JP2020047003A - 決定装置、決定方法および決定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の雰囲気を有するコンテンツの生成を容易にする決定装置、決定方法及び決定プログラムを提供する。【解決手段】決定装置の一例である情報提供装置10は、生成対象となるコンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得する取得部と、取得部が取得した単語に基づいて、コンテンツに付与する色彩を決定する決定部とを有する。情報提供装置10は、生成対象となるコンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得し、受け付けた単語に基づいて、コンテンツに付与する色彩を決定し、利用者が所望する印象や雰囲気を有するコンテンツの作成を補助する。【選択図】図2

Description

本発明は決定装置、決定方法および決定プログラムに関する。
近年、通信ネットワークの普及に伴い、ネットワークを介して様々なコンテンツが利用者に提供されている。このようなコンテンツは、様々な利用者が興味を有するように、コンテンツに所定の雰囲気を付与するような色彩が付与される。しかしながら、このような雰囲気を考慮して色彩を付与するには、経験が必要となる。このような色彩の付与を補助するため、例えば、色彩と言語とを対応付けた色言語テーブルを用いて、入力された画像に含まれる色彩のイメージを言語化する技術が知られている。
特開2011−090573号公報
"PCCS COLOR SYSTEM-3",DICカラーデザイン株式会社、<インターネット>http://www.dic-color.com/knowledge/pccs.html(平成30年9月12日検索)
しかしながら、上述した技術では、コンテンツの生成を容易にしているとは言えない場合がある。
例えば、上述した技術では、画像に含まれる色彩のイメージを言語化しているに過ぎない。このため、所定の雰囲気を有するコンテンツを生成する際に、どのような色彩を付与すればいいかを示すことができない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、所定の雰囲気を有するコンテンツの生成を容易にすることを目的とする。
本願に係る決定装置は、生成対象となるコンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得する取得部と、前記取得部が取得した単語に基づいて、前記コンテンツに付与する色彩を決定する決定部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、所定の雰囲気を有するコンテンツの生成を容易にすることができる。
図1は、実施形態に係る情報提供装置が実行する決定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る色彩データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報提供装置が実行する決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る決定装置、決定方法および決定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決定装置、決定方法および決定プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施形態]
〔1.情報提供装置の概要について〕
まず、図1を用いて、決定装置の一例である情報提供装置が実行する処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報提供装置が実行する決定処理の一例を示す図である。なお、図1に示す例では、利用者により指定された単語に基づいて、利用者が作成しようとするコンテンツに付与される色彩を決定する処理の一例について記載した。
情報提供装置10は、以下に説明する決定処理を実行する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、情報提供装置10は、インターネット等の所定のネットワークN(例えば、図2参照)を介して、端末装置100と通信可能である。なお、情報提供装置10は、任意の数の端末装置100と通信可能であってよい。
端末装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイス、PC(Personal Computer)等、各種の情報処理装置により実現される。例えば、端末装置100は、各種の情報の表示を行う機能や、利用者から各種の情報の入力を受付ける機能を有する。例えば、端末装置100は、情報提供装置10にアクセスした場合、利用者から単語の指摘と画像の指定とを受付けるための受付コンテンツC10の配信を受付ける。このような場合、端末装置100は、受付コンテンツC10を画面上に表示し、利用者から単語や画像の指定を受付ける。そして、端末装置100は、受付けた単語や画像を情報提供装置10へと提供する。
〔1−1.コンテンツに付与される色彩について〕
ここで、各利用者に対して提供されるコンテンツには、様々な色彩が付与されているが、このような色彩は、そのコンテンツが利用者に対して与える印象(すなわち、コンテンツが有する雰囲気)を醸成する要因となっている。例えば、クールなイメージを有するウェブサイトにおいては、青色等の寒色系の色彩が主に採用され、暖かなイメージを有するウェブサイトにおいては、オレンジ等の暖色系の色彩が主に使用される場合がある。また、インターネット等を介して提供されるコンテンツ(所謂ウェブコンテンツ)以外にも、例えば、スマートフォンやPCの操作画面には、様々な色彩が付与されたGUI(Graphical User Interface)のコンテンツが表示されており、このようなコンテンツにも、雰囲気に応じた様々な色彩が付与される。
このように、各コンテンツに付与される色彩は、そのコンテンツが醸成する雰囲気に大きな影響を与えると考えられる。しかしながら、コンテンツに対し、所望する雰囲気を醸成するような色彩を付与するのは、困難な場合がある。例えば、コンテンツが利用者に与える印象やコンテンツの雰囲気が決定しているが、そのような雰囲気を生むためにコンテンツに対してどのような色彩を付与すればいいかについては、大きな経験が必要となる。
〔1−2.決定処理について〕
ここで、情報提供装置10は、以下の決定処理を実行することで、利用者が所望する印象や雰囲気を有するコンテンツの作成を補助する。まず、情報提供装置10は、生成対象となるコンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得する。そして、情報提供装置10は、受け付けた単語に基づいて、コンテンツに付与する色彩を決定する。例えば、情報提供装置10は、単語と、単語と対応する画像とを取得し、画像に含まれる色彩と、画像に対応する単語とに基づいて、コンテンツに付与する色彩を決定する。例えば、情報提供装置10は、画像に含まれる色彩から、画像に対応する単語が示す雰囲気と対応する色彩を生成し、生成した色彩を前記コンテンツに付与する色彩とする。
以下、図1を用いて、情報提供装置10が実行する処理の流れの一例を説明する。例えば、端末装置100は、コンテンツの雰囲気を示す単語と、単語と対応する画像との組を色彩情報として受付ける(ステップS1)。例えば、情報提供装置10は、コンテンツの雰囲気を示す単語と、単語に対応する画像との組を受付けるための受付コンテンツC10を表示する。
例えば、このような受付コンテンツC10は、複数の入力コンテンツIC11〜IC13を有し、各入力コンテンツIC11〜IC13を介して、単語と画像との組を受付ける。なお、以下の説明では、単語と画像との組を「カラム」と記載する場合がある。例えば、入力コンテンツIC13は、単語の入力を受付ける単語入力コンテンツIC131、画像の入力を受付ける画像入力コンテンツIC132、および入力コンテンツIC13と対応するカラムをどれくらい重要視するかを示す重みを受付けるスライドバーIC133を有する。
このような入力コンテンツIC13を介して、利用者は、コンテンツが有する雰囲気を示す単語と、単語に対応する画像との登録を行う。例えば、端末装置100は、利用者が単語入力コンテンツIC131を選択した場合、コンテンツが有する雰囲気を示す単語の候補を複数表示する。例えば、端末装置100は、PCCS(Practical Color Co-ordinate System)において色彩と彩度との組ごとに設定された単語を候補として表示する。
例えば、PCCSにおいては、PCCSトーンと呼ばれる彩度と明度との組が設定される。例えば、PCCSにおいては、彩度が同じ範囲であり明度がそれぞれ異なる範囲の組として、「ホワイト(W)」、「グレー(Gy)」、「ブラック(Bk)」といった第1の組が設定されている。また、PCCSにおいては、第1の組よりも彩度が高く、明度がそれぞれ異なる範囲の組として、「ペールトーン(p)」、「ライトグレイッシュトーン(lgt)」、「グレイッシュトーン(g)」、および「ダークグレイッシュトーン(dkg)」といった第2の組が設定されている。
また、PCCSにおいては、第2の組よりも彩度が高く、明度がそれぞれ異なる範囲の組として、「ライトトーン(lt)」、「ソフトトーン(sf)」、「ダルトーン(d)」および「ダークトーン(dk)」といった第3の組が設定されている。また、PCCSにおいては、第3の組よりも彩度が高く、明度がそれぞれ異なる範囲の組として、「ブライトトーン(b)」、「ストロングトーン(s)」および「ディープトーン(dp)」といった第4の組が設定されている。また、PCCSにおいては、彩度が最も高い「ビビッドトーン(v)」といった第5の組が設定されている。
そして、PCCSにおいては、各PCCSトーンに対して、それぞれ各PCCSトーンに含まれる色彩が醸成する雰囲気を示す単語が設定されている(例えば、非特許文献1参照)。例えば、「ホワイト(W)」には、「清潔な」、「冷たい」、「新鮮な」といった単語が設定されており、「ソフトトーン(sf)」には、「柔らかな」、「おだやかな」、「ぼんやりとした」といった単語が予め登録される。
端末装置100は、利用者が単語入力コンテンツIC131を選択した場合は、プルダウンリスト形式で、各PCCSトーンに対して対応付けられた複数の単語を選択肢として表示する。そして、端末装置100は、リストの中から利用者が選択した単語を、コンテンツが有する雰囲気を示す単語とする。
続いて、端末装置100は、画像入力コンテンツIC132を介して、利用者が入力した単語と対応する画像の入力を受付ける。より具体的には、端末装置100は、色彩が、単語入力コンテンツIC131において選択した単語が示す雰囲気と合致する画像の入力を受付ける。例えば、利用者は、単語入力コンテンツIC131において「明るい」という単語を選択している場合は、色彩が「明るい」という印象を抱いている画像#4を画像入力コンテンツIC132にドラッグアンドドロップする。
また、利用者は、入力コンテンツIC11、IC12においても同様に、単語と画像との組を入力する。例えば、利用者は、入力コンテンツIC11において「冷たい」という単語を選択するとともに、色彩が「冷たい」という印象を抱いている画像#1および画像#2を入力する。このように、受付けコンテンツC10は、単語と、色彩がその単語が示す雰囲気の複数の画像との組を受付けてもよい。また、例えば、利用者は、入力コンテンツIC12において「静かな」という単語を選択するとともに、色彩が「静かな」という印象を抱いている画像#3を入力する。
また、利用者は、スライドバーを操作して、入力コンテンツIC11〜IC13において入力されたカラムをどれくらい重要視するかを指定する。例えば、利用者は、入力コンテンツIC11におけるカラムをあまり重視せず、入力コンテンツIC12におけるカラムを中程度重視し、入力コンテンツIC13におけるカラムを重視するように、各入力コンテンツのスライドバーを操作する。
このような利用者の入力の結果、端末装置100は、複数のカラムと、そのカラムを重視する度合、すなわち、重み係数を取得する。このような場合、端末装置100は、各カラムの情報と重み係数とを色彩情報として情報提供装置10へと送信する(ステップS2)。この結果、情報提供装置10は、単語と、その後単語が示す雰囲気を有する色彩の画像との組を複数組取得するとともに、各単語が示す雰囲気に対応する重みづけを示す重み係数を取得する。
そして、情報提供装置10は、取得した単語に基づいて、コンテンツに付与する色彩を決定する。より具体的には、情報提供装置10は、受け付けた単語に基づいて、コンテンツに付与する複数の色彩を決定する。例えば、情報提供装置10は、コンテンツにおいてテキスト等に付与される色彩であり、デザインのメインとなる第1の色彩(以下、「メインカラー」と記載する。)、ボタン等に配置され全体の引き締め色となる第2の色彩(以下「アクセントカラー」と記載する)、およびコンテンツの枠や背景等に用いられる第3の色彩(以下、「ベースカラー」と記載する。)を決定する。
より具体的には、情報提供装置10は、カラムごとにメインカラー、アクセントカラーおよびベースカラーの各候補を決定する。そして、情報提供装置10は、各カラムのメインカラーの候補からメインカラーを決定し、各カラムのアクセントカラーの候補からアクセントカラーを決定し、各カラムのベースカラーの候補からベースカラーを決定する。例えば、情報提供装置10は、各カラムのメインカラーの候補を利用者から受付けた各カラムの重み係数で合成した色彩をメインカラーとして決定する。また、情報提供装置10は、アクセントカラーやベースカラーについても同様に、各カラムの候補を重み係数で合成することで決定する。
すなわち、情報提供装置10は、単語ごとにコンテンツに付与する色彩の候補を決定し、決定した複数の色彩の候補を前記重みづけを示す情報に基づいて合成した色彩をコンテンツに付与する色彩として決定する。例えば、情報提供装置10は、コンテンツに付与する色彩の候補であって、それぞれ利用目的が異なる複数の色彩の候補を単語ごとに決定し、利用目的ごとに複数の色彩の候補を重みづけを示す情報に基づいて合成した色彩をコンテンツに付与する色彩として決定する。
以下、情報提供装置10が各色彩を決定する処理について説明する。なお、以下の説明では、入力コンテンツIC11を介して入力を受付けたカラムを第1カラム、入力コンテンツIC12を介して入力を受付けたカラムを第2カラム、入力コンテンツIC13を介して入力を受付けたカラムを第3カラムと記載する。まず、情報提供装置10は、各カラムに含まれる1つ若しくは複数の画像から色彩群を抽出する(ステップS3)。例えば、情報提供装置10は、第1カラムの画像#1および画像#2から、画像#1および画像#2に含まれる複数の色彩を色彩群として抽出する。
より具体的な例を挙げると、情報提供装置10は、画像#1および画像#2からメディアンカット法を用いて、画像減色を行う。なお、情報提供装置10は、量子化法やk平均法等、任意の減色アルゴリズムを採用してよい。また、情報提供装置10は、画像#1や画像#2のそれぞれについて減色を行ってもよく、例えば、画像#1と画像#2に含まれる全ての色彩を特定するとともに、特定した各色彩が付与された画素数に基づいたメディアンカット法による減色を行ってもよい。そして、情報提供装置10は、色彩の数が所定の数(例えば、8色)となるまで減色を行い、減色後の色彩を第1カラムの色彩群#1として抽出する。また、情報提供装置10は、同様の処理により、第2カラムの色彩群#2および第3カラムの色彩群#3を抽出する。
続いて、情報提供装置10は、色彩群に含まれる色彩に基づいて、代表色と非代表色とを決定する(ステップS4)。例えば、情報提供装置10は、色相が異なる複数のクラスC1〜C7を設定し、色彩群#1に含まれる各色彩の色相が属するクラスを特定する。なお、図1のステップS4に示す例では、各色彩の色相が属するクラスを矢印で示した。そして、情報提供装置10は、例えば、図1のステップS4に示すように、クラスC2に最も多くの色彩が属する場合は、クラスC2と対応する色相を代表色の色相とする。例えば、情報提供装置10は、色相、彩度、明度のそれぞれについて、クラスC2と対応する色彩の平均値(すなわち、HSV値の平均値)を算出し、算出した値により構成される色彩を代表色とする。
なお、図1に示す例では、情報提供装置10は、色相が異なる複数のクラスC1〜C7を設定し、最も多くの色彩が属するクラスの色相を代表色の色相としたが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、画像における色彩がRGB(Red Green Blue)形式で保持されている場合、情報提供装置10は、色彩群に含まれる各色彩を円錐型HSV(Hue Saturation Value)値に変換する。続いて、情報提供装置10は、HSV色空間における色相環を複数の領域(例えば、12個)に分割し、分割した各領域のうち、色彩群に含まれる各色彩の色相が属する領域を特定する。この際、色彩群に含まれる各色彩のうち彩度が所定の範囲外となる色彩については、処理対象から除外してもよい続いて、情報提供装置10は、最も多くの色彩の色相が属する領域を特定し、特定した領域と対応する色彩のHSV値の平均値を代表色のHSV値として算出する。
続いて、情報提供装置10は、代表色の明度と彩度とを単語に応じた調整したメインカラーを生成する(ステップS5)。すなわち、情報提供装置10は、複数の色相のうち、画像に含まれる色彩のうち最も多くの色彩と類似する色相をコンテンツに付与する第1の色彩の色相として決定し、画像に対応する単語に基づいて、コンテンツに付与する色彩の彩度若しくは明度の少なくともいずれか一方を決定する。
例えば、情報提供装置10は、第1カラムの画像#1、画像#2から決定した代表色の色相を保持しつつ、明度と彩度とを、第1カラムの単語「冷たい」に応じて変更する。例えば、情報提供装置10は、単語「冷たい」と対応するPCCSトーン「ホワイト(W)」を特定し、特定したPCCSトーン「ホワイト(W)」と対応する明度と彩度とを特定する。そして、情報提供装置10は、代表色の明度と彩度とを特定した明度と彩度に変更した色彩を、第1カラムのメインカラー#1として決定する。このように、情報提供装置10は、取得された単語と対応する彩度もしくは彩度を有する色彩をコンテンツに付与する色彩として決定する。
また、情報提供装置10は、色彩群#1に含まれる色彩のうち一番使われていない色彩の明度と彩度とを調整したベースカラーを生成する(ステップS6)。例えば、情報提供装置10は、色彩群#1に含まれる色彩のうち、色相環上においてメインカラー#1と隣り合わない色彩であって、画像#1、画像#2において類似する色彩が最も使用されていない色彩を特定する。そして、情報提供装置10は、特定した色彩の彩度と明度とを所定の割合だけ上昇させた色彩をベースカラー#1とする。すなわち、情報提供装置10は、画像#1、画像#2に含まれる含まれる割合が最も少ない色彩であって、第1の色彩との類似度が所定の閾値よりも低い色彩の色相を、コンテンツに付与する第3の色彩の色相として決定する。なお、情報提供装置10は、カラム#1の単語「冷たい」と対応するPCCSトーンの明度と彩度とに基づいて、ベースカラー#1を決定してもよい。
また、情報提供装置10は、メインカラーと補色関係にある色彩をアクセントカラーとして決定する(ステップS7)。すなわち、情報提供装置10は、画像#1、画像#2に含まれる色彩のうち第1の色彩と色相が最も異なる色相の色彩、若しくは、第1の色彩の補色をコンテンツに付与する第2の色彩として決定する。例えば、情報提供装置10は、色彩群#1の中にメインカラー#1と色相が、色相環上において反対側に位置する色彩が含まれる場合は、かかる色彩をアクセントカラーとする。一方、情報提供装置10は、色彩群#1の中にアクセントカラー#1となる色彩が含まれていない場合は、メインカラー#1の補色を計算し、計算した補色をアクセントカラー#1とする。
そして、情報提供装置10は、重み係数に基づいて、各カラムの色彩を合成する(ステップS8)。例えば、情報提供装置10は、上述したステップS3〜ステップS7の処理をカラムごとに実行することで、第1カラムのメインカラー#1、ベースカラー#1、およびアクセントカラー#1、第2カラムのメインカラー#2、ベースカラー#2、およびアクセントカラー#2、および第3カラムのメインカラー#3、ベースカラー#3、およびアクセントカラー#3を生成する。
続いて、情報提供装置10は、第1カラムの重み係数である係数#1、第2カラムの重み係数である係数#2、および第3カラムの重み係数である係数#3を特定する。例えば、情報提供装置10は、各スライドバーの左端を0、右端を1とした場合に、各スライドバーの位置に応じた0以上1以下の値を係数#1〜係数#3として特定する。そして、情報提供装置10は、メインカラー#1のRGB値に係数#1を積算した値と、メインカラー#2のRGB値に係数#2を積算した値と、メインカラー#3のRGB値に係数#3を積算した値との和を、係数#1と係数#2と係数#3との和で除算した値を、最終的なメインカラーのRGB値として算出する。
なお、情報提供装置10は、各メインカラー#1〜#3のHSV値を用いて、最終的なメインカラーのHSV値を算出してもよい。また、情報提供装置10は、同様の処理を実行することで、各ベースカラー#1〜#3から最終的なベースカラーを決定し、各アクセントカラー#1〜#3から最終的なアクセントカラーを決定する。
そして、情報提供装置10は、最終的なメインカラー、最終的なベースから、および最終的なアクセントカラーを含むカラーパレットを、コンテンツに対して付与する色彩として利用者に提供する(ステップS9)。例えば、情報提供装置10は、メインカラー、ベースカラー、およびアクセントカラーを付した領域を有する所定のコンテンツCPを生成し、生成したコンテンツを端末装置100に配信する。この結果、情報提供装置10は、カラーパレットを表示することができる(ステップS10)。
〔1−3.色彩を決定する際の条件について〕
上述した例では、情報提供装置10は、メインカラーを決定し、メインカラーとの関係性を考慮してベースカラーおよびアクセントカラーを決定した。ここで、情報提供装置10は、メインカラーとの関係性として任意の関係性を満たすように、ベースカラーおよびアクセントカラーを決定して良い。
例えば、情報提供装置10は、メインカラー、ベースカラー、およびアクセントカラーが所謂カラーユニバーサルデザインとなるように、各色彩を決定してもよい。すなわち、情報提供装置10は、メインカラー、ベースカラーおよびアクセントカラーが、色の見え方が一般的な利用者と異なる利用者に配慮したものとなるように、各色彩を決定してもよい。
例えば、情報提供装置10は、上述した処理と同様の処理によりメインカラーを決定する。続いて、情報提供装置10は、メインカラーと隣接しない色彩であって、カラーユニバーサルデザインにおいてメインカラーと同じ色彩であると認識される恐れが高い色彩以外の色彩をベースカラーとして選択する。
また、情報提供装置10は、メインカラーの補色を特定し、特定した補色がメインカラー若しくはベースカラーと同じ色彩であると認識される恐れが高いか否かを判定する。そして、情報提供装置10は、メインカラー若しくはベースカラーと同じ色彩であると認識される恐れが低い場合は、その補色をアクセントカラーとして選択する。一方、情報提供装置10は、特定した補色がメインカラー若しくはベースカラーと同じ色彩であると認識される恐れが高い場合は、補色の色相を色相環上でベースカラーとは反対の方向等に徐々に変更しながら、メインカラー若しくはベースカラーと同じ色彩であると認識される恐れが高いか否かを判定し、同じ色彩であると認識される恐れが低いと判定した色彩をアクセントカラーとして採用してもよい。
また、情報提供装置10は、メインカラー、ベースカラーおよびアクセントカラーが、カラーユニバーサルデザインを考慮した所定の配色セットに含まれる色彩と類似するようにしてもよい。すなわち、情報提供装置10は、カラーユニバーサルデザインに応じた所定の条件を満たすように、メインカラー、ベースカラーおよびアクセントカラーを決定すればよい。
また、情報提供装置10は、ベースカラーにメインカラーのテキストを重畳した際における視認性に応じた条件に基づいて、ベースカラーやメインカラーを決定して良い。例えば、情報提供装置10は、ベースカラーの背景上にメインカラーのテキストを重畳した状態での視認性を判定し、視認性が所定の閾値を下回る場合は、ベースカラーやメインカラーの彩度や明度を調整してもよい。
〔1−4.リアルタイムの処理について〕
また、情報提供装置10は、各カラムのメインカラー、ベースカラーおよびアクセントカラー(以下、「カラーパレット」と記載する。)を決定し、決定した各カラムのカラーパレットから最終的なカラーパレットを生成した。ここで、情報提供装置10は、このような処理をリアルタイムに実行し、利用者に対して提供してもよい。
例えば、端末装置100は、受付けコンテンツC10と共に、コンテンツCPを表示する。このような状態で、端末装置100は、単語の変更、画像の変更、若しくはスライドバーの操作を受付ける度に、変更後の単語、画像およびスライドバーの情報を情報提供装置10に送信する。このような場合、情報提供装置10は、変更後の単語、画像およびスライドバーの状況から、最終的なカラーパレットを再度決定し、決定したカラーパレットを端末装置100に表示させてもよい。このような処理により、情報提供装置10は、利用者の操作に応じてリアルタイムに色彩の提案を行うことができるので、ユーザビリティの向上を図ることができる。
〔1−5.カラムについて〕
上述した例では、情報提供装置10は、3つのカラムについて、単語と単語に対応する画像とを取得した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報提供装置10は、1つのカラムについて単語と画像とを取得した場合、取得した単語と画像とから決定したカラーパレットを最終的なカラーパレットとしてもよい。また、情報提供装置10は、4つ以上のカラムについて単語と単語に対応する画像とを取得し、カラムごとにカラーパレットを決定し、決定したカラーパレットを合成することで最終的なカラーパレットを生成してもよい。
〔1−6.言語と色彩との対応について〕
上述した例では、情報提供装置10は、画像から抽出された色彩と同じ色相を有し、利用者が選択した単語と対応するPCCSトーンの明度と彩度とを採用することで、単語と対応する色彩を決定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。
例えば、「赤い」、「青い」、「黄色い」といった単語は、色相と対応付けることができる。また、赤系の色相は、「暖かい」といった単語に対応し、青系の色相は、「冷たい」といった単語に対応付けることができる。また、青系の色相は、「クール」といった印象を及ぼす場合があり、黄色系の色相は、「ハッピー」といった印象を及ぼす場合があり、紫系の色彩は、「リッチ」といった印象を及ぼす場合がある。
そこで、情報提供装置10は、利用者が入力した単語に基づいて、コンテンツに対して付与される色彩の色相を決定してもよい。このような色相の決定は、例えば、ルールベースで実現されてもよく、各種モデルを用いたものであってもよい。
例えば、情報提供装置10は、SVM(Support Vector Machine)やDNN(Deep Neural Network)、CNN(Convolutional Neural Network)、RNN(Recurrent Neural Network)、LSTM(Long short-term memory)等といったモデルに対し、単語と、単語に対応する色相との関係性を学習させる。例えば、情報提供装置10は、クラウドソージングやネットワーク上に投稿された各種の情報に基づいて、色相と、その色相に対して多くの利用者が有する雰囲気を示す単語を取得する。そして、情報提供装置10は、取得した単語と色相との組を正解データとしてモデルに学習させる。
また、情報提供装置10は、利用者からコンテンツの雰囲気を示す単語とともに、画像に代えて、色相の雰囲気を示す単語を受付ける。このような場合、情報提供装置10は、色相の雰囲気を示す単語をモデルに入力し、モデルが出力した色相をコンテンツに対して付与する色彩の色相とする。そして、情報提供装置10は、雰囲気を示す単語に基づいて、コンテンツに対して付与する色彩の彩度や明度を決定してもよい。また、情報提供装置10は、画像に含まれる色彩のうち、色相がその画像と対応する単語と対応する色彩を抽出し、抽出した色彩から、メインカラーの色彩を決定してもよい。
なお、ある色彩に対してどのような印象を有するかについては、利用者が使用する言語によって異なると考えられる。そこで、情報提供装置10は、言語ごとに、異なる色彩をコンテンツに付与する色彩として決定してもよい。例えば、情報提供装置10は、各PCCSトーンに対して、言語ごとに異なる単語を対応付けてもよい。より具体的な例を挙げると、情報提供装置10は、「地味な」という単語を「グレイッシュトーン(g)」に対応付ける一方で、「地味な」に対応する英語の単語「plain」を、「グレイッシュトーン(g)」ではなく、例えば、「グレー(Gy)」若しくは「ダークグレイッシュトーン(dkg)」に対応付けてもよい。
すなわち、情報提供装置10は、単語と明度および彩度との関係性を言語ごとに変化させることで、入力された言語に応じて出力する色彩をローカライズすることができる。なお、情報提供装置10は、単語と色相との関係性を言語ごとに変化させてもよい。
〔2.機能構成の一例について〕
以下、上記した決定処理を実現する情報提供装置10が有する機能構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。図2に示すように、情報提供装置10は、通信部20、記憶部30、および制御部40を有する。
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、任意の装置との間での情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現されてる。また、記憶部30は、色彩データベース31を記憶する。
色彩データベース31には、単語から色彩を決定する際に用いる情報が登録されている。例えば、色彩データベース31には、彩度と明度との組(例えば、PCCSトーン)と、その組に対応する単語とが対応付けて登録されている。例えば、図3は、実施形態に係る色彩データベースに登録される情報の一例を示す図である。図3に示すように、色彩データベースには、「トーン情報」、「対応単語」、「明度情報」、および「彩度情報」といった項目を有する情報が登録される。
ここで、「トーン情報」とは、彩度と明度との組であるトーンを示す情報であり、例えば、PCCSトーンの名称である。また、「対応単語」、とは、対応付けられた「トーン情報」が示すトーンと対応する単語、すなわち、対応付けられた「トーン」が示す彩度と明度とが採用された色彩に対する利用者の印象を示す単語である。また、「明度情報」とは、明度を示す情報である。また、「彩度情報」とは、彩度を示す情報である。
例えば、図3に示す例では、トーン情報「ホワイト」、対応単語「清楚な、冷たい、新鮮な」、明度情報「明度#1」、および彩度情報「彩度#1」が対応付けて登録されている。このような情報は、トーン情報「ホワイト」が示すトーンが、対応単語「清楚な、冷たい、新鮮な」と対応するトーンであり、明度情報「明度#1」が示す明度と彩度情報「彩度#1」が示す彩度とにより構成されるトーンである旨を示す。
なお、図3に示す対応単語以外にも、各トーンには、任意の対応単語が対応付けられていてよい。また、図3に示す例では、「明度#1」や「彩度#1」といった概念的な値を記載したが、実際には、明度や彩度を示す数値が登録されることとなる。
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、情報提供装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
図2に示すように、制御部40は、取得部41、抽出部42、決定部43、および提供部44を有する。
取得部41は、生成対象となるコンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得する。例えば、取得部41は、端末装置100を介して、利用者が入力した単語と画像との組を取得する。より具体的には、取得部41は、PCCSにおいて色彩と彩度との組ごとに設定された単語の中から、コンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得する。また、取得部41は、コンテンツに付与する雰囲気を示す複数の単語と、各雰囲気に対応する重みづけを示す情報とを取得する。すなわち、取得部41は、各カラムごとに、スライドバーを介して入力された重み係数を取得する。
抽出部42は、画像に含まれる色彩から色彩群を抽出する。例えば、抽出部42は、各カラムごとに、画像に含まれる色彩を特定し、メディアンカット法により、画像に含まれる色彩を所定の数まで減色する。そして、抽出部42は、所定の数まで減色した色彩を色彩群として決定部43に通知する。
決定部43は、受け付けた単語に基づいて、コンテンツに付与する色彩を決定する。より具体的には、決定部43は、画像に含まれる色彩と、画像に対応する単語とに基づいて、コンテンツに付与する複数の色彩を決定する。例えば、決定部43は、画像に含まれる色彩から、画像に対応する単語が示す雰囲気と対応する色彩を生成し、生成した色彩をコンテンツに付与する色彩とする。また、決定部43は、画像に含まれる色彩に基づいて、コンテンツに付与する色彩の色相を決定し、画像に対応する単語に基づいて、コンテンツに付与する色彩の彩度若しくは明度の少なくともいずれか一方を決定する。
例えば、決定部43は、画像から抽出部42が抽出した色彩群を受付ける。そして、決定部43は、受付けた色彩群に含まれる色彩のうち、最も多くの色彩と類似する色彩の色相をメインカラーの色相とする。例えば、決定部43は、色相環を複数の範囲に分割し、色彩群に含まれる各色彩が属する範囲をそれぞれ特定する。続いて、決定部43は、最も多くの色彩が属する色相の範囲を特定し、色彩群に含まれる色彩のうち特定した範囲に属する色彩を特定する。そして、決定部43は、特定した色彩の平均値を代表色として特定し、特定した代表色の色相をメインカラーの色相とする。すなわち、決定部43は、取得された単語と対応する彩度もしくは明度を有する色彩をコンテンツに付与する色彩として決定する。
続いて、決定部43は、色彩データベース31を参照し、画像と対応する単語と対応するトーンを特定する。そして、決定部43は、決定したトーンの彩度と明度とをメインカラーの彩度と明度とすることで、メインカラーを決定する。
また、決定部43は、画像に含まれる色彩のうちメインカラーと色相が最も異なる色相の色彩、若しくは、メインカラーの補色をコンテンツに付与するアクセントカラーとして決定する。例えば、決定部43は、画像から抽出された色彩群に含まれる色彩の中に、色相環上においてメインカラーと対向する所定の領域に含まれる色彩が存在するか否かを判定し、存在すると判定された場合は、その色彩をアクセントカラーとする。一方決定部43は、メインカラーと対向する所定の領域に含まれる色彩が色彩群に存在してない場合は、メインカラーの補色を算出し、算出した補色をアクセントカラーとする。
また、決定部43は、画像に含まれる色彩のうち、含まれる割合が最も少ない色彩であって、メインカラーとの類似度が所定の閾値よりも低い色彩の色相を、コンテンツに付与するベースカラーの色相として決定する。例えば、決定部43は、画像に含まれる各色彩のうち、色相がメインカラーの色相から所定の閾値以上離れており、かつ、使用される割合(例えば、ビット数)がより少ない色相の色彩を特定する。そして、決定部43は、特定した色彩の彩度と明度とを所定の彩度と明度とに設定した色彩をベースカラーとする。
なお、決定部43は、画像と対応する単語に応じた彩度と明度とに基づいて、ベースカラーを決定してもよい。また、決定部43は、各色彩を決定する際に、カラーユニバーサルデザインに対応した複数の色彩を決定してもよい。
また、決定部43は、各カラムごとに、メインカラー、ベースカラーおよびアクセントカラーを候補として決定する。そして、決定部43は、決定した複数の候補を重みづけを示す情報に基づいて合成した色彩をコンテンツに付与する色彩として決定する。例えば、決定部43は、コンテンツに付与する色彩の候補であって、それぞれ利用目的が異なる複数の色彩の候補を単語ごとに決定し、利用目的ごとに複数の色彩の候補を重みづけを示す情報に基づいて合成した色彩をコンテンツに付与する色彩として決定する。
例えば、決定部43は、第1カラムのメインカラー、第2カラムのメインカラー、および第3カラムのメインカラーを、スライドバーの位置に応じた第1係数〜第3係数に基づいて合成したメインカラーを算出する。同様に、決定部43は、各カラムのベースカラーを第1係数〜第3係数に基づいて合成したベースカラーを算出し、各カラムのアクセントカラーを第1係数〜第3係数に基づいて合成したアクセントカラーを算出する。
提供部44は、決定された色彩が付与された所定のコンテンツを利用者に提供する。例えば、提供部44は、メインカラー、ベースカラー、アクセントカラーを配置したコンテンツCPを生成し、生成したコンテンツCPを端末装置100へ送信する。
〔3.情報提供装置が実行する処理の流れについて〕
次に、図4を用いて、情報提供装置10が実行する決定処理の流れの一例について説明する。図4は、実施形態に係る情報提供装置が実行する決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、情報提供装置10は、画像と単語の組を取得し(ステップS102)、画像に含まれる色彩群をカラムごとに抽出する(ステップS102)。そして、情報提供装置10は、抽出した各色彩群からメインカラーの色相を決定し(ステップS103)、対応する単語に基づいて、メインカラーの彩度と明度とを設定する(ステップS104)。続いて、情報提供装置10は、メインカラーと色彩が類似しない色彩であって、画像に含まれる色彩のうち割合が最も少ない色彩に基づいてベースカラーを決定する(ステップS105)。
また、情報提供装置10は、メインカラーの補色をアクセントカラーとする(ステップS106)。そして、情報提供装置10は、各カラムと対応する重み係数を考慮して各カラーを合成し(ステップS107)、合成した各カラーを端末装置100に提供し(ステップS108)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上記では、情報提供装置10による決定処理の一例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、情報提供装置10が実行する処理のバリエーションについて説明する。
〔4−1.コンテンツについて〕
上述した情報提供装置10は、利用者が選択した単語が示す雰囲気と対応する色彩をコンテンツに付与する色彩として決定した。ここで、情報提供装置10は、任意のコンテンツに付与される色彩を決定して良い。例えば、情報提供装置10は、ウェブページ等の各種ウェブコンテンツに付与する色彩を決定してもよく、例えば、所定の印刷物に印刷されるコンテンツに付与する色彩を決定してもよい。また、例えば、情報提供装置10は、店舗の内装に用いられる色彩を決定してもよい。
また、情報提供装置10は、決定した色彩を用いて実際のコンテンツを生成してもよい。例えば、情報提供装置10は、利用者からウェブページのHTML(HyperText Markup Language)やCSS(Cascading Style Sheets)を受付け、受付けたHTMLやCSSと決定した色彩とを組み合わせることで、決定した色彩が付与されたウェブページを生成してもよい。例えば、情報提供装置10は、ウェブページのテキストに対してメインカラーを付与し、ウェブページの枠や背景にベースカラーを付与し、ボタンや区分け線にアクセントカラーを配することで、ウェブページの生成を行ってもよい。また、情報提供装置10は、店舗の内装を示すCAD(Computer-Aided Design)データに対し、メインカラー、ベースカラー、およびアクセントカラーを付与することで、決定した色彩を付した店舗の内装を仮想的に再現してもよい。
〔4−2.彩度と明度とについて〕
上述した例では、情報提供装置10は、取得した単語と対応するトーンに応じて、色彩の彩度や明度を決定した。ここで、情報提供装置10は、取得した単語に基づいて、色彩の彩度や明度のいずれか一方のみを決定してもよい。例えば、情報提供装置10は、取得した単語と対応する彩度を特定し、特定した彩度と所定の明度とを有する色彩をコンテンツに付与する色彩としてもよい。また、例えば、情報提供装置10は、彩度に対応する単語と明度に対応する単語とを個別に受け付け、各単語と対応する彩度および明度を採用した色彩をコンテンツに付与する色彩としてもよい。
〔4−3.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔4−4.プログラム〕
また、上述した実施形態に係る情報提供装置10は、例えば図5に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図5は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、提供装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する提供装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、提供装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置10として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムまたはデータ(例えば、モデルM1)を実行することにより、制御部40の機能を実現する。コンピュータ1000の演算装置1030は、これらのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM1)を一次記憶装置1040から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔5.効果〕
上述したように、情報提供装置10は、生成対象となるコンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得する。そして、情報提供装置10は、受け付けた単語に基づいて、コンテンツに付与する色彩を決定する。このような処理の結果、情報提供装置10は、所定の雰囲気を有するコンテンツの生成を容易にすることができる。
また、情報提供装置10は、受け付けた単語に基づいて、コンテンツに付与する複数の色彩を決定する。例えば、情報提供装置10は、単語と、その単語と対応する画像とを取得し、画像に含まれる色彩と、その画像に対応する単語とに基づいて、コンテンツに付与する色彩を決定する。また、例えば、情報提供装置10は、画像に含まれる色彩から、その画像に対応する単語が示す雰囲気と対応する色彩を生成し、生成した色彩をコンテンツに付与する色彩とする。このような処理の結果、情報提供装置10は、利用者が意図する雰囲気に応じた色彩をコンテンツに付与する色彩として決定することができる。
また、情報提供装置10は、画像に含まれる色彩に基づいて、コンテンツに付与する色彩の色相を決定し、その画像に対応する単語に基づいて、コンテンツに付与する色彩の彩度若しくは明度の少なくともいずれか一方を決定する。また、情報提供装置10は、複数の色相のうち、画像に含まれる色彩のうち最も多くの色彩と類似する色相をコンテンツに付与する第1の色彩の色相として決定する。このため、情報提供装置10は、利用者が所望する印象に合致したメインカラーを決定することができる。
また、情報提供装置10は、画像に含まれる色彩のうち第1の色彩と色相が最も異なる色相の色彩、若しくは、第1の色彩の補色をコンテンツに付与する第2の色彩として決定する。このため、情報提供装置10は、メインカラーに対応するアクセントカラーを適切に決定することができる。
また、情報提供装置10は、画像に含まれる色彩のうち、その画像に含まれる割合が最も少ない色彩であって、第1の色彩との類似度が所定の閾値よりも低い色彩の色相を、コンテンツに付与する第3の色彩の色相として決定する。このため、情報提供装置10は、メインカラーとは異なる色彩をベースカラーとして適切に決定することができる。
また、情報提供装置10は、複数の色彩であって、カラーユニバーサルデザインに対応した複数の色彩を決定する。このため、情報提供装置10は、色の見え方が一般的な利用者と異なる利用者に配慮したコンテンツの生成を容易にすることができる。
また、情報提供装置10は、PCCSにおいて色彩と彩度との組ごとに設定された単語の中から、コンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得し、取得された単語と対応する彩度もしくは明度を有する色彩をコンテンツに付与する色彩として決定する。このため、情報提供装置10は、利用者が入力した単語が示す雰囲気に応じた色彩を適切に決定することができる。
また、情報提供装置10は、コンテンツに付与する雰囲気を示す複数の単語と、各雰囲気に対応する重みづけを示す情報とを取得し、単語ごとにコンテンツに付与する色彩の候補を決定し、決定した複数の色彩の候補を重みづけを示す情報に基づいて合成した色彩をコンテンツに付与する色彩として決定する。例えば、情報提供装置10は、コンテンツに付与する色彩の候補であって、それぞれ利用目的が異なる複数の色彩の候補を単語ごとに決定し、その利用目的ごとに複数の色彩の候補を重みづけを示す情報に基づいて合成した色彩をコンテンツに付与する色彩として決定する。このため、情報提供装置10は、利用者が所望する複数の雰囲気に応じた色彩をコンテンツに付与する色彩とすることができる。
また、情報提供装置10は、決定された色彩が付与された所定のコンテンツを利用者に提供する。このため、情報提供装置10は、決定した色彩が有する雰囲気を利用者に提示することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、推定部は、推定手段や推定回路に読み替えることができる。
10 情報提供装置
20 通信部
30 記憶部
31 色彩データベース
40 制御部
41 取得部
42 抽出部
43 決定部
44 提供部
100 端末装置

Claims (15)

  1. 生成対象となるコンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した単語に基づいて、前記コンテンツに付与する色彩を決定する決定部と
    を有することを特徴とする決定装置。
  2. 前記決定部は、前記取得部が取得した単語に基づいて、前記コンテンツに付与する複数の色彩を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の決定装置。
  3. 前記取得部は、前記単語と、当該単語と対応する画像とを取得し、
    前記決定部は、前記画像に含まれる色彩と、当該画像に対応する単語とに基づいて、前記コンテンツに付与する色彩を決定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の決定装置。
  4. 前記決定部は、前記画像に含まれる色彩から、当該画像に対応する単語が示す雰囲気と対応する色彩を生成し、生成した色彩を前記コンテンツに付与する色彩とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の決定装置。
  5. 前記決定部は、前記画像に含まれる色彩に基づいて、前記コンテンツに付与する色彩の色相を決定し、当該画像に対応する単語に基づいて、前記コンテンツに付与する色彩の彩度若しくは明度の少なくともいずれか一方を決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の決定装置。
  6. 前記決定部は、複数の色相のうち、前記画像に含まれる色彩のうち最も多くの色彩と類似する色相を前記コンテンツに付与する第1の色彩の色相として決定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
  7. 前記決定部は、前記画像に含まれる色彩のうち前記第1の色彩と色相が最も異なる色相の色彩、若しくは、前記第1の色彩の補色を前記コンテンツに付与する第2の色彩として決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の決定装置。
  8. 前記決定部は、前記画像に含まれる色彩のうち、当該画像に含まれる割合が最も少ない色彩であって、前記第1の色彩との類似度が所定の閾値よりも低い色彩の色相を、前記コンテンツに付与する第3の色彩の色相として決定する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の決定装置。
  9. 前記決定部は、複数の色彩であって、カラーユニバーサルデザインに対応した複数の色彩を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  10. 前記取得部は、PCCS(Practical Color Co-ordinate System)において色彩と彩度との組ごとに設定された単語の中から、前記コンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得し、
    前記決定部は、前記取得部により取得された単語と対応する彩度もしくは明度を有する色彩を前記コンテンツに付与する色彩として決定する
    ことを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  11. 前記取得部は、前記コンテンツに付与する雰囲気を示す複数の単語と、各雰囲気に対応する重みづけを示す情報とを取得し、
    前記決定部は、前記単語ごとに前記コンテンツに付与する色彩の候補を決定し、決定した複数の色彩の候補を前記重みづけを示す情報に基づいて合成した色彩を前記コンテンツに付与する色彩として決定する
    ことを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  12. 前記決定部は、前記コンテンツに付与する色彩の候補であって、それぞれ利用目的が異なる複数の色彩の候補を単語ごとに決定し、当該利用目的ごとに複数の色彩の候補を前記重みづけを示す情報に基づいて合成した色彩を前記コンテンツに付与する色彩として決定する
    ことを特徴とする請求項11に記載の決定装置。
  13. 前記決定部により決定された色彩が付与された所定のコンテンツを利用者に提供する提供部
    を有することを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  14. 決定装置が実行する決定方法であって、
    生成対象となるコンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得したた単語に基づいて、前記コンテンツに付与する色彩を決定する決定工程と
    を含むことを特徴とする決定方法。
  15. 生成対象となるコンテンツに付与する雰囲気を示す単語を取得する取得手順と、
    前記取得手順で取得した単語に基づいて、前記コンテンツに付与する色彩を決定する決定手順と
    をコンピュータに実行させるための決定プログラム。
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