JP2020029031A - 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】HDDへの書き込み中に電源の強制的な切断が発生した場合であっても、安価な構成でファイルシステムの破損を防止しつつミラーリングを好適に行う仕組みを提供する。【解決手段】画像処理装置は、2つのHDDを備え、データを保護すべくミラーリングを行う。また、本画像処理装置は、画像処理装置に対する電源が強制的に切断された際に、何れかのHDDへ電源を供給するキャパシタを備える。このような構成において、本画像処理装置は、HDDへのデータの書き込み中に、画像処理装置に対する電源の強制的な切断を検出すると、2つのHDDのうち一方のHDDへ、キャパシタによる電源を供給し、当該HDDに対して、データの書き込みを行う。【選択図】 図1
Description
本発明は、画像処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
HDDへのデータ書き込み中に、電源スイッチの押下などによる電源の強制的な切断が発生すると、書き込み中のデータが正常に書き込まれないwrite abortが発生し、MFPのファイルシステムが破損する可能性がある。この対策として、MFPに大容量のUPS(無停電電源装置)や、HDDにキャパシタを付ける構成が必要となっていた。特許文献1には、HDDデータ保護システムとして、電力供給停止が発生しても論理破壊を防止するディスクドライブ装置が提案されている。
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。上記従来技術ではHDD内のデータバッファ内に連続データとして保持しているか否かによって、HDDにデータを書き込むかどうかの制御を切り替えており、データの属性に関わらずデータの保護が完全に保証されるということでは無かった。また、ミラーリングHDD構成の場合、電源強制切断による電力供給が停止した場合でもデータを保護するためには、HDD2台分のキャパシタを備える必要があり、コストアップに繋がっていた。
本発明は、上述の問題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、HDDへの書き込み中に電源の強制的な切断が発生した場合であっても、安価な構成でファイルシステムの破損を防止しつつミラーリングを好適に行う仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、第1記憶手段と第2記憶手段とを備え、ミラーリングを行う画像処理装置であって、前記画像処理装置に対する電源が強制的に切断された際に前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段に電源を供給する電荷蓄積手段と、前記画像処理装置に対する電源の強制的な切断を検出する検出手段と、前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段へのデータの書き込み中に、前記検出手段によって電源の強制的な切断が検出されると、前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段のうち一方の記憶手段へ、前記電荷蓄積手段による電源を供給する電源制御手段と、前記電荷蓄積手段によって電源が供給されている前記一方の記憶手段に対して、データの書き込みを行う書込手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、HDDへの書き込み中に電源の強制的な切断が発生した場合であっても、安価な構成でファイルシステムの破損を防止しつつミラーリングを好適に行うことができる。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確立されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。なお、実施形態に係る画像処理装置として複合機(デジタル複合機/MFP/Multi Function Peripheral)を例に説明する。しかしながら本発明の主旨を逸脱しない範囲で、レーザプリンタやFAXなどの電子写真方式の画像処理装置に適用することが可能である。また、本発明は、適用対象を画像処理装置に限定する必要はなく、画像形成機能や画像処理機能を有していない情報処理装置にも適用することも可能である。
<第1の実施形態>
<画像処理装置の構成>
以下では、添付図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態における画像処理装置100の構成を説明する。
<画像処理装置の構成>
以下では、添付図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態における画像処理装置100の構成を説明する。
画像処理装置100は、CPU101、ROM102、DRAM103、SRAM104、操作部105、電源ユニット106、電源監視部107、充放電制御回路108、キャパシタ109、及び電源切替回路110を備える。さらに、画像処理装置100は、ホストインタフェース(I/F)113、ASIC120、ミラーリング制御IC121、S.M.A.R.T.情報解析部122、HDD123、124、プリンタエンジンI/F130、及びスキャナI/F132を備える。プリンタエンジンI/F130、及びスキャナI/F132は、それぞれ、プリンタエンジン131、スキャナ133に接続される。なお、プリンタエンジン131及びスキャナ133は、画像処理装置100に内蔵されてもよい。各部は、内部バス125によって相互にデータを送受可能に接続される。
CPU101は、画像処理装置全体を統括的に制御するマイクロコンピュータである。DRAM103は、CPU101で実行されるプログラムが格納されるメモリであり、また、CPU101が演算処理に用いるデータを一時的に格納する為のワークメモリでもある。ROM102は、画像処理装置100の起動に用いるプログラムが格納されており、画像処理装置100の起動の際に使用される。HDD1(123)、及びHDD2(124)は、画像処理装置100の制御に関するソフトウェアや各種設定、保存された文書等を格納するためのストレージである。また、HDD123、124は、CPU101の処理データの書き込みや、画像データをスプールするために用いられる。
操作部105は、操作者がコマンドを入力するタッチパネルやハードウェアキーなどを含んで構成され、画像処理装置のステータス情報、操作画面を表示させるユーザインタフェースである。ホストI/F113は、外部のローカルエリアネットワーク回線112を介して不図示の外部機器又はホストPCとのデータの送受信を行うためのインタフェースである。SRAM104は、画像処理装置100の種々の設定情報を記憶するための不揮発性メモリである。
スキャナI/F132は、スキャナ133を介して原稿をスキャンするためのスキャナI/F回路である。プリンタエンジンI/F130は、用紙に画像を印刷するためのプリンタエンジン131のI/F回路である。電源ユニット106は、電源切替回路110へAC電源を供給する。充放電制御回路108は、電源の強制的な切断が発生した場合に、HDDにデータを書き込む間の電荷を蓄えているキャパシタ109の充電、放電を制御する回路である。ここで、電源の強制的な切断とは、例えば、画像処理装置100のAC電源のコンセントが強制的に抜かれることによる電源断などを示し、画像処理装置100へのAC電源の供給が強制的に終了されるケースを想定している。ASIC(Application Specific Integrated Circuit)120は、前述のホストI/F113から受信した印字データを展開して画像処理を行う。ミラーリング制御IC121は、書込手段として機能し、ミラーリング構成のHDD123、124を制御する。HDD123、124は、ミラーリング構成のHDDである。S.M.A.R.T.情報解析部122は、HDDの属性情報としてのS.M.A.R.T.情報を解析し、HDDの劣化具合を判断する。
<電源切替回路の構成>
次に、図2を参照して、図1の電源切替回路(電源制御部)110の内部構成を説明する。図2において、201は、電源監視部107から出力される電源状態を示す信号を示す。202は、信号201に従って、電源の供給元を電源ユニット106にするか、キャパシタ109にするかを選択制御する回路である。203は、信号201に従って、ミラーリングHDD123、124への電源供給を行うか停止するかを切り替える電源切替回路である。204は、ミラーリング制御IC121がS.M.A.R.T.情報解析部122からの出力信号と、信号201の状態に従って、ミラーリング構成のHDD2台の内から電源を供給するHDDを1台選択するための制御回路である。205は、ミラーリング制御IC121が制御回路204へ出力する、HDDのいずれを選択するかに関する選択信号である。206は、回路202が制御回路204へ出力する、電源の供給元を選択するための選択信号である。
次に、図2を参照して、図1の電源切替回路(電源制御部)110の内部構成を説明する。図2において、201は、電源監視部107から出力される電源状態を示す信号を示す。202は、信号201に従って、電源の供給元を電源ユニット106にするか、キャパシタ109にするかを選択制御する回路である。203は、信号201に従って、ミラーリングHDD123、124への電源供給を行うか停止するかを切り替える電源切替回路である。204は、ミラーリング制御IC121がS.M.A.R.T.情報解析部122からの出力信号と、信号201の状態に従って、ミラーリング構成のHDD2台の内から電源を供給するHDDを1台選択するための制御回路である。205は、ミラーリング制御IC121が制御回路204へ出力する、HDDのいずれを選択するかに関する選択信号である。206は、回路202が制御回路204へ出力する、電源の供給元を選択するための選択信号である。
<電源の強制的な切断時の処理手順>
次に、図3を参照して、本実施形態に係る画像処理装置による電源の強制的な切断時の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば、CPU101がROM102に格納されたプログラムをDRAM103に読み出して実行することにより実現される。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る画像処理装置による電源の強制的な切断時の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば、CPU101がROM102に格納されたプログラムをDRAM103に読み出して実行することにより実現される。
まず、S101で、S.M.A.R.T.情報解析部122がミラーリング構成の2台のHDD123、124から、属性情報としてS.M.A.R.T.情報を取得し、解析する。S102で、ミラーリング制御IC121は、S.M.A.R.T.情報解析部122による解析結果に基づき、2台のHDDのうちから、電源の強制的な切断が発生した際に電力を一時的に供給するマスター側のHDDを選択する。続いて、S103で、ミラーリング制御IC121は、制御回路204に対して選択したHDDに基づく選択信号205を出力する。
S104で、電源監視部107は、電源の強制的な切断が発生したか否かをモニタリングする。具体的には、電源監視部107は、電源の強制的な切断による電圧低下を検出することにより、電源の強制的な切断が発生したか否かを判断する。強制的な切断が発生すると、S105に進み、電源監視部107は、信号201を制御回路202と電源切替回路203へ出力する。これを受けて、電源切替回路203は2台のHDDへの電源供給を停止させ、制御回路202はキャパシタ109に充電されている電荷をミラーリング制御IC121と、選択されたマスター側のHDDへ供給する。その後、S106で、ミラーリング制御IC121は、キャパシタ109からの電力供給により、書き込み中のデータを、選択されたマスター側のHDDへの書き込みを行い、処理を終了する。
<再起動時の処理手順>
次に、図4を参照して、本実施形態に係る画像処理装置による、電源の強制的な切断発生後に電源を再投入したときのマスター側HDDからスレーブ側HDDへのデータ整合をとるときの処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば、CPU101がROM102に格納されたプログラムをDRAM103に読み出して実行することにより実現される。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る画像処理装置による、電源の強制的な切断発生後に電源を再投入したときのマスター側HDDからスレーブ側HDDへのデータ整合をとるときの処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば、CPU101がROM102に格納されたプログラムをDRAM103に読み出して実行することにより実現される。
S201で、電源の強制的な切断後に画像処理装置100のメイン電源SWがOnされると、電源ユニット106は、電源供給を開始する。電源供給が開始されると、S102で、CPU101は、ROM102に格納された起動プログラムに従ってシステムの起動を行う。続いて、S203で、CPU101は、システムの起動が完了すると、スタンバイ状態へ移行する。
S204で、CPU101は、画像処理装置100のアイドル状態をモニタリングし、通常モードよりも消費電力の少ないスリープモードへの移行が発生するか否かを判断する。スリープモードへの移行条件(所定の条件)が揃うと、S205に進み、ミラーリング制御IC121は、前回の電源の強制的な切断のときにマスター側HDDへ書き込んだデータをスレーブ側HDDへ書き込むリビルド動作を行う。S206で、ミラーリング制御IC121は、マスター側HDDとスレーブ側HDDとのデータの整合がとれたか否かを判断する。整合がとれると、S207へ進み、電源監視部107は、電源切替回路203に対してHDDへの電源供給をOFFに制御し、スリープ状態へ移行し、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理装置は、2つのHDD(第1記憶手段及び第2記憶手段)を備え、データを保護すべくミラーリングを行う。また、本画像処理装置は、画像処理装置に対する電源が強制的に切断された際に、何れかのHDDへ電源を供給するキャパシタ(電荷蓄積手段)を備える。このような構成において、本画像処理装置は、HDDへのデータの書き込み中に、画像処理装置に対する電源の強制的な切断を検出すると、2つのHDDのうち一方のHDDへ、キャパシタによる電源を供給し、当該HDDに対して、データの書き込みを行う。また、本画像処理装置は、画像処理装置に対する電源の供給が再開されると、他方のHDDに対して、上記一方のHDDに書き込まれたデータを書き込む。このように、本実施形態では、ミラーリング構成のHDDシステムにおいてマスター側HDDのデータを書き込むのに必要なキャパシタ(109)を備えることにより、マスター側HDDの書き込み中のデータの保護が可能となる。また、電源の再投入後にマスター側HDDからスレーブ側HDDへデータの転送と復元を行うことにより、ミラーリングシステムの整合をとることが可能となる。これにより、HDDへの書き込み中に電源の強制的な切断が発生した場合であっても、安価な構成でファイルシステムの破損を防止しつつミラーリングを好適に行う仕組みを提供することができる。
<第2の実施形態>
以下では、本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、スタンバイ中に電源の強制的な切断を検出したときの制御について説明したが、本実施形態では省電力状態であるスリープ中に電源の強制的な切断を検出したときの制御について説明する。
以下では、本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、スタンバイ中に電源の強制的な切断を検出したときの制御について説明したが、本実施形態では省電力状態であるスリープ中に電源の強制的な切断を検出したときの制御について説明する。
図5を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100がスリープ中に電源がOffされてシャットダウン処理を行っている間に、電源の強制的な切断が発生した際の処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば、CPU101がROM102に格納されたプログラムをDRAM103に読み出して実行することにより実現される。
S301で、上記S204で説明した条件が揃うと、CPU101は、スリープモードへ移行する。スリープモード時には省電力化を行うため、S302で、CPU101は、コマンドによりミラーリングHDD123、124への給電を停止させる。その後、S303で、CPU101は、メイン電源SWがOffされたことを検出すると、S304でシャットダウン処理を開始する。
次に、S305で、電源監視部107は、電源の強制的な切断が発生したか否かをモニタリングする。発生していない場合には、S308に進み、そうでない場合にはS306に進む。S308で、CPU101は、画像処理装置100とプリンタエンジン131、スキャナ133のログデータを、ミラーリングHDD123、124へ書き込む。続いて、S309で、CPU101は、これらの一連のシャットダウン処理が終了したか否かを判断し、終了するとS310に進む。S310で、CPU101は、AC入力をOffして、処理を終了する。
一方、S305で電源の強制的な切断が発生したと判断した場合には、S306に進み、電源切替回路110は、マスターHDDに対して、キャパシタ109からの電源供給へ切り替える。その後、キャパシタ109からの電力供給によりS307で、ミラーリング制御IC121は、前述したログデータの書き込みを実行し、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理装置は、スリープモードへの移行中に電源の強制的な切断を検出すると、キャパシタにより一方のHDDへ電源の供給を行って、ログデータの書き込みを行う。このように、本実施形態によれば、スリープモードへの移行中に、電源の強制的な切断が発生した場合であっても、ファイルシステムの破損を防止しつつ、ミラーリングを好適に行うことができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:画像処理装置、101:CPU、102:ROM、103:DRAM、104:SRAM、105:操作部、106:電源ユニット、107:電源監視部、108:充放電制御回路、109:キャパシタ、110:電源切替回路、112:ネットワーク、113:ホストI/F、120:ASIC、121:ミラーリング制御IC、122:SMART情報解析部、123:HDD1、124:HDD2、130:プリンタエンジンI/F、131:プリンタエンジン、132:スキャナI/F、133:スキャナ
Claims (8)
- 第1記憶手段と第2記憶手段とを備え、ミラーリングを行う画像処理装置であって、
前記画像処理装置に対する電源が強制的に切断された際に前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段に電源を供給する電荷蓄積手段と、
前記画像処理装置に対する電源の強制的な切断を検出する検出手段と、
前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段へのデータの書き込み中に、前記検出手段によって電源の強制的な切断が検出されると、前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段のうち一方の記憶手段へ、前記電荷蓄積手段による電源を供給する電源制御手段と、
前記電荷蓄積手段によって電源が供給されている前記一方の記憶手段に対して、データの書き込みを行う書込手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記書込手段は、
前記検出手段によって電源の強制的な切断を検出した後に、前記画像処理装置に対する電源の供給が再開されると、前記電荷蓄積手段によって電源が供給されていなかった他方の記憶手段に対して、前記一方の記憶手段に書き込まれたデータを書き込むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第1記憶手段と前記第2記憶手段との劣化具合を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づき、前記第1記憶手段及び前記第2記憶手段のうち劣化具合の少ない記憶手段を、前記一方の記憶手段として選択する選択手段と
をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記解析手段は、前記第1記憶手段及び前記第2記憶手段のS.M.A.R.T.情報を取得して、それぞれの劣化具合を解析することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記書込手段は、前記画像処理装置が消費電力の少ないスリープモードへ移行する前に、前記他方の記憶手段へのデータの書き込みを行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記電源制御手段は、所定の条件を満たすと前記画像処理装置を消費電力の少ないスリープモードへ移行させ、前記スリープモードへの移行中に前記検出手段によって電源の強制的な切断が検出されると、前記一方の記憶手段へ前記電荷蓄積手段による電源を供給し、
前記書込手段は、前記一方の記憶手段にログデータを書き込むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 第1記憶手段及び第2記憶手段と、画像処理装置に対する電源が強制的に切断された際に前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段に電源を供給する電荷蓄積手段とを備え、ミラーリングを行う画像処理装置の制御方法であって、
検出手段が、前記画像処理装置に対する電源の強制的な切断を検出する検出工程と、
電源制御手段が、前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段へのデータの書き込み中に、前記検出工程で電源の強制的な切断が検出されると、前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段のうち一方の記憶手段へ、前記電荷蓄積手段による電源を供給する電源制御工程と、
書込手段が、前記電荷蓄積手段によって電源が供給されている前記一方の記憶手段に対して、データの書き込みを行う書込工程と
を含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 第1記憶手段及び第2記憶手段と、画像処理装置に対する電源が強制的に切断された際に前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段に電源を供給する電荷蓄積手段とを備え、ミラーリングを行う画像処理装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
検出手段が、前記画像処理装置に対する電源の強制的な切断を検出する検出工程と、
電源制御手段が、前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段へのデータの書き込み中に、前記検出工程で電源の強制的な切断が検出されると、前記第1記憶手段又は前記第2記憶手段のうち一方の記憶手段へ、前記電荷蓄積手段による電源を供給する電源制御工程と、
書込手段が、前記電荷蓄積手段によって電源が供給されている前記一方の記憶手段に対して、データの書き込みを行う書込工程と
を含むことを特徴とするプログラム。
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JP2018155685A JP2020029031A (ja) | 2018-08-22 | 2018-08-22 | 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム |
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