JP2020041761A - 冷蔵庫の入出庫管理システム、および冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫の入出庫管理システム、および冷蔵庫 Download PDF

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Abstract

【課題】入出庫管理の精度向上を図ることができる冷蔵庫の入出庫管理システムおよび冷蔵庫を提供することである。【解決手段】実施形態の冷蔵庫の入出庫管理システムは、冷蔵庫に設けられたセンサにより取得された情報が入力されると入出庫の判定結果を出力するように学習された第1学習モデルを用いて、前記センサにより取得された情報に基づき前記冷蔵庫の入出庫を判定する検知部を備えている。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫の入出庫管理システム、および冷蔵庫に関する。
所定のアルゴリズムによって入出庫管理を行う冷蔵庫が知られている。このような入出庫管理は、さらなる精度向上が期待されている。
特開2015−81762号公報
本発明が解決しようとする課題は、入出庫管理の精度向上を図ることができる冷蔵庫の入出庫管理システム、および冷蔵庫を提供することである。
実施形態の冷蔵庫の入出庫管理システムは、冷蔵庫に設けられたセンサにより取得された情報が入力されると入出庫の判定結果を出力するように学習された第1学習モデルを用いて、前記センサにより取得された情報に基づき前記冷蔵庫の入出庫を判定する検知部を備えている。
第1の実施形態の入出庫管理システムの全体構成を示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫を示す図。 第1の実施形態の入出庫管理システムのシステム構成を示すブロック図。 第1の実施形態の第1学習モデルを模式的に示す図。 第1の実施形態の第1学習モデルに用いられるニューラルネットワークの一部を模式的に示す図。 第1の実施形態の入力層に対する入力データの一例を示す図。 第1の実施形態の不正解データである入力データの一例を示す図。 第1の実施形態の第2学習モデルの教師データの一例を示す図。 第1の実施形態の入出庫管理データベースの一例を示す図。 第1の実施形態の端末機器に表示される情報の一例を示す図。 第1の実施形態の端末機器に表示される情報の別の一例を示す図。 第1の実施形態の訂正受付画面の一例を示す図。 第1の実施形態の第1訂正処理が行われる場合の表示画面を示す図。 第1の実施形態の第2訂正処理が行われる場合の表示画面を示す図。 第1の実施形態の訂正受付画面の別の一例を示す図。 第1の実施形態の入出庫管理システムの実行段階の処理の流れを示すフローチャート。 第1の実施形態の入出庫管理システムの訂正処理の流れを示すフローチャート。 第1の実施形態の第1変形例の第1学習モデルを模式的に示す図。 第2の実施形態の入出庫管理システムの全体構成を示す図。
以下、実施形態の冷蔵庫の入出庫管理システム、および冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本明細書で「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含む。また、「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含む。「XX」は、任意の要素(例えば、任意の情報)である。本明細書では、学習モデルを学習させる段階を「学習段階」、学習された学習モデルを用いて処理を行う段階を「実行段階」と称する。
(第1の実施形態)
[1.全体構成]
図1から図17を参照し、第1の実施形態について説明する。まず、入出庫管理システム1の全体構成について説明する。図1は、入出庫管理システム1の全体構成を示す。入出庫管理システム1は、例えば、各家庭に設置された冷蔵庫100と、冷蔵庫100のユーザが使用する端末機器200と、サーバ装置300とを含む。サーバ装置300は、例えばクラウドサーバであり、ネットワークNWを介して冷蔵庫100および端末機器200と通信可能である。ネットワークNWは、例えば、インターネットやWAN(Wide Area Network)、各家庭内のLAN(Local Area Network)などを含む。ネットワークNWにおける一部または全部の通信は、無線で実現されてもよい。以下、入出庫管理システム1に含まれる各装置について詳しく説明する。
[2.冷蔵庫]
まず、冷蔵庫100について説明する。
図2は、本実施形態の冷蔵庫100を示す。図2中の(a)は、冷蔵室111Aの扉120が開かれた状態を示す。図2中の(b)は、冷蔵室111Aの扉120が閉じられた状態を示す。冷蔵庫100は、例えば、冷蔵庫本体110、複数の扉120、開閉検知スイッチ130、複数のセンサ140、表示装置150、操作部160、無線送信部170、および制御装置180を備えている。
冷蔵庫本体110は、断熱性を有するキャビネットにより構成されており、内部に複数の貯蔵室111が形成されている。貯蔵室111は、冷蔵室111A、野菜室、製氷室、小冷凍室、主冷凍室などを含む。冷蔵庫本体110は、各貯蔵室111の前面側に、各貯蔵室111に対して物の出し入れを可能にする開口部112を有する。開口部112は、1つ以上の扉120によって閉じられる。
開閉検知スイッチ130は、例えば、冷蔵庫本体110と扉120との間に設けられている。開閉検知スイッチ130は、貯蔵室111の開口部112に対して扉120が開かれた場合に、扉120が開かれたことを検知する。また、開閉検知スイッチ130は、貯蔵室111の開口部112に対して扉120が閉じられた場合に、扉120が閉じられたことを検知する。
複数のセンサ140は、例えば、貯蔵室111内に設けられて、貯蔵室111の様子をセンシングする。複数のセンサ140は、例えば開口部112の周辺に配置されている。センサ140は、例えば、カメラである。このため以下では、説明の便宜上、「センサ140」を「カメラ140」と読み替えて説明する。「カメラにより撮影された画像」は、「センサにより検出された検出値」の一例である。ただし、センサ140は、カメラに限定されず、赤外線センサや超音波センサなど他の種類のセンサでもよい。このため以下の説明における「カメラにより撮影された画像」とは、「センサにより取得された情報」および「センサにより検出された検出値」とそれぞれ読み替え可能である。「センサにより検出された検出値」は、例えば、ユーザの手の位置(動き)や、手の形状・姿勢(指先の開き方や角度)などに応じて異なる検出結果が含まれる検出値である。
本実施形態では、カメラ140は、例えば、貯蔵室111の天井面や側面などに設けられ、開口部112を通過する物やユーザの手などを撮影する。カメラ140は、開閉検知スイッチ130により扉120が開かれたことが検知された場合に撮影を開始し、所定のサンプリング周期(1秒間に5回など)で撮影を行う。カメラ140は、開閉検知スイッチ130により扉120が閉められたことが検知された場合に撮影を終了する。なお、カメラ140は、開口部112とは異なる場所(例えば扉120の内側ポケットや貯蔵室111に設けられた棚)を撮影するカメラでもよい。また、カメラ140は、冷蔵庫100に対して1つのみ設けられてもよい。なお以下では説明を簡単にするため、貯蔵室111の天井面に設けられた1つのカメラ140により撮影された画像に基づき、サーバ装置300で入出庫の判定が行われる例について説明する。
表示装置150は、例えば、扉120の前面に設けられている。表示装置150は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどであり、画像や文字を表示可能な表示画面151を有する。
操作部160は、例えば、タッチパネル式の入力装置であり、表示装置150の表示画面151に対して重ねて設けられている。ユーザは、操作部160を操作することで、所定の入力や選択を行うことができる。なお、操作部160は、タッチパネル式の入力装置に限定されず、冷蔵庫100に設けられたボタンなどでもよい。
無線送信部170は、高周波回路およびアンテナなどを含み、無線によりネットワークNWと接続可能である。例えば、無線送信部170は、冷蔵庫100が設置された家庭に設けられた無線LANルータおよびモデムを介してネットワークNWに接続される。
制御装置180は、冷蔵庫100の全体を制御する。例えば、制御装置180は、開閉検知スイッチ130、複数のカメラ140、表示装置150、操作部160、および無線送信部170の動作を統括的に制御する。制御装置180は、カメラ140により新しい画像が撮影される毎に、新しく撮影された画像をサーバ装置300に送信する。制御装置180は、カメラ140により撮影された画像を、その画像が撮影された時刻情報(以下、「撮影時刻情報」と称する)と対応付けて、サーバ装置300に送信する。
[3.端末機器]
図1に戻り、端末機器200について説明する。端末機器200は、例えば、冷蔵庫100のユーザが所有する端末機器であり、スマートフォンやタブレット端末のような携帯端末機器、またはパーソナルコンピュータなどである。端末機器200は、表示装置210と、操作部220とを有する。
表示装置210は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどであり、画像や文字を表示可能な表示画面211を有する。操作部220は、例えば、タッチパネル式の入力装置であり、表示装置210の表示画面211に対して重ねて設けられている。ユーザは、操作部220を操作することで、所定の入力や選択を行うことができる。なお、操作部220は、タッチパネル式の入力装置に限定されず、端末機器200に設けられたボタンやキーなどでもよい。
以上説明した冷蔵庫100および端末機器200では、入出庫管理システム1を利用するためのアプリケーションプログラム、またはウェブブラウザなどが起動し、以下に説明する処理がサポートされる。
[4.サーバ装置]
次に、サーバ装置300について説明する。
図3は、入出庫管理システム1のシステム構成を示す。サーバ装置300は、例えば、情報取得部310、検知部320、選択部330、入出庫管理部340、情報生成部350、情報出力部360、訂正受付部370、第1追加学習部380、第2追加学習部390、および記憶部STを有する。これら機能部(情報取得部310、検知部320、選択部330、入出庫管理部340、情報生成部350、情報出力部360、訂正受付部370、第1追加学習部380、および第2追加学習部390)の一部または全部は、CPU(Central Processing Unit)またはGPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェアプロセッサが記憶部STに格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。ただし、これらの機能部のうち一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。
記憶部STは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、マスクROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などのうち1つ以上により構成されている。記憶部STには、後述する第1学習モデル410、第2学習モデル420、入出庫管理データベース430(以下、「入出庫管理DB430」と称する)、第1検定用データセット440、第2検定用データセット450、および、第1および第2の学習モデル410,420の学習に用いられる教師データ(不図示)などが記憶されている。
まず、情報取得部310について説明する。情報取得部310は、冷蔵庫100から送信された情報を受信する。例えば、情報取得部310は、カメラ140により撮影された画像およびその撮影時刻情報を取得する。本明細書でいう「取得」とは、冷蔵庫100に対して送信要求を送信することで冷蔵庫100に情報を送信させる場合に限定されず、冷蔵庫100から送信される情報を受け身で受信する場合も含む。情報取得部310は、冷蔵庫100から取得された画像および撮影時刻情報を、入出庫管理DB430に登録する。また、情報取得部310は、冷蔵庫100から取得された画像を検知部320に出力する。
次に、検知部320について説明する。検知部320は、予め学習された第1学習モデル410を用いて、カメラ140により撮影された画像に基づき冷蔵庫100の入出庫を判定する。詳しく述べると、第1学習モデル410は、冷蔵庫100に設けられたカメラ140により撮影された画像が入力されると冷蔵庫100の入出庫の判定結果を出力するように学習されたニューラルネットワークである。第1学習モデル410は、冷蔵庫100内の様子を示す画像と、その画像に対応する正解情報(「入庫」、「出庫」、または「入庫も出庫もされていない」)とが対応付けられたデータセットを教師データとして学習されている。本実施形態では、第1学習モデル410がコンボリューションネットワーク(CNN)により構築される例について説明する。なお、第1学習モデル410がリカレントニューラルネットワーク(RNN)により構築される例については後述する。
図4は、CNNにより構成された第1学習モデル410を模式的に示す。第1学習モデル410は、入力層411、複数の隠れ層412、および出力層413を含む。複数の隠れ層412は、畳み込み層412A、プーリング層412B、不図示のReLU(Rectified Linear Unit)層などを含む。畳み込み層412Aは、画像に対する畳み込み演算(画像に対するフィルタ処理)を行う。プーリング層412Bは、画像を縮小する処理を行う。ReLU層は、演算結果の負の値を0にする処理を行う。畳み込み層412A、プーリング層412B、およびReLU層により1つの中間層が形成されており、この中間層が何層にも重ねられている。隠れ層412の最終段には、全結合層412Cが設けられている。図4では入力層411に対する入力データとして1枚の画像が与えられているが、本実施形態では入力層411に対して時系列に連続する2つ以上の画像が同時に与えられる。これについては後述する。
図5は、第1学習モデル410に用いられるニューラルネットワークの一部を模式的に示す。xは、各層のユニット(ノード)の値を示し、画像が入力される場合、入力層411では画素値に相当する値になる。各ユニットの値は、1つ前の層のユニットの出力に重みwを乗算して加算した値を所定の関数で計算したものである。これらを式で表すと次のようになる。
Figure 2020041761
ここで、bは、バイアス項である。関数fとしては、ReLUやシグモイド関数などが用いられる。上記式(1)の計算を入力層411から出力層413まで繰り返すことで、第1学習モデル410による判定結果が求まる。「学習」とは、重みwおよびバイアス項bなどを適切な値に調整することを意味する。学習は、確率的勾配降下法などで行われる。すなわち、各層の重みwおよびバイアス項bにランダムな値を与え、教師データとなるデータセットを入力層411に与える。学習の初期段階では、出力層413から出力される出力値は誤った値となるが、教師データの場合は本来出力されて欲しい値(目的値)が分かっているため、出力値と目的値のずれ(誤差)が小さくなるように出力層413から入力層411へ向かって逆順に重みなどを更新していく。これは誤差逆伝播と呼ばれ、出力値と目的値の誤差は二乗誤差や交差エントロピーなどで表現される。このとき、誤差が微分可能な関数で表現されると、誤差を小さくするために調整する量(勾配)を計算で求めることができる。
次に、第1学習モデル410の入力層411に与えられる入力データについて説明する。本実施形態では、入力層411に対する入力データとして、時系列で連続する2つ以上(例えば3つ以上)の画像が同時に与えられる。すなわち、入力層411に対する入力データとしては、時系列で連続する2つ以上(例えば3つ以上)の画像が1単位として与えられる。「時系列で連続する2つ以上の画像(2つ以上の検出値)」とは、カメラ(センサ)により順に取得された複数の画像(複数の検出値)の間に、別のタイミングで取得された画像(検出値)が割り込んでいないことを意味する。「時系列で連続する2つ以上の画像(2つ以上の検出値)」は、「時系列の順に並べられた(時系列の順に関連付けられた)2つ以上の画像(2つ以上の検出値)」と読み替えられてもよい。
図6は、入力層411に対する1単位の入力データ(以下、「入力データ510」と称する)の一例を示す。1単位の入力データ510は、例えば、冷蔵庫100の入庫または出庫に関するユーザの一連の動作を撮影した複数の画像IMを含む。図6に示す例では、入力データ510は、時系列で連続する5つの画像IMを含む。本実施形態では、これら5つの画像IMが入力層411に同時に入力される。第1学習モデル410は、上記のような入力データ510を教師データとして学習が行われることで、時系列で連続する2つ以上の画像IMの入力を反映させて入出庫の判定結果を出力するように学習されている。
なお、学習段階では、正解データだけでなく、不正解データも与えられる。図7は、不正解データである入力データ510の一例を示す。不正解データは、例えば、入庫も出庫もされていない場合の画像IMである。また、教師データとしては、持つ物の角度や種類を変えたり、手袋をつけたり、マジックハンドで物を入れたりするようなデータが与えられてもよい。さらに環境の違いによる誤検知を低減するため、加工や合成により得られた画像も学習させてもよい。例えば、画像の場合の加工方法としては、ランダムな領域のクリッピングや左右反転、回転、輝度の変更、コントラストの変更、白色化などが挙げられる。
第1学習モデル410は、実行段階において、時系列で連続する2つ以上の画像IMとして、カメラ140により撮影された最新の画像IMを含む直近の過去の所定時間分(例えば1秒分)の画像IMが入力される。第1学習モデル410は、カメラ140により撮影された複数の画像IMが入力されると、冷蔵庫100の入出庫の判定結果を示す出力値を出力する。例えば、第1学習モデル410は、冷蔵庫100の入出庫の判定結果として、「入庫の可能性」、「出庫の可能性」、および「入庫も出庫もされていない可能性」をそれぞれ示す確率値を出力する。例えば、第1学習モデル410は、「入庫の可能性」が0.6、「出庫の可能性」が0.1、「入庫も出庫もされていない可能性」が0.3といった出力値を出力する。
この場合、検知部320は、第1学習モデル410とは別に、判定部320aを有してもよい。判定部320aは、例えば、入庫の可能性を示す出力値が入庫閾値(例えば0.8)を超えた場合、「入庫」と判定し、出庫の可能性を示す出力値が出庫閾値(例えば0.8)を超えた場合、「出庫」と判定する。ただし、第1学習モデル410から出力される判定結果は、上記例に限定されない。例えば、第1学習モデル410は、「入庫」および「出庫」の各々に対して2値(YES/NO)の判定結果を出力してもよい。
本実施形態では、検知部320は、カメラ140により撮影された画像IMが入力されることで、「入庫」、「出庫」、および「入庫も出庫もされていない」のいずれかを示す判定内容を出力する。検知部320の判定内容は、例えばその判定に用いられた画像IMのセットと対応付けられて、選択部330および入出庫管理部340に出力される。
本実施形態では、検知部320は、「入庫」または「出庫」などの判定は行うが、入庫されたまたは出庫された対象物が何であるかの判定は行わない。検知部320による判定内容は、後述する選択部330により選択された画像IMと対応付けられて管理される。
次に、選択部330について説明する。選択部330は、カメラ140により撮影されて第1学習モデル410に入力された複数の画像IMのなかから、検知部320の判定内容と対応付けられるのに適した画像IMを自動的に選択する。本実施形態では、選択部330は、予め学習された第2学習モデル420を用いて、第1学習モデル410に入力された複数の画像IMのなかから検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMを選択する。詳しく述べると、第2学習モデル420は、第1学習モデル410と同様のニューラルネットワークにより構成されている。第2学習モデル420は、画像IMが入力されると、検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMとしての適性に関する判定結果を出力するように学習されている。
図8は、第2学習モデル420の学習段階で用いられる教師データの一例を示す。第2学習モデル420の学習に用いられる教師データは、例えば、冷蔵庫100内の様子を示す画像IMと、その画像IMの適性度を示すスコアとが対応付けられたデータセットである。例えば、スコアは、入庫または出庫される対象物が画像IMの真ん中にあるほど、高い値が設定される。図8に示す例では、最上方の画像IMに「0.2」のスコアが付与され、上から2番目の画像IMに「1.0」のスコアが付与され、残りの画像IMに「0.0」のスコアが付与されている。第2学習モデル420は、教師データの画像IMが入力された場合、第2学習モデル420の出力結果が入力された画像IMに付与されたスコアと一致するように学習されている。
第2学習モデル420は、実行段階において、カメラ140により撮影された画像IMが入力されると、検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMとしての適性度を示す値として、例えば「0.0」から「1.0」の間のスコアを出力する。
本実施形態では、選択部330は、第2学習モデル420とは別に、判定部330aを有する。判定部330aは、例えば、検知部320により「入庫」または「出庫」が判定された場合に、その判定に用いられた画像IMのセットのなかから、第2学習モデル420により最も高いスコアが出力された画像IMを、検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMとして選択する。なお選択部330は、「入庫」または「出庫」の判定に用いられた画像IMのセットに加えて、撮影時刻情報に基づきそれらの画像IMの少し前または少し後に撮影された画像IMを選択候補としてもよい。選択部330による選択結果は、検知部320の判定内容と対応付けられて、入出庫管理部340に出力される。
次に、入出庫管理部340について説明する。入出庫管理部340は、検知部320の判定内容と、選択部330により選択された画像IMとに基づき、冷蔵庫100の入出庫状況を管理する。
図9は、入出庫管理部340により管理される入出庫管理DB430の一例を示す。入出庫管理DB430には、例えば、カメラ140により撮影された画像IMであって、撮影されてからあまり日数が経っていない全ての画像IMが保存されている。すなわち、入出庫管理DB430に保存されている画像IMは、選択部330により選択された画像IMに加え、選択部330により選択されなかった画像IMも含む。これら画像IMは、それぞれ画像IMの撮影時刻情報と対応付けられて管理されている。
入出庫管理部340は、入出庫管理DB430に対して、検知部320の判定内容(「入庫」または「出庫」を示す情報)を登録する。例えば、入出庫管理部340は、検知部320の判定内容と、その判定に対応して選択部330により選択された画像IM(選択画像)とを対応付けて管理する。また、入出庫管理部340は、検知部320の判定内容と、その判定に用いられた画像IMのセットとを対応付けて管理してもよい。
本実施形態では、入出庫管理部340は、検知部320により「入庫」が判定された場合、その判定に対応して選択部330により選択された画像IMに、所定のマーキングを付与する。所定のマーキングは、在庫であることを示すマーキングである。一方で、入出庫管理部340は、検知部320により「出庫」が判定された場合、入庫時に付されていたマーキングを削除する。具体的には、入出庫管理部340は、検知部320により「出庫」が判定された場合、その判定に対応して選択部330により選択された画像IMと、入出庫管理DB430のなかでマーキングが付されている1つ以上の画像IMとを比較する。そして、入出庫管理部340は、それら画像IMの類似度が所定の閾値を超えている場合に、その画像IMに対応する対象物が出庫されたと判定し、その画像IMに付されているマーキングを削除する。これにより、入出庫管理部340は、冷蔵庫100内の在庫状況を管理する。
次に、情報生成部350について説明する。情報生成部350は、冷蔵庫100と、冷蔵庫100のユーザが使用する端末機器200とのうち少なくとも一方の表示画面151,211に、検知部320の判定内容と選択部330により選択された画像IMとを対応付けて表示させる情報を生成する。情報生成部350は、例えば入出庫管理DB430に基づき、上記情報を生成する。なお本明細書でいう「検知部320の判定内容」とは、対象物が(入庫した結果)在庫として存在することを示す内容でもよい。すなわち、本明細書書でいう「検知部320の判定内容と画像IMとを対応付けて表示させる」とは、画像IMを「在庫」として表示させる場合も含む。以下では、情報生成部350により生成された情報が端末機器200の表示画面211に表示される例を説明する。ただし、冷蔵庫100の表示画面151にも、以下に説明する内容と同様の情報が表示されてもよい。
図10は、情報生成部350により生成されて端末機器200の表示画面211に表示される情報の一例を示す。端末機器200の表示画面211には、例えば、検知部320の判定内容(「入庫」または「出庫」)を示す情報と、その判定に対応して選択部330により選択された画像IMとが対応付けられて表示される。また、表示画面211には、表示画面211に表示された内容の訂正を受け付けるための訂正ボタンBT11が表示される。この機能については後述する。
図11は、情報生成部350により生成されて端末機器200に表示される情報の別の一例を示す。端末機器200の表示画面211には、冷蔵庫100内の在庫の一覧を示す情報が表示される。例えば、端末機器200の表示画面211には、冷蔵庫100内の在庫を示す画像IMの一覧が表示される。また、表示画面211には、表示画面211に表示された内容の訂正を受け付けるための訂正ボタンBT12が表示される。この機能については後述する。
次に、情報出力部360について説明する。情報出力部360は、情報生成部350により生成された情報を、冷蔵庫100と、冷蔵庫100のユーザが使用する端末機器200とのうち少なくとも一方に送信する。情報出力部360は、検知部320により入庫または出庫の判定が行われる毎に上記情報を送信してもよく、冷蔵庫100または端末機器200から送信要求(閲覧要求)を受けた場合に、上記情報を送信してもよい。
次に、訂正受付部370について説明する。訂正受付部370は、表示画面211に表示された画像IMと検知部320の判定内容との対応関係に誤りがある場合、冷蔵庫100の操作部160または端末機器200の操作部220に対するユーザの操作に基づいて誤りの訂正を受け付ける。以下では、端末機器200の表示画面211に訂正を受け付ける画面が表示され、端末機器200の操作部220に対するユーザの操作に基づいて訂正が行われる例を説明する。なお、冷蔵庫100の表示画面151に同様の画面が表示され、冷蔵庫100の操作部160に対するユーザの操作に基づいて訂正が行われてもよい。
図12は、本実施形態の訂正受付画面610の一例を示す。訂正受付部370は、例えば図10中に示された訂正ボタンBT11がユーザによって操作された場合、表示画面211に訂正受付画面610を表示させる。訂正受付画面610は、例えば、検知部320の判定内容の訂正を受け付ける第1ボタンBT21と、表示された画像IMの訂正を受け付ける第2ボタンBT22とを含む。
本実施形態では、訂正受付部370は、表示画面211に表示された画像IMは正しいが、その画像IMと対応付けられて表示画面211に表示された検知部320の判定内容に誤りがある場合(入出庫の判定に誤りがある場合)、ユーザによって第1ボタンBT21が操作されることで、検知部320の判定内容の訂正を受け付ける第1訂正処理を行う。
図13は、第1訂正処理が行われる場合の表示画面211を示す。訂正受付部370は、第1訂正処理において、検知部320の他の判定内容の候補を表示画面211に表示させる。例えば、「入庫」を示すことが表示されている状態で第1ボタンBT21が操作された場合、検知部320の判定内容を、「出庫」に訂正するためのボタンBT31と、「入庫も出庫もされていない」に訂正するためのボタンBT32とが表示される。そして、訂正受付部370は、ボタンBT31,BT32に対する操作に基づき、検知部320の判定内容の訂正を受け付ける。
一方で、訂正受付部370は、表示画面211に表示された検知部320の判定内容は正しいが、選択部330により選択されて前記判定内容と対応付けられて表示画面211に表示された画像IMが適切でない場合(画像の選択が適切でない場合)、検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMの訂正を受け付ける第2訂正処理を行う。
図14は、第2訂正処理が行われる場合の表示画面211を示す。訂正受付部370は、第2訂正処理において、カメラ140により撮影された別の1つ以上の画像IMを表示画面211に候補画像として表示させる。「別の1つ以上の画像」としては、例えば、検知部320による判定に用いられた5つの画像IMのセットのうち、選択部330により選択されなかった残りの4つの画像IMである。ただし、訂正受付部370は、上記4つの画像IMに加えて、撮影時刻情報に基づきそれらの画像IMの少し前または少し後に撮影された別の画像IMを候補画像として表示してもよい。訂正受付部370は、ユーザにより入力される候補画像から1つの画像IMを選択する操作に基づき、検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMの訂正を受け付ける。
図15は、本実施形態の訂正受付画面620の別の一例を示す。訂正受付部370は、例えば図11中に示された訂正ボタンBT12がユーザによって操作された場合、表示画面211に訂正受付画面620を表示させる。
本実施形態では、訂正受付部370は、検知部320の判定内容と対応付けられて表示画面211に表示されるべき画像IMが表示されない場合(入庫したものが在庫として表示されない場合)、検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMの選択を受け付ける第3訂正処理を行う。
例えば、訂正受付部370は、第3訂正処理において、カメラ140により撮影された1つ以上の画像IMを表示画面211に候補画像として表示させる。「1つ以上の画像」としては、例えば、カメラ140により過去に撮影された画像IMである。訂正受付部370は、ユーザにより入力される候補画像から1つまたは複数の画像IMを選択する操作に基づき、在庫として追加されるべき画像IM(マーキングが付されるべき画像IM)の選択を受け付ける。
一方で、訂正受付部370は、検知部320の判定内容と対応付けられるべきでない画像IMが検知部320の判定内容と対応付けられて表示画面211に表示される場合(出庫した対象物が在庫として表示される場合)、その画像IMと検知部320の判定内容との対応関係を解除する第4訂正処理を行う。
例えば、訂正受付部370は、第4訂正処理において、在庫として表示画面211に表示されている画像IMのなかで、在庫から削除すべき画像IM(マーキングを外すべき画像IM)の選択を受け付ける。
訂正受付部370は、訂正内容を受け付けると、受け付けた訂正内容を入出庫管理部340に出力する。入出庫管理部340は、訂正受付部370により受け付けられた訂正内容に基づき、入出庫管理DB430を更新する。
次に、第1追加学習部380について説明する。第1追加学習部380は、検知部320の判定内容の訂正を受け付ける訂正処理が行われた場合に、訂正受付部370により受け付けられた情報に基づき、第1学習モデル410を追加学習させる。例えば、訂正受付部370は、検知部320の判定内容に対して行われた訂正内容と、訂正対象となった検知部320の判定に用いられた画像IMのセットとを対応付けて、新しい教師データとする。そして、第1追加学習部380は、新しい教師データを反映させるように第1学習モデル410を追加学習(再学習)させる。
本実施形態では、第1追加学習部380は、第1学習モデル410を追加学習させた後、追加学習させた第1学習モデル410の判定精度を確認する。具体的には、第1追加学習部380は、追加学習させた第1学習モデル410に第1検定用データセット440を入力する。第1検定用データセット440は、冷蔵庫100内の様子を示す画像IMとその画像IMに対応する入出庫の正解情報とが正しく対応付けられたデータセットであって、第1追加学習部380による追加学習には用いられていないデータセットである。第1追加学習部380は、第1検定用データセット440が入力された場合における第1学習モデル410の判定結果の精度が所定の条件を満たす場合に、追加学習された内容を第1学習モデル410に反映させる。「所定の条件を満たす場合」とは、例えば、追加学習された第1学習モデル410による判定精度が、追加学習される前の第1学習モデル410による判定精度よりも低下しない場合である。
次に、第2追加学習部390について説明する。第2追加学習部390は、選択部330により選択された画像IMの訂正を受け付ける訂正処理が行われた場合に、訂正受付部370により受け付けられた情報に基づき、第2学習モデル420を追加学習させる。例えば、訂正受付部370は、画像IMと、その画像IMに付されるスコアの訂正内容とを対応付けて、新しい教師データとする。そして、第2追加学習部390は、新しい教師データを反映させるように第2学習モデル420を追加学習(再学習)させる。
本実施形態では、第2追加学習部390は、第2学習モデル420を追加学習させた後、追加学習させた第2学習モデル420の判定精度を確認する。具体的には、第2追加学習部390は、追加学習させた第2学習モデル420に第2検定用データセット450を入力する。第2検定用データセット450は、冷蔵庫100内の様子を示す画像IMと、その画像IMに付されたスコアとが適切に対応付けられたデータセットであって、第2追加学習部390による追加学習には用いられていないデータセットである。第2追加学習部390は、第2検定用データセット450が入力された場合における第2学習モデル420の判定結果が所定の条件を満たす場合に、追加学習された内容を第2学習モデル420に反映させる。「所定の条件を満たす場合」とは、例えば、追加学習された第2学習モデル420による判定精度(出力されるスコアの適切度)が、追加学習される前の第2学習モデル420による判定精度よりも低下しない場合である。
本実施形態では、第1および第2の学習モデル410,420は、ユーザ毎(家庭毎)に分離されている。この場合、第1および第2の追加学習部380,390による追加学習を行うことで、検知部320および選択部330の判定精度がユーザ固有の状況や環境に適用しやすくなる。一方で、第1および第2の学習モデル410,420は、複数のユーザ(複数の家庭)で共有されてもよい。この場合、別のユーザの訂正に応じた追加学習の結果を、複数のユーザで共有することができる。
次に、入出庫管理システム1の実行段階の処理の流れについて説明する。
図16は、入出庫管理システム1の実行段階の処理の流れを示すフローチャートである。まず、冷蔵庫100の制御装置180は、開閉検知スイッチ130の検出結果に基づき、冷蔵庫100の扉が開かれたことを検知する(S101)。次に、制御装置180は、カメラ140による撮影を行い(S102)、撮影が行われる毎に撮影された画像IMをサーバ装置300に送信する(S103)。
サーバ装置300は、冷蔵庫100から新しい画像IMを受け取ると、古くて未使用の画像IMを破棄する(S104)。「未使用」とは、検知部320の検知内容と対応付けて管理されていない画像IMである。そして、サーバ装置300は、冷蔵庫100から受信した新しい画像IMを記憶部STに保存する(S105)。
サーバ装置300は、冷蔵庫100から画像IMを受信する毎に、冷蔵庫100から受信した最新の画像IMを含む直近の複数の画像IMを第1学習モデル410に入力する(S110)。そして、サーバ装置300の検知部320は、第1学習モデル410から出力される「入庫」の確率を示す出力値が入庫閾値以上であるか否かを判定する(S111)。検知部320は、「入庫」の確率を示す出力値が入庫閾値以上の場合(S111:YES)、「入庫」と判定し、入庫処理を行う(S112)。具体的には、検知部320は、入庫があったことを示す判定内容と、その判定に用いられた画像IMのセットとを対応付けて選択部330および入出庫管理部340に出力する。
この場合、選択部330は、「入庫」の判定に用いられた複数の画像IMを第2学習モデル420に入力する。そして、選択部330は、「入庫」の判定に用いられた画像IMのセットのなかから、第2学習モデル420により最も高いスコアが出力された画像IMを、検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMとして選択する。選択部330は、検知部320の判定内容と選択した画像IMとを対応付けて入出庫管理部340に出力する。入出庫管理部340は、選択部330により選択された画像にIMにマーキングを付与する(S113)。
一方で、検知部320は、「入庫」の確率を示す出力値が入庫閾値未満の場合(S111:NO)、第1学習モデル410から出力される「出庫」の確率を示す出力値が出庫閾値以上であるか否かを判定する(S121)。検知部320は、「出庫」の確率を示す出力値が出庫閾値以上の場合(S121:YES)、「出庫」と判定し、出庫処理を行う(S122)。具体的には、検知部320は、出庫があったことを示す判定内容と、その判定に用いられた画像IMのセットとを対応付けて選択部330および入出庫管理部340に出力する。
この場合、選択部330は、「出庫」の判定に用いられた複数の画像IMを第2学習モデル420に入力する。そして、選択部330は、「出庫」の判定に用いられた画像IMのセットのなかから、第2学習モデル420により最も高いスコアが出力された画像IMを、検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMとして選択する。選択部330は、検知部320の判定内容と選択した画像IMとを対応付けて入出庫管理部340に出力する。入出庫管理部340は、選択部330により選択された画像と、入出庫管理DB430のなかでマーキングが付されている1つ以上の画像IMとを比較する。そして、入出庫管理部340は、それら画像IMの類似度などに基づき、入出庫管理DB430で管理されている画像IMのなかから「出庫」の対象物を示す画像IMを選択し、その画像IMに付されているマーキングを削除する(S123)。
なお、検知部320は、第1学習モデル410から出力される「入庫」の確率を示す出力値が入庫閾値未満であり、「出庫」の確率を示す出力値も出庫閾値未満である場合(S121:NO)、入出庫に関する処理は行わない。
冷蔵庫100の制御装置180は、所定のサンプリング周期で、冷蔵庫100の扉が開かれているかを判定する(S131)。開閉検知スイッチ130の検出結果に基づき、冷蔵庫100の扉が開かれていると判定される場合(S131:YES)、S102からS123の処理が繰り替えられる。一方で、制御装置180は、冷蔵庫100の扉が閉じられたと判定される場合(S131:NO)、カメラ140による撮影を終了する。これにより、本フローの処理が終了する。
次に、入出庫管理システム1の訂正処理の流れについて説明する。
図17は、入出庫管理システム1の訂正処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、端末機器200からサーバ装置300に対して、在庫情報の閲覧が要求された場合の例を示す。またこの例では、説明を簡単にするため、訂正すべき誤りが1つのみ存在する場合を取り上げている。
まず、サーバ装置300は、端末機器200からの閲覧要求を受け付ける(S201)。次に、情報生成部350は、入出庫管理DB430からのマーキングされた画像IMを抽出し、抽出された画像IMの一覧を示す情報を在庫情報として生成し(S202)、生成した在庫情報を端末機器200の送信することでユーザに提示する(S203)。
次に、訂正受付部370は、ユーザによる訂正操作があるか否かを判定する(S211)。ユーザによる訂正操作が無い場合(S211:NO)、本フローの処理は終了する。一方で、訂正受付部370は、ユーザによる訂正操作がある場合(S211:YES)、その訂正操作が「入庫に関する訂正操作」であるか、「出庫に関する訂正操作」であるかを判定する(S212)。訂正受付部370は、ユーザによる訂正操作が「出庫に関する訂正操作」である場合(S212:「出庫の訂正操作」)、既に出庫されたのに「出庫」の判定がなされずにマーキングが残っている画像IMのマーキングを削除し、逆に出庫されていないのに誤って「出庫」と判定されてマーキングが削除されている画像IMに対してマーキングを追加する(S221)。この場合、処理は後述するS241に進む。
一方で、訂正受付部370は、ユーザによる訂正操作が「入庫に関する訂正操作」である場合(S212:「入庫の訂正操作」)、ユーザによる訂正操作が「入庫」の判定がされていない画像IMを「入庫」の判定に追加する操作なのか、「入庫」の判定と対応付けられて表示された画像IMの差し替え操作であるのかを判定する(S231)。具体的には、訂正受付部370は、「入庫」の判定に追加するようにユーザにより選択された画像IMが、検知部320による過去の判定で「入庫」と判定されていない画像IMである場合(「入庫」の判定に用いられた画像IMのセットに含まれない場合)、「入庫」の追加操作であると認識する。一方で、訂正受付部370は、「入庫」に追加するようにユーザにより選択された画像IMが、検知部320による過去の判定で「入庫」と判定されていた画像IMである場合(「入庫」の判定に用いられた画像IMのセットに含まれる場合)、画像IMの差し替え操作であると認識する。
訂正受付部370は、ユーザによる訂正操作が「入庫」の追加操作である場合(S231:「追加操作」)、検知部320による判定内容が誤っていたものとして、ユーザにより選択された画像IMにマーキングを追加する(S232)。この場合、処理は後述するS241に進む。
一方で、訂正受付部370は、ユーザによる訂正操作が画像IMの差し替え操作である場合(S231:「差し替え操作」)、選択部330による画像IMの選択が適切でなかったものとして、差し替え操作で追加対象となった画像IMにマーキングを追加し、差し替え操作で削除対象となった画像IMのマーキングを削除する(S233)。この場合、処理は後述するS242に進む。
次に、S241では、訂正受付部370により受け付けられた情報に基づき、第1追加学習部380により第1学習モデル410が追加学習される。一方で、S242では、訂正受付部370により受け付けられた情報に基づき、第2追加学習部390により第2学習モデル420が追加学習される。これにより、本フローの処理が終了する。なお、複数の訂正内容がある場合は、それらの内容が編集履歴などの情報として保存され、複数の訂正内容を纏めて反映させる追加学習が行われる。
このような構成の入出庫管理システム1によれば、入出庫管理の精度向上を図ることができる。ここで比較例として、学習によらない所定のアルゴリズムにより入出庫管理を行う構成について考える。この場合、アルゴリズムにそぐわない状況で判定が失敗し、入出庫管理の精度が低下する場合が想定される。また、アルゴリズムで使用する閾値などのパラメータの調整に困難を伴う場合がある。また、判定精度を向上させるためにアルゴリズムの改良を試行錯誤する必要もある。その結果、開発が非効率になる可能性がある。
一方で、本実施形態では、予め学習された第1学習モデル410を用いて冷蔵庫100の入出庫が判定される。このような構成によれば、学習を適切に行うことで、入出庫管理の精度向上を図ることができる。また、パラメータの調整やアルゴリズムの改良を行う作業を無くすまたは少なくすることができ、開発の効率化を図ることもできる。
本実施形態では、検知部320は、カメラ140により撮影された時系列で連続する2つ以上の画像IMを第1学習モデル410に入力することで冷蔵庫100に対する入出庫を判定する。このような構成によれば、ユーザの動きに基づき入出庫の判定を行うことができ、判定精度のさらなる向上を図ることができる。
本実施形態では、カメラ140は、冷蔵庫100の扉120が開けられてから扉120が閉められるまでの間のみ撮影を行う。このような構成によれば、省エネルギー化を図ることができるとともに、保存が必要なデータ量を削減することができる。
本実施形態では、入出庫管理システム1は、冷蔵庫100と端末機器200とのうち少なくとも一方の表示画面151,211に、検知部320の判定内容とカメラ140により撮影された画像IMとを対応付けて表示させる情報を生成する情報生成部350を備える。このような構成によれば、冷蔵庫100を開けることなく(例えば外出先でも)、冷蔵庫100の在庫状況の確認などを行うことができ、ユーザの利便性を高めることができる。
本実施形態では、入出庫管理システム1は、表示画面151,211に表示された画像IMと検知部320の判定内容との対応関係に誤りがある場合、冷蔵庫100または端末機器200に対する操作に基づいて誤りの訂正を受け付ける訂正受付部370を備える。このような構成によれば、訂正受付部370により受け付けられた情報に基づき、次回以降、正しい情報を表示することができる。
本実施形態では、入出庫管理システム1は、訂正受付部370により受け付けられた情報に基づき、第1学習モデル410を追加学習させる第1追加学習部380を備える。このような構成によれば、訂正受付部370により受け付けられた情報に基づき、第1学習モデル410の判定精度をさらに高めることができる。
本実施形態では、第1追加学習部380は、第1検定用データセット440が入力された場合における第1学習モデル410の判定精度が所定の条件を満たす場合に、追加学習させた内容を第1学習モデル410に反映させる。このような構成によれば、検知部320の判定内容についてユーザが誤って訂正した場合でも、第1学習モデル410の判定精度が低下することを抑制することができる。
本実施形態では、入出庫管理システム1は、第1学習モデル410に入力された複数の画像IMのなかから検知部320の判定内容と対応付けるのに適した画像IMを選択する選択部330を備える。このような構成によれば、表示画面151,211に適した画像IMを表示させることができ、ユーザの利便性を高めることができる。
本実施形態では、選択部330は、予め学習された第2学習モデル420を用いて検知部320の判定内容と対応付ける画像IMを選択する。このような構成によれば、選択部330により選択される画像IMの判定精度をさらに高めることができる。
本実施形態では、入出庫管理システム1は、訂正受付部370により受け付けられた情報に基づき、第2学習モデル420を追加学習させる第2追加学習部390を備える。このような構成によれば、第2学習モデル420の判定精度をさらに高めることができる。
本実施形態では、検知部320、選択部330、および記憶部STなどは、サーバ装置300に設けられている。このような構成によれば、冷蔵庫100のCPUなどのスペックを落として、冷蔵庫100の低コスト化や消費電力の低下などを図ることができる。また、検知部320や選択部330がサーバ装置300に設けられていると、検知部320や選択部330のバージョンアップ(性能改善)も容易になる。
(第1変形例)
次に、第1の実施形態の第1変形例について説明する。本変形例の入出庫管理システム1は、第1学習モデル410AがRNNで構成された点で、第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図18は、RNNにより構成された第1学習モデル410Aを模式的に示す。第1学習モデル410は、第1の実施形態の第1学習モデル410と同様に、カメラ140により撮影された画像IMが入力されると入出庫の判定結果を出力するように予め学習されたニューラルネットワークである。第1学習モデル410は、入力層411、複数の隠れ層412(図18では1つのみ図示)、および出力層413を含む。隠れ層412は、入力データの記憶を保持するためのループを持つ。隠れ層412は、例えばLSTM(Long Short-Term Memory)構造を持つ。
このような第1学習モデル410Aによれば、時系列で連続する2つ以上の画像IMの入力を反映させて入出庫の判定結果を出力するように学習させることができる。本実施形態では、第1学習モデル410Aの入力層411には、カメラ140により撮影された最新の画像IMが1つずつ逐次入力される。このような構成によっても、第1の実施形態と同様に、入出庫管理の精度向上を図ることができる。
(第2変形例)
次に、第1の実施形態の第2変形例について説明する。本変形例の入出庫管理システム1は、選択部330がニューラルネットワークではない所定のアルゴリズムにより実現された点で、第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
本変形例では、選択部330は、カメラ140により撮影された画像IMに対して所定の画像処理を行うことで、カメラ140により撮影された複数の画像IMのなかから、検知部320の判定内容と対応付けられる画像IMを選択する。例えば、選択部330は、カメラ140により撮影された画像IMと、テンプレート画像(物やユーザの手が写っていない画像)とを比較し、カメラ140により撮影された画像IMにおいてテンプレート画像と画素が一致する部分を除去する。これにより、選択部330は、物および手が抽出された画像を得る。
次に、選択部330は、例えば色情報などに基づき、上記画像からさらにユーザの手に対応する部分を除去する。これにより、物に対応する画像が得られる。選択部330は、選択部330に入力された複数の画像IMのなかで、物に対応する画像が最大である画像IMを、検知部320の判定内容と対応付ける画像IMとして選択する。このような構成によっても、第1の実施形態と同様に、入出庫管理の精度向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、図19を参照し、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態でサーバ装置300に設けられた機能部が冷蔵庫100に設けられた点で第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図19は、第2の実施形態の入出庫管理システム1Aの全体構成を示す。本実施形態では、検知部320および選択部330を含む入出庫管理システム1Aの多くの機能部が冷蔵庫100に設けられている。この場合、冷蔵庫100と端末機器200とは、直接通信されてもよく、ネットワークNWを介して通信可能されてもよい。このような構成によっても、第1の実施形態と同様に、入出庫管理の精度向上を図ることができる。
以上、いくつかの実施形態および変形例について説明したが、実施形態は、上記例に限定されない。例えば、上述したいくつかの実施形態および変形例は、互いに組み合わされて実現されてもよい。本明細書でいう「学習モデルに対してセンサ140により取得された情報が入力される(カメラ140により撮影された画像が入力される)」とは、センサ(カメラ)により取得された後に所定の前処理が施された情報や画像が入力される場合も含む。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、学習された学習モデルを用いて冷蔵庫に対する入出庫を判定する検知部を備えることで、入出庫管理の精度向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,1A…入出庫管理システム、100…冷蔵庫、140…センサ(カメラ)、150…冷蔵庫の表示装置、151…表示画面、200…端末機器、210…端末機器の表示装置、211…表示画面、300…サーバ装置、320…検知部、330…選択部、370…訂正受付部、410,410A…第1学習モデル、420…第2学習モデル。

Claims (14)

  1. 冷蔵庫に設けられたセンサにより取得された情報が入力されると入出庫の判定結果を出力するように学習された第1学習モデルを用いて、前記センサにより取得された情報に基づき前記冷蔵庫の入出庫を判定する検知部、
    を備えた冷蔵庫の入出庫管理システム。
  2. 前記第1学習モデルは、前記センサにより検出された検出値が入力されると入出庫の判定結果を出力するように学習されている、
    請求項1に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  3. 前記第1学習モデルは、時系列で連続する2つ以上の検出値の入力を反映させて入出庫の判定結果を出力するように学習されており、
    前記検知部は、前記センサにより検出された時系列で連続する2つ以上の検出値を前記第1学習モデルに入力することで前記冷蔵庫の入出庫を判定する、
    請求項2に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  4. 情報生成部をさらに備え、
    前記センサは、カメラであり、
    前記検知部は、前記カメラにより撮影された画像が入力されると入出庫の判定結果を出力するように学習された前記第1学習モデルを用いて前記冷蔵庫の入出庫を判定し、
    前記情報生成部は、前記冷蔵庫と前記冷蔵庫のユーザが使用する端末機器とのうち少なくとも一方の表示画面に、前記検知部の判定内容と前記カメラにより撮影された画像とを対応付けて表示させる情報を生成する、
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  5. 前記表示画面に表示された前記画像と前記検知部の判定内容との対応関係に誤りがある場合、前記冷蔵庫または前記端末機器に対するユーザの操作に基づいて前記誤りの訂正を受け付ける訂正受付部をさらに備えた、
    請求項4に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  6. 前記訂正受付部は、前記表示画面に表示された前記画像と対応付けられて表示された前記検知部の判定内容に誤りがある場合、前記検知部の判定内容の訂正を受け付ける、
    請求項5に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  7. 前記訂正受付部により受け付けられた情報に基づき、前記第1学習モデルを追加学習させる第1追加学習部をさらに備えた、
    請求項5または請求項6に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  8. 前記第1追加学習部は、追加学習させた前記第1学習モデルに検定用データセットを入力し、前記検定用データセットが入力された場合における前記第1学習モデルの判定結果の精度が所定の条件を満たす場合に、追加学習させた内容を前記第1学習モデルに反映させる、
    請求項7に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  9. 前記第1学習モデルに入力された複数の画像のなかから前記検知部の判定内容と対応付けられるのに適した画像を選択する選択部をさらに備えた、
    請求項4から請求項8のうちいずれか1項に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  10. 前記選択部は、画像が入力されると前記検知部の判定内容と対応付けられる画像としての適性に関する判定結果を出力するように学習された第2学習モデルを用いて、前記第1学習モデルに入力された複数の画像のなかから前記検知部の判定内容と対応付けられる画像を選択する、
    請求項9に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  11. 前記情報生成部は、前記冷蔵庫と前記端末機器とのうち少なくとも一方の表示画面に、前記検知部の判定内容と前記選択部により選択された画像とを対応付けて表示させる情報を生成する、
    請求項10に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  12. 前記選択部により選択され前記検知部の判定内容と対応付けられて前記表示画面に表示された前記画像が適切でない場合、前記カメラにより撮影された別の1つ以上の画像を前記表示画面に表示させ、前記検知部の判定内容と対応付けられる画像の訂正を受け付ける訂正受付部をさらに備えた、
    請求項11に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  13. 前記選択部により選択された画像に関する訂正が前記訂正受付部により受け付けられた場合、前記訂正受付部により受け付けられた情報に基づき、前記第2学習モデルを追加学習させる第2追加学習部をさらに備えた、
    請求項12に記載の冷蔵庫の入出庫管理システム。
  14. 前記センサと、
    請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の入出庫管理システムと、
    を備えた冷蔵庫。
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