JP2020048394A - ステータ、モータ、及び送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】交互に巻回する主巻線および補巻線の共通末端の接続を、最小限で完結させるステータを提供する。【解決手段】外径側に形成される継鉄部5と当該継鉄部5から内周側に突出する歯部10とが一体に形成された第一分割鉄心11と、第一分割鉄心11と同数であって第一分割鉄心11に挟持される第二分割鉄心12とを交互に結合した展開コアと、第一分割鉄心11に巻回される第一巻線6と、第二分割鉄心12に巻回される第二巻線7と、第一分割鉄心と第一巻線6の間、及び、第二分割鉄心12と第二巻線7の間を絶縁するインシュレータ3と、を備え、第一巻線6の末端は、当該第一巻線6の末端が属する第一分割鉄心11に隣接する第二分割鉄心12に設けられ、当該隣接する前記第二分割鉄心12に巻き回された第二巻線7の末端が絡げられた端子ピン9に絡げられステータ1を提供する。【選択図】図2
Description
本発明はステータ、モータ、及び送風装置に関するものである。
従来、鉄心に巻回される主巻線や補巻線は、渡り線を介して連続で巻回されることが知られている。
以下にその構成につて図3を参照しながら説明する。
図3に示すように主巻線111、補巻線112および速調巻線113において、主巻線111の主巻線始端111aから主巻線終端111bへ、補巻線112も同様112aから112bへ、鉄心に交互に巻回され鉄心間は渡り線114により連続で巻回される。また、速調巻線113については、必要に応じ主巻線111若しくは補巻線112に巻回される。各巻線は、一対で終始の末端が存在する。
このような従来の末端接続方法では、ステータの鉄心に交互に巻回される主巻線側巻線、補巻線側巻線はそれぞれ巻回された鉄心に備えたインシュレータの端子ピンで完結するため、主巻線および補巻線の共通末端は基板上で導通を図っていた。そのためモータの小型化、基板の小型化を実現する際に設計自由度が限定される課題であった。
そして、この目的を達成するために、本発明に係るステータは、外径側に形成される継鉄部と当該継鉄部から内周側に突出する歯部とが一体に形成された第一分割鉄心と、前記第一分割鉄心と同数であって前記第一分割鉄心に挟持される第二分割鉄心とを交互に結合した展開コアと、前記第一分割鉄心に巻回される第一巻線と、前記第二分割鉄心に巻回される第二巻線と、前記第一分割鉄心と前記第一巻線の間、及び、前記第二分割鉄心と前記第二巻線の間を絶縁するインシュレータと、を備え、前記第一巻線の末端は、当該第一巻線の末端が属する前記第一分割鉄心に隣接する前記第二分割鉄心に設けられ、当該隣接する前記第二分割鉄心に巻き回された前記第二巻線の末端が絡げられた端子ピンに絡げられこれにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、モータおよび基板の小型化が期待でき、端子ピン削減、端末処理回数の低減により、加工工数の低減が図れる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。さらに、各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については説明を省略している。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1および図2を用いて本実施の形態に係るステータ1について説明する。なお図1は、本実施の形態に係るステータ1の平面図、図2は、ステータ1の継鉄部5側から見た正面図である。
ステータ1は、ステータコアすなわち鉄心2と、インシュレータ3と、巻線4とを備える。
鉄心2は、外径側に形成される継鉄部5と当該継鉄部5から内周側に突出する歯部10とが一体に形成される。鉄心2は、第一分割鉄心11と、当該第一分割鉄心11と同数の第二分割鉄心12の2種に分類することができる。
第一分割鉄心11は、本実施の形態では、図1における上端を始点とし、下方に向かって奇数個目が該当する。
第二分割鉄心12は、図1における上端を始点とし、下方に向かって偶数個目が該当する。第二分割鉄心12は、第一分割鉄心11に狭持されており、つまり第一分割鉄心11と第二分割鉄心12とは交互に配置される。
図1における上端の第一分割鉄心11と、図1における下端の第二分割鉄心12との端部同士を連結することで、円形の鉄心2を形成する。また、第一分割鉄心11と第二分割鉄心12とが相互に配置され、一体として形成されて展開コアを構成する。
本実施の形態では、第一分割鉄心11と第二分割鉄心12とは同一形状である。
インシュレータ3は、鉄心2を覆う構成であって、巻線4の銅やアルミニウムの合金を主な素材とする導電線を、インシュレータ3を介して複数の歯部に対して巻回することで、鉄心2と巻線4の電気的絶縁を図る役割を果たす。
巻線4は、インシュレータ3を備えた鉄心2に巻回され、一般に主巻線6と補巻線7が交互に端から端まで巻回される。また、場合によって速調巻線が主巻線6若しくは補巻線7と同一の鉄心2に巻回される。主巻線6、補巻線7および速調巻線の各鉄心間はそれぞれ渡り線8により連なり一連となっている。
また、巻線4の主巻線6、補巻線7および速調巻線の末端は、インシュレータ3に備えた端子ピン9に絡げられ、はんだ等で接続される。末端の接続は、ヒュージングなどでも良い。渡り線8、端子ピン9については後述する。
続いて、図2を用いてステータ1の接続詳細について説明する。
例えば、第一分割鉄心11の端子ピン9aに絡げた主巻線始端6aから巻回する巻線(第一巻線)は、第一分割鉄心11間を主巻線終端6bまで渡り線8を介して連続巻回し、端子ピン9bに絡げられる。
また、第二分割鉄心12の端子ピン9cに絡げた補巻線始端7aから巻回する巻線(第二巻線)は、第二分割鉄心12間を、渡り線8を介して連続巻回し最後の第二分割鉄心12(第二分割鉄心12x)に巻回される。最後の第二分割鉄心12xに巻回された補巻線の終端7bは、渡り線8を介して隣接する第一分割鉄心11に属する端子ピン9bに絡げられ、結果として端子ピン9b上で主巻線終端6bと電気的に接続される。各末端終始および、巻線の巻回方向は巻線で生成したい磁界により異なる。
このように、主巻線6および補巻線7の末端終始のいずれかを、渡り線8を介し共通の端子ピンにカラゲ接続することで、後工程での接続設計の必要がなくなる。つまり、従来では末端においては2本の端子ピンを基盤に接続する必要があったが、本実施の形態では1本でよい。
これにより端子ピン数の削減および加工工数の低減が望める。
なお、本実施の形態では、第二分割鉄心12に巻回される補巻線7を隣接する端子ピンに絡げられた主巻線6に絡げたが、当然ながら第一分割鉄心11に巻回される主巻線6を隣接する端子ピンに絡げられた補巻線7に絡げてもよい。
また、本実施の形態では、第一分割鉄心11に主巻線6を、第二分割鉄心12に補巻線7を巻回したが、第一分割鉄心11に補巻線7を、第二分割鉄心12に主巻線6を巻回してもよい。この場合、第一分割鉄心11を第二分割鉄心12と読み替え、第二分割鉄心12を第一分割鉄心11と読み替えることで上記実施の形態を適用できる。
このようにして構成されたステータ1は、モータに利用可能であり、さらに当該モータは送風装置に好適に利用可能である。
本発明にかかるモータは、主巻線および補巻線の末端接続をステータで完結させ基板の小型化、またモータを小型化することが可能なので、家電機器等に使用されるモータとして有用である。
1 ステータ
2 鉄心
3 インシュレータ
4 巻線
5 継鉄部
6 主巻線
6a 主巻線始端
6b 主巻線終端
7 補巻線
7a 補巻線始端
8 渡り線
9、9a、9b、9c 端子ピン
10 歯部
11 第一分割鉄心
12、12x 第二分割鉄心
2 鉄心
3 インシュレータ
4 巻線
5 継鉄部
6 主巻線
6a 主巻線始端
6b 主巻線終端
7 補巻線
7a 補巻線始端
8 渡り線
9、9a、9b、9c 端子ピン
10 歯部
11 第一分割鉄心
12、12x 第二分割鉄心
Claims (3)
- 外径側に形成される継鉄部と当該継鉄部から内周側に突出する歯部とが一体に形成された第一分割鉄心と、前記第一分割鉄心と同数であって前記第一分割鉄心に挟持される第二分割鉄心とを交互に結合した展開コアと、
前記第一分割鉄心に巻回される第一巻線と、
前記第二分割鉄心に巻回される第二巻線と、
前記第一分割鉄心と前記第一巻線の間、及び、前記第二分割鉄心と前記第二巻線の間を絶縁するインシュレータと、を備え、
前記第一巻線の末端は、
当該第一巻線の末端が属する前記第一分割鉄心に隣接する前記第二分割鉄心に設けられ、当該隣接する前記第二分割鉄心に巻き回された前記第二巻線の末端が絡げられた端子ピンに絡げられたステータ。 - 請求項1に記載のステータと、
前記端子ピンと電気的に接続される基板を備え、
前記第一巻線の末端と前記第二巻線の末端とが一本の前記端子ピンを介して前記基板に電気的に接続されるモータ。 - 請求項2に記載のモータを備えた送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018177669A JP2020048394A (ja) | 2018-09-21 | 2018-09-21 | ステータ、モータ、及び送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018177669A JP2020048394A (ja) | 2018-09-21 | 2018-09-21 | ステータ、モータ、及び送風装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020048394A true JP2020048394A (ja) | 2020-03-26 |
Family
ID=69901848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018177669A Pending JP2020048394A (ja) | 2018-09-21 | 2018-09-21 | ステータ、モータ、及び送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020048394A (ja) |
-
2018
- 2018-09-21 JP JP2018177669A patent/JP2020048394A/ja active Pending
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Legal Events
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