JP2020052366A - 液晶素子、及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】複数の液晶素子を有し、所定の光学的特性を有する光を出射させることが可能な液晶素子、及びその製造方法を提供する。【解決手段】第一液晶素子23と第二液晶素子24とを有する液晶素子22において、第一液晶素子23の光学面の形状(凸形状)と第二液晶素子24の光学面の形状(凹形状)との組み合わせは、第一液晶素子23の光学面を通過する光10の光学的特性(位相差や収差等)と第二液晶素子24の光学面を通過する光10の光学的特性(位相差や収差等)とが互いに補完される関係となるように選択されている。これにより、液晶素子22を通過する光10の光学的特性(位相差や収差等)を改善することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、液晶素子、及びその製造方法に関するものであり、特に電子ビューファインダー、ニアアイディスプレイ、プロジェクター等の製品向けの光変調素子として好適な液晶素子、及びその製造方法に関するものである。
複数の液晶素子を重ね合わせることにより一つの液晶素子として構成されたものが従来から知られている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)
図4は、従来の液晶素子を示す(a)上面図、(b)A−A断面図である。図4に示す液晶素子1は、第一液晶素子2と第二液晶素子3とを備えている。第一液晶素子2と第二液晶素子3は、互いの光学面が対向するように重ね合わされ、透光性の接着剤等により接着されている。第一液晶素子2は、表面にITO電極等の駆動電極が形成されたガラス等の透光性基板から成る第一基板2aと第二基板2bとを駆動電極を互いに対向させて所定の位置および間隔で周辺シール6により貼り合せることで形成された隙間に液晶7が封入されたものである。第二液晶素子3は、表面にITO電極等の対向電極が形成されたガラス等の透光性基板から成る第三基板3aと第四基板3bとを駆動電極を互いに対向させて所定の位置および間隔で周辺シール6により貼り合わせることで形成された隙間に液晶7が封入されたものである。
外部から液晶素子1に入射した光10は、第一液晶素子2の第一基板2a、液晶7、第二基板2bを順次通過した後、第二液晶素子3の第三基板3a、液晶7、第四基板3bを順次通過し、液晶素子1の外部へ出射する。この時、光10は、第一液晶素子2の液晶7と第二液晶素子3の液晶7を通過することで光学的に変調され、所定の光学的特性を有する光となって液晶素子1の外部へ出射する。液晶素子1の外部へ出射した光10は、例えば、画像を形成するために利用される。
特開平10−288764 特開2000−47214
図5は、液晶素子の理想形を示す断面図である。第一液晶素子2の第一基板2aと第二基板2b、ならびに第二液晶素子3の第三基板3aと第四基板3bは、図5に示すようにそれぞれ平坦であることが理想的であり、特に、第一基板2aと第二基板2bとの間の隙間11と液晶7の厚さ、ならびに第三基板3aと第四基板3bとの間の隙間12と液晶7の厚さは、液晶7が封入された領域全体においてそれぞれ均一であることが理想的である。しかし、各基板には、図4に示した従来の液晶素子1のように、製造工程や材質に起因する反りや歪みがあり、しかもそれらの形状や程度には個体差があるため、実際には各基板を完全に平坦にすることは難しい。基板の平坦性が損なわれると、そこを通過する光の光学的特性(位相差や収差等)が変化するため、例えば、通過した光を画像の形成に利用した場合には、画像の光学的特性(色味や透過率等)が変化してしまうなどの問題が生じる。尚、基板の反りや歪みを完全に除去することは技術的に難易度が高く、コストもかかるため現実的ではない。
本発明は、以上の問題点に鑑みたもので、複数の液晶素子を有し、所定の光学的特性を有する光を出射させることが可能な液晶素子、及びその製造方法を提供することを目的とする。
第一液晶素子と、第二液晶素子と、を有する液晶素子であって、前記第一液晶素子の光学面の形状と、前記第二液晶表示素子の光学面の形状との組み合わせは、前記第一液晶素子の前記光学面を通過する光の光学的特性と、前記第二液晶素子の前記光学面を通過する光の光学的特性とが、互いに補完される関係となるように、選択されている、液晶素子とする。
前記第一液晶素子は、第一基板と第二基板との間に液晶が封入されたものであり、前記第一基板と前記第二基板は、前記光学面を有し、前記第二液晶素子は、第三基板と第四基板との間に液晶が封入されたものであり、前記第三基板と前記第四基板は、前記光学面を有する、液晶素子であっても良い。
前記第二基板の前記光学面と前記第三基板の前記光学面は、互いに近接するように配置され、且つ、何れか一方が他方に対して凸形状を有すると共に、他方が一方に対して凹形状を有し、当該凸形状と当該凹形状との組み合わせは、前記第一基板の前記光学面と前記第二基板の前記光学面とを通過する光の光学的特性と、前記第三基板の前記光学面と前記第四基板の前記光学面とを通過する光の光学的特性とが、互いに補完される関係となるように、選択されている、液晶素子であっても良い。
前記第一基板が有する前記光学面と前記第四基板が有する前記光学面は、互いに離反するように配置され、且つ、何れか一方が他方に対して凸形状を有すると共に、他方が一方に対して凹形状を有し、当該凸形状と当該凹形状の組み合わせは、前記第一基板の前記光学面と前記第二基板の前記光学面とを通過する光の光学的特性と、前記第三基板の前記光学面と前記第四基板の前記光学面とを通過する光の光学的特性とが、互いに補完される関係となるように、選択されている、液晶素子であっても良い。
前記光学的特性は、光の位相差又は収差である、液晶素子であっても良い。
第一液晶素子と、第二液晶素子と、を有する液晶素子の製造方法であって、前記第一液晶素子の光学面を通過する光の光学的特性と、前記第二液晶素子の光学面を通過する光の光学的特性とが、互いに補完される関係となるように、前記第一液晶素子の前記光学面の形状と、前記第二液晶表示素子の前記光学面の形状との組み合わせを、選択する工程を有する、液晶素子の製造方法とする。
本発明によれば、複数の液晶素子を有し、所定の光学的特性を有する光を出射させることが可能な液晶素子、及びその製造方法を提供することができる。
本発明の一実施例における液晶素子を備えた光変調装置を示す断面図 本発明の一実施例における液晶素子を示す断面図 本発明の一実施例における液晶素子の適切な組み合わせを選択する方法を示すフローチャート 従来の液晶素子を示す(a)上面図、(b)A−A断面図 液晶素子の理想形を示す断面図
図1は、本発明の一実施例における液晶素子を備えた光変調装置を示す断面図、図2は、本発明の一実施例における液晶素子を示す(a)上面図、(b)A−A断面図である。図1に示す光変調装置20は、光源21と液晶素子22とを備えている。液晶素子22は、第一液晶素子23と第二液晶素子24とを備えている。第一液晶素子23と第二液晶素子24は、互いの光学面が対向するように重ね合わされて透光性の接着剤等により接着されている。ここで、光学面は、光源21から出射された光の主光束が通過する領域を意味する。
第一液晶素子23は、表面にITO電極等の駆動電極が形成されたガラス等の透光性基板から成る第一基板23aと第二基板23bとを駆動電極を互いに対向させて所定の位置および間隔で周辺シール6により貼り合わせることで形成された隙間に液晶7が封入されたものである。
第二液晶素子24は、表面にITO電極等の駆動電極が形成されたガラス基板等から成る第三基板24aと第四基板24bとを駆動電極を互いに対向させて所定の位置および間隔で周辺シール6により貼り合わせることで形成された隙間に液晶7が封入されたものである。
第一液晶素子23の第一基板23aと第二基板23bには、製造工程や材質に起因する反りや歪みが生じている。この実施例では、図2に示すように、第一基板23aの中央部は、光10の入射方向とは反対方向へ向かって凸形状となるように湾曲し、第二基板23bの中央部は、光10の入射方向へ向かって凸形状となるように湾曲している。これにより、第一基板23aと第二基板23bとの間の隙間と液晶7の厚さは、中央部が相対的に大きく、外周部が相対的に小さくなっており、液晶7が封入された領域全体において不均一となっている。
第二液晶素子24の第三基板24aと第四基板24bには、製造工程や材質に起因する反りや歪みが生じている。この実施例では、図2に示すように、第三基板24aの中央部は、光10の入射方向へ向かって凹形状となるように湾曲し、第四基板24bの中央部は、光10の入射方向とは反対方向へ向かって凹形状となるように湾曲している。これにより、第三基板24aと第四基板24bとの間の隙間と液晶7の厚さは、中央部が相対的に小さく、外周部が相対的に大きくなっており、液晶7が封入された領域全体において不均一となっている。
ここで、第一液晶素子23の光学面の形状と第二液晶素子24の光学面の形状との組み合わせは、第一液晶素子23の光学面を通過する光10の光学的特性(位相差や収差等)と、第二液晶素子24の光学面を通過する光10の光学的特性(位相差や収差等)とが、液晶素子22全体として互いに補完される関係となるように選択されている。具体的には、第一液晶素子23の第一基板23aの凸形状と第二基板23bの凸形状とに起因して生じる光10の光学的特性(位相差や収差等)における誤差が、第二液晶素子24の第三基板24aの凹形状と第四基板24bの凹形状とに起因して生じる光10の光学的特性(位相差や収差等)における誤差により補完(相殺)され、液晶素子22全体として光10の光学的特性(位相差や収差等)が正常な状態となるように、第一液晶素子23と第二液晶素子24との適切な組み合わせが選択されている。
図3は、本発明の一実施例における液晶素子の適切な組み合わせを選択する方法を示すフローチャートである。第一液晶素子23と第二液晶素子24との適切な組み合わせを選択する方法としては、例えば、図3に示すように、まず、複数の液晶素子を作製した後に、光学波面測定機等を用いて液晶素子の全数について表面の平坦度(面精度)を測定し、その面精度特性の中で、例えば、PV(Peak to Valler)やPower成分(球面レンズ成分)に着目し、特性のランク分けを実施する。具体的には、Power成分であれば、例えば、Power>+λ/10をランク+2に定義し、+λ/10≧Power>+λ/20をランク+1に定義し、+λ/20≧Power≧-λ/20をランク0に定義し、-λ/20< Power≦-λ/10をランク-1に定義し、-λ/10≦Powerをランク-2に定義することで、5ランクにランク分けを実施する。次に、第一液晶素子23をランク-2とした場合には、第二液晶素子24をランク+2とした組み合わせを選択し、第一液晶素子23をランク-1とした場合には、第二液晶素子24をランク+1とした組み合わせを選択し、第一液晶素子23をランク0とした場合には、第二液晶素子24をランク0とした組み合わせを選択することにより、第一液晶素子23と第二液晶素子24との適切な組み合わせを選択する。第一液晶素子23と第二液晶素子24との適切な組み合わせは、それらの平坦度(面精度)の測定結果に基づいて、シミュレーション等により検証して選択することができる。このプロセスは、コンピューター等により自動化されていることが好ましい。
このように第一液晶素子23と第二液晶素子24との適切な組み合わせが選択された状態において、第一液晶素子23の第一基板23aの凸形状は、外形的に見て、第二液晶素子24の第四基板24bの凹形状と実質的に一致し、第一液晶素子23の第二基板23bの凸形状は、外形的に見て、第二液晶素子24の第三基板24aの凹形状と実質的に一致するような関係性が成り立っている。また、この状態において、第一液晶素子23の第一基板23aと第二基板23bとの間の隙間(距離)と、第二液晶素子24の第三基板24aと第四基板24bとの間の隙間(距離)とを、光10の進行方向に沿って足し合わせた値は、液晶7が封入された領域全体において実質的に均一となっている。即ち、第一液晶素子23に封入された液晶7の層と、第二液晶素子24に封入された液晶7の層とを、液晶素子22全体として一つの液晶7の層として見た場合に、この層の厚さは、液晶7が封入された領域全体において実質的に均一となっている。この状態は、図5に示す液晶素子の理想形に近似した状態であり、この状態の液晶素子22から出射される光10の光学的特性は、実質的に理想的なものである。
図1に示す光変調装置20において、光源21から液晶素子22に入射した光10は、第一液晶素子23の第一基板23a、液晶7、第二基板23bを順次通過した後、第二液晶素子24の第三基板24a、液晶7、第四基板24bを順次通過し、液晶素子22の外部へ出射する。この時、光10は、第一液晶素子23の液晶7と第二液晶素子24の液晶7を通過することで光学的に変調され、所定の光学的特性を有する光となって液晶素子22の外部へ出射する。液晶素子22の外部へ出射した光10は、例えば、画像を形成するために利用される。尚、図1では、第一液晶素子23と第二液晶素子24が平坦なものとして描かれているが、この実施例において、それらは、図2に示すような凹凸形状を有している。
以上の実施例では、第一液晶素子23と第二液晶素子24との組み合わせが、それらの光学面の形状を考慮して適切に選択されているため、図4に示す従来の液晶素子1のように第一液晶素子2と第二液晶素子3との組み合わせが無作為に選択されたものと比較して、光の位相差や収差等を改善することができ、ひいてはその光を利用して形成される画像の歪み等を解消することができる。
以上の実施例において、液晶素子22は、光源21から出射された光を減衰させるための減光素子(アッテネータ)として構成されていても良い。また、第一液晶素子23と第一液晶素子24に用いられる液晶7は、強誘電性液晶であっても良い。また、光源21は、レーザーを出射する光源であっても良い。
光学パワーや位相差量を大きくするために液晶層の厚い液晶素子を作製する場合、一般的に液晶層の薄い液晶素子を作製する場合に比べて、収差の少ない平坦な液晶素子を作製することは難しいが、以上の実施例のように複数の液晶素子を適切に組み合わせることで収差や平坦性に優れた液晶素子とすることができる。さらに、液晶層の厚みは一般的に2乗で液晶の応答速度に反映されるため、例えば、液晶層の厚みが通常の2分の1の液晶素子を2つ組み合わせた場合には、液晶の応答速度を4倍速くすることができる。この構成によれば、収差や平坦性に優れた上に、液晶の応答速度を速めることが可能な液晶素子とすることができる。
第一液晶素子23の第一基板23aと第二基板23bの形状と、第二液晶素子24の第三基板24aと第四基板24bの形状との組み合わせは、図2に示す凸形状と凹形状との組み合わせに限らず、第一液晶素子23と第二液晶素子24とを通過する光10の光学的特性に応じてその他の組み合わせを選択することが可能である。例えば、第一液晶素子23の第一基板23aと第二基板23bがそれぞれ凹形状を有し、第二液晶素子24の第三基板24aと第四基板24bがそれぞれ凸形状を有するような組み合わせであっても良い。また、第一基板23a、第二基板23b、第三基板24a、及び第四基板24bの形状は、図2に示すような単純な凹凸形状に限らず、例えば、凹凸形状が複数箇所に混在するような複雑な形状であっても良い。
液晶素子22は、第一液晶素子23や第二液晶素子24のような液晶素子を3つ以上重ね合わせて一つの液晶素子として構成されたものであっても良い。この場合、それら3つ以上の液晶素子の形状の組み合わせは、上述のように、それらを通過する光の光学的特性が互いに補完される関係となるように選択されていることが好ましい。
第一液晶素子23の第二基板23bと第二液晶素子24の第三基板24aとは、それらの互いに対向する光学面全体において、第一液晶素子23と第二液晶素子24との適切な位置関係がずれないように、空気層を介さずに接着剤等により接着されていることが好ましいが、第一液晶素子23と第二液晶素子24との適切な位置関係がずれないように固定することができるのであれば接着しなくても構わない。
1 液晶素子
2 第一液晶素子
2a 第一基板
2b 第二基板
3 第二液晶素子
3a 第三基板
3b 第四基板
6 周辺シール
7 液晶
10 光
11 隙間
12 隙間
21 光源
22 液晶素子
23 第一液晶素子
23a 第一基板
23b 第二基板
24 第二液晶素子
24a 第三基板
24b 第四基板

Claims (6)

  1. 第一液晶素子と、第二液晶素子と、を有する液晶素子であって、
    前記第一液晶素子の光学面の形状と、前記第二液晶表示素子の光学面の形状との組み合わせは、前記第一液晶素子の前記光学面を通過する光の光学的特性と、前記第二液晶素子の前記光学面を通過する光の光学的特性とが、互いに補完される関係となるように、選択されている、
    ことを特徴とする液晶素子。
  2. 前記第一液晶素子は、第一基板と第二基板との間に液晶が封入されたものであり、前記第一基板と前記第二基板は、前記光学面を有し、前記第二液晶素子は、第三基板と第四基板との間に液晶が封入されたものであり、前記第三基板と前記第四基板は、前記光学面を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の液晶素子。
  3. 前記第二基板の前記光学面と前記第三基板の前記光学面は、互いに近接するように配置され、且つ、何れか一方が他方に対して凸形状を有すると共に、他方が一方に対して凹形状を有し、当該凸形状と当該凹形状との組み合わせは、前記第一基板の前記光学面と前記第二基板の前記光学面とを通過する光の光学的特性と、前記第三基板の前記光学面と前記第四基板の前記光学面とを通過する光の光学的特性とが、互いに補完される関係となるように、選択されている、ことを特徴とする請求項2に記載の液晶素子。
  4. 前記第一基板が有する前記光学面と前記第四基板が有する前記光学面は、互いに離反するように配置され、且つ、何れか一方が他方に対して凸形状を有すると共に、他方が一方に対して凹形状を有し、当該凸形状と当該凹形状の組み合わせは、前記第一基板の前記光学面と前記第二基板の前記光学面とを通過する光の光学的特性と、前記第三基板の前記光学面と前記第四基板の前記光学面とを通過する光の光学的特性とが、互いに補完される関係となるように、選択されている、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の液晶素子。
  5. 前記光学的特性は、光の位相差又は収差である、ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の液晶素子。
  6. 第一液晶素子と、第二液晶素子と、を有する液晶素子の製造方法であって、
    前記第一液晶素子の光学面を通過する光の光学的特性と、前記第二液晶素子の光学面を通過する光の光学的特性とが、互いに補完される関係となるように、前記第一液晶素子の前記光学面の形状と、前記第二液晶表示素子の前記光学面の形状との組み合わせを、選択する工程を有する、
    ことを特徴とする液晶素子の製造方法。
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