JP2020036073A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光部を発光させて撮像素子により撮像する場合に、撮像条件に応じたダイナミックレンジを確保することが可能な撮像装置及び制御方法を提供する。【解決手段】撮像装置は、発光部を制御し、プリ発光を行って撮像時の発光量を決定する。撮像素子が備える複数の画素部200には、FD(フローティングディフュージョン)部303に対して付加容量308を接続し、または非接続とするスイッチ307が設けられている。画素信号の増幅手段は複数のゲイン設定が可能である。CPUは、スイッチ307を制御して、撮像条件に応じてFD部303を付加容量308に接続するか、またはFD部303と付加容量308とを非接続状態とする。調光用画像データの取得時と、ライブビュー表示や記録に用いる画像データの取得時とで、CPUはスイッチ307および増幅手段により、異なるゲイン設定で画素信号を増幅する制御を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、撮像条件に応じたダイナミックレンジを確保することができる撮像装置およびその制御方法に関する。
撮像装置の露出制御を行うための測光方式として、測光用の圧縮系センサを使用して測光を行う第1の方式と、撮像面等でのリニア系センサを利用して測光を行う第2の方式がある。第2の方式は、第1の方式に比べて、測光可能なダイナミックレンジ(以下、DRとも表記する)が狭いので、コントラストの大きい被写体に対する正確な測光を行うことができない。特に、ストロボ撮影において、予備発光を行って被写体からの反射光を測光することで撮影時の発光量を計算するストロボ調光を行う場合、撮影シーンによって被写体からの反射光の量が大きく異なる。そのため、予備発光時の露光結果がリニア系センサのダイナミックレンジ内に収まらない場合、いわゆる黒つぶれや画素飽和が発生し、一度の露光では正確に測光できないことが起こりうる。
上述した問題に対処する技術として、特許文献1に開示された技術では、画素配列からの画素信号の1回の読出しに際し、複数種類の異なるゲインが掛けられた画像信号を取得可能である。これにより、1回の露光によって得られる画像信号出力のDR拡大が可能となる。
特開2014−222899号公報
特許文献1に開示された従来技術では、調光用データのダイナミックレンジを拡大させることができるが、静止画像データやライブビュー画像データのDR拡大については言及がない。本発明は、発光手段を発光させて撮像素子により撮像が可能な撮像装置において、撮像条件に応じたダイナミックレンジを確保することを目的とする。
本発明の実施形態の撮像装置は、発光手段を発光させて撮像素子により撮像が可能な撮像装置であって、前記撮像素子の画素部が有するフローティングディフュージョン部に対する静電容量を変化させる容量可変手段と、前記画素部の画素信号に対して設定される複数のゲインにより増幅を行う増幅手段と、前記発光手段、前記容量可変手段、および前記増幅手段を制御する制御手段と、を備える。前記制御手段は、前記発光手段の予備発光を行って測光を行う調光にて、前記容量可変手段により設定される前記静電容量に基づくゲインおよび前記増幅手段に対して設定されるゲインにより、複数のゲインを決定して前記画素信号を読出す領域ごとにゲインを変更して当該ゲインを乗算した画像信号を出力する第1の制御と、前記撮像素子が出力する画像信号の表示または記録を行う場合、前記容量可変手段により設定される前記静電容量に基づくゲインおよび前記増幅手段に対して設定されるゲインにより決定したゲインを乗算した画像信号を出力する第2の制御と、を行う。
本発明の撮像装置によれば、発光手段を発光させて撮像素子により撮像が可能な撮像装置において、撮像条件に応じたダイナミックレンジを確保することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の全体構成図である。 本発明の実施形態に係る撮像素子の全体構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る撮像素子の1画素の回路構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る撮像素子の各列の読出し回路の構成を示す図である。 第1実施形態における撮像動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における調光画像データ1の取得動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における調光画像データ2の取得動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における静止画像データの取得動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における撮像動作を示すシーケンス図である。 第1実施形態における低感度設定時の読出し方法の説明図である。 第1実施形態における低感度設定時の1Hの読出し動作を示すタイミングチャートである。 第1実施形態における高感度設定時の読出し方法の説明図である。 第1実施形態における高感度設定時の1Hの読出し動作を示すタイミングチャートである。 第2実施形態における1Hの読出し動作を示すタイミングチャートである。 第3実施形態における2Hの読出し動作を示すタイミングチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。各実施形態では、第2の方式、つまり撮像素子を利用して測光を行う方式を採用した撮像装置を例示する。撮像装置は発光部の予備発光を行って撮影時の発光量を決定することができる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態にかかわる撮像装置100の全体構成を示す図である。以下では被写体側を前側と定義して、各部の位置関係を説明する。第1レンズ群101は、撮像光学系の前端側に配置されたレンズ群であり、レンズ鏡筒にて光軸方向に進退可能に保持される。絞り102は、その開口径を調節することで撮影時の光量調節を行う光学部材であり、第1レンズ群101と第2レンズ群103との間に位置する。第2レンズ群103は、絞り102と一体となって光軸方向に進退する。第2レンズ群103は、第1レンズ群101の進退動作との連動により変倍作用(ズーム機能)を有するレンズ群である。第3レンズ群104は、光軸方向の進退により焦点調節を行うレンズ群であり、第2レンズ群103の後方に位置する。本実施形態では、第1乃至第3のレンズ群により構成される撮像光学系の例を示すが、レンズ群の数は限定されるものではなく、また各レンズ群については1つのレンズであって構わない。
フォーカルプレーンシャッタ105は静止画像の撮影時に露光秒時を調節する。なお、フォーカルプレーンシャッタ105に限らず、撮像素子107が有する電子シャッタ機能を使用し、制御パルスで露光秒時を調節する構成でもよい。例えば電子先幕制御では、リセット走査による先幕走行の後で、フォーカルプレーンシャッタ105の後幕走行が行われる。
光学的ローパスフィルタ106は、撮像画像の偽色やモアレを軽減するための光学素子である。撮像素子107は静止画像および動画像の撮影に使用され、撮像光学系により結像される光学像を電気信号に変換する。本実施形態の撮像素子107は、撮像画像の解像度を可変に設定することができ、低解像度での信号読出しと高解像度での信号読出しが可能である。低解像度での信号読出しにて、撮像素子107は、一部の画素のみの電荷を読出す画素間引き駆動、または画素を表す信号電荷を加算することにより画素数を減少させる画素加算駆動が行われる。この場合、信号の読出しに要する時間が短くて済むため、次の画像の読出しタイミングを早くすること、すなわちフレームレートを高くすることができる。一方、高解像度での信号読出しでは、撮像素子107の全画素の信号を読出す駆動が行われる。本実施形態の撮像素子107には、ベイヤー配列のCMOS(相補型金属酸化膜半導体)イメージセンサが使用される。
AFE(アナログ・フロント・エンド)108は、撮像素子107から出力されるアナログ画像信号に対して、ゲイン調整や所定の量子化ビットに対応したデジタル信号への変換を行う。AFE108が出力する画像データは、CPU109(中央演算処理装置)に送られて処理される。TG(タイミング・ジェネレータ)113は、CPU109の制御指令にしたがって駆動信号を生成して撮像素子107に出力し、撮像素子107の駆動タイミングを制御する。本実施形態では撮像素子107に関連するAFE108、TG113が撮像素子107とは別の構成部であるが、これに限らず、撮像素子107がAFE、TGを内蔵した構成でもよい。
CPU109は撮像装置100を統括的に制御する。CPU109は、フォーカス駆動回路118および絞り駆動回路116を制御する。例えばCPU109は、AF(オートフォーカス)演算部123の焦点検出結果(検出情報)に基づいて、フォーカス駆動回路118を介してフォーカスアクチュエータ119を駆動制御する。これにより、第3レンズ群104が光軸方向に進退して焦点調節動作が行われる。また、CPU109は絞り駆動回路116を介して絞りアクチュエータ117を駆動制御し、絞り102の開口径を制御する。
フラッシュメモリ110はCPU109に接続されており、撮影後の静止画像データおよび動画像データを記録する。フラッシュメモリ110は撮像装置100に着脱可能なメモリデバイスの一例である。その他の記録媒体として、データの書き込みが可能な不揮発性メモリや、ハードディスク等を使用してもよく、また、記録媒体をケースに内蔵した形態でもよい。
表示部111は、CPU109の制御指令にしたがって撮影済みの静止画像や動画像(ライブビュー画像)、メニュー等を表示する。表示部111は、撮像装置100の本体部の背面に設けられるTFT(薄膜トランジスタ)型液晶ディスプレイやファインダの表示デバイス等を含む。
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)112は、AFE108がアナログ/デジタル変換を行った画像データや、後述の画像処理部122が処理したデータを記憶する。RAM112は、画像処理部122が処理した画像データを記憶するための画像データ記憶部として機能し、CPU109のワークメモリとしての機能を有する。本実施形態では、複数の機能をもつRAM112を実装する例を示すが、アクセス速度が十分なレベルのメモリであれば、他のメモリを使用可能である。ROM(リード・オンリ・メモリ)114は、CPU109が解釈して実行するプログラムを記憶するフラッシュROM等のメモリデバイスである。
操作部115は、シャッタスイッチ釦および動画撮影スイッチ釦等によって操作されるスイッチや、表示画面上に設けられたタッチパネル等の操作用デバイスを備える。操作部115は撮影者による撮影指示や撮像条件等の設定操作の指示信号をCPU109に出力する。
画像処理部122はAFE108から取得した信号を取得し、主に撮像素子107により撮像された画像の補正や圧縮等の処理を行う。画像処理部122により処理されたデータはCPU109に出力される。AF演算部123は、AFE108から取得した信号に基づいて焦点検出用の演算を行い、焦点検出情報をCPU109に出力する。
発光部121は、ストロボ撮影の際にCPU109からの制御指令に従って発光する。発光部121の光源はキセノンランプやLED(発光ダイオード)等である。発光部121は、撮像装置100の本体部に据え付けられたストロボユニットの発光部、または当該本体部に装着および接続される外部ストロボ装置の発光部である。
図2は撮像素子107の全体構成を示す図である。画素領域PAには、p11〜pknで示すように、多数の画素部200が行列状に配置されている。1つの画素部200の構成については図3を用いて後述する。
垂直走査回路201は、画素部200にそれぞれ駆動信号を供給する。駆動信号の詳細については後述する。画素部200の各出力(vout)は、列ごとに垂直出力線202を介して列共通読出し回路203にそれぞれ出力される。列共通読出し回路203の構成については図4を用いて後述する。垂直出力線202は画素領域PAの列ごとに設けられ、電流源204がそれぞれ接続されている。
列共通読出し回路203の出力(vs,vn)端子には、水平転送スイッチ205,206がそれぞれ接続されている。水平走査回路207は、水平転送スイッチ205,206を制御する。つまり、水平転送スイッチ205,206は水平走査回路207の出力信号hsr*(*は任意の列番号を表す)によって制御される。水平走査回路207は、信号hsr*のレベルをHighレベルとすることで、出力(vs,vn)をそれぞれ水平出力線208,209へ転送させる。水平出力線208,209は差動増幅器210の各入力端子に接続されており、差動増幅器210は後述するようにS信号とN信号との差分を算出すると同時に所定のゲインを乗算し、最終的な画像信号を出力端子211へ出力する。
水平出力線リセットスイッチ212,213は、信号chresのレベルをHighレベルとすることによってON状態となり、各水平出力線208,209をリセット電圧Vchresにリセットする。
図3を参照して、画素部200の構成について説明する。フォトダイオード(以下、PDと略記する)301は入射光を光電変換し、入射光量に応じた電荷を蓄積する。転送スイッチ302は、信号txのレベルがHighレベルであるときに、PD301に蓄積されている電荷をフローティングディフュージョン部303に転送する。以下では、フローティングディフュージョンをFDと表記する。FD部303はFDアンプ304を構成するトランジスタのゲートに接続されている。FDアンプ304はPD301から転送される電荷量を電圧値に変換する。
FDリセットスイッチ305は、FD部303をリセットするためのスイッチ素子であり、信号resのレベルがHighレベルであるときに、FD部303のリセットを行う。また、信号txと信号resのレベルを同時にHighレベルにすると、転送スイッチ302およびFDリセットスイッチ305の両方がONとなって、FD部303を経由してPD301のリセットが行われる。
FDincスイッチ307は、信号fdincのレベルがHighレベルであるときに、付加容量308をFD部303と接続する。また信号fdincのレベルがLowレベルであるときにはFDincスイッチ307がOFFであり、付加容量308とFD部303とが非接続状態となる。これにより、FD部303に生じる容量が変化する。言い換えると、FDincスイッチ307および付加容量308は、入力ノードの容量値を可変とする容量可変手段として機能する。FDincスイッチ307のオン・オフによって、FD部303に転送された電荷に対するFDアンプ304の出力電圧の変換比、すなわちゲイン(以下、FDゲインという)を切り替えることができる。付加容量308がFD部303に接続された接続状態では静電容量値が増加し、非接続状態の場合と比べてゲインが小さくなる。逆に、付加容量308とFD部303とが非接続状態になると静電容量値が減少し、接続状態と比べてゲインが大きくなる。このように、本実施形態の撮像装置は、信号fdincに応じてFD部303に保持される電荷量を可変とし、画素部200のゲインを切り替えることができる。
画素選択スイッチ306は、信号selのレベルがHighレベルであるときに、FDアンプ304で電圧に変換された画素信号を出力する(vout参照)。画素部200の出力は、列ごとの垂直出力線202を介して列共通読出し回路203に入力される。
各駆動信号tx、res、sel、fdincは、図2の垂直走査回路201から画素部200にそれぞれ供給される。これらの駆動信号については、行に対応する数字を表す自然数変数i(=1,2,・・・,n)が付加されたtx_i、res_i、sel_i、fdinc_iと表記する。
図4を参照して、列共通読出し回路203の構成について説明する。1列分の画素部200の出力(vout)は、その出力端子に接続された垂直出力線202を介して列共通読出し回路203に入力される。列ごとに設けられた垂直出力線202は電流源204を介して接地されている。電流源204と、垂直出力線202に接続された画素部200のFDアンプ304とによってソースフォロワ回路が構成される。
列共通読出し回路203において、クランプ容量401は静電容量C1を有し、フィードバック容量402は静電容量C2を有する。画素部200の出力(vout)はクランプ容量401を介して演算増幅器403の反転入力端子に入力される。演算増幅器403の非反転入力端子には基準電圧Vrefが供給される。演算増幅器403の反転入力端子と出力端子に接続されたフィードバック容量402と並列にスイッチ404が接続されている。スイッチ404は、フィードバック容量402の両端をショートさせるためのスイッチ素子であり、信号cfsにより制御される。スイッチ404のオン・オフ制御によってゲイン設定を変更することができる。
S信号転送スイッチ405は、画素部200から読み出される画素信号(S信号と記す)を、S信号保持容量407に転送するためのスイッチ素子である。信号tsのレベルをHighレベルにすることにより、演算増幅器403で増幅された画素信号SがS信号転送スイッチ405を介してS信号保持容量407に保持される。
N信号転送スイッチ406は、画素部200から読み出されるノイズ信号(N信号と記す)をN信号保持容量408に転送するためのスイッチ素子である。信号tnのレベルをHighレベルにすることにより、演算増幅器403で増幅されたノイズ信号NがN信号転送スイッチ406を介してN信号保持容量408に保持される。
S信号保持容量407、N信号保持容量408はそれぞれ、列共通読出し回路203の出力vs、vnに対応する端子に接続されている。S信号加算スイッチ409、N信号加算スイッチ410は、それぞれ対応する列のS信号、N信号を加算平均するためのスイッチ素子である。S信号加算スイッチ409は、その一端が図中のノードAに接続され、他端は加算対象となる別列にて対応するノードAに接続される。また、N信号加算スイッチ410は、その一端が図中のノードBに接続され、他端は加算対象となる別列にて対応するノードBに接続される。S信号加算スイッチ409とN信号加算スイッチ410はそれぞれ信号addによって制御される。つまり、信号addのレベルをHighレベルにすることにより、加算対象の列のS信号保持容量407どうし、またN信号保持容量408どうしが接続される。信号addのレベルを一度Highレベルにした後で、Lowレベルにすることで加算対象の列どうしの信号が加算平均されることになる。加算する列の組合せについては後述する。列共通読出し回路203においてcfs、ts、tn、add等の駆動信号は、CPU109の制御にしたがってTG113から供給される。
次に、図5から図8のフローチャートおよび図9を用いて、撮像装置100の撮像動作について説明する。図9は撮像動作のシーケンス図であり、横軸は時間軸を示し、縦軸は撮像素子の垂直方向の座標を示す。図9では撮像素子のリセット走査と信号の読出し走査を斜線で表し、点線で示すリセット走査と実線で示す読出し走査とを区別している。
まず図5のS501でCPU109は、ライブビュー(以下、LVとも記す)撮影を開始させる。LV撮影では、後述するように撮像素子107のLV撮影動作によって連続して取得される画像データに基づく画像が表示部111に逐次表示される。その後、S502でCPU109は、操作部115に含まれるシャッタスイッチ(SW)が撮影者によって押下されたかどうかを判定する。シャッタスイッチがON操作されるまで、LV撮影が継続する。撮影者がシャッタスイッチを押下し、撮影指示を行うと(図9:時刻Ta)、S503の処理に進む。
S503でCPU109は撮像素子107のLV撮影動作を終了し、第1の調光画像データ1を取得する。図9の時刻Tbで調光画像データ1の取得処理が開始する。調光画像データ1を短時間で取得するために、水平方向において同色の3画素ごとに加算平均を行い、垂直方向において9行に1行ずつの周期で信号を間引いて読出す処理が行われる。調光画像データ1の取得処理において発光部121の発光は行われない。S503の処理の詳細については図6を用いて後述する。
S504でCPU109は、第2の調光画像データ2を取得する。図9の時刻Tcで調光画像データ2の取得処理が開始する。調光画像データ2についても調光画像データ1と同様に、水平方向にて同色の3画素ごとに加算平均を行い、垂直方向にて9行に1行ずつの周期で信号を間引いて読出す処理が行われる。調光画像データ2の取得処理において、CPU109は所定の光量でプリ発光(予備発光)を行う。所定の発光パルスのタイミングにしたがって発光部121の発光制御が行われる。
図9に示すように、調光画像データ1の取得のための読出し走査と調光画像データ2の取得のためのリセット走査は並行して行われる。実際には調光画像データ1の取得動作と調光画像データ2の取得動作の一部を重複させて行うことも可能である。S504の処理の詳細については図7を用いて後述する。
図5のS505でCPU109は、静止画撮影時の発光部121の発光量(以下、本発光量という)を算出する調光演算を行い、算出された発光量を本発光量として決定する。S505の調光演算では、調光画像データ1と調光画像データ2とを比較して、プリ発光の反射光成分を抽出する処理が行われる。抽出されたプリ発光の反射光成分に基づいて本発光量が算出される。S506でCPU109は、発光部121の本発光の制御を行い、静止画像データを取得する。図9の時刻Tdで静止画の蓄積動作が開始する。所定の発光パルスのタイミングにしたがって発光部121の本発光の制御が行われる。その後、撮像動作を終了する。S506の処理の詳細については図8を用いて後述する。
図6を参照して、図5のS503に示す調光画像データ1の取得処理について説明する。まずCPU109は、S601でリセット走査を開始させて、撮像素子107の各画素行を順次にリセットしていく。各画素部のリセットは、図2および図3にて垂直走査回路201を介して信号resおよび信号txのレベルを共にHighレベルにすることにより行われる。
S602で最後の画素行のリセット走査を終了した後、S603に進む。S603でCPU109は所定の蓄積時間が経過するまで待つ。S603にてCPU109は所定の蓄積時間が経過したと判定した場合、S604に処理を進める。S604でCPU109は、撮像素子107の読出し走査を開始させる。そしてS605で読出し走査を終了すると、調光画像データ1の取得処理が完了する。なお、所定の蓄積時間が短い場合、最後の画素行のリセット走査が終了する前に最初の画素行の蓄積時間が経過することがあり得る。その場合、最後の画素行のリセット走査が終了する前であっても、所定の蓄積時間が経過した画素行から順に読出し走査を開始しても構わない。
次に図7を参照して、図5のS504に示す調光画像データ2の取得処理について説明する。調光画像データ2の取得処理は、調光画像データ1の取得処理に対して、プリ発光が行われる点で相違する。S601から605の各処理は説明済みであるので、相違点であるS701の処理を説明する。
S602でのリセット走査の終了後に、S701に進み、CPU109はプリ発光用の発光パルスを発光部121に出力して発光部121を発光させる。S701の次にS603へ進み、プリ発光後にS604で読出し走査を開始する。
本実施形態ではリセット走査の終了後にプリ発光用の発光パルスが出力される例を示す。しかしながら、発光パルスの出力から実際の発光部121の発光までの時間がかかる場合には、そのタイムラグを見込んで、リセット走査の完了前に発光パルスを出力し、実際のプリ発光がリセット走査の完了直後になるようにしてもよい。その際には、S601のリセット走査開始から所定時間が経過した時点で発光パルスが出力されるように構成すればよい。
また、調光画像データ1の取得処理と同様に、全ての画素のリセット走査が終了する前であっても、所定の蓄積時間が経過した画素から順に読出し走査を開始しても構わない。この場合、最初にリセット走査される画素のリセット走査開始前から、最後にリセット走査される画素信号の読出し走査が完了するまでプリ発光を継続して行うことが好ましい。
図8を参照して、図5のS506の静止画像データの取得処理について説明する。まずCPU109は、S801で静止画用のリセット走査を開始させる(図9:時刻Td)。これにより、撮像素子107の各画素の電荷は画素行ごとに順次クリアされる。図9では、静止画用のリセット走査を点線の曲線で表している。この曲線は、撮像素子107を遮光するためのメカニカルシャッタ(フォーカルプレーンシャッタ)走行時の実線で示す曲線と同様の形状である。なお、この例に限られるものでなく、全画素行の電荷を同時にクリアする実施形態でも構わない。ただし、その場合には電荷のクリア時点からフォーカルプレーンシャッタで遮光される時点までの時間が画素行に応じて異なるため、露光量が行により異なる動作となる。
S802で静止画用のリセット走査を終了する。その後、S803でCPU109は、静止画撮影用の本発光を行うための本発光用発光パルスを出力し、所定のタイミングで発光部121の本発光を行う。
続くS804でCPU109は、設定されたシャッタスピードに相当する蓄積時間が経過したかどうかを判断する。蓄積時間が経過したと判断された場合、S805の処理に進み、蓄積時間が経過していないと判断された場合、S804の判断処理が繰り返される。S805でCPU109は、シャッタ駆動回路120を介してフォーカルプレーンシャッタ105を走行させ(後幕走行)、撮像素子107を遮光する。図9に実線で示す曲線のように、フォーカルプレーンシャッタ105が走行し、S805でシャッタが閉じる。その後、S806でCPU109は撮像素子107の読出し走査を開始させる(図9:時刻Te)。S807で読出し走査を終了すると、静止画像データの取得処理を完了する。
次に図10および図11を参照して、撮像感度(ISO感度)が閾値未満である低感度設定の場合に行われる制御について説明する。まず図10を参照して、撮像感度が低ISO感度の設定であるモードに応じた撮像素子107の画素信号の読出し方法について説明する。図10(B)および(C)に灰色で表示した画素は、間引きされて読み出されない画素を示す。
図10(A)は、静止画撮影時の動作モードにおいて低ISO感度が設定された場合の撮像素子107の画素信号の読出し方法を説明する図である。撮像素子107はベイヤー配列のCMOSイメージセンサであって、静止画撮影時には撮像素子107の全画素をそれぞれ独立に読出す処理が行われる。画素信号の読出し時に、FD部303、演算増幅器403、差動増幅器210等でのゲインが設定される。全画素においてFDincスイッチ307をONとしてISO100相当のゲインで画素信号の読出しが行われる。
図10(B)は、LV撮影時の動作モードにおいて低ISO感度が設定された場合の撮像素子107の画素信号の読出し方法を説明する図である。この場合、フレームレートを確保するために画素信号の加算や間引き読出しが行われることによって、読出し画素数が制限される。ここでは、水平方向において同色の3画素ごとに加算平均処理が行われ、垂直方向において3行に1行ずつの周期で間引き読出しが行われるものとする。
画素信号の読出し時には、FD部303、演算増幅器403、差動増幅器210等でのゲインが設定される。垂直方向の3行に1行ずつの周期で間引いて信号が読み出される画素においてFDincスイッチ307をONとしてISO100相当のゲインで画素信号の読出しが行われる。
図10(C)は、調光画像データ1および調光画像データ2の取得時の動作モードにおいて低ISO感度が設定された場合の撮像素子107の画素信号の読出し方法を説明する図である。調光制御においては、レリーズタイムラグを極力短縮するために撮像素子107の信号を高速に読出すことが望ましい。本実施形態ではLV撮影時よりもさらに読出し画素数が制限される。例えば、水平方向についてはLV撮影時と同様に同色の3画素ごとに加算平均処理が行われ、垂直方向については9行に1行ずつの周期で間引き読出しが行われることにより、高速化が図られる。画素信号の読出し時には、FD部303、演算増幅器403、差動増幅器210等でのゲインが設定される。垂直方向の9行に1行ずつの周期で間引いて信号が読み出される画素においてFDincスイッチ307をOFFとして、読出す行の2行ごとにISO100相当およびISO1600相当のゲインで画素信号を交互に読出す処理が行われる。つまり、画素信号の1回の読出しに際し、異なる2種類のゲインが掛けられた信号が読み出される。
図11を参照して、撮像感度が低ISO感度の設定である場合の撮像素子107の読出し動作について説明する。図11(A)から(C)はi行目の信号res_i、sel_i、tx_i、fdinc_i、およびcfs、tn、ts、add、chres、hsr1〜kを示すタイミングチャートである。
図11(A)は、静止画像データの取得時において低ISO感度が設定された場合の撮像素子107のi行目の読出し動作を示す。まず、CPU109はTG113を介して信号cfs(図4)のレベルをHighレベルにしてスイッチ404をON状態とし、フィードバック容量402の両端をショートさせる。次にCPU109は、TG113を介して信号sel_iのレベルをHighレベルに設定して、i行目の画素に対する画素選択スイッチ306(図3)をON状態とする。その後にCPU109は、信号res_i(図3)のレベルをLowレベルに設定して、FDリセットスイッチ305をOFF状態としてFD部303のリセットを解除する。このとき、CPU109は、TG113を介して信号fdinc_iのレベルをHighレベルに設定してFDincスイッチ307をON状態とし、付加容量308をFD部303に接続する。その後、CPU109は、TG113を介して信号cfsのレベルをLowレベルに設定してスイッチ404をOFF状態とし、FD部303のリセット解除後の垂直出力線202の電圧をクランプ容量401(静電容量C1)にクランプさせる。
次に、CPU109は、TG113を介して信号tn(図4)のレベルをHighレベルに設定してN信号転送スイッチ406をON状態とし、N信号保持容量408にN信号を保持させる。続いてCPU109は、TG113を介して信号tnのレベルをLowレベルに設定し、N信号転送スイッチ406をOFF状態とする。その後、CPU109は、信号tsのレベルをHighレベルに設定してS信号転送スイッチ405をON状態とし、信号tx_i(図3)のレベルをHighレベルにして転送スイッチ302をON状態とする。この動作により、現時点で選択されているi行目のPD301に蓄積されていた信号がFDアンプ304、画素選択スイッチ306を介して垂直出力線202へ出力される。この信号は演算増幅器403およびS信号転送スイッチ405を介してS信号保持容量407に保持される。
次にCPU109は、TG113を介して信号tx_iおよびtsのレベルをLowレベルに設定して転送スイッチ302、S信号転送スイッチ405をOFF状態とする。その後、CPU109は、信号res_iのレベルをHighレベルに設定してFDリセットスイッチ305をON状態とし、FD部303のリセットを行う。ここまでの動作によって、i行目のS信号、N信号をS信号保持容量407、N信号保持容量408にそれぞれ記憶させる動作が終了する。
続いて、S信号保持容量407、N信号保持容量408にそれぞれ保持されたS信号、N信号を撮像素子107から出力する動作が行われる。まず、CPU109は水平走査回路207の出力hsr1(図2)のレベルをHighレベルに設定することにより、水平転送スイッチ205,206をON状態とする。そしてS信号保持容量407、N信号保持容量408にそれぞれ保持された信号が水平出力線208、209と差動増幅器210を介して出力端子211に出力される。CPU109は水平走査回路207の各列の選択信号hsr1、hsr2・・・、hsrkのレベルを順次にHighレベルに設定していくことにより、i行目の全信号が出力される。なお、信号hsr1〜hsrkによって各列の信号が読み出される合間に、CPU109は信号chresのレベルをHighレベルに設定することで水平出力線リセットスイッチ212,213をON状態とする。これにより、水平出力線208、209のレベルがリセット電圧Vchresにリセットされる。
こうして1行分の読出し動作が終了する。この動作を読出し対象の各行で順次行うことで、撮像素子107の信号読出し動作が行われる。
図11(B)は、LV撮影時に低ISO感度が設定された場合の撮像素子107の読出し動作を示す。以下では図11(A)との違いに着目して説明する。S信号保持容量407にS信号が保持された後、水平走査回路207の動作が始まる前にCPU109はTG113を介して信号add(図4)のレベルを一旦Highレベルに設定する。これにより、S信号加算スイッチ409およびN信号加算スイッチ410がON状態となる。その後、CPU109はTG113を介して信号addのレベルをLowレベルに戻すことでS信号加算スイッチ409およびN信号加算スイッチ410がOFF状態となる。この動作によって、各列のS信号保持容量407およびN信号保持容量408にそれぞれ保持された信号は、それぞれ加算対象である列の信号と加算平均される。その後、水平走査回路207は、例えばhsr1、hsr4、hsr7・・・という具合に、選択信号を3列に1列の周期でHighレベルに設定していくことで、水平方向の画素数を制限して読出す処理を行う。
図11(C)は、調光画像データ1および調光画像データ2の取得時に低ISO感度が設定された場合の撮像素子107の読出し動作を示す。以下では図11(A)、(B)との違いに着目して説明する。行ごとに異なる2種類のゲインを信号に乗算する場合において、CPU109はいずれの行についても、TG113を介して信号fdinc_iのレベルをLowレベルに設定してFDincスイッチ307をOFF状態とする。付加容量308とFD部303とは非接続状態となる。その後、図11(B)に示すLV撮影時の撮像素子107の読出し動作を示すタイミングと同じタイミングで画素信号を読出す処理が行われる。
次に図12および図13を参照して、撮像感度が閾値以上である高感度設定の場合に行われる制御について説明する。図12を参照して、撮像感度が高ISO感度の設定であるモードに応じた撮像素子107の画素信号の読出し方法について説明する。図12(B)および(C)に灰色で表示した画素は、間引きされて読み出されない画素を示す。
図12(A)は、静止画撮影時の動作モードにおいて高ISO感度が設定された場合の撮像素子107の画素信号の読出し方法を説明する図である。撮像素子107はベイヤー配列のCMOSイメージセンサであって、静止画撮影時には撮像素子107の全画素をそれぞれ独立に読出す処理が行われる。画素信号の読出し時に、FD部303、演算増幅器403、差動増幅器210等でのゲインが設定される。全画素においてFDincスイッチ307をOFFとしてISO1600相当のゲインで画素信号の読出しが行われる。
図12(B)は、LV撮影時の動作モードにおいて高ISO感度が設定された場合の撮像素子107の画素信号の読出し方法を説明する図である。この場合、フレームレートを確保するために画素信号の加算や間引き読出しが行われることによって、読出し画素数が制限される。水平方向において同色の3画素ごとに加算平均処理が行われ、垂直方向において3行に1行ずつの周期で間引き読出しが行われる。
画素信号の読出し時には、FD部303、演算増幅器403、差動増幅器210等でのゲインが設定される。垂直方向の3行に1行ずつの周期で間引いて信号が読み出される画素においてFDincスイッチ307をOFFとして、ISO1600相当のゲインで画素信号の読出しが行われる。
図12(C)は、調光画像データ1および調光画像データ2の取得時の動作モードにおいて高ISO感度が設定された場合の撮像素子107の画素信号の読出し方法を説明する図である。図10(C)と同様に、水平方向については同色の3画素ごとに加算平均処理が行われ、垂直方向については9行に1行ずつの周期で間引き読出しが行われることにより、高速化が図られる。画素信号の読出し時には、FD部303、演算増幅器403、差動増幅器210等でのゲインが設定される。垂直方向の9行に1行ずつの周期で間引いて信号が読み出される画素においてFDincスイッチ307をOFFとして、読出す行の2行ごとにISO100相当およびISO1600相当の各ゲインで画素信号を交互に読出す処理が行われる。つまり、画素信号の1回の読出しに際し、異なる2種類のゲインが掛けられた信号が読み出される。
次に、図13のタイミングチャートを参照して高ISO感度設定での撮像素子107の読出し動作について説明する。図11と同様に、i行目の信号を読出すものとして説明する。
図13(A)は、静止画像データの取得において高ISO感度が設定された場合の撮像素子107のi行目の読出し動作を示す。図13(B)は、LV撮影時に高ISO感度が設定された場合の撮像素子107の読出し動作を示す。図13(A)、図13(B)において、それぞれに対応する図11(A)、図11(B)との違いである信号fdinc_iのみを説明する。
CPU109は、TG113を介して信号fdinc_iのレベルをLowレベルに設定してFDincスイッチ307をOFF状態とする。これにより付加容量308とFD部303とが非接続状態となる。
図13(C)は、調光画像データ1および調光画像データ2の取得時に高ISO感度が設定された場合の撮像素子107の読出し動作を示す。高ISO感度設定においてはゲイン設定が異なるだけであり、動作タイミングは図11(C)に示すタイミングと同一である。
本実施形態では、調光画像データの画素配列からの画素信号の1回の読出しに際し、複数種類の異なるゲインが乗算された画像信号出力を得ることが可能となる。これにより、1回の露光によって得られる画像信号出力のダイナミックレンジを拡大させるとともに、静止画撮影やLV撮影のダイナミックレンジを拡大させることが可能となる。
本実施形態では、ISO100相当とISO1600相当という、2種類の異なるゲインを選択した場合を例示した。選択されるゲインの値および種類の数はこれに限定されるものではない。また、本実施形態では、LV撮影時および調光画像データの取得時に水平方向にて3画素ごとに加算平均処理して読出す方式を説明した。加算平均処理を行う際の画素数は3画素に限定されず、任意の画素数での加算平均処理を行って読出す構成としてもよい。また、LV撮影時には垂直方向にて画素を3行に1行ずつの周期で間引いて読出しを行い、また調光画像データの取得時には垂直方向にて画素を9行に1行ずつの周期で間引いて読出しを行う方式を説明した。間引きを行う画素数は限定されず、任意の画素数ごとに間引き読出しを行う構成としてもよい。さらには、垂直方向の画素信号の読出しについて間引き読出しに限定されず、垂直方向にて画素を加算平均処理して読出してもよい。加算平均処理を行う際の画素数は限定されず、任意の画素数ごとに加算平均処理して読出しを行う構成としてもよい。加えて、本実施形態では、シャッタスイッチ(レリーズスイッチ)が押下された場合に調光画像データを取得する構成を説明した。LV撮影中に調光用スイッチが押下された場合に調光画像データを取得し、算出された発光量を本発光量として決定し、調光用スイッチの押下が解除されるとLV撮影に戻る構成としてもよい。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態では、調光画像データの取得時にFDゲインを大きくする場合について説明したが、本実施形態では、図14を参照して調光画像データの取得時にFDゲインを小さくする場合について説明する。なお、第1実施形態との相違点を説明し、第1実施形態と同様の事項については説明を割愛する。このような説明省略の仕方は後述の実施形態でも同じである。
図14は調光画像データ1および調光画像データ2の取得時の撮像素子107の読出し動作を示すタイミングチャートである。図11(C)および図13(C)との違いである信号fdinc_iのみを説明する。
本実施形態では、低ISO感度設定時および高ISO感度設定時のいずれの場合においても、行ごとに異なる2種類のゲインを信号に乗算する場合、信号fdinc_iのレベルがHighレベルに設定される。CPU109はいずれの行についても、TG113を介して信号fdinc_iのレベルをHighレベルに設定してFDincスイッチ307をON状態にする。これにより、付加容量308とFD部303とが接続状態となる。その後、図11(B)に示すLV撮影時の撮像素子107の読出し動作を示すタイミングと同じタイミングで画素信号が読み出されていく。
本実施形態によれば、調光画像データの画素配列からの画素信号の1回の読出しに際し、複数種類の異なるゲインが乗算された画像信号出力を得ることが可能となる。FD部に付加容量を接続することにより、低ISO感度設定での飽和電子数を拡大することができる。1回の露光によって得られる画像信号出力のDRを拡大させるとともに、静止画撮影やLV撮影でのDR拡大が可能となる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態を説明する。第1実施形態および第2実施形態では、調光画像データの取得時にFDゲインが固定されている場合について説明した。本実施形態では、調光画像データの取得時にFDゲインを可変に設定する場合について、図15を用いて説明する。図15のタイミングチャートには、水平同期信号(HDと表記する)が追加されている。水平同期信号HDで示すi行目の読出しではISO100相当のゲインでの信号読出しが行われる。その次のi+1行目の読出しではISO1600相当のゲインでの信号読出しが行われる。
i行目の画素信号をISO100相当のゲインで読出す場合、まずCPU109によって1行分の読出し期間に対応する水平同期信号HDがアサートされる。続いて、CPU109は、TG113を介して信号cfs(図4)のレベルをHighレベルに設定してスイッチ404をON状態とし、フィードバック容量402の両端をショートさせる。次にCPU109は、TG113を介して信号sel_iのレベルをHighレベルに設定してi行目の画素に対する画素選択スイッチ306をON状態とする。その後、CPU109は信号res_i(図3)のレベルをLowレベルに設定してFDリセットスイッチ305をOFF状態とし、FD部303のリセットを解除する。このとき、CPU109は、TG113を介して信号fdinc_iのレベルをHighレベルに設定してFDincスイッチ307をON状態とし、付加容量308とFD部303とを接続する。
その後、CPU109は、TG113を介して信号cfsのレベルをLowレベルに設定してスイッチ404をOFF状態とし、FD部303のリセット解除後の垂直出力線202の電圧をクランプ容量401(静電容量C1)にクランプさせる。
次に、CPU109は、TG113を介して信号tnのレベルをHighレベルに設定してN信号転送スイッチ406をON状態とし、N信号保持容量408にN信号を保持させる。続いてCPU109は、TG113を介して信号tnのレベルをLowレベルに設定し、N信号転送スイッチ406をOFF状態とする。その後、CPU109は信号tsのレベルをHighレベルに設定してS信号転送スイッチ405をON状態とし、信号tx_iのレベルをHighレベルに設定して転送スイッチ302をON状態とする。
この動作により、現時点で選択されているi行目のPD301に蓄積されていた信号がFDアンプ304、画素選択スイッチ306を介して垂直出力線202へ出力される。この信号は演算増幅器403およびS信号転送スイッチ405を介してS信号保持容量407へ保持される。
次にCPU109は、TG113を介して信号tx_iおよびtsのレベルをLowレベルに設定して転送スイッチ302、S信号転送スイッチ405をOFF状態とする。その後、CPU109は信号res_iのレベルをHighレベルに設定してFDリセットスイッチ305をON状態とし、FD部303のリセットを行う。ここまでの動作によって、i行目のS信号、N信号をそれぞれS信号保持容量407、N信号保持容量408へ記憶させる動作が終了する。
S信号保持容量407にS信号が保持された後、水平走査回路207の動作が始まる前に、CPU109はTG113を介して信号addのレベルを一旦Highレベルに設定する。これにより、S信号加算スイッチ409およびN信号加算スイッチ410がON状態となる。その後、CPU109はTG113を介して信号addのレベルをLowレベルに戻すことでS信号加算スイッチ409およびN信号加算スイッチ410がOFF状態となる。この動作によって、各列のS信号保持容量407およびN信号保持容量408に保持された各信号は、それぞれ加算対象の列の信号と加算平均される。
続いて、S信号保持容量407、N信号保持容量408にそれぞれ保持されたS信号、N信号を撮像素子107から出力する動作が行われる。まず、CPU109は水平走査回路207の出力hsr1のレベルをHighレベルに設定することにより、水平転送スイッチ205および206がON状態となる。そして、S信号保持容量407、N信号保持容量408にそれぞれ保持された信号が水平出力線208、209と差動増幅器210を介して出力端子211に出力される。
CPU109は水平走査回路207を駆動させる際、例えば、hsr1、hsr4、hsr7・・・という具合に選択信号を3列に1列の周期でHighレベルに設定していくことで、水平方向の画素数が制限されて読出しが行われる。なお、信号hsr1〜hsrkによって各列の信号が読み出される合間に、CPU109は信号chresのレベルをHighレベルに設定することで水平出力線リセットスイッチ212,213をON状態とする。これにより水平出力線208、209のレベルがリセット電圧Vchresにリセットされる。以上でi行目における1行分の読出し動作が終了する。
次行、すなわち次の水平同期信号HDに対応するi+1行目では、ISO1600相当のゲインで信号読出しが行われる。この場合、CPU109は、TG113を介して信号fdinc_iのレベルをLowレベルに設定してFDincスイッチ307をOFF状態とし、FD部303と付加容量308とを非接続状態にする。それ以外の信号に係るタイミングは、前行(i行目)の動作を示すタイミングと同一である。
このような動作を読出し対象の各行で順次に行うことによって、撮像素子107の信号読出し動作が行われる。
本実施形態によれば、調光画像データの画素配列からの画素信号の1回の読出しに際し、複数種類の異なるゲインが乗算された画像信号出力を得ることが可能となる。FD部に付加容量を接続することにより、低ISO感度設定での飽和電子数を拡大することができる。またFD部に付加容量を接続しないことにより、高ISO感度設定でのノイズを低減することができる。1回の露光によって得られる画像信号出力のDRを拡大させるとともに、静止画撮影やLV撮影でのDR拡大が可能となる。
本実施形態では、調光画像データの取得時に、水平同期期間(1HD期間)につき1行読出しを行う方式について説明したが、1HD期間に読出す行数については1行に限定されず任意の行数で読出しが可能である。さらに本実施形態では、1HD期間ごとに2種類の異なるゲインを設定する例を示したが、任意の数のHD期間ごとに2種類の異なるゲインを設定する構成としてもよい。
前記実施形態によれば、発光部の本発光前に予備発光を行って本発光量を決定可能な撮像装置において、撮像条件に応じたダイナミックレンジを確保することができる。前記実施形態では容量可変手段としてFD部と付加容量とを接続し、または非接続とするスイッチ素子を用いる例を説明した。これに限らず、容量可変手段がFD部に対して2以上の付加容量のいずれかを選択する選択手段を備え、複数のゲインを切り替える構成でもよい。
本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
107 撮像素子
109 CPU
121 発光部
303 FD部
307 FDincスイッチ
308 付加容量


Claims (11)

  1. 発光手段を発光させて撮像素子により撮像が可能な撮像装置であって、
    前記撮像素子の画素部が有するフローティングディフュージョン部に対する静電容量を変化させる容量可変手段と、
    前記画素部の画素信号に対して設定される複数のゲインにより増幅を行う増幅手段と、
    前記発光手段、前記容量可変手段、および前記増幅手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記発光手段の予備発光を行って測光を行う調光にて、前記容量可変手段により設定される前記静電容量に基づくゲインおよび前記増幅手段に対して設定されるゲインにより、複数のゲインを決定して前記画素信号を読出す領域ごとにゲインを変更して当該ゲインを乗算した画像信号を出力する第1の制御と、
    前記撮像素子が出力する画像信号の表示または記録を行う場合、前記容量可変手段により設定される前記静電容量に基づくゲインおよび前記増幅手段に対して設定されるゲインにより決定したゲインを乗算した画像信号を出力する第2の制御と、を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記調光に用いる第1の画像信号を前記第1の制御で取得し、前記第1の画像信号により前記発光手段を撮影時に発光させる際の発光量を決定し、前記第2の制御により前記表示または記録に用いる第2の画像信号を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の画像信号のうち、複数の前記画素部における第1の読出し領域から取得される第1の画素信号に対して第1のゲインを乗算する制御を行い、前記第1の読出し領域とは異なる第2の読出し領域から読み出される第2の画素信号に対して第2のゲインを乗算する制御を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記容量可変手段は、
    前記フローティングディフュージョン部に対する付加容量と、
    前記フローティングディフュージョン部に前記付加容量が接続された第1の状態、または前記フローティングディフュージョン部に前記付加容量が接続されていない第2の状態を選択する選択手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は前記選択手段を制御し、前記第1の画像信号を取得する場合と、前記第2の画像信号を取得する場合とで、前記フローティングディフュージョン部と前記付加容量との接続状態を変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1の画像信号を取得する場合、前記選択手段を制御して前記第2の状態を選択し、前記増幅手段に対して前記ゲインを設定する制御を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記第2の画像信号を取得する場合、前記選択手段を制御して前記第1または第2の状態を選択し、前記増幅手段に対して前記ゲインを設定する制御を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の画像信号のうち、前記第1の画素信号を読出すときに前記選択手段を制御して前記第1の状態を選択し、前記第1の画素信号に対して前記第1のゲインを乗算する制御を行い、前記第2の画素信号を読出すときに前記選択手段を制御して前記第2の状態を選択し、前記第2の画素信号に対して前記第2のゲインを乗算する制御を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、複数の前記画素部における第1の行から前記第1の画素信号を読出し、第2の行から前記第2の画素信号を読出す制御を行う
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像素子は、前記容量可変手段および前記増幅手段を備え、
    前記制御手段は、撮像感度が閾値より低い設定である場合に前記第2の画像信号を取得するときに前記選択手段を制御して前記第1の状態とし、撮像感度が閾値以上の設定である場合に前記第2の画像信号を取得するときに前記選択手段を制御して前記第2の状態とする制御を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  11. 発光手段を発光させて撮像素子により撮像が可能な撮像装置にて実行される制御方法であって、
    前記発光手段の予備発光を行って測光を行う調光にて、前記撮像素子の画素部が有するフローティングディフュージョン部に対する静電容量を変化させる容量可変手段の設定に基づくゲインと、前記画素部の画素信号を増幅する増幅手段に対して設定されるゲインと、により複数のゲインを決定して前記画素信号を読出す領域ごとにゲインを変更して当該ゲインを乗算した画像信号を出力する第1の制御工程と、
    前記撮像素子が出力する画像信号の表示または記録を行う場合、前記容量可変手段により設定される前記静電容量に基づくゲインおよび前記増幅手段に対して設定されるゲインにより決定されるゲインを乗算した画像信号を出力する第2の制御工程と、を有する
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。

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