JP2020034965A - 光射出装置および画像表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】光出射部に対するカバーレンズの傾きに起因するライトカーテンの歪みを抑制でき、且つ、カバーレンズでの界面反射による光量のロスを抑制すること。【解決手段】光射出装置2の第1光射出部3は、第1拡散中心35を起点として第1光E1を広角化する第1光学素子33を備え、第2光射出部4は、第2拡散中心45を起点として第2光E2を広角化する第2光学素子43を備える。第1光学素子33および第2光学素子43の下流側に設けられたカバーレンズ22は、第1曲面部25および第2曲面部26を備える。第1曲面部25の第1曲率中心P1は、第1光学素子33の第1拡散中心35と前後方向Yから見て重なり、第2曲面部26の第2曲率中心P2は、第2光学素子43の第2拡散中心45と前後方向Yから見て重なる。これにより、カバーレンズ22が傾くことによるライトカーテンLCの歪みを抑制できる。【選択図】図7
Description
本発明は、光射出装置及び光射出装置を備えた画像表示システムに関する。
特許文献1には、画像が表示されたスクリーンなどの表示面上で操作されるペンや指などの指示体の位置を検出し、指示体の軌跡に応じた表示や操作を行う画像表示システムが開示されている。特許文献1の画像表示システムは、プロジェクターおよびプロジェクターが投写する投写面(表示面)に沿って光を射出する光射出装置を備え、光射出装置から射出される光により、投写面を覆うライトカーテンを作り出す。投写面上で操作される指示体による光の反射に基づいてプロジェクターが指示体の位置を検出し、この検出結果に基づく投写を行う。
特許文献1の光射出装置は、光射出部および筐体を備える。光射出部は、光源と、光源から射出された光を略平行化するレンズであるコリメーターと、コリメーターにて略平行化された光のうち、投写面に沿う方向(第1方向)の光を広角化する指向性レンズを備える。特許文献1では、指向性レンズとしてパウエルレンズが用いられている。パウエルレンズは、第1方向に直交する第2方向から見て、光入射側が凸面状で、且つ、光射出側が平坦状であり、第1方向から見て矩形状である。
光射出装置は、光射出部を出射側から覆うカバーレンズを備える。光射出装置を設置する際、光射出部を備えた装置本体と、カバーレンズを支持するフレームとが相対的に傾いて設置されることがあり、その場合は、光射出部に対してカバーレンズが傾いた状態になる。カバーレンズが曲面形状である場合、光射出部に対してカバーレンズが傾くと、光出射部から広角化されて出射する光がカバーレンズで屈折され、ライトカーテンが歪むという問題がある。
カバーレンズを曲面形状でなく平板形状にすれば、光出射部に対してカバーレンズが相対的に傾くことに起因するライトカーテンの歪みは発生しない。しかしながら、カバーレンズを平板状にすると、第1方向に広角化された光がカバーレンズに入射する際の入射角が大きくなる。その結果、カバーレンズでの界面反射による光量のロスが大きくなるという問題がある。
上記の問題点に鑑みて、本発明の課題は、光出射部に対するカバーレンズの傾きに起因するライトカーテンの歪みを抑制でき、且つ、カバーレンズでの界面反射による光量のロスを抑制することにある。
本発明に係る光射出装置は、第1光源と、前記第1光源から射出された光を前記第1光源の光軸である第1光軸に対して略平行化する第1コリメーターと、第2光源と、前記第2光源から射出された光を前記第2光源の光軸である第2光軸に対して略平行化する第2コリメーターと、前記第1コリメーターから射出される第1光、および、前記第2コリメーターから射出される第2光を、前記第1光軸および前記第2光軸のいずれとも異なる第1方向について広角化する光学素子と、前記光学素子の下流側に設けられ、第1曲面部および第2曲面部を備える曲面形状のカバーレンズと、を有し、前記光学素子は、第1拡散中心を起点として前記第1光を前記第1方向に広角化し、且つ、第2拡散中心を起点として前記第2光を前記第1方向に広角化し、前記第1光軸および前記第2光軸と直交する方向から見た場合に、前記カバーレンズは、前記第1曲面部の曲率中心である第1曲率中心と前記第1拡散中心とが重なり、且つ、前記第2曲面部の曲率中心である第2曲率中心と前記第2拡散中心とが重なることを特徴とする。
本発明において、前記カバーレンズは、前記第1方向に略平行な回転軸線を中心として回転可能である。
本発明において、前記光学素子は、パウエルレンズである。
本発明において、前記光学素子は、複数の小レンズを備え、前記複数の小レンズのそれぞれがパウエルレンズである。
本発明に係る画像表示システムは、上記の光射出装置と、前記光射出装置から射出された光の反射位置を検出する検出装置と、前記検出装置により検出された検出結果に応じた画像を投写する投写装置と、を備えることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に示す各図においては、各構成要素を図面上で認識され得る程度の大きさとするため、各構成要素の寸法や比率を実際のものとは適宜異ならせてある。
(画像表示システムの構成)
図1は、本実施形態に係る画像表示システム100の概略構成を示す模式図である。画像表示システム100は、図1に示すように、プロジェクター1および光射出装置2を備える。プロジェクター1は、図1に示すように、スクリーンやホワイトボード等の投写面SCの上方の壁面に設置された支持装置Mに支持され、下方を向く側から投写面SCに画像を投写する。光射出装置2は、後で詳細に説明するが、図1に示すように、投写面SCの上方に設置され、投写面SCに沿って光を射出してライトカーテンLCを作り出す。
図1は、本実施形態に係る画像表示システム100の概略構成を示す模式図である。画像表示システム100は、図1に示すように、プロジェクター1および光射出装置2を備える。プロジェクター1は、図1に示すように、スクリーンやホワイトボード等の投写面SCの上方の壁面に設置された支持装置Mに支持され、下方を向く側から投写面SCに画像を投写する。光射出装置2は、後で詳細に説明するが、図1に示すように、投写面SCの上方に設置され、投写面SCに沿って光を射出してライトカーテンLCを作り出す。
なお、本明細書では、説明の便宜上、図1に示すように、投写面SCに対する法線方向を前後方向Yとし、投写面SCに向かう方向を前方(+Y方向)とする。また、鉛直方向(重力方向)をZ方向とし、重力に逆らう方向を上方(+Z方向)とする。また、前後方向Yおよび鉛直方向Zに直交する方向を左右方向Xとし、投写面SCに向かって右側を+X方向とする。投写面SCは、XZ面に略平行な面である。
図2は、プロジェクター1の概略構成を示すブロック図である。プロジェクター1は、図2に示すように、投写装置15と、検出装置としての撮像装置16とを備える。投写装置15は、投写用光源11、光変調装置12、投写レンズ13、および制御部14を備える。投写装置15は、入力された画像情報に応じた画像や、撮像装置16により検出された検出結果に応じた画像を、投写レンズ13から映像光GLとして投写する。
投写装置15は、投写用光源11から射出された光を、画像情報に応じて光変調装置12にて変調し、変調した光を投写レンズ13から投写面SCに投写する。なお、投写用光源11としては、放電型のものや、発光ダイオード、レーザー等の固体光源を用いることができる。また、光変調装置12としては、液晶パネルを利用したものや、マイクロミラー型の装置、例えば、DMD等を利用したものを用いることができる。
制御部14は、CPUやROM、RAM等を備え、コンピューターとして機能するものであり、プロジェクター1の動作の制御のほか、例えば、後述する撮像装置16から出力された情報に基づく画像の投写に関わる制御等を行う。
撮像装置16は、例えば、CCDやCMOS等の撮像素子(図示省略)を備え、被写体としての投写面SCを撮影し、撮影した情報を制御部14に出力する。また、撮像装置16は、光射出装置2から射出された光が指示体(例えば、ペン10や使用者の指等)によって反射された成分である反射光RLを検知することにより、指示体の位置(反射位置)を検出し、検出した情報を制御部14に出力する。
プロジェクター1は、撮像装置16から出力された情報に基づいて、投写面SC上における指示体の位置を解析し、その解析結果に基づいて、例えば、画像情報に指示体の軌跡を示す線を重畳した重畳画像の投写や、投写する画像の変更等を行う。以上により、投写面SC上でのユーザーの動作に応じた画像表示であるインタラクティブな画像表示をすることができる。
(光射出装置の構成)
図3は、光射出装置2の概略構成を示す模式図である。光射出装置2は、投写面SCの上方(+Z方向)で左右方向Xにおいて投写面SCの略中央に配置される。光射出装置2は、投写面SCに沿って光を射出する。光射出装置2は、装置本体21およびカバーレンズ22を備えている。装置本体21は、第1光射出部3、第2光射出部4、およびこれらを内部に収容する筐体5を備えている。
図3は、光射出装置2の概略構成を示す模式図である。光射出装置2は、投写面SCの上方(+Z方向)で左右方向Xにおいて投写面SCの略中央に配置される。光射出装置2は、投写面SCに沿って光を射出する。光射出装置2は、装置本体21およびカバーレンズ22を備えている。装置本体21は、第1光射出部3、第2光射出部4、およびこれらを内部に収容する筐体5を備えている。
図1に示すように、光射出装置2は、投写面SCの上方の壁面から前方に突出するように設置される。そのため、第1光射出部3および第2光射出部4は、投写面SCに対して後方(−Y方向)の出射位置Qから下方(−Z方向)に向けて光を照射する。すなわち、光射出装置2における光の出射位置Qは、投写面SCに対して距離Dだけ後方に位置する。距離Dは、例えば、10mm程度である。
図4は、装置本体21およびカバーレンズ22の平面図である。後述するように、光射出装置2は、装置本体21に対して、カバーレンズ22が第1軸Lを中心として回転可能に支持されている。光射出装置2は、第1軸Lが左右方向Xと略平行になるように設置される。なお、カバーレンズ22だけでなく、装置本体21を左右方向Xと略平行な回転軸線を中心として回転可能に支持する構成を採用してもよい。図3に示すように、カバーレンズ22は、下方(−Z方向)に凸の第1曲面部25および第2曲面部26を備える。第1曲面部25および第2曲面部26は、前後方向Yから見て円弧形状であり、第1光射出部3と第2光射出部4との間で、投写面SCに直交し、且つ、鉛直方向Zに延びる面(YZ平面に沿う面)である仮想中心面Pvを中心として対称に配置される。また、カバーレンズ22は前後方向Yに延びており、鉛直方向Zから見て矩形状である。
図3に示すように、第1光射出部3および第2光射出部4は、左右方向Xに並んでおり、互いに異なる方向を中心に光を射出する。本実施形態では、第1光射出部3および第2光射出部4は、仮想中心面Pvを基準として左右対称に構成される。第1光射出部3は、第1光源31、第1コリメーター32、および第1光学素子33を備える。第1コリメーター32および第1光学素子33は、第1光源31の光軸である第1光軸3A上に配置され、左斜め下方に光を射出する。
第2光射出部4は、第1光射出部3と同様に、第2光源41、第2コリメーター42、および第2光学素子43を備え、第2光源41から第2光学素子43に至る第2光路を有する。第2コリメーター42および第2光学素子43は、第2光源41の光軸である第2光軸4A上に配置され、右斜め下方を中心に光を射出する。
光射出装置2は、第1光軸3Aと第2光軸4Aとが第1光学素子33および第2光学素子43の光路前段で交差する。具体的には、第1光軸3Aと第2光軸4Aとは、第1コリメーター32と第1光学素子33との間および第2コリメーター42と第2光学素子43との間で交差する。すなわち、光射出装置2において、第1光射出部3及び第2光射出部4からそれぞれ射出される光の一部が重なるように構成されている。
第1光源31および第2光源41は、光強度のピークが約940nmの波長を射出するレーザー光源であり、例えば、発光部である活性層、活性層の両側に積層されたクラッド層等を有する。第1光源31および第2光源41は、活性層に沿う幅方向Hと、幅方向Hに直交し、活性層やクラッド層が積層される積層方向Vとで配光特性が異なるタイプ、例えばマルチモード発振型のレーザー光源が用いられている。第1光源31および第2光源41からの光は、幅方向Hおよび積層方向Vに直交するS方向に射出される。すなわち、S方向が第1光軸3A、第2光軸4Aに沿った方向である。本実施形態では、幅方向HとS方向とが、図1に示す投写面SCに沿った方向となっている。すなわち、幅方向HとS方向とが、XZ面に略平行になっている。
第1コリメーター32は、第1光源31から射出された光を略平行化する。同様に、第2コリメーター42は、第2光源41から射出された光を略平行化する。例えば、第1コリメーター32は、第1光軸3A上の1点から射出されて第1光軸3Aに対して角度を有して拡がる成分光を、第1光軸3Aに対して略平行となるように進行させる。同様に、第2コリメーター42は、第2光軸4A上の1点から射出されて第2光軸4Aに対して角度を有して拡がる成分光を、第2光軸4Aに対して略平行となるように進行させる。
第1光学素子33および第2光学素子43は、単一の光学素子体34に設けられている。光学素子体34は、屈折率が高い合成樹脂等の素材からなり、鉛直方向Zから見て矩形状である。光学素子体34は、図3に示すように、左側(−X方向)に第1光学素子33を有し、右側(+X方向)に第2光学素子43を有し、仮想中心面Pvを基準として左右対称な形状である。第1光射出部3と第2光射出部4との間で、投写面SCに直交し、鉛直方向Zに延びる面(YZ平面に沿う面)を仮想中心面Pvとしたとき、光学素子体34は、仮想中心面Pvに対して対称となるように配置される。
第1光学素子33は、仮想中心面Pvから遠ざかるに従って、第1コリメーター32からの距離が大きくなる方向に傾斜する。第1光学素子33は、第1コリメーター32と対向する側(光入射側)に複数の小レンズ330を配列した第1入射面33Nが設けられ、光射出側に第1平面33Sが設けられている。各小レンズ330はパウエルレンズであり、第1コリメーター32の側が凸面状である。第1入射面33Nにおいて、各小レンズ330は積層方向Vに延びており、積層方向Vと直交する方向に複数の小レンズ330が配列される。複数の小レンズ330は、第1入射面33Nにおいて幅方向Hに配列されると共に、仮想中心面Pvから遠さかるに従って、第1コリメーター32からの距離が大きくなる方向に配列される。
第1光学素子33は、第1コリメーター32から射出される第1光E1を、幅方向Hにおいては広角化し、積層方向Vにおいては、第1コリメーター32にて略平行化された方向を維持し、第1光軸3Aを中心として射出する。すなわち、第1光学素子33は、入射する第1光E1を第1光軸3Aに直交する方向のうち幅方向Hに対応する方向にのみ広角化する。この際、第1光学素子33に設けられた複数の小レンズ330は、幅方向Hにおいて隣り合う小レンズ330で広角化した光が重畳されるように形成されている。
第2光学素子43は、仮想中心面Pvに対して第1光学素子33と対称に構成される。すなわち、第2光学素子43は、第2コリメーター42と対向する側(光入射側)に複数の小レンズ430を配列した第2入射面43Nが設けられ、光射出側に第2平面43Sが設けられている。第2光学素子43は、第2コリメーター42から射出される第2光E2を第2光軸4Aに直交する方向のうち幅方向Hに対応する方向にのみ広角化する。この際、第2光学素子43に設けられた複数の小レンズ430は、幅方向Hにおいて隣り合う小レンズ430で広角化した光が重畳されるように形成されている。
光射出装置2は、図3に示すように、第1光学素子33および第2光学素子43から射出される光の幅方向Hが投写面SCに沿う方向となるように配置される。すなわち、第1光射出部3および第2光射出部4は、第1光学素子33および第2光学素子43で広角化された光が投写面SCの左右方向Xに沿う方向で広角化されるように配置される。すなわち、光射出装置2は、第1コリメーター32および第2コリメーター42から射出される第1光E1および第2光E2を、第1光軸3Aおよび第2光軸4Aのいずれとも異なる第1方向である左右方向Xに広角化させる。
また、光射出装置2は、図3に示すように、仮想中心面Pvに対し、第1光射出部3および第2光射出部4が異なる方向に傾斜し、第1光射出部3が射出する光の一部と、第2光射出部4が射出する光の一部が仮想中心面Pvの位置で重なる。具体的には、−Y方向から見て、第1光軸3Aが仮想中心面Pvに対して時計回りの方向に傾斜し、第2光軸4Aが仮想中心面Pvに対して反時計回り方向に傾斜する。仮想中心面Pvに対する第1光軸3Aの傾斜角θaの大きさと第2光軸4Aの傾斜角θbの大きさは同一(θa=θb)であり、第1光射出部3と第2光射出部4とは、仮想中心面Pvに対して略対称に配置される。これにより、光射出装置2は、投写面SCの全面に沿う領域に光を射出して、投写面SCの全面を覆うライトカーテンLCを作り出す。
傾斜角θa、θbは、投写面SCの縦横比に対応した角度に設定される。例えば、光射出装置2は、縦横比が16:10の横長の投写面SCに沿って効率良く光を射出するように構成される。具体的には、光射出装置2から最も遠い位置となる投写面SCの下辺の左右の端部に向かう光が最も強度が高くなるようにするため、第1光軸3Aが投写面SCの下辺の左側の端部に向かい、且つ、第2光軸4Aが投写面SCの下辺の右側の端部に向かうように、傾斜角θa、θbが設定される。なお、投写面SCの縦横比は、16:10に限定されるものではなく、他の値であってもよい。例えば、2:1であってもよい。縦横比が2:1の場合には、傾斜角θa、θbは45°に設定される。
光射出装置2は、第1光射出部3の光路と第2光射出部4の光路とが交差していることにより、図3に示すように、第1光射出部3が射出する光と第2光射出部4が射出する光が光射出装置2に近い位置で重なる。すなわち、光射出装置2は、近くの領域に十分な光強度の光を射出することが可能となる。これによって、光射出装置2は、投写面SC近くに配置された場合であっても、この投写面SCにおける光射出装置2近傍の領域においても、指示体を検出可能な光強度の光を射出する。
(ライトカーテンの形状)
図5は、装置本体21に対してカバーレンズ22が傾いて設置された状態を示す模式図である。図5の状態は、装置本体21からの光の出射方向は投写面SCに沿う方であるが、カバーレンズ22を支持するフレームが投写面SCに対して傾いて設置された状態を示す。図5の設置状態では、カバーレンズ22は、第1光射出部3および第2光射出部4に対して傾いている。上記のように、カバーレンズ22は、左右方向Xに略平行な第1軸Lを中心として回転可能に支持され、第1光射出部3および第2光射出部4に対するカバーレンズ22の傾斜角度を調整可能となっている。
図5は、装置本体21に対してカバーレンズ22が傾いて設置された状態を示す模式図である。図5の状態は、装置本体21からの光の出射方向は投写面SCに沿う方であるが、カバーレンズ22を支持するフレームが投写面SCに対して傾いて設置された状態を示す。図5の設置状態では、カバーレンズ22は、第1光射出部3および第2光射出部4に対して傾いている。上記のように、カバーレンズ22は、左右方向Xに略平行な第1軸Lを中心として回転可能に支持され、第1光射出部3および第2光射出部4に対するカバーレンズ22の傾斜角度を調整可能となっている。
図6は、本実施形態のライトカーテンLCの形状を模式的に示す説明図である。図6は、第1光射出部3および第2光射出部4に対するカバーレンズ22の傾斜角度Rが5°であるときのライトカーテンLCの形状である。本実施形態の光射出装置2は、図5に示すように、第1光射出部3および第2光射出部4に対してカバーレンズ22が傾いて設置されていても、図6に示すように、ライトカーテンLCが平坦な形状を維持できるように構成されている。上記のように、第1光射出部3および第2光射出部4からの光の出射位置Qは投写面SCから距離Dだけ離れているため、ライトカーテンLCは、投写面SCから距離Dだけ離れた位置に形成されている。
図7は、カバーレンズ22の曲率中心と第1光および第2光の拡散中心を模式的に示す説明図である。ここで、図7を参照して、第1光射出部3および第2光射出部4に対してカバーレンズ22が傾いて設置されたとしてもライトカーテンLCの形状が変わらない原理について説明する。上記のように、カバーレンズ22は、仮想中心面Pvを中心として対称に配置される第1曲面部25および第2曲面部26を備える。第1光射出部3から出射する光は第1曲面部25を透過し、第2光射出部4から出射する光は第2曲面部26を透過する。
第1光射出部3において、第1コリメーター32から第1光学素子33の第1入射面33Nへ入射した第1光E1は、第1光学素子33内の第1拡散中心35において左右方向Xに最も集光され、第1拡散中心35を起点として左右方向Xに広角化される。同様に、第2光射出部4において、第2コリメーター42から第2光学素子43の第2入射面43Nへ入射した第2光E2は、第2光学素子43内の第2拡散中心45において左右方向Xに最も集光され、第2拡散中心45を起点として左右方向Xに広角化される。図7に示すように、本実施形態の光学素子体34では、第1拡散中心35および第2拡散中心45は、いずれも1点ではなく、所定の大きさを持つ領域である。第1拡散中心35および第2拡散中心45は、仮想中心面Pvに対して対称な位置にある。
カバーレンズ22は、第1曲面部25および第2曲面部26を持つふた山のレンズ形状であり、第1曲面部25および第2曲面部26は、仮想中心面Pvに対して対称に配置される。第1曲面部25の曲率中心である第1曲率中心P1は、前後方向Yから見て第1光学素子33の第1拡散中心35と重なる位置にある。また、第2曲面部26の曲率中心である第2曲率中心P2は、前後方向Yから見て第2光学素子43の第2拡散中心45と重なる位置にある。
本実施形態では、このように、第1曲率中心P1が第1拡散中心35と重なっており、且つ、第2曲率中心P2が第2拡散中心45と重なっているため、第1軸Lを中心としてカバーレンズ22を傾けたとしても、第1曲面部25の内側面23に対する光の入射角度と、第1曲面部25の外側面24に対する光の入射角度とが一致する状態が維持される。そのため、カバーレンズ22を傾けたとしても、第1曲面部25を透過する光の方向は屈折によって変化することがない。同様に、第2曲面部26を透過する光の方向についても、屈折によって変化することがない。そのため、第1光射出部3および第2光射出部4に対してカバーレンズ22が傾いて設置されたとしてもライトカーテンLCの形状が歪むことはなく、図6に示すように、平坦な形状のライトカーテンLCが形成される。
(比較例のカバーガラスによるライトカーテンの形状)
図8は、比較例1のライトカーテンLCの形状を模式的に示す説明図である。また、図9は、比較例2のライトカーテンLCの形状を模式的に示す説明図である。比較例1、2の光射出装置は、カバーレンズの形状を除き、本実施形態と同一に構成されている。図8、図9は、本実施形態と同様に、第1光射出部3および第2光射出部4に対するカバーレンズの傾斜角度が5°であるときのライトカーテンLCの形状を示す。
図8は、比較例1のライトカーテンLCの形状を模式的に示す説明図である。また、図9は、比較例2のライトカーテンLCの形状を模式的に示す説明図である。比較例1、2の光射出装置は、カバーレンズの形状を除き、本実施形態と同一に構成されている。図8、図9は、本実施形態と同様に、第1光射出部3および第2光射出部4に対するカバーレンズの傾斜角度が5°であるときのライトカーテンLCの形状を示す。
図8において模式的に示すように、比較例1では、カバーレンズ22Aは1つの曲面部を備えた円弧形状であり、曲率中心Pは仮想中心面Pv上に位置する。カバーレンズ22Aは、左右方向Xから見た場合に、第1拡散中心35および第2拡散中心45と曲率中心Pとが異なる位置にある。このような構成では、カバーレンズ22Aが第1軸Lを中心として傾いたとき、カバーレンズ22Aの内側面に対する光の入射角度と、カバーレンズ22Aの外側面に対する光の入射角度とが一致しない。そのため、カバーレンズ22Aを透過する光の方向は屈折によって変化するため、図8に示すようにライトカーテンLCの形状が歪んでしまう。
一方、図9に示すように、比較例2のカバーレンズ22Bは、仮想中心面Pvを中心として対称な第1平坦部27および第2平坦部28を備えた形状である。このような構成では、カバーレンズ22Bが第1軸Lを中心として傾いたとき、カバーレンズ22Bの内側面に対する光の入射角度と、カバーレンズ22Bの外側面に対する光の入射角度とが一致する状態が維持される。従って、比較例2では、本実施形態と同様に、第1光射出部3および第2光射出部4に対してカバーレンズ22Bが傾いて設置されたとしても、ライトカーテンLCの形状が歪むことはない。しかしながら、比較例2のカバーレンズ22Bは、以下に説明するように、界面反射による光のロスが本実施形態のカバーレンズ22よりも大きい。
(カバーレンズへの光の入射角度)
図10は、本実施形態のカバーレンズ22に対する光の入射角度分布を示すグラフである。また、図11は、比較例1のカバーレンズ22Aに対する光の入射角度分布を示すグラフであり、図12は、比較例2のカバーレンズ22Bに対する光の入射角度分布を示すグラフである。図10〜図12の横軸は入射角度であり、縦軸は入射光量(エネルギー)である。光射出装置2における光の出射位置Qと投写面SCとの前後方向Yの距離Dを10mmとし、投写面SCの幅Wsc(図6参照)を2154mmとし、投写面SCの高さHsc(図6参照)を1346mmとする条件の下で、カバーレンズ22、22A、22Bに対する光の入射角度分布をシミュレーションした結果、図10〜図12のデータが得られた。
図10は、本実施形態のカバーレンズ22に対する光の入射角度分布を示すグラフである。また、図11は、比較例1のカバーレンズ22Aに対する光の入射角度分布を示すグラフであり、図12は、比較例2のカバーレンズ22Bに対する光の入射角度分布を示すグラフである。図10〜図12の横軸は入射角度であり、縦軸は入射光量(エネルギー)である。光射出装置2における光の出射位置Qと投写面SCとの前後方向Yの距離Dを10mmとし、投写面SCの幅Wsc(図6参照)を2154mmとし、投写面SCの高さHsc(図6参照)を1346mmとする条件の下で、カバーレンズ22、22A、22Bに対する光の入射角度分布をシミュレーションした結果、図10〜図12のデータが得られた。
図10に示すように、本実施形態のカバーレンズ22は、第1拡散中心35および第2拡散中心45のそれぞれに対応して2つの曲面部が設けられているため、入射角度の最大値は40°程度である。一方、図11に示すように、比較例1のカバーレンズ22Aは、曲面部が1つのみであるため、本実施形態のカバーレンズ22よりも入射角度の大きい光が多く、入射角度の最大値は60°程度である。そして、図12に示すように、比較例2のカバーレンズ22Bは、第1平坦部27および第2平坦部28によって構成されているため、円弧形状の比較例1よりもさらに入射角度の大きい光が多く、入射角度の最大値は80°程度である。
このように、比較例2のカバーレンズ22Bの形状は、ライトカーテンLCの形状が歪むことはないものの、第1光射出部3および第2光射出部4からカバーレンズ22Bに入射する光の入射角度が大きいため、界面反射による光のロスが大きい。
(本形態の主な作用効果)
以上のように、本実施形態の光射出装置2は、第1光射出部3および第2光射出部4を備えており、第1光射出部3は、光を射出する第1光源31と、第1光源31から射出された光を第1光軸3Aに対して略平行化する第1コリメーター32と、第1コリメーター32から射出された第1光E1を、第1光軸3Aと異なる第1方向である左右方向Xについて広角化する第1光学素子33を備える。また、第2光射出部4は、光を射出する第2光源41と、第2光源41から射出された光を第2光軸4Aに対して略平行化する第2コリメーター42と、第2コリメーター42から射出された第2光E2を、第2光軸4Aと異なる第1方向である左右方向Xについて広角化する第2光学素子43を備える。さらに、第1光学素子33および第2光学素子43の下流側には、第1曲面部25および第2曲面部26を備える曲面形状のカバーレンズ22が設けられている。
以上のように、本実施形態の光射出装置2は、第1光射出部3および第2光射出部4を備えており、第1光射出部3は、光を射出する第1光源31と、第1光源31から射出された光を第1光軸3Aに対して略平行化する第1コリメーター32と、第1コリメーター32から射出された第1光E1を、第1光軸3Aと異なる第1方向である左右方向Xについて広角化する第1光学素子33を備える。また、第2光射出部4は、光を射出する第2光源41と、第2光源41から射出された光を第2光軸4Aに対して略平行化する第2コリメーター42と、第2コリメーター42から射出された第2光E2を、第2光軸4Aと異なる第1方向である左右方向Xについて広角化する第2光学素子43を備える。さらに、第1光学素子33および第2光学素子43の下流側には、第1曲面部25および第2曲面部26を備える曲面形状のカバーレンズ22が設けられている。
本実施形態の光射出装置2は、カバーレンズ22の第1曲面部25の曲率中心である第1曲率中心P1と、第1光学素子33において第1光E1が広角化される起点となる第1拡散中心35とが重なり、且つ、第2曲面部26の曲率中心である第2曲率中心P2と、第2光学素子43において第2光E2が広角化される起点となる第2拡散中心45とが重なる。従って、第1光射出部3および第2光射出部4に対してカバーレンズ22が傾いたとしても、カバーレンズ22を透過する光がその出射方向に応じて屈折してライトカーテンLCが歪むことはない。また、第1光射出部3および第2光射出部4からカバーレンズ22に入射する光の入射角度が小さいため、界面反射による光のロスを小さくすることができる。よって、ライトカーテンLCの歪みが少なく、かつ、ライトカーテンLCの光量の低下が少ない。よって、本実施形態の光射出装置2を備えた画像表示システムは、投写面SCの上部におけるタッチ操作の操作性を向上させることができる。
本実施形態では、左右方向Xに略平行な回転軸線である第1軸Lを中心としてカバーレンズ22が回転可能に支持されている。従って、第1光射出部3および第2光射出部4に対してカバーレンズ22が傾斜していた場合に、カバーレンズ22の取付角度を適正な角度に調整することが可能である。
本実施形態では、第1光学素子33および第2光学素子43は、パウエルレンズからなる小レンズ330、430をアレイ化したレンズアレイを備えている。このように、パウエルレンズをアレイ化することによって、隣り合う小レンズ330、430によって広角化された光が重畳される。従って、第1光源31と第1光学素子33との位置精度の低下、および、第2光源41と第2光学素子43との位置精度の低下があっても、投写面SCに沿う方向の光の強度分布の偏りを抑制することができる。よって、第1光源31と第1光学素子33との位置合わせ精度の緩和、および、第2光源41と第2光学素子43との位置合わせ精度の緩和が可能となる。
[変形例]
(1)本実施形態では、光学素子として、パウエルレンズからなる小レンズをアレイ化したレンズアレイを用いているが、単一のパウエルレンズを用いてもよい。
(1)本実施形態では、光学素子として、パウエルレンズからなる小レンズをアレイ化したレンズアレイを用いているが、単一のパウエルレンズを用いてもよい。
(2)本実施形態では、第1光軸3Aと第2光軸4Aとが第1光学素子33および第2光学素子43の光路前段で交差するが、第1光軸3Aと第2光軸4Aとが交差しないように第1光射出部3と第2光射出部4を構成してもよい。
[他の実施形態]
本発明は、上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。例えば、本実施形態の画像表示システム100は、プロジェクター1によって投写面SCに映像光GLを投写するものであったが、投写面SCは画像を表示する表示面であればよい。例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示面を光射出装置によって形成されるライトカーテンで覆う構成であってもよい。
本発明は、上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。例えば、本実施形態の画像表示システム100は、プロジェクター1によって投写面SCに映像光GLを投写するものであったが、投写面SCは画像を表示する表示面であればよい。例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示面を光射出装置によって形成されるライトカーテンで覆う構成であってもよい。
1…プロジェクター、2…光射出装置、3…第1光射出部、3A…第1光軸、4…第2光射出部、4A…第2光軸、5…筐体、10…ペン、11…投写用光源、12…光変調装置、13…投写レンズ、14…制御部、15…投写装置、16…撮像装置、21…装置本体、22、22A、22B…カバーレンズ、23…内側面、24…外側面、25…第1曲面部、26…第2曲面部、27…第1平坦部、28…第2平坦部、31…第1光源、32…第1コリメーター、33…第1光学素子、33N…第1入射面、33S…第1平面、34…光学素子体、35…第1拡散中心、41…第2光源、42…第2コリメーター、43…第2光学素子、43N…第2入射面、43S…第2平面、45…第2拡散中心、100…画像表示システム、330…小レンズ、430…小レンズ、D…光の出射位置と投写面との前後方向の距離、E1…第1光、E2…第2光、GL…映像光、H…幅方向、Hsc…投写面の高さ、L…第1軸、LC…ライトカーテン、M…支持装置、P…曲率中心、P1…第1曲率中心、P2…第2曲率中心、Pv…仮想中心面、Q…出射位置、R…傾斜角度、RL…反射光、SC…投写面、V…積層方向、Wsc…投写面の幅、X…左右方向、Y…前後方向、Z…鉛直方向。
Claims (5)
- 第1光源と、
前記第1光源から射出された光を前記第1光源の光軸である第1光軸に対して略平行化する第1コリメーターと、
第2光源と、
前記第2光源から射出された光を前記第2光源の光軸である第2光軸に対して略平行化する第2コリメーターと、
前記第1コリメーターから射出される第1光、および、前記第2コリメーターから射出される第2光を、前記第1光軸および前記第2光軸のいずれとも異なる第1方向について広角化する光学素子と、
前記光学素子の下流側に設けられ、第1曲面部および第2曲面部を備える曲面形状のカバーレンズと、を有し、
前記光学素子は、第1拡散中心を起点として前記第1光を前記第1方向に広角化し、且つ、第2拡散中心を起点として前記第2光を前記第1方向に広角化し、
前記第1光軸および前記第2光軸と直交する方向から見た場合に、前記カバーレンズは、前記第1曲面部の曲率中心である第1曲率中心と前記第1拡散中心とが重なり、且つ、前記第2曲面部の曲率中心である第2曲率中心と前記第2拡散中心とが重なることを特徴とする光射出装置。 - 前記カバーレンズは、前記第1方向に略平行な回転軸線を中心として回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の光射出装置。
- 前記光学素子は、パウエルレンズであることを特徴とする請求項1または2に記載の光射出装置。
- 前記光学素子は、複数の小レンズが前記第1方向に並ぶ入射面を備え、
前記小レンズはパウエルレンズであることを特徴とする請求項1または2に記載の光射出装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の光射出装置と、
前記光射出装置から射出された光の反射位置を検出する検出装置と、
投写面と、
前記検出装置により検出された検出結果に応じた画像を前記投写面に投写する投写装置と、を備えることを特徴とする画像表示システム。
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