JP2020033902A - 内燃機関のシリンダヘッド - Google Patents

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健太 萩原
康裕 三戸
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康裕 三戸
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Abstract

【課題】吸気ポートにインジェクタから燃料が噴射されるシリンダヘッドであって、吸気ポートへの燃料の付着を防止できる構造を提供する。【解決手段】インジェクタ21は吸気ポート6の上に配置されており、クランク軸線方向から見て、インジェクタ21の軸心28と吸気ポートの軸心29とは交差している。そして、インジェクタ21の軸心28が吸気バルブ8の下端縁のあたり(吸気ポート6の出口の下端縁のあたり)を通るように設定している。吸気ポート6の出口は、燃料の噴射エリアに包摂されている。従って、燃料の噴射角度θは、従来の2倍程度になっている。燃料は吸気ポート6の下面6aに向かい気味になるため、吸気ポート6の上面に燃料が付着することを防止できる。かつ、燃料が吸気ポート6の下面6aに向かっても、下面6aに到達す前に吸気で押されて気筒に流入する。【選択図】図2

Description

本願発明は、内燃機関のシリンダヘッドに関するものである。
自動車用等のガソリンエンジンでは、吸気に燃料を混合して燃焼させており、燃料は、一般に、吸気ポートに向けて開口したインジェクタによって噴射されている。インジェクタは、吸気マニホールドに取り付ける場合とシリンダヘッドに取り付ける場合とがある。
インジェクタをシリンダヘッドに取り付ける場合の構成の一例が、特許文献1に開示されている。すなわち、インジェクタは吸気ポートの上方部に傾斜姿勢で配置されるが、特許文献1では、インジェクタは、その軸心が、吸気ポートの出口の中心よりも少し上側(気筒軸心に寄った側)を通るように配置されている。特許文献1とは異なって、インジェクタの軸心が、吸気ポートの出口の中心(或いは、閉弁状態にある吸気バルブの中心)を通るように設定されていることも多い。
インジェクタから噴出した燃料はテーパ状に拡散していくが、従来は、燃料の広がり角度をできるだけ小さくして、燃料の大半が吸気ポートの出口穴に向かうように設定している。特許文献1には燃料の広がり状態は明示されていないが、インジェクタの配置角度を考慮すると、燃料は吸気ポートの出口穴を狙って噴出されていると推測される。
特開2009−47024号公報
燃料を吸気ポートの出口に向けて噴出させる従来構造は合理的のように思えるが、従来構造では、霧化した燃料が吸気ポートの上面に付着しやすくて、デポジットが発生しやすくなることが懸念される。つまり、霧化して微細燃料がボート内面に付着すると、付着した燃料粒子が互いに結びついて滴に成長していき、吸気ポートに吹き返した燃焼ガスの影響も受けてデボジット化するのであり、デポジットが剥離して燃焼室に入ると、排気ガスの成分を悪化させることになる。
また、燃料が吸気ポートの出口に向かうように設定すると、燃料の広がり角度は小さくなるため、燃料は粒子が大型化して運動エネルギは大きくなる傾向があり、すると、吸気との混合性が不十分になって、燃費の悪化や排気ガスの成分悪化をもたらすおそれがあった。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明のシリンダヘッドは、
「入り口が吸気側面に開口して出口が燃焼室に開口した吸気ポートと、前記吸気ポートの上に配置されたインジェクタとを備えており、前記インジェクタから燃料が噴射される構成であって、
前記インジェクタは、その軸心が前記吸気ポートの出口の中心よりも下方の部位(吸気ポートの出口の中心を挟んでシリンダボア軸心と反対側の部位)を通る姿勢で配置されている」
という構成になっている。
インジェクタは吸気ポートの上に配置されているため、クランク軸線方向から見て、インジェクタの軸心と吸気ポートの軸心とが交差しており、燃料は、吸気ポートに対して斜め上方から噴出する。従って、燃料は吸気によって上向きに押される傾向を呈する。これが、燃料が吸気ポートの上面に付着しやすかったことの一因であったと云える。
この点について検討するに、本願発明においても、インジェクタから吸気ポートに噴射された燃料は吸気によって上向きに押される傾向を呈するが、本願発明では、インジェクタの軸心が吸気ポートの下面の側に寄っていることにより、燃料は吸気ポートの下面に向かうものが多いため、吸気で押されても吸気ポートの上面に向かうことなく出口に送られる。従って、燃料が吸気ポートの上面に付着してデポジット化することを防止できる。
また、燃料の一部は吸気ポートの下面に向かうが、吸気ポートの下面に到達する前に吸気で押されて出口に送られるため、現実には、燃料が吸気ポートの下面に付着する事態は生じない。
従って、本願発明によると、吸気ポートの内面に燃料が付着することを防止して、燃費の悪化や排気ガス成分悪化を防止できる。
本願発明において、燃料の噴射角度は変えることなく噴射方向のみを本願発明の構成にすることも可能であるが、燃料の噴射方向を従来よりも下向きに設定しつつ、吸気ポートの出口が燃料の噴射領域に入るように噴射角度を大きくすると、燃料の霧化が促進されて燃料のペネトレーションが低下するため、吸気による燃料の押し作用が向上して吸気ポートへの燃料き付着防止効果を更に向上できると共に、燃料と吸気の混合性を高めることができる。
従って、燃料の噴射角度を広げつつ本願発明の構成を採用すると、燃料の燃焼性を高めて、燃費の向上と排気ガスの無害化とに大きく貢献できる。
実施形態の要部の縦断正面図である。 図1の部分拡大図である。
(1).基本構造
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、自動車用ガソリンエンジンに適用しており、エンジンは、シリンダブロック1と、その上面に固定されたシリンダヘッド2とを備えている。シリンダヘッド2の上面には、ヘッドカバー3が固定されている。エンジンは、例えば3気筒又は4気筒であり、シリンダブロック1には、3つ又は4つのシリンダボア4がクランク軸線方向に並んで形成されている。
シリンダヘッド2には、シリンダボア4に対応した下向き開口の燃焼室5と、燃焼室5と吸気側面2aとに開口した吸気ポート6の群と、燃焼室5と排気側面(図示せず)とに開口した排気ポート7の群とが形成されている。吸気ポート6は1つの燃焼室5に対応して2つずつ形成されており、各吸気ポート6の出口は、それぞれ吸気バルブ8によって開閉される。
排気ポート7も1つの燃焼室5に対応して2つずつ形成されており、各排気ポート7の入り口は、それぞれ排気バルブ9によって開閉される。シリンダヘッド2には、バルブ8,9を受けるバルブライナー10,11を嵌着している。従って、吸気ポート6の出口はバルブライナー10で構成されている。バルブ軸8a,9aは、スリーブ12によって摺動自在に保持されている。
吸気バルブ8と排気バルブ9とは、クランク軸線方向から見て、上に向けて互いの間隔が離れるように、気筒軸心13に対して傾斜している。吸気バルブ8におけるバルブ軸8aの上端には、ばね14で上向きに付勢されたバルブリフタ(ヘッド)15が固定されており、バルブリフタ15にはカム軸16が上から当たっている。シリンダヘッド2には、吸気バルブ8のバルブリフタ15が往復動する動弁空間17が存在している。排気バルブ9も同様である。符号18で示すのは、カムキャップである。
吸気ポート6は、クランク軸線方向から見て大きく寝た姿勢になるように、気筒軸心13に対して傾斜しており、その入り口(開口端)には、吸気マニホールド19が接続されている。なお、1つの気筒に対応して一対の吸気ポート6が形成されているが、一対の吸気ポート6は、それぞれ独立して吸気マニホールド19に連通していてもよいし、吸気マニホールド19には1つの集合部で連通して、1つの集合部から2つの吸気ポート6が分離していてもよい。
(2).インジェクタとその周辺の構造
シリンダヘッド2のうち各吸気ポート6の上の部位には、それぞれインジェクタ21が取付けられている。従って、本実施形態のインジェクタ21は、1つの吸気ポート6に1つのインジェクタ21から燃料を噴射するデュアルタイプである。
インジェクタ21は、筒状の本体22を備えている。本体22の先端部は段違いになっていて、これが、シリンダヘッド2に形成したインジェクタ取付け穴23にOリング24を介して取付けられている。更に、本体22の基端は、クランク軸線方向に長いデリバリ管25に接続されている。また、本体22のうち基端寄りの部位には、ケーブルによってECUに接続されたコネクタ26を設けており、本体22には電磁式のアクチュエータを内蔵している。
インジェクタ21の先端は、吸気ポート6の上方にずれて配置されている。従って、吸気ポート6の上面に上部凹所27を形成して、本体22の先端面22aを上部凹所27に露出させている。従って、燃料は、上部凹所27を経由して吸気ポート6に噴出する。本体22の先端面22aは、インジェクタ取付け穴23の開口面(上部凹所27の基端面)23aと同一面を成している。
インジェクタ21は、クランク軸線方向から見て、気筒軸心13及びシリンダヘッド2下面に対して傾斜しているが、気筒軸心13に対する傾斜角度は、吸気バルブ8の傾斜角度よりは大きくて、吸気ポート6の傾斜角度よりは小さくなっている。従って、クランク軸線方向からみて、インジェクタ21の軸心28と吸気ポート6の軸心29とは交差している。逆に見ると、インジェクタ21の軸心28と吸気ポート6の軸心29とが交差しているため、インジェクタ21から燃料を吸気ポート6に噴出できる。
上部凹所27は、インジェクタ21の先端を吸気ポート6から逃がすために必要な空所であり、インジェクタ21から離れるに従って断面積は小さくなっている。そして、上部凹所27のうちインジェクタ21の直下部に、吸気ポート6と反対側(或いは動弁空間17の側)に凹んだ補助凹所30を形成している。上部凹所27は、インジェクタ21の軸心方向から見ると、インジェクタ21の軸心を囲うように湾曲している。補助凹所30も同様である。
補助凹所30のうち、インジェクタ21に近いある程度の範囲は、インジェクタ21から遠ざかるに従ってインジェクタ21の軸心28から離れる広がり面(拡径テーパ面)30aになって、それよりも下流側の部分は、インジェクタ21から遠ざかるに従ってインジェクタ21の軸心28に近づく絞り面(縮径テーパ面)30bになっている。従って、補助凹所30は、クランク軸線方向から見てく字形の形態を成している。
上部凹所27のうち補助凹所30よりも下流側の部分の上部は、インジェクタ21における燃料噴射の噴射角度θで広がる仮想円錐の一部と重なっている。すなわち、燃料噴射エリアの外延を構成する仮想円錐面の上部を成すように、基準円錐面27aが形成されている。
他方、補助凹所30の絞り面30bは、インジェクタ21の軸心28と同心の円柱の一部を成すように形成されている。すなわち、補助凹所30の絞り面30bは、インジェクタ21と同心の円弧面が連続したストレート状の凹面になっている。
補助凹所30の広がり面30aは、大まかには、基準円錐面27aと同様に、燃料噴射角度θと同じ角度で拡径する円錐面の一部と重なっている。従って、広がり面30aと仮想円錐面との間には、どの部位においても等しい間隔なっている。但し、広がり面30aは、図1,2の縦断側面視において、直線状でなく下向きに凹んだ曲面となすことが可能である。この場合は、仮想円錐面の一部を成すとは云えず、仮想円錐面の外側に膨れた形態になる。
補助凹所30は、隔壁31によって動弁空間17と仕切られており、隔壁31は、全体に亙ってほぼ等しい厚さになっている。このため、隔壁31により、動弁空間17に向けて突出した突部32が形成されている。この突部32も、クランク軸線方向から見てく字形になっている。なお、動弁空間17には、隔壁31と対向するようにガイド片33が配置されている。従って、動弁空間17のうち、隔壁31とガイド片33とで囲われた部位は、下方に開口したポケット部17aになっている。
さて、燃料は、インジェクタ21からテーパ状の広がりを持って噴出し拡散していく。そして、従来は、一般に、インジェクタ21の軸心28が吸気ポート6の入り口の中心(吸気バルブ8の中心)を通るように設定しているが、本実施形態では、インジェクタ21の軸心28が、吸気ポート6における出口のうち気筒軸心13から遠い端部を通るように設定している。
吸気バルブ8との関係で述べると、インジェクタ21の軸心28が、吸気バルブ8の外周のうち、気筒軸心13から遠い下端(或いはその近傍)を通るように設定している。従って、従来に比べると、インジェクタ21は、気筒軸心13の側に起きた姿勢で配置されている。
更に、燃料はテーパ状に広がって拡散するが、従来は、概ねテーパで吸気バルブ8を包むような態様になっていたのに対して、本実施形態では、吸気バルブ8は、テーパの半分の角度内に収まっている。従って、本実施形態における燃料の噴射角度(広がり角度)θは、従来に比べて2倍程度になっている。
(3).燃料噴射の態様に関連したまとめ
本実施形態では、インジェクタ21は従来よりも気筒軸心13の側に起きた姿勢になっているため、インジェクタ21は気筒軸心13の側に寄せられる。従って、インジェクタ21を配置するための肉部が吸気ポート6の内部に進入することを防止又は著しく抑制できる。従って、吸気ポート6の断面積をできるだけ均等化して、吸気のスムースな流れを確保できる。
さて、本実施形態では、燃料の噴射角度θは従来に比べて大きくて、インジェクタ21の軸心28が吸気バルブ8の下縁のあたりを通っているため、燃料の相当量が吸気ポート6の下面6aに向かう傾向を呈する。しかし、燃料の噴射角度θは大きいことに起因して霧化が促進されて直進性が低下しているため、燃料が吸気ポート6の下面6aに向かっても、吸気に乗って気筒に送られる。従って、燃料が吸気ポート6の下面6aに付着することは、現実には生じない。この作用を、図2において矢印36で模式的に示している。
また、燃料のうち相当部分が吸気ポート6の下面に向かうため、吸気によって燃料が押されても、吸気ポート6の上面には付着しにくくなっている。従って、燃料が吸気ポート6の上面に付着することを防止又は大幅に抑制できる。
また、吸気ポート6の下面はシリンダブロック1に近くて昇温しているため、燃料が下面6aに付着しても即座に蒸発して、吸気に乗って気筒に送られる。従って、インジェクタ21の軸心28の通過位置を下側にずらしても、吸気ポート6の下面に6aに燃料が付着することはない。
また、燃料の噴射角度θを大きくすると、既述のとおり燃料の霧化は促進されるため、燃料粒子の運動エネルギは大きく低下する。従って、吸気ポート6の上面近傍に噴射された燃料であっても、吸気ポート6の上面に付着することなく、吸気に乗って気筒に送られる。この面においても、燃料の付着を防止できる共に、燃料と吸気との混合性を向上できる。
本実施形態では、既述のとおり、上部凹所27の基準円錐面27aを燃料の広がり角度の円錐面と一致させている。従って、インジェクタ21から噴出した燃料は、上部では、基準円錐面27aを掠めるようにして流れることになる。従って、上部凹所27の内面への燃料の付着を防止できる。
そして、燃料の噴射速度は距離に反比例するが、上部凹所27の基準円錐面27aが燃料の噴射角度と略同じに設定することにより、燃料の速度が速い段階において上部凹所27への燃料の付着を防止しつつ、速度が低下した燃料を吸気に乗せることにより、吸気ポート6の下面6aの付着を防止しつつ気筒に送り込むことができる。
従って、本実施形態では、インジェクタ21の姿勢と、燃料噴射の広がり角度θ、上部凹所27の基準円錐面27aの傾斜角度との三者が相まって、吸気ポート6の上下面への燃料の付着を防止しつつ、霧化が促進された燃料を気筒に供給できると云える。
(4).補助凹所30に関連したまとめ
本実施形態のようにインジェクタ21の直下部に補助凹所30を形成すると、補助凹所30の箇所がバッファ空間となって空気の緩衝層が形成されることにより、補助凹所30に向かった燃料は空気の緩衝層によって押し戻される傾向を呈して、燃料の付着が防止されると云える。
また、補助凹所30は、絞り面30bによって下流側に向けて絞られており、やがて上部凹所27に収束しているため、補助凹所30に近い部位に位置した燃料は流速を増す。すなわち、燃料の流れによって空気が引かれるが、引かれた空気が絞り面30bで挟まれて燃料が下方に押される現象が生じることから、燃料の速度が高くなる。従って、燃料は補助凹所30から速やかに離脱して吸気ポート6に流れ込み、吸気に乗って気筒に送られる。
動弁空間17には油滴が飛散しており、底面にはかなりのオイルが溜まっている。従って、動弁空間17の下面に溜まったオイルは、自動車の揺れやエンジンの振動等により、図2に模式的に矢印35で示すように、前後左右に流れ移動して、隔壁31の内面に触れる機会も多い。
そして、オイルは昇温しているため、オイルから隔壁31に熱交換されて、補助凹所30に燃料が付着したときに、燃料を蒸発させる作用を発揮し得るが、実施形態のように隔壁31の内面を突部32に形成すると、オイルが当たり易くなると共に、オイルが当たると流速が低下して隔壁31との接触時間が長くなるため、オイルから隔壁31への熱交換の効率を向上できる。その結果、燃料が補助凹所30に付着しても速やかに蒸発させて、デポジット化することを防止できる。
(5).その他
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は、他にも様々に具体化できる。例えば、インジェクタは、必ずしも1つの吸気ポートに対応して1本が配置されるデュアルタイプである必要はなく、2つの吸気ポートに1本のインジェクタを配置したシングルタイプにも適用できる。
本願発明は、内燃機関のシリンダヘッドに具体化できる。従って、産業上利用できる。
2 シリンダヘッド
2a 吸気側面
5 燃焼室
6 吸気ポート
8 吸気バルブ
13 気筒軸心
21 インジェクタ
22 インジェクタの本体
23 インジェクタ取付け穴
27 上部凹所
28 インジェクタの軸心



Claims (1)

  1. 入り口が吸気側面に開口して出口が燃焼室に開口した吸気ポートと、前記吸気ポートの上に配置されたインジェクタとを備えており、前記インジェクタから燃料が噴射される構成であって、
    前記インジェクタは、その軸心が前記吸気ポートの出口の中心よりも下方の部位を通る姿勢で配置されている、
    内燃機関のシリンダヘッド。
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