JP2020039044A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄な通信を抑制すること。【解決手段】通信システムでは、フレームの経路が制限されている。通信システムは、端末装置100との接続経路に存在するスイッチ210と、端末装置100及び端末装置110との接続経路に存在するスイッチ230とを含む。スイッチ210は、端末装置100との接続経路に含まれるポートAと、端末装置100のMACアドレスとポートAとを示す学習テーブル212を記憶する記憶部211と、を有する。スイッチ230は、端末装置100との接続経路に含まれるポートAと、学習テーブル212に基づいて、端末装置100のMACアドレスとポートAとを示す学習テーブル232を記憶する記憶部231と、を有する。スイッチ230は、端末装置100のMACアドレスを宛先アドレスとするフレーム21を受信した場合、学習テーブル232を参照して、フレーム21をポートAから送信する。【選択図】図4

Description

本発明は、通信システムに関する。
複数の端末装置がスイッチを介して通信できることが知られている。スイッチは、複数のポートを有する。スイッチは、ポートを介して、送信元の端末装置が送信したイーサネット(登録商標)フレームを受信する。そして、スイッチは、当該ポートと異なるポートを介して、イーサネットフレームを送信する。これにより、宛先の端末装置は、イーサネットフレームを受信できる。
イーサネットフレームについて、詳細に説明する。イーサネットフレームのヘッダは、送信元アドレス(SA:Source Address)と宛先アドレス(DA:Destination Address)を含む。ここで、端末装置には、MAC(Media Access Control)アドレスが設定されている。また、非特許文献1には、MACアドレスを用いた技術が紹介されている。送信元アドレスには、送信元の端末装置に設定されているMACアドレスが登録される。宛先アドレスには、宛先の端末装置に設定されているMACアドレスが登録される。
次に、スイッチが行うイーサネットフレームの転送について説明する。スイッチは、ポートとMACアドレスとの対応関係を示す学習テーブルを記憶している。学習テーブルは、フォワーディングテーブルとも言う。スイッチは、イーサネットフレームのヘッダが示す宛先アドレスが学習テーブルに登録されている場合、学習テーブルに登録されている宛先アドレスに対応するポートからイーサネットフレームを転送する。また、スイッチは、イーサネットフレームのヘッダが示す宛先アドレスが学習テーブルに登録されていない場合、イーサネットフレームの受信に関与したポート以外の全てのポートからイーサネットフレームを転送する。当該転送は、フラッディングとも言う。
学習テーブルの初期状態は、何も登録されていない。スイッチは、イーサネットフレームを受信した際、イーサネットフレームの受信に関与したポートとイーサネットフレームのヘッダが示す送信元アドレスとを学習テーブルに登録する。学習テーブルには、スイッチがこのような登録を繰り返すことで、多くの情報が登録される。また、スイッチがこのような登録を繰り返すことを学習と呼ぶ。学習テーブルに登録されている情報の数が少ない間、スイッチがフラッディングを行うため、無駄な通信が発生する。しかし、学習テーブルに登録されている情報の数が多くなるに連れて、無駄な通信が減少していく。
「IEEE Standard for Local and Metropolitan Area Networks:Media Access Control(MAC)Bridges」、2004年
ところで、イーサネットフレームの経路が制限されている場合がある。経路を制限することで、スイッチが学習できない場合が発生する。スイッチが学習できないということは、学習テーブルに情報が登録されないということである。そのため、スイッチは、学習テーブルに登録されていない情報を有するイーサネットフレームを受信した場合、フラッディングを行う。フラッディングを行うことは、無駄な通信が発生する。
本発明の目的は、無駄な通信を抑制することである。
本発明の一態様に係る通信システムが提供される。通信システムは、第1の端末装置との接続経路に存在する第1の中継装置と、前記第1の端末装置及び第2の端末装置との接続経路に存在する第2の中継装置と、を含む。通信システムでは、前記第1の端末装置の物理アドレスである第1の端末装置物理アドレスが送信元アドレスである第1のフレームを前記第2の中継装置が受信しないように経路制限が行われている。前記第1の中継装置は、前記第1の端末装置との接続経路に含まれる第1のポートと、前記第1の端末装置物理アドレスを前記第1のポートに対応付けている情報が登録されている第1の転送表を記憶する記憶部と、を有する。前記第2の中継装置は、前記第1の端末装置との接続経路に含まれる第2のポートと、第3のポートと、前記第1の転送表に基づいて、前記第1の端末装置物理アドレスを前記第2のポートに対応付けている情報が登録されている第2の転送表を記憶する記憶部と、を有する。前記第2の中継装置は、前記第1の端末装置物理アドレスを宛先アドレスとする第2のフレームを前記第3のポートを介して受信した場合、前記第2の転送表を参照して、前記第2のフレームを前記第2のポートから送信する。
本発明によれば、無駄な通信を抑制することができる。
実施の形態1の通信システム(その1)を示す図である。 通信システムの比較例を示す図である。 実施の形態1の同期装置が有するハードウェアの構成を示す図である。 実施の形態1の通信システム(その2)を示す図である。 実施の形態1の同期処理を説明するための図である。 実施の形態2の同期処理を説明するための図である。 実施の形態2の通信システムを示す図である。 実施の形態3の通信システムを示す図である。 実施の形態3のスイッチの構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態4のスイッチの構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態4の通信システムを示す図である。 実施の形態5の通信システムを示す図である。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の通信システム(その1)を示す図である。通信システムは、端末装置100,110,120、スイッチ200,210,220,230,240、及び同期装置300を有する。
端末装置100,110,120は、例えば、ユーザが使用する装置である。端末装置100は、第1の端末装置とも言う。端末装置110は、第2の端末装置とも言う。
スイッチ200,210,220,230,240は、イーサネットフレーム(以下、フレーム)を転送する。スイッチ210は、第1の中継装置とも言う。スイッチ230は、第2の中継装置とも言う。スイッチ200は、第3の中継装置とも言う。スイッチ220は、第4の中継装置とも言う。
スイッチ210は、記憶部211を有する。スイッチ230は、記憶部231を有する。
同期装置300については、後で詳細に説明する。
端末装置100,120が送信したフレームは、スイッチ210を介して、転送される。詳細には、端末装置100が送信したフレームは、スイッチ200,210を介して、転送される。端末装置120が送信したフレームは、スイッチ240,210を介して、転送される。また、端末装置110が送信したフレームは、スイッチ230を介して、転送される。詳細には、端末装置110が送信したフレームは、スイッチ220,230を介して、転送される。すなわち、スイッチ210は、端末装置100,120が送信したフレームを受信する。しかし、スイッチ210は、端末装置110が送信したフレームを受信しない。また、スイッチ230は、端末装置110が送信したフレームを受信する。しかし、スイッチ230は、端末装置100,120が送信したフレームを受信しない。このように、通信システムでは、フレームの経路が制限されている。
また、スイッチ200とスイッチ210とスイッチ230は、次のように表現できる。スイッチ200は、端末装置100及び端末装置110との接続経路に存在する。スイッチ210は、端末装置100との接続経路に存在する。スイッチ230は、端末装置100及び端末装置110との接続経路に存在する。
次に、比較例を説明する。
図2は、通信システムの比較例を示す図である。通信システムは、端末装置800,810,820、及びスイッチ900,910,920,930,940を有する。
通信システムでは、スイッチ及び経路の冗長化、又はデータ帯域を拡大するために、複数の端末装置と複数のスイッチとにより、複数の経路を設けている。複数の経路は、論理的に1つの経路とみなすことができる。しかし、物理的には、複数の経路である。
端末装置800のMACアドレスは、Xである。端末装置810のMACアドレスは、Yである。端末装置820のMACアドレスは、Zである。
端末装置800,820が送信したフレームは、スイッチ910を経由する。また、端末装置810が送信したフレームは、スイッチ930を経由する。このように、通信システムでは、フレームの経路が制限されている。
端末装置800がフレーム91を送信する場合を説明する。端末装置800は、フレーム91を送信する。フレーム91のヘッダは、送信元アドレスと宛先アドレスを含む。送信元アドレスには、端末装置800のMACアドレス(すなわち、X)が登録される。宛先アドレスには、端末装置810のMACアドレス(すなわち、Y)が登録される。フレーム91のペイロードには、データが登録されている。
フレームの経路が制限されているため、フレーム91は、スイッチ900を介してスイッチ910に受信される。スイッチ910は、ポートAを介して端末装置800が送信するフレームを受信できることを学習する。そして、スイッチ910は、フレーム91の送信元アドレス(すなわち、X)とポートAを学習テーブル911に登録する。スイッチ910は、フレーム91の宛先アドレスが学習テーブル911に登録されていないため、フラッディングする。すなわち、スイッチ910は、ポートBとポートCを介してフレーム91を送信する。端末装置810は、スイッチ920を介して、フレーム91を受信する。また、端末装置820は、スイッチ940を介して、フレーム91を受信する。このように、宛先ではない端末装置820もフレーム91を受信する。そのため、スイッチ910のポートBを介するフレーム91の送信は、無駄な通信と言える。
次に、端末装置810がフレーム92を送信する場合を説明する。端末装置810は、フレーム92を送信する。フレーム92のヘッダは、送信元アドレスと宛先アドレスを含む。送信元アドレスには、端末装置810のMACアドレス(すなわち、Y)が登録される。宛先アドレスには、端末装置800のMACアドレス(すなわち、X)が登録される。フレーム92のペイロードには、データが登録されている。
フレームの経路が制限されているため、フレーム92は、スイッチ920を介してスイッチ930に受信される。スイッチ930は、ポートCを介して端末装置810が送信するフレームを受信できることを学習する。そして、スイッチ930は、フレーム92の送信元アドレス(すなわち、Y)とポートCを学習テーブル931に登録する。スイッチ930は、フレーム92の宛先アドレスが学習テーブル931に登録されていないため、フラッディングする。すなわち、スイッチ930は、ポートAとポートBを介してフレーム92を送信する。端末装置800は、スイッチ900を介して、フレーム92を受信する。また、端末装置820は、スイッチ940を介して、フレーム92を受信する。このように、宛先ではない端末装置820もフレーム92を受信する。そのため、スイッチ930のポートBを介するフレーム92の送信は、無駄な通信と言える。
通信システムでは、フレームの経路が制限されている。そのため、例えば、スイッチ930は、端末装置800が送信したフレームを受信することはない。スイッチ930は、端末装置800からフレームを受信しないため、端末装置800のMACアドレスとポートAとを学習テーブル931に登録できない。よって、スイッチ930は、フレーム92を受信する度に、フラッディングを行う。フラッディングを行うことは、無駄な通信が発生する。
このように、フレームの経路が制限される場合がある。経路を制限することで、スイッチが学習できない場合が発生する。スイッチが学習できないということは、学習テーブルに情報が登録されないということである。そのため、スイッチは、学習テーブルに登録されていない情報を有するフレームを受信した場合、フラッディングを行う。フラッディングを行うことは、無駄な通信が発生する。
そこで、実施の形態では、無駄な通信を抑制する通信システムを説明する。
次に、同期装置300が有するハードウェアについて説明する。
図3は、実施の形態1の同期装置が有するハードウェアの構成を示す図である。同期装置300は、プロセッサ301、揮発性記憶装置302、及び不揮発性記憶装置303を有する。
プロセッサ301は、同期装置300全体を制御する。例えば、プロセッサ301は、CPU(Central Processing Unit)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ301は、マルチプロセッサでもよい。同期装置300は、処理回路によって実現されてもよく、又は、ソフトウェア、ファームウェア若しくはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。なお、処理回路は、単一回路又は複合回路でもよい。
揮発性記憶装置302は、同期装置300の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置302は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置303は、同期装置300の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置303は、SSD(Solid State Drive)である。
端末装置100,110,120、及びスイッチ200,210,220,230,240は、同期装置300と同様に、プロセッサ、揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶装置を有する。
図4は、実施の形態1の通信システム(その2)を示す図である。端末装置100のMACアドレスは、Xである。端末装置110のMACアドレスは、Yである。端末装置120のMACアドレスは、Zである。なお、MACアドレスは、物理アドレスとも言う。
スイッチ210は、ポートA,B,Cを有する。例えば、スイッチ210が有するポートAは、第1のポートとも言う。スイッチ210が有するポートAは、端末装置100との接続経路に含まれる。また、スイッチ210が有するポートBが、第1のポートと考えてもよい。スイッチ210が有するポートCは、第4のポートとも言う。スイッチ210が有するポートCは、端末装置110との接続経路に含まれる。
スイッチ230は、ポートA,B,Cを有する。スイッチ230が有するポートAは、第2のポートとも言う。スイッチ230が有するポートAは、端末装置100との接続経路に含まれる。また、スイッチ230が有するポートAは、スイッチ210が有するポートAと同じ識別子のポートである。スイッチ230が有するポートCは、第3のポートとも言う。スイッチ230が有するポートCは、端末装置110との接続経路に含まれる。
スイッチ210のポートAに接続されているスイッチとスイッチ230のポートAに接続されているスイッチとは、同じである。すなわち、スイッチ200は、スイッチ210のポートAとスイッチ230のポートAとに接続する。そのため、スイッチ210のポートAとスイッチ230のポートAとは、対応関係を有するとも言える。
スイッチ210が有するポートCは、スイッチ230が有するポートCと同じ識別子のポートである。スイッチ210のポートCに接続されているスイッチとスイッチ230のポートCに接続されているスイッチとは、同じである。すなわち、スイッチ220は、スイッチ210のポートCとスイッチ230のポートCとに接続する。そのため、スイッチ210のポートCとスイッチ230のポートCとは、対応関係を有するとも言える。
スイッチ210は、学習テーブル212を記憶する。学習テーブル212は、記憶部211に格納されている。記憶部211は、スイッチ210が有する揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現できる。
学習テーブル212は、第1の転送表とも言う。学習テーブル212は、MACアドレス(図4では、MAC)とポートの項目を有する。また、後述するように、学習テーブル212は、項番の項目を有する。MACアドレスの項目は、MACアドレスを示す。ポートの項目は、ポートの識別子を示す。項番の項目は、識別子を示す。
ここで、以下、学習テーブルのMACアドレスの項目は、MACと記載する。また、学習テーブルの項番の項目は、省略する場合がある。なお、学習テーブルは、フォワーディングテーブル又は転送表とも言う。
学習テーブル212には、端末装置100のMACアドレスをポートA(すなわち、第1のポートの識別子)に対応付けている情報が登録されている。これは、スイッチ210がポートAを介して端末装置100が送信したフレーム11を受信したとき、スイッチ210が学習テーブル212に登録した情報である。ここで、フレーム11は、第1のフレーム又は第4のフレームとも言う。フレーム11のヘッダは、送信元アドレスと宛先アドレスを含む。送信元アドレスには、端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)が登録される。宛先アドレスには、端末装置110のMACアドレス(すなわち、Y)が登録される。フレーム11のペイロードには、データが登録されている。ここで、端末装置100のMACアドレスは、第1の端末装置物理アドレスとも言う。なお、学習テーブル212に登録されている端末装置100のMACアドレスは、フレーム11の送信元アドレスに基づくものである。
スイッチ230は、学習テーブル232を記憶する。学習テーブル232は、記憶部231に格納されている。記憶部231は、スイッチ230が有する揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現できる。学習テーブル232は、第2の転送表とも言う。
上述したように、通信システムでは、スイッチ210がフレーム21を受信しないように経路制限が行われている。また、通信システムでは、スイッチ230がフレーム11を受信しないように経路制限が行われている。
同期装置300は、学習テーブル212に登録された情報をスイッチ210から読出す。例えば、同期装置300は、端末装置100のMACアドレスとポートAとをスイッチ210から読出す。同期装置300は、スイッチ230に、学習テーブル212に登録された情報を学習テーブル232に書込むように指示する。例えば、同期装置300は、スイッチ230に、端末装置100のMACアドレスとポートA(すなわち、第1のポートの識別子)を学習テーブル232に書込むように指示する。スイッチ230は、端末装置100のMACアドレスとポートAを学習テーブル232に書込む。これにより、学習テーブル212に登録されている情報と学習テーブル232に登録されている情報とは、同期する。すなわち、学習テーブル232には、学習テーブル212に基づいて、端末装置100のMACアドレスをポートAに対応付けている情報が登録されている。
端末装置110は、フレーム21を送信する。フレーム21は、第2のフレーム又は第3のフレームとも言う。フレーム21のヘッダは、送信元アドレスと宛先アドレスを含む。送信元アドレスには、端末装置110のMACアドレス(すなわち、Y)が登録される。ここで、端末装置110のMACアドレスは、第2の端末装置物理アドレスとも言う。宛先アドレスには、端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)が登録される。フレーム21のペイロードには、データが登録されている。
スイッチ230は、スイッチ230のポートCを介して、スイッチ220からフレーム21を受信する。スイッチ230は、フレーム21の送信元アドレスとポートC(すなわち、第3のポートの識別子)を学習テーブル232に登録する。
スイッチ230は、フレーム21の宛先アドレスが端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)であることから、学習テーブル232に基づいて、フレーム21をポートAから送信する。すなわち、スイッチ230は、学習テーブル232を参照して、フレーム21をポートAから送信する。
このように、学習テーブル212に登録された情報が学習テーブル232に登録されることで、スイッチ230は、フラッディングを実行しなくて済む。すなわち、スイッチ230は、無駄な通信を実行しなくて済む。よって、実施の形態1の通信システムは、無駄な通信を抑制できる。
上述したように、実施の形態1の通信システムでは、学習テーブル212に登録されている情報と学習テーブル232に登録されている情報とが、同期される。同期について、詳細に説明する。
図5は、実施の形態1の同期処理を説明するための図である。同期装置300は、読出部310と書込部320を有する。読出部310と書込部320の一部又は全部は、プロセッサ301によって実現してもよい。読出部310と書込部320の一部又は全部は、プロセッサ301が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
スイッチ210は、調停部213を有する。調停部213の一部又は全部は、スイッチ210が有するプロセッサによって実現してもよい。調停部213の一部又は全部は、スイッチ210が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
スイッチ230は、調停部233を有する。調停部233の一部又は全部は、スイッチ230が有するプロセッサによって実現してもよい。調停部233の一部又は全部は、スイッチ230が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
調停部213は、学習処理を実行する。また、調停部213は、フレームの転送処理を実行する。調停部233は、学習処理を実行する。また、調停部233は、フレームの転送処理を実行する。
読出部310は、学習テーブル212に登録されている情報の読出し指示をスイッチ210に送信する。調停部213は、学習テーブル212に登録されている情報を読み出す。調停部213は、学習テーブル212に登録されている情報を同期装置300に送信する。これにより、読出部310は、学習テーブル212に登録されている情報を読み出すことができる。
書込部320は、学習テーブル212に登録されている情報の書込み指示をスイッチ230に送信する。調停部233は、学習テーブル212に登録されている情報を学習テーブル232に書き込む。例えば、調停部233は、端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)とポートAとを学習テーブル232に書き込む。なお、調停部233は、学習テーブル212に登録されている情報と同じ情報が既に学習テーブル232に登録されている場合、当該同じ情報を学習テーブル232に書き込まなくてよい。
また、読出部310は、学習テーブル232に登録されている情報の読出し指示をスイッチ230に送信する。調停部233は、学習テーブル232に登録されている情報を読み出す。調停部233は、学習テーブル232に登録されている情報を同期装置300に送信する。これにより、読出部310は、学習テーブル232に登録されている情報を読み出すことができる。
書込部320は、学習テーブル232に登録されている情報の書込み指示をスイッチ210に送信する。調停部213は、学習テーブル232に登録されている情報を学習テーブル212に書き込む。例えば、調停部213は、端末装置110のMACアドレス(すなわち、Y)とポートCとを学習テーブル212に書き込む。なお、調停部213は、学習テーブル232に登録されている情報と同じ情報が既に学習テーブル212に登録されている場合、当該同じ情報を学習テーブル212に書き込まなくてよい。
上述したように、同期装置300は、学習テーブル232に登録されている端末装置110のMACアドレスとポートC(すなわち、第3のポートの識別子)とをスイッチ230から読出す。同期装置300は、スイッチ210に、端末装置110のMACアドレスとポートCとを学習テーブル212に書込むように指示する。これにより、スイッチ210は、端末装置110のMACアドレスとポートCとを学習テーブル212に書込む。すなわち、学習テーブル212には、学習テーブル232に基づいて、端末装置110のMACアドレスをポートCに対応付けている情報が登録される。
このように、同期装置300は、学習テーブル212に登録されている情報と学習テーブル232に登録されている情報とを同期させる。同期装置300は、当該同期を定期的に実行する。
例えば、学習テーブル212に登録されている情報と学習テーブル232に登録されている情報とが同期することで、スイッチ210は、フレーム11を取得した場合、フラッディングを実行しなくて済む。すなわち、スイッチ210は、ポートCを介してフレーム11を送信し、ポートBを介してフレーム11を送信しなくて済む。よって、スイッチ210は、無駄な通信を抑制できる。
なお、同期装置300とスイッチ210との距離が近い場合、通信は、パラレル信号で行ってもよい。同期装置300とスイッチ230との距離が近い場合、通信は、パラレル信号で行ってもよい。また、同期装置300とスイッチ210,230との距離が遠い場合、同期装置300は、読出し指示又は書込み指示をフレーム(すなわち、イーサネットフレーム)に登録し、フレームをスイッチ210,230に送信してもよい。
実施の形態1によれば、同期装置300は、学習テーブル212に登録された情報と学習テーブル232に登録された情報とを同期させる。そのため、スイッチ210及びスイッチ230は、フラッディングの実行を抑制できる。フラッディングの実行を抑制することは、無駄な通信の抑制になる。よって、実施の形態1の通信システムは、無駄な通信を抑制できる。
実施の形態1では、スイッチ210及びスイッチ230が有する学習テーブルが同期する場合を説明した。すなわち、2台のスイッチが有する学習テーブルが同期する場合を説明した。実施の形態1は、2台以上のスイッチが有する学習テーブルが同期する場合にも、適用できる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態2は、図1,3,5を参照する。
実施の形態1では、スイッチ210のポートの識別子(すなわち、ポートA)とスイッチ230のポートの識別子(すなわち、ポートA)が同じであった。そして、実施の形態1では、同じ識別子のポートに同じスイッチが接続されている場合を説明した。実施の形態2では、スイッチ210のポートの識別子と、後述するスイッチ230aのポートの識別子とが異なる場合を説明する。
図6は、実施の形態2の同期処理を説明するための図である。図5に示される構成と同じ又は対応する図6の構成は、図5に示される符号と同じ符号を付している。
同期装置300aは、読出部310、書込部320a、及び記憶部330を有する。記憶部330は、揮発性記憶装置302及び不揮発性記憶装置303に確保した記憶領域として実現できる。
記憶部330は、接続テーブル331と接続テーブル332を記憶する。接続テーブル331は、スイッチとポートの項目を有する。スイッチの項目は、スイッチを特定可能な情報を示す。例えば、スイッチの項目には、スイッチID(identifier)又はスイッチの名称が登録される。以下、スイッチの項目には、スイッチIDが登録されるものとする。ポートの項目は、ポートの識別子を示す。
例えば、接続テーブル331には、スイッチ“SW1”とポート“A”とが登録される。これは、スイッチ210のポート“A”に接続されているスイッチのIDが“SW1”であることを示す。なお、“SW1”は、スイッチ200のIDである。このように、接続テーブル331には、スイッチ210が有するポートにどのスイッチが接続されているかが登録されている。
接続テーブル332は、スイッチとポートの項目を有する。スイッチの項目は、スイッチID又はスイッチの名称が登録される。以下、スイッチの項目には、スイッチIDが登録されるものとする。ポートの項目は、ポートの識別子を示す。ここで、後述するように、スイッチ230aは、ポートB,D,Eを有する。スイッチ230aが有するポートDは、第2のポートとも言う。スイッチ230aが有するポートEは、第3のポートとも言う。
例えば、接続テーブル332には、スイッチ“SW1”とポート“D”とが登録される。これは、スイッチ230aのポート“D”に接続されているスイッチのIDが“SW1”であることを示す。このように、接続テーブル332には、スイッチ230aが有するポートにどのスイッチが接続されているかが登録されている。
このように、接続テーブル331と接続テーブル332は、スイッチ210のポートAとスイッチ230aのポートDとにスイッチ200が接続されていることを示す。また、接続テーブル331と接続テーブル332は、スイッチ210のポートCとスイッチ230aのポートEとにスイッチ220が接続されていることを示す。接続テーブル331と接続テーブル332は、接続先情報とも言う。
読出部310は、学習テーブル212に登録されている情報の読出し指示をスイッチ210に送信する。これにより、読出部310は、学習テーブル212に登録されている情報を読み出すことができる。例えば、学習テーブル212に登録されている情報は、端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)とポートAである。
書込部320aは、接続テーブル331を参照し、ポートAに接続しているスイッチのIDである“SW1”を検出する。書込部320aは、接続テーブル332を参照し、“SW1”に対応するポートDを検出する。
書込部320aは、端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)とポートDの書込み指示をスイッチ230aに送信する。調停部233は、端末装置110のMACアドレス(すなわち、X)とポートDとを学習テーブル232に書き込む。
このように、同期装置300aは、学習テーブル212に登録されている端末装置100のMACアドレスとスイッチ210が有するポートA(すなわち、第1のポートの識別子)とをスイッチ210から読出す。同期装置300aは、接続テーブル331と接続テーブル332に基づいて、ポートAに接続されているスイッチ200がポートDに接続されていることを検出する。同期装置300aは、スイッチ230aに、端末装置100のMACアドレスとポートD(すなわち、第2のポートの識別子)とを学習テーブル232に書込むように指示する。これにより、スイッチ230aは、端末装置100のMACアドレスとポートDとを学習テーブル232に書込む。
書込部320aは、同様に、接続テーブル332を参照し、読出部310が読み出した学習テーブル232に登録されているポートに接続しているスイッチのID(例えば、SW2)を検出する。書込部320aは、接続テーブル331を参照し、検出したスイッチのIDに対応するポート(例えば、ポートC)を検出する。
書込部320aは、読出部310が読み出した学習テーブル232に登録されている情報のMACアドレスと検出したポート(例えば、ポートC)の書込み指示をスイッチ210に送信する。調停部213は、書込み指示に従い、学習テーブル212に情報を書き込む。
このように、同期装置300aは、学習テーブル232に登録されている端末装置110のMACアドレスとスイッチ230aが有するポートE(すなわち、第3のポートの識別子)とをスイッチ230aから読出す。同期装置300aは、接続テーブル331と接続テーブル332に基づいて、ポートEに接続されているスイッチ220がポートCに接続されていることを検出する。同期装置300aは、スイッチ210に、端末装置110のMACアドレスとポートCとを学習テーブル212に書込むように指示する。これにより、スイッチ210は、端末装置110のMACアドレスとポートCとを学習テーブル212に書込む。
なお、図6の接続テーブル331,332に登録されている情報は、一例である。
図7は、実施の形態2の通信システムを示す図である。スイッチ230aは、ポートB,D,Eを有する。学習テーブル232には、書込部320aの書込み指示によって、端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)とポートDとが書き込まれている。
端末装置110は、フレーム21を送信する。スイッチ230aは、スイッチ230aのポートEを介して、スイッチ220からフレーム21を受信する。スイッチ230a(すなわち、調停部233)は、フレーム21の送信元アドレスとポートE(すなわち、第3のポートの識別子)を学習テーブル232に登録する。
スイッチ230aは、フレーム21の宛先アドレスが端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)であることから、学習テーブル232に基づいて、フレーム21をポートDから送信する。
なお、同期装置300aは、接続テーブル331,332を用いて、図7の学習テーブル232に登録されているポートEに対応するポートCを特定できる。同期装置300aは、端末装置110のMACアドレス(すなわち、Y)とポートCを学習テーブル212に登録する。これにより、学習テーブル212には、図6のように、端末装置110のMACアドレス(すなわち、Y)とポートCとが登録される。
実施の形態2によれば、学習テーブル232には、ポートDが登録される。そのため、スイッチ230aは、フラッディングを実行しなくて済む。すなわち、スイッチ230aは、無駄な通信を実行しなくて済む。よって、実施の形態2の通信システムは、無駄な通信を抑制できる。
実施の形態2では、接続テーブル331,332の2つのテーブルを例示した。しかし、ポートAに接続されているスイッチとポートDに接続されているスイッチとが同じであることを特定可能な情報であれば、2つのテーブルは、1つのテーブルで表現してもよい。
実施の形態3.
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。
実施の形態1では、通信システムに同期装置が含まれる場合を説明した。実施の形態3では、通信システムに同期装置が含まれない場合を説明する。
図8は、実施の形態3の通信システムを示す図である。図4に示される構成と同じ又は対応する図8の構成は、図4に示される符号と同じ符号を付している。
実施の形態3の通信システムでは、仮想LAN(VLAN:Virtual LAN)の技術が用いられる。イーサネットフレームには、VLANタグを含めることが可能である。そして、VLANタグには、VLAN−ID(VLAN−Identifier)が設定される。以下、VLAN−IDをVIDと表現する。
通信システムは、スイッチ210b,220b,230bを含む。また、スイッチ210bのポートAに接続されているスイッチとスイッチ230bのポートAに接続されているスイッチとは、同じである。これは、実施の形態1と同じである。
スイッチ210bは、ポートAを介して、端末装置100が送信したフレーム11を受信する。スイッチ210bは、フレーム11にポートAの情報(すなわち、第1のポートの識別子)を加えたフレーム12を作成する。ここで、フレーム12は、第5のフレームとも言う。スイッチ210bは、フレーム12をフラッディングする。例えば、フラッディングされたフレーム12は、スイッチ220bに送信される。また、上記では、フレーム11にポートAを加える場合を説明した。しかし、フレーム11には、ポート以外の情報を加えてもよい。例えば、フレーム11には、独自のデータ又は複数のVLANタグを加えてもよい。
スイッチ220bについては、後で説明する。
スイッチ230bには、仮想的なスイッチである仮想スイッチ234,235,236が構築される。仮想スイッチ234は、VIDが1であるフレーム(すなわち、イーサネットフレーム)をスイッチ230bが受信した場合、当該フレームに基づいて学習する。仮想スイッチ235は、VIDが2であるフレームをスイッチ230bが受信した場合、当該フレームに基づいて学習する。仮想スイッチ236は、VIDが3であるフレームをスイッチ230bが受信した場合、当該フレームに基づいて学習する。
仮想スイッチ234,235,236のそれぞれは、予め決められたポートからフレームを送信する。例えば、仮想スイッチ234は、VIDが1であるフレームをスイッチ230bが受信した場合、ポートAからフレームを送信する。ここで、VID“1”は、第1の仮想タグとも言う。仮想スイッチ235は、VIDが2であるフレームをスイッチ230bが受信した場合、ポートBからフレームを送信する。仮想スイッチ236は、VIDが3であるフレームをスイッチ230bが受信した場合、ポートA,Bからフレームを送信する。
次に、スイッチ220bについて、詳細に説明する。
図9は、実施の形態3のスイッチの構成を示す機能ブロック図である。スイッチ220bは、記憶部221、通信部222、及び作成部223を有する。
記憶部221は、スイッチ220bが有する揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現できる。通信部222及び作成部223の一部又は全部は、スイッチ220bが有するプロセッサによって実現してもよい。通信部222及び作成部223の一部又は全部は、スイッチ220bが有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
記憶部221は、学習テーブル221aとVIDテーブル221bを記憶する。学習テーブル221aについては、後述する。VIDテーブル221bは、ポートとVIDの項目を有する。ポートの項目は、ポートの識別子を示す。VIDの項目は、VIDを示す。例えば、VIDテーブル221bには、ポート“A”とVID“1”が登録される。これは、スイッチ230bがVID“1”を含むフレームを受信した場合、スイッチ230bのポートAから当該フレームが送信されることを示す。すなわち、VIDテーブル221bは、スイッチ230bがVID“1”を含むフレームを受信した場合、スイッチ230bのポートAからフレームをスイッチ230bに送信させるための情報であると表現できる。VIDテーブル221bは、仮想タグ情報とも言う。
このように、VIDテーブル221bに登録されている情報は、仮想スイッチ234,235,236が行う処理に対応している。
通信部222は、フレーム12を受信する。また、通信部222は、端末装置110からフレーム21を受信する。また、フレーム21は、端末装置100のMACアドレスが宛先アドレスであることを示す情報を含む情報であると表現してもよい。
作成部223は、フレーム12に含まれている送信元アドレスとポートの識別子を学習テーブル221aに登録する。例えば、作成部223は、端末装置100のMACアドレスとポートAを学習テーブル221aに登録する。ここで、スイッチ210bは、学習処理を行わない。作成部223の学習テーブル221aに情報を登録する処理は、スイッチ210bの学習処理を代替しているとも言える。
学習テーブル221aに情報が登録された後、通信部222は、フレーム12を端末装置110に送信する。通信部222は、フレーム12を送信するとき、フレーム12が含むポートAを削除してもよい。
作成部223は、通信部222がフレーム21を受信した場合、フレーム21の宛先アドレスが端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)であることを検出する。作成部223は、学習テーブル221aを参照し、端末装置100のMACアドレスに対応するポートAを検出する。すなわち、作成部223は、宛先アドレスが示す端末装置100のMACアドレスとフレーム12に含まれている端末装置100のMACアドレスとが一致することを検出する。
作成部223は、VIDテーブル221bに基づいて、スイッチ210bが有するポートAの識別子と同じ識別子のポートであるスイッチ230bが有するポートAからフレームをスイッチ230bに送信させることを決定する。作成部223は、VIDテーブル221bを参照し、ポートAに対応するVIDが1であることを特定する。作成部223は、VIDが1であることをフレーム21に含めたフレーム22を作成する。ここで、フレーム22は、第6のフレームとも言う。通信部222は、フレーム22をスイッチ230bに送信する。
図8に戻って、説明する。
スイッチ230bは、ポートCを介して、フレーム22を受信する。仮想スイッチ234は、VIDが1であるフレーム22をスイッチ230bが受信したため、ポートAからフレーム22に基づくフレームを送信する。ここで、フレーム22に基づくフレームとは、フレーム22、又はフレーム22からVIDの情報を削除したフレームである。
このように、例えば、スイッチ230bは、VID“1”を含むフレーム22を受信した場合、VID“1”に対応するポートAからフレーム22を送信するので、フラッディングを実行しなくて済む。すなわち、スイッチ230bは、無駄な通信を実行しなくて済む。
実施の形態3によれば、スイッチ220bは、学習テーブル221aとVIDテーブル221bに基づいて、フレーム22を作成する。スイッチ230bは、フレーム22に含まれているVIDに基づいて、VIDに対応するポートからフレーム22を送信する。これにより、スイッチ230bは、フラッディングの実行を抑制できる。フラッディングの実行を抑制することは、無駄な通信の抑制になる。よって、実施の形態3の通信システムは、無駄な通信を抑制できる。
また、実施の形態3の通信システムは、実施の形態1の通信システムのように同期装置を含まなくて済む。そのため、実施の形態3の通信システムは、少ない装置数でシステムを構成できることから、コストを抑制できる。
また、実施の形態3では、フレーム22にVIDを含ませる場合を説明した。しかし、フレーム22には、VIDに替えて、スイッチ220bとスイッチ230bで取り決めた専用のデータが含まれてもよい。
実施の形態3は、スイッチ220bの機能をスイッチ200又はスイッチ240が有してもよい。実施の形態3は、スイッチ230bの機能をスイッチ210bが有してもよい。そして、実施の形態3は、スイッチ210bの機能をスイッチ230bが有してもよい。
なお、実施の形態3の通信システムは、フレームの経路が制限されている。そのため、スイッチ210bは、フレーム22を受信しない。スイッチ230bは、フレーム11,12を受信しない。
実施の形態4.
次に、実施の形態4を説明する。実施の形態3と相違する事項を主に説明し、実施の形態3と共通する事項の説明を省略する。実施の形態4は、図8,9を参照する。
実施の形態3では、スイッチ210bのポートの識別子(すなわち、ポートA)とスイッチ230bのポートの識別子(すなわち、ポートA)が同じであった。そして、実施の形態3では、同じ識別子のポートに同じスイッチが接続されている場合を説明した。実施の形態4では、スイッチ210bのポートの識別子と後述するスイッチ230cのポートの識別子が異なる場合を説明する。
ここで、後述するように、スイッチ230cは、ポートB,C,Dを有する。
図10は、実施の形態4のスイッチの構成を示す機能ブロック図である。スイッチ220cは、作成部223cを有する。
記憶部221は、学習テーブル221aとVIDテーブル221bを記憶する。例えば、VIDテーブル221bは、ポート“D”とVID“1”が登録される。これは、スイッチ230cがVID“1”を含むフレームを受信した場合、スイッチ230cのポートDから当該フレームが送信されることを示す。すなわち、VIDテーブル221bは、スイッチ230bがVID“1”を含むフレームを受信した場合、スイッチ230cのポートDからフレームをスイッチ230cに送信させるための情報であると表現できる。
記憶部221は、さらに、接続テーブル221cと接続テーブル221dを記憶する。接続テーブル221cは、スイッチとポートの項目を有する。スイッチの項目は、スイッチを特定可能な情報を示す。例えば、スイッチの項目には、スイッチID又はスイッチの名称が登録される。以下、スイッチの項目には、スイッチIDが登録されるものとする。ポートの項目は、ポートの識別子を示す。
例えば、接続テーブル221cには、スイッチ“SW1”とポート“A”とが登録される。これは、スイッチ210のポート“A”に接続されているスイッチのIDが“SW1”であることを示す。なお、“SW1”は、スイッチ200のIDである。このように、接続テーブル221cには、スイッチ210が有するポートにどのスイッチが接続されているかが登録されている。
接続テーブル221dは、スイッチとポートの項目を有する。スイッチの項目は、スイッチID又はスイッチの名称が登録される。以下、スイッチの項目には、スイッチIDが登録されるものとする。ポートの項目は、ポートの識別子を示す。ここで、後述するように、スイッチ230cは、ポートB,C,Dを有する。
例えば、接続テーブル221dには、スイッチ“SW1”とポート“D”とが登録される。これは、スイッチ230cのポート“D”に接続されているスイッチのIDが“SW1”であることを示す。このように、接続テーブル221dには、スイッチ230cが有するポートにどのスイッチが接続されているかが登録されている。
このように、接続テーブル221cと接続テーブル221dは、スイッチ210bのポートAとスイッチ230cのポートDとにスイッチ200が接続されていることを示す。接続テーブル221cと接続テーブル221dは、接続先情報とも言う。
通信部222は、フレーム12を受信する。また、通信部222は、端末装置110からフレーム21を受信する。
作成部223cは、フレーム12に含まれている送信元アドレスとポートの識別子を学習テーブル221aに登録する。例えば、作成部223cは、端末装置100のMACアドレスとポートAを学習テーブル221aに登録する。学習テーブル221aに情報が登録された後、通信部222は、フレーム12を端末装置110に送信する。通信部222は、フレーム12を送信するとき、フレーム12が含むポートAを削除してもよい。
作成部223cは、通信部222がフレーム21を受信した場合、端末装置110が送信したフレーム21の宛先アドレスが端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)であることを検出する。作成部223cは、学習テーブル221aを参照し、端末装置100のMACアドレスに対応するポートAを検出する。すなわち、作成部223cは、宛先アドレスが示す端末装置100のMACアドレスとフレーム12に含まれている端末装置100のMACアドレスとが一致することを検出する。
作成部223cは、接続テーブル221cを参照し、ポートAに接続されているスイッチのID“SW1”を検出する。作成部223cは、接続テーブル221dを参照し、“SW1”に対応するポートDを検出する。このように、作成部223cは、接続テーブル221c及び接続テーブル221dに基づいて、ポートAに接続されているスイッチ200がポートDに接続されていることを検出する。
作成部223は、VIDテーブル221bに基づいて、スイッチ230bにポートDからフレームを送信させることを決定する。作成部223cは、VIDテーブル221bを参照し、ポートDに対応するVIDが1であることを特定する。作成部223cは、VIDが1であることをフレーム21に含めたフレーム22を作成する。通信部222は、フレーム22をスイッチ230cに送信する。
図11は、実施の形態4の通信システムを示す図である。図8に示される構成と同じ又は対応する図11の構成は、図8に示される符号と同じ符号を付している。
スイッチ230cは、ポートB,C,Dを有する。ポートDは、第2のポートとも言う。また、仮想スイッチ234は、スイッチ230cがVID“1”を含むフレームを受信した場合、ポートDからフレームを送信することが予め決められている。
スイッチ230cは、フレーム22を受信する。仮想スイッチ234は、VIDが1であるフレーム22をスイッチ230cが受信したため、ポートDからフレーム22を送信する。このように、例えば、スイッチ230cは、VID“1”を含むフレーム22を受信した場合、VID“1”に対応するポートDからフレーム22を送信するので、フラッディングを実行しなくて済む。すなわち、スイッチ230cは、無駄な通信を実行しなくて済む。
実施の形態4によれば、スイッチ220cは、学習テーブル221a、VIDテーブル221b、接続テーブル221c、及び接続テーブル221dに基づいて、フレーム22を作成する。スイッチ230cは、フレーム22に含まれているVIDに基づいて、VIDに対応するポートからフレーム22を送信する。これにより、スイッチ230cは、フラッディングの実行を抑制できる。フラッディングの実行を抑制することは、無駄な通信の抑制になる。よって、実施の形態4の通信システムは、無駄な通信を抑制できる。
実施の形態4は、スイッチ220cの機能をスイッチ200又はスイッチ240が有してもよい。実施の形態4は、スイッチ230cの機能をスイッチ210bが有してもよい。そして、実施の形態4は、スイッチ210bの機能をスイッチ230cが有してもよい。
実施の形態4では、接続テーブル221c,221dの2つのテーブルを例示した。しかし、ポートAに接続されているスイッチとポートDに接続されているスイッチとが同じであることを特定可能な情報であれば、2つのテーブルは、1つのテーブルで表現してもよい。
実施の形態5.
次に、実施の形態5を説明する。実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。
実施の形態1では、通信システムに同期装置が含まれる場合を説明した。実施の形態5では、通信システムに同期装置が含まれない場合を説明する。
図12は、実施の形態5の通信システムを示す図である。通信システムは、スイッチ210dとスイッチ230dとを含む。スイッチ210dとスイッチ230dとは、学習処理を実行する。
スイッチ210dは、転送部214と転送ポート215を有する。転送部214は、転送ポート215を介して、スイッチ230dに、学習テーブル212に登録されている情報を学習テーブル232に書込むように指示する。これにより、転送部237は、学習テーブル212に登録されている情報を学習テーブル232に登録できる。なお、転送部214は、定期的に学習テーブル212に登録されている情報の書込みをスイッチ230dに指示する。ここで、転送ポート215は、第1の転送ポートとも言う。
スイッチ230dは、転送部237と転送ポート238を有する。転送部237は、転送ポート238を介して、スイッチ210dに、学習テーブル232に登録されている情報を学習テーブル212に書込むように指示する。これにより、転送部214は、学習テーブル232に登録されている情報を学習テーブル212に登録できる。例えば、転送部214は、端末装置110のMACアドレスとポートCの識別子を学習テーブル212に登録する。なお、転送部237は、定期的に学習テーブル232に登録されている情報の書込みをスイッチ210dに指示する。ここで、転送ポート238は、第2の転送ポートとも言う。
図12の学習テーブル232には、転送部237が登録処理を実行したことにより、端末装置100のMACアドレスとポートAが登録されている。
スイッチ230dは、スイッチ230dのポートCを介して、スイッチ220からフレーム21を受信する。スイッチ230dは、フレーム21の送信元アドレスとポートCを学習テーブル232に登録する。
スイッチ230dは、フレーム21の宛先アドレスが端末装置100のMACアドレス(すなわち、X)であることから、学習テーブル232に基づいて、フレーム21をポートAから送信する。
このように、学習テーブル212に登録された情報と学習テーブル232に登録されている情報が同期することで、スイッチ230dは、フラッディングを実行しなくて済む。すなわち、スイッチ230dは、無駄な通信を実行しなくて済む。また、同様に、学習テーブル212に登録された情報と学習テーブル232に登録されている情報が同期することで、スイッチ210dは、フラッディングを実行しなくて済む。すなわち、スイッチ210dは、無駄な通信を実行しなくて済む。よって、実施の形態5の通信システムは、無駄な通信を抑制できる。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
100,110,120 端末装置、 11,12,21,22 フレーム、 91,92 フレーム、 200,210,210b,210d,220,220b,220c,230,230a,230b,230c,230d,240 スイッチ、 211 記憶部、 212 学習テーブル、 213 調停部、 214 転送部、 215 転送ポート、 221 記憶部、 221a 学習テーブル、 221b VIDテーブル、 221c,221d 接続テーブル、 222 通信部、 223、223c 作成部、 231 記憶部、 232 学習テーブル、 233 調停部、 234,235,236 仮想スイッチ、 237 転送部、 238 転送ポート、 300,300a 同期装置、 301 プロセッサ、 302 揮発性記憶装置、 303 不揮発性記憶装置、 310 読出部、 320,320a 書込部、 330 記憶部、 331,332 接続テーブル、 800,810,820 端末装置、 900,910,920,930,940 スイッチ、 911,931 学習テーブル。

Claims (10)

  1. 第1の端末装置との接続経路に存在する第1の中継装置と、前記第1の端末装置及び第2の端末装置との接続経路に存在する第2の中継装置と、を含み、前記第1の端末装置の物理アドレスである第1の端末装置物理アドレスが送信元アドレスである第1のフレームを前記第2の中継装置が受信しないように経路制限が行われている通信システムであって、
    前記第1の中継装置は、
    前記第1の端末装置との接続経路に含まれる第1のポートと、
    前記第1の端末装置物理アドレスを前記第1のポートに対応付けている情報が登録されている第1の転送表を記憶する記憶部と、を有し、
    前記第2の中継装置は、
    前記第1の端末装置との接続経路に含まれる第2のポートと、
    第3のポートと、
    前記第1の転送表に基づいて、前記第1の端末装置物理アドレスを前記第2のポートに対応付けている情報が登録されている第2の転送表を記憶する記憶部と、を有し、
    前記第2の中継装置は、
    前記第1の端末装置物理アドレスを宛先アドレスとする第2のフレームを前記第3のポートを介して受信した場合、前記第2の転送表を参照して、前記第2のフレームを前記第2のポートから送信する、
    通信システム。
  2. 前記通信システムでは、
    前記第2の端末装置の物理アドレスである第2の端末装置物理アドレスを送信元アドレスとする第3のフレームを前記第1の中継装置が受信しないように経路制限が行われており、
    前記第1の中継装置は、
    前記第2の端末装置との接続経路に含まれる第4のポートを有し、
    前記第3のポートは、
    前記第2の端末装置との接続経路に含まれ、
    前記第2の転送表には、
    前記第2の端末装置物理アドレスを前記第3のポートに対応付けている情報が登録されており、
    前記第1の転送表には、
    前記第2の転送表に基づいて、前記第2の端末装置物理アドレスを前記第4のポートに対応付けている情報が登録されており、
    前記第1の中継装置は、
    前記第2の端末装置物理アドレスを宛先アドレスとする第4のフレームを受信した場合、前記第1の転送表を参照して、前記第4のフレームを前記第4のポートから送信する、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の転送表に登録されている前記第1のポートと前記第1の端末装置物理アドレスとを前記第1の中継装置から読出し、前記第2の中継装置に、前記第1のポートに対応する前記第2のポートと前記第1の端末装置物理アドレスとを前記第2の転送表に書込むように指示する同期装置をさらに含む、
    請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記通信システムでは、
    前記第2の端末装置の物理アドレスである第2の端末装置物理アドレスを送信元アドレスとする第3のフレームを前記第1の中継装置が受信しないように経路制限が行われており、
    前記第1の中継装置は、
    前記第2の端末装置との接続経路に含まれる第4のポートを有し、
    前記第3のポートは、
    前記第2の端末装置との接続経路に含まれ、
    前記第2の転送表には、
    前記第2の端末装置物理アドレスを前記第3のポートに対応付けている情報が登録されており、
    前記同期装置は、
    前記第2の転送表に登録されている前記第3のポートと前記第2の端末装置物理アドレスとを前記第2の中継装置から読出し、前記第1の中継装置に、前記第3のポートに対応する前記第4のポートと前記第2の端末装置物理アドレスとを前記第1の転送表に書込むように指示する、
    請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記第1のポートと前記第2のポートとに第3の中継装置が接続されていることを示す接続先情報を記憶する同期装置をさらに含み、
    前記同期装置は、
    前記第1の転送表に登録されている前記第1の端末装置物理アドレスと前記第1のポートとを前記第1の中継装置から読出し、
    前記接続先情報に基づいて、前記第1のポートに接続されている前記第3の中継装置が前記第2のポートに接続されていることを検出し、
    前記第2の中継装置に、前記第1の端末装置物理アドレスと前記第2のポートとを前記第2の転送表に書込むように指示する、
    請求項1に記載の通信システム。
  6. 前記通信システムでは、
    前記第2の端末装置の物理アドレスである第2の端末装置物理アドレスを送信元アドレスとする第3のフレームを前記第1の中継装置が受信しないように経路制限が行われており、
    前記第1の中継装置は、
    前記第2の端末装置との接続経路に含まれる第4のポートを有し、
    前記第2の転送表には、
    前記第2の端末装置物理アドレスを前記第3のポートに対応付けている情報が登録されており、
    前記接続先情報は、
    前記第3のポートと前記第4のポートとに第4の中継装置が接続されていることを示し、
    前記同期装置は、
    前記第2の転送表に登録されている前記第2の端末装置物理アドレスと前記第3のポートとを前記第2の中継装置から読出し、
    前記接続先情報に基づいて、前記第3のポートに接続されている前記第4の中継装置が前記第4のポートに接続されていることを検出し、
    前記第1の中継装置に、前記第2の端末装置物理アドレスと前記第4のポートとを前記第1の転送表に書込むように指示する、
    請求項5に記載の通信システム。
  7. 前記第1の中継装置は、
    第1の転送ポートを有し、
    前記第1の転送ポートを介して、前記第2の中継装置に、前記第1のポートに対応する前記第2のポートと前記第1の端末装置物理アドレスとを前記第2の転送表に書込むように指示する、
    請求項1に記載の通信システム。
  8. 前記通信システムは、
    前記第2の端末装置の物理アドレスである第2の端末装置物理アドレスを送信元アドレスとする第3のフレームを前記第1の中継装置が受信しないように経路制限が行われており、
    前記第1の中継装置は、
    前記第2の端末装置との接続経路に含まれる第4のポートを有し、
    前記第3のポートは、
    前記第2の端末装置との接続経路に含まれ、
    前記第2の転送表には、
    前記第2の端末装置物理アドレスを前記第3のポートに対応付けている情報が登録されており、
    前記第2の中継装置は、
    第2の転送ポートをさらに有し、
    前記第2の転送ポートを介して、前記第1の中継装置に、前記第3のポートに対応する前記第4のポートと前記第2の端末装置物理アドレスとを前記第1の転送表に書込むように指示する、
    請求項7に記載の通信システム。
  9. 第1の端末装置との接続経路に存在する第1の中継装置と、前記第1の端末装置及び第2の端末装置との接続経路に存在する第2の中継装置と、前記第1の端末装置及び第2の端末装置との接続経路に存在する第3の中継装置と、第4の中継装置とを含み、前記第1の端末装置の物理アドレスである第1の端末装置物理アドレスが送信元アドレスである第1のフレームを前記第2の中継装置が受信しないように経路制限が行われている通信システムであって、
    前記第1の中継装置は、
    前記第1の端末装置との接続経路に含まれる第1のポートを有し、前記第1のポートを介して、前記第1のフレームを受信し、前記第1のフレームに前記第1のポートの情報を含めた第5のフレームを作成し、前記第5のフレームを送信し、
    前記第2の中継装置は、
    前記第1の端末装置との接続経路に含まれる第2のポートと、
    第3のポートと、
    を有し、
    前記第3の中継装置は、
    前記第1のポートと前記第2のポートに接続し、
    前記第4の中継装置は、
    前記第2の中継装置が第1の仮想タグを含むフレームを受信した場合、前記第2の中継装置に、前記第2のポートからフレームを送信させるための情報である仮想タグ情報を記憶しており、
    前記第5のフレームを受信し、
    前記第1の端末装置物理アドレスが宛先アドレスである第2のフレームを受信し、
    前記宛先アドレスが示す前記第1の端末装置物理アドレスと前記第5のフレームに含まれている前記第1の端末装置物理アドレスとが一致することを検出し、
    前記仮想タグ情報に基づいて、前記第5のフレームに含まれている前記第1のポートに対応するポートである前記第2のポートからフレームを前記第2の中継装置に送信させることを決定し、
    前記第2のフレームに前記第1の仮想タグを含めた第6のフレームを作成し、前記第6のフレームを送信し、
    前記第2の中継装置は、
    前記第3のポートを介して、前記第6のフレームを受信し、
    前記第6のフレームに基づくフレームを前記第2のポートから送信する、
    通信システム。
  10. 前記第4の中継装置は、
    前記第1のポートと前記第2のポートとに前記第3の中継装置が接続されていることを示す接続先情報をさらに記憶しており、
    前記宛先アドレスが示す前記第1の端末装置物理アドレスと前記第5のフレームに含まれている前記第1の端末装置物理アドレスとが一致することを検出し、
    前記接続先情報に基づいて、前記第5のフレームに含まれている前記第1のポートに接続されている前記第3の中継装置が前記第2のポートに接続されていることを検出し、
    前記仮想タグ情報に基づいて、前記第2の中継装置に前記第2のポートからフレームを送信させることを決定する、
    請求項9に記載の通信システム。
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