JP2020036605A - 内部式底面濾過装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上部送水管を下部送水管に対して周方向に回動操作するだけで上部送水管の下部送水管に対する摩擦保持力を高めて送水管の伸縮を抑止できるようにした、新規な内部式底面濾過装置を提供する。【解決手段】濾過装置の濾過ケース30の上部中央に、該濾過ケース30の吐水口に連通して上方に向けて一体に突設されていて、横断面八角形状で上方に向かって先細り形状に形成される導水管31の上部に、弾性合成樹脂材よりなるジョイント32の下部が連通接続され、このジョイント32の上部に送水管16が連通接続され、その送水管16は、前記ジョイント32に抜差自在に接続される下部送水管17と、その下部送水管17の上部に、下部が摺動自在に嵌合される上部送水管18とよりなり、その上部送水管18の上端に放水管33が接続され、前記下部送水管17と前記上部送水管18は、それらの上下方向の摺動嵌合部が、横断面楕円形に形成される。【選択図】図5

Description

本発明は、金魚、熱帯魚、海水魚等の観賞魚の飼育用水槽内に設けられる内部式底面濾過装置に関する。
従来、水槽内に設けられる濾過装置において、濾過後の水を放水する、濾過本体の吐水口に接続される送水管を伸縮可能として、この送水管の上端に接続されるシャワー管(放水管)の上下位置を調節できるようにしたものは公知である(たとえば、後記特許文献1参照)。
特許第4163663号公報
ところで、従来の濾過装置の送水管は、一般に押出成形等により断面真円の円筒形に形成されて、下部送水管の上端に、それよりも若干大径の上部送水管を摺動可能に嵌合して伸縮可能に構成されるが、その摺動嵌合部の摩擦保持力が充分でなく、上部送水管と下部送水管の上下方向の相対位置が定まりにくく、水槽内の水の流れや、送水管に作用する外力(観賞魚の接触)などで、意に反して送水管が伸縮してしまうという問題がある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、上部送水管を下部送水管に対して周方向に回動操作するだけで上部送水管の下部送水管に対する摩擦保持力を高めて送水管の伸縮を抑止できるようにした、新規な内部式底面濾過装置を提供することを目的とする。
前記目的達成のため、請求項1に記載の発明は、水槽内の床面上に設置される内部式底面濾過装置であって、
該濾過装置の濾過ケースの上部中央に、該濾過ケースの吐水口に連通して上方に向けて一体に突設されていて、横断面八角形状で上方に向かって先細り形状に形成される導水管の上部に、弾性合成樹脂材よりなるジョイントの下部が連通接続され、このジョイントの上部に送水管が連通接続され、その送水管は、前記ジョイントに抜差自在に接続される下部送水管と、その下部送水管の上部に、下部が摺動自在に嵌合される上部送水管とよりなり、その上部送水管の上端に放水管が接続され、前記下部送水管と前記上部送水管は、それらの上下方向の摺動嵌合部が、横断面楕円形に形成されることを特徴としている。
請求項1項に記載の発明によれば、送水管の、下部送水管と上部送水管は、それらを相互に相対的に周方向に回動させることで、それらの摺動嵌合部の摩擦保持力を高めることができ、下部送水管と上部送水管の相対摺動を抑止することができ、放水管を常に定位置に保持することができる。
また、下部送水管と上部送水管は、それらの上下方向の摺動嵌合部が、横断面楕円形に形成されるので、それらを押出成形などにより簡単、容易に形成することができる。
さらに、下部送水管に対して上部送水管を周方向に略90°の範囲で回動調節することで、上部送水管の、下部送水管に対する上下方向の摺動による位置調節および高い摩擦保持力により送水管の上下方向の摺動が抑止される。
本発明内部式底面濾過装置を備えた水槽の斜視図 図1の2−2線に沿う断面図 図2の3矢視図 図2の4−4線に沿う拡大断面図 本発明内部式底面濾過装置の断面図 図5の6−6線に沿う断面図 図5の7−7線に沿う断面図
まず、添付図面1〜4に基づいて、従来の内部式底面濾過装置について説明する。
図1〜3に示すように、内部式底面濾過装置は、通常のように、水槽V内の底面に吸盤11により固定される濾過フレーム10と、この濾過フレーム10上に敷設される、濾材としての砂利12とを備える。濾過フレーム10は、横方向に平坦で、平面視四角形状で水槽Vの底面との間に流水室13が形成される。濾過フレーム10の上面には、その全域にわたり流水室13を外部(水槽V内)に連通する多数の吸込小孔14が穿設されている。この吸込小孔14は、濾過フレーム10上に敷設される砂利12が侵入しないような円形小孔、溝小孔よりなる。
濾過フレーム10の一隅部には吐水口が開口され、この吐水口に前記流水室13に連通する短い導水管15が一体に起立されている。この導水管15は、その上部に段差部151 を介してそれよりも小径の接続管152 が一体に形成されている。導水管15の接続管152 には、送水管16が抜差自在に接続される。
次に、図1〜3に、図4を併せ参照して送水管16の構造を説明する。
送水管16は、透明な硬質の合成樹脂材の押出成形により円筒形に形成され、前記導水管15の接続管152 に抜差自在に接続される下部送水管17と、この下部送水管17の上部に、それよりも若干小径でそこに上下方向に摺動自在に嵌合される上部送水管18とよりなる。下部送水管17および上部送水管18は、それらの横断面がいずれも同形(長径と短径の比が同じ)で、長径と短径の長さの差が小さい楕円形に形成されている。下部送水管17に対して上部送水管18を摺動自在に嵌合するとき、それらの摺動嵌合部は、図4(A)に示すように、下部送水管17の短径17sと上部送水管18の短径18s(下部送水管17の長径17lと上部送水管18の長径18l)とを周方向、すなわち径方向に一致させれば、下部送水管17の内周面と、上部送水管18の外周面とは、それらの全周にわたって嵌合して下部送水管17と上部送水管18とを摺動可能に伸縮させることができる。
また、図4(B)に示すように、上部送水管18を、下部送水管17に対して周方向(径方向)に略90°回動し、下部送水管17の短径17sと上部送水管18の長径18l(下部送水管17の長径17lと上部送水管18の短径18s)とを周方向に略一致させれば、下部送水管17の短径17sの内周面と、上部送水管18の長径18lの外周面との間が緊密に衝合して、それらの間の摩擦保持力が高められて、上部送水管18の下部送水管17に対する上下摺動が抑止される。
なお、下部送水管17の長径17lの内周面と、上部送水管18の短径18sの外周面との間には、若干の隙間cが形成されるが、この隙間cは僅かであり、しかも下部送水管17と上部送水管18の摺動嵌合部は、水中にあることから、前記隙間cに水が流入することはない。
図2に示すように、送水管16の上端には、エルボ状の放水管20が接続され、この放水管20は、送水管16の伸縮調整により水槽V内の水レベルと略一致するようされる。送水管16内には、前記放水管20を貫通して、エアポンプPに接続されるエアパイプ21が挿入され、このエアパイプ21の下端にエアストン22が接続される。
エアポンプPの運転により発生する加圧エアは、エアパイプ21を通ってエアストン22に供給され、このエアストン22から気泡となって送水管16内に噴出され、この気泡の上昇気流により、送水管16内に吸水力が発生する。
エアポンプPの運転によれば、送水管16内に吸水力が発生し、水槽V内の水は、濾材として機能する砂利12を通過して濾過され、浄化された後、多数の吸水小孔14を通過して流水室13に流れ、その吐水口から導水管15を介して送水管16内に流れる。送水管16内の濾過済の水は、上昇して放水管20より水槽V内に放流される。放水管20より放流される浄化水は、水槽V内の水面レベルに沿って流れ、水槽V内の水にエアを混入し易くしている。
ところで、送水管16の長さ調節および所定長さの保持は、前述したように、上部送水管18を下部送水管17に対して周方向に略90°の範囲で回動調節することにより、簡単に行うことができる。
次に、図5〜7を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態は、従来公知の内部式濾過装置[通称水作エイト(商標名)、たとえば特許第4163663号公報参照]に実施した場合であって、水槽Vの床面上に設置される内部式濾過装置の、八角筒状の濾過ケース30の上部中央には、該濾過ケース30の吐水口に連通する導水管31が突設される。この導水管31は、横断面八角形状で上方に向かって若干先細りに形成されており、その導水管31に弾性合成樹脂材よりなるジョイント32の下部が接続され、このジョイント32の上部に、前記事例と同じ構造の送水管16が連通接続される。よって、前記導水管31には、ジョイント32を介して下部送水管17の下部が抜差自在に接続され、下部送水管17の上部に上部送水管18の下部が摺動可能に嵌合され、上部送水管18の上端に放水管33が接続される。
本発明に係る実施形態では、前述の事例と同じく下部送水管17に対して上部送水管18を周方向に略90°の範囲で回動調節することで、上部送水管18の、下部送水管17に対する上下方向の摺動による位置調節および高い摩擦保持力により送水管16の上下方向の摺動が抑止される。
濾過ケース30の吸込口34には、エアパイプ35を介してエアポンプPが接続され、エアポンプPの運転により、加圧エアを濾過ケース30内に供給することにより、水槽V内の水は、濾過ケース30内に吸い込まれ、該濾過ケース30内の濾材(図示せず)により濾過されたのち、導水管31より送水管16へと流れ、放水管33を通って水槽V内に放水される。
以上、本発明の実施形態に示すように、下部送水管17と上部送水管18を伸縮可能に摺動嵌合してなる送水管16は、上部送水管18を、下部送水管17に対して周方向に僅かに回動(略90°)調節することにより、それら間の摩擦保持力を高めて、それらの妄りな軸方向の摺動を抑止することができ、放水管33が水槽V内の水の流れや、送水管16に作用する外力などで移動することがない。
以上、実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施の形態に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の他の実施形態が可能である。
16・・・・・・・送水管
17・・・・・・・下部送水管
18・・・・・・・上部送水管
30・・・・・・・濾過ケース
31・・・・・・・導水管
32・・・・・・・ジョイント
33・・・・・・・放水管
V・・・・・・・水槽

Claims (1)

  1. 水槽(V)内の床面上に設置される内部式底面濾過装置であって、
    該濾過装置の濾過ケース(30)の上部中央に、該濾過ケース(30)の吐水口に連通して上方に向けて一体に突設されていて、横断面八角形状で上方に向かって先細り形状に形成される導水管(31)の上部に、弾性合成樹脂材よりなるジョイント(32)の下部が連通接続され、このジョイント(32)の上部に送水管(16)が連通接続され、その送水管(16)は、前記ジョイント(32)に抜差自在に接続される下部送水管(17)と、その下部送水管(17)の上部に、下部が摺動自在に嵌合される上部送水管(18)とよりなり、その上部送水管(18)の上端に放水管(33)が接続され、前記下部送水管(17)と前記上部送水管(18)は、それらの上下方向の摺動嵌合部が、横断面楕円形に形成されることを特徴とする、内部式底面濾過装置。
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