JP2020038922A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 複数の軟磁性合金粒子を有し、
   前記軟磁性合金粒子が、元素Ｍと鉄を含み、
   前記元素Ｍはケイ素よりイオン化傾向が強く、
   前記軟磁性合金粒子の間の領域でのケイ素、元素Ｍおよび鉄の合計質量に対する元素Ｍの質量比率をＲＭとし、
   前記ＲＭの最大値の箇所と前記ＲＭの最小値の箇所の距離をｄとし、
   （前記ＲＭの最大値／前記ＲＭの最小値）／前記ｄを元素Ｍ勾配としたとき、
   前記元素Ｍ勾配が３００／μｍ以下である軟磁性体組成物。
2. 前記元素Ｍ勾配が１０．０／μｍ超３００／μｍ以下である請求項１に記載の軟磁性体組成物。
3. 前記軟磁性合金粒子の間の領域にアモルファス層が存在する請求項１または２に記載の軟磁性体組成物。
4. 前記ＲＭは前記軟磁性合金粒子から離れるにしたがって、前記ＲＭの最小値の箇所まで減少する請求項１〜３のいずれかに記載の軟磁性体組成物。
5. 前記ＲＭの最小値の箇所を含む所定の範囲において元素Ｍが連続して存在しており、
   前記所定の範囲は、隣接する前記軟磁性合金粒子の間の距離の５０％以上の範囲である請求項１〜４のいずれかに記載の軟磁性体組成物。
6. 請求項１〜５のいずれかに記載の軟磁性体組成物から構成されるコア。
7. 前記コアの表面の少なくとも一部に被覆層が形成されている請求項６に記載のコア。
8. 請求項６または７に記載のコアを有するコイル型電子部品。