JP2020041874A - 水分計、および水分測定システム - Google Patents

水分計、および水分測定システム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性の高い水分計、および当該水分計を備えた水分測定システムを提供する。【解決手段】水分計10は、測定条件を記憶する記憶部111と、記憶部111によって記憶された測定条件に基づき試料の水分を測定する測定部119と、外部装置50と通信する通信部113とを備え、通信部113は、ユーザによって入力された測定条件を外部装置50との間の通信によって取得し、記憶部111は、通信部113によって取得された外部装置50からの測定条件を記憶する。【選択図】図1

Description

本発明は、試料の水分を測定する水分計、および当該水分計を備えた水分測定システムに関する。
従来、試料の水分を測定する水分計として、様々なものが知られている。たとえば、特許文献1(特開2012−168031)には、試料を加熱乾燥することによって生じる試料の重量の減少分から、試料に含まれる水分率を測定する水分計が開示されている。
特開2012−168031号公報
水分計を用いて試料の水分を測定する場合、ユーザは、乾燥温度および測定時間などの測定条件を、水分計に予め入力しなければならない。特許文献1に記載の水分計においては、ユーザは、水分計のディスプレイを確認しながら、水分計のキー部を操作することで水分計に測定条件を入力することができる。
しかしながら、一般的に水分計は持ち運びに便利なように小型であり、その設計上、ディスプレイおよびキー部が設けられる領域は小さく制限されている。このため、ユーザが水分計において測定条件を入力する際、ディスプレイに表示された測定条件の内容を見誤ったり、キー部の操作を間違ったりする虞がある。その結果、ユーザは、間違った測定条件を入力してしまう虞がある。また、水分計の記憶容量には限界があるため、水分計が記憶できる測定条件の数にも限界がある。
このように、従来の水分計は、ユーザにとって必ずしも使い易いものではなく、より利便性の高い水分計が求められている。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、利便性の高い水分計、および当該水分計を備えた水分測定システムを提供することである。
本開示のある局面に従う水分計は、試料の水分を測定する水分計であって、測定条件を記憶する記憶部と、記憶部によって記憶された測定条件に基づき試料の水分を測定する測定部と、外部装置と通信する通信部とを備え、通信部は、ユーザによって入力された測定条件を外部装置との間の通信によって取得し、記憶部は、通信部によって取得された外部装置からの測定条件を記憶する。
上記の構成によれば、水分計は、試料の水分を測定する際の測定条件を、外部装置との間の通信によって取得することができる。これにより、ユーザは、外部装置に測定条件を入力させればよいため、水分計において測定条件を入力する必要がない。また、ユーザは、水分計において測定条件を予め記憶させる必要もない。このように、利便性の高い水分計が提供される。
好ましくは、測定条件は、試料を乾燥させる際の乾燥温度、乾燥時間、および測定終了条件の少なくともいずれかを含む。
上記の構成によれば、ユーザは、測定条件として、乾燥温度、乾燥時間、および測定終了条件の少なくともいずれかを、外部装置に入力することができ、これらの測定条件に基づいて水分計を用いて試料の水分を測定することができる。
好ましくは、通信部は、測定部によって得られた測定結果を特定する情報を外部装置に送信する。
上記の構成によれば、測定結果を特定する情報が水分計から外部装置に送信されるため、ユーザは、測定結果を外部装置に記憶させて管理することができる。
好ましくは、通信部は、測定結果を特定する情報を、測定条件を特定する情報とともに外部装置に送信する。
上記の構成によれば、測定条件を特定する情報とともに測定結果を特定する情報が水分計から外部装置に送信されるため、ユーザは、測定条件とともに測定結果を外部装置に記憶させて管理することができる。
好ましくは、通信部は、測定結果を特定する情報を、測定日時を特定する情報、水分計が有する固有の識別情報、およびユーザを特定する情報の少なくともいずれかとともに外部装置に送信する。
上記の構成によれば、測定日時を特定する情報、水分計が有する固有の識別情報、およびユーザを特定する情報の少なくともいずれかとともに測定結果を特定する情報が水分計から外部装置に送信されるため、ユーザは、測定日時、水分計の識別情報、またはユーザの情報とともに測定結果を外部装置に記憶させて管理することができる。
本開示のある局面に従う水分測定システムは、試料の水分を測定する水分測定システムであって、測定条件に基づいて試料の水分を測定する水分計と、水分計と通信する外部装置とを備え、水分計は、測定条件を記憶する記憶部と、記憶部によって記憶された測定条件に基づき試料の水分を測定する測定部と、外部装置と通信する通信部とを含み、外部装置は、ユーザによって入力された測定条件を受け付ける受付部を含み、受付部によって受け付けられた測定条件を水分計に送信し、通信部は、ユーザによって入力された測定条件を外部装置との間の通信によって取得し、記憶部は、通信部によって取得された外部装置からの測定条件を記憶する。
上記の構成によれば、水分計は、試料の水分を測定する際の測定条件を、外部装置との間の通信によって取得することができる。これにより、ユーザは、外部装置に測定条件を入力させればよいため、水分計において測定条件を入力する必要がない。また、ユーザは、水分計において測定条件を予め記憶させる必要もない。このように、利便性の高い水分計を備えた水分測定システムが提供される。
好ましくは、通信部は、測定部によって得られた測定結果を特定する情報を外部装置に送信し、外部装置は、水分計からの測定結果を特定する情報を、測定条件に対応付けて記憶する。
上記の構成によれば、水分計から送信された測定結果を特定する情報が、測定条件に対応付けられて外部装置に記憶されるため、ユーザは、測定結果を測定条件に対応付けて外部装置に記憶させて管理することができる。
好ましくは、通信部は、測定結果を特定する情報を、水分計が有する固有の識別情報とともに外部装置に送信し、外部装置は、複数の水分計との間で通信し、複数の水分計それぞれからの測定結果を特定する情報および識別情報を、複数の水分計それぞれにおける測定条件に対応付けて記憶する。
上記の構成によれば、複数の水分計それぞれから送信された測定結果を特定する情報および水分計の識別情報が、測定条件に対応付けられて外部装置に記憶されるため、ユーザは、複数の水分計ごとに、測定結果を測定条件に対応付けて外部装置に記憶させて管理することができる。
好ましくは、外部装置は、水分計からの要求に従って受付部によって受け付けられた測定条件を水分計に送信する。
上記の構成によれば、ユーザによって入力された測定条件が、水分計からの要求に従って外部装置から水分計に送信されるため、水分計が外部装置から離れた場所に位置する場合でも、ユーザは、外部装置からの測定条件を水分計に入力させることができる。
本発明によれば、利便性の高い水分計、および当該水分計を備えた水分測定システムを提供することができる。
本実施形態に係る水分計および水分測定システムの適用例を説明するための図である。 本実施形態に係る水分計の外観を示す図である。 本実施形態に係る水分測定システムのハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る水分測定システムのソフトウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る水分測定システムにおいて実行される測定条件設定フェーズにおける処理を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る水分測定システムにおいて実行される測定フェーズにおける処理を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る水分計において入力可能な測定条件の内容および水分計設定の内容を説明するための図である。 本実施形態に係る外部装置における測定管理システムの表示の一例を示す図である。 本実施形態に係る外部装置における記憶内容の変化の一例を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<適用例>
図1は、本実施形態に係る水分計10および水分測定システム1の適用例を説明するための図である。図1に示されるように、水分測定システム1は、試料の水分を測定する水分計10と、外部装置50とを備える。
水分計10は、通信ライン40を介して外部装置50との間で通信する。なお、本実施の形態に係る通信ライン40には、RS−232規格(たとえば、RS−232C規格)のケーブルが用いられるが、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなど、その他のケーブルが用いられてもよい。また、水分計10は、有線を介さずとも、Wi-Fi(登録商標)およびBluetoothなどの無線通信によって水分計10との間で通信を確立してもよい。
外部装置50は、汎用PC(personal computer)であり、コンピュータ本体53と、ディスプレイ51と、キーボード52とを備える。本実施の形態においては、外部装置50は、デスクトップ型のPCであるが、ラップトップ型のPC、タブレット型のPC、またはスマートフォンなど、その他の汎用PCであってもよい。
水分計10は、ユーザによって予め決定された測定条件に従って試料の水分を測定する。測定条件には、複数種類の測定モードが規定されており、各測定モードごとに、試料を乾燥させる際の乾燥温度、乾燥時間、および測定終了条件などが設けられている。ユーザは、測定条件を水分計10に入力することで、所望の測定条件に従って試料の水分を測定することができる。
一般的に、水分計は、持ち運びに便利なように小型であり、その設計上、ディスプレイおよびキー部が設けられる領域は小さく制限されている。このため、ユーザが水分計において測定条件を入力する際、ディスプレイに表示された測定条件の内容を見誤ったり、キー部の操作を間違ったりする虞がある。その結果、ユーザは、間違った測定条件を入力してしまう虞がある。また、水分計の記憶容量には限界があるため、水分計が記憶できる測定条件の数にも限界がある。
そこで、本実施の形態に係る水分計10は、外部装置50との間の通信によって、外部装置50において入力された測定条件を外部装置50から取得するように構成されている。具体的には、以下のような処理によって、水分計10は、外部装置50から測定条件を取得する。
図1(a)に示されるように、ユーザは、外部装置50のディスプレイ51を確認しながらキーボード52を操作することで、外部装置50に測定条件を入力することができる。外部装置50のディスプレイ51の表示領域は、水分計10のディスプレイ18の表示領域よりも大きいため、ユーザは、測定条件の入力時に測定条件の内容を確認し易い。また、外部装置50のキーボード52の操作領域は、水分計10のキー部20の操作領域よりも大きいため、ユーザは、測定条件を入力し易い。このため、ユーザは、水分計10から測定条件を入力するよりも、外部装置50から測定条件を入力する方が、測定条件の入力を間違い難い。
図1(b)に示されるように、外部装置50は、ユーザによって入力された測定条件を受け付け、受け付けた測定条件を記憶する。図1(c)に示されるように、外部装置50は、通信ライン40を介して、記憶した測定条件を水分計10に送信する。
一方、図1(d)に示されるように、水分計10は、通信ライン40を介して外部装置50から取得した測定条件を記憶する。図1(e)に示されるように、水分計10は、測定条件と、水分計10の測定機能に関する設定(以下、これを「水分計設定」とも称する。)とに基づき、試料の水分を測定する。図1(f)に示されるように、水分計10は、通信ライン40を介して、測定結果を特定する情報を、測定時に用いた測定条件を特定する情報および水分計設定を特定する情報とともに外部装置50に送信する。
一方、図1(g)に示されるように、外部装置50は、通信ライン40を介して水分計10から測定結果、測定条件、および水分計設定を取得し、測定条件および水分計設定に対応付けて測定結果を記憶する。
このように、水分計10は、試料の水分を測定する際の測定条件を、外部装置50との間の通信によって取得することができる。これにより、ユーザは、外部装置50に測定条件を入力させればよいため、水分計10において測定条件を入力する必要がない。また、ユーザは、水分計10において測定条件を予め記憶させる必要もない。このように、利便性の高い水分計10、および当該水分計10を備えた水分測定システム1が提供される。
さらに、外部装置50は、複数の水分計10との間で通信することが可能である。たとえば、図1に示す例では、外部装置50は、通信ライン40aを介して水分計10aに接続され、通信ライン40bを介して水分計10bに接続され、通信ライン40cを介して水分計10cに接続される。外部装置50は、各水分計10のそれぞれに対して測定条件を送信したり、各水分計10のそれぞれから測定条件および水分計設定とともに測定結果を受信したりする。
これにより、外部装置50は、各水分計10のそれぞれにおいて得られた測定結果を、各水分計10のそれぞれにおいて用いられた測定条件に対応付けて、複数の水分計10ごとに、一元管理することができる。
<水分計10および水分測定システム1の構成>
図2〜図4を参照しながら、水分計10および水分測定システム1の構成について説明する。
[水分計10の外観]
図2は、本実施形態に係る水分計10の外観を示す図である。図2に示されるように、水分計10は、筐体12と、筐体12に対して開閉可能なヒータカバー11とを備える。
筐体12には、試料皿をセットするための皿部14が設けられている。皿部14には、重量センサ15が内蔵されており、皿部14に試料が載せられると、皿部14に掛かる荷重が重量センサ15によって検出されることで、試料の重量が測定される。
ヒータカバー11には、試料を乾燥させるヒータ13と、試料を取り巻く空気の温度を測定する温度センサ16とが設けられている。
水分計10の底部には、水分計10を水平に設置するための水平調整足17が設けられている。なお、図示は省略するが、水平調整足17は、水分計10の底部において左右2箇所に設けられている。ユーザは、水準器32を確認しながら左右の水平調整足17を操作することで、水分計10を水平に設置することができる。
水分計10の前面側には、操作パネル19が設けられている。操作パネル19は、ディスプレイ18と、複数の操作キーを含むキー部20と、水準器32とを含む。
ディスプレイ18は、試料の測定に関する様々な画像を表示する。たとえば、図2においては測定時の画面が示されている。具体的には、ディスプレイ18の画面上側には、プログラム番号181と、測定値基準182と、安定マーク185とが表示される。プログラム番号181は、水分計10に記憶されている測定条件に対応するプログラムの番号のうち、選択中のプログラムの番号を示している。測定値基準182は、測定結果の表示方法として、選択中の測定値基準を示している。測定基準については、後述する。安定マーク185は、皿部14に載せられた試料などの測定が安定していることを示すマークである。
ディスプレイ18の画面中央には、測定結果184が表示される。ディスプレイ18の画面下側には、モード表示189と、水分計状態183とが表示される。モード表示189は、選択中の測定モードを示している。水分計状態183は、水分計10の状態として、たとえば、ヒータカバー11の開閉状態、および試料皿がセットされているか否かなどを示している。
なお、図2に示すディスプレイ18の表示態様は、一例であり、その他の表示態様によって様々な画像がディスプレイ18に表示される。
キー部20は、複数の操作キーを含む。具体的には、ディスプレイ18の左側には、電源スイッチキー21、およびメニューキー26が設けられている。ディスプレイ18の下側には、アップキー28、ダウンキー29、レフトキー30、ライトキー31、エンタキー22、アウトプットキー25、およびエスケープキー27が設けられている。ディスプレイ18の右側には、スタートキー23およびストップキー24が設けられている。
試料の水分を測定する場合、ユーザは、まず、ディスプレイ18の表示を見て、水分計10が試料の測定を開始できる状態、すなわちスタンバイ状態であることを確認する。たとえば、スタンバイ状態においては、測定結果184が「0.000g」を示す。ユーザは、水分計10がスタンバイ状態であることを確認すると、試料皿を皿部14の上に載せ、試料皿の測定が安定して安定マーク185が表示されると、アウトプットキー25を操作する。これにより、風袋引きが行われてゼロ点が調整される。風袋引きとは、皿部14の上に載せられた試料皿などの風袋の重量を差し引いて測定結果184の表示を「0.000g」にすることで、試料の重量のみを測定結果184の表示に反映させることである。次に、ユーザは、試料皿に載せた試料を皿部14の上に載せ、ヒータカバー11を閉める。測定の開始方法が自動に設定されている場合、水分計10は、ヒータカバー11が閉まると、自動的に試料の水分の測定を開始する。一方、測定の開始方法が手動に設定されている場合、水分計10は、スタートキー23が操作されることで、試料の水分の測定を開始する。ユーザは、水分計10による測定が完了すると、そのときにディスプレイ18に表示された測定結果を読み取る。このようにして、ユーザは、水分計10を用いて試料の水分を測定することができる。
[水分測定システム1のハードウェア構成]
図3は、本実施形態に係る水分測定システム1のハードウェア構成を示す図である。図3に示されるように、水分測定システム1は、水分計10と、通信ライン40を介して水分計10と通信する外部装置50とを備える。
水分計10は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)100と、データを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)101と、データを揮発的に格納するRAM(Random Access Memory)102と、通信ライン40を介して外部装置50と通信するための通信インターフェイス103と、試料などの重量を測定する重量センサ15と、試料を乾燥させるヒータ13と、試料を取り巻く空気の温度を測定する温度センサ16と、画像を表示するディスプレイ18と、ユーザによって操作されるキー部20とを備え、これら各部が相互に接続されている。
水分計10は、上述したような構成を備えることにより、CPU100の制御に基づき、ヒータ13が、皿部14に載せられた試料に熱を加えて水分を蒸発させ、重量センサ15が、加熱前後における試料の重量を測定することで、試料の重量の減少分から、試料に含まれる水分を測定する。また、ヒータ13による温度調整は、温度センサ16によって測定された空気の温度に基づき制御される。
外部装置50は、プログラムを実行するCPU500と、データを不揮発的に格納するROM501と、データを揮発的に格納するRAM502と、通信ライン40を介して水分計10と通信するための通信インターフェイス503と、画像を表示するディスプレイ51と、ユーザによって操作されるキーボード52とを備え、これら各部が相互に接続されている。なお、CPU500、ROM501、およびRAM502は、図1に示されたコンピュータ本体53に含まれる。
外部装置50のディスプレイ51は、水分計10のディスプレイ18よりも表示領域が大きく、ユーザは、水分計10のディスプレイ18よりも外部装置50のディスプレイ51の方が見易い。また、外部装置50のキーボード52は、水分計10のキー部20よりも操作領域が大きくかつ操作性がよいため、ユーザは、水分計10のキー部20よりも外部装置50のキーボード52の方が操作し易い。さらに、外部装置50のROM501およびRAM502は、水分計10のROM101およびRAM102よりも記憶容量が大きい。
[水分測定システム1のソフトウェア構成]
図4は、本実施形態に係る水分測定システム1のソフトウェア構成を示す図である。図4に示されるように、水分計10は、主な機能部として、制御部110と、表示部118と、記憶部111と、受付部112と、測定部119と、通信部113とを備える。
制御部110は、CPU100の機能に対応する機能部であり、表示部118、記憶部111、受付部112、測定部119、および通信部113を制御する。表示部118は、ディスプレイ18の機能に対応する機能部であり、画像を表示する。記憶部111は、ROM101またはRAM102の機能に対応する機能部であり、測定条件、水分計設定、および測定結果などの情報を記憶する。受付部112は、キー部20の機能に対応する機能部であり、ユーザによる測定条件などの入力を受け付ける。通信部113は、通信インターフェイス103の機能に対応する機能部であり、通信ライン40を介して水分計10と外部装置50との間の通信を確立する。
測定部119は、重量測定部115と、加熱部114と、温度検出部116とを含む。重量測定部115は、重量センサ15の機能に対応する機能部であり、試料の重量を測定する。加熱部114は、ヒータ13の機能に対応する機能部であり、試料に熱を加えることで試料に含まれる水分を蒸発させる。温度検出部116は、温度センサ16の機能に対応する機能部であり、試料を取り巻く空気の温度を測定する。
外部装置50は、主な機能部として、制御部510と、表示部551と、記憶部511と、受付部552と、通信部513とを備える。
制御部510は、CPU500の機能に対応する機能部であり、表示部551、記憶部511、受付部552、および通信部513を制御する。表示部551は、ディスプレイ51の機能に対応する機能部であり、画像を表示する。記憶部511は、ROM501またはRAM502の機能に対応する機能部であり、測定条件、水分計設定、および測定結果などの情報を記憶する。受付部552は、キーボード52の機能に対応する機能部であり、ユーザによる測定条件などの入力を受け付ける。通信部513は、通信インターフェイス503の機能に対応する機能部であり、通信ライン40を介して水分計10と外部装置50との間の通信を確立する。
このような機能を有する水分測定システム1において、外部装置50は、ユーザによって入力された測定条件(乾燥温度、乾燥時間、測定終了条件など)を受付部552によって受け付け、受付部552によって受け付けられた測定条件を通信部513によって水分計10に送信する。一方、水分計10は、ユーザによって入力された測定条件を通信部113による外部装置50との間の通信によって取得し、通信部113によって取得された外部装置50からの測定条件を記憶部111によって記憶する。このように、水分計10は、試料の水分を測定する際の測定条件を、外部装置50との間の通信によって取得することができる。
また、水分計10は、記憶部111に記憶された測定条件および水分計設定に基づき測定部119によって試料の水分を測定し、測定部119によって取得された測定結果を、測定条件および水分計設定とともに通信部113によって外部装置50に送信する。一方、外部装置50は、水分計10からの測定結果を、測定条件および水分計設定に対応付けて記憶する。これにより、水分計10によって得られた測定結果が、測定時に用いられた測定条件および水分計設定に対応付けられて、外部装置50によって管理される。
<水分測定システム1における処理>
図5および図6を参照しながら、水分測定システム1において実行される処理について説明する。
[測定条件設定フェーズにおける処理]
図5は、本実施形態に係る水分測定システム1において実行される測定条件設定フェーズにおける処理を説明するためのフローチャートである。図5に示される処理ステップ(以下、これを「S」と略す。)は、図4で示された各機能部によって実現される。
図5に示されるように、水分計10は、キー部20で測定条件の入力操作があったか否かを判定する(S311)。水分計10は、キー部20で測定条件の入力操作があった場合(S311でYES)、入力された測定条件を記憶する(S312)。水分計10は、キー部20で測定条件の入力操作がない場合(S311でNO)、測定条件の要求操作があったか否かを判定する(S313)。水分計10は、測定条件の要求操作がない場合(S313でNO)、S311の処理に移行する。水分計10は、測定条件の要求操作があった場合(S313でYES)、外部装置50に対して測定条件を要求する(S314)。たとえば、水分計10は、通信ライン40を介して外部装置50に対して測定条件を要求する旨の要求コマンドを送信する。
一方、外部装置50は、キーボード52で測定条件の入力操作があったか否かを判定する(S511)。外部装置50は、測定条件の入力操作がない場合(S511でNO)、本処理を終了する。外部装置50は、測定条件の入力操作があった場合(S511でYES)、入力された測定条件を記憶する(S512)。次に、外部装置50は、水分計10から測定条件の要求指令があったか否か、つまり水分計10から要求コマンドを受信したか否かを判定する(S513)。外部装置50は、水分計10から測定条件の要求指令がない場合(S513でNO)、S513の処理を繰り返す。外部装置50は、水分計10から測定条件の要求指令があった場合(S513でYES)、通信ライン40を介して水分計10に測定条件の情報を含む測定条件コマンドを送信する(S514)。その後、外部装置50は、本処理を終了する。
一方、水分計10は、外部装置50から測定条件を受信したか否かを、つまり外部装置50から測定条件コマンドを受信したか否かを判定する(S315)。水分計10は、外部装置50から測定条件を受信していない場合(S315でNO)、S315の処理を繰り返す。水分計10は、外部装置50から測定条件を受信した場合(S315でYES)、受信した測定条件が適正であるか否かを判定する(S316)。
たとえば、水分計10は、水分計10からユーザが直接入力することができる測定条件の限界値を超えた値を測定条件として受信した場合に、外部装置50から受信した測定条件が適正でないと判断する。具体的には、水分計10は、測定条件に含まれる乾燥温度がヒータ13の乾燥温度の限界値を超えている場合、測定条件に含まれる乾燥時間がヒータ13の乾燥時間の限界値を超えている場合、または測定条件に含まれる測定終了条件が水分計10によって設定可能な測定終了条件に含まれない場合などに、外部装置50から受信した測定条件が適正でないと判断する。
水分計10は、受信した測定条件が適正である場合(S316でYES)、受信した測定条件を記憶する(S312)。水分計10は、受信した測定条件が適正でない場合(S316でNO)、受信した測定条件が適正でない旨をユーザに報知する警告画像をディスプレイ18に表示する(S317)。このように、水分計10は、通常、水分計10から入力可能な測定条件の許容範囲を超えた測定条件を外部装置50から受信した場合、受信した測定条件を受け付けることなく、ユーザに警告を報知することで、意図しない制御によって水分計10が動作してしまうことを回避しつつ、エラーの発生をユーザに知らせることができる。水分計10は、S312の処理またはS317の処理の後、本処理を終了する。
[測定フェーズにおける処理]
図6は、本実施形態に係る水分測定システム1において実行される測定フェーズにおける処理を説明するためのフローチャートである。図6に示される処理ステップ(以下、これを「S」と略す。)は、図4で示された各機能部によって実現される。
図6に示されるように、水分計10は、スタンバイ状態であるか否かを判定する(S321)。水分計10は、スタンバイ状態でない場合(S321でNO)、S321の処理を繰り返す。水分計10は、スタンバイ状態である場合(S321でYES)、皿部14に試料皿が載せられているか否かを判定する(S322)。なお、この処理では、水分計10は、重量センサ15によって皿部14に掛かる荷重を検出しているか否かに基づいて、皿部14に試料皿が載せられているか否かを判定する。
水分計10は、皿部14に試料皿が載せられていない場合(S322でNO)、S322の処理を繰り返す。水分計10は、皿部14に試料皿が載せられている場合(S322でYES)、試料皿における重量の測定が安定しているか否かを判定する(S323)。水分計10は、試料皿の測定が安定していない場合(S323でNO)、S323の処理を繰り返す。水分計10は、試料皿の測定が安定している場合(S323でYES)、安定マーク185をディスプレイ18に表示する(S324)。
水分計10は、アウトプットキー25が操作されることによってゼロ点調整が行われたか否かを判定する(S325)。水分計10は、ゼロ点調整のための操作が行われた場合(S325でYES)、ゼロ点調整を行って測定結果184の表示を「0」にする(S326)。これにより、風袋引きが行われる。
水分計10は、ゼロ点調整のための操作が行われていない場合(S325でNO)、またはS326の処理の後、試料皿に試料が載せられた状態で測定開始の条件が成立したか否かを判定する(S327)。たとえば、開始方法について、自動的に測定が開始するように設定されている場合、ヒータカバー11が閉められることで測定開始の条件が成立する。また、開始方法について、手動で測定が開始するように設定されている場合、スタートキー23が操作されることで測定開始の条件が成立する。
水分計10は、測定開始の条件が成立しない場合(S327でNO)、S327の処理を繰り返す。水分計10は、測定開始の条件が成立した場合(S327でYES)、測定条件および水分計設定に基づき試料の水分計を測定する(S328)。そして、水分計10は、測定結果を記憶するとともに(S329)、測定結果をディスプレイ18に表示する(S330)。水分計10は、試料における水分の測定結果の情報、および測定時に用いた測定条件と水分計設定の情報とを含む結果コマンドを、外部装置50に送信する(S331)。その後、水分計10は、本処理を終了する。
一方、外部装置50は、水分計10から測定条件および水分計設定とともに測定結果を受信したか否か、つまり水分計10から結果コマンドを受信したか否かを判定する(S521)。外部装置50は、水分計10から測定条件および水分計設定とともに測定結果を受信した場合(S521でYES)、受信した測定結果を、測定条件および水分計設定に対応付けて記憶する(S522)。外部装置50は、水分計10から測定条件および水分計設定とともに測定結果を受信していない場合(S521でNO)、またはS522の処理の後、本処理を終了する。
<測定条件の内容および水分計設定の内容>
図7は、本実施形態に係る水分計10において入力可能な測定条件の内容および水分計設定の内容を説明するための図である。
図7(a)には、測定条件の内容が示されている。図7(a)に示されるように、ユーザが入力可能な測定条件の内容には、複数種類の「測定モード」のそれぞれに対応するように、「乾燥温度」、「乾燥時間」、および「ΔM」が含まれる。
「乾燥温度」は、測定対象となる試料を乾燥させる際の温度であり、ユーザは、たとえば、50℃〜200℃の範囲内において温度を入力することができる。「乾燥時間」は、試料を乾燥させる時間であり、ユーザは、たとえば、1分〜4時間の範囲内において1分単位で時間を入力することができる。「ΔM」は、所定時間(たとえば、30秒間)の水分計変化率であり、ユーザは、たとえば、0.01%〜0.1%の範囲内において0.01%単位で水分変化率を入力することができる。
「測定モード」には、「標準乾燥自動停止モード」(以下、これを「AUTOモード」と称する。)、「標準乾燥時間停止モード」(以下、これを「TIMEモード」と称する。)、「急速乾燥モード」(以下、これを「RAPIDモード」と称する。)、「緩速乾燥モード」(以下、これを「SLOWモード」と称する。)、および「ステップ乾燥モード」(以下、これを「STEPモード」と称する。)が含まれる。
「AUTOモード」は、設定された乾燥温度で試料を乾燥させ、所定時間(たとえば、30秒間)の水分計変化率(ΔM)が設定された値を下回ったら、自動で測定が終了するモードである。「AUTOモード」においては、ユーザは、「乾燥温度」および「ΔM」を設定可能である。
「TIMEモード」は、設定された乾燥温度で試料を乾燥させ、乾燥時間が設定された時間に達したら、自動で測定が終了するモードである。「TIMEモード」においては、ユーザは、「乾燥温度」および「乾燥時間」を設定可能である。
「RAPIDモード」は、所定時間(たとえば、30秒間)の水分計変化率(ΔM)が設定された値を下回るまで急速に乾燥温度を上げ、その後、設定された乾燥温度で試料を乾燥させ、所定時間(たとえば、30秒間)の水分計変化率(ΔM)が設定された値を下回ったら、あるいは乾燥時間が設定された時間に達したら、自動で測定が終了するモードである。「RAPIDモード」においては、ユーザは、急速乾燥時について「乾燥温度」および「ΔM」を、終了条件として「乾燥時間」および「ΔM」を設定可能である。
「SLOWモード」は、通常の測定よりも緩やかに乾燥温度を上昇させ、測定開始から特定時間(たとえば、5分間)で設定された温度に乾燥温度を到達させ、所定時間(たとえば、30秒間)の水分計変化率(ΔM)が設定された値を下回ったら、あるいは乾燥時間が設定された時間に達したら、自動で測定が終了するモードである。「SLOWモード」においては、ユーザは、緩速乾燥時について「乾燥時間」を、終了条件として「乾燥時間」および「ΔM」を設定可能である。
「STEPモード」は、段階的(たとえば、1〜3段階)に乾燥温度を変更し、最終段階以外の段階(たとえば、1,2段階)においては、所定時間(たとえば、30秒間)の水分計変化率(ΔM)が設定された値を下回ったら、あるいは乾燥時間が設定された時間に達したら、次の段階に移行し、最終段階(たとえば、3段階)においては、所定時間(たとえば、30秒間)の水分計変化率(ΔM)が設定された値を下回ったら、あるいは乾燥時間が設定された時間に達したら、自動で測定が終了するモードである。「STEPモード」においては、ユーザは、各段階における「乾燥温度」を設定することができ、また、各段階の終了条件として「乾燥時間」および「ΔM」を設定可能である。
図7(b)には、水分計設定の内容が示されている。図7(b)に示されるように、ユーザが入力可能な水分計設定には、「測定値基準」、「開始方法」、「日時」、「ユーザID」、および「水分計ID」が含まれる。
「測定値基準」は、試料の水分測定において測定結果として示される形式である。「測定値基準」としては、“湿量基準水分率”(M/W)、“固形率”(D/W)、“乾量基準水分率”(M/D)、“固形比率”(W/D)、および“重量”が設けられている。“湿量基準水分率”(M/W)は、乾燥前における試料の重量に対する、蒸発した水分の重量の割合を示している。“固形率”(D/W)は、乾燥前における試料の重量に対する、乾燥後における試料の重量の割合を示している。“乾量基準水分率”(M/D)は、乾燥後における試料の重量に対する、蒸発した水分の重量の割合を示している。“固形比率”(W/D)は、乾燥後における試料の重量に対する、乾燥前における試料の重量の割合を示している。“重量”は、乾燥後における試料の重量を示している。ユーザは、「測定値基準」を、“湿量基準水分率”(M/W)、“固形率”(D/W)、“乾量基準水分率”(M/D)、“固形比率”(W/D)、および“重量”のいずれかに設定可能である。
「開始方法」としては、ヒータカバー11が閉められることで測定開始の条件が成立する“自動測定”と、スタートキー23が操作されることで測定開始の条件が成立する“手動測定”とが設けられている。ユーザは、「開始方法」を“自動測定”または“手動測定”に設定可能である。
また、ユーザは、「日時」として、現在日時を設定可能である。ユーザは、「ユーザID」として、ユーザを識別するユーザ固有の識別情報を設定可能である。さらに、ユーザは、「水分計ID」として、水分計10を識別する水分計10固有の識別情報を設定可能である。なお、「ユーザID」は、ユーザごとに設けられているため、1つの水分計10において、複数のユーザが個々の「ユーザID」を設定することができる。一方、「水分計ID」は、水分計10を識別するためのものであるため、ユーザは、1つの水分計10において1つの「水分計ID」のみ設定することができる。
ユーザは、上述した測定条件および水分計設定における各種の内容を水分計10において自由に入力可能である。なお、ユーザは、測定条件については、外部装置50においても入力可能である。
なお、図7に示される測定条件および水分計設定における各種の内容は、一例であり、測定条件および水分計設定はその他の内容を含んでいてもよい。
<測定管理システムの表示の一例>
図8は、本実施形態に係る外部装置50における測定管理システムの表示の一例を示す図である。ユーザは、外部装置50に予めダウンロードされた測定管理システムのプログラムを実行することで、図8に示されるような測定管理システムの画面510をディスプレイ51に表示させることができる。ユーザは、測定管理システムの画面510において、測定条件を入力することができる。
図8に示されるように、測定管理システムの画面510には、管理者の名前を入力するための管理者名欄510aと、試料の名称を入力するための名称欄510bと、試料の質量を入力するための質量欄510cと、測定条件を識別するための条件番号を入力するための条件番号欄510dと、測定モードを入力するためのモード欄510eと、乾燥温度を入力するための乾燥温度欄510fと、乾燥時間を入力するための乾燥時間欄510gと、水分計変化率(ΔM)を入力するためのΔM欄510hと、測定条件を確定するための確定アイコン510iとが表示される。
ユーザは、このような測定管理システムの画面510において、試料に対応付けて測定条件を入力することができる。
このように、ユーザは、測定管理システムを用いて外部装置50から測定条件を入力することができる。そして、外部装置50から入力された測定条件は、水分計10からの要求に基づき、水分計10に送信される。なお、ユーザは、水分計10において、外部装置50から入力された測定条件の条件番号を選択することで、選択された条件番号に対応する測定条件が、外部装置50から水分計10に送信される。
<外部装置における記憶内容の変化の一例>
図9は、本実施形態に係る外部装置50における記憶内容の変化の一例を示す図である。図9においては、水分計10において取得された測定結果が水分計10から外部装置50に送信された場合における記憶内容の変化の一例が示されている。
図9に示されるように、外部装置50には、試料ごとに、測定条件、水分計設定、および測定結果を管理する管理テーブルが記憶されている。具体的には、管理テーブルには、試料の名称および質量が格納されている。また、管理テーブルには、試料ごとに、測定条件として、条件番号、測定モード、乾燥温度、乾燥時間、および水分計変化率(ΔM)が格納されている。さらに、管理テーブルには、試料ごとに、水分計設定として、測定値基準、開始方法、測定日時、ユーザID、および水分計IDが格納されている。そして、これらの情報に対応付けられて、測定結果が管理テーブルに格納されている。なお、管理テーブルにおいては、試料ごとの測定における管理者の名前も格納されている。
図9(a)には、水分計10から外部装置50に食塩についての測定結果など(測定結果、測定条件、水分計設定)が送信される前の管理テーブルが示されている。水分計10から外部装置50に未だ食塩についての測定結果などが送信されていないため、測定結果および水分計設定については、設定内容が未だ格納されていない。一方、測定条件については、外部装置50から入力されるため、予め管理テーブルに格納されている。
図9(b)には、水分計10から外部装置50に食塩についての測定結果などが送信された後の管理テーブルが示されている。図9(b)に示されるように、水分計10から外部装置50に食塩についての測定結果などが送信された後においては、測定結果が、測定時に用いられた測定条件および水分計設定に対応付けられて格納されている。
ここで、外部装置50は、測定結果と測定条件とを対応付けて記憶する際、条件番号を手掛かりにする。たとえば、水分計10は、測定条件および水分計設定とともに測定結果を外部装置50に送信する際、測定条件に対応する条件番号も外部装置50に送信する。外部装置50は、予め記憶していた複数の測定条件の中から、水分計10から取得した条件番号に対応する測定条件を特定し、当該測定条件に対応付けて測定結果および水分計設定を記憶する。なお、外部装置50は、予め管理テーブルに測定条件を格納することなく、水分計10から取得した測定条件および水分計設定を、そのまま測定結果に対応付けて記憶してもよい。
このように、ユーザは、測定条件および水分計設定とともに測定結果を、外部装置50に記憶させることができるため、どのような内容の測定条件に基づき試料が測定されたのか、およびどのような内容の水分計設定に基づき試料が測定されたのかについて、外部装置50において管理することができる。特に、管理者の指示に基づき測定者が水分計10を用いて試料を測定する場合、たとえば後日に測定の間違いが発覚した場合でも、管理者は、外部装置50の記憶内容を確認することで、正しい測定条件および水分計設定で測定者が試料を測定したか否かについて、判断することができる。
また、ユーザは、水分計10から取得したユーザIDを、外部装置50に記憶させることができるため、どのユーザによって試料が測定されたのかについて、外部装置50で管理することができる。特に、管理者の指示に基づき測定者が水分計10を用いて試料を測定する場合、たとえば後日に測定の間違いが発覚した場合でも、管理者は、外部装置50の記憶内容を確認することで、試料を測定した測定者を特定することができる。
さらに、ユーザは、水分計10から取得した水分計IDを、外部装置50に記憶させることができるため、どの水分計10によって試料が測定されたのかについて、外部装置50で管理することができる。特に、管理者の指示に基づき測定者が水分計10を用いて試料を測定する場合、たとえば後日に測定の間違いが発覚した場合でも、管理者は、外部装置50の記憶内容を確認することで、試料を測定した水分計10を特定することができる。これにより、水分計10に不具合が生じているのか、あるいは測定条件の内容に誤りがあるのかなど、管理者は、外部装置50の記憶内容を手掛かりに、測定の間違いの原因を究明することができる。
以上のように、管理者は、複数の水分計10について、測定条件ごとに、測定条件や水分計設定の内容、測定者の識別情報、および測定時に用いられた水分計10の識別情報を、一元管理することで、測定の間違いが発覚した場合でも、外部装置50の記憶内容を手掛かりに後から原因を究明することができる。このように本実施の形態に係る水分計10および水分測定システム1によれば、試料の測定の間違いに対するトレーサビリティを実現することができる。
また、ユーザは、水分計10のディスプレイ18の表示領域よりも大きい表示領域を有する外部装置50のディスプレイ51を見ながら、さらに、水分計10のキー部20の操作領域よりも大きい操作領域を有しかつ操作性のよい外部装置50のキーボード52を操作して測定条件を入力することができるため、間違った測定条件を入力することを極力避けることができる。
ユーザは、水分計10の記憶容量よりも記憶容量の大きい外部装置50において、測定結果に対応付けて測定条件および水分計設定を記憶させることができるため、トレーサビリティに用いることができる測定結果などの履歴をより多く残すことができる。
ユーザは、外部装置50において測定結果を履歴として残すことができるため、外部装置50においてIDおよびパスワード設定などによって外部装置50に対するアクセス制限を掛けることで、第三者による測定結果の改ざんおよび削除を防ぐことができる。
ユーザは、1台の外部装置50によって、複数の水分計10における測定結果の履歴を測定条件および水分計設定とともに残すことができるため、水分計10ごとに外部装置50を設ける必要がなく、設置スペースを最小にでき、また、コストも削減することができる。
<主な構成>
次に、本実施の形態に係る水分計10および水分測定システム1の主な構成を説明する。
本実施の形態に係る水分計10は、測定条件を記憶する記憶部111と、記憶部111によって記憶された測定条件に基づき試料の水分を測定する測定部119と、外部装置50と通信する通信部113とを備え、通信部113は、ユーザによって入力された測定条件を外部装置50との間の通信によって取得し、記憶部111は、通信部113によって取得された外部装置50からの測定条件を記憶する。
上記の構成によれば、水分計10は、試料の水分を測定する際の測定条件を、外部装置50との間の通信によって取得することができる。これにより、ユーザは、外部装置50に測定条件を入力させればよいため、水分計10において測定条件を入力する必要がない。また、ユーザは、水分計10において測定条件を予め記憶させる必要もない。このように、利便性の高い水分計10が提供される。
測定条件は、試料を乾燥させる際の乾燥温度、乾燥時間、および測定終了条件の少なくともいずれかを含む。
上記の構成によれば、ユーザは、測定条件として、乾燥温度、乾燥時間、および測定終了条件の少なくともいずれかを、外部装置50に入力することができ、これらの測定条件に基づいて水分計10を用いて試料の水分を測定することができる。
通信部113は、測定部119によって得られた測定結果を特定する情報を外部装置50に送信する。
上記の構成によれば、測定結果を特定する情報が水分計10から外部装置50に送信されるため、ユーザは、測定結果を外部装置50に記憶させて管理することができる。
通信部113は、測定結果を特定する情報を、測定条件を特定する情報とともに外部装置50に送信する。
上記の構成によれば、測定条件を特定する情報とともに測定結果を特定する情報が水分計10から外部装置50に送信されるため、ユーザは、測定条件とともに測定結果を外部装置50に記憶させて管理することができる。
通信部113は、測定結果を特定する情報を、測定日時を特定する情報、水分計10が有する固有の識別情報である水分計ID、およびユーザを特定するユーザIDとともに外部装置50に送信する。なお、通信部113は、測定結果を特定する情報を、測定日時を特定する情報、水分計10が有する固有の識別情報である水分計ID、およびユーザを特定するユーザIDの少なくともいずれかとともに外部装置50に送信してもよい。
上記の構成によれば、測定日時を特定する情報、水分計ID、およびユーザIDの少なくともいずれかとともに測定結果を特定する情報が水分計10から外部装置50に送信されるため、ユーザは、測定日時、水分計ID、またはユーザIDとともに測定結果を外部装置50に記憶させて管理することができる。
本実施の形態に係る水分測定システム1は、測定条件に基づいて試料の水分を測定する水分計10と、水分計10と通信する外部装置50とを備え、水分計10は、測定条件を記憶する記憶部111と、記憶部111によって記憶された測定条件に基づき試料の水分を測定する測定部119と、外部装置50と通信する通信部113とを含み、外部装置50は、ユーザによって入力された測定条件を受け付ける受付部112を含み、受付部112によって受け付けられた測定条件を水分計10に送信し、通信部113は、ユーザによって入力された測定条件を外部装置50との間の通信によって取得し、記憶部111は、通信部113によって取得された外部装置50からの測定条件を記憶する。
上記の構成によれば、水分計10は、試料の水分を測定する際の測定条件を、外部装置50との間の通信によって取得することができる。これにより、ユーザは、外部装置50に測定条件を入力させればよいため、水分計10において測定条件を入力する必要がない。また、ユーザは、水分計10において測定条件を予め記憶させる必要もない。このように、利便性の高い水分計10を備えた水分測定システム1が提供される。
通信部113は、測定部119によって得られた測定結果を特定する情報を外部装置50に送信し、外部装置50は、水分計10からの測定結果を特定する情報を、測定条件に対応付けて記憶する。
上記の構成によれば、水分計10から送信された測定結果を特定する情報が、測定条件に対応付けられて外部装置50に記憶されるため、ユーザは、測定結果を測定条件に対応付けて外部装置50に記憶させて管理することができる。
通信部113は、測定結果を特定する情報を、水分計10が有する固有の識別情報である水分計IDとともに外部装置50に送信し、外部装置50は、複数の水分計10との間で通信し、複数の水分計10それぞれからの測定結果を特定する情報および水分計IDを、複数の水分計10それぞれにおける測定条件に対応付けて記憶する。
上記の構成によれば、複数の水分計10それぞれから送信された測定結果を特定する情報および水分計IDが、測定条件に対応付けられて外部装置50に記憶されるため、ユーザは、複数の水分計10ごとに、測定結果を測定条件に対応付けて外部装置50に記憶させて管理することができる。
外部装置50は、水分計10からの要求に従って受付部112によって受け付けられた測定条件を水分計10に送信する。
上記の構成によれば、ユーザによって入力された測定条件が、水分計10からの要求に従って外部装置50から水分計に送信されるため、水分計10が外部装置50から離れた場所に位置する場合でも、ユーザは、外部装置50からの測定条件を水分計10に入力させることができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態を図面により説明してきたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。本発明は、上記の実施例に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な変形例などについて説明する。
本実施の形態においては、図5に示すS314の処理のように、水分計10から外部装置50に測定条件が要求されたことを条件に、外部装置50から水分計10に測定条件が送信されるものであった。このように構成されている理由は、測定時において、ユーザが水分計10の近くにいることが多いためである。しかし、外部装置50のキーボード52によってユーザによる送信操作が受け付けられたことを条件に、外部装置50が水分計10に測定条件を送信してもよい。
本実施の形態においては、水分計10から外部装置50に送信結果が送信される際、測定条件も同時に送信されるものであった。しかし、外部装置50は、既に測定条件を記憶しているため、必ずしも水分計10から外部装置50に測定条件を送信しなくてもよい。少なくとも、測定時に用いた測定条件を特定可能な情報(たとえば、条件番号など)が水分計10から外部装置50に送信されればよい。このような場合でも、外部装置50は、水分計10から受信した条件番号に対応する測定条件を、自身が記憶する測定条件の中から特定して、測定結果とともに記憶することができる。
本実施の形態においては、水分計10および外部装置50のいずれにおいても、ユーザが測定条件を入力することができるものであった。しかし、水分計10においては、ユーザが測定条件を入力することができないように水分計10が構成されてもよい。たとえば、外部装置50において管理者が入力した測定条件のみを操作者に使わせたい場合、水分計10において管理者の操作に基づき測定条件の入力、改ざん、および削除などを禁止することができるように水分計10が構成されてもよい。具体的には、水分計10が所定のコマンド(またはコード)の入力を受け付けた場合に、水分計10自体で測定条件の入力、変更、および削除をするためのキー操作が無効となるように、水分計10の制御部110が制御してもよい(たとえば、図5のS311の判断ステップを無効とする)。所定のコマンド(またはコード)は、水分計10の受付部112によって受け付けられてもよく、あるいは、水分計10の通信部113によって外部装置50から取得されてもよい。
本実施の形態においては、水分計10から外部装置50に測定結果が送信される際、測定条件および水分計設定も送信されるものであった。しかし、測定条件および水分計設定の他に、環境条件なども水分計10から外部装置50に送信されてもよい。環境条件としては、たとえば、測定時の環境(温度、湿度、気圧など)、測定場所、測定時における水分計10の通電時間などが挙げられる。
本実施の形態においては、ユーザは、外部装置50から測定条件を入力するものであった。しかし、ユーザは、外部装置50ではなく、その他のコンピュータ装置から測定条件を入力し、その測定条件がコンピュータ装置から外部装置50に送信されることで、外部装置50に測定条件が記憶されてもよい。また、ユーザによって入力された測定条件は、クラウド上のサーバに集約されてビッグデータとして蓄積されてもよい。この場合、外部装置50は、クラウド上のサーバから測定条件を取得し、取得した測定条件を記憶してもよい。そして、外部装置50は、記憶した測定条件を水分計10に送信してもよい。つまり、水分計10は、外部装置50を経由してクラウド上のサーバから測定条件を取得してもよい。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。なお、本実施の形態で例示された構成および変形例で例示された構成は、適宜組み合わせることができる。
1 水分測定システム、10,10a,10b,10c 水分計、11 ヒータカバー、12 筐体、13 ヒータ、14 皿部、15 重量センサ、16 温度センサ、17 水平調整足、18,51 ディスプレイ、19 操作パネル、20 キー部、32 水準器、40,40a,40b,40c 通信ライン、50 外部装置、52 キーボード、53 コンピュータ本体、101,501 ROM、102,502 RAM、103,503 通信インターフェイス、110,510 制御部、111,511 記憶部、112,552 受付部、113,513 通信部、114 加熱部、115 重量測定部、116 温度検出部、118,551 表示部、119 測定部。

Claims (9)

  1. 試料の水分を測定する水分計であって、
    測定条件を記憶する記憶部と、
    前記記憶部によって記憶された前記測定条件に基づき前記試料の水分を測定する測定部と、
    外部装置と通信する通信部とを備え、
    前記通信部は、ユーザによって入力された前記測定条件を前記外部装置との間の通信によって取得し、
    前記記憶部は、前記通信部によって取得された前記外部装置からの前記測定条件を記憶する、水分計。
  2. 前記測定条件は、前記試料を乾燥させる際の乾燥温度、乾燥時間、および測定終了条件の少なくともいずれかを含む、請求項1に記載の水分計。
  3. 前記通信部は、前記測定部によって得られた測定結果を特定する情報を前記外部装置に送信する、請求項1または請求項2に記載の水分計。
  4. 前記通信部は、前記測定結果を特定する情報を、前記測定条件を特定する情報とともに前記外部装置に送信する、請求項3に記載の水分計。
  5. 前記通信部は、前記測定結果を特定する情報を、測定日時を特定する情報、前記水分計が有する固有の識別情報、およびユーザを特定する情報の少なくともいずれかとともに前記外部装置に送信する、請求項3または請求項4に記載の水分計。
  6. 試料の水分を測定する水分測定システムであって、
    測定条件に基づいて前記試料の水分を測定する水分計と、
    前記水分計と通信する外部装置とを備え、
    前記水分計は、
    前記測定条件を記憶する記憶部と、
    前記記憶部によって記憶された前記測定条件に基づき前記試料の水分を測定する測定部と、
    前記外部装置と通信する通信部とを含み、
    前記外部装置は、
    ユーザによって入力された前記測定条件を受け付ける受付部を含み、
    前記受付部によって受け付けられた前記測定条件を前記水分計に送信し、
    前記通信部は、ユーザによって入力された前記測定条件を前記外部装置との間の通信によって取得し、
    前記記憶部は、前記通信部によって取得された前記外部装置からの前記測定条件を記憶する、水分測定システム。
  7. 前記通信部は、前記測定部によって得られた測定結果を特定する情報を前記外部装置に送信し、
    前記外部装置は、前記水分計からの前記測定結果を特定する情報を、前記測定条件に対応付けて記憶する、請求項6に記載の水分測定システム。
  8. 前記通信部は、前記測定結果を特定する情報を、前記水分計が有する固有の識別情報とともに前記外部装置に送信し、
    前記外部装置は、
    複数の前記水分計との間で通信し、
    複数の前記水分計それぞれからの前記測定結果を特定する情報および前記識別情報を、複数の前記水分計それぞれにおける前記測定条件に対応付けて記憶する、請求項7に記載の水分測定システム。
  9. 前記外部装置は、前記水分計からの要求に従って前記受付部によって受け付けられた前記測定条件を前記水分計に送信する、請求項6〜請求項8のいずれか1項に記載の水分測定システム。
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