JP2020053463A - リアクトル - Google Patents

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Abstract

【課題】漏れ磁束を抑制し、交流損失を低減するリアクトルを提供する。【解決手段】リアクトル1は、複数の脚部21と、複数の脚部21の両端部に配置される一対のヨーク部22と、を有するコア2と、脚部21に巻回されるコイル3と、を備える。脚部21は、磁性粉末と樹脂とを含む複合磁性材料からなり、ヨーク部22は、脚部21を構成する複合磁性材料からなる第1の部材22aと、この複合磁性材料とは異なる材料からなる第2の部材22bと、を有する。第1の部材22aは、脚部21が配置されている側に配置され、脚部21と一体に成形され、第1の部材22aと第2の部材22bが接合されている。そして、第2の部材22bの透磁率は、脚部21及び第1の部材22aの透磁率より大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、磁性粉末と樹脂からなるコアを備えたリアクトルに関する。
リアクトルは、OA機器、太陽光発電システム、ハイブリッド自動車、電気自動車や燃料電池車の駆動システム等をはじめ、種々の用途で使用されている。この種のリアクトルは、磁性材からなる環状コアと、この環状コアの外周を覆う樹脂部材と、樹脂部材を介して環状コアの外周の一部に巻回されたコイルとを備えている。
環状コアは、例えば、直線上に延びたコイルが巻回される一対の脚部と、この脚部の両端部に配置され、一対の脚部を繋ぐ一対のヨーク部とを有する。この一対の脚部と一対のヨーク部とを接合することで環状コアは形成される。外部電源から電力が供給されると、コイルに電流が流れて磁束が発生し、環状コア内に磁気回路が形成される。
特許第5408272号公報
特に、環状コアの脚部とヨーク部を透磁率の異なる材料で成型した場合、脚部とヨーク部の接合箇所は、磁束が集中しやすい。つまり、脚部とヨーク部の接合箇所は、磁束が飽和しやすく、漏れ磁束が生じるおそれが高い。コイルは脚部に巻回されているため、接合箇所の近くに存在する。そして、漏れ磁束は、コイルへの誘導電流となり、リアクトルの交流損失を増加させる。
そこで、コイルと、脚部とヨーク部の接合箇所を離すことで、交流損失の増加を低減できる。この接合箇所とコイルの距離を離す手法としては、コイルを巻回する脚部の長さをコイルより長くして、コイルと接合箇所の距離を離すことも考えられる。しかし、この手法の場合、コイルよりも脚部を長くする必要があり、リアクトルの大型化を招く。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、小型化を維持しつつ、交流損失の低減を図るリアクトルを提供することにある。
本発明のリアクトルは、複数の脚部と、前記複数の脚部の両端部に配置される一対のヨーク部と、を有するコアと、前記脚部に巻回されるコイルと、を備え、前記脚部は、磁性粉末と樹脂とを含む複合磁性材料からなり、前記ヨーク部は、前記複合磁性材料からなる第1の部材と、前記複合磁性材料とは異なる材料からなる第2の部材と、を有し、前記第1の部材は、前記脚部が配置されている側に配置され、前記脚部と一体に成形され、前記第1の部材と前記第2の部材が接合され、前記第2の部材の透磁率は、前記脚部及び前記第1の部材の透磁率より大きいこと、を特徴とする。
前記第1の部材の前記コイルの巻軸方向の厚みは、前記ヨーク部の全体の前記巻軸方向の厚みと比べて、比率を0.5以下にしてもよい。また前記複合磁性材料からなる前記脚部及び前記第1の部材の外周面は、全て非摺動面であってもよい。
前記ヨーク部は、前記第1の部材と前記第2の部材とが、前記第1の部材の前記複合磁性材料の樹脂より接合されていてもよい。また、前記ヨーク部は、前記第1の部材と前記第2の部材とが継ぎ目無く一続きに接合されていてもよい。
本発明によれば、小型化を維持しつつ、交流損失の低減を図ることができる。
第1の実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す分解斜視図である。 第1の実施形態に係るコアを拡大した平面図である。 変形例に係るリアクトルの全体構成を示す斜視図である。 変形例に係るリアクトルの全体構成を示す分解斜視図である。 ヨーク部全体に対する第1の部材の厚みを変えた場合における交流損失のグラフである。 ヨーク部全体に対する第1の部材の厚みを変えた場合におけるインダクタンス値のグラフである。
(第1の実施形態)
(構成)
以下、図面を参照しつつ本実施形態に係るリアクトルについて説明する。図1は、第1の実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す分解斜視図である。
リアクトル1は、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換して蓄積及び放出する電磁気部品であり、電圧の昇降圧等に使用される。本実施形態のリアクトル1は、コア2、コイル3、樹脂部材4を備える。
コア2は、複数の脚部21とこの複数の脚部21の両端部に配置された一対のヨーク部22とを有する。本実施形態では、脚部21は2つ有し、形状はこれに限定するものではないが、円柱形状となっている。脚部21は、中心軸が平行になるように横並びに配置される。脚部21は、脚部21の外周面は樹脂部材4で覆われている。2つの脚部21には、樹脂部材4を介してコイル3が巻回されている。このコイルが巻回されている脚部21は磁束が発生する部位である。脚部21は、磁性粉末と樹脂とを含む複合磁性材料によって構成されたメタルコンポジットコア(MCコア)である。
MCコアの外表面は、全て非摺動面となっている。MCコアは、磁性粉末と樹脂とを含む複合磁性材料を所定形状の容器にいれ、樹脂を硬化させてコアとして成形する。換言すれば、圧粉磁心の成形のように加圧することは、MCコアの成形において必須要件ではない。また、加圧する場合があっても、数ton〜数十tonで絶縁被膜で覆った磁性粉末を押し固めて成形する圧粉磁心とは異なり、MCコアの密度を向上させるために加圧するものであり、加圧する力も数kg〜数十kgと低い圧力をかければ足りる。
このように、MCコアは、加圧しない、又は、低い圧力で加圧するため、型とコアが擦れながら移動することでコア表面に形成される複数の線状の痕を有する摺動面が形成されない。したがって、MCコアの外周面は、全て非摺動面となる。また、圧粉磁心は、磁性粉末を、数ton〜数十tonで加圧するため、磁性粉末が変形するが、MCコアは、加圧した場合でも、数kg〜数十kgで加圧するので、磁性粉末は変形しない。
磁性粉末としては、軟磁性粉末が使用でき、特に、Fe粉末、Fe−Si合金粉末、Fe−Al合金粉末、Fe−Si−Al合金粉末(センダスト)、又はこれら2種以上の粉末の混合粉などが使用できる。Fe−Si合金粉末としては、例えば、Fe−6.5%Si合金粉末、Fe−3.5%Si合金粉末を使用できる。軟磁性粉末の平均粒子径(D50)は20μm〜150μmが好ましい。なお、本明細書において「平均粒子径」とは、特に断りがない限り、D50、すなわちメジアン径を指すものとする。
樹脂は、磁性粉末と混合され、磁性粉末を保持する。樹脂としては、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、又は熱可塑性樹脂が使用できる。熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン、ジアリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂などが使用できる。紫外線硬化性樹脂としては、ウレタンアクリレート系、エポキシアクリレート系、アクリレート系、エポキシ系の樹脂を使用できる。熱可塑性樹脂としては、ポリイミドやフッ素樹脂などの耐熱性に優れた樹脂を使用することが好ましい。硬化剤を添加することにより硬化するエポキシ樹脂は、硬化剤の添加量などによってその粘度を調整できる。
樹脂は、磁性粉末に対して3〜5wt%含有されていることが好ましい。樹脂の含有量が3wt%より少ないと、磁性粉末の接合力が不足し、コアの機械的強度が低下する。また、樹脂の含有量が5wt%より多いと、磁性粉末を隙間なく保持することができなくなるなど、コアの密度が低下し、透磁率が低下する。
ヨーク部22は、脚部21の両端部に配置される。ヨーク部22は、脚部で発生した磁束を捕捉し通過させる。ヨーク部22は、2種類の部材からなる。即ち、第1の部材22aと第2の部材22bを有する。第1の部材22a及び第2の部材22bのコイル3の巻軸方向と直交する端面の形状は、概略同一形状となっている。この概略同一形状の第1の部材22aの端面と第2の部材22bの端面とが接合して、ヨーク部22は構成される。
第1の部材22aは、脚部21が配置される側に設けられ、脚部21と一体に成形されている。第1の部材22aは、脚部21を構成する複合磁性材料からなる。つまり、脚部21とヨーク部22の一部が一体に成形されている。このように、ヨーク部22を構成する第1の部材22aが、一対の脚部21を繋いでいる。第2の部材22bは、複合磁性材料とは異なる材料からなる。第2の部材22bとしては、圧粉磁心、フェライト、積層鋼板を用いることができる。本実施形態では、第2の部材22bは、圧粉磁心を用いている。
図3は、コア2を拡大した平面図である。図3に示すように、第1の部材のコイル3の巻軸方向の厚みL1は、第2の部材22bの巻軸方向の厚みより薄い。第1の部材22aのコイルの巻軸方向の厚みL1は、ヨーク部22全体のコイルの巻軸方向の厚みL2と比べて、比率が0.5以下になるようにするとよい。換言すると、第1の部材22aのコイルの巻軸方向の厚みは、第2の部材22bのコイル3の巻軸方向の厚みと、同様の厚み又はそれ以下の厚みにするとよい。比率が0.5を超えると、低い電流値でのインダクタンスが低くなり、低電流動作時の電流のリップルが大きくなる。そのため、比率が0.5を超えると、リアクトルの鉄損増加や回転動作が不安定になるおそれがある。
第1の部材22aと第2の部材22bは、第1の部材22aの複合磁性材料の樹脂より接合している。即ち、粘土状の複合磁性材料の樹脂が硬化したことで第1の部材22aと第2の部材22bが接合している。換言すれば、第1の部材22aと第2の部材22bは、接着剤等を用いることなく接合している。第1の部材22aと第2の部材22bは、継ぎ目無く一続きに接合されている。第2の部材22bには、第1の部材22aを構成する複合磁性材料の樹脂が浸透している。
第2の部材22bの第1の部材と接合する反対側の端面は、平坦であることが好ましい。本実施形態では、第2の部材22bは、ブロック状のコアである。後述するように、第2の部材22bは、複合磁性材料を押圧する押圧部材となる。したがって、第2の部材22bの第1の部材22aと接合する反対側の端面を平坦にすることで、複合磁性材料を均等な力で押圧することができるからである。
また、第2の部材22bの第1の部材22aと接合する端面には、複数の細かい凹凸がある。この凹凸は、例えば、数十ミクロン程度の大きさである。この凹凸は、圧粉磁心、フェライトなどの成形体をプレス成形する際に、磁性粉末等の粉末によって形成される凹凸であってもよいし、成型後にやすり、サンドブラストなどにより成形体の表面を粗くすることで形成させた凹凸であってもよい。また、積層鋼板の場合には、積層による段差によって形成される凹凸であってもよいし、積層後の成形体の表面に形成させた凹凸であってもよい。この凹凸の凹部に複合磁性材料の樹脂が入り込んでいる。
第2の部材22bの透磁率は、第1の部材及22a及び脚部21の透磁率よりも大きいものを用いる方が好ましい。第2の部材22bの透磁率を第1の部材及22a及び脚部21の透磁率よりも大きくすることにより、コイル3が巻回された脚部21によって発生した磁束をより多く捕捉することができる。
図2に示すように、コイル3は2つ有している。コイル3は、エナメルなどの絶縁被覆した2本の導電性部材により構成される。導電性部材としては、銅線やアルミニウム線を用いることができる。本実施形態では、銅線を用いている。コイル3は、銅線が巻回された両端部が開口した円筒形状を有する。コイル3の両端部からは、引出線が引き出されている。2つのコイル3は、コイル3の巻軸方向が平行になるように配置される。コイル3の内周面は、樹脂部材4によって覆われている。即ち、コイル3は、樹脂部材4を介して脚部21に巻回されている。
なお、本実施形態では、コイル3は円筒形状であったが、コイル3の形状はこれに限されるものではなく、矩形状であってもよい。また、コイル3の数は2つに限られず、1つでもよいし、3つ以上有していてもよい。
樹脂部材4は、コア2とコイル3を絶縁する。樹脂部材4を構成する樹脂の種類としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ウレタン樹脂、BMC(Bulk Molding Compound)、PPS(Polyphenylene Sulfide)、PBT(Polybutylene Terephthalate)等が挙げられる。
図2に示すように、樹脂部材4は、2分割されている。2分割された樹脂部材4は、概略U字型形状を有する。樹脂部材4は、コイル3を装着する一対の直線部41と、この一対の直線部41を繋ぐ連結部42を有する。樹脂部材4は、互いの直線部41の端部を接着剤等で接合することにより2分割された樹脂部材4が一体に形成される。
直線部41は、円筒形状を有する。直線部41の内周面には、脚部21が配置される。また、直線部41の外周面には、コイル3が巻回されている。連結部42は、直線部41を繋ぐ端面には、直線部21の内周と概略同一径の2つの開口を有する。また、連結部42は、直線部41を繋ぐ端面と反対側の端面が開口している。この開口から成形されたヨーク部22が挿入される。つまり、この開口の大きさは、ヨーク部22と概略同一の大きさとなっている。
(作用)
次に、磁束の流れについて説明する。コイル3に電流が流れると、コイル3から磁束が発生する。発生した磁束は、磁性粉末を含有する脚部21を流れる。脚部21を流れる磁束は、脚部21と連結しているヨーク部22を経由することで、環状コア3内に閉じた磁気回路が形成される。
ここで、例えば、第1の部材がない場合、磁束は最短距離で流れようとするため、環状コアの内周側に多く流れる。そのため、環状コアの内周側でコアが磁気飽和する。コアが磁気飽和すると、透磁率が空気中の透磁率と同じ1となるため、磁束の一部がコイル側に漏れ出す。この漏れ出した磁束がコイルを貫くことでコイルの交流損失が発生する。
しかし、本実施形態では、第1の部材22aが配置されているので、第2の部材22bが飽和して漏れ磁束が発生しても、第1の部材22aが漏れ磁束の通り道となり、漏れ磁束がコイル3を貫くことが防止できる。特に、磁束は透磁率が大きいほうにより流れようとする。つまり、第2の部材22bの透磁率を第1の部材22aよりも大きくすることで、先に第2の部材22bが飽和する。そして、第2の部材22bの飽和により生じた漏れ磁束は、第2の部材22bと接合している第1の部材22aを通る。このように、第1の部材は、第2の部材22bから生じた漏れ磁束がコイル3を貫いて、コイル3の交流損失の発生を防止する機能としての役割を果たしている。
本実施形態では、コア2は、第1の部材22aと第2の部材22bとが接合している。即ち、接合箇所からコイル3までの間隔は、第1の部材22aの厚みL1の分だけ離れている。接合箇所から漏れ磁束が生じても、接合箇所からコイル3までの距離が離れているため、漏れ磁束によるコイル3への影響を抑制できる。さらに、第1の部材22aと第2の部材22bの接合箇所は、複合磁性材料の樹脂により接合しており、継ぎ目無く一続きに接合されている。よって、接合箇所がギャップなく接合されているので、漏れ磁束の発生自体を抑制することができる。
また、第2の部材22bの透磁率は、第1の部材22aの透磁率より大きい。つまり、第2の部材22bは、第1の部材22aよりも多くの磁束が流れる。換言すれば、コイル3の近くに配置される第1の部材22aに流れる磁束は少ない。第1の部材22aに流れる磁束を少なくすることで、コイル3の近く配置される第1の部材22aから漏れ磁束が生じることを抑制できる。さらに、第1の部材22aと第2部材22bの接合箇所とコイルの距離は離れているので、コイル3に与える影響を軽減できる。
(リアクトルの製造方法)
本実施形態に係るリアクトル1の製造方法について説明する。本実施形態のリアクトルは、(1)装着工程、(2)充填工程、(3)加圧工程、(4)硬化工程を有する。
(1)装着工程
装着工程は、樹脂部材4にコイル3を装着する工程である。コイル3の両端の開口から樹脂部材4の直線部41を挿入する。直線部41の端部には接着剤が塗布されており、コイルの開口から挿入された互いの樹脂部材4の直線部41がコイル3の中で接合される。即ち、2分割されていた樹脂部材4は、一体となる。
(2)充填工程
充填工程は、磁性粉末と樹脂とを含む複合磁性材料を直線部41内部に充填する工程である。本工程では、まず、磁性粉末と樹脂とを混合し、粘土状の複合磁性材料を作製する。この粘土状の複合磁性材料は、添加する樹脂の粘度で所望の粘性を得る。添加する樹脂の粘度は、磁性粉末との混合時において50〜5000mPa・sであることが好ましい。粘度が50mPa・s未満であると、混合時において樹脂が磁性粉末に絡みつくことがなく、容器内で磁性粉末と樹脂とが分離しやすくなり、コアの密度又は強度にバラツキが生じる。粘度が5000mPa・sを超えると、粘度が高くなりすぎ、例えば、第1の磁性粉末間に形成された樹脂が入り込み、その隙間を第2の磁性粉末が埋めることができなくなるなど、コアの密度が低下し、透磁率が低下する。
この混合は、所定の混合器を用いて自動で、又は、手動で行うことができる。混合する時間は、適宜設定することができ、特にこれに限定するものではないが、例えば2分間とする。このように、磁性粉末と樹脂とを混合することにより、粘土状の複合磁性材料を得ることができる。この粘土状の複合磁性材料を連結部42の開口から直線部41の内部に所定量を充填する。この時、連決部42にも充填されるように直線部41の容積よりも多めに充填する。この連結部42充填したされた複合磁性材料の量により、第1の部材22aのコイル3の巻軸方向の厚みが決まる。このようにして、脚部21と第1の部材22aは一体に成型される。
(3)加圧工程
加圧工程は、第2の部材22bを構成する圧粉磁心で複合磁性材料を押圧する工程である。圧粉磁心は、事前にブロック状に成型されている。圧粉磁心は、複合磁性材料と接合する面に凹凸を設けて形成されている。この凹凸のある面が複合磁性材料と接触するように圧粉磁心を各連結部42に挿入する。そして、各連結部42に挿入した圧粉磁心で直線部41内に充填された複合磁性材料を押圧する。即ち、第2の部材22bを構成する圧粉磁心が押圧部材の役割を担っている。複合磁性材料は、直線部41の両端から加圧される。複合磁性材料を押圧する時間は、樹脂の含有量や粘性によって適宜変更することができるが、例えば10秒である。圧粉磁心によって押圧することで、樹脂部材4の内部形状に複合磁性材料を押し広げるとともに、複合磁性材料に含まれていた空隙を減少させ、見かけ密度を向上させる。
複合磁性材料を押圧する圧力は、6.3kg/cm以上であることが好ましい。この値未満であれば、押圧する圧力が小さく、見かけ密度を向上させる効果が小さい。また、当該値以上であっても、15.7kg/cm以下であることが好ましい。この値を超えて押圧しても、見かけ密度を向上させる効果が小さいからである。また、この値を超えて押圧すると、樹脂のみが押圧されて、磁性粉末間の絶縁性が悪化するからである。
(4)硬化工程
硬化工程は、充填工程で脚部21に充填した複合磁性材料に含まれる樹脂を硬化させる工程である。脚部21に充填された樹脂の乾燥により硬化させる場合、乾燥雰囲気は、大気雰囲気とすることができる。乾燥時間は、樹脂の種類、含有量、乾燥温度等に応じて適宜変更可能であり、例えば、1時間〜4時間とすることができるが、これに限定されない。乾燥温度は、樹脂の種類、含有量、乾燥時間等に応じて適宜変更可能であり、例えば、85℃〜150℃とすることができるが、これに限定されない。なお、乾燥温度は、乾燥雰囲気の温度である。
また、樹脂の硬化は、乾燥に限られず、樹脂の種類によって硬化方法は異なる。例えば、樹脂が熱硬化性樹脂であれば、熱を加えることにより樹脂を硬化させ、樹脂が紫外線硬化性樹脂であれば、成型体に紫外線を照射させることで樹脂を硬化させる。
硬化工程は、所定の温度で所定時間成型体を硬化させる工程を複数回繰り返しても良い。また、例えば、樹脂の乾燥により硬化させる場合、複数回繰り返す毎に、乾燥温度又は乾燥時間を異ならせてもよい。
(効果)
以上のとおり、本実施形態のリアクトル1は、複数の脚部21と、複数の脚部21の両端部に配置される一対のヨーク部22と、を有するコア2と、脚部21に巻回されるコイル3と、を備える。脚部21は、磁性粉末と樹脂とを含む複合磁性材料からなる。ヨーク部22は、脚部21と同様の複合磁性材料からなる第1の部材22aと、複合磁性材料とは異なる材料からなる第2の部材22bとをする。第1の部材22aは、脚部21が配置されている側に配置され、脚部21と一体に成形され、第1の部材22aと第2の部材22bが接合されている。第2の部材22bの透磁率は、脚部21及び第1の部材22aの透磁率より大きい。
これにより、第2の部材22bに流れる磁束が多くなり、第2の部材22bが第1の部材22aより先に磁気飽和する。そして、第2の部材22bの磁気飽和により生じた漏れ磁束は、第1の部材22aを通るため、第1の部材22aは、漏れ磁束がコイルを貫くことを防止する。したがって、漏れ磁束によってコイル3に与える影響を抑制し、リアクトル1の交流損失の低減を図ることができる。また、脚部21のコイル3の巻軸方向の長さを長くすることなく、コイル3と第1の部材22aと第2の部材22bの接合箇所を離すことができるので、小型化を維持することができる。
コイル3は脚部21に巻回され、第1の部材22aのコイル3の巻軸方向の厚みL1は、ヨーク部22全体のコイル3の巻軸方向の厚みL2と比べて、比率が0.5以下である。これにより、交流損失の低下を図りつつ、初期のインダクタンス値(L値)も良好に維持できる。
第2の部材22bは、脚部21及び第1の部材22aより透磁率が大きい。これにより、第2の部材22bは、第1の部材22aより磁束が流れやすいため、磁束が、第2の部材22bにより多く流れる。つまり、コイル3が配置される側に設けられる第1の部材22aに流れる磁束を低減できる。そのため、磁束が、第1の部材22aにおいて飽和することを抑制する。その結果、第1の部材22aから生じる漏れ磁束を抑制でき、リアクトル1の交流損失を低減できる。
また、第1の部材22aと第2の部材22bの接合箇所とコイル3との距離が離れているため、接合箇所から漏れ磁束が生じてもコイル3に与える影響を低減でき、リアクトル1の交流損失の低減を図ることができる。
ヨーク部22は、第1の部材22aと第2の部材22bとが、第1の部材22aの複合磁性材料の樹脂により接合している。即ち、第1の部材22aと第2の部材22bとが継ぎ目無く一続きに接合されている。これにより、第1の部材22aと第2の部材22bとをギャップなく接合させることができるので、接合箇所からの漏れ磁束も抑制でき、リアクトル1の交流損失の低減を図ることができる。
(変形例)
変形例に係るリアクトルについて図面を参照しつつ説明する。図4は、変形例に係るリアクトルの全体構成を示す斜視図である。図5は、変形例に係るリアクトルの全体構成を示す分解斜視図である。図4、図5に示すように、第1の実施形態では、全ての脚部にコイル3が巻回されていたが、変形例では、コイル3が巻回されていない脚部21を有する。
具体的には、脚部21を3つ有する。3つの脚部21はコイル3の巻軸方向と平行に並んでいる。平行に並んでいる3つの脚部21のうち、真ん中に配置されているのが、コイル3が巻回される中脚23である。中脚23の両サイドに配置されるのが、コイル3が巻回されていない外脚24である。中脚23及び2つの外脚24は、複合磁性材料からなるMCコアである。
第1の部材22aは、中脚23と2つの外脚24と一体に成型されている。第2の部材22bは、第1の部材22aの複合磁性材料の樹脂によって、第1の部材22aと接合している。即ち、第1の部材22aと第2の部材22bは、継ぎ目無く一続きに接合されている。
以上のように、変形例では、中脚23と2つの外脚24を有し、脚部21を3つ備えており、第1の実施形態よりも1つ多い。脚部21の数が増えると、脚部21とヨーク部22の接合箇所は多くなり、より多くの漏れ磁束が生じるおそれがある。
しかし、本変形例では、中脚23、外脚24及び第1の部材22aは、複合磁性材料で一体に成型している。そして、第1の部材22aと第2の部材22bとを複合磁性材料の樹脂によって接合させている。即ち、材料の異なる第1の部材22aと第2の部材22bの接合箇所と、コイル3との距離は離れている。よって、接合箇所から生じる漏れ磁束によるコイル3への影響を低減できる。このように、脚部21の数が増え、脚部21とヨーク部22の接合箇所が増える場合に、より顕著にリアクトル1の交流損失の低減を図ることができる。
(実施例)
本発明の実施例について表1、図6、7を参照しつつ説明する。本実施例では、ヨーク部22の全体の厚みL2を14.0mmとし、ヨーク部22の第1の部材22aの厚みL1を変えて、インダクタンス値(L値)及び交流損失を測定した。本実施例では、第1の部材22aには、脚部21と同じ複合磁性材料(透磁率μ30)を用い、第2の部材22bには、FeSiAlの圧粉磁心(透磁率μ147)を用いた。測定結果を、表1、図6、7に示す。
Figure 2020053463
表1及び図6に示すように、第1の部材22aの厚さL1が厚くなるほど、交流損失が低減していることが分かる。これは、第1の部材22aの厚さL1が厚くなるほど、第1の部材22aと第2の部材22bの接合箇所とコイル3との距離が離れるため、漏れ磁束によるコイルへの影響を低減できるため、交流損失の低減を図ることができる。
一方、表1及び図7を見ると、第1の部材22aの厚み厚くなるほど、初期のインダクタンス値が低下している。低電流値でのインダクタンス値が低下すると、低電流動作時の電流のリップルが大きくなる。そのため、比率が0、5を超えると、リアクトルの鉄損増加や回転動作が不安定になるおそれが生じる。ヨーク部22の全体の厚みL2に対して、第1の部材22aの厚みL1の比率を0.5以下とすると、初期のインダクタンス値を維持しながら、交流損失の低減を図ることができる。
(他の実施形態)
本明細書においては、本発明に係る実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。上記のような実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
複合磁性材料の磁性粉末は、平均粒子径の異なる2種類以上の磁性粉末から構成してもよい。この場合、磁性粉末は、第1の磁性粉末と、第1の磁性粉末より平均粒子径の小さい第2の磁性粉末とから構成し、その重量比率は、第1の磁性粉末:第2の磁性粉末=80:20〜60:40とすることが好ましい。この範囲とすることで密度及び透磁率が向上するとともに、鉄損を小さくすることができる。
第1の磁性粉末の平均粒子径は100μm〜200μm、第2の磁性粉末は、3μm〜10μmが好ましい。第1の磁性粉末同士の隙間に平均粒子径の小さい第2の磁性粉末が入り込み、密度及び透磁率の向上と低鉄損化を図ることができるからである。
第1の磁性粉末及び第2の磁性粉末は、球形であることが好ましい。第1の磁性粉末の円形度は、0.90以上であり、第2の磁性粉末の円形度は、0.90以上であることが好ましい。第1の磁性粉末同士の隙間が少なくなり、かつ、当該隙間により多くの第2の磁性粉末が入り込み易くなり、密度及び透磁率の向上を図ることができるからである。
なお、第1の磁性粉末と第2の磁性粉末の種類は同じでも良いし、異なっていてもよい。異なる場合は3種以上であってもよい。3種類以上の粉末により磁性粉末を構成する場合、各種類で平均粒子径を異ならせてもよい。
樹脂には、粘度調整材料として、SiO、Al、Fe、BN、AlN、ZnO、TiOなどを使用することができる。粘度調整材料の平均粒子径は、第2の磁性粉末の平均粒子径以下、好ましくは第2の磁性粉末の平均粒子径の1/3以下が良い。粘度調整材料の平均粒子径が大きいと、磁性粉末を隙間なく保持することができず、得られたコアの密度が低下するからである。また、樹脂には、Al、BN、AlNなどの高熱伝導率材料を添加することができる。
コアの見かけ密度の、磁性粉末の真密度に対する割合は、76.47%超であることが好ましく、77.5%以上であると更に好ましい。当該割合が76.47%超であると、透磁率を高くすることができる。逆に、当該割合が76.47%以下であると、低密度により低透磁率となる。
1 リアクトル
2 コア
21 脚部
22 ヨーク部
22a 第1の部材
22b 第2の部材
23 中脚
24 外脚
3 コイル
4 樹脂部材
41 直線部
42 連結部

Claims (5)

  1. 複数の脚部と、前記複数の脚部の両端部に配置される一対のヨーク部と、を有するコアと、
    前記脚部に巻回されるコイルと、
    を備え、
    前記脚部は、磁性粉末と樹脂とを含む複合磁性材料からなり、
    前記ヨーク部は、
    前記複合磁性材料からなる第1の部材と、
    前記複合磁性材料とは異なる材料からなる第2の部材と、
    を有し、
    前記第1の部材は、前記脚部が配置されている側に配置され、前記脚部と一体に成形され、
    前記第1の部材と前記第2の部材が接合され、
    前記第2の部材の透磁率は、前記脚部及び前記第1の部材の透磁率より大きいこと、
    を特徴とするリアクトル。
  2. 前記第1の部材の前記コイルの巻軸方向の厚みは、前記ヨーク部の全体の前記巻軸方向の厚みと比べて、比率が0.5以下であること、
    を特徴とする請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記複合磁性材料からなる前記脚部及び前記第1の部材の外周面は、全て非摺動面であること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル。
  4. 前記ヨーク部は、前記第1の部材と前記第2の部材とが、前記第1の部材の前記複合磁性材料の樹脂により接合されていること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のリアクトル。
  5. 前記ヨーク部は、前記第1の部材と前記第2の部材とが継ぎ目無く一続きに接合されていること、
    を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のリアクトル。
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