JP2020040039A - Dehumidifier - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は除湿機に関する。 The present invention relates to a dehumidifier.
特許文献1に記載のように、空気中の水を吸湿材に吸湿させることで、当該空気を除湿する除湿機が開発されている。特許文献1に記載の除湿機によると、吸湿材に吸湿された水が水滴になり、当該水滴が自重によって吸湿材から落下する。これにより吸湿材が吸湿した水が取り除かれる。
As described in
近年、除湿効率の向上が益々期待されている。このために、吸湿材に吸湿された水を、効率よく取り除くことが要求されている。本発明の一態様は、吸湿材に吸湿された水を効率よく取り除くことを目的とする。 In recent years, improvement in dehumidification efficiency is increasingly expected. For this reason, it is required to efficiently remove water absorbed by the hygroscopic material. An object of one embodiment of the present invention is to efficiently remove water absorbed by a hygroscopic material.
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る除湿機は、吸湿材と、前記吸湿材を移動させる移動部と、前記吸湿材に対して外部刺激を加える刺激部と、前記外部刺激を加えた後、前記吸湿材に衝撃を加える衝撃部とを備えている。 In order to solve the above problem, a dehumidifier according to one embodiment of the present invention includes a moisture absorbing material, a moving unit that moves the moisture absorbing material, a stimulating unit that applies an external stimulus to the moisture absorbing material, And an impact portion for applying an impact to the hygroscopic material after applying the stimulus.
本発明の一態様によれば、吸湿材に吸湿された水を効率よく取り除くことができる。 According to one embodiment of the present invention, water absorbed by a hygroscopic material can be efficiently removed.
〔実施形態1〕
(除湿機1の全体構成)
図1は、実施形態1に係る除湿機1の前面側の外観を表す斜視図である。図2は、実施形態1に係る除湿機1の背面側の外観を表す斜視図である。なお、本発明に係る除湿機として、除湿機能を有する空気調和機(空気清浄機、エアコンなど)を含まれる。本実施形態においては、除湿機1は、一例として除湿機能が主たる機能である機器について説明する。
[Embodiment 1]
(Overall configuration of dehumidifier 1)
FIG. 1 is a perspective view illustrating the appearance of the front side of the
図1及び図2に示すように、除湿機1は、本体2と、本体2の下方に配置された水タンク3とを備えている。本体2は、空気を除湿する。そして、本体2によって除湿された水は、水タンク3に貯留される。本体2は、筐体4と、筐体4に囲まれた内部に除湿ユニット5を備えている。なお、図示していないが、筐体4には、内部へ空気を吸気するための吸気口と、内部の空気を外部へ排出するための排気口が設けられている。そして、筐体4内部では、後述するファンが、背面側から前面側へ向かう方向(矢印Z1に示す方向)に、気流を発生させている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
なお、以下の説明では、対象物に対する、矢印Z1に示す方向側を前面側と称し、矢印Z1に示す方向とは逆方向側を背面側と称する。 In the following description, the direction side indicated by arrow Z1 with respect to the object is referred to as the front side, and the side opposite to the direction indicated by arrow Z1 is referred to as the back side.
図3は、実施形態1に係る除湿機1の除湿ユニット5の前面側の構成を表す斜視図である。図4は、実施形態1に係る除湿機1の除湿ユニット5の背面側の構成を表す斜視図である。すなわち、図3及び図4は、図1及び図2に示した筐体4を取り外したときの除湿機1の外観を表す図である。図5は、図1及び図2に示す除湿機1の断面を表す図である。
FIG. 3 is a perspective view illustrating a configuration on the front side of the
図3〜図5に示すように、除湿ユニット5は、吸湿部10と、ケース部21と、転写板31と、ファン駆動モータ36と、ファン37と、枠体回転駆動モータ38とを備えている。ケース部21は、回転軸部23と、桟24と、溝部25と、フレーム部(移動部)28とを備えている。ケース部21は、水タンク3の天面3aに起立するように設けられた板状部材である。ケース部21には、開口部22が設けられている。ケース部21は、開口部22内に吸湿部10を露出させて吸湿部10を移動可能に支持する。例えば、開口部22及び吸湿部10は円形状であるとする。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
吸湿部10は、複数の吸湿材12と、吸湿材12を枠状に支持する複数の枠部11とを有する。枠部11は、それぞれ、吸湿材12を枠状に支持する。なお、1個の吸湿材12と当該吸湿材12を支持する枠部11とを1個のブロックと称する場合がある。すなわち、吸湿部10は複数のブロックに分割されている。本実施形態では、吸湿部10は、8個のブロックに分割されている例を示している。なお、吸湿部10を分割するブロックの個数は8個に限定されず、7個以下であってもよいし、9個以上であってもよい。また、吸湿部10は複数のブロックに分割されていない構成であってもよい。
The
吸湿材12は、刺激応答性高分子を含有していなくてもよいが、当該刺激応答性高分子を含有することが好ましい。本実施形態では、吸湿材12として、熱に応答して水との親和性が可逆的に変化する温度応答性高分子を用いる。かかる温度応答性高分子は、下限臨界溶液温度(LCST(Lower Critical Solution Temperature)、以下、本明細書において「LCST」と称する場合がある)を持つ高分子である。LCSTを持つ高分子は低温では親水性となって吸水するが、LCST以上になると疎水性となって含んでいた水を液体として放出する。なお、ここで、LCSTとは、高分子を水に溶解したときに、低温では親水性で水に溶解するが、ある温度以上になると疎水性となって不溶化する場合の、その境となる温度をいう。一般にLCSTは40〜70℃となるように調整される。
The
本実施形態に係る吸湿材12は多孔質であることがより好ましいが、必ずしも多孔質でなくてもよい。吸湿材12が多孔質の場合、吸湿材12のバルク部分から放出された水が、孔部分を移動して排出されやすくなる。つまり、吸湿材12から水を除去しやすくなる。なお、吸湿材12の具体例については、後述する。
The moisture absorbent 12 according to the present embodiment is more preferably porous, but does not necessarily have to be porous. When the
枠体回転駆動モータ38は、回転する動力を、フレーム部28に伝えることで、フレーム部28及び吸湿部10を、回転移動等、移動させる。枠体回転駆動モータ38は、ケース部21の背面側に設けられている。
The frame body rotation drive
回転軸部23は、開口部22の中央部に設けられており、回転軸部23からケース部21の厚み方向に沿って延設された回転軸23aを備えている。回転軸23aは、吸湿部10の中央部を貫通し、吸湿部10及びフレーム部28を回転可能に支持する。
The rotating
フレーム部28は、中央部から放射状に延設された桟28aと、桟28aが接続された枠状の枠部28bとを備えている。フレーム部28は、開口部22内であって、中央部が回転軸23aに貫通されることで開口部22内に配置された吸湿部10の背面側に配置され、背面側から吸湿部10を支持する。桟28aが交差する中央部に、吸湿部10の中央部を貫通する回転軸23aが接続されている。桟28aは、中央部から枠部28bにかけて、2方向に延びて延設されていてもよいし、3方向又は4方向以上の方向に延びて延設されていてもよい。
The
枠部28bは、吸湿部10の背面側の縁(外周の縁)と重なっており、枠体回転駆動モータ38と接触している。枠体回転駆動モータ38が回転することで、動力がフレーム部28に伝わる。これにより、フレーム部28は、吸湿部10を、回転軸23aを中心に回転移動させる。例えば、枠部28bは、枠体回転駆動モータ38とかみ合うような凹凸形状が、一週に亘って形成されていてもよい。これにより、枠体回転駆動モータ38の回転を動力としてフレーム部28に伝えることができる。なお、フレーム部28は、枠体回転駆動モータ38の動力が伝わることで吸湿部10を、回転移動等の移動させる構成であればよい。
The
桟24は、開口部22内であって、吸湿部10の前面側(矢印Z1に示す方向側)に設けられている。桟24は、回転軸部23の縁(換言すると、開口部22の内周の縁)から開口部22の縁(換言すると、開口部22の外周の縁)にかけて延設されている。これにより、桟24は、回転軸部23を支持している。なお、桟24は、回転軸部23の縁から開口部22の縁にかけて、2方向に延びて延設されていてもよいし、3方向又は4方向以上の方向に延びて延設されていてもよい。
The
溝部25は、ケース部21の前面側であって、開口部22の縁(外周の縁)に沿って延設されている。溝部25は、ケース部21内に位置する吸湿部10の前面側の縁(外周の縁)と重なるように枠状に設けられており、一部に、切り欠きである第2衝撃部(衝撃部)26が設けられている。ケース部21の外観を見た場合、溝部25は開口部22の縁に沿って前面側に突出した凸形状であり、第2衝撃部26は、溝部25が凹んだ凹形状である。しかし、後述するように、ケース部21内における吸湿部10の縁から見たとき、溝部25は、吸湿部10の縁との対向面が凹んだ凹部であり、第2衝撃部26は、吸湿部10の縁との対向面が突出した凸部である。
The
転写板31は、吸湿部10が吸湿した水を転写して、当該転写された水を水タンク3へ流入させる。転写板31は、ケース部21の前面側に設けられており、板部と、延設部とを備えている。転写板31は、複数の吸湿材12のうち、少なくともいずれかの吸湿材12と対向するように設けられている。転写板31の板部は、吸湿材12の少なくとも一部と対向するように設けられている。転写板31の板部と、吸湿部10とは接触しておらず、互いに離れて設けられている。転写板31の延設部は、一方の端部が板部と接続されており、水タンク3の天面3aに設けられた開口部3bを通って、水タンク3の内部へ延設され、他方の端部は水タンク3内に配置されている。
The
ヒータ35は、吸湿部10の背面側であって、吸湿部10と離れつつ対向して設けられている。ヒータ35は、吸湿部10の吸湿材12に対し、熱による外部刺激を加える。ヒータ35が吸湿材12を加熱することで、吸湿材12がLCST以上となる。これにより、吸湿材12の内部の水が表面に染み出し、表面に水滴が付着する。ヒータ35は、転写板31よりも複数の吸湿材12の移動方向前方側に配置されており、複数の吸湿材12のうち、少なくとも何れかの吸湿材12と対向するように配置されている。なお、ヒータ35は一例であり、吸湿材12に熱による外部刺激を加える部材であればよい。
The
ヒータ35と転写板31とは、転写板31に対向する吸湿材12に隣接する吸湿材12と、ヒータ35とが対向する位置関係であることが好ましい。換言すると、ヒータ35は、転写板31に対して、吸湿部10の回転方向と逆方向に隣接して配置されていることが好ましい。これにより、ヒータ35が外部刺激を加えることで表面に水滴が染み出した吸湿材12における水滴を、速やかに、転写板31に転写することができる。これにより、効率よく、吸湿材12から水を除去することができる。ヒータ35と転写板31とは、吸湿部10を介して、それぞれの少なくとも一部が重なるように配置された位置関係であってもよい。また、ヒータ35と転写板31とは、転写板31に対向する吸湿材12に隣接する吸湿材12と、ヒータ35とが対向しない位、離れた位置関係であってもよい。
It is preferable that the
ファン駆動モータ36及びファン37は、吸湿部10の背面側であって、吸湿部10と離れつつ対向して設けられている。ファン駆動モータ36が駆動することで、ファン37が回転する。これにより、矢印Z1に示すように気流が生まれ、回転移動する吸湿部10に風が当たる。
The
なお、吸湿部10に対して、転写板31、溝部25及び回転軸部23は前面側に設けられ、フレーム部28、ファン駆動モータ36、ファン37及び枠体回転駆動モータ38は、背面側に設けられるように説明したが、上述した位置関係に限定されるものではない。
Note that the
また、上述したような、回転軸部23、フレーム部28及び枠体回転駆動モータ38は、吸湿部10を支持しつつ、回転移動のように移動させるための構成の一例であり、上記に限定されず、吸湿部10を支持して移動させる構成であればよい。
In addition, the
(吸湿部10)
図6は、実施形態1に係る吸湿部10の構成を表す斜視図である。図7は、図6に示す吸湿部10における1個のブロック13の構成を表す平面図である。
(Hygroscopic part 10)
FIG. 6 is a perspective view illustrating a configuration of the
上述のように本実施形態では、吸湿部10は、複数のブロック13に分割されている。複数のブロック13は、それぞれ、扇形状を有している。各ブロック13は、吸湿材12と、吸湿材12を支持する枠部11とを有する。枠部11は、吸湿材12を露出させる開口部11aが設けられている。開口部11aは、円弧部(他方の端部)11bと、延設部11c・11cと、板状部11dと、によって囲まれている。板状部11dは、円形状である吸湿部10の中心となる基部(一方の端部)11eを含む。円弧部11bは、開口部11aを介して板状部11dと対向して設けられており、円形状である吸湿部10の外周側の縁となる。延設部11c・11cは、開口部11aを介して互いに対向して設けられ、扇形状の半径方向に延びており、円弧部11bと板状部11dとを接続する。
As described above, in the present embodiment, the
枠部11は、円弧部11bと、延設部11c・11cと、板状部11dとによって吸湿材12の縁を囲って支持することで、開口部11aに吸湿材12を露出させて吸湿材12を支持する。
The
複数の枠部11は、基部11eに設けられた貫通孔に回転軸23aが挿入されることで、回転軸23aを中心に回転対称に並ぶように配置される。これにより、円形状の吸湿部10が構成される。本実施形態では、複数の枠部11は、それぞれ、同じ側にあるそれぞれの一方の端部である基部11e間が回転軸23aによって接続されており、当該一方の端部である基部11eとは反対側の他方の端部である円弧部11b間は、非接続となっている。
The plurality of
複数の枠部11は、それぞれの円弧部11bが、後述する溝部25における内部の底面と対向するようにケース部21に取り付けられる。円弧部11bには、第1衝撃部(衝撃部)15が設けられている。本実施形態では、第1衝撃部15は、円弧部11bの表面から突出する凸形状である。第1衝撃部15と、第2衝撃部26(図3)とにより、一対の衝撃部を構成している。後述するように、ヒータ35(図4)が吸湿材12に外部刺激を加えた後、当該衝撃部が、吸湿材12に衝撃を加える。
The plurality of
図6に示すように、吸湿部10は、回転軸23aを中心に反時計回り方向(矢印R1に示す方向)に回転するものとする。また、複数のブロック13のうち、着目する1個のブロックをブロック13−1と称し、ブロック13−1から時計回り方向に配置されているブロック13を、順に、ブロック13−2、13−3、・・・、13−8と称する場合がある。
As shown in FIG. 6, the
図8は、実施形態1に係る除湿ユニット5を前面側から見た正面図である。溝部25は、各円弧部11b(図7参照)と重なるように、各円弧部11bの移動する軌跡に沿って設けられている。例えば、溝部25は、円形の枠状に形成されている。溝部25内には、各ブロック13が備える第1衝撃部15が格納され、回転する第1衝撃部15は、溝部25に沿って回転する。そして、溝部25の一部に切り欠き(溝部25が形成されていない領域)である第2衝撃部26が形成されている。すなわち、除湿ユニット5の正面視(ケース部21の表面に対する法線方向から見た場合、換言すると回転軸23aに平行に見た場合)において、第2衝撃部26は、回転移動する第1衝撃部15それぞれの軌跡上に設けられている。
FIG. 8 is a front view of the
ここで、一例として、複数のブロック13のうち、1個のブロック13−1に着目して、各ブロック13の動作を説明する。
Here, as an example, the operation of each
図9は、実施形態1に係る、転写板31又はヒータ35と対向しない領域をブロック13‐1が回転移動しているときの様子を表す図であり、(a)は、溝部25内部をブロック13‐1の回転移動方向に切ったときの断面図であり、(b)は、ブロック13‐1を半径方向に切ったときの断面図である。
FIG. 9 is a diagram illustrating a state where the block 13-1 is rotating in an area that does not face the
ブロック13‐1は、図8に示したように、ヒータ35及び転写板31と対向していないときに、ファン37(図4参照)によって風を受ける。これにより、図9の(b)に示すように、吸湿材12は、空気中の水50を内部に吸収することで、水50を内部に含有する。そして、回転軸23aを中心に回転方向(矢印R1に示す方向)に回転する。
As shown in FIG. 8, the block 13-1 receives wind by the fan 37 (see FIG. 4) when not facing the
また、このとき、図9の(a)(b)に示すように、第1衝撃部15は、溝部25内を、溝部25の内壁と接触せずに回転移動する。このため、ブロック13における枠部11には、ブロック13−1の回転面に対して法線方向の成分を含む力は働いておらず、ブロック13−1は、ブロック13の回転面に平行に回転移動する。
Further, at this time, as shown in FIGS. 9A and 9B, the
図10は、実施形態1に係る、ヒータ35と対向しているときのブロック13を半径方向に切った断面図である。図8及び図10に示すように、図9に示した位置からブロック13‐1が回転移動し、ブロック13‐1がヒータ35と対向すると、ヒータ35と対向したブロック13‐1の吸湿材12が過熱される(換言すると外部刺激が加わる)。これにより、ブロック13‐1が有する吸湿材12がLCST以上となる。すると、ヒータ35によって加熱されたブロック13‐1の吸湿材12内部に含有されていた水50が吸湿材12の表面に染み出す。これにより、水50が集まって吸湿材12の表面上で水滴51となり、吸湿材12の表面に水滴51が付着する。
FIG. 10 is a cross-sectional view of the
また、このとき、第1衝撃部15は、溝部25内を、溝部25の内壁と接触せずに回転移動する。このため、ブロック13における枠部11には、ブロック13−1の回転面に対して法線方向の成分を含む力は働いておらず(すなわち衝撃が加わっておらず)、ブロック13−1は、ブロック13の回転面に平行に回転移動する。なお、溝部25内部を第1衝撃部15の移動方向に切った断面の構成は、図9の(a)と同じである。
Further, at this time, the
図11は、実施形態1に係る、第1衝撃部15が第2衝撃部26と接触したときの溝部25内部をブロック13の回転移動方向に切った断面図である。図8及び図11に示すように、図10に示した位置からブロック13‐1が回転移動し、ブロック13‐1がヒータ35と対向する領域を通過し、ブロック13‐1の一部が転写板31の一部と対向すると、第1衝撃部15における移動方向前方側の側面15a1と、溝部25内部の底面25aに設けられた第2衝撃部26における、後方側の側面26a1とが接触する。そして、第1衝撃部15は、第2衝撃部26における後方側の側面26a1の傾斜に沿って矢印R2に示す方向へ移動することで、第2衝撃部26に乗り上げていく。矢印R2に示す方向は、第1衝撃部15の移動面(回転面)に対する法線方向の成分を含む方向であると表現することができる。すなわち、第1衝撃部15が第2衝撃部26に乗り上げて行くことで、第2衝撃部26は、第1衝撃部15に対し、第1衝撃部15の移動面(回転面)に対する法線方向の成分を含む方向に付勢力を加えていく。
FIG. 11 is a cross-sectional view according to the first embodiment, in which the inside of the
ここで、第1衝撃部15の移動方向前方側の側面15a1と、第1衝撃部15の形成面である枠部11の表面11b1とが成す角θ15aは、90°より大きくなるように、側面15a1は傾斜していることが好ましい。これにより、第1衝撃部15は、第2衝撃部26からなるべく衝撃を受けずスムーズに、第2衝撃部26に乗り上げることができる。
Here, the angle θ15a formed by the side surface 15a1 on the front side in the moving direction of the
また、第2衝撃部26の後方側の側面26a1と、溝部25内部の底面25aとが成す角θ26aは、90°より大きくなるように、側面26a1は傾斜していることが好ましい。これにより、第2衝撃部26は、第1衝撃部15に対してなるべく衝撃を与えずにスムーズに、第1衝撃部15を、第2衝撃部26に乗り上げさせることができる。
Further, it is preferable that the side surface 26a1 is inclined such that the angle θ26a formed by the rear side surface 26a1 of the
図12は、実施形態1に係る、第1衝撃部15が第2衝撃部26に乗り上げたときの様子を表す図であり、(a)は、溝部25内部をブロック13の回転移動方向に切ったときの断面図であり、(b)は、ブロック13を半径方向に切ったときの断面図である。
FIGS. 12A and 12B are diagrams illustrating a state in which the
図8及び図12に示すように、図11に示した位置から、さらにブロック13‐1が転写板31と対向する面積が増加するように回転移動すると、第1衝撃部15が第2衝撃部26に乗り上げる。つまり、第1衝撃部15の頭頂面と第2衝撃部26の頭頂面とが接触(すなわち係合)しつつ、第1衝撃部15は矢印R1方向に回転移動する。
As shown in FIGS. 8 and 12, when the block 13-1 is further rotated from the position shown in FIG. 11 so that the area facing the
すると、図12の(b)に示すように、枠部11の基部11eは、回転軸23aによって回転面に対する法線方向には固定されているため、枠部11は基部11eから円弧部11bにかけてしなる。このため、円弧部11bは、矢印R3に示すように、ブロック13の回転面に対する法線方向であって背面方向(換言すると、第1衝撃部15の回転移動方向であるR1に対して直交する方向であって背面方向)に付勢力が加わる。このように、第1衝撃部15が第2衝撃部26と接触することで、枠部11は弾性部材として機能する。
Then, as shown in FIG. 12B, the
図13は、実施形態1に係る、第1衝撃部15が第2衝撃部26を通過した直後の様子を表す図であり、(a)は、溝部25内部をブロック13の回転移動方向に切ったときの断面図であり、(b)は、ブロック13を半径方向に切ったときの断面図である。
FIGS. 13A and 13B are diagrams illustrating a state immediately after the
図8及び図13に示すように、図12に示した位置から、さらにブロック13‐1が転写板31と対向する面積が増加するように回転移動する。そして、図13に示すように、第2衝撃部26に乗り上げていた第1衝撃部15が、第2衝撃部26を通過し終える。これにより、第1衝撃部15及び第2衝撃部26は互いに係合した状態から、当該係合を解消する。すると、第2衝撃部26は、第1衝撃部15に加わっていた付勢力(図12の矢印R3方向への付勢力)を開放し、矢印R3方向とは逆方向である矢印R4方向、すなわち、ブロック13‐1の回転面に対する法線方向であって前面方向(換言すると、第1衝撃部15の回転移動方向であるR1に対して直交する方向であって前面方向)に衝撃を加える。このため、第1衝撃部15は、溝部25内部の底面に近づく方向へ移動する。この付勢力が開放された際に、枠部11の一部と、ケース部21の一部とが衝突してもよい。そして、吸湿材12の表面に付着していた水滴51は、図13の(b)の矢印W50に示すように、勢いよく転写板31方向へ飛散し、転写板31表面に転写される。
As shown in FIGS. 8 and 13, the block 13-1 is further rotated from the position shown in FIG. 12 so that the area facing the
これにより、吸湿材12表面に付着していた水滴51を、転写板31に効率よく転写して除去することができる。すなわち、吸湿材12内部の水50を、自然落下させる場合と比べて効率よく除去することができる。
Thus, the
図13の(a)に示すように、第1衝撃部15の移動方向後方側の側面15a2と、第1衝撃部15の形成面である枠部11の表面11b1とが成す角θ15bは、90°以下であることが好ましい。これにより、第2衝撃部26に対する第1衝撃部15の乗り上げが解消する際に、第2衝撃部26がなるべく第1衝撃部15の側面15a2と係合せずに、第2衝撃部26に対する第1衝撃部15の乗り上げを解消することができる。このため、枠部11の円弧部11bに加わっていた付勢力が素早く開放されて、より大きな矢印R4方向の衝撃を円弧部11bに加えることができる。この結果、より多くの水滴51を、吸湿材12の表面から転写板31に転写することができる。
As shown in FIG. 13A, the angle θ15b formed by the side surface 15a2 on the rear side in the movement direction of the
また、第2衝撃部26の前方側の側面26a2と、溝部25内部の底面25aとが成す角θ26bは、90°以下であることが好ましい。これにより、第2衝撃部26に対する第1衝撃部15の乗り上げが解消する際に、第1衝撃部15がなるべく第2衝撃部26の側面26a2と係合せずに、第2衝撃部26に対する第1衝撃部15の乗り上げを解消することができる。このため、枠部11の円弧部11bに、より大きな矢印R4方向の衝撃を加えることができる。この結果、より多くの水滴51を、吸湿材12の表面から転写板31に転写することができる。
Further, it is preferable that the angle θ26b formed by the front side surface 26a2 of the
このように、除湿機1は、刺激応答性高分子を含む吸湿材12を有する。このため、デシカント式の除湿機で使用されているような内部の水を絞り出す必要がある吸湿材を用いた場合とは異なり、吸湿材12に加熱などの外部刺激を加えるだけで、吸湿材12内部に含有されていた水が吸湿材12の表面に染み出す。これにより、吸湿材12の表面に水滴が付着する。
Thus, the
そして、吸湿材12に外部刺激を加えた後、一対の衝撃部である第1衝撃部15及び第2衝撃部26が、吸湿材12に衝撃を加える(換言すると、振動を加える)ため、吸湿材12の表面に付着した水滴51が、吸湿材12から飛散する。これにより、吸湿材12から、素早く水分を除去することができる。このように、除湿機1によると、吸湿材12の表面に染み出した水滴51を自然落下させる場合と比べて、効率よく吸湿材12から水分を除去することができる。
After the external stimulus is applied to the
なお、上述した例では、吸湿材12としては、LCSTを持つ温度応答性高分子を含有する高分子吸湿材を用いるものとして説明したが、温度応答性高分子であればLCST型ではない温度応答性高分子を含む吸湿材12であってもよい。また、他の外部刺激に応答する刺激応答性高分子を含有する吸湿材12を用いることもできる。他の外部刺激に応答する刺激応答性高分子を含有する吸湿材12を用いる場合は、ヒータ35に換えて、刺激部として、赤外線、紫外線、可視光等の光、変動する電場、変動する磁場等、対応する刺激を与える装置を用いればよい。
In the above-described example, the description has been made assuming that a polymer hygroscopic material containing a temperature-responsive polymer having LCST is used as the
また、図6及び図7を用いて上述したように、本実施形態では、複数の枠部11は、それぞれの基部11e間が回転軸23aによって接続されており、当該一方の端部である基部11eとは反対側の他方の端部である円弧部11b間は、非接続となっている。つまり、隣接するブロック13の円弧部11b間は接続されていない。これにより、図13に示したように、第1衝撃部15及び第2衝撃部26によりブロック13それぞれに衝撃を加える際、ブロック13毎に衝撃を加えることができる。これにより、各ブロック13が有する吸湿材12の水の吸収と、水を吸収した吸湿材12へ衝撃を加えることによる水の除去とを効率よく行うことができる。
In addition, as described above with reference to FIGS. 6 and 7, in the present embodiment, the plurality of
また、図6等に示したように、本実施形態では、吸湿部10は円形状であり、各ブロック13は扇形状であることが好ましい。これにより、効率よく吸湿材12を移動させて、吸湿と、吸収した水の除去とを両立させることができるためである。しかし、吸湿部10及び各ブロックの13の形状は、それぞれ円形状及び扇形状に限定されない。吸湿部10は、三角形、四角形、五角形以上の多角形であってもよいし、他の形状であってもよい。また、各ブロックの13は、矩形等、扇形状以外の形状であってもよい。
Further, as shown in FIG. 6 and the like, in the present embodiment, it is preferable that the
また、図4を用いた説明したように、フレーム部28は、吸湿部10(すなわち各ブロック13)を回転移動させることが好ましい。これにより、少ないスペースで、効率よく、各ブロック13が備える吸湿材12に水を吸収させ、さらに、吸収させた水の除去を行うことができるためである。しかし、フレーム部28は、吸湿部10(すなわち各ブロック13)を、直線移動等、回転移動以外の移動をさせてもよい。
In addition, as described with reference to FIG. 4, the
また、図8〜図13を用いて説明したように、本実施形態では、第1衝撃部15及び第2衝撃部26は共に、凸形状同士の組み合わせであるものとして説明したが、これに限定されない。第1衝撃部15と第2衝撃部26とは、互いに係合した状態から、当該係合が解消することで、吸湿材12に衝撃が加わる形状であればよく、第1衝撃部15が凸形状であり、第2衝撃部26が凹形状である組み合わせであってもよいし、第1衝撃部15が凹形状であり、第2衝撃部26が凸形状である組み合せであってもよい。これにより、吸湿材12に衝撃を加えることができる。
In addition, as described with reference to FIGS. 8 to 13, in the present embodiment, the
また、図8〜図13を用いて説明し、第1衝撃部15と第2衝撃部26それぞれの長さ(第1衝撃部15の移動方向の長さ)はなるべく短いことが好ましい。例えば、第2衝撃部26は、複数の第1衝撃部15のうち1個の第1衝撃部15(例えばブロック13‐1が有する第1衝撃部15)に対してのみ付勢力を加え、他の第1衝撃部15に対しては付勢力を加えないことが好ましい。
8 to 13, it is preferable that the length of each of the
これにより、吸湿材12及び枠部11(すなわち、例えばブロック13‐1)が移動する軌跡における大部分において、枠部11における円弧部11bに付勢力が加わっていない状態となる。これにより、付勢力が枠部11に加わることに起因して枠部11が変形してしまうことを抑制することができる。
As a result, in most of the trajectory of the movement of the
(吸湿材12の詳細)
以下に、刺激応答性高分子を含有する吸湿材12の詳細について説明する。なお、本明細書においては、「アクリル」または「メタアクリル」のいずれをも意味する場合「(メタ)アクリル」と表記する。
(Details of hygroscopic material 12)
Hereinafter, the details of the
吸湿材12として、刺激応答性高分子の乾燥体を含む高分子吸湿材を用いる。特に、刺激応答性高分子が架橋体である場合は、高分子が架橋されて形成された3次元の網目構造が、水、有機溶媒等の溶媒を吸収して膨潤した高分子ゲルを形成することが多い。かかる場合、吸湿材12として、高分子ゲルの乾燥体を用いる。
As the
ここで、高分子ゲルの乾燥体とは、高分子ゲルを乾燥することによって溶媒を除去したものをいう。なお、本発明において、高分子ゲルの乾燥体は、高分子ゲルから溶媒が完全に除去されている必要はなく、空気中の水分を吸収することができれば、溶媒または水を含んでいてもよい。したがって、前記高分子ゲルの乾燥体の含水率は、該乾燥体が空気中の水分を吸収することができれば、特に限定されるものではないが、例えば、40重量%以下であることがより好ましい。なお、ここで含水率とは、高分子ゲルの乾燥重量に対する水分の割合をいう。 Here, the dried polymer gel is obtained by drying the polymer gel to remove the solvent. In the present invention, the dried polymer gel does not need to have the solvent completely removed from the polymer gel, and may contain a solvent or water as long as it can absorb moisture in the air. . Therefore, the moisture content of the dried polymer gel is not particularly limited as long as the dried product can absorb moisture in the air, but is more preferably, for example, 40% by weight or less. . Here, the water content means the ratio of water to the dry weight of the polymer gel.
刺激応答性高分子とは、外部刺激に応答して、その性質を可逆的に変化させる高分子をいう。本発明においては、外部刺激に応答して水との親和性が可逆的に変化する刺激応答性高分子を用いる。 A stimuli-responsive polymer is a polymer that changes its properties reversibly in response to an external stimulus. In the present invention, a stimuli-responsive polymer whose affinity with water is reversibly changed in response to an external stimulus is used.
前記外部刺激としては、特に限定されるものではないが、例えば、熱、光、変動する電場、変動する磁場、pH等を挙げることができる。 Examples of the external stimulus include, but are not particularly limited to, heat, light, a fluctuating electric field, a fluctuating magnetic field, and pH.
また、外部刺激に応答して水との親和性が可逆的に変化するとは、外部刺激を与えられた高分子が、外部刺激に応答して、親水性と疎水性との間で可逆的に変化することをいう。 Also, the reversibility of the affinity for water in response to an external stimulus means that the polymer given the external stimulus reversibly switches between hydrophilicity and hydrophobicity in response to the external stimulus. To change.
中でも、熱に応答して水との親和性が可逆的に変化する刺激応答性高分子、すなわち、温度応答性高分子は、簡易な加熱装置を用いて温度を変化させることにより、空気中の水分つまり水蒸気の吸湿と、吸湿した水分の放出とを可逆的に行えることから、調湿機に特に好適に用いることができる。 Above all, stimuli-responsive polymers whose affinity with water changes reversibly in response to heat, that is, temperature-responsive polymers, are produced in air by changing the temperature using a simple heating device. Since it is possible to reversibly absorb moisture, that is, water vapor, and release the absorbed moisture, it can be particularly suitably used for a humidity controller.
前記温度応答性高分子としては、より具体的には、例えば、ポリ(N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド)、ポリ(N−ノルマルプロピル(メタ)アクリルアミド)、ポリ(N−メチル(メタ)アクリルアミド)、ポリ(N−エチル(メタ)アクリルアミド)、ポリ(N−ノルマルブチル(メタ)アクリルアミド)、ポリ(N−イソブチル(メタ)アクリルアミド)、ポリ(N−t−ブチル(メタ)アクリルアミド)等のポリ(N−アルキル(メタ)アクリルアミド);ポリ(N−ビニルイソプロピルアミド)、ポリ(N−ビニ
ルノルマルプロピルアミド)、ポリ(N−ビニルノルマルブチルアミド)、ポリ(N−ビニルイソブチルアミド)、ポリ(N−ビニル−t−ブチルアミド)等のポリ(N−ビニルアルキルアミド);ポリ(N−ビニルピロリドン);ポリ(2−エチル−2−オキサゾリン)、ポリ(2−イソプロピル−2−オキサゾリン)、ポリ(2−ノルマルプロピル−2−オキサゾリン)等のポリ(2−アルキル−2−オキサゾリン);ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチルエーテル等のポリビニルアルキルエーテル;ポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイドの共重合体;ポリ(オキシエチレンビニルエーテル);メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース誘導体等、およびこれらの高分子の共重合体を挙げることができる。
More specifically, as the temperature-responsive polymer, for example, poly (N-isopropyl (meth) acrylamide), poly (N-n-propyl (meth) acrylamide), poly (N-methyl (meth) acrylamide) Poly (N-ethyl (meth) acrylamide), poly (N-n-butyl (meth) acrylamide), poly (N-isobutyl (meth) acrylamide), poly (N-t-butyl (meth) acrylamide), etc. (N-alkyl (meth) acrylamide); poly (N-vinylisopropylamide), poly (N-vinylnormalpropylamide), poly (N-vinylnormalbutylamide), poly (N-vinylisobutylamide), poly (N-vinylisobutylamide) Poly (N-vinylalkylamide) such as N-vinyl-t-butylamide); Poly (2-alkyl-2-oxazoline) such as poly (2-ethyl-2-oxazoline), poly (2-isopropyl-2-oxazoline), and poly (2-n-propyl-2-oxazoline); Polyvinyl alkyl ethers such as polyvinyl methyl ether and polyvinyl ethyl ether; copolymers of polyethylene oxide and polypropylene oxide; poly (oxyethylene vinyl ether); cellulose derivatives such as methyl cellulose, ethyl cellulose, hydroxypropyl cellulose, hydroxypropyl methyl cellulose, and the like; High molecular weight copolymers can be mentioned.
また、温度応答性高分子は、これらの高分子の架橋体であってもよい。温度応答性高分子が架橋体である場合、かかる架橋体としては、例えば、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N−ノルマルプロピル(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−ノルマルブチル(メタ)アクリルアミド、N−イソブチル(メタ)アクリルアミド、N−t−ブチル(メタ)アクリルアミド等のN−アルキル(メタ)アクリルアミド;N−ビニルイソプロピルアミド、N−ビニルノルマルプロピルアミド、N−ビニルノルマルブチルアミド、N−ビニルイソブチルアミド、N−ビニル−t−ブチルアミド等のN−ビニルアルキルアミド;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル等のビニルアルキルエーテル;エチレンオキサイドとプロピレンオキサイド;2−エチル−2−オキサゾリン、2−イソプロピル−2−オキサゾリン、2−ノルマルプロピル−2−オキサゾリン等の2−アルキル−2−オキサゾリン等のモノマーまたはこれらのモノマーの2種類以上を、架橋剤の存在下で重合して得られる高分子を挙げることができる。 Further, the temperature-responsive polymer may be a crosslinked product of these polymers. When the temperature-responsive polymer is a crosslinked product, examples of the crosslinked product include N-isopropyl (meth) acrylamide, N-n-propyl (meth) acrylamide, N-methyl (meth) acrylamide, and N-ethyl (meth). ) N-alkyl (meth) acrylamides such as acrylamide, N-n-butyl (meth) acrylamide, N-isobutyl (meth) acrylamide, Nt-butyl (meth) acrylamide; N-vinylisopropylamide, N-vinylnormalpropyl N-vinyl alkylamides such as amide, N-vinyl normal butyramide, N-vinyl isobutylamide, N-vinyl-t-butylamide; vinyl alkyl ethers such as vinyl methyl ether and vinyl ethyl ether; ethylene oxide and propylene oxide A monomer such as 2-alkyl-2-oxazoline such as 2-ethyl-2-oxazoline, 2-isopropyl-2-oxazoline, and 2-normalpropyl-2-oxazoline, or two or more of these monomers are used in the presence of a crosslinking agent. Polymers obtained by polymerization below can be mentioned.
前記架橋剤としては、従来公知のものを適宜選択して用いればよいが、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、トリレンジイソシアネート、ジビニルベンゼン、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等の重合性官能基を有する架橋性モノマー;グルタールアルデヒド;多価アルコール;多価アミン;多価カルボン酸;カルシウムイオン、亜鉛イオン等の金属イオン等を好適に用いることができる。これらの架橋剤は単独で用いてもよく、また2種類以上を組み合わせて用いてもよい。 As the cross-linking agent, a conventionally known one may be appropriately selected and used. Examples thereof include ethylene glycol di (meth) acrylate, propylene glycol di (meth) acrylate, N, N′-methylenebis (meth) acrylamide, and triglyceride. Crosslinkable monomers having a polymerizable functional group such as diisocyanate, divinylbenzene and polyethylene glycol di (meth) acrylate; glutaraldehyde; polyhydric alcohol; polyamine; polycarboxylic acid; metals such as calcium ion and zinc ion Ions and the like can be suitably used. These crosslinking agents may be used alone or in combination of two or more.
また、温度応答性高分子にカーボンや酸化鉄などの不溶性粒子を混合して使用することが出来る。このようにすると、カーボンや酸化鉄などが磁場変動によって発熱するために外部刺激を磁場とすることが出来る。 Further, insoluble particles such as carbon and iron oxide can be mixed with the temperature-responsive polymer and used. In this case, since carbon, iron oxide, and the like generate heat due to magnetic field fluctuation, an external stimulus can be used as a magnetic field.
また、光に応答して水との親和性が可逆的に変化する刺激応答性高分子としては、アゾベンゼン誘導体、スピロピラン誘導体等の光により親水性または極性が変化する高分子、それらと温度応答性高分子およびpH応答性高分子の少なくともいずれかとの共重合体、前記光応答性高分子の架橋体、または、前記共重合体の架橋体を挙げることができる。 In addition, stimuli-responsive polymers whose affinity for water changes reversibly in response to light include polymers that change in hydrophilicity or polarity by light, such as azobenzene derivatives and spiropyran derivatives, and those that respond to temperature Examples thereof include a copolymer with at least one of a polymer and a pH-responsive polymer, a crosslinked product of the photoresponsive polymer, or a crosslinked product of the copolymer.
また、電場に応答して水との親和性が可逆的に変化する刺激応答性高分子としては、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、アミノ基等の解離基を有する高分子、カルボキシル基含有高分子とアミノ基含有高分子との複合体のような静電相互作用や水素結合などによって複合体を形成した高分子、または、これらの架橋体を挙げることができる。 Stimuli-responsive polymers whose affinity for water changes reversibly in response to an electric field include polymers having a dissociation group such as a carboxyl group, a sulfonic acid group, a phosphate group, and an amino group, and a carboxyl group. Examples of the polymer include a polymer having a complex formed by an electrostatic interaction or a hydrogen bond, such as a complex of a polymer containing an amino group and a polymer containing an amino group, or a crosslinked product thereof.
また、pHに応答して水との親和性が可逆的に変化する刺激応答性高分子としては、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、アミノ基等の解離基を有する高分子、カルボキシル基含有高分子とアミノ基含有高分子との複合体のような静電相互作用や水素結合などによって複合体を形成した高分子、または、これらの架橋体を挙げることができる。 Examples of the stimuli-responsive polymer whose affinity with water reversibly changes in response to pH include polymers having a dissociation group such as a carboxyl group, a sulfonic acid group, a phosphate group, and an amino group, and a carboxyl group. Examples of the polymer include a polymer having a complex formed by an electrostatic interaction or a hydrogen bond, such as a complex of a polymer containing an amino group and a polymer containing an amino group, or a crosslinked product thereof.
また、刺激応答性高分子は、上述した刺激応答性高分子の誘導体であってもよいし、他のモノマーとの共重合体であってもよい。なお、他のモノマーとしては、特に限定されるものではなく、どのようなモノマーであってもよい。例えば、(メタ)アクリル酸、アリルアミン、酢酸ビニル、(メタ)アクリルアミド、N,N’-ジメチル(メタ)アクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、アルキル(メタ)アクリレート、マレイン酸、ビニルスルホン酸、ビニルベンゼンスルホン酸、アクリルアミドアルキルスルホン酸、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル等のモノマーを好適に用いることができる。 The stimulus-responsive polymer may be a derivative of the above-described stimulus-responsive polymer, or may be a copolymer with another monomer. The other monomer is not particularly limited, and may be any monomer. For example, (meth) acrylic acid, allylamine, vinyl acetate, (meth) acrylamide, N, N'-dimethyl (meth) acrylamide, 2-hydroxyethyl methacrylate, alkyl (meth) acrylate, maleic acid, vinyl sulfonic acid, vinyl benzene Monomers such as sulfonic acid, acrylamide alkyl sulfonic acid, dimethylaminopropyl (meth) acrylamide, and (meth) acrylonitrile can be suitably used.
或いは、刺激応答性高分子は、他の架橋された高分子又は架橋されていない高分子と、相互浸入高分子網目構造またはセミ相互浸入高分子網目構造を形成してなる高分子であってもよい。 Alternatively, the stimulus-responsive polymer may be a polymer formed by forming an interpenetrating polymer network or a semi-interpenetrating polymer network with another crosslinked polymer or a non-crosslinked polymer. Good.
前記刺激応答性高分子の分子量も特に限定されるものではないが、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により決定された数平均分子量が3000以上であることが好ましい。 Although the molecular weight of the stimulus-responsive polymer is not particularly limited, it is preferable that the number average molecular weight determined by gel permeation chromatography (GPC) is 3000 or more.
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[Embodiment 2]
図14は、実施形態2に係る除湿ユニット5Aを前面側から見た平面図である。除湿機1(図1〜図5)は、除湿ユニット5に換えて除湿ユニット5Aを備えていてもよい。除湿ユニット5Aは、除湿ユニット5が有していた溝部25(図8)を省略し、第2衝撃部26に換えて第2衝撃部26Aを有する構成である。除湿ユニット5Aの他の構成は除湿ユニット5と同様である。
FIG. 14 is a plan view of the
除湿ユニット5Aの平面視(ケース部21の表面に対する法線方向から見た場合)において、第2衝撃部26Aは、回転移動する第1衝撃部15それぞれの軌跡上に設けられている。第2衝撃部26Aはケース部21の表面に凹形状で形成されている。第2衝撃部26A以外の領域においては、各第1衝撃部15は、ケース部21の表面に係合して回転移動する。
In a plan view of the
ここで、一例として、複数のブロック13のうち、1個のブロック13−1に着目して、各ブロック13の動作を説明する。
Here, as an example, the operation of each
図15は、実施形態2に係る、ヒータ35を通過したあと転写板31と対向し始めたブロック13‐1の様子を表す図であり、(a)は、ブロック13‐1の回転移動方向に切ったときのブロック13‐1及びケース部21の断面図であり、(b)は、ブロック13‐1の半径方向に切ったときのブロック13‐1及びケース部21の断面図である。
FIG. 15 is a diagram illustrating a state of the block 13-1 according to the second embodiment, which starts to face the
図15に示すように、ブロック13‐1の吸湿材12は、ヒータ35(図14)と対向する領域を通過することで、内部に含有されていた水が表面に染み出し、水滴51が表面に付着する。そして、ブロック13‐1の第1衝撃部15は、第2衝撃部26Aと重なる領域以外の領域では、ケース部21の表面と係合しつつ回転移動する。換言すると、第1衝撃部15はケース部21の表面に乗り上げた状態で回転移動する。これにより、ケース部21は、回転移動する第1衝撃部15に対して、矢印R3に示すように、ブロック13の回転面に対する法線方向であって背面方向(換言すると、第1衝撃部15の回転移動方向であるR1に対して直交する方向であって背面方向)に付勢力を加える。
As shown in FIG. 15, the
図16は、実施形態2に係る、第1衝撃部15が第2衝撃部26Aと重なった直後の様子を表す図であり、(a)は、ブロック13‐1の回転移動方向に切ったときのブロック13‐1及びケース部21の断面図であり、(b)は、ブロック13‐1の半径方向に切ったときのブロック13‐1及びケース部21の断面図である。
FIG. 16 is a diagram illustrating a state immediately after the
図14及び図16に示すように、図15に示した位置から、さらにブロック13‐1が転写板31と対向する面積が増加するように回転移動する。
As shown in FIGS. 14 and 16, the block 13-1 is further rotated from the position shown in FIG. 15 so that the area facing the
そして、図16に示すように、ケース部21の表面に乗り上げていた第1衝撃部15が、第2衝撃部26Aと重なる。これにより、第1衝撃部15及び第2衝撃部26は互いに係合した状態から、当該係合を解消する。すると、第2衝撃部26Aは、第1衝撃部15へ加わっていた付勢力(図15の矢印R3方向の付勢力)を開放し、矢印R3方向とは逆方向である矢印R4方向、すなわち、ブロック13‐1の回転面に対する法線方向であって前面方向(換言すると、第1衝撃部15の回転移動方向であるR1に対して直交する方向であって前面方向)に衝撃を加える。このため、第1衝撃部15は、第2衝撃部26A内部の底面26Aaに近づく方向へ移動する。この付勢力が開放された際に、枠部11の一部と、ケース部21の一部とが衝突してもよい。そして、吸湿材12の表面に付着していた水滴51は、図16の(b)の矢印W50に示すように、勢いよく転写板31方向へ飛散し、転写板31表面に転写される。
Then, as shown in FIG. 16, the
これにより、吸湿材12表面に付着していた水滴51を、転写板31に効率よく転写して除去することができる。すなわち、吸湿材12内部の水50を、自然落下させる場合と比べて効率よく除去することができる。
Thus, the
図16の(a)に示すように、第2衝撃部26Aの後方側の側面26Aa2と、底面26Aaとが成す角θ26Abは、90°以下であることが好ましい。これにより、ケース部21表面に対する第1衝撃部15の乗り上げが解消する際に、第1衝撃部15がなるべく第2衝撃部26Aの側面26Aa2と係合せずに、ケース部21表面に対する第1衝撃部15の乗り上げを解消することができる。このため、枠部11の円弧部11bに、より大きな矢印R4方向の衝撃を加えることができる。この結果、より多くの水滴51を、吸湿材12の表面から転写板31に転写することができる。
As shown in FIG. 16A, the angle θ26Ab formed by the side surface 26Aa2 on the rear side of the
また、第2衝撃部26Aの前方側の側面26Aa1と、底面26Aaとが成す角θ26Aaは、90°より大きくなるように、側面26Aa1は傾斜していることが好ましい。これにより、第2衝撃部26Aは、第1衝撃部15に対してなるべく衝撃を与えずにスムーズに、第1衝撃部15を、ケース部21表面上に乗り上げさせることができる。
Further, it is preferable that the side surface 26Aa1 is inclined such that the angle θ26Aa formed by the side surface 26Aa1 on the front side of the
このように、本実施形態では、第1衝撃部15が凸形状であり、第2衝撃部26Aが凹形状である組み合わせである。これによっても、吸湿材12に衝撃を加えることができる。なお、第1衝撃部15が凹形状であり、第2衝撃部26Aが凸形状である組み合せであってもよい。
As described above, in the present embodiment, the
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。 The present invention is not limited to the embodiments described above, and various modifications are possible within the scope shown in the claims, and embodiments obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. Is also included in the technical scope of the present invention. Furthermore, new technical features can be formed by combining the technical means disclosed in each embodiment.
1 除湿機
2 本体
3 水タンク
3b、11a、22 開口部
5、5A 除湿ユニット
10 吸湿部
11 枠部
11b 円弧部
11e 基部(一方の端部)
12 吸湿材
13、13‐1〜13‐8 ブロック
15 第1衝撃部(衝撃部)
21 ケース部
23 回転軸部
23a 回転軸
25 溝部
25a、26Aa 底面
26、26A 第2衝撃部(衝撃部)
28 フレーム部(移動部)
31 転写板
35 ヒータ(刺激部)
36 ファン駆動モータ
37 ファン
38 枠体回転駆動モータ
50 水
51 水滴
DESCRIPTION OF
12
21
28 Frame part (moving part)
31
36
Claims (8)
前記吸湿材を移動させる移動部と、
前記吸湿材に対して外部刺激を加える刺激部と、
前記外部刺激を加えた後、前記吸湿材に衝撃を加える衝撃部とを備えていることを特徴とする除湿機。 Hygroscopic material,
A moving unit that moves the hygroscopic material,
A stimulating unit that applies an external stimulus to the hygroscopic material,
And a shock unit for applying a shock to the hygroscopic material after the external stimulus is applied.
さらに、前記複数の吸湿材それぞれを支持する複数の枠部を有し、
各枠部は、同じ側にあるそれぞれの一方の端部間が接続されており、当該一方の端部とは反対側の他方の端部間は、非接続となっていることを特徴とする請求項1に記載の除湿機。 It has a plurality of the hygroscopic material,
Furthermore, it has a plurality of frame portions supporting each of the plurality of hygroscopic materials,
Each of the frame portions is connected between one ends thereof on the same side, and is not connected between the other ends opposite to the one end. The dehumidifier according to claim 1.
前記枠部に設けられた第1衝撃部と、
正面視において、前記第1衝撃部が移動する軌跡上に設けられた第2衝撃部とを有し、
前記第2衝撃部は、前記第1衝撃部に加わっている付勢力を開放することで、前記吸湿材に前記衝撃を加えることを特徴とする請求項2に記載の除湿機。 The impact section,
A first impact portion provided on the frame portion;
A second impact portion provided on a trajectory where the first impact portion moves in a front view,
3. The dehumidifier according to claim 2, wherein the second impact unit applies the impact to the hygroscopic material by releasing an urging force applied to the first impact unit. 4.
前記第2衝撃部は、前記複数の第1衝撃部のうち1個の第1衝撃部に対してのみ、前記付勢力を加えることを特徴とする請求項3又は4に記載の除湿機。 A plurality of the first impact parts are arranged,
The dehumidifier according to claim 3, wherein the second impact unit applies the urging force only to one of the plurality of first impact units.
さらに、前記複数の吸湿材のうち、少なくとも何れかの吸湿材と対向するように配置された転写板を備え、
前記刺激部は、前記転写板よりも、前記複数の吸湿材の移動方向前方側に配置されており、
前記刺激部及び前記転写板は、当該刺激部に対向する前記吸湿材に隣接する吸湿材と、前記刺激部とが対向する位置関係であることを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の除湿機。 The stimulating unit is arranged to face at least any one of the plurality of hygroscopic materials,
Further, among the plurality of hygroscopic materials, a transfer plate disposed so as to face at least one of the hygroscopic materials,
The stimulating unit is arranged more forward than the transfer plate in the moving direction of the plurality of hygroscopic materials,
The said stimulating part and the said transfer board have a positional relationship with which the said hygroscopic material adjacent to the said hygroscopic material which opposes the said stimulating part and the said stimulating part are located. The dehumidifier according to item.
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CN117249876A (en) * | 2023-11-20 | 2023-12-19 | 四川精智仪表科技有限公司 | Solar energy electricity storage type heating anti-freezing water meter box |
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2018
- 2018-09-12 JP JP2018170810A patent/JP2020040039A/en active Pending
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CN117249876A (en) * | 2023-11-20 | 2023-12-19 | 四川精智仪表科技有限公司 | Solar energy electricity storage type heating anti-freezing water meter box |
CN117249876B (en) * | 2023-11-20 | 2024-01-26 | 四川精智仪表科技有限公司 | Solar energy electricity storage type heating anti-freezing water meter box |
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