JP2020047351A - Camマクロ回路および半導体集積回路 - Google Patents

Camマクロ回路および半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 CAM回路におけるプリチャージ回路もしくはその周辺に生じる故障を容易に検出できるようにする。【解決手段】 実施形態のCAMマクロ回路は、CAM(Content Addressable Memory)において有効ビットがオフ状態のワードに対するマッチラインのプリチャージを行わず、有効ビットがオン状態のワードに対するマッチラインのプリチャージを行う第1の回路と、有効ビットがオフ状態のワードに対するマッチラインのセンスアンプを、特定信号に応じて動作させる第2の回路とを具備する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、CAMマクロ回路および半導体集積回路に関する。
一般に、TCAM(Ternary Content Addressable Memory)やBCAM(Binary Content Addressable Memory)などのCAMのマクロ回路では、複数ワードを入力データと比較するに際し、省電力化のために、比較対象外のワードに対するマッチラインをプリチャージしないようにしており、また、当該マッチラインのセンスアンプを動作させないようにしている。
例えば工場出荷前のCAM回路において、いずれかのマッチラインのプリチャージ回路もしくはその周辺に故障が発生している場合、対応するワードが比較動作の対象外であっても当該マッチラインがプリチャージされてしまう現象が起こり得る。そのとき当該マッチラインのセンスアンプは動作していないため、そのセンスアンプの出力側には上記現象が現れず、故障を検出することはできない。
特開2009−26350号公報
CAM回路におけるプリチャージ回路もしくはその周辺に生じる故障を容易に検出できるようにする。
実施形態のCAMマクロ回路は、CAM(Content Addressable Memory)において有効ビットがオフ状態のワードに対するマッチラインのプリチャージを行わず、有効ビットがオン状態のワードに対するマッチラインのプリチャージを行う第1の回路と、有効ビットがオフ状態のワードに対するマッチラインのセンスアンプを、特定信号に応じて動作させる第2の回路とを具備する。
一実施形態に係る半導体集積回路に搭載されるTCAM(Ternary Content Addressable Memory)マクロ回路の概略構成の一例を示す図。 比較対象のワードの比較結果が全てマッチとなる場合にマッチラインMLに現れる現象を説明するための図。 比較対象のワードの比較結果がミスマッチを含んでいる場合にマッチラインMLに現れる現象を説明するための図。 1ワードに対応するマッチラインMLに接続されるプリチャージ回路のテストを可能にする回路構成の一例を示す図。 BIST(Built-In Self-Test)回路およびTCAMマクロ回路の構成の一例を示す図。 BIST回路によるテストの動作の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
(基本構成)
図1は、一実施形態に係る半導体集積回路に搭載されるTCAM(Ternary Content Addressable Memory)マクロ回路の概略構成の一例を示す図である。
なお、本実施形態では、CAMの一例としてTCAMを採用する場合を例示するが、TCAMに限らず、代わりにBCAM(Binary Content Addressable Memory)を採用しても構わない。また、本実施形態で用いるTCAMには、構造の異なる2つのタイプがあり、対称型(Symmetric)と呼ばれるものと、非対称型(Asymmetric)と呼ばれるものがあるが、どちらを採用してもよい。いずれの場合も、後述する機能や処理、動作等を実現することができる。
図1に示されるTCAMマクロ回路30は、TCAMセルアレイ10を備える。また、TCAMマクロ回路30は、TCAMセルアレイ10の周囲に、アドレスデコーダ1、データI/O部2、有効ビット(Valid bit)レジスタ群5、周辺回路群6、優先アドレスエンコーダ7などを備える。
TCAMセルアレイ10は、複数のTCAMセル11を有する。これらのセル11は、それぞれSRAM(Static Random Access Memory)のビットセルをもとに実現されるとともにデータ比較用の回路を持ち、ワード毎に、ワードラインWLに接続されるとともに、比較回路を介してマッチラインMLにも接続される。各マッチラインMLは、有効ビットレジスタ群5を介して周辺回路群6にまで延在している。
アドレスデコーダ1は、アドレスをデコードしてワードラインWLの選択を行うものであり、CAMで一般に行われる比較動作においては比較対象のワードに対応するワードラインWLを選択する。
データI/O部2は、個々のセル11に対して読み書きされるべきデータの入出力処理を行う。
有効ビットレジスタ群5は、ワード毎に(ワードラインWL毎にもしくはマッチラインML毎に)、当該ワードが比較処理の対象か否かを示す有効ビットの値を保持すると共にその有効ビットの値を周辺回路群6へ供給する。例えば、当該ワードが比較処理の対象であるときには、有効ビットの値を「1」(オン状態)とし、当該ワードが比較処理の対象でないときには、有効ビットの値を「0」(オフ状態)とする。
周辺回路群6は、ワード毎に、有効ビットの値に応じて比較対象のワードと比較データ(コンパランド)との比較を行い、その比較結果を対応するマッチラインMLを通じて出力する。この比較動作時においては、基本的に全てのセル11に対して比較処理が行われる。但し、有効ビットの値が「0」のワードに対する比較処理は行われない。比較結果は、単一のマッチ(ヒット)に限らず、前後する複数ワードの比較結果から複数のヒットが得られる場合もある。各ワードの比較結果は、マッチフラグの形で所定の記憶領域に記憶されてもよい。マッチの場合は、マッチフラグの値を「1」とし、ミスマッチの場合は、マッチフラグの値を「0」とする。
優先アドレスエンコーダ7は、複数のヒットがある場合、最も優先度の高いアドレス(例えば最大アドレスあるいは最小アドレス)をマッチアドレスとして出力する。単一のヒットの場合は当該アドレスをマッチアドレスとして出力する。
上述したマッチフラグおよびマッチアドレスの情報は、TCAMマクロ回路30の外側へ出力することができる。
(マッチとミスマッチ)
次に、図2および図3を参照して、比較対象のワードの比較結果が全てマッチとなる場合にマッチラインMLに現れる現象と、当該比較結果がミスマッチを含んでいる場合にマッチラインMLに現れる現象との違いについて説明する。
図2に示されるように、1ワードに対応するマッチラインMLには、1ワードのビット幅分のセル対が接続されている。個々のセル11は、それぞれ、マッチラインMLとグランドとの間に接続される。マッチラインMLは、比較動作前に、トランジスタTrを含むプリチャージ回路によって特定の電圧レベル(例えば、省電力の観点から、0〜VDDの間の中間電位)となるようにプリチャージされる。
この後、比較動作において、全ビットのデータが比較データとのマッチを示す場合、全てのセル11のマッチラインMLへの出力は例えばHigh-Zであり、マッチラインMLにおける特定の電圧レベルは保持されたままである。
一方、図3に示されるように、比較動作において、いずれかのビットのデータがミスマッチを示す場合、該当するセル11を構成するトランジスタを通じてマッチラインML上の電荷がグランドに抜けることから、マッチラインMLの電圧レベルはグランドレベルにまで下がる。
(プリチャージ回路のテストを可能にする構成)
図4は、1ワードに対応するマッチラインMLに接続されるプリチャージ回路のテストを可能にする回路構成の一例を示す図である。
図4に示されるように、マッチラインMLの出力側には、当該マッチラインMLの電圧レベルを増幅して出力するセンスアンプ20が設けられている。これにより、例えばマッチラインMLが中間電位にある場合に、論理値1を満たすレベルの電圧を出力することを可能にしている。また、マッチラインMLの出力側には、前述したトランジスタTrが、電源VDDとマッチラインMLとの間に設けられている。
更にその周辺には、論理回路を構成するAND回路21、AND回路22、およびOR回路23が設けられている。プリチャージ回路は、少なくともAND回路21およびトランジスタTrを用いて構成される。
AND回路21は、前述した有効ビットレジスタ群5のうちの当該ワードに対応する有効ビットレジスタから送られてくる有効ビットの値(「1」又は「0」)を入力するとともに、プリチャージを実行するか否かを示すプリチャージ信号の値(「1」又は「0」)を入力し、双方の論理積の値(「1」又は「0」)をトランジスタTrのゲートに与える。
AND回路22は、センスアンプ20をイネーブルにするか否かを示すセンスアンプイネーブル(SAE)信号の値(「1」又は「0」)を入力するとともに、OR回路23の出力信号の値(「1」又は「0」)を入力し、双方の論理積の値(「1」又は「0」)をセンスアンプ20に与える。
OR回路23は、上記有効ビットの値(「1」又は「0」)を入力するとともに、テストを実行するか否かを示すテストモード信号の値(「1」又は「0」)を入力し、双方の論理和の値(「1」又は「0」)をAND回路22の一方の入力部へ供給する。
(通常動作モード)
テストを実施しない通常動作モードにおいては、テストモード信号の値は「0」となる。
この状態において、比較処理を行う際には、有効ビットの値は「1」となる。マッチラインMLをプリチャージするために、プリチャージ信号の値が「1」になると、AND回路21の出力信号の値は「1」となってトランジスタTrのゲートに与えられるため、トランジスタTrが導通状態になり、マッチラインMLがプリチャージされる。また、OR回路23の出力信号が「1」となり、AND回路22の出力信号の値が「1」となってセンスアンプ20に与えられるため、センスアンプ20が動作状態になる。
これにより、比較処理の結果は、マッチラインMLの電圧レベルに反映され、動作状態にあるセンスアンプ20を通じて論理値(「1」又は「0」)として得られる。比較対象のワードの比較結果が全てマッチとなる場合は、センスアンプ20の出力の論理値は「1」となり、当該比較結果がミスマッチを含んでいる場合は、センスアンプ20の出力の論理値は「0」となる。
一方、比較処理を行わないときは、有効ビットの値は「0」となる。マッチラインMLのプリチャージは行わないため、プリチャージ信号の値は「0」であり、AND回路21の出力信号の値は「0」である。トランジスタTrは非導通状態であり、マッチラインMLはプリチャージされない。また、OR回路23の出力信号が「0」であり、AND回路22の出力信号の値は「0」であり、センスアンプ20は動作しない。このときにセンスアンプ20を動作させないのは、省電力化のためである。
(プリチャージ回路の故障)
上記のように比較処理を行わないときに、もしマッチラインMLがプリチャージされていれば、プリチャージ回路もしくはその周辺に故障が発生していると考えられる。このときセンスアンプ20は動作していないため、故障によってプリチャージされた現象は、センスアンプ20の出力から検知することはできない。
なお、故障の発生箇所としては、例えばトランジスタTr、AND回路21、有効ビットの供給側の回路(図示せず)、プリチャージ信号の供給側の回路(図示せず)などが挙げられる。故障の種類としては、例えばトランジスタTrがオフにならない故障、AND回路21の出力値が「0」にならない故障、有効ビットの供給側の回路の出力値が「0」にならない故障、プリチャージ信号の供給側の回路の出力値が「0」にならない故障などが挙げられる。
(テストモード)
テストを実施するテストモードにおいては、テストモード信号の値は「1」となる。
あるワードに対応するプリチャージ回路のテストを実施する場合、予め、当該ワードの個々のセルには、比較動作において比較データとの比較結果が全てマッチするような値が書き込まれる。
比較処理は、テストモード信号の値を「1」とするほか、SAE信号の値を「1」、有効ビットの値を「0」、プリチャージ信号の値を「0」にした状態で行われる。
この状態では、テストモード信号の値が「1」であるため、OR回路23の出力値は「1」であり、SAE信号の値も「1」であり、AND回路22の出力値は「1」であるため、センスアンプ20は動作状態にある。
またこの状態では、プリチャージ回路もしくはその周辺に故障が生じていなければ、マッチラインMLはプリチャージされないため、比較対象のワードの比較結果が全てマッチになっても、センスアンプ20を通じて得られる論理値は「1」とはならず、「0」となる。この論理値「0」が得られた場合には、故障が無いとみなすことができる。
一方、プリチャージ回路もしくはその周辺に故障が生じていると、マッチラインMLがプリチャージされ、比較対象のワードの比較結果が全てマッチになった際に、センスアンプ20を通じて論理値「1」が得られる。この論理値「1」が得られた場合には、故障が発生しているとみなすことができる。
このようにTCAMマクロ回路30内に前述したOR回路23を設置したことにより、テストモードにおいて、有効ビットの値が「0」であるワードに対するマッチラインMLのセンスアンプを動作させることが可能となり、当該センスアンプの出力からプリチャージ回路もしくはその周辺に生じた故障を検出することが可能となる。
(BIST回路およびTCAMマクロ回路を含む構成)
図5は、本実施形態の半導体集積回路に搭載されるBIST(Built-In Self-Test)回路およびTCAMマクロ回路の構成の一例を示す図である。
図5に示されるように、本実施形態の半導体集積回路には、TCAMマクロ回路30のほかに、このTCAMマクロ回路30をテストするBIST回路40が搭載される。TCAMマクロ回路30とテストするBIST回路40とは、動作クロックに同期して動作する。
BIST回路40には、出力解析回路41および不良アドレスカウンタ42が設けられる。但し、不良アドレスカウンタ42は必ずしも必要とされるものではなく、設けない形態としてもよい。
TCAMマクロ回路30は、通常動作モードのときは、選択器S1を通じて、通常の動作に必要なアドレス、入力データ、比較データ、有効ビットなどの情報を受信する。
BIST回路40は、テストを実施する場合、TCAMマクロ回路30側のマッチライン毎に設けられるプリチャージ回路のうち、テスト対象のプリチャージ回路と接続されているマッチラインMLのセンスアンプ20を動作させる特定の信号(すなわち、論理値を「1」とするテストモード信号)をCAMマクロ回路30へ送信する。また、BIST回路40は、テストに際して、適宜、アドレス、入力データ、比較データ、有効ビットなどの情報をCAMマクロ回路30へ送信する。
TCAMマクロ回路30は、テストモードのときは、論理値を「1」とするテストモード信号をBIST回路40側から受信する。また、テストモードのときは、選択器S1の情報入力先がBIST回路40に切り替わり、TCAMマクロ回路30は、上記と同様な情報をBIST回路40から選択器S1を通じて受信できるようになる。TCAMマクロ回路30は、テストモードにおいて、各ワードの比較処理を行ってセンスアンプ20の出力から得られるマッチフラグおよびマッチアドレスをBIST回路40へ送信する。マッチフラグは、ワード毎の比較処理の結果(マッチの有無)を示す。マッチアドレスは、マッチを示したワードに対応するアドレスを示す。
出力解析回路41は、CAMマクロ回路30から送信されるマッチフラグおよびマッチアドレスの情報を受信し、当該受信により得られるテスト対象毎の情報に基づいて故障の有無を判定し、結果を出力する。その場合、出力解析回路41は、当該受信により得られるテスト対象毎の情報から、不良アドレスカウンタ42を用いて故障数(アドレス毎の不良数)もしくは故障率(アドレス毎の不良率)を求め、その数が閾値(不良アドレス上限値)を超えた場合に、CAMマクロ回路30が不良であると判定する機能を有するものとしてもよい。但し、この機能は必須の要素ではない。この機能を使用する場合、例えば、出力解析回路41は、値「1」を示すマッチフラグが現れる毎に、不良アドレスカウンタ42のカウント値をインクリメントし、そのカウント値が不良アドレス上限値を超えたときに、CAMマクロ回路30が不良であると判定するようにしてもよい。
(テスト動作)
次に、図6のフローチャートを参照して、BIST回路40によるテストの動作の一例を説明する。ここでは、不良アドレスカウンタ42を使用する場合の例を挙げる。
BIST回路40は、不良アドレスカウンタの値を初期化して0にし(ステップS1)、TCAM全面への値「D」(例えば、「0」)を書き込む(ステップS2)。その際、各アドレスの有効ビットの値を「0」にする。
そして、BIST回路40は、CAMマクロ回路30へ値「1」のテストモード信号を送ることでCAMマクロ回路30をテストモードに設定し(ステップS3)、アドレス毎の処理(ワード毎の処理)を開始する(ステップS4)。
BIST回路40は、テスト対象のワード(テスト対象のアドレス)の各セルに、「Dの逆値」(例えば「1」)を書き込み(ステップS5)、これらと同じ「Dの逆値」を示す比較データとの比較を行う(ステップS6)。
次に、BIST回路40の出力解析回路41は、当該アドレスでセンスアンプ20の出力がマッチを示すか否かを判定する(ステップS7)。マッチを示さなければ(ステップS7のNO)、当該アドレスでの不良は無いとみなし、ステップS10へと進む。一方、マッチを示していれば(ステップS7のYES)、当該アドレスでの不良があると判定する(ステップS8)その場合、出力解析回路41は、不良アドレスカウンタ42のカウント値をインクリメントする(ステップS9)。そして、出力解析回路41は、当該アドレスの各セルに対して値D(例えば「0」)での書き戻しを行う(ステップS10)。
ステップS5〜S10は、全てのアドレスについての処理が完了するまで繰り返される(ステップS11)。
全てのアドレスについての処理が完了すると、出力解析回路41は、不良が検出されたか否かをマッチフラグで確認し、その結果を出力する(ステップS12)。
また、出力解析回路41は、不良アドレスカウンタ42のカウント値があらかじめ定めた設定値よりも大きい値である場合に、TCAMマクロ回路30が不良であると判定し、その結果を出力する(ステップS13)。
なお、この動作例では、不良アドレスカウンタ42を使用する場合の動作を例示したが、これに限定されるものではなく、不良アドレスカウンタ42を使用せずにテストを行ってもよい。その場合、上述したステップS1、S9、S13の処理は省略される。
本実施形態によれば、プリチャージ回路やその周辺に故障があり、比較対象外のワードに対応するマッチラインがプリチャージされてしまう現象がある場合、テストにおいて、センスアンプの出力から故障を容易に検出することができる。
また、TCAMマクロ回路において増設する部品は、ワード毎に追加するOR回路およびこれを接続する配線のみのため、小規模な改良で済ませることができる。
以上詳述したように実施形態によれば、CAM回路におけるプリチャージ回路もしくはその周辺に生じる故障を容易に検出することが可能になる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…アドレスデコーダ、2…データI/O部、5…有効ビットレジスタ群、6…周辺回路群、7…優先アドレスエンコーダ、10…TCAMセルアレイ、11…TCAMセル、20…センスアンプ、21,22…AND回路、23…OR回路、30…TCAMマクロ回路、40…BIST回路、41…出力解析回路、42…不良アドレスカウンタ、S1…選択器、Tr…トランジスタ、ML…マッチライン、WL…ワードライン。

Claims (10)

  1. CAM(Content Addressable Memory)において有効ビットがオフ状態のワードに対するマッチラインのプリチャージを行わず、有効ビットがオン状態のワードに対するマッチラインのプリチャージを行う第1の回路と、
    有効ビットがオフ状態のワードに対するマッチラインのセンスアンプを、特定信号に応じて動作させる第2の回路と
    を具備する、CAMマクロ回路。
  2. 前記特定信号は、マッチライン毎に設けられるプリチャージ回路のうち、テスト対象のプリチャージ回路と接続されているマッチラインのセンスアンプを動作させる、請求項1に記載のCAMマクロ回路。
  3. 前記第2の回路は、前記有効ビットの値を入力すると共に、前記特定信号の値を入力し、対応するセンスアンプを操作する値を出力する論理回路を含む、請求項1又は2に記載のCAMマクロ回路。
  4. 前記論理回路は、2つの入力値の論理和を出力値とするOR回路を含む、請求項3に記載のCAMマクロ回路。
  5. テスト対象のプリチャージ回路と接続されているマッチラインは、比較動作前にディスチャージされる、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のCAMマクロ回路。
  6. 前記有効ビットがオフ状態であるときに、テスト対象のプリチャージ回路の故障によりマッチラインがプリチャージされると、当該マッチラインのセンスアンプから期待値と異なる値が出力される、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のCAMマクロ回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のCAMマクロ回路と、当該CAMマクロ回路をテストするBIST(Built-In Self-Test)回路とが搭載された、半導体集積回路。
  8. 前記BISTは、マッチライン毎に設けられるプリチャージ回路のうち、テスト対象のプリチャージ回路と接続されているマッチラインのセンスアンプを動作させる特定信号を前記CAMマクロ回路へ送信する、請求項7に記載の半導体集積回路。
  9. 前記BIST回路は、前記CAMマクロ回路から、テスト対象のプリチャージ回路と接続されているマッチラインのセンスアンプから出力された値に相当する情報を受信し、当該受信により得られるテスト対象毎の情報に基づいて故障の有無を判定する、請求項7又は8に記載の半導体集積回路。
  10. 前記BIST回路は、前記CAMマクロ回路から、テスト対象のプリチャージ回路と接続されているマッチラインのセンスアンプから出力された値に相当する情報を受信し、当該受信により得られるテスト対象毎の情報から、故障数もしくは故障率を求め、その数が閾値を超えた場合に、前記CAMマクロ回路が不良であると判定する、請求項7乃至9のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
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