JP2020027958A - 冷凍システム及び無線lanアダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】Web上で操作が可能な冷凍システムに関して、より安全性を高める。【解決手段】無線通信による操作が可能な冷凍システムであって、冷凍機と、冷凍機に付属して設けられ、冷凍機のネットワーク通信部としての機能を有する無線LANアダプタと、無線LANアダプタとローカルエリアネットワークを構成するルータと、電気通信回線を介してルータと通信可能なサーバと、を備え、無線LANアダプタは、サーバから得られる操作指令信号のみを受け付ける、というセキュリティ機能を有する冷凍システムである。【選択図】図1

Description

本開示は、冷凍システム(空調システムを含む。)の制御におけるネットワーク通信に関する。
パソコンや携帯情報端末等を、インターネットに接続して使うことにとどまらず、近年、IoT(Internet of Things)により、制御対象機器をWeb上の信号で操作する制御システムが、色々な分野で考えられている(例えば、特許文献1参照。)。例えば、空調機を遠隔制御する空調システムもその一つである。
特許第4453484号公報
しかしながら、Web上の信号で操作するということは、例えば悪意のある第三者の操作を許す可能性がある。悪意のある第三者の操作を許してしまった場合、空調機であれば温度制御が乱れ、不快な室温になる。低温冷凍装置であれば、被冷凍商品の劣化を招く場合もある。
かかる課題に鑑み、本開示では、Web上で操作が可能な冷凍システムに関して、より安全性を高めることを目的とする。
(1)本明細書に開示するのは、無線通信による操作が可能な冷凍システムであって、冷凍機と、前記冷凍機に付属して設けられ、前記冷凍機のネットワーク通信部としての機能を有する無線LANアダプタと、前記無線LANアダプタとローカルエリアネットワークを構成するルータと、電気通信回線を介して前記ルータと通信可能なサーバと、を備え、前記無線LANアダプタは、前記サーバから得られる操作指令信号のみを受け付ける、というセキュリティ機能を有する。
上記のように構成された冷凍システムでは、Web上で操作が可能な冷凍システムに関して、より安全性を高めることができる。
(2)前記(1)の冷凍システムにおいて、前記ルータも、前記サーバから得られる操作指令信号のみを受け付ける、というセキュリティ機能を有することができる。
この場合、無線LANアダプタとルータとの双方で、不正なアクセスによる操作指令信号の受け付けを抑制することができる。
(3)前記(1)又は(2)の冷凍システムにおいて、前記セキュリティ機能とは、前記サーバからの操作指令信号であると確認できない操作指令信号を廃棄することを含むものであってもよい。
この場合、サーバからの操作指令信号であると確認できない第三者から操作指令信号が来た場合、無線LANアダプタ若しくはルータ又はそれら双方は、その操作指令信号を廃棄し、冷凍機には送らない。
(4)前記(1)〜(3)のいずれかの冷凍システムにおいて、前記セキュリティ機能は解除可能であってもよい。
この場合、ユーザの希望を尊重して、セキュリティ機能を解除することにより、ユーザ自身又は善意の第三者が、ローカルに冷凍機を操作することが可能になる。
(5)前記(1)〜(3)のいずれかの冷凍システムにおいて、前記無線LANアダプタ又は前記ルータは、前記サーバからの操作指令信号であると確認できない操作指令信号を受けたという事象を、前記サーバに報告する機能を有するものであってもよい。
このような機能により、操作指令信号が来たログに基づいて、いわば悪意の第三者を絞り込むことができる場合がある。
(6)前記(1)〜(3)のいずれかの冷凍システムにおいて、前記無線LANアダプタ又は前記ルータは、前記サーバからの操作指令信号であると確認できない操作指令信号を受けたという事象を記憶する機能を有するものであってもよい。
この場合、サーバのみに依存せず、ローカルにも、不正アクセスの記録を残すことができる。
(7)無線LANアダプタとしては、冷凍機に付属して設けられ、前記冷凍機のネットワーク通信部としての機能を有する無線LANアダプタであって、前記冷凍機を制御するサーバから得た操作指令信号を、前記冷凍機に与え、前記サーバ以外から入ってきた操作指令信号を、前記冷凍機に与えることを阻止する選択機能を備えている無線LANアダプタである。
上記のような無線LANアダプタによれば、Web上で操作が可能な冷凍システムに関して、より安全性を高めることができる。
無線通信による操作が可能な空調システムの一実施形態を示す接続図である。 無線LANアダプタに搭載されているCPU及びメモリによって実行されるセキュリティ動作の第1例を示すフローチャートである。 無線LANアダプタに搭載されているCPU及びメモリによって実行されるセキュリティ動作の第2例を示すフローチャートである。 ルータによって実行されるセキュリティ動作の一例を示すフローチャートである。
《冷凍システムの構成例》
無線通信による操作が可能な冷凍システムの一例として、空調システムについて説明する。
図1は、無線通信による操作が可能な空調システム100の一実施形態を示す接続図である。図において、この空調システム100には、まず、空調機の需要家10側の機器として、空調機(室内機)1と、空調機1を操作するリモコン装置1rと、無線LANアダプタ2と、無線LANの機能を備えたルータ3と、需要家10の管理下にある端末装置4とが含まれている。ルータ3は、無線LANアダプタ2及び端末装置4の他、需要家10内の図示しない種々のネットワーク機器と、LAN(ローカルエリアネットワーク)を構成する。端末装置4は、例えば、無線LANの機能を備えたパソコン、タブレットコンピュータ、スマートフォン等である。従って、端末装置4は、無線LANアダプタ2及びルータ3と無線通信が可能である。無線LANアダプタ2は、CPU及びメモリ(ROM,RAM)を搭載しており、プログラムによる動作が可能である。
また、需要家10の外部には、電気通信回線としてのインターネット5を介して、サーバ6が接続されている。サーバ6は、空調機1の遠隔監視等を行う空調サービス提供者側に設置される機器である。サーバ6は、インターネット5を介して、ルータ3と通信可能である。なお、サーバ6は、クラウドサーバであってもよい。
図1に示す空調機1は、例えば、天井7に埋め込むタイプのものである。無線LANアダプタ2は、空調機1の近傍に設置され、空調機1内の回路基板(図示せず。)とハーネス2hを介して接続されている。空調機1に接続された無線LANアダプタ2は、空調機1のネットワーク通信部としての機能を有し、LANのアクセスポイントとなる。
端末装置4は、周知の如く、CPU及びメモリ(ROM,RAM)の他、補助記憶装置として例えばHDD(Hard Disk Drive)を搭載し、CPUがメモリ及びHDDに記憶されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで、必要な機能を実現する。また、端末装置4は、ディスプレイ4dを備えている。プログラムその他必要なデータは、端末装置4に搭載されたメモリ及び補助記憶装置に格納される。
《通常操作の概要》
空調機1は、リモコン装置1rによって操作することができるが、端末装置4によって、ネットワーク上でも操作することができる。但し、サーバ6を経由せずに、端末装置4から直接、無線LANアダプタ2又はルータ3にアクセスして操作することはできない。端末装置4から空調機1の操作を行うには、まず、操作者が、端末装置4を起動して、ルータ3からインターネット5を経由してサーバ6にアクセスする。そして、所定のログイン操作をすることにより、操作者本人の認証が行われ、空調機1の操作を行うサイトにたどり着くことができる。ここで、操作者は、例えば、空調機1のオン・オフ、温度設定等の操作指令を入力することができる。
一方、無線LANアダプタ2は、定期的にサーバ6にアクセスし、操作指令に基づく操作指令信号を受け付ける。受け付けた操作指令信号は、空調機1に渡され、操作指令に従って空調機1が動作する。無線LANアダプタ2は通信量を抑制するために、サーバ6に対して、連続的にではなく、定期的にアクセスする。そのため、操作者が操作指令をサーバ6に入力してから空調機1にそれが反映されるまで、若干の遅延が伴うが、空調という動作の性質上、特に支障は来さない。
《異常操作の概要》
需要家10が、一般家庭ではなく、不特定多数の人が立ち入る場所である場合、端末装置4以外の、例えば悪意のある第三者の端末装置Xが、需要家10内に居る場合がある。この場合、例えば、無線LANアダプタ2やルータ3のSSID(Service Set Identifier)、キー(パスワード)を第三者に知られると、端末装置Xが需要家10内のLANに侵入することはあり得る。この場合、端末装置Xから空調機1の操作指令信号を発することは可能である。しかしながら、このような操作指令信号には、空調機1は反応しない。以下、その要領について説明する。
《無線LANアダプタによるセキュリティ:第1例》
図2は、無線LANアダプタ2に搭載されているCPU及びメモリによって実行されるセキュリティ動作の第1例を示すフローチャートである。セキュリティ機能を用いる設定及び解除する設定は、無線LANアダプタ2本体を操作するか又は、無線LANアダプタ2を操作するユーティリティソフトがインストールされた端末装置4により、行うことができる。
図2において、セキュリティ機能の設定により動作開始となり、セキュリティ機能が解除されるまで(ステップS1でのYes)、このフローチャートによるセキュリティ機能が働く。なお、セキュリティ機能の解除を可能としたのは、ユーザによる自由な選択を可能とするためである。このように、ユーザの希望を尊重して、セキュリティ機能を解除することにより、ユーザ自身又は善意の第三者が、ローカルに空調機1を操作することが可能になる。
セキュリティ機能が働いている場合(ステップS1のNo)、無線LANアダプタ2は、操作指令をサーバ6に問い合わせる(ステップS2)。ここで、その時点でサーバ6にユーザの端末装置4からの操作指令が、前回から更新されるように入力されている場合、無線LANアダプタ2は、サーバから操作指令信号を受信する。操作指令が、前回と同じ入力(変更なし)である場合には、無線LANアダプタ2は、サーバ6から操作指令信号を受信しない。
無線LANアダプタ2がサーバ6から操作指令信号を受信した場合(ステップS3のYes)、無線LANアダプタ2は、操作指令信号を空調機1に渡す(ステップS4)。その後、無線LANアダプタ2は時間待ちを行い(ステップS5)、通信量を節約する。また、サーバ6から操作指令信号を受信しなかった場合(ステップS3のNo)には、無線LANアダプタ2は、そのまま時間待ちを行う(ステップS5)。所定時間が経過すると、ステップS1〜S5の処理が繰り返される。
無線LANアダプタ2は、このような処理を行うことで、操作指令に関してはこれ以外の動作をしない。言い換えれば、空調機1の操作指令は、無線LANアダプタ2がサーバ6に問い合わせてサーバ6から操作指令信号を受け取ったときに限られる。
《無線LANアダプタによるセキュリティ:第2例》
図3は、無線LANアダプタ2に搭載されているCPU及びメモリによって実行されるセキュリティ動作の第2例を示すフローチャートである。本例は、第1例に監視的な機能を追加したものである。
図3において、ステップS1〜S4の処理は、第1例と同様である。異なる処理に関してのみ説明すると、無線LANアダプタ2は、サーバ6から操作指令信号を受信しない場合(ステップS3のNo)、及び、操作指令信号を受信して(ステップS3のYes)空調機1に渡した場合(ステップS4)の双方において、サーバ6以外から操作指令信号を受信したか否かを判定する(ステップS6)。無線LANアダプタ2は、このステップS6の判定を、所定時間が経過するまで繰り返し行う(ステップS10)。なお、操作指令に関しては、無線LANアダプタ2がサーバ6に問い合わせて受信するという形になるので、問い合わせていないのに受信するということは発信源がサーバ6ではない、ということになる。
所定時間が経過する前にサーバ6以外から操作指令信号を受信した場合は、無線LANアダプタ2は、その事象として、例えば、IPアドレス、時刻等を記憶する(ステップS7)。そして、無線LANアダプタ2は、このことをサーバ6に報告し(ステップS8)、その後、操作指令信号を破棄する(ステップS9)。ステップS10において、所定時間が経過すれば、無線LANアダプタ2は、ステップS1からの処理に戻る。
《ルータによるセキュリティ》
無線LANアダプタ2におけるセキュリティの他に、ルータ3にもセキュリティの機能を持たせることは可能である。
図4は、ルータ3によって実行されるセキュリティ動作の一例を示すフローチャートである。ルータ3は、本来、空調機1の操作指令を聞くことは必要でない。しかし、不正の疑いのあるアクセスを監視することには一定の役割を果たすことができる。
図4において、ルータ3は、サーバ6以外から操作指令信号を受信したか否かを判定する(ステップS21)。なお、ルータ3は、受信した操作指令信号に例えばヘッダとして発信源のサーバ6を表す信号が付与されていなければ、発信源がサーバでないと把握することができる。操作指令信号を受信しない場合は、処理を終了する。ルータ3による処理は、定期的に繰り返し行えばよい。サーバ6以外から操作指令信号を受信した場合は、ルータ3は、その事象として、例えば、IPアドレス、時刻等を記憶する(ステップS22)。そして、ルータ3は、このことをサーバ6に報告し(ステップS23)、その後、操作指令信号を破棄する(ステップS24)。
《開示のまとめ》
上記の実施形態の空調システム100および無線LANアダプタ2は、例えば以下のように総括して表現することができる。但し、これらは一表現に過ぎない。
空調システム100は、無線通信による操作が可能であって、空調機11と、無線LANアダプタ2と、ルータ3と、サーバ6とを備える。無線LANアダプタ2は、空調機11に付属して設けられ、空調機1のネットワーク通信部としての機能を有する。ルータ3は、無線LANアダプタ2とローカルエリアネットワークを構成する。サーバ6は、インターネット5を介してルータ3と通信可能である。そして、無線LANアダプタ2は、サーバ6から得られる操作指令信号のみを受け付ける、というセキュリティ機能を有する。
上記のように構成された空調システム100では、例えば無線LANアダプタ2からの問合せにサーバ6から空調機1の操作指令信号が与えられる。言い換えれば、これ以外の形で無線LANアダプタ2は、空調機1の操作指令信号を受け付けることはない。このようにして、不正なアクセスすなわち、サーバ6以外から空調機1を操作する不正な信号を受け取ることを、抑制することができる。
また、ルータ3も、サーバ6から得られる操作指令信号のみを受け付ける、というセキュリティ機能を有するようにしてもよい。
この場合、無線LANアダプタ2とルータ3との双方で、不正なアクセスによる操作指令信号の受け付けを抑制することができる。
また、セキュリティ機能とは、例えば、サーバ6からの操作指令信号であると確認できない操作指令信号を廃棄すること、であってもよい。
この場合、サーバ6からの操作指令信号であると確認できない第三者から操作指令信号が来た場合、無線LANアダプタ2若しくはルータ3又はそれら双方は、その操作指令信号を廃棄し、空調機1には送らない。
また、セキュリティ機能は解除可能であってもよい。
この場合、ユーザの希望を尊重して、セキュリティ機能を解除することにより、ユーザ自身又は善意の第三者が、ローカルに空調機1を操作することが可能になる。
また、無線LANアダプタ2又はルータ3は、サーバ6からの操作指令信号であると確認できない操作指令信号を受けたという事象を、サーバ6に報告する機能を有するようにしてもよい。
このような機能により、操作指令信号が来たログに基づいて、いわば悪意の第三者を絞り込むことができる場合がある。
また、無線LANアダプタ2又はルータ3は、サーバ6からの操作指令信号であると確認できない操作指令信号を受けたという事象を記憶する機能を有することもできる。
この場合、サーバのみに依存せず、ローカルにも、不正アクセスの記録を残すことができる。
また、無線LANアダプタ単体としては、空調機1に付属して設けられ、空調機1のネットワーク通信部としての機能を有する無線LANアダプタ2であって、空調機1を制御するサーバから得た操作指令信号を、空調機1に与え、サーバ以外から入ってきた操作指令信号を、空調機1に与えることを阻止する選択機能を備えている、といえる。
上記のような無線LANアダプタ2では、例えば無線LANアダプタ2からの問合せにサーバ6から空調機1の操作指令信号が与えられる。言い換えれば、これ以外の形で無線LANアダプタ2は、空調機1の操作指令信号を受け付けることはない。このようにして、不正なアクセスすなわち、サーバ6以外から空調機1を操作する不正な信号を受け取ることを、抑制することができる。
なお、上記開示では、空調システムを例示して説明したが、主として業務用の冷蔵装置、冷凍装置等も同様なセキュリティ機能を持たせることができる。広義には、空調機・空調システムは、冷凍機・冷凍システムの一種である。従って、上記の開示における、「空調機」は「冷凍機」に、また、「空調システム」は「冷凍システム」に、それぞれ置き換えて読むことができる。
《その他》
なお、上記実施形態では、端末装置4は需要家10内の装置として説明したが、端末装置4が需要家10の外部にあって、LANの外側からアクセス(遠隔操作)することもある。一方、端末装置Xは、需要家10の空調機1を含む同一LAN内からアクセスを試みるものである。
また、上記実施形態では無線LANアダプタ2は、空調機1とは別に外部に設けられ、ハーネス2hにより接続されるものとして説明したが、無線LANアダプタ2を、空調機1自身に内蔵させることも可能である。
また、上記実施形態では、インターネット5経由でルータ3にサーバ6が接続されている例を示したが、無線LANアダプタ2にセキュリティ機能を持たせることは、インターネット経由に限定される訳ではなく、より小規模な、例えばイントラネットでも同様に活用できる。
以上、実施形態について説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1:空調機(室内機)、1r:リモコン装置、2:無線LANアダプタ、2h:ハーネス、3:ルータ、4:端末装置、4d:ディスプレイ、5:インターネット、6:サーバ、7:天井、10:需要家、100:空調システム、X:端末装置

Claims (7)

  1. 無線通信による操作が可能な冷凍システムであって、
    冷凍機(1)と、
    前記冷凍機(1)に付属して設けられ、前記冷凍機(1)のネットワーク通信部としての機能を有する無線LANアダプタ(2)と、
    前記無線LANアダプタ(2)とローカルエリアネットワークを構成するルータ(3)と、
    電気通信回線(5)を介して前記ルータ(3)と通信可能なサーバ(6)と、を備え、
    前記無線LANアダプタ(2)は、前記サーバ(6)から得られる操作指令信号のみを受け付ける、というセキュリティ機能を有する冷凍システム。
  2. 前記ルータも、前記サーバ(6)から得られる操作指令信号のみを受け付ける、というセキュリティ機能を有する請求項1に記載の冷凍システム。
  3. 前記セキュリティ機能とは、前記サーバ(6)からの操作指令信号であると確認できない操作指令信号を廃棄することを含む、請求項1又は請求項2に記載の冷凍システム。
  4. 前記セキュリティ機能は解除可能である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の冷凍システム。
  5. 前記無線LANアダプタ(2)又は前記ルータ(3)は、前記サーバ(6)からの操作指令信号であると確認できない操作指令信号を受けたという事象を、前記サーバ(6)に報告する機能を有する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の冷凍システム。
  6. 前記無線LANアダプタ(2)又は前記ルータ(3)は、前記サーバ(6)からの操作指令信号であると確認できない操作指令信号を受けたという事象を記憶する機能を有する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の冷凍システム。
  7. 冷凍機(1)に付属して設けられ、前記冷凍機(1)のネットワーク通信部としての機能を有する無線LANアダプタ(2)であって、
    前記冷凍機(1)を制御するサーバ(6)から得た操作指令信号を、前記冷凍機(1)に与え、前記サーバ以外から入ってきた操作指令信号を、前記冷凍機(1)に与えることを阻止する選択機能を備えている無線LANアダプタ(2)。
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