JP2020052495A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】宣伝文と取引対象の組み合わせが複数存在し得る場合において、取引対象を説明する宣伝文を表示したときに、宣伝文を表示していないときと比較して、ユーザが取引対象を取引する回数が最も増える宣伝文と商品の組み合わせを特定する。【解決手段】情報処理装置は、取引対象を説明する宣伝文が表示されていたときにユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第1取引回数と、前記宣伝文が表示されていないときに前記ユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第2取引回数とを予測する予測部と、前記第1取引回数及び前記第2取引回数の情報と、前記取引対象の情報から、宣伝文の有無が前記取引対象の取引に与える影響度を判断する判断部と、前記影響度が最も高い取引対象と宣伝文の組み合わせを特定する特定部と、特定された前記取引対象と宣伝文の組み合わせを表示するよう制御する制御部と、を備える。【選択図】図7

Description

本開示の技術は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、商品属性毎に、プロモーション内容と売上の相関を算出し、売上に寄与するプロモーションを実行することが開示されている。
特許文献2には、商品属性をもとに売り上げ予測を行うことで、商品をカテゴライズし、その情報をもとに、商品の過去の広告サイズから人手で次の広告面積を決定することが開示されている。
特許文献3には、アイテムの売上高に応じて掲載する商品を決定することが開示されている。
特開2013−012168 特開2010−237923 特開2004−110417
取引対象を説明する宣伝文が表示されている場合、取引対象が表示されていない場合と比較して、取引対象が取引される回数が増えることがあるが、取引される回数が増える程度は、表示されている宣伝文や取引対象によって異なり、宣伝文と取引対象の組み合わせによっては取引される回数が増えにくいものもあった。
本発明は、宣伝文と取引対象の組み合わせが複数存在し得る場合において、取引対象を説明する宣伝文を表示したときに、宣伝文を表示していないときと比較して、ユーザが取引対象を取引する回数が最も増える宣伝文と商品の組み合わせを特定することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の情報処理装置の発明は、取引対象を説明する宣伝文が表示されていたときにユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第1取引回数と、前記宣伝文が表示されていないときに前記ユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第2取引回数とを予測する予測部と、前記第1取引回数及び前記第2取引回数の情報と、前記取引対象の情報から、宣伝文の有無が前記取引対象の取引に与える影響度を判断する判断部と、前記影響度が最も高い取引対象と宣伝文の組み合わせを特定する特定部と、特定された前記取引対象と宣伝文の組み合わせを表示するよう制御する制御部と、を備える。
請求項2に記載の情報処理装置の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記予測部は、前記取引対象の過去の取引時に用いられた宣伝文以外の宣伝文が表示されていたときにユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第1取引回数を予測する。
請求項3に記載の情報処理装置の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記取引対象には、過去の取引時には宣伝文が表示されていない。
請求項4に記載の情報処理装置の発明は、請求項3に記載の情報処理装置において、前記予測部は、過去の取引時には表示されていないクラスタの宣伝文が取引時に用いられた場合の取引対象の取引数を予測する。
請求項5に記載の情報処理装置の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記予測部は、前記予測する取引数に影響を及ぼす少なくとも1つの項目の値を考慮して、前記第1取引回数と前記第2取引回数とを予測する。
請求項6に記載の情報処理装置の発明は、請求項5に記載の情報処理装置において、前記項目の値は、前記取引対象の過去の取引時において定まる値から変化させた値である。
請求項7に記載の情報処理装置の発明は、取引対象を説明する宣伝文が表示されていたときにユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第1取引回数の、前記宣伝文が表示されていないときに前記ユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第2取引回数に対する伸び率を予測する予測部と、前記予測された伸び率から、宣伝文の有無が前記取引対象の取引に与える影響度を判断する判断部と、前記影響度が最も高い取引対象と宣伝文の組み合わせを特定する特定部と、特定された前記取引対象と宣伝文の組み合わせを表示するよう制御する制御部と、を備える。
請求項8に記載の情報処理装置の発明は、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記宣伝文は、複数のクラスタに分類可能であり、前記取引対象には、取引時に、前記複数のクラスタの中の何れかのクラスタの宣伝文が用いられる場合があり、前記取引対象に用いられる宣伝文をクラスタリングするクラスタリング部と、前記クラスタリングの結果から、前記取引対象に宣伝文が付加されていないクラスタを特定するクラスタ特定部と、前記特定されたクラスタに宣伝文を補充する補充部と、を更に備え、前記予測部は、前記取引対象について、前記複数のクラスタの宣伝文の各々の前記第1取引回数を予測する。
請求項9に記載の情報処理装置の発明は、請求項8に記載の情報処理装置において、前記補充部は、前記取引対象に予め関連付けられた取引対象における前記特定されたクラスタの宣伝文を補充する。
請求項10に記載の情報処理装置の発明は、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記予測部は、前記取引の状況を考慮して、前記第1取引回数と前記第2取引回数とを予測する。
請求項11に記載の情報処理装置の発明は、請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記予測部は、取引需要者の複数の種類の各々について、前記第1取引回数と前記第2取引回数とを予測する。
請求項12に記載の情報処理装置の発明は、請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記特定された取引対象を、出力部を介して、予め定められた出力先に出力する処理を行う出力処理部を更に備える。
請求項13に記載の情報処理装置の発明は、請求項12に記載の情報処理装置において、前記出力処理部は、前記特定された宣伝文を前記出力先に更に出力する。
請求項14に記載の情報処理装置の発明は、コンピュータを、請求項1〜請求項13の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1、14に記載の発明によれば、宣伝文と取引対象の組み合わせが複数存在し得る場合において、取引対象を説明する宣伝文を表示したときに、宣伝文を表示していないときと比較して、ユーザが取引対象を取引する回数が最も増える宣伝文と商品の組み合わせを特定することができる、という効果を有する。
請求項2に記載の発明によれば、取引対象の過去の取引時に用いられた宣伝文以外の宣伝文が用いられた場合において、ユーザが取引対象を取引する回数が最も増える宣伝文と商品の組み合わせを特定することができる、という効果を有する。
請求項3に記載の発明によれば、過去の取引時には宣伝文が表示されていない場合において、ユーザが取引対象を取引する回数が最も増える宣伝文と商品の組み合わせを特定することができる、という効果を有する。
請求項4に記載の発明によれば、過去の取引時には用いられていないクラスタの宣伝文が取引時に用いられた場合において、ユーザが取引対象を取引する回数が最も増える宣伝文と商品の組み合わせを特定することができる、という効果を有する。
請求項5に記載の発明によれば、取引数をより精度よく予測することができる、という効果を有する。
請求項6に記載の発明によれば、項目の値を、取引対象の過去の取引時において定まる値から変化させた場合において、ユーザが取引対象を取引する回数が最も増える宣伝文と商品の組み合わせを特定することができる、という効果を有する。
請求項7に記載の発明によれば、宣伝文と取引対象の組み合わせが複数存在し得る場合において、取引対象を説明する宣伝文を表示したときに、宣伝文を表示していないときと比較して、ユーザが取引対象を取引する回数が最も増える宣伝文と商品の組み合わせを特定することができる、という効果を有する。
請求項8に記載の発明によれば、取引数をより精度よく予測することができる、という効果を有する。
請求項9に記載の発明によれば、取引数を更に精度よく予測することができる、という効果を有する。
請求項10に記載の発明によれば、取引数をより精度よく予測することができる、という効果を有する。
請求項11に記載の発明によれば、取引数をより精度よく予測することができる、という効果を有する。
請求項12に記載の発明によれば、特定された取引対象を、予め定められた出力先に教えることができる、という効果を有する。
請求項13に記載の発明によれば、特定された宣伝文を出力先に教えることができる、という効果を有する。
キャッチコピー提案装置10のブロック図である。 記憶装置38の記憶内容を示す図である。 CPU22がキャッチコピー提案処理プログラムを実行することで実現される各種機能のブロック図である。 キャッチコピー提案装置10における認識度予測モデル44の機械学習の方法を示す図である。 キャッチコピー提案装置10における嗜好度予測モデル46の機械学習の方法を示す図である。 キャッチコピー提案装置10における購入個数予測モデル48の機械学習の方法を示す図である。 キャッチコピー提案処理のフローチャートである。 第2の実施の形態のCPU22の機能ブロック図である。 第2の実施の形態におけるキャッチコピー提案処理のフローチャートである。 第3の実施の形態における提案処理のフローチャートである。 第4の実施の形態における提案処理のフローチャートである。 レビュー文選択モデルの機械学習の方法を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態に係る取引数判断装置について図面を参照して説明する。
図1には、キャッチコピー提案装置10のブロック図が示されている。キャッチコピー提案装置10は、キャッチコピーにより購入個数が増加するアイテムを特定し、特定したアイテムについてキャッチコピーの作成及び購入個数が増加するキャッチコピーを顧客に提案する装置である。
キャッチコピー提案装置10は、本開示の技術の「情報処理装置」の一例である。
図1に示すように、キャッチコピー提案装置10は、コンピュータ20を備えている。コンピュータ20は、CPU22、ROM24、RAM26、入出力(I/O)ポート28を備えている。CPU22〜入出力(I/O)ポート28はバス30により相互に接続されている。入出力(I/O)ポート28には、ディスプレイ32、通信装置34、入力装置36、及び記憶装置38が接続されている。
ROM24には、後述するキャッチコピー提案プログラムが記憶されている。キャッチコピー提案プログラムは、本開示の技術の「情報処理プログラム」の一例である。
通信装置34は、顧客に、上記アイテム及びキャッチコピーを送信する。例えば、メール、ラインなどである。
通信装置34は、本開示の技術の「出力部」の一例である。
図2には、記憶装置38の記憶内容が示されている。記憶装置38の記憶領域40には、購入個数データベース42、認識度予測モデル44、嗜好度予測モデル46、及び購入個数予測モデル48が記憶されている。購入個数データベース42には、顧客毎の購入個数予測モデル52、54、56、・・・を備えている。例えば、顧客Aの購入個数予測モデル52には、アイテム記憶領域62、キャッチコピー記憶領域64、ユーザ情報記憶領域66、及びコンテクスト記憶領域68が対応付けられている。アイテム記憶領域62には、販売する個々のアイテムのデータが記憶されている。例えば、食品における豆製品の中の豆腐における具体的な豆腐1(もめん豆腐)、豆腐2(きぬごし豆腐)、・・・などの個別のアイテムが記憶されている。キャッチコピー記憶領域64には、アイテム記憶領域62に記憶されている個別のアイテムに対応してキャッチコピーが記憶されている場合があり、また一アイテムに対して複数のキャッチコピーが記憶されている場合もある。例えば豆腐1に対応してCC1(「もちもち食感が楽しめる」)、CC2(「素材の味が生きている」)が記憶されている。豆腐2には、キャッチコピーが記憶されていない。
ユーザ情報記憶領域66には、各キャッチコピーに対応して、個別のユーザのデータが記憶されている。個別のユーザの情報には、例えば、属性ごとに切り分けられた顧客集合、具体的には、10代男、10代女、20代男、20代女、・・・などである。例えば、10代男は、10代男個々ではなく10代男全体を表す。10代男、10代女、20代男、20代女、・・・に代えて又はこれらと共に、特定の個人の属性を表す情報(例えば、20代男性等)でもよい。更に、個々のユーザ、例えば、Aさん、Bさん、Cさん・・・でもよい。また、特定のユーザを識別する意味を持たない情報(会員IDなど)でもよい。個別のユーザの情報に対応してコンテクスト記憶領域68には各コンテクストのデータが設けられている。コンテクストは、アイテムを誰と購入したのか、いつ購入したのかを示すデータに分かれている。例えば、一人で、春、夏、秋、又は冬に購入したことが具体的コンテクストとして特定されている。家族でアイテムを購入した場合や恋人と購入した場合も、一人で購入した場合と同様に具体的コンテクストが特定されている。各具体的コンテクストに対応して購入個数記憶領域70iが設けられている。購入個数記憶領域70iには、具体的コンテクストにおいて、キャッチコピーが付されている又は付されていないアイテムをユーザが購入した個数のデータが記憶されている。例えば、一人で春(具体的コンテクスト)において、CC1(「もちもち食感が楽しめる」(キャッチコピー))が付されている豆腐1(もめん豆腐(アイテム))を10代男(ユーザ)が単位時間において一回の購入時の購入個数:5個(データ)が記憶されている。単位時間としては、例えば、一週間、一か月、三か月等である。また、当該個数は正規化された値である。具体的には、一人で春においてCC1が付されている豆腐1を10代男個々ではなく10代男全体として、1週間において、合計50個購入し、10代男個々の購入回数(来店回数に相当)の総数が10回であれば、50個を正規化し、5個が記憶されている。より詳細には、1週間に10代男のAさん、Bさん、Cさんが来店し、1週間の来店数が、Aさんは5回、Bさんは3回、Cさんは2回であったとする。更に、Aさんは各回7個、1週間では、合計35個購入し、Bさんは各回3個、1週間では、合計9個購入し、Cさんは各回3個、1週間では、合計6個購入したとする。1週間において、合計50個購入されたが、購入回数で正規化した値は、5個である。
例えば、顧客Bの購入個数データベース54には、アイテム記憶領域には、電気機器(オフィス用電気機器(コピー機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、及びこれらのコピー機、ファクシミリ装置、スキャナ装置の複数の機能を有する複数機能装置、パーソナルコンピュータ、電話機等)、個人用電気機器(コピー機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、及びこれらのコピー機、ファクシミリ装置、スキャナ装置の複数の機能を有する複数機能装置、パーソナルコンピュータ、電話機等)の各アイテムのデータが記憶されていてもよい。
豆腐1等は、本開示の技術の「取引対象」の一例である。キャッチコピーは、本開示の技術の「宣伝文」の一例である。10代男等は、本開示の技術の「取引需要者」の一例である。
図3には、CPU22がキャッチコピー提案処理プログラムを実行することで実現される各種機能のブロック図が示されている。キャッチコピー提案処理プログラムの機能は、認識度算出機能、嗜好度算出機能、購入個数伸び率算出機能、アイテム特定機能、提案処理機能を有する。CPU22がこれらの機能を有するキャッチコピー提案処理プログラムを実行することで、CPU22は、認識度算出部82、嗜好度算出部84、購入個数伸び率算出部86、アイテム特定部88、提案処理部90として機能する。
認識度算出部82は、アイテム毎に各ユーザが各コンテクストにおいてキャッチコピーを認識するか否かを示す認識度を算出する。認識度算出部82は、認識度を、予め機械学習において求めた認識度予測モデル44を用いて、認識度を算出する。
嗜好度算出部84は、アイテム毎に、各ユーザが各コンテクストにおいて各キャッチコピーをどのくらい好きかを示す嗜好度を算出する。嗜好度算出部84は、予め機械学習において求めた嗜好度予測モデル46を用いて嗜好度を算出する。
購入個数伸び率算出部86は、アイテム毎に、各ユーザ及び各コンテクストにおいて各キャッチコピーがあることでの購入予測個数の伸び率を算出する。購入個数伸び率算出部86は、予め機械学習において求めた購入個数予測モデル48を用いて予測した購入個数と、現在の購入個数とを用いて、購入個数の伸び率を算出する。購入個数は、単位時間当たりのアイテムが購入された個数である。なお、単位時間は上記のように、例えば、一週間、一か月、三か月等である。
認識度算出部82、嗜好度算出部84、及び購入個数伸び率算出部86は、本開示の技術の「予測部」の一例である。購入個数伸び率算出部86、及びアイテム特定部88は、本開示の技術の「判断部」及び「特定部」の一例である。提案処理部90は、本開示の技術の「出力処理部」の一例である。
図4には、キャッチコピー提案装置10における認識度予測モデル44の機械学習の方法が示されている。図4(A)に示すように、認識度予測モデル44の機械学習のため、各々アイテム、ユーザ情報、コンテクスト情報、及びキャッチコピーを含む入力データの複数の組の入力データ92と、各入力データの組に対応する複数の正解の正解データ94とを、キャッチコピー提案装置10に入力する。
入力データ92における各入力データの組には、上記のようにアイテム、ユーザ情報、コンテクスト情報、及びキャッチコピーが含まれている。例えば、アイテムとして豆腐1、ユーザ情報として20代男性、コンテクスト情報として一人で春、キャッチコピーとして「もちもち食感が楽しめる」などである。
正解データ94は、各入力データの組における正解、即ち、入力データで定まる条件においてキャッチコピーがどのくらい認識されたのかを示すキャッチコピーの認識度である。
具体的には、20代男性が一人で春に豆腐1を購入する際に、どのくらいの割合で、「もちもち食感が楽しめる」を認識したのかを示す認識度である。
認識度は、具体的には、キャッチコピーが付されている場合と付されていない場合での上記条件における購入可能総数(上記単位時間当たりの)に対する現実の購入された個数の割合の差である。上記例では、例えば、20代男性が一人で春に豆腐1を購入する際に、購入可能総数に対する「もちもち食感が楽しめる」が付されている場合の割合が4割で、付されていない場合の割合が1割の場合に、上記差は3割となり、これが認識度である。
図4(B)に示すように、認識度予測モデル44の機械学習では、各入力データの組を入力した場合、認識度予測モデル44が正解98を出力するように学習する。例えば、入力データ96、即ち、豆腐1、20代、男性、一人、春に、「もちもち食感が楽しめる」(「もちもち食感が楽しめる」が付された豆腐1を、20代男性が一人で春に購入する条件を示す)が入力された場合、正解として30%を出力するように、認識度予測モデル44を学習する。以上の学習を、各入力データの組について行う。
以上により、図4(C)に示すように、認識度予測モデル44は、他の入力データの組に対応して、正解(認識度)を出力する。例えば、豆腐2、40代、女性、家族、秋、「もちもち食感が楽しめる」(「もちもち食感が楽しめる」が付された豆腐2を、40代女性が家族で秋に購入する条件を示す)が入力された場合、正解として20%を出力する。
図5には、キャッチコピー提案装置10における嗜好度予測モデル46の機械学習の方法が示されている。図5(A)に示すように、嗜好度予測モデル46の機械学習のため、
各々ユーザ情報、及びキャッチコピーを含む入力データの複数の組の入力データ92と、各入力データの組に対応する複数の正解の正解データ114とを、キャッチコピー提案装置10に入力する。
入力データ112における各入力データの組には、上記のようにユーザ情報、及びキャッチコピーが含まれている。例えば、ユーザ情報として20代男性、キャッチコピーとして「もちもち食感が楽しめる」などである。
正解データ114は、各入力データの組における正解、即ち、入力データで定まる条件においてキャッチコピーがどのくらい好きかを示すキャッチコピーの嗜好度である。具体的には、20代男性が「もちもち食感が楽しめる」をどのくらい好きかを示す嗜好度である。
嗜好度は、具体的には、キャッチコピーが付されている場合と付されていない場合での上記条件における購入可能総数(上記単位時間当たりの)に対する現実の購入された個数の割合の差である。上記例では、例えば、20代男性が豆腐1を購入する際に、購入可能総数に対する「もちもち食感が楽しめる」が付されている場合の割合が9割で、付されていない場合の割合が1割の場合に、上記差は8割となり、これが嗜好度である。
図5(B)に示すように、嗜好度予測モデル46の機械学習では、各入力データの組を入力した場合、嗜好度予測モデル46が正解118を出力するように学習する。例えば、入力データ116、即ち、20代、男性、「もちもち食感が楽しめる」(20代男性と「もちもち食感が楽しめる」とで定まる条件を示す)が入力された場合、正解として80%を出力するように、嗜好度予測モデル46を学習する。以上の学習を、各入力データの組について行う。
以上により、図5(C)に示すように、嗜好度予測モデル46は、他の入力データの組に対応して、正解(認識度)を出力する。例えば、40代、女性、「もちもち食感が楽しめる」(40代女性と「もちもち食感が楽しめる」とで定まる条件を示す)が入力された場合、正解として20%を出力する。
図6には、キャッチコピー提案装置10における購入個数予測モデル48の機械学習の方法が示されている。図6(A)に示すように、購入個数予測モデル48の機械学習のため、各々アイテム、ユーザ情報、コンテクスト情報、キャッチコピー、認識度、及び嗜好度を含む入力データの複数の組の入力データ132と、各入力データの組に対応する複数の正解の正解データ134とを、キャッチコピー提案装置10に入力する。
入力データ132における各入力データの組には、上記のようにアイテム、ユーザ情報、コンテクスト情報、キャッチコピー、認識度、及び嗜好度が含まれている。例えば、アイテムとして豆腐1、ユーザ情報として20代男性、コンテクスト情報として一人で春、キャッチコピーとして「もちもち食感が楽しめる」、認識度が30%、嗜好度が80%などである。
正解データ134は、各入力データの組における正解、即ち、入力データで定まる条件においてキャッチコピーが付されたアイテムの予測される購入個数(上記単位時間当たりの)である。具体的には、20代男性が一人で春に「もちもち食感が楽しめる」が付された豆腐1を購入すると予測される購入個数である。
入力データ132に認識度及び嗜好度が加味されているので、購入個数予測モデル48は、認識度及び嗜好度を加味して、入力データで定まる条件においてキャッチコピーが付されたアイテムの予測される購入個数を予測する。
図6(B)に示すように、購入個数予測モデル48の機械学習では、各入力データの組を入力した場合、購入個数予測モデル48が正解148を出力するように学習する。例えば、入力データ146、即ち、豆腐1、20代、男性、一人、春に、「もちもち食感が楽しめる」、30%、80%(「もちもち食感が楽しめる」が付された豆腐1を、20代男性が一人で春に購入し、キャッチコピーの認識度が30%で、嗜好度が80%であるという条件を示す)が入力された場合、正解として1000個を出力するように、購入個数予測モデル48を学習する。以上の学習を、各入力データの組について行う。
以上により、図6(C)に示すように、購入個数予測モデル48は、他の入力データの組に対応して、正解(認識度)154を出力する。例えば、豆腐2、40代、女性、家族、秋、「もちもち食感が楽しめる」、60%、50%(「もちもち食感が楽しめる」が付された豆腐2を、40代女性が家族で秋に購入し、キャッチコピーの認識度が60%で、嗜好度が50%であるという条件を示す)が入力された場合、正解として500個を出力する。
なお、キャッチコピーがない場合に、購入個数が50個の場合、450個増えると予測される。よって、伸び率(キャッチコピーがない場合の購入個数(50個)に対するキャッチコピーがある場合の購入個数(500個)の割合)は、10倍であると計算される。
購入個数予測モデル48の機械学習は上記の方法に限定されず次のようにしてもよい。例えば、キャッチコピーの有無による購入個数を、アイテムの属性ごとに整理したデータを入力データとしてもよい。
具体的には、図6に示す例では、アイテムは、豆腐1等であるが、アイテムの属性ごとに整理したデータとして、豆腐、絹、及び3連の組、豆腐、木綿、及び単品の組を、アイテムの入力データとする。
他のモデルで予めアイテムを表す分散表現(ベクトルでアイテムの内容が表されている表現)が獲得できている場合、アイテムに関する他の情報は不要としてもよい。
購入個数予測モデル48の機械学習は、認識度予測モデル44及び嗜好度予測モデル46の機械学習とは独立して行っているが、本開示の技術は、これに限定されず、ニューラルネットワークモデルなどを適用して、購入個数予測モデル48の機械学習の際に、認識度予測モデル44及び嗜好度予測モデル46の機械学習も行ってもよい。
まず、アイテムを入力として認識度を適当に計算し、その値を購入個数予測モデル48の入力とし、購入個数を予測するモデルを構築する。購入個数予測モデル48を学習する際に、認識度がどの程度であれば購入個数をより正確に予測するかを判断する。例えば、現在の認識度予測モデル44の出力が30%であるが、この値が50%であるとして、購入個数予測モデル48に入力すれば購入個数はより正確な結果になる。購入個数予測モデル48の機械学習を、認識度予測モデル44及び嗜好度予測モデル46の機械学習も行う。
図7には、CPU22が、ROM24に記憶されたキャッチコピー提案処理プログラムを実行することにより行われるキャッチコピー提案処理のフローチャートが示されている。
キャッチコピー提案処理は、顧客毎に実行される。図7のステップ202で、認識度算出部82は、変数i、変数u、変数cnt、及び変数ccを0にセットする。変数iは、購入個数データベース42の例えば、顧客Aの購入個数データベース52のアイテム記憶領域62に記憶されているアイテムを識別する。変数uは、変数iにより識別されるアイテムiに対応してユーザ情報記憶領域66に記憶されているユーザを識別する。具体的には、変数u=1、2、3、・・・により、10代男(全体)、10代女(全体)、20代男(全体)・・・を識別する。なお、特定の個人の属性を表す情報(例えば、20代男性等)、個々のユーザの方法(例えば、Aさん、Bさん、Cさん・・・)、特定のユーザを識別する意味を持たない情報(会員IDなど)が記憶されている場合には、これらを識別する。変数cntは、アイテムiに対応してコンテクスト記憶領域68に記憶されている各コンテクストを識別する。変数ccは、アイテムiに対応してキャッチコピー記憶領域64に記憶されているキャッチコピー以外のキャッチコピーを識別する。ここで、アイテムiに対応してキャッチコピー記憶領域64に記憶されているキャッチコピー以外のキャッチコピーの範囲は、第1に、アイテムiと同じ種類の他のアイテムのキャッチコピーを識別してもよい。例えば、アイテムiが豆腐1の場合には、豆腐1でなく、同じ種類の豆腐2・・のキャッチコピーを個々に識別する。第2に、アイテムiと同一の機会に購入(所謂同時購入)されている他の種類の各アイテムの各キャッチコピーも識別してもよい。第3に、第1及び第2の双方のアイテムを識別するようにしてもよい。なお、購入個数データベース42の各顧客の購入個数データベース52、54、56、・・・には、アイテムと同一の機会に購入(所謂同時購入)の他のアイテムが当該アイテムに関連付けられている。
ステップ204で認識度算出部82は、変数iを1インクリメントし、206で、認識度算出部82は、変数uを1インクリメントする。208で、認識度算出部82は、変数cntを1インクリメントし、ステップ210で、認識度算出部82は、変数ccを1インクリメントする。
ステップ212で、認識度算出部82は、変数uにより識別されるユーザu及び変数cntにより識別されるコンテクストcntにおける当該ユーザuの変数ccにより識別されるキャッチコピーccの認識度を、認識度予測モデル44により算出する。
ステップ214で、嗜好度算出部84は、ユーザu及びコンテクストcntにおけるユーザuのキャッチコピーccの嗜好度を、嗜好度予測モデル46を用いて算出する。
ステップ216で、購入個数伸び率算出部86は、ユーザu及びコンテクストcntにおけるキャッチコピーccによるアイテムiの購入予測個数を、ユーザu、コンテクストcnt、キャッチコピーcc、及びアイテムiのデータ、ステップ212で算出された認識度、及びステップ214で算出された嗜好度、及び購入個数予測モデル48を用いて算出する。
購入個数伸び率算出部86は、購入予測個数と、アイテムi、キャッチコピーcc、ユーザu、及びコンテクストcntにより定まる以前の購入個数とを用いて伸び率を算出する。
例えば、アイテムi、キャッチコピーcc、ユーザu、及びコンテクストcntにより定まる以前の購入個数が40個で、購入予測個数が80個の場合、キャッチコピーccにより40個増え、伸び率は、2倍であると計算される。
ステップ218で、認識度算出部82は、変数ccが、キャッチコピーの総数CCに等しいか否かを判断する。変数ccが総数CCに等しいと判断されなかった場合には、キャッチコピー提案処理は、ステップ210に戻り、以上の処理(ステップ210〜218)を実行する。変数ccが総数CCに等しいと判断された場合には、ステップ220で、認識度算出部82は、変数cntが、コンテクストの総数CNTに等しいか否かを判断する。変数cntが総数CNTと等しいと判断されなかった場合には、キャッチコピー提案処理はステップ208に戻り、以上の処理(ステップ208〜220)を実行する。
変数cntが総数CNTに等しいと判断された場合には、ステップ222で、認識度算出部82は、変数uがユーザの総数Uに等しいか否かを判断する。変数uが総数Uに等しいと判断されなかった場合には、キャッチコピー提案処理は206に戻り、以上の処理(ステップ206〜222)を実行する。
変数uが総数Uに等しいと判断された場合には、ステップ224で、変数iがアイテムの総数Iに等しいか否かを判断する。変数iが総数Iに等しいと判断されなかった場合には、キャッチコピー提案処理は204に戻り、以上の処理(ステップ204〜224)を実行する。
変数iが総数Iに等しいと判断された場合には、アイテム、キャッチコピー、ユーザ、及びコンテクストで定まる各条件における購入予測個数の伸び率が計算される。
ステップ226で、アイテム特定部88はアイテム、キャッチコピー、ユーザ、及びコンテクストで定まる各条件で伸び率が最も大きいアイテムとキャッチコピーの組み合わせを特定する。また予め定められた伸び率の閾値を満たす(例えば伸び率が1より大きい)アイテムとキャッチコピーの組み合わせを複数特定してもよい。
ステップ228で、提案処理部90は、伸び率が最も大きいとして特定したアイテムとキャッチコピーの組み合わせを出力する。また予め定められた伸び率の閾値を満たす(例えば伸び率が1より大きい)アイテムとキャッチコピーの組み合わせを複数出力してもよい。
ここで、ステップ228の上記出力は、ディスプレイ32に表示することにより行う。
その他、キャッチコピー提案処理が、例えば、顧客Aの購入個数データベースについて実行している場合、顧客Aに、伸び率が1より大きいとして特定したアイテムについてキャッチコピーを作成することの提案と、伸び率が1より大きくなったキャッチコピーを送信(例えば電子メール、ラインなど)することにより行ってもよい。更に、伸び率が1より大きくなった条件の内容も送信するようにしてもよい。その他、キャッチコピーを作成することの提案、伸び率が1より大きくなったキャッチコピー、伸び率が1より大きくなった条件の内容を、図示しない印刷装置により用紙に印刷し、当該印刷された用紙を、顧客に郵送してもよい。また、キャッチコピーを作成することの提案、伸び率が1より大きくなったキャッチコピー、伸び率が1より大きくなった条件の内容を顧客に口頭で伝える等、直接コンサルティングしてもよい。
以上説明した第1の実施の形態では、顧客毎に、各アイテムについて、各条件での、キャッチコピーにより購入個数の伸び率を計算し、伸び率が1より大きいアイテムを特定し、特定したアイテムについて、キャッチコピーを作成することの提案と、伸び率が1より大きくなったキャッチコピーとを出力する。
また、第1の実施の形態では、キャッチコピーにより購入個数の伸び率を計算するための購入個数の予測のために、キャッチコピーの認識度及び嗜好度を考慮するため、伸び率が1より大きいアイテムをより精度よく特定する。
更に、第1の実施の形態では、キャッチコピーの認識度の計算のために、機械学習により得られた認識度予測モデルを用いている。よって、より精度よく認識度を計算する。第1の実施の形態では、キャッチコピーの嗜好度の計算のために、機械学習により得られた嗜好度予測モデルを用いている。よって、より精度よく嗜好度を計算する。第1の実施の形態では、購入個数の計算のために、機械学習により得られた購入個数予測モデルを用いている。よって、より精度よく購入個数を計算する。
第1の実施の形態では、認識度を定める要素として、アイテム、ユーザ情報、コンテクスト情報、及びキャッチコピーを用いているが、次のように処理してもよい。少なくともユーザ情報及びキャッチコピーの有無の情報により認識度を定める。なお、アイテム及びコンテクスト情報の何れか一方を更に考慮してもよい。
第1の実施の形態では、購入個数を定める要素として、アイテム、ユーザ情報、コンテクスト情報、キャッチコピー、認識度、及び嗜好度を用いているが、次のように処理してもよい。少なくともアイテム及びキャッチコピーの有無の情報により購入個数を定める。なお、ユーザ情報、コンテクスト情報、認識度、及び嗜好度の全てではなく、これらの少なくとも1つを更に考慮してもよい。
ステップ228で、伸び率が1より大きいとして特定したアイテムについてキャッチコピーを作成することの提案と、伸び率が1より大きくなったキャッチコピーとを、顧客に出力する(教える)が、次のように処理してもよい。例えば、これらの出力に代えて又はこれらの出力と共に、伸び率、購入予測個数、及び利益の少なくとも1つを出力する。
第1の実施の形態では、ユーザ及びコンテクストを考慮し、更に、認識度及び嗜好度を考慮して、アイテムの購入予測個数の伸び率を算出するが、これに限定されず、次のように処理してもよい。
例えば、ユーザ、コンテクスト、認識度、及び嗜好度の全てを考慮するのではなく、これらの少なくとも1つを考慮せずに、アイテムの購入予測個数の伸び率を算出するようにしてもよい。
また、認識度及び嗜好度に代えて又はこれらと共に、次の要素を考慮して、アイテムの購入予測個数の伸び率を算出するようにしてもよい。当該要素には、例えば、アイテムのキャッチコピー影響度、コンテクストの合致度、及びキャッチコピー内容合致度の少なくとも一つがある。
アイテムのキャッチコピー影響度とは、「そのアイテムにどれだけキャッチコピーが効果的か」を示す値(スコア)である。
アイテムのキャッチコピー影響度は、例えば、アイテムの属性(カテゴリなど)と、影響(効果)度とから、予測する。予測する目標値としてはそのアイテムの(ユーザやコンテクストを無視した)購入個数(売上でもよい)をキャッチコピーの有無に対して集計し、その差分を目標値とする。なお、キャッチコピーの内容を更に考慮しても良い。
コンテクストの合致度とは、「そのコンテクストにどれだけ合致しているか、内容が響くか」を示す値(スコア)である。キャッチコピーとコンテクストとの組み合わせに対してスコアを計算する。入力はキャッチコピーとコンテクストとの二つであり、目標値としては同一キャッチコピーの購入個数(売上でもよい)に対する対象コンテクストの割合としてもよい。より具体的には、例えば、キャッチコピーとしての「秋先取り旬の食材」に対して、夏に、80個、冬に20個、春に10個、秋に100個購入されていたのであれば、このキャッチコピーの夏への合致度は80/210とする。
キャッチコピー内容合致度とは、「そのキャッチコピーがどれだけアイテムに適しているか」を示す値(スコア)である。例えば、豆腐に「健康のために毎日納豆」は適切でない。キャッチコピー内容合致度は、キャッチコピー内容合致度算出モデルを用いて算出するようにしてもよい。キャッチコピー内容合致度算出モデルは、アイテム及びキャッチコピーと、そのキャッチコピーがどれだけアイテムに適しているか」を示す値(スコア)とを用いて、予め学習しておく。
認識度、嗜好度、アイテムのキャッチコピー影響度、コンテクストの合致度、及びキャッチコピー内容合致度は、本開示の技術の「項目」の一例である。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と略同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
図8には、第2の実施の形態のCPU22の機能ブロック図が示されている。CPU22の機能は、第1の実施の形態と比べて、クラスタリング部232、不足発見部234、及び補充部236を更に備えている点で相違する。クラスタリング部232は、各アイテムについてキャッチコピーを、予め指定された数、例えば、3個にクラスタリングする。不足発見部234は、各アイテムについて、不足しているクラスタを発見する。補充部236は、不足しているクラスタを補充する。補充部236は、不足しているクラスタについて、同じ種類(例えば豆腐)の他のアイテム(豆腐2、3・・・)のキャッチコピーや、同一の機会に購入(所謂同時購入)の他のアイテム(例えば納豆1、2、3・・・)のキャッチコピーを補充する。
図9には、第2の実施の形態におけるキャッチコピー提案処理のフローチャートが示されている。
図9のステップ242で、クラスタリング部232は、変数iを0にセットし、ステップ244で、クラスタリング部232は変数iを1インクリメントする。
ステップ246で、クラスタリング部232は、変数iにより識別されるアイテムiのキャッチコピーの予め設定された数のクラスタリングを行う。
ステップ248で、不足発見部234は、アイテムiで不足しているクラスタを発見する。
ステップ250で、補充部236は、アイテムiで不足しているクラスタのキャッチコピーとして他のアイテムのキャッチコピーを補充する。具体的には、上記のように、同じ種類の他のアイテムのキャッチコピーや、同一の機会に購入(所謂同時購入)の他のアイテムのキャッチコピーや、その両方のキャッチコピーを補充する。
ステップ252で、クラスタリング部232は、変数iがアイテムの総数Iに等しいか否かを判断する。変数iが総数Iに等しいと判断されなかった場合には、キャッチコピー提案処理はステップ244に戻って、以上の処理(ステップ244〜252)を繰り返す。
変数iが総数Iに等しいと判断された場合には、ステップ254で、図7に示す202〜228の処理を実行する。変数ccは、補充されたキャッチコピーも識別する。
以上説明した第2の実施の形態では、各アイテムのキャッチコピーのクラスタリングをし、不足しているクラスタが発見された場合、同じ種類の他のアイテムのキャッチコピーや、同一の機会に購入(所謂同時購入)の他のアイテムのキャッチコピーを補充する。このようにキャッチコピーが補充された後、補充されたキャッチコピーをも考慮して、伸び率が1より大きいアイテムを特定するので、伸び率を1より大きくするキャッチコピーをより多くすることができ、提案内容を拡大する。
なお、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果を有する。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と略同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
第3の実施の形態のCPU22の機能ブロックは、認識度産出部82及び嗜好度産出部84が省略され、購入個数伸び率算出部86が、購入個数データベース40からデータを読み出す。
第3の実施の形態における購入個数予測モデルは、アイテムに、キャッチコピー(内容は問わない)が付与された場合の購入予測個数を予測するモデルである。第3の実施の形態における購入個数予測モデルは、アイテムのデータと、アイテムにキャッチコピー(内容は問わない)が付与された場合の購入個数とから、アイテムに、キャッチコピー(内容は問わない)が付与された場合の購入予測個数を予測するように、学習されている。
図10には、第3の実施の形態における提案処理のフローチャートが示されている。
ステップ302で、購入個数伸び率算出部86は、購入個数データベース40に記憶されているアイテムで、キャッチコピーが付与されていないアイテムを識別する変数pを0に初期化する。ステップ304で、購入個数伸び率算出部86は、変数pを1インクリメントする。
ステップ306で、購入個数伸び率算出部86は、アイテムpにキャッチコピー(内容不問)を付与した場合の購入予測個数kpを、購入個数予測モデルを用いて、予測する。
ステップ308で、購入個数伸び率算出部86は、アイテムpの現在の購入個数jpを読み出す。具体的には、アイテムpに対応する各購入個数記憶領域に記憶されている購入個数を読み出し、総和を求める。
ステップ310で、購入個数伸び率算出部86は、アイテムpの購入予測個数の伸び率Lpを、Lp←kp/jpにより計算する。
ステップ312で、購入個数伸び率算出部86は、変数pが、購入個数データベース40に記憶されているアイテムで、キャッチコピーが付与されていないアイテムの総数Pに等しいか否かを判断する。変数pが総数Pに等しいと判断されなった場合には、提案処理は、ステップ304に戻って、以上の処理(ステップ304〜312)を実行する。
変数pが総数Pに等しいと判断された場合には、ステップ314で、アイテム特定部88は、伸び率が1より大きいアイテムを特定する。ステップ316で、提案処理部90は、特定したアイテムにキャッチコピーを付与すれば購入個数が増加することを、顧客に出力(ステップ228と同様)する。
このように第3の実施の形態では、キャッチコピーが付与されていないアイテムにキャッチコピーを付与すると購入個数が増加するアイテムを特定し、特定したアイテムにキャッチコピーを付与すれば購入個数が増加することを顧客に出力する(教える)。
第3の実施の形態では、キャッチコピーが付与されていないアイテムにキャッチコピーを付与すると購入個数が増加するアイテムを特定することに限定されず、次のように処理してもよい。
第1に、アイテムの属性(カテゴリ(例えば、アイテムの種類))を基準に、キャッチコピーを付与すると購入個数が増加するアイテムの属性を特定する。特定したアイテムの属性にキャッチコピーを付与すれば購入個数が増加することを顧客に出力する(教える)。
第2に、第2の実施の形態における図9のステップ242〜252を実行することにより、アイテムのキャッチコピーにおいて、不足したクラスタがある場合には、不足したクラスタに、キャッチコピーを補充する。クラスタとしては、細かいクラスタではなく、より広い概念のクラスタ、例えば、楽々調理系、素材がいい系、お買い得系等のクラスタである。
ステップ242〜252を実行することにより、不足したクラスタにキャッチコピーが補充されたアイテムについて、上記第3の実施の形態のステップ302〜316を実行する。これにより、不足したクラスタにキャッチコピーが補充されたアイテムに当該キャッチコピーを付与すると購入個数が増加するアイテムを特定し、特定したアイテムにキャッチコピーを付与すれば購入個数が増加することを顧客に出力する(教える)。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態を説明する。第4の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と略同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
第4の実施の形態における図2の記憶領域40における購入個数記憶領域70iには、購入個数の他に、アイテム、キャッチコピー、及びユーザにより定まる条件における認識度が予め計算されて記憶されている。また、購入個数記憶領域70iには、キャッチコピー及びユーザにより定まる条件における嗜好度が予め計算されて記憶されている。
第4の実施の形態のCPU22の機能ブロックは、第3の実施の形態のCPU22の機能ブロックと同様である。
図11には、第4の実施の形態における提案処理のフローチャートが示されている。
ステップ402で、購入個数伸び率算出部86は、アイテム、キャッチコピー、ユーザ、及びコンテクストにより定まる購入個数記憶領域を識別する変数rを0に初期化する。ステップ404で、購入個数伸び率算出部86は、変数rを1インクリメントする。
ステップ406で、購入個数伸び率算出部86は、購入個数記憶領域rに記憶されている認識度nrと嗜好度srとを読み出す。ステップ408で、購入個数伸び率算出部86は、認識度nrを、A(例えば、10)パーセント増加し、ステップ410で、購入個数伸び率算出部86は、嗜好度srを、Aパーセント増加する。なお、Aは、10に限定されず、例えば、15、20などでもよい。また、認識度nr及び嗜好度srの何れか一方を他方より多く増加させてもよい。
ステップ412で、購入個数伸び率算出部86は、増加された認識度nr及び嗜好度srと、購入個数予測モデル48とから、変数rに対応するアイテムの購入予測個数の伸び率を算出する。
ステップ414で、購入個数伸び率算出部86は、変数rが購入個数記憶領域の総数Rに等しいか否かを判断する。変数rが総数Rに等しいと判断されなった場合には、提案処理は、ステップ404に戻って、以上の処理(ステップ404〜414)を実行する。
変数rが総数Rに等しいと判断された場合には、ステップ416で、アイテム特定部88は、伸び率が1より大きいアイテムを特定する。ステップ418で、提案処理部90は、認識度及び嗜好度をアップできるキャッチコピーを付与すれば購入個数が伸びることを、特定したアイテムと共に出力する(ステップ228と同様)。
第4の実施の形態では、認識度及び嗜好度をアップできるキャッチコピーを付与すれば購入個数が伸びるアイテムを特定する。特定したアイテムと共に、認識度及び嗜好度をアップできるキャッチコピーを付与すれば購入個数が伸びることを、顧客に教える。
第4の実施の形態では、認識度及び嗜好度の双方をアップできるキャッチコピーを付与すれば購入個数が伸びるアイテムを特定することに限定されず、次のように処理してもよい。認識度及び嗜好度の何れか一方をアップできるキャッチコピーを付与すれば購入個数が伸びるアイテムを特定する。特定したアイテムと共に、認識度及び嗜好度の何れか一方をアップできるキャッチコピーを付与すれば購入個数が伸びることを、顧客に教える。
第4の実施の形態では、更に次のようにしてもよい。認識度及び嗜好度の少なくとも1つに代えて又はこれと共に、上記コンテクストの合致度をアップできるキャッチコピーを付与すれば購入個数が伸びるアイテムを特定する。特定したアイテムと共に、認識度及び嗜好度をアップできるキャッチコピーを付与すれば購入個数が伸びることを、顧客に教える。
[変形例]
次に、本開示の技術の変形例を説明する。以下の各変形例の構成及び作用は、第1の実施の形態又は第2の実施の形態の構成及び作用と略同様であるので、異なる部分を主として説明を省略する。
(第1の変形例)
第1の変形例を説明する。第1の変形例では、第1の実施の形態の作用に加えた、変数ccが、各アイテムについての例えば、「プリンのようだ」、「子供が食べてくれた」、「ダイエットにいい」等のレビュー文(ユーザのコメント)を識別するようにさせて、図7のキャッチコピー提案処理を実行してもよい。
レビュー文は、アイテムの商品もしくは類似商品もしくは同一カテゴリの商品に対するユーザのレビュー文を含む。口コミ機能などのWEBサービスを用いて取得し、顧客毎の購入個数データベース52、54、56.・・・に記憶されている。なお、購入個数データベース52、54、56.・・・に記憶される際には、レビュー文そのままではなく、同一内容の別の表現に書き換えて記憶されている。
このように第1の変形例では、レビュー文もキャッチコピーとして扱っているので、伸び率を1より大きくするキャッチコピーをより多くすることができ、提案内容を拡大する。
(第2の変形例)
第1の変形例では、変数ccは、各アイテムについての例えば、「プリンのようだ」、「子供が食べてくれた」、「ダイエットにいい」等のレビュー文を識別するだけであり、購入個数予測モデルは、レビュー文を加味して学習していない。
第2の変形例では、購入個数予測モデルを、レビュー文を加味して学習させ、変数ccは、キャッチコピーはもちろん、レビュー文もキャッチコピーとして識別するようにする。
このように第2の変形例では、購入個数予測モデルを、レビュー文を加味して学習させているので、伸び率を1より大きくするキャッチコピーをより多くすると共に、精度よくキャッチコピーをより多くすることができ、提案内容を、より精度よく拡大する。
(第3の変形例)
第1の変形例及び第2の変形例では、口コミ機能などのWEBサービスを用いて取得したレビュー文をそのまま用いている。
第3の変形例では、予め機械学習により得られたレビュー文選択モデルにより選択されたレビュー文を用いている。
ここで、レビュー文選択モデルの機械学習方法を説明する。
図12には、レビュー文選択モデルの機械学習の方法が示されている。図10(A)に示すように、レビュー文選択モデルの機械学習の方法では、レビュー文を不正解、キャッチコピーを正解として、レビュー文選択モデルを機械学習する。
このように機械学習したレビュー文選択モデルに、口コミ機能などのWEBサービスを用いて取得したレビュー文を入力すると、図10(B)に示すように、レビュー文が、レビュー文らしい又はらしくないという評価が得られる。レビュー文らしいとの評価が得られたレビュー文を主として上記のように利用する。
レビュー文選択モデルを、取得されたレビュー文の中で、キャッチコピーらしい、具体的には、ポジティブな意見であり、文字数が短く、伸び率を1より大きくするなどの特徴を自動で機械学習する。
第3の変形例では、伸び率を1より大きくするキャッチコピーをより多くすることを大幅に向上させることができ、提案内容を拡大することを大幅に向上させる。
(その他の変形例)
以上説明した各実施の形態及び各変形例では、認識度予測モデル、嗜好度予測モデル、及び購入個数予測モデルを用いているが、本開示の技術はこれに限定されず、これらのモデルの少なくとも1つを用いず、統計情報を用いるようにしてもよい。
例えば、あるアイテムにおいてキャッチコピーの有無によって購入個数の実績の差分が小さい場合は、認識度は低いと考えられるため、この実績の差分を変換した値(0〜1の間の値にするなど)をそのアイテムの認識度として利用する等である。
以上説明した実施の形態及び変形例では、購入個数予測モデルを用いているが、本開示の技術はこれに限定されず、伸び率予測モデルを用いるようにしてもよい。
伸び率予測モデルは、アイテムにキャッチコピーが付与された場合の当該アイテムの購入予測個数の現在の購入個数に対する伸び率を算出する。
伸び率予測モデルは、アイテム及びキャッチコピーと、当該アイテムの購入予測個数の現在の購入個数に対する伸び率とを用いて、アイテムにキャッチコピーが付与された場合の当該アイテムの購入予測個数の現在の購入個数に対する伸び率を算出するように学習されたモデルである。
アイテムにキャッチコピーが付与された場合の当該アイテムの購入予測個数の現在の購入個数に対する伸び率が1より大きい(小さい)場合に、取引時に宣伝文が用いられた場合に前記取引対象の取引数が増加(減少)することを特定する。
以上説明した各実施の形態及び各変形例では、取引対象として、商品について説明しているが、本開示の技術はこれに限定されず、役務についても同様に適用される。
上記実施の形態で説明したデータ処理はあくまでも一例である。主旨を逸脱しない範囲内においてステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施の形態では、コンピュータを利用したソフトウェア構成によりデータ処理が実現される場合を例示したが、本開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、コンピュータを利用したソフトウェア構成に代えて、FPGA又はASIC等のハードウェア構成のみによって、データ処理が実行される。データ処理のうちの一部の処理がソフトウェア構成により実行され、残りの処理がハードウェア構成によって実行される。
10 キャッチコピー提案装置
24 ROM
34 通信装置
82 認識度算出部
84 嗜好度算出部
86 購入個数伸び率算出部
88 アイテム特定部
90 提案処理部

Claims (14)

  1. 取引対象を説明する宣伝文が表示されていたときにユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第1取引回数と、前記宣伝文が表示されていないときに前記ユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第2取引回数とを予測する予測部と、
    前記第1取引回数及び前記第2取引回数の情報と、前記取引対象の情報から、宣伝文の有無が前記取引対象の取引に与える影響度を判断する判断部と、
    前記影響度が最も高い取引対象と宣伝文の組み合わせを特定する特定部と、
    特定された前記取引対象と宣伝文の組み合わせを表示するよう制御する制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記予測部は、前記取引対象の過去の取引時に用いられた宣伝文以外の宣伝文が表示されていたときにユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第1取引回数を予測する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取引対象には、過去の取引時には宣伝文が表示されていない、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記予測部は、過去の取引時には表示されていないクラスタの宣伝文が取引時に用いられた場合の取引対象の取引数を予測する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記予測部は、前記予測する取引数に影響を及ぼす少なくとも1つの項目の値を考慮して、前記第1取引回数と前記第2取引回数とを予測する、
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記項目の値は、前記取引対象の過去の取引時において定まる値から変化させた値である、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 取引対象を説明する宣伝文が表示されていたときにユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第1取引回数の、前記宣伝文が表示されていないときに前記ユーザによって前記取引対象が取引される回数を示す第2取引回数に対する伸び率を予測する予測部と、
    前記予測された伸び率から、宣伝文の有無が前記取引対象の取引に与える影響度を判断する判断部と、
    前記影響度が最も高い取引対象と宣伝文の組み合わせを特定する特定部と、
    特定された前記取引対象と宣伝文の組み合わせを表示するよう制御する制御部と、
    を備える情報処理装置。
  8. 前記宣伝文は、複数のクラスタに分類可能であり、
    前記取引対象には、取引時に、前記複数のクラスタの中の何れかのクラスタの宣伝文が用いられる場合があり、
    前記取引対象に用いられる宣伝文をクラスタリングするクラスタリング部と、
    前記クラスタリングの結果から、前記取引対象に宣伝文が付加されていないクラスタを特定するクラスタ特定部と、
    前記特定されたクラスタに宣伝文を補充する補充部と、
    を更に備え、
    前記予測部は、前記取引対象について、前記複数のクラスタの宣伝文の各々の前記第1取引回数を予測する、
    請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記補充部は、前記取引対象に予め関連付けられた取引対象における前記特定されたクラスタの宣伝文を補充する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記予測部は、前記取引の状況を考慮して、前記第1取引回数と前記第2取引回数とを予測する、
    請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記予測部は、取引需要者の複数の種類の各々について、前記第1取引回数と前記第2取引回数とを予測する、
    請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記特定された取引対象を、出力部を介して、予め定められた出力先に出力する処理を行う出力処理部を更に備える、
    請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記出力処理部は、前記特定された宣伝文を前記出力先に更に出力する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. コンピュータを、請求項1〜請求項13の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させるための情報処理プログラム。
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