JP2020016581A - 電子天びんシステム、および電子天びん - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物の質量を測定した後であっても、該対象物の測定条件をユーザが確認できる。【解決手段】電子天びん2と、外部装置500とを備え、電子天びん2は、対象物の質量を測定する測定部50と、対象物の設定を取得する設定取得部302と、対象物の測定結果と測定条件とを外部装置500に送信する通信部320とを有し、外部装置500は、通信部320が送信した測定結果と測定条件とを受信する通信部508と、通信部508が受信した測定結果と測定条件とを対応付けて記憶する記憶部504とを有する、電子天びんシステム。【選択図】図5

Description

この発明は、電子天びんシステム、および電子天びんに関する。
従来、種々の電子天びんが提案されている。この電子天びんは、微量の対象物などの質量を測定することができる。したがって、様々な分野で、この電子天びんは用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−58220号公報
特許文献1に記載の電子天びんにおいて、例えば、測定された対象物の質量を該電子天びんに記憶させることが考えられる。しかしながら、このような電子天びんにおいては、対象物の質量を測定した後において、ユーザは、どのような条件で、該対象物の質量を測定したのかを確認することができないという課題がある。
本開示は、上記のような実情に鑑みてなされたものであって、ある局面において、対象物の質量を測定した後であっても、該対象物の測定条件をユーザが確認できる電子天びんシステムが開示される。別の曲面において、対象物の質量を測定した後であっても、該対象物の測定条件をユーザが確認できる電子天びんが開示される。
本開示のある局面に従う電子天びんシステムは、電子天びんと、外部装置とを備える。電子天びんは、対象物の質量を測定する測定部を有する。電子天びんは、対象物の測定条件を取得する取得部を有する。電子天びんは、対象物の測定結果と測定条件とを外部装置に送信する第1送信部を有する。外部装置は、第1送信部が送信した測定結果と測定条件とを受信する第1受信部を有する。外部装置は、第1受信部が受信した測定結果と測定条件とを対応付けて記憶する記憶部を有する。
これにより、ユーザは、対象物を測定した後であっても、該対象物の測定結果のみならず、該対象物の測定条件も確認できる。
ある局面において、外部装置は、記憶部に記憶されている測定条件の選択を受付ける選択受付部を有する。外部装置は、選択された測定条件を電子天びんに送信する第2送信部を有する。電子天びんは、第2送信部が送信した測定条件を受信する第2受信部を有する。第2受信部が受信した測定条件を設定する設定部を有する。
これにより、ユーザは、過去の測定条件のうち所望の測定条件を電子天びんに設定させることができる。
ある局面において、測定条件は、対象物の質量を測定したときの電子天びんの設定を含む。
これにより、ユーザは、対象物を測定した後であっても、対象物の質量を測定したときの電子天びんの設定を確認できる。
ある局面において、電子天びんは、対象物の質量の測定を補助するための取付部材が取り付け可能である。測定条件は、対象物の質量を測定したときの取付部材に関する情報を含む。
これにより、ユーザは、対象物を測定した後であっても、電子天びんに取付けられていた取付部材を確認できる。
ある局面において、測定条件は、対象物の質量を測定したときの環境、日時、場所、ユーザ識別情報、および該電子天びんの電子天びん識別情報のうち少なくとも1つを含む。
これにより、ユーザは、対象物を測定した後であっても、対象物の質量を測定したときの環境、日時、場所、ユーザ識別情報、および該電子天びんの電子天びん識別情報のうち少なくとも1つを確認できる。
ある局面において、測定条件は、電子天びんへの通電が開始されたときから対象物の質量を測定したときまでの時間を含む。
これにより、ユーザは、対象物を測定した後であっても、電子天びんへの通電が開始されたときからの時間を確認できる。
本開示の他の局面に従うと、電子天びんは、対象物の質量を測定する測定部を備える。電子天びんは、記対象物の測定条件を取得する取得部を備える。電子天びんは、対象物の測定結果と測定条件とを対応付けて外部装置が記憶するように、対象物の測定結果と測定条件とを該外部装置に送信する送信部を備える。
これにより、ユーザは、対象物を測定した後であっても、該対象物の測定結果のみならず、該対象物の測定条件も確認できる。
本開示の他の局面に従うと、電子天びんは、対象物の質量を測定する測定部を備える。電子天びんは、対象物の測定条件を取得する取得部を備える。電子天びんは、測定部の測定結果と測定条件とを対応付けて記憶する記憶部を備える。
これにより、ユーザは、対象物を測定した後であっても、該対象物の測定結果のみならず、該対象物の測定条件も確認できる。
この発明によれば、対象物の質量を測定した後であっても、該対象物の測定条件をユーザが確認できる電子天びんシステム、および電子天びんを提供することができる。
本実施形態の電子天びんが適用される場面の一例を説明するための図である。 電子天びんおよび外部装置などの外観図である。 電子天びんなどのハードウェア構成を示す図である。 対応情報を説明するための図である。 電子天びんなどの機能構成を示す図である。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 ポップアップ画面の一例を示す図である。 電子天びんシステムのシーケンス図である。 変形例の対応情報を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[適用例]
まず、比較例の電子天びんについて説明する。この比較例の電子天びんは、特に図示しない。比較例の電子天びんでは、対象物の質量(荷重)を測定したときに、該比較例の電子天びんが該測定された質量を記憶する。この比較例の電子天びんは、記憶された質量を表示可能である。これにより、ユーザは、対象物の質量を測定した後において、対象物の測定結果(つまり、対象物の質量)を確認することができる。
ところで、対象物の質量を測定した後において、ユーザが、対象物の測定の条件(以下、「測定条件」という。)を確認したい場合がある。測定条件とは、例えば、対象物の質量を測定したときの電子天びんの設定である。電子天びんの設定とは、例えば、後述の図4の安定マークの点灯タイミングなどである。この設定についての情報を「設定情報」ともいう。
例えば、ユーザが対象物の質量を測定した時点では、該測定した質量が誤りであることを認識できなかったが、後ほど(例えば、数日後)、該測定した質量が誤りであることが判明する場合がある。例えば、ユーザが対象物の質量を測定した後に、質量を測定した対象物を液体に溶かし、該対象物が溶かされた液体の濃度が合格濃度に一致していない場合には、該対象物の質量は誤りであるということになる。
このように、ユーザが測定した対象物の質量が後ほど誤りであることが判明した場合において、比較例の電子天びんでは、ユーザは該測定したときの測定条件を確認することができない。
次に、本実施形態の電子天びんについて説明する。図1は、本実施形態の電子天びんが適用される場面の一例を説明するための図である。図1(A)は、ユーザが、電子天びんのどのような設定で、対象物A1の質量を測定したのかといった疑問を抱いている状況を示す。
また、図1(A)に示すように、本実施形態の電子天びんは、外部装置に接続されている。電子天びんと、外部装置とは、互いに、情報を通信可能に接続されている。
図1(B)に示すように、本実施形態の電子天びんシステムでは、外部装置に対象物の測定結果と、該測定結果に対応する設定情報とが対応付けられて対応情報として表示される。このような対応情報が表示されることにより、ユーザが測定した対象物の質量が後ほど誤りであることが判明した場合において、ユーザは該測定したときの設定(設定情報)を確認することができる。この設定情報の確認により、ユーザは、設定情報の見直しなどを行うことができることから、今後の測定をより正確に行うことができる。
[電子天びんなどの外観図]
図2は、電子天びんおよび外部装置などの外観図である。図2を参照して、電子天びん2を説明する。
電子天びん2の本体21内には秤量室22が形成されている。秤量室22内には仕切部材1が設けられている。本体21は、本体部211、背面部212、および風防ケース213を含む。
本体部211上には、秤量皿23が配置されている。質量が測定される対象物は、秤量皿23に載置される。なお、この対象物は、サンプルなどともいう。
背面部212は、本体部211の背面側に立設され、例えば基板などが内部に収容されている。風防ケース213は、背面部212の手前側に設けられ、背面部212とともに秤量皿23の周囲および上面を覆うことにより秤量室22を形成している。秤量室22の内面は、本体部211、背面部212、および風防ケース213により形成されている。秤量室22の底面221を構成する本体部211の上面に秤量皿23が設けられている。このように、秤量皿23の周囲が覆われることにより、外部の気流を遮断することができる。
仕切部材1は秤量室22内に挿入され、仕切板11によって秤量室22が上下2つの空間に仕切られる。これにより、秤量皿23の周囲の秤量室22の容積を小さくすることができる。秤量室22の容積が小さいほど、秤量室22内の気流を小さくできることから、電子天びん2は、正確に、対象物の質量を測定できる。一方、秤量室22の容積が大きいほど、電子天びん2は、大きな容器に収容された対象物の質量を測定できる。
本体部211は、例えば対象物の質量を測定するための測定部50(図3など参照)と、測定値などを表示する表示部30と、操作部32とを含む。
図2(B)に示すように、表示部30は、種々の情報を表示する。図2(B)の例では、対象物の測定値情報322と、安定マーク324とが表示される。なお、図2(B)の例では、測定値情報322として、「1.00mg」が表示されている。
また、操作部32は、十字キーと、丸型ボタンなどを含む。ユーザは、操作部32を操作することにより、電子天びん2が有する機能を設定することができる。
電子天びん2の方式は、例えば、電磁式としてもよい。電磁式では、電気の力(電磁力)を加えて、該電気の力と、秤量皿23に載置された対象物の質量(重力)とを釣り合わせる。電子天びん2は、両者が釣り合ったときの該電磁力を発生させるための電流の値を検出する。電子天びん2は、この電流の値に基づいて、対象物の質量を求める。電子天びん2の方式が電磁式である場合には、測定部50は、秤量皿23と、この電磁力を加える手段、および電流の値に基づいて対象物の質量を求める手段などを含む。また、電子天びん2の他の方式、例えば、ロードセル式または音叉式としてもよい。
外部装置500は、ケーブル560により、電子天びん2と接続されている。図2の例では、電子天びん2と、外部装置500とは、有線ケーブルで接続されている。なお、変形例として、電子天びん2と、外部装置500とは、無線で接続するようにしてもよい。外部装置500は、例えば、PC(Personal computer)と、タブレットと、スマートフォンなどのうちいずれかである。
[電子天びんなどのハードウェア構成]
図3は、電子天びん2および外部装置500のハードウェア構成を示す図である。図3に示されるように、電子天びん2と外部装置500とはケーブル560で接続されている。電子天びん2は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)101と、データを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)102と、データを揮発的に格納するRAM(Random Access Memory)103と、データを不揮発的に格納するフラッシュメモリ104と、表示部30と、測定部50と、操作部32と、通信部310などを含む。
ROM102には、CPU101が実行するオペレーティングシステムおよび各種のプログラム、各種のコンテンツおよびデータを格納している。CPU101は、ROM102に格納されている情報に基づいて種々の処理を実行する。RAM103には、種々の情報が記憶される。フラッシュメモリ104には、種々の情報(例えば、電子天びん2の設定情報など)が記憶される。通信部310は、外部装置500などと通信するためのインターフェースである。
外部装置500は、プログラムを実行するCPU601と、データを不揮発的に格納するROM602と、データを揮発的に格納するRAM603と、データを不揮発的に格納するフラッシュメモリ604と、表示部510と、選択受付部502と、通信部508などを含む。
[電子天びんに設定可能な機能]
次に、ユーザが、電子天びん2に設定可能な機能について説明する。ユーザは、操作部32を操作することにより、電子天びん2に対して種々の機能を設定できる。図4は、様々な設定の一例などを示した図である。図4の測定条件(設定情報)の欄に、本実施形態の機能の一例を示す。
本実施形態の機能は、安定マーク、安定性・応答性、ゼロトラッキング、および単位を含む。
安定マークは、図2(B)に示した安定マーク324である。安定マーク324は、「OK」という文字である。対象物の測定が完了したと電子天びん2が判定したときに、安定マーク324は、点灯する。換言すれば、安定マーク324は、該安定マーク324が点灯したときに表示されていた測定値情報322をユーザに視認させることを促すマークである。
安定マーク324の点灯可否を判定する条件は、例えば、測定時間tと測定幅rとを含む。一般的には、ユーザが、対象物を秤量皿23に載置した直後は、測定値は変動する。該測定値が測定幅rの範囲内に測定時間tに亘って属していれば、安定マーク324は点灯する。ユーザは、測定時間tと測定幅rとを設定することができる。
例えば、ユーザは、安定マーク324を早く点灯させることを所望している場合には、測定幅rを大きくすること、および測定時間tを短くすることのうち少なくとも一方を行えばよい。また、ユーザは、対象物の質量を正確に測定することを所望している場合には、測定幅rを小さくすること、および測定時間tを長くすることのうち少なくとも一方を行えばよい。図4の例では、測定時間がt1に設定されているとともに測定幅がr1に設定されていることが示されている。
安定性・応答性機能について、安定性は、対象物への微小な荷重変化があっても計量値が変動しない性能を示す。荷重変化は、例えば、多少の外乱により生じる。多少の外乱は、風や振動などで生じる。一方、応答性は、対象物への微小な荷重変化に敏感に反応する性能を示す。安定性と応答性は互いにトレードオフの関係にある。例えば、安定性および応答性はそれぞれ数値で表示され、安定性の数値と応答性の数値との合計値は所定値とされる。図4の例では、合計値は、「5」とされ、ユーザにより、安定性は「4」であり、応答性は「1」であるように設定されている。
また、安定性の数値を高くするモードとしての「耐震モード」と、応答性を優先させる「はかりとりモード」とのうちいずれのモードとするかをユーザは設定するようにしてもよい。
ゼロトラッキング機能は、測定値情報322が0.00mgを示しているときに、ゼロ点の僅かなズレをキャンセルする機能である。このキャンセルにより、0.00mgの表示中に、多少の外乱が生じても、測定値情報322の表示が、初期値(例えば、「0g」)に維持される。このように、ゼロトラッキング機能をONにすると、0.00mgの表示中に、測定値情報322の表示が、「0g」に維持される。ゼロトラッキング機能をOFFにすると、無負荷状態であるときに外乱などにより、測定値情報322の表示が微小に変動する。
ユーザが、例えば、微小な対象物の質量の測定を所望している場合には、ゼロトラッキング機能をオフにすればよい。一方、ユーザが、通常の対象物の質量の測定を所望している場合には、ゼロトラッキング機能をオンにすればよい。
単位機能は、測定値情報322の表示の単位を示す機能である。対象物の質量の大きさに応じて、ユーザは、所望の単位を設定すればよい。単位としては、例えば、mg、g、kgなどがある。
なお、機能の設定については、図4に示したものに限られず、ユーザは、他の機能を設定できるようにしてもよい。
[電子天びんなどの機能構成例]
図5は、電子天びん2などの機能構成例を示す図である。図5を参照して、電子天びん2は、表示部30と、操作部32と、測定部50と、通信部310と、制御部320とを含む。制御部320は、設定取得部302と、設定部304と、測定値取得部306と、変更禁止部319とを含む。制御部320は、CPU101と、ROM102と、RAM103などから構成される。
外部装置500は、選択受付部502と、記憶部504と、通信部508と、表示部510と、制御部520とを含む。制御部520は、抽出部506と、変更禁止部519とを含む。制御部520は、CPU601と、ROM602と、RAM603などから構成される。記憶部504は、図3のフラッシュメモリ104と対応する。
ユーザにより、対象物Aが秤量皿23に載置されて、質量が測定されたとする。測定値取得部306は、安定マーク324が点灯されたときの対象物Aの質量を取得する。この測定値は、表示部30および通信部310に送信される。表示部30は、該送信された測定値を、測定値情報322として表示する。
ユーザは、操作部32を操作することにより、電子天びん2に対して様々な設定(図4参照)を設定することができる。設定部304は、ユーザの操作により指定された設定を電子天びん2に対して行う。
秤量皿23に載置された対象物Aの質量の測定についての安定マーク324が点灯したときに、設定取得部302は、ユーザにより指定された機能の設定を示す設定情報を取得する。つまり、測定値取得部306が対象物Aの質量を取得したとき(つまり、対象物Aの質量が確定したとき)に、設定取得部302は、該対象物Aの質量を測定したときの電子天びん2の設定情報を取得できる。図4の例では、設定情報は、安定マークについての測定時間t1および測定幅、安定性および応答性それぞれの数値、ゼロトラッキング機能がONであるか否か、および単位の種別それぞれを示す情報である。
通信部310は、測定値取得部306が取得した対象物の測定値と、該対象物の質量を測定したときの電子天びん2の設定を示す設定情報とを、制御部320の制御のもと、外部装置500に送信する。このように、通信部310は、第1送信部として、対象物の測定結果(質量)と測定条件(設定情報)とを外部装置500に送信する。
対象物の測定結果(質量)と測定条件(設定情報)の送信の送信契機は、測定値取得部306による測定値の取得が終了したときである。測定値取得部306による測定値の取得が終了したときとは、例えば、安定マーク324が点灯したときである。
したがって、対象物Aの質量の測定開始(対象物Aを秤量皿23に載置する)、安定マーク324の点灯、測定値取得部306が質量を取得、設定取得部302が設定情報を取得、取得した質量と取得した設定情報とを送信、という処理の流れになる。
なお、質量と、設定情報との送信契機は、他の契機としてもよい。例えば、質量と、設定情報との送信契機は、ユーザからの電子天びん2に対する送信操作の実行としてもよい。送信操作とは、例えば、対象物の質量の測定が終了したことを示す終了ボタンへの操作である。
外部装置500の通信部508は、通信部310が送信した測定結果と測定条件とを第1受信部として受信する。通信部508が受信した測定結果と測定条件とは、記憶部504に記憶される。
図4を用いて記憶部504に記憶される記憶データの一例を説明する。図4の例では、対象物として、対象物A1、対象物A2、対象物A3、および対象物A4が記憶されている。また、対象物A1、対象物A2、対象物A3、および対象物A4それぞれについて、測定結果(対象物の質量)と、測定条件(設定情報)とが対応付けられている。
例えば、図4の例では、対象物A1については、測定結果として質量M1が対応付けられている。また、該対象物A1については、安定マークの測定時間がt1であり、測定幅がr1であり、安定性が4であり、応答性が1であり、ゼロトラックング機能がONであり、単位がmgであることが測定条件(設定情報)として対応付けられている。
その他の対象物である対象物A2、対象物A3、および対象物A4それぞれの測定結果(質量)として、M2、M3、M4が対応付けられている。対象物A2、対象物A3、および対象物A4それぞれの測定条件については、図4では簡略化して「・・・」と記載されているが、実際には、具体的な情報(パラメータ)が規定されている。
このように、対象物名、測定結果、および測定条件(設定条件)がそれぞれ対応付けられている。該対応付けられている3つの情報(つまり、対象物名、測定結果、および測定条件(設定条件))をまとめて、「対応情報」ともいう。
なお、外部装置500には、予め表作成ソフトがダウンロードされている。測定結果と測定条件とが電子天びん2から送信されると、外部装置500の制御部520が表作成ソフトを起動させ、表での所定のセルに測定結果と測定条件とが対応付けて表示される。この所定のセルは、例えば、ユーザが指定可能である。測定結果と測定条件とが対応付けて表示されたセルの例えば隣のセルに、測定した対象物の名称をユーザは操作部から入力する。ユーザは、この入力を終えると、対象物の名称と、測定結果と、測定条件と対応付けて、記憶部504に記憶させるための記憶操作を行う。記憶操作とは、例えば、表示部510に表示される記憶ボタンをマウスでクリックする操作などである。
また、ユーザは、対象物の測定前に、対象物の名称を外部装置500に対して予め入力するようにしてもよい。この場合には、電子天びん2が測定結果と測定条件とを外部装置500に送信した後に、測定結果と測定条件と、予め入力された対象物の名称とを対応付けて、記憶部504に記憶させるための記憶操作を、ユーザは行う。
また、ユーザは、対象物の測定前に、対象物の名称を電子天びん2に対して予め入力するようにしてもよい。この場合には、電子天びん2が測定結果と測定条件と対象物の名称とを外部装置500に送信した後に、該送信された、対象物の名称と測定結果と測定条件とを対応付けて、記憶部504に記憶させるための記憶操作を、ユーザは行う。
なお、変形例として、対象物名は、具体的な名称ではなく、対象物の識別情報(ID:identification)としてもよい。対象物の識別情報とは、例えば、サンプル番号1、サンブル番号2、・・・・などである。また、サンブル番号を検体番号としてもよい。
なお、変形例として、ユーザが、電子天びん2に対して、対象物の具体的な名称、または、対象物の識別情報(以下、「対象物の具体的な名称など」という。)を入力する構成としてもよい。このような構成が採用された電子天びん2は、測定結果と、設定情報とともに、対象物の具体的な名称などを外部装置500に送信する。
外部装置500は、測定結果と、設定情報とともに、対象物の具体的な名称などを受信すると、対象情報としてこれら3つの情報を記憶部504に記憶させる。
変更禁止部519は、記憶部504に記憶されている対応情報を変更することを禁止する変更禁止処理を実行する。変更禁止部519が変更禁止処理を実行することにより、例えば、ユーザの外部装置500への操作に関わらず、対応情報が変更されることを禁止できる。換言すれば、該変更禁止部519が変更禁止処理を実行することにより、ユーザの操作に関わらず、対応情報の改ざんおよび削除等が禁止(防止)される。
該変更禁止処理の一例を説明する。例えば、変更禁止部519が、対応情報をそもそも変更できないようにしてもよい。また、変更禁止部519が、対応情報に対してのアクセス権限を如何なるユーザに対しても与えないようにしてもよい。
電子天びんシステム100は、記憶部504に記憶された対応情報のうちの設定情報により示される機能を電子天びん2に設定させることができる。以下にこの設定手法について説明する。
外部装置500の制御部520は、ユーザからの所定の表示操作により、記憶部504に記憶されている対応情報を表示部510に表示する。表示操作とは、例えば、表示部510に表示されている表示ボタンをマウスなどでクリックする操作である。
図6は、表示部510に表示される表示画面の一例である。図6の例では、表示部510は、ユーザが視認できる態様で対応情報を、表示部510の表示領域510Aに表示する。図6に示すように、外部装置500の表示部510は、対応情報を表示する。例えば、ユーザが対象物の質量を測定した時点では、該測定した質量が誤りであることを認識できなかったが、後ほど(例えば、数日後)、該測定した質量が誤りであることが判明した合であっても、該対応情の表示により報該測定したときの測定条件をユーザは確認できる。
さらに、表示部510には、ポインタ530も表示される。ユーザは、マウスの操作によりポインタ530を移動できる。ユーザは、電子天びん2に設定したい設定情報の領域にポインタ530を移動させ、マウスをクリックする。ここでは、ユーザは、対象物A1の設定情報を、電子天びん2に設定することを所望しているとする。この場合には、対象物A1についての対応情報が表示されている領域内のいずれかの点をポインタ530で指定して、マウスをクリックする。そうすると、制御部520は、表示部510の中央部に、対応情報に重畳させてポップアップ画面を表示させる。
図7は、ポップアップ画面540の一例を示す図である。図7の例では、対象物A1についての対応情報がユーザにより指定されたことから、ポップアップ画面540として、該対応情報に含まれる設定情報を電子天びん2に設定してよいか否かをユーザに確認する画面が表示される。
図7のポップアップ画面540には、安定マークについての計量時間がt1であり、計量幅がr1であり、安定性・応答性について安定性が4であり、応答性が1であり、ゼロトラッキング機能ONであり、単位がmgである旨が、設定情報542として表示される。このポップアップ画面540では、さらに、「これらの設定を電子天びんで行いますか?」という文字と、YESボタン550と、NOボタン552とが表示される。
ユーザのマウスへの操作により、ポインタ530がYESボタン550に移動されて、該マウスがクリックされると、制御部520の制御のもと、通信部508は、設定情報542に示す設定情報を電子天びん2に送信する。
このように、選択受付部502は、表示部510に表示された対応情報(図6および図7参照)から、測定条件(設定情報)のユーザからの選択を受付ける。通信部508は、第2送信部として、選択された設定条件(設定情報)を電子天びん2に送信する。
また、ユーザのマウスへの操作により、ポインタ530がNOボタン552に移動して、該マウスがクリックされると、ポップアップ画面540が消去された状態、つまり、図6の状態に戻る。
通信部310は、第2受信部として、該送信された設定条件(設定情報)を受信する。設定部304は、該受信した設定情報に基づく設定を電子天びん2に対して行う。図7の例では、設定部304は、対象物A1に対応する設定情報に基づく設定を電子天びん2に対して行う。
また、変更禁止部319は、設定部304の設定に対するユーザによる変更を禁止する。この設定は、外部装置500から送信された設定情報に基づく設定である。変更禁止部319が変更禁止処理を実行することにより、例えば、ユーザの電子天びん2への操作に関わらず、設定が変更されることを禁止できる。換言すれば、変更禁止部319が変更禁止処理を実行することにより、ユーザの操作に関わらず、対応情報の改ざんおよび削除等が禁止(防止)される。
該変更禁止処理の一例を説明する。例えば、変更禁止部319が、設定をそもそも変更できないようにしてもよい。また、変更禁止部319が、電子天びん2の設定に対してのアクセス権限を如何なるユーザに対しても与えないようにしてもよい。このように、電子天びん2は、外部装置500から送信された設定情報に基づく設定については、ユーザによる変更が禁止される。
また、ユーザが電子天びん2への直接の操作による設定については、ユーザが変更可能である。例えば、外部装置500への操作による電子天びん2の設定については、該設定についての変更不可情報(例えば、変更不可フラグ)が対応付けられる。変更不可フラグとは、ユーザの操作による変更が不可能である(禁止されている)ことを示す情報である。したがって、該変更不可情報により、外部装置500への操作による電子天びん2の設定をユーザは変更できないようにすることができる。一方、電子天びん2への操作による該電子天びん2の設定については、該変更不可情報(例えば、変更不可フラグ)が対応付けられない。したがって、電子天びん2は、該変更不可情報を記憶させないことにより、電子天びん2への操作による電子天びん2の設定をユーザは変更できるようにすることができる。
[電子天びんシステムのシーケンス図]
図8は、本実施形態の電子天びんシステム100のシーケンス図である。図8を参照して、ステップS2では、制御部320は、秤量皿23に対象物が載置されたか否かを判断する。ステップS2では、制御部320が、秤量皿23に対象物が載置されたと判断するまで待機する(ステップS2のNO)。ステップS2において、制御部320が、秤量皿23に対象物が載置されたと判断した場合(ステップS2のYES)、制御部320の処理はステップS4に進む。
ステップS4において、制御部320が、対象物の測定値が測定範囲内に測定時間に亘って属したか否かを判断する。ステップS4では、制御部320が、対象物の測定値が測定範囲内に測定時間に亘って属したと判断するまで待機する(ステップS4のNO)。ステップS4において、制御部320が、対象物の測定値が測定範囲内に測定時間に亘って属したと判断した場合(ステップS4のYES)、制御部320の処理はステップS6に進む。
ステップS6において、制御部320が、安定マーク324を点灯させる。次に、ステップS7において、測定値取得部306は、測定値(対象物の質量)を取得する。次にステップS8において、設定取得部302は、設定情報を取得する。次に、ステップS10において、通信部310は、測定値と設定情報とを外部装置500に対して送信する。
次に、ステップS12において通信部508は、測定値と設定情報とを受信する。次にステップS14において、制御部520は、受信した測定値と設定情報とを対応情報(図4参照)として記憶する。
図8において、ステップS10およびステップS14の下方に記載されている3点リーダは、任意の期間が経過したことを示している。
ステップS16において、制御部520は、表示部510に表示された設定情報から、該設定情報の選択(図6および図7参照)を受付けたか否かを判断する。ステップS16では、制御部520が、設定情報の選択(図6および図7参照)を受付けたと判断するまで待機する。ステップS16において、制御部520が、設定情報の選択(図6および図7参照)を受付けたと判断した場合(ステップS16のYES)、ステップS18に進む。
ステップS18において、通信部508は、選択された設定情報を電子天びん2に対して送信する。ステップS20において、通信部310は、該送信された設定情報を受信する。次に、ステップS22において、設定部304は、該受信した設定情報に基づく設定を電子天びん2に対して行う。
[電子天びんシステムおよび電子天びんが奏する主な効果]
(1) 本実施形態の電子天びんシステム100では、外部装置500は、測定値と測定条件(設定情報)とを対応付けて対応情報として記憶する。ユーザは、該外部装置500の表示部510に該対応情報を表示させることにより、対象物の測定結果のみならず、対象物の測定条件をも確認できる。
例えば、ユーザが対象物の質量を測定した時点では、該測定した質量が誤りであることを認識できなかったが、後ほど(例えば、数日後)、該測定した質量が誤りであることが判明する場合がある。この場合であっても、ユーザは、図6に示すように対応情報を表示させることにより、設定情報を確認できる。この設定情報の確認により、ユーザは、測定した質量が誤りであった原因を追究できるとともに、設定情報の見直しなどを行うことができることから、今後の対象物の質量の測定をより正確に行うことができる。
また、例えば、測定結果などがユーザの不利益となるような結果である場合に、外部装置500に記憶されている測定結果および測定条件のいずれか一方をユーザが変更したいと考える場合がある。このように、対象物の種別によっては(例えば、薬剤を調合する場合などには)、測定結果および測定条件が変更されると、社会的な悪影響を及ぼしてしまう場合がある。
そこで、変更禁止部519は、記憶部504に記憶された対応情報の変更を、ユーザの外部装置500に対する操作に関わらず、禁止する。これにより、測定結果および測定条件のいずれか一方をユーザが変更したい場合であっても、該測定結果および測定条件のいずれも変更させないようにすることができる。
また、電子天びんシステム100により対象物を測定する現場において、管理者と、該管理者からの指示に基づいて対象物の質量を測定する測定者とがいる場合がある。このような現場において、管理者は過去の測定結果および測定条件を一括で管理したい場合がある。なお、ユーザは、管理者と測定者とのうちの少なくとも一方を含む。
管理者が、電子天びん2に、過去の測定結果および測定条件(過去の対応情報)を記憶させることも考えられる。しかしながら、過去の対応情報を電子天びん2に記憶させようとすると、多大な記憶領域の記憶部を電子天びん2に備える必要があり、電子天びん2のコスト増大化などを招く。そこで、本実施形態では、過去の対応情報を外部装置500に記憶させる。これにより、電子天びん2のコスト増大化を招くことなく、管理者は、過去の対応情報を一括管理することができる。
また、ユーザが、対応情報の管理について、該対応情報へのアクセスを厳重にしたい場合がある。このように厳重にしたい場合には、例えば、ユーザ毎のユーザ認証のためのアカウント情報(ユーザID、およびパスワードなど)を設けることなどが考えられる。さらに、管理者等が、電子天びん2に、ユーザ毎のアカウント情報を記憶させることも考えられる。しかしながら、過去の対応情報を電子天びん2に記憶させようとすると、多大な記憶領域の記憶部を電子天びん2に備える必要があり、電子天びん2のコスト増大化などを招く。そこで、本実施形態では、過去の対応情報とともに、該対応情報についてのアカウント情報も外部装置500に記憶させる。これにより、電子天びん2のコスト増大化を招くことなく、対応情報へのアクセスを厳重にすることができる。
(2) また、電子天びんシステム100では、ユーザは、記憶部504に記憶されている対応情報のうちの測定条件(設定情報)を選択することができる(図6および図7参照)。該選択された測定条件は、電子天びん2に送信される。電子天びん2の設定部304は、該測定条件(設定情報)に基づいた設定を行う。
例えば、管理者が所望する設定に基づいて、対象物を測定したい場合がある。該管理者は、該所望する設定を示す設定情報を選択して、該設定情報を電子天びん2に対して送信する。電子天びん2は、該設定情報に基づく設定を行う。測定者は、該設定が行われた電子天びん2を用いて対象物の質量の測定を行う。管理者は、このような流れで電子天びんシステム100を用いれば、管理者は該管理者が所望する設定に基づいた測定を測定者に行わせることができる。
また、管理者は、設定情報のみならず、設定情報に対応付けられた対象物および該対象物の質量も視認できる。したがって、管理者が、過去の対応情報のうちの対象物、および該対象物の質量と同一の測定結果を得たい場合には、該対象物の設定情報を選択すればよい。例えば、過去の対応情報として、図6の対象物A2についての測定結果および測定条件が記憶されている場合において、ユーザは、対象物A2の質量の測定を所望しているとする。この場合には、ユーザは、対象物A2の設定情報を選択すればよい。これにより、ユーザは、過去に質量を測定した対象物と同一の設定で、再度、該対象物の質量を測定することができる。
(3) また、電子天びん2は、変更禁止部319の処理により、外部装置500から送信された設定情報に基づく設定を、ユーザ(例えば、測定者)による電子天びん2に対する操作に関わらず、変更禁止部319の処理により、変更させない。したがって、例えば、電子天びん2に対する測定者の誤操作などにより、電子天びん2の設定が変更されることを防止できる。
(4) また、本実施形態の測定条件情報は、対象物の質量を測定したときの電子天びんの設定(図4など参照)を含む。したがって、ユーザは、対象物を測定した後であっても、対象物の質量を測定したときの電子天びんの設定を確認できる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態を図面により説明してきたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。本発明は、上記の実施例に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な変形例などについて説明する。
(1) 本実施形態では、測定条件として、電子天びん2の設定を例示した。以下に、測定条件の他の例を説明する。図9は、他の測定条件を示した図である。以下では、必要に応じて、測定条件を示す情報を「測定条件情報」という。また、図9では、対象物A1に対して対応付けられた測定条件情報を示す。実際には、他の対象物(例えば、対象物A2、A3、A4)についても、該測定条件情報が対応付けられる。
(1−1) 測定条件は、対象物の質量を測定したときの環境を含むようにしてもよい。以下では、環境を示す情報を環境情報ともいう。図9(A)の環境情報は、温度情報、湿度情報、および気圧情報を含む。
図9(A)の例では、対象物A1に対して、質量がM1であり、該質量を測定したときの温度がT1であり、該質量を測定したときの湿度がH1であり、該質量を測定したときの気圧がG1であることが対応付けられている。
また、電子天びん2が、温度センサ、湿度センサ、および気圧センサのうち少なくとも1つのセンサを備えている場合には、該少なくとも1つのセンサにより取得された環境情報(パラメータ)を、ステップS12(図8参照)において電子天びん2は外部装置500対して送信する。温度センサは、電子天びん2の周囲の温度を検出する。湿度センサは、電子天びん2の周囲の湿度を検出する。気圧センサは、電子天びん2の周囲の気圧を検出する。
外部装置500は、このステップS12において送信された測定結果と環境情報とを対応付けて、図9(A)のように記憶する。
また、電子天びん2が備えていないセンサについて、該センサで測定される環境情報については外部装置500からユーザが入力するようにすればよい。例えば、電子天びん2が気圧センサを備えていないが、気圧を対応情報として外部装置500に記憶させたい場合には、ユーザが気圧センサにより検出された気圧を視認する。該ユーザは、対象物の測定が終了した後などに、該視認した気圧を入力すればよい。
また、これらの環境情報(温度情報、湿度情報、気圧情報)の全てを外部装置500が記憶するのではなく、例えば、電子天びん2による対象物の測定に影響を及ぼす環境情報を外部装置500が記憶するようにしてもよい。
例えば、電子天びん2が、温度の変化により対象物の測定に影響を及ぼすものであったとする。温度の変化により対象物の測定に影響を及ぼす電子天びんとは、例えば、電磁式の電子天びんである。
例えば、ユーザが、該測定した質量が誤りであることを認識できなかったが、後ほど(例えば、数日後)、該測定した質量が誤りであることが判明した場合において、該測定したときの温度(対象物の測定に影響を及ぼすパラメータ)を、ユーザが確認したい場合がある。ユーザが、測定したときの温度を確認したい場合には、対応情報を視認することにより、該測定したときの温度を確認できる。したがって、ユーザは、測定した質量が誤りであった原因を追究できるとともに、設定情報の見直しなどを行うことができる。該少なくとも1つのセンサにより取得された環境情報(パラメータ)を、ステップS12(図8参照)において電子天びん2は外部装置500対して送信する。
(1−2) 測定条件情報は、対象物の質量の測定の関連情報を含むようにしてもよい。図9(B)の関連情報は、対象物の質量の測定したときの、ユーザ名、測定した場所、測定した日時、および測定した電子天びんIDを含む。
図9(B)の例では、対象物A1に対して、質量がM1であり、ユーザ名(ユーザ識別情報)がN1であり、測定した場所がP1であり、測定した日時がD1であり、および測定した電子天びんID(電子天びん識別情報)がC1であることが対応付けられている。
次に、これらの関連情報の電子天びんシステム100の取得の手法について説明する。まず、ユーザ名について説明する。例えば、ユーザが電子天びんシステム100を使用する際に、外部装置500は、ユーザ認証のためのアカウント情報を外部装置500に入力させる。該入力されたアカウント情報から、外部装置500は、ユーザ識別情報を取得する。
次に、場所情報について説明する。電子天びん2がGPS(Global Positioning System)機能を有し、該電子天びん2が、場所情報(例えば、経度および緯度を示す情報)を取得するようにしてもよい。また、電子天びん2は、場所情報を、ステップS12(図8参照)において外部装置500対して送信する。
また、外部装置500が、該外部装置500のIPアドレスから測定場所を検索できる機能を有するようにしてもよい。また、ユーザが外部装置500に対して測定場所を入力するようにしてもよい。
次に、日時情報について説明する。電子天びん2がタイマ機能を有し、該電子天びん2が、対象物が測定されたときの日時情報を取得するようにしてもよい。また、電子天びん2は、日時情報を、ステップS12(図8参照)において電子天びん2は外部装置500対して送信する。
また、外部装置500が、タイマ機能を有し、対象物が測定されたときの日時情報を取得するようにしてもよい。
次に、電子天びん識別情報について説明する。電子天びん2は、該電子天びん2を識別するための電子天びん識別情報を所定の記憶領域(例えば、ROM102)に記憶している。また、電子天びん2は、電子天びん識別情報を、ステップS12(図8参照)において外部装置500に対して送信する。
外部装置500が、図9(B)に示した関連情報を対応情報として記憶することにより、ユーザが、該測定した質量が誤りであることを認識できなかったが、後ほど(例えば、数日後)、該測定した質量が誤りであることが判明した場合に、該関連情報により示される情報をユーザは確認できる。
(1−3) また、電子天びん2は、種々の補助部材を用いることが可能である。補助部材は、対象物の質量の測定を補助するための部材である。補助部材は、電子天びん2に取付けて用いるようにしてもよく、電子天びん2に取付けずに用いるようにしてもよい。
補助部材は、例えば、固定部材(特に図示せず)と、風防ケース213(図2参照)と、イオナイザ(特に図示せず)と、風袋と、フックとを含む。
例えば、測定対象の対象物を収容する収容器(風袋)が特殊な形状であることなどにより、ユーザは、該収容器を秤量皿23に載置できない場合がある。該特殊な形状である収容器とは、例えば、試験管である。固定部材とは、該特殊な形状である収容器を秤量皿23に固定して載置させるための部材である。固定部材についての固定部材情報は、固定部材が使用されているか否か、および該固定部材が使用されている場合には該固定部材の種別を示す情報である。
風防ケース213は、図2で説明した通り、対象物への外気の流入(風)を防止するケースである。風防ケース213の内部には、仕切板11を介入させることにより風防ケース213内の容積を変更できる。風防ケースについての風防ケース情報は、風防ケースが使用されているか否か、および風防ケースが使用されている場合には仕切板の有無を示す情報である。
イオナイザは、風防ケース213内の秤量室22の静電気を除去するための静電気除去装置である。イオナイザについてのイオナイザ情報は、イオナイザが使用されているか否か、およびイオナイザが使用されている場合には該イオナイザの設定を示す情報である。
風袋は、対象物を収容する収容器である。風袋についての風袋情報は、風袋の質量を示す情報である。
次に、フックについて説明する。例えば、測定対象の対象物を収容する収容器(風袋)が特殊な形状であることなどにより、ユーザが、該収容器を秤量皿23に載置できない場合において、フックを用いるようにしてもよい。フックは、秤量皿23の箇所から電子天びん2に貫通穴が設けられている電子天びんなどに用いられている。このフックを用いた電子天びん2は、貫通穴が設けられた載置台に載置して用いられる。該フックは、電子天びん2の貫通穴、および載置台の貫通穴を経由して吊り下げられる。このフックに測定対象の対象物を取り付けることにより、秤量皿23に直接、対象物を載置しなくても、該対象物の質量を測定できる。フックについてのフック情報は、フックが使用されているか否かを示す情報である。
図9(C)の例では、固定部材情報として、固定部材は使用されていないことを示す情報が対象物A1に対応付けられている。風防ケース情報として、風防ケースが使用されており、かつ仕切板がないことを示す情報が対象物A1に対応付けられている。イオナイザ情報として、イオナイザは使用されていないこと示す情報が、対象物A1に対応付けられている。風袋情報として、風袋の質量はN1(g)であることが対象物A1に対応付けられている。フック情報として、フックは使用されていないこと示す情報が、対象物A1に対応付けられている。
外部装置500が、図9(C)に示した補助部材情報を対応情報として記憶することにより、ユーザが、該測定した質量が誤りであることを認識できなかったが、後ほど(例えば、数日後)、該測定した質量が誤りであることが判明した場合に、該補助部材情報により示される情報をユーザは確認できる。
(1−4) 測定条件情報は、通電時間情報を含むようにしてもよい。通電時間情報とは通電時間を示す情報である。通電時間とは、典型的には、「電子天びんへの電源供給が開始されたとき」から「対象物の質量を測定したとき」までの時間をいう。「電子天びんへの電源供給が開始されたとき」とは、例えば、電子天びんの電源スイッチ(図示せず)がONにされたときをいう。また、「対象物の質量を測定したとき」とは、例えば、対象物の質量を測定した際に、安定マーク324が点灯したときをいう。また、「対象物の質量を測定したとき」は、対象物の質量の測定が終了したことを示す終了ボタンへの操作が行われたときとしてもよい。
一般的に、電子天びん2は、通電時間が短い状態では、該電子天びん2の制御が安定しない等の理由により、対象物の質量を正確に測定できない場合がある。そこで、外部装置500は、対応情報として、通電時間を記憶する。これにより、ユーザが、該測定した質量が誤りであることを認識できなかったが、後ほど、該測定した質量が誤りであることが判明した場合に、通電時間情報を視認することにより通電時間がどれほどであったかをユーザは確認できる。
また、電子天びん2は、タイマ機能を有し、電源スイッチがONされたときから、時間の計時を開始して、該開始時刻から安定マーク324が点灯したときまでの時刻までの時間を通電時間として取得する。電子天びん2は、通電時間情報を、ステップS12(図8参照)において外部装置500対して送信する。
また、本実施形態で説明した4つの設定情報、図9で説明した3つの環境情報、4つの関連情報、5つの補助部材情報、および1つの通電時間情報のうち、少なくとも1つを測定条件情報としてもよい。
(2) 本実施形態では、外部装置500は、電子天びん2から送信された対応情報を記憶部504に蓄積し、ユーザは、該蓄積された対応情報に含まれる測定条件情報を選択して、電子天びん2に送信させるとして説明した。
しかしながら、測定条件情報は、外部装置500に対してユーザに入力させるようにしてもよい。ユーザは、図6および図7に示すような選択操作を行うことにより、該入力された測定条件情報のうち所望の測定条件情報を電子天びん2に送信させるようにしてもよい。また、ユーザは、該測定条件情報とともに、質量を測定する対象物名を入力するようにしてもよい。この場合には、測定条件情報と対象物名とが対応付けられて記憶される。
例えば、管理者が対象物の測定日の前日などに測定条件情報を外部装置500に対して入力し、該入力された測定条件情報を電子天びん2に送信させる。電子天びん2は、該送信された測定条件情報を受信すると、該測定条件に基づいた設定を行う。
その後、対象物の測定日には、管理者が所望した測定条件が設定された電子天びん2で測定者は、対象物の測定を行う。このような構成によれば、管理者は、過去の測定条件に限らず、管理者が所望する測定条件(管理者が入力した測定条件)で、電子天びん2による測定を行うことができる。したがって、ユーザ(管理者)の利便性を向上させることができる。
つまり、本変形例の電子天びんシステムは、電子天びんと、外部装置とを備える。前記電子天びんは、対象物の質量を測定する測定部を含む。前記外部装置は、前記対象物の測定条件を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記測定条件の選択を受付ける選択受付部と、選択された前記測定条件を前記電子天秤に送信する送信部とを含む。前記電子天びんは、さらに、前記送信部が送信した前記測定条件を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記測定条件を設定する設定部とを有する。
(3) 本実施形態では、対応情報は、外部装置500の記憶部504に記憶させるとして説明した。しかしながら、対応情報は、電子天びん2の記憶部(図示せず)が記憶するようにしてもよい。このような構成の場合には、ユーザは、電子天びん2の表示部30に対応情報(図4参照)を表示させることができる。これにより、ユーザは、対応情報を確認することができる。また、電子天びん2は、該表示された対応情報のうちの測定条件(例えば、設定情報)へのユーザからの選択を受付ける。該選択された設定情報に基づく設定が電子天びん2に対して行われる。このような構成を採用した電子天びんおよび電子天びんシステムであっても、本実施形態に係る電子天びんおよび電子天びんシステムと同様の効果を奏する。
(4) 本実施形態の外部装置500は、PC、スマートフォン、タブレットなどの情報処理装置であるとして説明した。しかしながら、外部装置500は、他の装置であってもよい。例えば、他の装置は、電子天びん2に外付けされる記憶装置としてもよい。該記憶装置は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリとしてもよい。電子天びん2は、USBメモリに対応情報を記憶させる。また、ユーザがこの対応情報を視認する場合には、対応情報が記憶されたUSBメモリを他の情報処理装置(例えば、PC)に接続させる。該情報処理装置の制御部は、該接続されたUSBメモリから対応情報を読み出して表示部に表示させる。このような構成を採用した電子天びんおよび電子天びんシステムであっても、本実施形態に係る電子天びんおよび電子天びんシステムと同様の効果を奏する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 電子天びん、50 測定部、100 電子天びんシステム、302 設定取得部、304 設定部、306 測定値取得部、310 通信部、320 制御部、504 記憶部。

Claims (8)

  1. 電子天びんと、外部装置とを備え、
    前記電子天びんは、
    対象物の質量を測定する測定部と、
    前記対象物の測定条件を取得する取得部と、
    前記対象物の測定結果と前記測定条件とを前記外部装置に送信する第1送信部とを有し、
    前記外部装置は、
    前記第1送信部が送信した前記測定結果と前記測定条件とを受信する第1受信部と、
    前記第1受信部が受信した前記測定結果と前記測定条件とを対応付けて記憶する記憶部とを有する、電子天びんシステム。
  2. 前記外部装置は、
    前記記憶部に記憶されている前記測定条件の選択を受付ける選択受付部と、
    選択された前記測定条件を前記電子天びんに送信する第2送信部とを有し、
    前記電子天びんは、
    前記第2送信部が送信した前記測定条件を受信する第2受信部と、
    前記第2受信部が受信した前記測定条件を設定する設定部とを有する、請求項1記載の電子天びんシステム。
  3. 前記測定条件は、前記対象物の質量を測定したときの前記電子天びんの設定を含む、請求項1または請求項2に記載の電子天びんシステム。
  4. 前記電子天びんは、前記対象物の質量の測定を補助するための取付部材が取り付け可能であり、
    前記測定条件は、前記対象物の質量を測定したときの前記取付部材に関する情報を含む、請求項1〜請求項3いずれか1項に記載の電子天びんシステム。
  5. 前記測定条件は、前記対象物の質量を測定したときの環境、日時、場所、ユーザ識別情報、および該電子天びんの電子天びん識別情報のうち少なくとも1つを含む、請求項1〜請求項4いずれか1項に記載の電子天びんシステム。
  6. 前記測定条件は、前記電子天びんへの通電が開始されたときから前記対象物の質量を測定したときまでの時間を含む、請求項1〜請求項5いずれか1項に記載の電子天びんシステム。
  7. 対象物の質量を測定する測定部と、
    前記対象物の測定条件を取得する取得部と、
    前記対象物の測定結果と前記測定条件とを対応付けて外部装置が記憶するように、前記対象物の測定結果と前記測定条件とを該外部装置に送信する送信部とを備える、電子天びん。
  8. 対象物の質量を測定する測定部と、
    前記対象物の測定条件を取得する取得部と、
    前記測定部の測定結果と前記測定条件とを対応付けて記憶する記憶部とを備える、電子天びん。
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