」、配達便を発地「東京地区倉庫」、着地「C社東京」とする。
配車換算量は、以下のようにして設定する。例えば、受注番号「000001」の場合は、商品マスタ106dを参照して、商品「ポテトチップス」の単位当たりの配車換算量「0.01t」を取得して、数量「10」を乗算して、配車換算量「0.1t」を算出して設定する。
按分売上金額は、以下のようにして設定する。例えば、受注番号「000001」の場合は、売上按分パターンマスタ106eを参照して、パターン「A」に対応する按分比率「3:4:3」を取得して、売上金額「50,000」を按分比率「3:4:3」で按分して、集荷便の売上按分金額「15,000」、中継便の売上按分金額「20,000」、配達便の売上按分金額「15,000」を算出して設定する。
(S3) 図8(C)は、集荷便で東海地区倉庫分を集約した運行指示データの例を示している。図8(D)は、中継便で東海地区倉庫→関東地区倉庫分を集約した運行指示データの例を示している。図8(E)は、配達便で関東地区倉庫分を集約した運行指示データを集約した例を示している。
(S4)図8(F)は、図8(C)の集荷便の運行指示データを車両単位で集約(親運行指示番号を採番)した例を示している。これが最終的な(完成した)運行指示データである。図8(F)の運行指示データの作成の詳細は図9及び図10で説明する。
図8(F)の集荷便の運行指示データは、1行目は、親運行指示番号「000001A」、運行指示番号「000001A」、発地「A社名古屋」、出発時刻「4/4 12:00」、着地「A社豊田」、到着時刻「4/4 13:00」、受注番号「000001」、運行区分「集荷便」、商品「ポテトチップス」、数量「10箱」、配車換算量「0.1t」、売上按分金額「15,000」となっている。
2行目は、親運行指示番号「000001A」、運行指示番号「000002A」、発地「A社豊田」、出発時刻「4/4 13:30」、着地「B社一宮」、到着時刻「4/4 14:00」、受注番号「000002」、運行区分「集荷便」、商品「オレンジジュース」、数量「5」、配車換算量「0.4t」、売上按分金額「15,000」となっている。
3行目は、親運行指示番号「000001A」、運行指示番号「000003A」、発地「B社一宮」、出発時刻「4/4 14:30」、着地「東海地区倉庫」、到着時刻「4/4 15:30」、受注番号「000003」、運行区分「集荷便」、商品「食料油」、数量「1L」、配車換算量「0.2t」、売上按分金額「12,000」となっている。
図9を参照して、運行指示データの親運行指示番号採番の処理フローを説明する。図9では、集約便について説明する。
図9において、運行指示データ作成部102bは、車両マスタ106aから割付優先度が最小の車両を取得する(S11)。運行指示データ作成部102bは、取得した車両のうち積載量が最大の車両を選択する(S12)。
運行指示データ作成部102bは、運行指示データと発着地マスタ106cより、発着地方面毎の合計積載量を取得する(S13)。
運行指示データ作成部102bは、車両の積載量と合計積載量を比較する(S14)。予め基本情報として最初にどの発着地方面を取得して探索するかを設定しておく。具体的には、車両の積載量と合計積載量の大小関係に応じて、以下のA〜Cの処理を行う。
A.車両積載量>合計積載量
より広い範囲の発着地方面を登録していれば、広い発着地方面でS13を再実行する。再実行して、S14がBになった場合は再実行する前の条件でCへ移行する。
B.合計積載量>車両積載量
より狭い範囲の発着地方面を登録していれば、狭い発着地方面でS13を再実行する。狭い発着地方面がない場合は、S11で2台目以降の車両を取得して、車両積載量>合計積載量にする。
C.車両積載量=合計積載量
車両と運行指示データを紐づけてS15へ移行する。
運行指示データ作成部102bは、運行する発着地が3か所以上ある場合は、実車距離マスタ106bから全発着地間の所要時間と、発着地マスタ106cから各発着地での荷役時間を取得して、最も所要時間が短くなる経由順に並び替えて、合計運行時間を取得する(S15)。合計運行時間と運行上限時間の大小関係に応じて以下のA、Bの処理を行う。
A.合計運行時間>運行上限時間
時間が規定を超えてしまうため、S14のBと同様に2台目以降の車両を取得して1台あたりの運行時間を少なくする(乗務員の割付を同時に実施すれば、乗務員単位での設定も可能である)。
B.運行上限時間≧合計運行時間
車両と運行指示データの紐づけを確定させて、S11に戻って次の車両の割付を行う。
つぎに、図10のデータサンプルを参照して、上記図9の処理フローの具体例を説明する。受注データの集荷時刻の日付が「4/4」で、東海地区倉庫の集荷便で親運行指示番号の採番を行う場合について説明する。
(S11)車両マスタ106aから日付「4/4」の割付優先度が「1」の車種コード「0001A」と「0001C」を取得する。
(S12)車種コード「0001A」の積載量が「1.0t」で最大となるので、車種コード「0001A」を選択する。
(S13)運行指示データの着地が「東海地区倉庫」である運行指示番号「000001A」、「000002A」、「000003A」について、発着地マスタ106cを参照して、発着地方面ごとの合計積載量を取得する。
発着地方面1は、名古屋IC「0.1t」、豊田IC「0.4t」、一宮IC「0.2t」である。発着地方面2は、名古屋市「0.1t」、豊田市「0.4t」、一宮市「0.2t」である。発着地方面3は、尾張「0.5t」、三河「0.2t」である。発着地方面4は、東海「0.7t」である。
(S14)発着地方面3を初期探索地に設定した場合を例として説明する。車番コード「0001A」の車載積載量は1.0tである。発着地方面3の合計積載量=尾張「0.5t」+三河「0.2t」=0.7tである。Aの車両積載量>合計積載量に該当するため、S13に戻り、より広い発着地方面4について合計積載量を再取得する。発着地方面4の合計積載量=東海「0.7t」であるので、Aの車両積載量>合計積載量に該当するが、これ以上広い発着地方面の取得はできないため、発着地方面4単位での集約を確定させる。
(S15)全発着地間の合計所要時間=4.0H(1.5H+1.0H+0.5H+1.0H)、各発着地での合計荷役時間=1.5H(0.5H+0.5H+0.5H)となる。合計所要時間と合計荷役時間の合計=5.5H(4.0H+1.5H)となる。運行上限時間は法律で規定された上限とする場合は16.0Hのため、5.5Hは規定内のため親運行指示番号「000001A」を採番する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、及び当該商品の数量を含む受注データを入力する受注データ入力部102aと、受注データとマスタの設定に基づいて、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを作成する運行指示データ作成部102bと、を備えているので、受注データを集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを自動的に作成することで、配車担当者の作業負担を軽減することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、車番コード、日付、積載量、及び割付優先度のデータを関連づけて登録した車両マスタ106aを備え、運行指示データ作成部102bは、車両マスタ106aを参照して、優先順位が高く、積載量の大きい車両コードの車両を選択して、選択した車両を運行指示データに割り当てることにしたので、優先順位が高く、積載量の大きい車両を割り当てることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、発着地間の距離と所要時間のデータを登録した実車距離マスタ106bと、発着地、荷役時間、近隣自社倉庫、複数の発着地方面のデータを登録した発着地マスタ106cと、を備え、運行指示データ作成部102bは、実車距離マスタ106bを参照して、所要時間を取得し、また、発着地マスタ106cを参照して荷役時間を取得して、運行間の時間を考慮して、運行指示データの運行ダイヤを決定することにしたので、最短の運行時間とすることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、商品と、当該商品の1単位当たりの重量である配車換算率のデータを関連づけて登録した商品マスタ106dを備え、運行指示データ作成部102bは、商品マスタ106dを参照して、受注データの商品の配車換算率に数量を乗算した配車換算量の合計が選択した車両の積載搭載可能量以内となるようにしたので、商品を最大限積載することが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、運行管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、運行管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて運行管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、運行管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、運行管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、運行管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 運行管理装置
102 制御部
102a 受注データ入力部
102b 運行指示データ作成部(売上按分部)
102c マスタメンテ部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 車両マスタ
106b 実車距離マスタ
106c 発着地マスタ
106d 商品マスタ
106e 売上按分パターンマスタ
106f 受注データファイル
106g 運行指示データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 制御部と記憶部を備えた運行管理装置であって、
    前記制御部は、
    発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、及び当該商品の数量を含む受注データを入力する受注データ入力手段と、
    前記受注データとマスタの設定に基づいて、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを作成する運行指示データ作成手段と、
    を備えたことを特徴とする運行管理装置。
  2. 前記マスタは、
    車番コード、日付、積載量、及び割付優先度のデータを関連づけて登録した車両マスタを含み、
    前記運行指示データ作成手段は、前記車両マスタを参照して、優先順位が高く、積載量の大きい車両コードの車両を選択して、選択した車両を前記運行指示データに割り当てることを特徴とする請求項1に記載の運行管理装置。
  3. 前記マスタは、
    発着地間の距離と所要時間のデータを登録した実車距離マスタと、
    発着地、荷役時間、近隣自社倉庫、複数の発着地方面のデータを登録した発着地マスタと、
    を含み、
    前記運行指示データ作成手段は、前記実車距離マスタを参照して、所要時間を取得し、また、前記発着地マスタを参照して荷役時間を取得して、運行間の時間を考慮して、前記運行指示データの運行ダイヤを決定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の運行管理装置。
  4. 前記マスタは、
    商品と、当該商品の1単位当たりの重量である配車換算率のデータを関連づけて登録した商品マスタを含み、
    前記運行指示データ作成手段は、前記商品マスタを参照して、前記受注データの商品の配車換算率に数量を乗算した配車換算量の合計が選択した車両の積載量以内となるようにすることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の運行管理装置。
  5. 制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための運行管理方法であって、
    前記制御部で実行させる、
    発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、及び当該商品の数量を含む受注データを入力する受注データ入力工程と、
    前記受注データとマスタの設定に基づいて、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを作成する運行指示データ作成工程と、
    を含むことを特徴とする運行管理方法。
  6. 制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための運行管理プログラムであって、
    前記制御部において、
    発地、集荷時刻、着地、配達時刻、商品、及び当該商品の数量を含む受注データを入力する受注データ入力工程と、
    前記受注データとマスタの設定に基づいて、集荷便・中継便・配達便に分割した運行指示データを作成する運行指示データ作成工程と、
    を実行させるための運行管理プログラム。
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