JP2020047546A - 照明装置、表示装置、および、テレビ受信装置 - Google Patents

照明装置、表示装置、および、テレビ受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタの嵌合状態を容易に確認可能な照明装置、表示装置、および、テレビ受信装置。【解決手段】光源25を実装面26Aに実装した光源基板26と、光源基板26のうち実装面26Aと反対側の反対面26Bに配された被給電部47と、被給電部47と導通接続されるとともに光源基板26に沿って延びる給電部材50,Wと、を備える照明装置20であって、光源基板26のうち給電部材50、Wに対応する領域内に、実装面26A側から給電部材50、Wを視認するための視認用貫通孔28が設けられている。【選択図】図7

Description

本発明は、照明装置、表示装置、および、テレビ受信装置に関する。
携帯電話、スマートフォン、タブレット型ノートパソコンなどの携帯型の情報端末装置やコンピュータなどの電子機器、テレビ受信装置等には、液晶パネルなどの表示パネルを備えた表示装置が用いられている。表示装置は、これに用いる液晶パネルが自発光しないため、別途に照明装置としてバックライト装置を必要としている。バックライト装置の一例として、液晶パネルに対してその背面から光を直接供給する直下型のバックライト装置が知られている。
このようなバックライト装置は、例えば光源としてのLEDと、LEDを実装したLED基板とが、液晶パネル側の面が開口したシャーシ内に収容されるとともに、LEDと対向するようにシャーシの開口部を覆う形で光学部材が配されて、LEDが発する光を効率的に液晶パネル側へ放出させるようになっている。このようなバックライト装置の一例として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。LED基板は、LED基板の裏面に設けた基板側のコネクタに給電側のコネクタが接続されることにより、電源から電力が給電されるようになっている。
特開2012−18809号公報
ところで、近年、液晶表示装置の大画面化が進むのに伴い、電源に接続するLED基板の数が多くなるとともに、その接続に係る作業が煩雑なものとなる傾向にある。このため、給電側のコネクタをLED基板側のコネクタに接続する際に、半挿入状態とされて接続不良が生じたり、コネクタ自体を挿入し忘れる事態が増加している。組立作業の途中でコネクタ同士が正規の状態で嵌合されているかどうかを確認するためには、液晶表示装置を表裏反転させたり、また、キャビネットの組み付け後ではキャビネットを一旦取り外したりしなければならず、作業効率や生産性を悪化させる要因となっていた。
本明細書で開示される技術は、コネクタの嵌合状態を容易に確認可能な照明装置、表示装置、および、テレビ受信装置を提供することを目的とする。
本発明は、光源を実装面に実装した光源基板と、前記光源基板のうち前記実装面と反対側の反対面に配された被給電部と、前記被給電部と導通接続されるとともに前記光源基板に沿って延びる給電部材と、を備える照明装置であって、前記光源基板のうち前記給電部材に対応する領域内に、前記実装面側から前記給電部材を視認するための視認用貫通孔が設けられている。
本発明によれば、コネクタの嵌合状態を容易に確認可能な照明装置、表示装置、および、テレビ受信装置が得られる。
実施形態1のテレビ受信装置の概略構成を示す分解斜視図 液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図 嵌合状態の基板側コネクタおよび給電側コネクタの拡大縦断面図 LED基板の要部拡大平面図 LED基板の実装面側から視た嵌合状態の基板側コネクタおよび給電側コネクタの拡大平面図 LED基板の実装面側から視た半嵌合状態の基板側コネクタおよび給電側コネクタの拡大平面図 実施形態2の、LED基板の実装面側から視た嵌合状態の基板側コネクタおよび給電側コネクタの拡大平面図 実施形態3の、LED基板の実装面側から視た嵌合状態の基板側コネクタおよび給電側コネクタの拡大平面図 実施形態3の変形例の、LED基板の実装面側から視た嵌合状態の基板側コネクタおよび給電側コネクタの拡大平面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図6によって説明する。本実施形態では、バックライト装置20と、それを用いた液晶表示装置10を備えるテレビ受信装置10TVについて例示する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で示した方向となるように描かれている。また、図3に示す上側を表側とし、同図下側を裏側とする。
(テレビ受信装置10TV)
本実施形態に係るテレビ受信装置10TVは、図1に示すように、液晶表示装置10(表示装置の一例)と、当該液晶表示装置10を挟むようにして収容する表裏両キャビネット10CA,10CBと、電源10Pと、テレビ信号を受信するチューナー(受信部)10Tと、スタンド10Sと、を備えて構成される。
(液晶表示装置10)
液晶表示装置10は、全体として横長(長手)の方形状(矩形状)をなし、縦置き状態で設置されている。この液晶表示装置10は、図2に示すように、画像を表示する液晶パネル11(表示パネルの一例)と、液晶パネル11に対して裏側に配されるとともに液晶パネル11に表示のための光を供給する外部光源であるバックライト装置20(照明装置の一例)と、を備え、これらが枠状のベゼル12などにより一体的に保持されるようになっている。
(液晶パネル11)
液晶パネル11は、詳細な図示は省略するが、一対の横長な方形状(矩形状、長方形状)の基板が所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両基板間に液晶層が配された周知の構成とされる。両基板は、それぞれ無アルカリガラス等からなる透光性に優れたガラス基板を備えており、それぞれのガラス基板上に既知のフォトリソグラフィ法等によって複数の膜が積層されてなる。
一対の基板のうち裏側(図2の下方)に配される基板はアレイ基板であり、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えばTFT)と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられている。また、表側(図2の上方)に配される基板はCF基板であり、R(赤色),G(緑色),B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。また、両基板の外側には偏光板が配されている。液晶パネル11は、バックライト装置20から供給される光を利用して画像を表示することができ、その表側が出光側とされている。なお、液晶パネル11における長辺方向がX軸方向と一致し、短辺方向がY軸方向と一致し、さらに厚さ方向がZ軸方向と一致している。
(ベゼル12)
ベゼル12は例えばアルミニウム等の金属材料からなり、全体としては長方形の枠状をなしている。ベゼル12は、図2に示すように、液晶パネル11の外周端部を全周にわたって表側から押さえるパネル押さえ部12Aと、パネル押さえ部の外周縁部から裏側に向けて突出するとともにバックライト装置20を外周側から取り囲む外筒部12Bとから構成されている。液晶パネル11は、このベゼル12によってバックライト装置20との間に挟み込まれて保持されている。
(バックライト装置20)
バックライト装置20は、図2に示すように、液晶パネル11側が開口した略箱型をなすシャーシ21と、シャーシ21の開口を覆うようにして配される光学部材22と、シャーシ21の外縁部に沿って配され光学部材22の外縁部をシャーシ21との間で挟んで保持するフレーム23とを備える。
シャーシ21内には、光学部材22(液晶パネル11)の直下となる位置に対向状に配される複数のLED25と、複数のLED25が実装されたLED基板26とが備えられる。さらに、シャーシ21内には、シャーシ21内の光を光学部材22側に反射させる反射シート24が備えられる。このように、本実施形態に係るバックライト装置20は、いわゆる直下型とされる。LED基板26は、図示しない保持機構によりシャーシ21内の所定位置に保持されている。続いて、バックライト装置20の各構成部品について説明する。
(シャーシ21)
シャーシ21は、例えばアルミニウム板や電気亜鉛めっき綱板(SECC)などの金属製とされ、液晶パネル11と同様に横長な方形状(矩形状、長方形状)をなす底板21Aと、底板21Aの各外周縁部からそれぞれ表側(出光側、LED25が配される側)に向けて立ち上がる側板21Bと、各側板21Bの立ち上がり端から外向き張り出す受け部21Cとからなり、全体としては表側に向けて開口した浅い略箱型(略浅皿状)をなしている。シャーシ21における各受け部21Cには光学部材22が載置され、表側からフレーム23により押さえられている。
(光学部材22)
光学部材22はLED25から発する光を均一な面光源に変換するための部材であり、液晶パネル11およびシャーシ21と同様に、平面に視て横長の方形状をなしている。光学部材22は、その外縁部が受け部21Cに載置されることで、シャーシ21の開口部を覆うとともに、液晶パネル11とLED25(LED基板26)との間に介在して配される。
より詳細には、光学部材22は、LED25に対して表側、つまり出光側に所定の間隔を空けて対向配置されている。本実施形態の光学部材22は、裏側(LED25側)に配される拡散板22Aと、表側(液晶パネル11側、出光側)に配される複数の光学シート22Bとから構成されている。拡散板22Aは、所定の厚みを持つほぼ透明な樹脂製で板状をなす基材内に拡散粒子を多数分散して設けた構成とされ、透過する光を拡散させる機能を有する。光学シート22Bは、拡散板22Aと比べると板厚が薄いシート状をなしており、例えば2枚が積層して配されている。具体的な光学シート22Bの種類としては、例えば蛍光発光シート、拡散シート、プリズムシート、偏光反射シートなどがあり、これらの中から適宜に選択して使用することが可能である。
(フレーム23)
フレーム23は、例えば反射率が高い白色ポリカーボネイト等の樹脂からなり、光学部材22の外周縁部に沿う枠状をなして、シャーシ21の受け部21Cとの間で光学部材22の端部を挟持するとともに、表側に配されるベゼル12のパネル押さえ部12Aとの間で液晶パネル11の端部を挟持している。また、フレーム23の外周縁部は表裏に向けて立ち上がっており、ベゼル12の外筒部12Bの内側において光学部材22および液晶パネル11を外周から取り囲んでいる。
(LED25)
LED25は、後述するLED基板26上に実装されるとともにその発光面がLED基板26側とは反対側を向いた、いわゆる頂面発光型とされている。LED25は、発光面が光学部材22の板面と対向状をなす位置関係にある。LED25は、LED基板26の板面に配される基板部上に半導体発光素子であるLEDチップ(LED素子)を樹脂材により封止した構成とされる。基板部に実装されるLEDチップは、主発光波長が1種類とされ、具体的には、青色を単色発光するものが用いられている。その一方、LEDチップを封止する樹脂材には、LEDチップから発せられた青色の光により励起されて所定の色を発光する蛍光体が分散配合されており、全体として概ね白色光を発するものとされる。また、封止する樹脂材に蛍光体が配合されていないLEDを使用することもできるし、そもそも樹脂材で封止されないLEDチップそのものを実装してもよい。この場合は青色発光となるため、光学シート22Bとして蛍光発光シートを使用して白色となるよう調整する必要がある。
(LED基板26)
図2に示すように、本実施形態では、シャーシ21内において底板21Aに沿って複数のLED基板26(光源基板の一例)が延在しており、全体としてはシャーシ21の底板21Aと同様に横長な方形状(矩形状、長方形状)をなしている。LED基板26の基材は、ガラスエポキシやポリイミドなどの絶縁材料製とされ、その表面には、銅箔などの金属膜からなる図示しない配線パターンが形成されている。本実施形態においては、X軸方向に4枚、Y軸方向に2枚の計8枚のLED基板26を使用した例を示しているが、使用するLED基板26の数は本実施形態に限るものではない。なお、LED基板26の基材に用いる材料としては、金属材料(例えばアルミニウムなど)を用いることも可能である。
各LED基板26の実装面26A(表側)には、上述した複数のLED25が長辺方向および短辺方向に沿うようにマトリクス状に並んで配置されており、それら配列間隔はほぼ一定(等間隔)とされている。
(反射シート24)
LED基板26の実装面26Aには、LED25に対応する領域にLED25を露出させるための孔部が設けられた反射シート24が重ね合わされている。反射シート24は、表面が光の反射性に優れた白色を呈するものとされており、シャーシ21の底板21Aに沿って平面配置された複数のLED基板26を一括して覆う大きさとされている。この反射シート24により、シャーシ21内の光を表側(光出射側、光学部材22側)に向けて反射させることができるようになっている。
(基板側コネクタ30)
LED基板26には、後述する給電側コネクタ50と接続される基板側コネクタ30が設けられており、シャーシ21の背面側(底板21Aの裏側)に配された図示しないLED駆動基板から駆動電力が供給されるようになっている。
基板側コネクタ30は、図3に示すように、LED基板26およびシャーシ21の底板21A(図3には図示せず)を貫通するコネクタ挿通孔27に挿通されている。コネクタ挿通孔27は、基板側コネクタ30のうち、コネクタ挿通孔27に貫通している部分より僅かに大きい径とされている。
基板側コネクタ30は、合成樹脂製で略直方体型の基板側ハウジング31と、導電材料からなり、基板側ハウジング31に保持された基板側接続部材40とを備えている。以下、後述する給電側コネクタ50との嵌合方向(図3の右側)を前方、嵌合離脱方向(図3の左側)を後方として説明する。
基板側ハウジング31は全体として略直方体状をなし、LED基板26の実装面26A(表面)側に僅かに突出し、反対面26B(裏面)側に大きく突出した状態でコネクタ挿通孔27に挿通されている。基板側ハウジング31の上端には、例えば図5の平面図に示すように、前方側(図5の右側)に配された一辺の中央部において前方に向けて張り出す前方張出部32と、後方側(図5の左側)の一対の角部をそれぞれ囲むようにL字形状に張り出す後方張出部33とが形成されており、基板側ハウジング31がコネクタ挿通孔27に挿通された状態において、これら前方張出部32および後方張出部33がコネクタ挿通孔27の孔縁部の外周(実装面26A)に係止することにより、下方(反対面26B側、シャーシ21側)への抜け止めが図られている。なお基板側ハウジング31は、後方張出部33の前端付近において実装面26Aに対して接着剤やハンダ等(図示せず)により固定されている。
また、基板側ハウジング31は、LED基板26の反対面26B側において、前方(LED基板26に沿う方向)に向けて開口したフード部34を備えている。フード部34の奥壁35には、後述する基板側端子43をフード部34内に突出させるための端子挿通孔36が、上下方向に2つ、幅方向(Y軸方向)に6つ、合計12設けられている。
また、フード部34の底壁は、幅方向(紙面と直交する方向、Y軸方向)における中央部が前後方向(X軸方向)の全体にわたって凹状に窪んでおり、その凹状に窪んだ領域の外壁に、前方から後方に向けて傾斜状に立ち上がるとともに幅方向に直線状に延びる係止リブ37が設けられている。係止リブ37には、後述する給電側コネクタ50のロックアーム55が係止される。
さらに基板側ハウジング31のうち、上述した前方張出部32および後方張出部33が設けられた上端部と、フード部34との間の領域には、前面から後方に向けて肉抜きされた肉抜き部38が設けられている。また、肉抜き部38の奥壁には、後方側から後述する基板側接続部材40を圧入して固定するための、後方から前方に向けて凹状に窪む被圧入部39が設けられている。
基板側接続部材40は、概ね、帯状の導電部材がクランク状に屈曲された形態をなしている。詳細には、基板側接続部材40は、一端側(上端)が後方に向けて延びてLED基板26の実装面26Aの図示しない配線パターンに接続される配線接続部41とされるとともに、中間部が上下方向に延びる連結部42とされ、他端側(下端)が、上下方向に二股に分かれるとともに前方に延びて、上述した端子挿通孔36を貫通することによりフード部34内に突出した基板側端子43とされている。
連結部42には、上述した被圧入部39に圧入して基板側接続部材40を基板側ハウジング31に固定するための圧入突部45が、前方に向けて突出している。また、基板側端子43のうち上側に配される6本の上側端子43Aは、フード部34の上壁との間に隙間を有さず、上方に揺動しない状態とされている。また、基板側端子43のうち下側に配される6本の下側端子43Bは、先端側が上下方向に弾性変形可能とされている。上側端子43Aと下側端子43Bとの間には、後述する給電側端子51が挿入されて、両者の導通が図られるようになっている。なお、下側端子43Bの先端部分には、給電側端子51に係止する係止爪46が上方に突出して設けられている。
なお、以下、このように基板側コネクタ30のフード部34内に基板側端子43が突出している構成を、コネクタ嵌合部47と称する。
(給電側コネクタ50)
上述したコネクタ嵌合部47には、給電側コネクタ50(給電部材の一例)が嵌合されている。給電側コネクタ50は、図示しないLED駆動基板から延びる電線W(給電部材、配線の一例)の端末に接続された給電側端子51と、給電側端子51を内部に収容する合成樹脂製の給電側ハウジング52と、を備えて構成されている。以下、給電側コネクタ50について説明する場合は、基板側コネクタ30との嵌合方向(図3の左側)を前方、嵌合離脱方向(図3の右側)を後方とする。
詳細には、給電側ハウジング52は、給電側端子51が後方から収容されるキャビティ53を有する本体部54と、本体部54の下方に本体部54と一体に設けられたロックアーム55と、を備えている。給電側端子51は、図示しないランスにより、キャビティ53内に抜け止め状態に保持されている。
ロックアーム55は、給電側ハウジング52の後方側から前方に向けて片持ち状に延びており、弾性的に上下方向に傾動可能とされている。ロックアーム55の前端部には、基板側ハウジング31の係止リブ37に係止するための係止爪56が上方に向けて突出している。この係止爪56の背面側(図3中右側)は、係止リブ37の背面側(図3中左側)と重なり合うように形成されている。また、係止爪46の上面は平坦面とされており、フード部34の底面と重なり合うように設定されている。
給電側端子51は、上述した基板側コネクタ30の上側端子43Aおよび下側端子43Bに挟持されることによりこれらと導通接続可能な端子接続部51Aと、端子接続部51Aの後方に設けられ、電線Wと接続可能な電線接続部51Bとを備えて構成されている。端子接続部51Aは角筒状をなし、その内部に、前縁から折り返された形状をなす弾性接触部57を備えている。また、端子接続部51Aのうち下側端子43Bと対向する面には孔部が設けられている。孔部内に下側端子43Bの係止爪46が進入することにより、下側端子43Bと弾性接触部57とが弾性的に接触し、この部分でも導通接続が図られるとともに、抜け止めが図られるようになっている。
この給電側コネクタ50は、基板側コネクタ30のコネクタ嵌合部47に対し、LED基板26に沿う方向(X軸方向)から嵌合されており、電線Wは、その嵌合方向における背面からLED基板26に沿う方向(X軸方向)に延出されている。
本実施形態においては、基板側コネクタ30に対し給電側コネクタ50が正規の嵌合状態とされた場合に、LED基板26のうち給電側コネクタ50と電線Wとの境界部に対応する位置に、LED基板26およびシャーシ21(図3には図示せず)を貫通する視認用の円形の視認用貫通孔28が設けられている。従って、表側から視認用貫通孔28を見た場合に、基板側コネクタ30と給電側コネクタ50とが正規の嵌合状態とされている場合には、図5に示すように、視認用貫通孔28内に給電側コネクタ50と電線Wとが視認できるようになっている。なお、視認用貫通孔28の位置は、両コネクタ30,50が正規の嵌合状態とされた場合に、給電側コネクタ50と電線Wとの境界部が視認用貫通孔28の中央を通るように設定されている。
これに対し、両コネクタ30,50が半嵌合状態とされた場合には、図6に示すように、給電側コネクタ50と電線Wとの境界部分が視認用貫通孔28の端に配されたり、給電側コネクタ50しか視認されないことになるから、半嵌合状態であることがわかる。また、給電側コネクタ50を挿し忘れた場合には、視認用貫通孔28内に給電側コネクタ50も電線Wも見えないから、挿し忘れであることが視認される。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。本実施形態のバックライト装置20は、LED25を実装面26Aに実装したLED基板26と、LED基板26のうち実装面26Aと反対側の反対面26Bに配された基板側コネクタ30のコネクタ嵌合部47と、コネクタ嵌合部47と導通接続される給電側コネクタ50およびLED基板26に沿って延びる電線Wと、備え、LED基板26を平面視した場合に、LED基板26のうち、基板側コネクタ30と嵌合された状態の給電側コネクタ50および電線Wの少なくとも一方に対応する領域内に、実装面26A側から給電側コネクタ50または電線Wを視認するための視認用貫通孔28が設けられている。
このような構成によれば、基板側コネクタ30と給電側コネクタ50とが嵌合状態とされている場合には、視認用貫通孔28内に給電側コネクタ50および電線Wの少なくとも一方が視認できるから、液晶表示装置10を表裏反転させたり、また、バックキャビネット10CBを一旦取り外したりすることなく、コネクタ嵌合部47に給電側コネクタ50が嵌合されているかどうかを容易に確認することができる。
また、給電側コネクタ50は、LED基板26に沿う方向からコネクタ嵌合部47に嵌合されており、電線Wは、LED基板26に沿う方向に配索されており、視認用貫通孔28は、LED基板26を平面視した場合に、両コネクタ30,50が正規の嵌合状態とされた状態の給電側コネクタ50と電線Wとの境界部を含む領域に設けられている。
このような構成によれば、表側から視認用貫通孔28を見た場合に、基板側コネクタ30と給電側コネクタ50とが正規の嵌合状態とされている場合には、視認用貫通孔28内に給電側コネクタ50と電線Wと両方が視認できる。これに対し、両コネクタ30,50が半嵌合状態とされた場合は給電側コネクタ50しか視認されなかったり、場合によっては電線Wがわずかにしか見えないことになるから、半嵌合状態であることがわかる。また、給電側コネクタ50を挿し忘れた場合には、視認用貫通孔28内に給電側コネクタ50も電線Wも見えないから、挿し忘れであることがわかる。
なお、視認用貫通孔28の位置は、両コネクタ30,50が正規の嵌合状態とされた場合に、給電側コネクタ50と電線Wとの境界部が視認用貫通孔28の中央を通るように設定することが好ましい。
また基板側コネクタ30は、LED基板26に設けられたコネクタ挿通孔27に挿通されて実装面26Aに形成された図示しない配線パターンに接続されている。このような構成によれば、LED基板26を片面基板とすることができる上、スルーホールを形成する必要もないから、LED基板26を安価に製造することができ、生産性にも優れる。
また、視認用貫通孔28とコネクタ挿通孔27とはそれぞれ独立して設けられているから、製造が容易であり、LED基板26の強度も高くなる。
このように本実施形態によれば、基板側コネクタ30と給電側コネクタ50との嵌合状態を、バックライト装置20を裏返したり、キャビネットCBを外したりしなくても、表側から容易に確認可能なバックライト装置20、液晶表示装置10、および、テレビ受信装置10TVが得られる。
<実施形態2>
実施形態2を図7を参照に説明する。本実施形態では、LED基板26の視認用貫通孔28に隣接する位置に、一対の目印29が設けられているところが上記実施形態1と相違している。なお図7においては、実施形態1と同様の構成に同じ符号を付すこととする。
本実施形態のLED基板26の実装面26Aには、視認用貫通孔28を挟んだ図7の上下方向に、二等辺三角形の目印29が2つ並んで印刷されている。これらの二等辺三角形の目印29は、それぞれ、視認用貫通孔28に近い方に、2つの等辺の間の頂点Pが配されるように印刷されている。そして、これらの頂点Pを結んだ直線上に、正規の嵌合状態とされた給電側コネクタ50の給電側ハウジング52と電線Wとの境界部分が一致するようになっている。
このように本実施形態によれば、上記実施形態1の作用効果に加え、基板側コネクタ30と給電側コネクタ50との嵌合状態を、より正確に判別することが可能となる。
<実施形態3>
実施形態3を図8を参照に説明する。本実施形態では、視認用貫通孔128の形態が上記実施形態1と相違している。以下、実施形態1と異なる部分についてのみ説明し、図8において、実施形態1と同様の構成には同じ符号を付すこととする。
本実施形態の視認用貫通孔128は、LED基板を平面視した状態において、円形の代わりに、矢印状とされている。そして矢印の視認用貫通孔128が指し示す方向は、基板側コネクタ30に対する給電側コネクタ50の嵌合方向と一致している。また、矢印の山状とされた領域の底辺128Aの位置が、正規の嵌合状態とされた給電側コネクタ50と電線Wとの境界部分と一致するように設定されている。
このような本実施形態によれば、上記作用効果に加え、作業者は給電側コネクタ50を基板側コネクタ30に嵌合させる際に視認用貫通孔128を視認するだけでその嵌合方向を認識できるから、嵌合方向を間違え難く、作業性が向上する。
<実施形態3の変形例>
図9は、実施形態例3の変形例を示している。本実施形態の視認用貫通孔228も矢印状とされているが、矢印が指し示す方向は、LED基板26の上下方向の設置向きを示すものとされている。また、矢印の先端から視認用貫通孔228を二等分割する仮想の直線が、正規の嵌合状態とされた給電側コネクタ50と電線Wとの境界部分と一致するように、その位置が設定されている。
LED基板26を複数組み合わせてバックライト装置20を構成する場合には、LED基板26の設置向きを誤り易くなるが、このような本実施形態によれば、LED基板26の設置向きが一目でわかるため、誤った方向で組み立てることが抑制される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、被給電部を基板側コネクタ30のコネクタ嵌合部47とし、給電部材を、基板側コネクタ30と嵌合される給電側コネクタ50および電線Wとしたが、被給電部および給電部材は上記実施形態に限るものではない。例えば、被給電部を給電部材と直接接続される配線パターンとしたり、給電部材をフラットケーブルやフレキシブル基板とすることも可能である。
(2)上記実施形態では、基板側コネクタ30がLED基板26のコネクタ挿通孔27に挿通されて実装面26A側の配線パターンに接続される構成を示したが、LED基板を両面基板とし、基板側コネクタを反対面側に直接実装する構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、視認用貫通孔28,128,228は、LED基板26のうち、正規嵌合状態の給電側コネクタ50および電線Wの双方を含む位置に設けられる構成を示したが、視認用貫通孔は、どちらか一方を視認できる位置に設けてもよい。
(4)基板側コネクタ30に対する給電側コネクタ50の嵌合方向は上記実施形態に限るものではなく、例えば、LED基板に対して垂直方向に嵌合される構成でもよい。この場合、配線をLED基板に沿う方向に配索するようにすれば、配線を視認可能な位置に視認用貫通孔を設けることができる。
(5)上記実施形態では、コネクタ挿通孔27と視認用貫通孔28,128,228を別個に設ける構成を示したが、コネクタ挿通孔と視認用貫通孔を連結させた構成も本発明の技術的範囲に含まれる。ただし、製造の容易さや強度的には、両者を別個に設けることが好ましい。
(6)実施形態2で設けた目印29は、二等辺三角形に限らず、任意の形状とすることができる。また、視認用貫通孔28の両側に設けなくても、片側に設ける構成としてもよい。
10TV:テレビ受信装置、10:液晶表示装置(表示装置)、11:液晶パネル(表示パネル)、20:バックライト装置(照明装置)、25:LED(光源)、26:LED基板(光源基板)、26A:実装面、26B:反対面、27:コネクタ挿通孔、28,128,228:視認用貫通孔、29:目印、30:基板側コネクタ、47:コネクタ嵌合部(被給電部)、50:給電側コネクタ(給電部材)、W:電線(配線、給電部材)

Claims (10)

  1. 光源を実装面に実装した光源基板と、
    前記光源基板のうち前記実装面と反対側の反対面に配された被給電部と、
    前記被給電部と導通接続されるとともに前記光源基板に沿って延びる給電部材と、
    を備える照明装置であって、
    前記光源基板のうち前記給電部材に対応する領域内に、前記実装面側から前記給電部材を視認するための視認用貫通孔が設けられている照明装置。
  2. 前記被給電部は基板側コネクタのコネクタ嵌合部であり、
    前記給電部材は、前記コネクタ嵌合部に嵌合された給電側コネクタと、当該給電側コネクタから延出された配線であり、
    前記視認用貫通孔は、前記光源基板のうち、前記基板側コネクタと嵌合された状態の前記給電側コネクタおよび前記配線の少なくとも一方に対応する領域内に設けられている請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記基板側コネクタは、前記光源基板に設けられたコネクタ挿通孔に挿通されて前記実装面に形成された配線パターンに接続されている請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記視認用貫通孔は前記コネクタ挿通孔と分離されている請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記給電側コネクタは、前記光源基板に沿う方向から前記コネクタ嵌合部に嵌合されているとともに、前記配線は、前記光源基板に沿う方向に配索されており、
    前記視認用貫通孔は、前記給電側コネクタと前記配線との境界部を含む領域に設けられている請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記光源基板の前記実装面に、前記給電側コネクタが前記コネクタ嵌合部に嵌合された状態における前記境界部の位置を示す目印が設けられている請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記視認用貫通孔は、前記基板側コネクタに対する前記給電側コネクタの嵌合方向を指し示す矢印状とされている請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記視認用貫通孔は前記光源基板の正規の向きを指し示す矢印状とされている請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の照明装置と、表示パネルと、を備える表示装置。
  10. 請求項9に記載の表示装置を備えるテレビ受信装置。
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