JP2020042188A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信用のアンテナと信号処理基板とを電気的に接続するケーブルを短くすることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置Aにおいて、無線通信用のアンテナ23が実装された無線通信基板22を有する無線LANユニット21と、無線LANユニット21の無線通信により送受信される信号を処理するメイン制御基板11と、無線通信基板22とメイン制御基板11とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル27と、後側板32に支持され、メイン制御基板11を内側に保持する金属製のメイン制御基板ケース12と、を備え、無線LANユニット21は、メイン制御基板ケース12の外面に固定される。【選択図】図4
Description
本発明は、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)などの画像形成装置に関する。
画像形成装置において、画像形成に係る画像データは、パーソナルコンピュータなどの外部機器から送信される。ここで近年では、無線通信を用いて画像形成装置と外部機器との間で無線通信を行う構成が広く採用されている。
ここで特許文献1に記載の構成では、画像形成部を支持し、互いに対向して配置された第1側板と第2側板の上端部を連結する連結部に無線通信用のアンテナを設けている。また第1側板と第2側板のいずれかにアンテナで送受信される信号を処理する信号処理基板を設け、アンテナと信号処理基板はケーブルによって電気的に接続されている。
特許文献1に記載の構成では、第1側板と第2側板の上端部を連結する連結部から、第1側板又は第2側板にかけてケーブルを配設する必要がある。この場合、ケーブルが長くなり、アンテナで送受信される信号にノイズが入りやすくなる。
そこで本発明はこのような現状に鑑み、無線通信用のアンテナと信号処理基板とを電気的に接続するケーブルを短くすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、無線通信用のアンテナが実装された無線通信基板を有する無線通信ユニットと、前記無線通信ユニットの無線通信により送受信される信号を処理する信号処理基板と、前記無線通信基板と前記信号処理基板とを電気的に接続するケーブルと、装置本体の背面側の枠体に支持され、前記信号処理基板を内側に保持する金属製の保持部材と、を備え、前記無線通信ユニットは、前記保持部材の外面に固定されることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置において、アンテナと信号処理基板を電気的に接続するケーブルを短くすることができる。
(第1実施形態)
<画像形成装置>
以下、まず本発明の第1実施形態に係る画像形成装置Aの全体構成を画像形成時の動作とともに図面を参照しながら説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<画像形成装置>
以下、まず本発明の第1実施形態に係る画像形成装置Aの全体構成を画像形成時の動作とともに図面を参照しながら説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、画像形成装置Aを背面側から見た斜視概略図である。図1に示す様に、画像形成装置Aは、その装置本体の背面側の外装カバーとして、後上カバー71、後下カバー72、右奥上カバー73を備える。
図2は、画像形成装置Aの断面概略図である。図2に示す様に、画像形成装置Aは、シートにトナー像を転写して画像を形成する画像形成部と、画像形成部に向けてシートを供給するシート給送部と、シートにトナー像を定着させる定着部を備える。
画像形成部は、プロセスカートリッジP(PY、PM、PC、PK)、一次転写ローラ5(5Y、5M、5C、5K)、レーザスキャナユニット13、中間転写ユニット85を備える。プロセスカートリッジPは、感光体ドラム1(1Y、1M、1C、1K)、感光体ドラム1表面を帯電させる帯電ローラ2(2Y、2M、2C、2K)、現像装置3(3Y、3M、3C、3K)を備える。
中間転写ユニット85は、中間転写ベルト92、二次転写外ローラ9、二次転写内ローラ81、アイドラローラ86、テンションローラ95などを備える。中間転写ベルト92は、二次転写内ローラ81、アイドラローラ86、テンションローラ95に張架された無端状のベルトであり、二次転写内ローラ81が駆動源の駆動力により回転し、その回転に従動して周回移動する。
また画像形成装置Aの上部には、原稿の画像を読み取る画像読取部6が設けられている。画像読取部6は、フラットベッドスキャナであり、ガラス板で形成された読取面6aに載置された原稿の画像を光学的に読み取って画像データに変換する。また画像読取部6は、原稿トレイ8に積載された原稿を自動的に搬送して画像を読み取る自動原稿給送装置7を備える。自動原稿給送装置7は、回動自在に支持されており、自動原稿給送装置7を回動させて上方に開放することで読取面6aにアクセス可能となる。
また画像形成装置Aには、情報を表示するとともに操作することで各種の設定を行う操作表示部51が設けられている。操作表示部51は、ユーザへのメッセージ等の情報を表示する表示部と、画像形成枚数等の画像形成に関する設定を行う操作部を備える。本実施形態においては、操作部と表示部とを別に備える構成としたが、タッチパネル等の操作部と表示部が一体化している操作部を備える構成であってもよい。操作表示部51は、表示部や操作部が上向きになるように配置される。なお、画像読取部6の読取面6aに原稿をセットする際にアクセス性を妨げないために、操作表示部51の最上部は読取面6aよりも低い位置に配置される。
また、操作表示部51には、ユーザの携帯端末(例えば、スマートフォンや、ICカード等)との間で近距離無線通信方式により通信を行うNFC(Near Field Communication)通信部500を有している。このNFC通信部500は、操作表示部51内に不図示のNFC基板を有しており、ユーザは携帯端末をNFC通信部500に翳すことで、画像形成装置Aとの近距離無線通信が可能となっている。
次に、画像形成動作について説明する。まず不図示の制御部が画像形成ジョブ信号を受信すると、不図示の給送ローラ、搬送ローラ83、レジストローラ84によってシート積載部82に積載収納されたシートSが、二次転写外ローラ9と二次転写内ローラ81から形成される二次転写部に送り込まれる。
一方、画像形成部においては、まず帯電ローラ2により感光体ドラム1表面が一様に帯電させられる。その後、画像読取部6に読み取られた画像データや、不図示の外部機器等から送信された画像データに応じてレーザスキャナユニット13が各色の感光体ドラム1表面に不図示の光源からレーザ光を照射し、感光体ドラム1表面に静電潜像を形成する。
その後、現像装置3により感光体ドラム1表面に形成された静電潜像に各色のトナーを付着させ、感光体ドラム1表面にトナー像を形成する。感光体ドラム1表面に形成されたトナー像は、一次転写ローラ5にバイアスが印加されることで、中間転写ベルト92にそれぞれ一次転写される。これにより中間転写ベルト92表面にフルカラーのトナー像が形成される。
その後、中間転写ベルト92が周回移動することでトナー像が二次転写部に送られる。そして二次転写部において二次転写内ローラ81にバイアスが印加されることで、中間転写ベルト92上のトナー像がシートSに転写される。
次に、トナー像が転写されたシートSは、定着装置14において加熱、加圧処理が施され、これによりシートS上のトナー像がシートSに定着される。その後、トナー像が定着されたシートSは、排出ローラ15によって排出部89に排出される。
<制御基板>
次に、画像形成装置Aの後側板32に設けられる各種の制御基板やユニットについて、図3を用いて説明する。図3は、後上カバー71、後下カバー72、右奥上カバー73を取り除いた画像形成装置Aを背面側から見た模式図である。
次に、画像形成装置Aの後側板32に設けられる各種の制御基板やユニットについて、図3を用いて説明する。図3は、後上カバー71、後下カバー72、右奥上カバー73を取り除いた画像形成装置Aを背面側から見た模式図である。
画像形成装置Aの背面側には、メイン制御基板11、無線通信基板22、FAX基板55、一次転写高圧基板56、電源基板59、ドライブ基板58が、画像形成装置Aの背面側から見たときに重ならない位置関係で設けられている。また、画像形成装置Aの背面側から見たとき、電源基板59と重なる位置(電源基板59よりも正面側)には不図示の二次転写高圧基板が設けられている。また、ドライブ基板58は、画像形成装置Aの背面側から見たとき、感光体ドラム1、現像装置3、中間転写ベルト92等を駆動するモータ(不図示)やファン(不図示)を備えるメイン駆動ユニット57と重なる位置に配置されている。
メイン制御基板11は、画像読取部6で読み取った画像や外部機器から受信した画像の画像処理や、PC等の外部機器との通信処理等の制御を行う。また上述した各制御基板と電気的に接続されており、画像データに基づいて上述した各制御基板に信号を出力し、画像形成に必要な制御を行う。
無線通信基板22は、外部機器と無線通信を行うための制御を行う。FAX基板55は、FAX通信の制御を行う。一次転写高圧基板56は、中間転写ベルト92を介して感光体ドラム1と対向する一次転写ローラ5に対して、トナーの帯電極性と逆極性の電圧である一次転写バイアスを印加するための制御を行う。ドライブ基板58は、メイン駆動ユニット57が備えるモータ(不図示)やファン(不図示)などの制御を行う。
電源基板59は、商用電源から供給される交流電力の分配や、交流電力の直流電力への変換等の制御を行う。二次転写高圧基板(不図示)は、中間転写ベルト92を介して二次転写外ローラ9と二次転写部を形成する二次転写内ローラ81に、トナーの帯電極性と同極性の電圧である二次転写バイアスを印加するための制御を行う。
図4は、画像形成装置Aの枠体の斜視概略図である。図4に示す様に、画像形成装置Aは、枠体として、前側板31、後側板32、右前支柱87、左前支柱(不図示)、ステー88(88a〜88d)を有する。これらの枠体は金属製であり、溶接やビス止め等によってそれぞれ連結されている。
前側板31は、右前支柱87と左前支柱(不図示)に溶接によって連結された画像形成装置Aの装置本体の正面側の枠体である。なお、画像形成装置Aにおいて、操作表示部51が固定されている側が正面である。前側板31には、4つのプロセスカートリッジPを嵌合させて支持する不図示の4つの嵌合孔が形成されている。
後側板32は、画像形成装置Aの装置本体の背面側の枠体であり、前側板31と対向して配置される。後側板32には、4つのプロセスカートリッジPを嵌合させて支持する4つの嵌合孔32aが形成されている。つまり後側板32は、画像形成部の背面側に配置されており、画像形成部を支持する枠体である。また前側板31と後側板32は、ステー88によって連結されている。
メイン制御基板11は、後側板32に固定される。具体的には、後側板32には、金属製のシールドケースであるメイン制御基板ケース12(保持部材)が固定されており、このメイン制御基板ケース12の内側にメイン制御基板11が収容されて保持される。メイン制御基板ケース12は、後側板32に向かって延びる2つの脚部12aにおいてネジ33により後側板32に締結される。メイン制御基板11は、複数のネジ90によってメイン制御基板ケース12に締結される。なお、メイン制御基板ケース12と脚部12aは一体形成していても、別部品で構成してネジやカシメ等で連結する構成としてもよい。
なお、メイン制御基板ケース12は不図示の蓋部を有し、この蓋部によってメイン制御基板ケース12の開口が覆われる。つまりメイン制御基板11は、メイン制御基板ケース12によって全体が覆われる。このように金属製のケースでメイン制御基板11の全体を覆うことで、静電気や電磁波等の電気的ノイズからメイン制御基板11を保護している。
<無線LANユニット>
次に、無線通信を行う無線LANユニット21(無線通信ユニット)について説明する。本実施形態において、無線LANユニット21は、Wi−Fi通信を行うためのユニットであり、前述したNFC通信部500よりも通信範囲が広い通信方式を用いている。例えば、NFC通信部500の通信範囲が約100mm以下であるのに対し、無線LANユニット21の通信範囲は約100mのものを用いる。本実施形態では、通信範囲の狭いNFC通信部500を装置前面側に設け、通信範囲の広い無線LANユニット21を装置背面側に設ける構成としている。
次に、無線通信を行う無線LANユニット21(無線通信ユニット)について説明する。本実施形態において、無線LANユニット21は、Wi−Fi通信を行うためのユニットであり、前述したNFC通信部500よりも通信範囲が広い通信方式を用いている。例えば、NFC通信部500の通信範囲が約100mm以下であるのに対し、無線LANユニット21の通信範囲は約100mのものを用いる。本実施形態では、通信範囲の狭いNFC通信部500を装置前面側に設け、通信範囲の広い無線LANユニット21を装置背面側に設ける構成としている。
図4に示す様に、メイン制御基板ケース12の天面部には、無線通信を行う無線LANユニット21が固定されている。無線LANユニット21は、不図示のコンピュータやタブレット等の外部機器から画像形成信号や画像データ等を受信し、また画像形成装置Aによりスキャンされた画像データを外部機器に送信する。また無線LANユニット21の無線通信により受信された画像データは、メイン制御基板11で処理される
図5は、無線LANユニット21の斜視図であり、無線LANユニット21を上から見た図である。図6は、無線LANユニット21の斜視図であり、無線LANユニット21を下から見た図である。図7は、無線LANユニット21の分解斜視図である。図5〜図7に示す様に、無線LANユニット21は、アンテナ23が実装された電子基板である無線通信基板22と、無線通信基板22を保持する無線通信基板ホルダ26を有する。また無線通信基板ホルダ26は、無線通信基板22の他に、無線通信基板22とメイン制御基板11とを電気的に接続するアンテナケーブルであるフレキシブルフラットケーブル27(以下、FFC27)と、金属製で導電性を有する接地板24を保持する。なお、本実施形態では、FFC27の長さは125mmである。
これらの部材を組み立てる際は、まずアンテナ23が実装された面を下方に向けて無線通信基板22を無線通信基板ホルダ26に仮固定する。次に、無線通信基板ホルダ26のL字型の2つのツメ部26aを接地板24に形成された角穴24aに貫通させ、その後に接地板24を図7に示す矢印X方向にスライドさせる。これにより無線通信基板ホルダ26のボス26bが接地板24の嵌合穴24bに嵌合し、接地板24が無線通信基板ホルダ26に対して固定される。
このとき、無線通信基板22は、無線通信基板ホルダ26と接地板24に挟持された状態にある。この状態で、無線通信基板22のネジ穴22aと接地板24のバーリング部24cに金属製のネジ25を挿通させて締結する。これにより無線通信基板22は無線通信基板ホルダ26に固定される。次に、FFC27の端部27aを無線通信基板22に実装されたコネクタ22bに接続する。このようにして無線LANユニット21が組み立てられる。
なお、無線通信基板22のネジ穴22aの周囲には、点状や線状の不図示の接地パターンが施されている。つまり接地パターンと金属製のネジ25は導電性を有するため、無線通信基板22は接地板24に対して接地される。
<無線LANユニットの取り付け構成>
次に、無線LANユニット21の取り付け構成について説明する。
次に、無線LANユニット21の取り付け構成について説明する。
図8は、メイン制御基板ケース12と無線LANユニット21の斜視図である。図8に示す様に、メイン制御基板ケース12の天面には角穴12bとバーリング部12cが形成されている。
無線LANユニット21を取り付ける際は、まず無線通信基板ホルダ26のL字型の2つのツメ部26cをメイン制御基板ケース12の角穴12bに貫通させる。次に、無線LANユニット21を図8に示す矢印X方向にスライドさせて、無線LANユニット21をメイン制御基板ケース12に対して仮固定する。
次に、無線通信基板ホルダ26の縦長嵌合穴26d(図7)、接地板24のネジ穴24d、メイン制御基板ケース12のバーリング部12cにネジ28を挿通させて締結する。これにより無線LANユニット21がメイン制御基板ケース12に対して固定される。
次に、メイン制御基板11に実装された不図示のコネクタにFFC27の端部27bを接続する。このようにして、無線LANユニット21がメイン制御基板ケース12に取り付けられるとともに、無線通信基板22とメイン制御基板11とが電気的に接続される。
このように、画像形成装置Aのメイン制御基板11を内側に保持するメイン制御基板ケース12の外面に無線LANユニット21を取り付ける。これによりアンテナ23とメイン制御基板11との距離が近くなり、アンテナ23とメイン制御基板11とを電気的に接続するFFC27の長さを短くすることができる。このため、アンテナ23で送受信される信号にノイズが入ることを抑制することができる。
またFFC27の長さを短くすることで、ケーブルコストを削減することや、FFC27の経路を確保するための空間を小さくすることができる。このため、画像形成装置Aの製造コストの削減や小型化を図ることができ、また部材の配置の自由度を向上させることができる。
また無線通信基板22に実装されるアンテナ23は、通信性能を確保するために金属材料から離間させて配置するのが望ましい。これに対して、無線LANユニット21が取り付けられるのは金属製のメイン制御基板ケース12である。そこで本実施形態では、メイン制御基板ケース12の外面に対してアンテナ23が突出するように、無線LANユニット21をメイン制御基板ケース12に固定している。つまり本実施形態では、メイン制御基板ケース12の天面に無線LANユニット21を設けているため、アンテナ23がメイン制御基板ケース12の天面と鉛直方向で重ならないように無線LANユニット21を設けている。
このような構成により、メイン制御基板ケース12の外面からアンテナ23を離間させることができる。従って、無線LANユニット21の通信性能を確保することができる。なお、本実施形態では、アンテナ23はメイン制御基板ケース12の外面から15mm離間した位置に配置される。
また図1に示す様に、画像形成装置Aの背面側の外装は、後上カバー71、後下カバー72、右奥上カバー73から構成されており、無線LANユニット21は右奥上カバー73の内側に収容される。このように無線LANユニット21を画像形成装置A本体の外装カバーの内側に配置することで、画像形成装置Aの近くに金属製の物品が配置されていても、金属製の物品とアンテナとの間で所定の距離を確保することができる。従って、無線LANユニット21の通信性能を確保しやすくなる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る画像形成装置の第2実施形態について図を用いて説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明に係る画像形成装置の第2実施形態について図を用いて説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、本実施形態に係る画像形成装置Aの枠体とメイン制御基板ケース12の斜視図である。図9に示す様に、本実施形態では、メイン制御基板ケース12の天面に対して、大容量記憶媒体であるリムーバブルハードディスク61(以下、HDD61)を収容するハードディスクケース16(以下、HDDケース16)が取り付けられる。その他の構成は、無線LANユニット21の構成や配置などを含め、第1実施形態の構成と同様である。
HDDケース16は、筒状の部材であり、HDD61を挿入するための挿入口18からHDD61が挿抜される。またHDD61は、ハードディスク支持台62(以下、HDD支持台62)に載せられた状態で、HDDケース16に挿抜される。HDD61がHDDケース16に挿入されると、HDD61とメイン制御基板11との間で不図示の接点部が連結されて両者が電気的に接続され、HDD61内の画像データや文字データ等にアクセス可能となる。またHDD61を抜き出す際は、HDD支持台62に設けられた把持部63を把持してHDD支持台62をHDDケース16から抜き出す。
またHDDケース16に挿抜されるHDD61は、無線LANユニット21の直ぐ上方に配置される。ここでHDDケース16は底面16aを有するため、HDD61をHDDケース16に挿抜する際に、HDD61と無線LANユニット21とが摺擦することを防止することができる。従って、HDD61の挿抜により無線LANユニット21が摩耗することや位置ずれすることを防止することができる。
また無線LANユニット21のアンテナ23は下方に向けて配置されている。従って、無線LANユニット21の上方に配置されたHDDケース16やHDD61の外面が金属製であってもこれらの影響を受けにくくなり、通信性能を確保しやすくなる。
なお、上記第1実施形態、第2実施形態では、無線LANユニット21をメイン制御基板ケース12の天面に取り付けた構成について説明した。しかし本発明はこれに限られるものではない。すなわち、無線LANユニット21をメイン制御基板ケース12の外面に取り付ける構成であれば、上記同様の効果を得ることができる。
例えば無線LANユニット21をメイン制御基板ケース12の側面に取り付けてもよい。この場合、アンテナ23がメイン制御基板ケース12の外面から上方又は下方に突出するように無線LANユニット21を設ける。つまりアンテナ23とメイン制御基板ケース12の側面が水平方向で重ならないように無線LANユニット21を設ける。これにより無線LANユニット21の通信性能を確保しやすくなる。
6…画像読取部
11…メイン制御基板(信号処理基板)
12…メイン制御基板ケース(保持部材)
21…無線LANユニット(無線通信ユニット)
22…無線通信基板
23…アンテナ
27…フレキシブルフラットケーブル(ケーブル)
32…後側板(装置本体の背面側の枠体)
A…画像形成装置
11…メイン制御基板(信号処理基板)
12…メイン制御基板ケース(保持部材)
21…無線LANユニット(無線通信ユニット)
22…無線通信基板
23…アンテナ
27…フレキシブルフラットケーブル(ケーブル)
32…後側板(装置本体の背面側の枠体)
A…画像形成装置
Claims (6)
- 無線通信用のアンテナが実装された無線通信基板を有する無線通信ユニットと、
前記無線通信ユニットの無線通信により送受信される信号を処理する信号処理基板と、
前記無線通信基板と前記信号処理基板とを電気的に接続するケーブルと、
装置本体の背面側の枠体に支持され、前記信号処理基板を内側に保持する金属製の保持部材と、
を備え、
前記無線通信ユニットは、前記保持部材の外面に固定されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記無線通信ユニットが前記保持部材に固定された状態で、前記アンテナは、前記外面に対して突出した位置にあることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記アンテナは、前記保持部材における前記無線通信ユニットが固定された面と対向しない位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 原稿の画像を読み取る画像読取部を備え、
前記信号処理基板は、前記画像読取部によって読み取られた画像データの処理することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記信号処理基板は、前記無線通信ユニットにより無線通信された画像データの処理することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 画像を形成する画像形成部を備え、
前記枠体は、前記画像形成部に対して装置本体の背面側に位置し、前記画像形成部を支持することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023276916A1 (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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WO2023276916A1 (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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