JP2020042388A - データ収集装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの収集対象機器が複数のデータサーバに対して同じデータを送信する際、収集対象機器にかかる処理の負荷を軽減する。【解決手段】データの収集対象機器1において生成するデータを冗長化した複数のデータサーバ2、3に送信するものであって、収集対象機器1は、データの生成速度が送信速度を上回った場合は、少なくとも1台のデータサーバへの送信が完了すれば複数のデータサーバの全台への送信が完了したとみなす送信機能手段11を備え、データサーバ2、3は、収集対象機器1から受信したデータを互いに照合し、受信していないデータがあれば他のデータサーバから送信してもらうことで、複数のデータサーバ間でデータを補完するデータ補完機能手段21、31を備えた。【選択図】図1

Description

本願は、収集対象機器において生成するデータを冗長化されたデータサーバに送信するデータ収集装置に関するものである。
複数台の計算機がネットワークにより接続されたシステムにおいて、1台の計算機が他の複数の計算機に同一データを送信するようにしたものがある。
このようなシステムにおいて、データ配信計算機はユニキャスト送信により複数のデータ受信計算機のうちの代表受信計算機にデータを送信し、このデータを受信した代表受信計算機は、データ中継部により他の全てのデータ受信計算機のデータ受信部にブロードキャスト送信し、指定されたデータ受信計算機は、受信完了返答部により受信完了返答をデータ配信計算機に返信するようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2010−213096号公報
従来のデータ送信方法では、1つのデータをまず代表受信計算機が受信し、この代表受信計算機が受信したデータを複数の他の受信計算機に対してそれぞれ送信していたため、データ1つ当たりに代表受信計算機にかかる処理負荷は受信計算機(データサーバ)の台数に比例して大きくなる。
また、対象システム内のデータ配信計算機である収集対象機器等に何らかの問題が発生した際、機器内に生成されるデータの量は膨大な量となり、これらのデータをリアルタイムにデータ受信計算機に送信する場合、データの生成速度が送信速度を上回って、データの送信が行えない場合がある。
本願は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、1つの収集対象機器が複数のデータサーバに対して同じデータを送信する際、収集対象機器にかかる処理の負荷を軽減するようにしたデータ収集装置を得ることを目的とするものである。
本願に係るデータ収集装置は、データの収集対象機器において生成するデータを冗長化した複数のデータサーバに送信するデータ収集装置であって、収集対象機器は、データの生成速度が送信速度を上回った場合は、少なくとも1台のデータサーバへの送信が完了すれば複数のデータサーバの全台への送信が完了したとみなす送信機能手段を備え、データサーバは、収集対象機器から受信したデータを互いに照合し、受信していないデータがあれば他のデータサーバから送信してもらうことで、複数のデータサーバ間でデータを補完するデータ補完機能手段を備えたものである。
また、本願に係るデータ収集装置は、データの収集対象機器において生成するデータを冗長化した複数のデータサーバに送信するデータ収集装置であって、収集対象機器とデータサーバ間のデータ送信処理を中継する複数の中継装置を設け、収集対象機器は、データの生成速度が送信速度を上回った場合は、少なくとも1台の中継装置への送信が完了すれば複数の中継装置の全台への送信が完了したとみなす送信機能手段を備え、中継装置は、収集対象機器から受信したデータをデータサーバに転送する転送手段を備えたものである。
本願のデータ収集装置は、1つの収集対象機器が複数のデータサーバに対して同じデータを送信する際、収集対象機器にかかる送信負荷を軽減しつつ送信速度を向上できる。
実施の形態1に係るデータ収集装置の全体構成図である。 実施の形態1に係るデータ収集装置の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態1のデータ生成速度が送信速度を下回っている際の動作を示す図である。 実施の形態1のデータ生成速度が送信速度を上回っている際の動作を示す図である。 実施の形態1に係るデータ収集装置の補完機能の動作を示す図である。 実施の形態2に係るデータ収集装置の全体構成図と動作を示す図である。 実施の形態2に係るデータ収集装置の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態3に係るデータ収集装置の全体構成図と動作を示す図である。 実施の形態3に係るデータ収集装置の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態4に係るデータ収集装置の全体構成図と動作を示す図である。 実施の形態4に係るデータ収集装置の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態5に係るデータ収集装置の全体構成図と動作を示す図である。 実施の形態5に係るデータ収集装置の動作を示すフローチャート図である。
実施の形態1.
以下、本願の実施の形態1におけるデータ収集装置を図1から図5に基づいて説明する。
図1はデータ収集装置におけるシステムの全体構成図、図2は収集動作を示すフローチャート図である。
図1に示すデータ収集装置は、対象システム内の制御機器または計算機等でデータを生成する収集対象機器1と、収集対象機器1から送信されるデータをリアルタイムで受信する冗長化された複数台のデータサーバ2、3とで構成されている。なお、実施の形態1では、データサーバ2、3は二重化された2台の場合を例に説明するが、2台以上の多重化された複数台のデータサーバにおいても同様である。
収集対象機器1とデータサーバ2との間、収集対象機器1とデータサーバ3との間のネットワークは独立しており、2台のデータサーバ2、3の間はデータサーバ2とデータサーバ3が互いにデータを送受信できるように接続されているものとする。
収集対象機器1は、データを生成する速度が送信する速度を上回った場合は、少なくとも1台のデータサーバ2への送信が完了すれば複数のデータサーバ2、3の全台への送信が完了したとみなす送信機能手段11を備えている。一方、データサーバ2、3は、収集対象機器1から受信したデータを互いに照合し、受信していないデータがあれば他のデータサーバから送信してもらうことで、複数のデータサーバ2、3間のデータを補完するデータ補完機能手段21、31を備えている。
次に実施の形態1のデータ収集装置における動作について図2から図5を用いて説明する。
図2において、ステップS11は、収集対象機器1におけるデータの生成速度とデータの送信速度を比較する。データの生成速度に対してデータの送信速度が十分確保されている場合(YES)、ステップS12に進み、収集対象機器1は両系のデータサーバ2及びデータサーバ3に対し、一つのデータを同時に送信する。この場合、図3に示すようにデータサーバ2及びデータサーバ3は収集対象機器1から送信されるすべてのパケットデータA、B、Cを同時に受信できる。
収集対象機器1におけるデータの生成量が増大し、データの送信速度を生成速度が上回り始めた場合、未送信のデータが収集対象機器1の送信バッファの容量を圧迫する。ステップS11において、データの生成速度がデータの送信速度よりも大きい場合(NO)、ステップS13に進み、収集対象機器1は2台のデータサーバ2及びデータサーバ3のどちらか一方のデータサーバにデータを送信する。
この場合、図4に示すように2台のデータサーバ2及びデータサーバ3のどちらか一方にデータを送信できれば(送り先のうち1つからACK信号を受けた場合)、送信機能手段11は全てのデータサーバへの送信が完了と判断し、収集対象機器1の送信バッファ内のデータを削除し、新たなデータを格納する。図4においては、収集対象機器1から送信されるパケットデータAはデータサーバ2に、続くパケットデータBはデータサーバ3に、続くパケットデータCはデータサーバ2に送信される。
ステップS13で、収集対象機器1は2台のデータサーバ2及びデータサーバ3のどちらか一方のデータサーバにデータを送信した場合は、ステップS14に進み、データサーバ2及び3のデータ補完機能手段21、31は、受信したデータを互いに照合し、受信していないデータがあれば他のデータサーバから送信してもらうことで、複数のデータサーバ2、3間でデータを互いに補完する。
データ補完機能手段21、31は、受信したデータを互いに照合する場合、受信したデータの識別子を他のデータサーバに送信し、他のデータサーバが受信していないデータを送信しあうことでデータサーバ間のデータを補完する。
この場合、図5に示すように、一方のデータサーバにのみ送信されたデータは送信されなかったデータサーバ内には存在しないため、データサーバ2及びデータサーバ3間にて受信したデータの照合を行い、足りないデータを互いに補完する。図5においては、データサーバ2はパケットデータBが存在しないためデータサーバ3からパケットデータBを受信する。一方、データサーバ3はパケットデータA、Cが存在しないためデータサーバ2からパケットデータA、Cを受信する。こうして、データサーバ2及びデータサーバ3は収集対象機器1からのパケットデータA、B、Cをすべて収集したことになる。
実施の形態1のデータ収集装置は、1つの収集対象機器1が2台以上のデータサーバ2、3に対して同じデータを送信する際に、収集対象機器1は、1台のデータサーバへの送信が完了すれば複数のデータサーバの全台への送信が完了したとみなす送信機能手段11を備え、データサーバ2、3は、受信したデータを互いに照合して複数のデータサーバ間のデータを補完するデータ補完機能手段21、31を備えることで、収集対象機器1が負担する送信負荷を軽減することができる。
実施の形態2.
次に、本願の実施の形態2におけるデータ収集装置を図6および図7に基づいて説明する。図6はデータ収集装置におけるシステムの全体構成図、図7は収集動作を示すフローチャート図である。
実施の形態1では、2台のデータサーバ2及び3間でデータを補完することによって、データの欠落を補う場合について述べたが、データを補完する処理の分だけデータサーバ側に負荷が加わってしまう。
そこで、図6に示すように収集対象機器1とデータサーバ2間および収集対象機器1とデータサーバ3間に、それぞれデータ送信処理を中継する中継装置4及び中継装置5を設け、中継装置4及び中継装置5には収集対象機器1から送信されたデータをデータサーバ2、3に転送する転送手段41、51を備えている。
中継装置4及び中継装置5は、収集対象機器1から受信したデータをそれぞれのデータサーバ2、3に振り分けることで実施の形態1と同様の効果を得ることが出来るようにしたものである。
収集対象機器1は、データを生成する速度が送信する速度を上回った場合は、少なくとも1台の中継装置4または中継装置5への送信が完了すれば複数の中継装置4及び中継装置5の全台への送信が完了したとみなす送信機能手段11を備えている。
その他の構成は図1の実施の形態1と同じにつき、同じ又は相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
図7のフローチャート図において、ステップS21は、収集対象機器1におけるデータの生成速度とデータの送信速度を比較する。データの生成速度に対してデータの送信速度が十分確保されている場合(YES)、ステップS22に進み、収集対象機器1は中継装置4及び中継装置5に対して同じデータを同時に送信する。ステップS23はデータを受信した中継装置4及び中継装置5は続けてデータサーバ2及びデータサーバ3に対して同じデータを同時に転送する。こうしてデータサーバ2及びデータサーバ3は収集対象機器1から送信されるすべてのパケットデータA、B、Cを受信できる。
収集対象機器1におけるデータの生成量が増大し、データの送信速度を生成速度が上回り始めて、収集対象機器1の送信バッファ内が未送信のデータで満たされた場合、バッファの容量を圧迫する。ステップS21において、データの生成速度がデータの送信速度よりも大きい場合(NO)、ステップS24に進み、収集対象機器1は2台の中継装置4及び中継装置5のどちらか一方の中継装置にデータを送信する。
この場合、図6に示すように2台の中継装置4及び中継装置5のどちらか一方にデータを送信できれば、収集対象機器1の送信機能手段11は全ての中継装置への送信が完了と判断し、収集対象機器1の送信バッファ内のデータを削除し、新たなデータを格納する。
ステップS24の後のステップS25に進み、中継装置4および中継装置5が受信したデータは、中継装置4、5の転送手段41、51により両系の2つのデータサーバ2及びデータサーバ3にそれぞれデータを転送する。
ステップS24においては、図6に示すように、収集対象機器1から送信されるパケットデータAは中継装置4に送信され、続くパケットデータBは中継装置5に送信され、続くパケットデータCは中継装置4に送信される。ステップS25において、中継装置4は2つのデータサーバ2及びデータサーバ3にパケットデータAとCを転送し、中継装置5は2つのデータサーバ2及びデータサーバ3にパケットデータBを転送する。こうしてデータサーバ2及びデータサーバ3は収集対象機器1からのパケットデータA、B、Cをすべて収集したことになる。
このように受信したデータを中継装置4、5が各データサーバ2、3にそれぞれ転送することで、実施の形態1の補完処理と同様の効果を得ることが出来る。
実施の形態3.
次に、本願の実施の形態3におけるデータ収集装置を図8および図9に基づいて説明する。図8はデータ収集装置におけるシステムの全体構成図、図9は収集動作を示すフローチャート図である。
実施の形態2では、2つの中継装置4、5がそれぞれデータサーバ2、3にデータを転送することで、データの欠落を補う場合について述べたが、実施の形態3では図8に示すように中継装置4、5には、収集対象機器1から受信したデータを互いに照合し、受信していないデータがあれば他の中継装置から送信してもらうことで、複数の中継装置4、5間のデータを補完するデータ補完機能手段42、52を備えている。
その他の構成は図6の実施の形態2と同じにつき、同じ又は相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
実施の形態3の動作を図9のフローチャート図を用いて説明する。
図9のフローチャート図において、ステップS31は、収集対象機器1におけるデータの生成速度とデータの送信速度を比較する。データの生成速度に対してデータの送信速度が十分確保されている場合(YES)、ステップS32に進み、収集対象機器1は中継装置4及び中継装置5に対して同じデータを同時に送信する。ステップS33はデータを受信した中継装置4及び中継装置5は続けてデータサーバ2及びデータサーバ3に対して同じデータを同時に転送する。こうしてデータサーバ2及びデータサーバ3は収集対象機器1から送信されるすべてのパケットデータA、B、Cを受信できる。
収集対象機器1におけるデータの生成量が増大し、データの送信速度を生成速度が上回り始めて、収集対象機器1の送信バッファ内が未送信のデータで満たされた場合、バッファの容量を圧迫する。ステップS31において、データの生成速度がデータの送信速度よりも大きい場合(NO)、ステップS34に進み、収集対象機器1は2台の中継装置4及び中継装置5のどちらか一方の中継装置にデータを送信する。
2台の中継装置4及び中継装置5のどちらか一方にデータを送信できれば、収集対象機器1の送信機能手段11は全ての中継装置への送信が完了と判断し、収集対象機器1の送信バッファ内のデータを削除し、新たなデータを格納する。
ステップS34においては、図8に示すように、収集対象機器1から送信されるパケットデータAは中継装置4に送信され、続くパケットデータBは中継装置5に送信され、続くパケットデータCは中継装置4に送信される。
ステップS34で、収集対象機器1は2台の中継装置4及び中継装置5のどちらか一方の中継装置にデータを送信した場合は、ステップS35に進み、中継装置4及び中継装置5のデータ補完機能手段42、52は、受信したデータを互いに照合し、受信していないデータがあれば他の中継装置から送信してもらうことで、複数の中継装置4、5間でデータを互いに補完する。
ステップS35においては、中継装置4はデータ補完機能手段42により中継装置5にパケットデータAとCを転送し、中継装置5はデータ補完機能手段52により中継装置4にパケットデータBを転送する。こうして中継装置4及び中継装置5は収集対象機器1からのパケットデータA、B、Cをすべて収集したことになる。
続くステップS36では、中継装置4はデータサーバ2にパケットデータA、B、Cの送信処理を行い、中継装置5はデータサーバ3にパケットデータA、B、Cの送信処理を行い、データサーバ2、3には収集対象機器1からのデータはすべて揃った状態で記録される。
データ補完機能手段42、52は、受信したデータを互いに照合する場合、受信したデータの識別子を他のデータサーバに送信し、他のデータサーバが受信していないデータを送信しあうことでデータサーバ間のデータを補完する。
実施の形態3では、収集対象機器1から送信されたデータを中継装置4、5が受信し、中継装置4、5間でお互いにデータを補完してデータサーバ2、3にデータを送信することで、1つのデータサーバが2台の中継装置からデータを受信する必要がなくなり、中継装置からデータを受信する負荷を軽減することが出来る。
また、データを中継装置4、5間で補完することで収集対象機器1が負担するはずであった送信負荷を中継装置4、5に肩代わりさせ、少なくとも1台の中継装置にデータを送信し、収集対象機器1の送信負荷を軽減しつつ送信速度を向上し、送信したデータのバッファを早期に開放させることでメモリ消費を抑えることができる。
実施の形態4.
次に、本願の実施の形態4におけるデータ収集装置を図10および図11に基づいて説明する。図10はデータ収集装置におけるシステムの全体構成図、図11は収集動作を示すフローチャート図である。
実施の形態3では中継装置4、5間でデータの補完処理を行う場合について述べたが、実施の形態4では、図10に示すように片系の中継装置4が機能停止に陥った場合のみ、欠落したデータの再送要求を収集対象機器1に行うことでデータの補完を行い、データの欠落を防ぐことが出来るようにしたものである。
実施の形態4では、中継装置4及び中継装置5に、データ補完に失敗した際または中継装置4、5の一方に異常があった場合は、収集対象機器1に対してデータの再送要求を行う再送要求処理手段43、53を備えている。
その他の構成は図8の実施の形態3と同じにつき、同じ又は相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
実施の形態4の動作を図11のフローチャート図を用いて説明する。
図11のフローチャート図において、ステップS41からステップS44までは、実施の形態3の図9に示すステップS31からステップS34までと同じであり、説明を省略する。
ステップS44においては、図10に示すように、収集対象機器1から送信されるパケットデータAは中継装置4に送信され、続くパケットデータBは中継装置5に送信され、続くパケットデータCは中継装置4に送信される。
ステップS45では、2台の中継装置4及び中継装置5が正常に動作しているかどうかを判断し、両系の中継装置4、5が正常に動作している場合(YES)、収集対象機器1は2台の中継装置4及び中継装置5のどちらか一方の中継装置にデータを送信した後に、ステップS46に進む。ステップS46では、中継装置4及び中継装置5のデータ補完機能手段42、52は、受信したデータを互いに照合し、受信していないデータがあれば他の中継装置から送信してもらうことで、複数の中継装置4、5間でデータを互いに補完する。このデータ補完の仕方は実施の形態3のステップS35と同じである。
その後、ステップS47では、中継装置4はデータサーバ2にパケットデータA、B、Cの送信処理を行い、中継装置5はデータサーバ3にパケットデータA、B、Cの送信処理を行い、両系のデータサーバ2、3には収集対象機器1からのデータはすべて揃った状態で記録される。
ステップS45において、2台の中継装置4及び中継装置5の一方、例えば中継装置5が異常となって機能停止した場合(NO)、停止した中継装置5にのみ送信されていたパケットデータBは保管することが出来ず、データサーバ2、3まで到達することが出来ない。
中継装置4または中継装置5の一方が機能停止した場合はステップS48に進み、正常の中継装置4は受信済みのデータについて確認を行い、再送要求処理手段43により未受信のパケットデータBを再送するよう収集対象機器1に要求する。収集対象機器1は要求されたパケットデータBを中継装置4に送信する。
ステップS49において、中継装置4は異常の中継装置5が受信すべきだったパケットデータBを受信した後に、両系のデータサーバ2とデータサーバ3にそれぞれパケットデータA、B、Cの送信処理を行う。こうしてデータサーバ2、3は収集対象機器1からのデータをすべて揃った状態で記録される。
実施の形態4のデータ収集装置は、一方の中継装置が機能停止しても最小限の負荷で処理を継続することが出来る。
実施の形態5.
次に、本願の実施の形態5におけるデータ収集装置を図12および図13に基づいて説明する。図12はデータ収集装置におけるシステムの全体構成図、図13は収集動作を示すフローチャート図である。
実施の形態5では図12に示すように、中継装置4および中継装置5にそれぞれデータを記録する記憶装置44および記憶装置54を設け、片系の中継装置が機能停止した場合、稼働中の中継装置内の記憶装置内にデータを記録する機能を追加するようにしたものである。その他の構成は図10の実施の形態4と同じにつき、同じ又は相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
実施の形態5では、片系の中継装置が機能停止した場合、稼働中の中継装置内の記憶装置内にデータを記録する機能を追加することで、機能停止していた中継装置が復旧時に機能停止中に受信できなかったデータについて補完を行えるようする。これによって、機能復旧時の処理負荷を収集対象機器1に掛けることなく復旧することが出来る。
実施の形態5の動作を図13のフローチャート図を用いて説明する。
図13のフローチャート図において、ステップS51からステップS59までは、実施の形態4の図11に示すステップS41からステップS49までと同じであり、説明を省略する。
ステップS59において、中継装置4は異常の中継装置5が受信すべきだったパケットデータBを再送要求により受信した後に、データサーバ2とデータサーバ3にそれぞれパケットデータA、B、Cの送信処理を行う。こうして両系のデータサーバ2、3は収集対象機器1からのパケットデータA、B、Cをすべて揃った状態で記録される。
ステップS60において、中継装置4はデータサーバ2とデータサーバ3にそれぞれパケットデータA、B、Cの送信処理を行う一方、異常の中継装置5が復旧するまで、受信したパケットデータA、B、Cを記憶装置44に記憶する。
ステップS61は、機能停止していた中継装置5が復旧した際には、中継装置4、5間でデータの補完処理を行い、処理を継続していた中継装置4の記憶装置44内に記録されていたデータともデータの照合を行い、中継装置5の記憶装置54は記録されていないデータがあれば中継装置4の記憶装置44からデータを補完する処理を行う。
データの補完が完了後、処理を継続していた中継装置4は記憶装置44内にデータを記録することを止め、通常通りの処理を行う。これによって、中継装置5の復旧時にシステムにかかる処理を抑え、通常の多重化システムを復旧することが出来る。
本開示は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1:収集対象機器、2、3:データサーバ、4、5:中継装置、11:送信機能手段、
21、31:データ補完機能手段、41、51:転送手段、
42、52:データ補完機能手段、43、53:再送要求処理手段、
44、54:記憶装置。

Claims (6)

  1. データの収集対象機器において生成するデータを冗長化した複数のデータサーバに送信するデータ収集装置であって、前記収集対象機器は、前記データの生成速度が送信速度を上回った場合は、少なくとも1台の前記データサーバへの送信が完了すれば複数の前記データサーバの全台への送信が完了したとみなす送信機能手段を備え、前記データサーバは、前記収集対象機器から受信したデータを互いに照合し、受信していないデータがあれば他のデータサーバから送信してもらうことで、複数のデータサーバ間でデータを補完するデータ補完機能手段を備えたデータ収集装置。
  2. 前記データサーバのデータ補完機能手段は、受信したデータの識別子を他のデータサーバに送信し、他のデータサーバが受信していないデータを送信しあうことでデータサーバ間のデータを補完するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  3. データの収集対象機器において生成するデータを冗長化した複数のデータサーバに送信するデータ収集装置であって、前記収集対象機器と前記データサーバ間のデータ送信処理を中継する複数の中継装置を設け、前記収集対象機器は、前記データの生成速度が送信速度を上回った場合は、少なくとも1台の前記中継装置への送信が完了すれば複数の前記中継装置の全台への送信が完了したとみなす送信機能手段を備え、前記中継装置は、前記収集対象機器から受信したデータを前記データサーバに転送する転送手段を備えたデータ収集装置。
  4. 前記中継装置は、前記収集対象機器から受信したデータを互いに照合し、受信していないデータがあれば他の中継装置から送信してもらうことで、複数の中継装置間でデータを補完するデータ補完機能手段を備えた請求項3に記載のデータ収集装置。
  5. 前記中継装置は、前記収集対象機器に対してデータの再送要求を行う再送要求手段を備え、前記中継装置が受信できなかったデータを前記収集対象機器から再送してもらうことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のデータ収集装置。
  6. 前記中継装置は、前記収集対象機器から受信したデータを記録する記憶装置を備え、前記中継装置の1つが機能停止した場合、正常動作の中継装置の前記記憶装置は前記収集対象機器から受信したデータを記録し、前記機能停止した中継装置が復旧した場合、前記記憶装置に記録されたデータを前記機能停止した中継装置の記憶装置にデータの補完をするようにしたことを特徴とする請求項5に記載のデータ収集装置。
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