JP2020047268A - 室内灯具自動配置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、室内で灯具を自動で配置する方法を提供する。【解決手段】本発明は、空間パラメータ、家具/家電パラメータ、空き空間パラメータを入力した後に、内蔵データベースの標準照明配置データと比較して専属する照明パラメータを生成し、そして、オンライン上又はシステムの灯具データベースと比較して推奨配置灯具リスト、配置位置及び配置数などの情報を生成する。また、本方法では、使用者の評価用に供するために、2D配置図及び3Dシミュレーション図を生成することもできる。【選択図】図1

Description

本発明は、室内灯具自動配置方法に関し、特に、各種の室内空間及び家具に関するパラメータを分析することで、照明設計を適切に行い、推奨配置灯具を提供する方法に関する。
照明は、現代人の生活にとって必要不可欠である。明るさがちょうど良く且つ光源位置配置が適切な照明設計は、各空間の使用効率を最適化することができ、室内設計の質感向上にも繋がる。よって、照明設計は、室内空間企画にとって必要不可欠である。今のところ、多くの大型商業施設、展示空間、公共の場などの建物は、専門の照明デザイナーが配属され、室内空間全体の設計に参加し、相応しい照明デザインを提供することで、空間全体の表現に、より良い効果を持たせることができる。
一般的に言えば、照明デザイナーが照明設計を行うときに、考慮すべき空間設定パラメータが多くあり、例えば、空間の大小、室内のレイアウト、空間の使用機能の設定、家具の設置位置、主な使用者の年齢、日射強度などに関するパラメータを含み、また、これらのパラメータには、複数のサブパラメータも含まれる。
空間設定パラメータの評価が完成した後に、市販の各種灯具のパラメータと比較することで、相応しい灯具のアイテム及び数を決定することができる。これらの灯具のパラメータは、灯具のメーカー名、照明形態(fixture type)、1メートルでの照度(lux at 1 meter)、照度(lux)、ルーメン(lumen)、ビーム角(beam angle)、色温度(color temperature)、日照光のカラー(color description)、演色評価数(color rendering index)、ランプのホルダーの傾斜又は投射角度の調整の可否(tilt feature)、調光及び表現(dimming)、灯具のカラー(fixture color)、灯具の埋込高(installation height)、灯具の埋込穴(installation diameter)などを含む。
照明デザイナーは、通常、空間設定パラメータの評価結果に基づいて適切な灯具のアイテム及び数を選ぶが、特殊な照明企画のニーズに応じて灯具の位置及び明るさの設定の調整を要する場合もある。例えば、画廊の場合、光を絵に集中させ、この空間の他の部分を暗くさせる必要があり、また、ベビールームの場合、比較的暗く且つソフトな照明が必要となり、このときに、室内空間に数がより多く又は明るさがより高い灯具を設けることができても、照明デザイナーは、依然として特殊な企画のニーズに応じて適切な灯具を配置しなければならない。
灯具配置企画が完成した後に、照明デザイナーは、企画の結果に対してコンピュータプログラムで2D及び3Dレンダリングシミュレーションを行うことで、灯具配置企画がこの空間の設定される使用のニーズに応えるかを検証することができ、また、応えない部分があれば、灯具のアイテム、位置又は数を再び調整することにより、設定される使用のニーズを満たすようにさせることもできる。しかし、このような2D、3Dレンダリングシミュレーション用のプログラムは、95%以上の忠実度(fidelity)に達することができ、且つ高い解像度(resolution)を有するが、技術的なハードルがかなり高いため、専門家が操作を行う必要があり、また、3Dレンダリングシミュレーションを完成するのに数時間以上も要する。例えば、近年良く用いられる3D Max、Rhinoなどのプログラムについて言えば、必須となる操作条件が以下の通りである
(1)このようなプログラムの忠実度(fidelity)が実際の状況にかなり近いので、ハードウェア規格への要求がとても高く、
(2)操作者が各種のパラメータを設定するのに時間がかかり、また、パラメータ設定のプロセスも複雑であり、1つのパラメータの設定が間違っていたら、誤ったシミュレーション結果を来す恐れがあり、
(3)操作者が照明設計及びIESなどの関連分野の専門的な知識を有することが要される。
このような技術は、一般の中小型の室内設計会社又は一般大衆にとって、灯具を取り付ける前に、実際に灯具を配置する効果についてシミュレーションすることができず、デザイナー又は一般大衆の経験に基づいて評価及び想像するしかない。よって、灯具配置不良が原因で空間全体の使い心地に影響を与え、或いは、灯具選択誤りが原因で一部又は全部の灯具を交換しなければならないというような結果をもたらしやすい。
本発明の目的は、室内で灯具を自動で配置する方法を提供することにある。
本発明の一実施例によれば、室内空間で灯具を配置する方法が提供され、本発明の灯具配置方法のステップは下記の通りであり、即ち、(a)第一パラメータセットを設定し、前記第一パラメータセットは、前記室内空間の空間設定及び機能に関するものであり;(b)第二パラメータセットを設定し、前記第二パラメータセット生成は、前記室内空間で設置される予定の家電及び/又は家具の特徴及び規格に基づいた関するものであり;(c)前記第一パラメータセット及び前記第二パラメータセットを分析し、前記室内空間中の、家電及び/又は家具が設置されない相対位置及び面積を計算し、第三パラメータセットを生成し;及び、(d)前記第一パラメータセット、前記第二パラメータセット、及び前記第三パラメータセットの相対関係を分析したことで、照明パラメータを生成する。照明パラメータは灯具配置位置、数量、および推奨配置灯具の照度、日射角度、日射特性を含む。本方法は、生成された照明パラメータに基づいて、オンライン上又はシステムのデータベース中の各種灯具の値、即ち、第四パラメータセットと比較することで、前記室内空間での推奨配置の灯具の種類、数又は位置のリストを生成することができるとともに、2D照明配置図又は3D照明シミュレーション図を生成することもできる。
本発明の好ましい実施例のフローチャートである。 本発明の好ましい実施例における家具無し寝室の平面図である。 本発明の好ましい実施例における家具有り寝室の平面図である。 本発明の好ましい実施例における灯具配置を示す図である。 本発明の好ましい実施例に係る3D立体シミュレーション図である。 本発明の好ましい実施例に係る3D立体シミュレーション図である。 本発明の好ましい実施例における標準照明配置データベースである。 本発明の好ましい実施例におけるシステム灯具データベースである。
本発明の上述及び他の技術の内容、特徴、機能及び効果は、添付した図面に基づく以下のような好ましい実施例における詳細な説明により明確になる。なお、以下の実施例に言及されている方向についての用語、例えば、上、下、左、右、前、後などは、添付した図面の方向に過ぎない。よって、使用されている方向の用語は、本発明を説明するためだけのものであり、本発明を限定するためのものではない。
本発明は、室内で灯具を自動で配置し得る方法に関し、灯具配置に関する複数種類のパラメータを計算及び分析することで、推奨配置の照明パラメータ範囲を取得し、そして、該照明パラメータ範囲と、本方法に内蔵される標準配置データの照明パラメータとの比較を行うことで、初期の推奨配置方式、即ち、「前記室内空間のどの位置でどの程度の明るさの照明を配置すべきか」、推奨配置の数を取得し、それから、オンライン上又は個別のデータベース中の各メーカーの各種灯具のパラメータと比較することで、推奨配置灯具のアイテム、個々の単価、及び総価を生成する。
本発明による方法の基本ステップは、以下の通りである。
(a)まず、第一パラメータセットを設定し、第一パラメータセットは、灯具配置を行おうとする室内空間の空間設定及び機能に関するものであり;
(b)続いて、該室内空間で設置される予定の家電及び/又は家具の特徴及び規格について第二パラメータセットを設定し;
(c)第一パラメータセット及び第二パラメータセットを分析し、該室内空間中の、家電及び/又は家具が設置されない相対位置及び面積を計算し、そして、第三パラメータセットを生成する。このときに、本方法では、第一パラメータセット、第二パラメータセット、及び第三パラメータセットの相対関係を自動で分析し、推奨配置の照明パラメータを生成することができる。照明パラメータの内容は、推奨配置の位置、数、及び推奨使用の明るさ、日射角度、日射特性などの項目を含む。
本方法は、生成された照明パラメータに基づいて、オンライン上又はシステムのデータベース中の各種灯具の値、即ち、第四パラメータセットと比較することで、前記室内空間での推奨配置の灯具の種類、数又は位置のリストを生成することができるとともに、2D照明配置図又は3D照明シミュレーション図を生成することもできる。
第一パラメータセットは、灯具配置を行おうとする室内空間の大小、形状、高さ、使用機能、柱梁又はドア・窓の位置、及び室内空間の特質に関する他のパラメータを含む。室内空間の大小、形状、高さ、柱梁及びドア・窓位置などのパラメータの入力は、必要な光の強度及び平均照明配置位置を計算するためであり、使用機能の設定は、照明全体の明るさ及び照明表現の仕方であり、例えば、居間及び寝室は、たとえ空間の大小が同じであっても良く、機能が異なるので、灯具配置の方式及び数も異なるはずである。
また、上述のパラメータの他に、第一パラメータセットは、さらに、使用者条件の設定、日照、明るさ、コントラストなどの項目を含んでも良い。使用者条件の設定とは、使用者の年齢、性別、職業、使用習慣などの項目を指し、日照は、該空間の元々の自然光の分布状況を表し、明るさ及びコントラストは、使用者が空間全体に対して期待する観感を表す。
第二パラメータセットは、室内設置の家具及び家電に関するものであり、家電及び/又は家具のサイズ、高さ、カラー、前記室内空間に対しての方位又は設置位置を含む。例えば、寝室に壁一面の木製ワードローブを設置し、ベッドが木製ワードローブに相対する他方側に位置する場合、照明配置にあたって、ワードローブ近傍の明るさを上げ、ベッドの位置の明るさを下げても良い。或いは、居間に3人掛けソファーを壁に付けて設置し、壁面の上方に絵を設置し、且つソファーに相対する他方側にテレビを設置する場合、照明設計にあたって、テレビ及びソファーのところの明るさを上げ、テレビとソファーとの間の明るさを下げることで、光のコントラストを高くしても良く、また、このようにコントラストを作り出すことで、空間全体に視覚上の更なるレイヤリングを持たせることもできる。
第一パラメータセット及び第二パラメータセットが設定された後に、完全な空間配置がほぼ確定されており、また、この空間中の、家具/家電(以下、「空き領域」という)が設置されない面積及び位置、即ち、前述の第三パラメータも同時に確定されている。本方法では、空き領域も分析及び参照用のオプションとする理由は、空き領域と空間全体との面積の比、及び、空き領域と、家具/家電が設置される相対位置及び面積との比較により、照明配置位置、光の強度、照明光角度、光のコントラストなどの内容を細かく調整する必要があるためである。使用者がこの段階で第一パラメータセットまた第二パラメータセットの任意の1つのパラメータの値を調整すれば、第三パラメータもそれ相応に修正される。
本方法では、内蔵されるデータベースも含まれ、異なる使用機能の空間設定に対して、対応する標準照明配置データを提供する。それは、家具及び家電が設置されない空間について、その個々の使用機能が異なることに基づいて、照明(光)を平均的に割り当てるデータを設定するので、ある空間に家具が設置されないときに、本方法では、該空間の機能に基づいて、使用される標準照明配置データを選択し、そして、実際の空間の大小に基づいて、該データを比例して調整して該空間に専属する参考基準値とすることができる。言い換えると、使用者が該空間の機能及び大小を入力した後に、本方法では、専属する参考基準値を自動で生成し、且つこの参考基準値の照明配置は、該空間に平均的に割り当てられる。
本方法での内蔵データベースは、異なる家具/家電に対して、対応する照明配置データを参考値として提供する。使用者が家具及び家電配置などのパラメータを入力した後に、本方法では、第一パラメータセット、第二パラメータセット、及び第三パラメータセットを自動で分析し、標準配置データと比較することで、特定の照明パラメータを得ることができ、それに含まれる情報は、「どの特定の位置でどの程度の明るさ、日射角度、日射特性、光照射角度、光照射特質の照明を配置すべきるか」、及び、その個々の推奨配置の数である。それと同時に、本方法では、使用者設定の第一パラメータセット及び第二パラメータセットのパラメータに基づいて、家具と照明配置2D平面図を生成し、そして、これに基づいて3Dシミュレーション照明効果図を、使用者の参考用に供するために生成することもできる。
また、シミュレーションの効率を向上させ、従来のオンライン3Dシミュレーションプログラムのように、シミュレーションを完成するのにかなり時間がかかる問題を改善するために、本方法では、シミュレーション効果図における解像度を下げるようにし、特に、家具、家電、壁・地面の造形又はカラーなどの、灯具配置に直接関連しない要素の解像度を下げるが、空間及び各家具/家電のサイズの比率、灯具が表現する表す効果、及び灯具配置に直接関連する他の要素の解像度などをそのままにする。例えば、居間の灯具配置をシミュレーションするときに、3Dシミュレーション図には、灯具の設置位置、光が直接照射される領域、光が直接照射されない領域、間接照明、陰影領域、色温度などが表われることで、灯具の配置効果の情報を示すことができ;室内の設置部分に関して、全体の配置の大小(サイズ)、方位及び光照射の効果を表すことができ、例えば、3Dシミュレーション図には、壁・フロアのカラー及び吊るし飾りの大小や位置が表われるが、壁・フロアの模様及び吊るし飾りの色沢が正確に示されず;又は、ソファーの位置やサイズ(大小)を示すことで、ソファーと空間との相対位置及び比率が表われるが、ソファーの材質が布又は革であることが示されない。このような設定により、3Dレンダリングシミュレーションに必要な時間を数時間から数秒に短縮することができ、且つ配置及び効果の正確性を維持することができるため、使用者に便利且つ有効である。
本方法では、拡張機能がさらに含まれ、照明パラメータが生成された後に、オンライン上に公開されている製品情報(ブランドなど)又は灯具関連データベースにある情報と、照明パラメータとを比較することで、第四パラメータセットを生成することができる。第四パラメータセットの範囲は、灯具形態、設置位置、数、規格、メーカー名、単価の範囲、総価、照明形態(fixture type)、照度(lux calculation)、ビーム角(beam angle)、ビーム角の範囲(bean angle range)、色温度(color temperature)、日照光のカラー(color description)、演色評価数(color rendering index)、ランプのホルダーの傾斜又は投射角度の調整の可否(tilt feature)、調光及び表現(dimming)、灯具のカラー(fixture color)、灯具の埋込高(installation height)、灯具の埋込穴(installation diameter)などの、灯具の規格又は特質に関するパラメータを含むが、これに限定されない。使用者は、第四パラメータセット中の情報のうち、受け入れられる灯具の規格、メーカー名、灯具、単価の範囲、又は総価の範囲を自由に選択し又は再び配置することができるが、灯具の位置、効果などの項目を修正しようとする場合、第一パラメータセット及び第二パラメータセットを変更することにより、その関連する設定を変えることができる。
本方法では、複数種類のパラメータの入力が提供され、使用者は、どのような情報を入れるかを自由に選択することができる。入力されるパラメータが詳しいほど、シミュレーションの効果が実際の状況に近い。本方法は、オンラインシステム(プラットフォーム)として用いられても良く、また、オフラインシステムとして個々のコンピュータにより使用されても良い。また、前述の目的を達成するために、本発明による好ましい実施例を後述する。
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施例の構造及び効果を詳しく説明する。
本発明に開示の室内空間での灯具配置方法1の設定フローは、図1に示す通りであり、寝室10の灯具を配置するためなら、6つのステップが含まれても良く、即ち、ステップ1:空間パラメータセットを設定し;ステップ2:家具/家電パラメータセットを設定し;ステップ3:空き空間パラメータセットを生成し;ステップ4:照明設定推奨パラメータを生成し;ステップ5:オンライン上/システムの灯具データベースと比較し、灯具パラメータセットを形成し;ステップ6:推奨灯具配置を生成する。
ステップ1では、まず、空間パラメータセットを確立設定し、図2に示すような寝室10の長さ、幅、高さ、形状などを含む空間パラメータセットであり、使用機能は、直接寝室を選択とする。本実施例では、ドア・窓の位置が灯具配置の考慮範囲に影響しないので示されず、柱梁106は、図2に示すように、寝室10の右上隅に位置する。使用者は、前述のパラメータの他に、より多くの空間設定パラメータ、例えば、使用者条件の設定、日照、明るさ、コントラストなどの項目を増やしても良い。空間パラメータセットの設定が完成した後に、本方法では、使用者入力の空間パラメータと、図6の内蔵データベース中の対応する標準照明配置データとを自動で比較し、寝室10の実際の大小(サイズ)に基づいて比例して、専属する参考基準値を調整により生成し、この参考基準値による照明配置は、寝室10の空間に平均的に割り当てられる。
ステップ2では、家具/家電の配置は、図3に示すようであり、家具/家電パラメータセットの設定は、2つのベッドサイドテーブル101、ダブルベッド102、デスク103、ダブルワードローブ104、及び4つの本棚及びキャビネット105の長さ、幅、高さ、並びに寝室10に対しての設置位置を含む。家具のカラーが本実施例では考慮の範囲に属しないから示される必要がない。家具/家電パラメータセットの設定が完成した後に、本方法では、図6に示すような内蔵データベースに対して自動で検索し、異なる家具/家電に提供されるその対応する照明配置データを参考値とする。
ステップ3では、空間パラメータセット及び家具/家電パラメータセットが設定された後に、寝室10の完全な空間配置がほぼ確定されており、それと同時に、寝室10に専属する空き空間パラメータも生成されており、空き空間パラメータの内容は、寝室10中の空き領域107の位置及び面積を含む。使用者がこの段階で空間パラメータセット又は家具/家電パラメータセットの任意の1つのパラメータの値を調整すれば、空き空間パラメータもそれ相応に変更される。
ステップ3が完成した後に、即ち、空き空間パラメータが生成された後に、本方法のステップ4では、空間パラメータセット、家具/家電パラメータセット、及び空き空間パラメータを自動で分析し、標準配置データと比較することで、図4に示すように、特定の照明パラメータを得ることができ、その中に示される情報は、各所に配置すべき光の明るさ、日射角度、日射特性及び配置位置である。配置結果によれば、空間パラメータ及び家具/家電パラメータに基づいて設定されるこの空間の色温度が2700Kであり、具体的には、次のように設定されても良く、即ち、(a)2つのベッドサイドテーブル101の上方にそれぞれビーム角度が24度の2つのベッドサイドテーブル灯201が設置され、類型はダウンライトであり、これにより、テーブル面の照度が約150ルクス(照度単位であり、以下、「lux」と略称する)になるようにさせ;(b)ダブルベッド102の尾部にビーム角度が24度の1つのダブルベッド照明ライトが設置され、類型は、ダウンライト202であり、これにより、ダブルベッドの照度が約150luxになるようにさせ;(c)デスク103にビーム角度が24度の2つのデスクライト203が設置され、類型はダウンライトであり、これにより、ダブルベッドの照度が約300luxになるようにさせ;(d)本棚及びキャビネット105の、ダブルベッド102に近い側にビーム角度が36度で且つ角度が調整可能な輔助用の2つの照明ライト204が設置され、類型はウォールウォッシャーであり、これにより、床面から約150cmの高さのところの壁面の照度が200luxに達するようにさせ;(e)4つの本棚及びキャビネット105の間にトータルでビーム角度が36度の8つの本棚及びキャビネット照明ライト灯205が設置され、類型はダウンライトであり、これにより、本棚及びキャビネットの、床面から160cmの高さまでの範囲の照度が300luxに達するようにさせ;(f)ダブルワードローブ104にビーム角度が24度の4つのワードローブライト206が設置され、類型はダウンライトであり、これにより、ワードローブライトの、床面から160cmの高さまでの範囲の照度が300luxに達するようにさせ;(g)空き領域107にビーム出光角度が36度の1つの補助灯具207が設置され、類型はダウンライトであり、これにより、該領域の床面の照度が約50luxに達するようにさせる。
それと同時に、本方法では、使用者設定の空間パラメータセット及び家具/家電パラメータセットに基づいて、図4に示すように、家具及び照明設計2D平面図を生成し、また、これに基づいて、図5A及び図5Bに示すように、3Dシミュレーション照明効果図も使用者の参考のために生成する。本実施例では、生成された図5Bの3Dシミュレーション図は、良く見られる一般的な3D図に比べて、解像度が低いが、正確率が依然として95%以上に達しており、且つシミュレーションに係る時間も数秒内に抑えられている。
本方法では、拡張機能がさらに含まれ、即ち、照明パラメータが生成された後に、オンライン上に公開される製品情報(ブランドなど)又は灯具関連データベースを参考にして、照明パラメータと比較することで、灯具パラメータセットを生成する。本実施例では、照明パラメータが生成された後に、本方法では、照明パラメータの内容と、図7に示すような内蔵されるシステムのデータベースとを自動で比較することで、専属する灯具パラメータセットを生成し、使用者は、自ら、生成されたリストから好みの灯具を選ぶことができ、それと同時に、使用者のニーズに応じて、単価、総価、及び関連情報などの表示を選択することもできる。また、使用者は、灯具の位置及び効果などの項目を修正しようとするときに、空間パラメータセット及び家具/家電パラメータセットを変更することで、その関連する設定を変えることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。
1 フローチャート図(方法)
10 寝室
101 ベッドサイドテーブル
102 ダブルベッド
103 デスク
104 ダブルワードローブ
105 本棚及びキャビネット
106 柱梁
107 空き領域
201 ベッドサイドテーブルライト
202 ダブルベッド照明ライト
203 デスクライト
204 輔助照明ライト
205 本棚及びキャビネット照明ライト
206 ワードローブライト
207 照明補充灯具

Claims (11)

  1. 室内空間で灯具を配置する方法であって、
    (a)第一パラメータセットを設定し、該第一パラメータセットは、前記室内空間の空間設定及び機能に関するものであり;
    (b)第二パラメータセットを設定し、該第二パラメータセットは、前記室内空間で設置される予定の家電及び/又は家具に関するものであり;
    (c)前記第一パラメータセット及び前記第二パラメータセットを参考にして、前記室内空間中の、家電及び/又は家具が配置されない相対位置及び面積を計算し、第三パラメータセットを生成し;及び
    (d)前記第一パラメータセット、前記第二パラメータセット、及び前記第三パラメータセットの相対関係を分析し、推奨配置灯具の種類、数又は位置に関する照明パラメータを生成するステップを含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記第一パラメータセットの範囲は、前記室内空間の大小、形状、高さ、使用機能、柱梁又はドア・窓の位置を含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記第一パラメータセットの範囲は、使用者条件の設定、日照、明るさ又はコントラストをさらに含む、方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、
    前記第二パラメータセットの範囲は、家電及び/又は家具のサイズ、高さ、前記室内空間に対しての方位又は設置位置を含む、方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、
    前記第一パラメータセット及び前記第二パラメータセットの値が調整されるときに、前記第三パラメータセットも対応して調整される、方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、
    前記照明パラメータセットの範囲は、設置位置、照明形態、照度、ビーム角、色温度、日照光のカラー、演色評価数、ランプのホルダーの傾斜又は投射角度の調整の可否、調光及び表現、推奨埋込高などの情報を含む、方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、
    生成される照明配置結果の内容は、推奨配置灯具の平面図、推奨配置灯具の3D立体図、推奨配置灯具の照明効果シミュレーション図、推奨配置灯具の数、種類、或いは推奨配置灯具のブランド又は価格を含む、方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、
    灯具データベースをさらに有し、
    前記灯具データベースの情報は、灯具のメーカー名、照明形態、1メートルでの照度、ビーム角、ルーメン、色温度、日照光のカラー、演色評価数、ランプのホルダーの傾斜又は投射角度の調整の可否、調光及び表現、灯具埋込高、或いは灯具埋込穴を含む、方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、
    内蔵データベースをさらに有し、
    前記内蔵データベースは、前記第一パラメータセット及び前記第二パラメータセットの異なる設定について、対応する標準照明配置データを提供する、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、
    前記第一パラメータセット、前記第二パラメータセット、及び前記第三パラメータセットの設定が完成した後に、前記標準照明配置データと比較して前記照明パラメータを取得する、方法。
  11. 請求項1に記載の方法であって、
    インタネット上のオンラインプラットフォーム又はオフラインシステムとして用いられる、方法。
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