JP2020027229A - 光量調節装置及び光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開放状態から小絞り径まで、円形な光通過開口を形成し、且つ、小型な光量調節装置を提供する。【解決手段】光路に出入りする複数の絞り羽根群と、複数の絞り羽根群を駆動する駆動リングと、光路に対応する光通過開口を有し、駆動リングを回転可能に保持する開口形成部材とを備え、複数の絞り羽根群のそれぞれの絞り羽根は、曲率半径の異なる複数の開口縁部を有し、駆動リングの回転によって絞り全開から小絞りに変化する過程において、絞り羽根で形成される絞り開口は、異なる絞り羽根群の絞り羽根によって交互に形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、絞り装置などの光量調節装置及びそれを備えた光学機器に関する。
絞り装置において形成される光通過開口としての絞り開口の形状は、できるだけ円形に近い方が好ましく、円形に近い絞り開口を形成するために3枚以上の多数枚の絞り羽根(光量調節羽根)が用いられる場合が多い。また、ベース部材(開口形成部材)に形成した固定開口の周囲で回動可能な駆動リングにより多数枚の絞り羽根を回動させることで、円形に近い多角形の絞り開口を形成する。
ここで、特許文献1には、絞り開口形状が円形に近づくように、複数の羽根群を順に使用する絞り装置が開示されている。
特開2017−58679号公報
しかし、特許文献1の絞り装置では、絞り開口形状を円形に近づけようとするほど、羽根群の種類を増やさなければならず、小型化に不利であった。
本発明は、開放状態から小絞り径まで、円形度の高い光通過開口を形成し、且つ、小型な光量調節装置を提供することを目的とする。
本発明の光量調節装置は、光路に出入りする複数の絞り羽根群と、複数の前記絞り羽根群を駆動する駆動リングと、前記光路に対応する光通過開口を有し、前記駆動リングを回転可能に保持する開口形成部材と、を備え、前記複数の絞り羽根群のそれぞれの絞り羽根は、曲率半径の異なる複数の開口縁部を有し、前記駆動リングの回転によって絞り全開から小絞りに変化する過程において、前記絞り羽根で形成される絞り開口は、異なる絞り羽根群の絞り羽根によって交互に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、開放状態から小絞り径まで、円形度の高い光通過開口を形成し、且つ、小型な光量調節装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る光量調節装置の分解斜視図。 第1の絞り羽根群を構成する絞り羽根を示す図。 第2の絞り羽根群を構成する絞り羽根を示す図。 光量調節装置の開口径の変化を示す図。 光量調節装置に絞り羽根を1枚だけ配置した状態を示す図。 図5を部分的に拡大して示した図。 光量調節装置の開口径の変化を示す拡大図。 第1の絞り羽根群のみの動きを示す図。 第2の絞り羽根群のみの動きを示す図。 第2の絞り羽根の重なりを示す図。 円形度の定義を示す図。 絞り径の変化と開口の円形度の変化を示す図。 第1の実施形態における絞り羽根の編み上がりを示す図。 第1の実施形態における光量調節装置とレンズの断面図。 従来例における絞り羽根の編み上がりを示す図。 従来例における光量調節装置とレンズの断面図。 第3の実施形態の光量調節装置の分解斜視図。 第1乃至第3の実施形態のいずれかの絞り装置を搭載した光学機器の概略図。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の光量調節装置の第1の実施形態である絞り装置100の分解斜視図である。
図1において、絞り装置100のベースとなるベース部材4(開口形成部材)は、中央にレンズの光路に対応して光を通過させる開口部4aを有する。開口部4aの外側には、外側係合部4bと係合ピン(固定ピン)4dが配置(立設)されている。ベース部材4は、一般的には、樹脂の成形加工により作成される。ベース部材4には、例えば、ステッピングモータ、ガルバノメータなどを用いた駆動部5が取り付けられ、駆動部5の回転軸には、ピニオンギア6が取り付けられる。
後述する絞り羽根を駆動する駆動リング7は、内側係合部7bと、カムピン7cと、被駆動部7eを有する。駆動リング7は、一般的には、樹脂の成形加工により作成されるが、例えば、樹脂フィルム(PETシート材等)をプレス加工して作成されてもよい。
駆動リング7の内側係合部7bは、ベース部材4の外側係合部4bと係合する。駆動リング7を回転可能に保持するベース部材4の外側係合部4bは、回転中心となる円形状に形成されている。また、図1では、外側係合部4bは連続した円周状に形成されているが、複数の凸部で構成されて、駆動リング7の内側係合部7bと係合するように形成されていてもよい。
なお、第1の実施形態では、駆動リング7をベース部材4の外側係合部4bの外側に係合させているが、駆動リング7に外側係合部を形成し、ベース部材4に内側係合部を形成し、駆動リング7をベース部材4の内側に係合させてもよい。
また、駆動リング7には、被駆動部7eであるギア部が形成されている。被駆動部7eは、ピニオンギア6と噛み合い、駆動部5で発生した回転力がピニオンギア6から被駆動部7eに伝達され、駆動リング7が回転される。
駆動リング7の上方には、第1の絞り羽根群10と、第2の絞り羽根群20とが配置されている。なお、本実施形態では、絞り羽根群は、第1及び第2の絞り羽根群10,20の2群としたが、絞り羽根群は、2群以上であれば、何群でも構わない。また、それぞれの絞り羽根群は後述するように7枚の羽根で構成されているが、複数枚の絞り羽根で構成されていれば、何枚でも構わない。また、それぞれの羽根群ごとに羽根の枚数が異なっていてもかまわない。
第1の絞り羽根群10は、複数の絞り羽根1によって構成される。本実施形態では、7枚の絞り羽根1を開口部4aの周囲で積み重ねることで絞り羽根群10が形成される。図2は、1枚の絞り羽根1の形状を示す図である。絞り羽根1は、絞り開口形成縁部1rと被駆動部であるカム溝1cと係合穴1dとを有する。絞り開口形成縁部1rは、複数の異なる大きさの絞り開口縁部1r1、1r2、1r3を含む。係合穴1dとは反対側を先端側とし、絞り開口縁部の曲率半径を先端側から1r1、1r2、1r3の順番としたとき、絞り開口縁部の曲率半径の大きさは、1r1>1r2>1r3の順となる。
第2の絞り羽根群20は、複数の絞り羽根2によって構成される。本実施形態では、7枚の絞り羽根2を開口部4aの周囲で積み重ねることで絞り羽根群20が形成される。図3は、1枚の絞り羽根2の形状を示す図である。絞り羽根2は、絞り開口形成縁部2rと被駆動部であるカム溝2cと係合穴(回転中心穴)2dとを有する。絞り開口形成縁部2rは、複数の異なる大きさの絞り開口縁部2r1、2r2、2r3を含む。係合穴2dとは反対側を先端側とし、絞り開口縁部の曲率半径を先端側から2r1、2r2、2r3の順番としたとき、絞り開口縁部の曲率半径の大きさは、2r1>2r2>2r3の順となる。本実施形態では、絞り羽根1と絞り羽根2の絞り開口縁部の曲率半径の大きさは、先端側から、1r1(2r1)>2r2>1r2>2r3>1r3の順とする。
絞り羽根1および絞り羽根2は、例えば、PETシート材等をプレス加工して作成される。また、絞り羽根には、遮光処理、反射防止処理、摺動処理等が施されていると望ましい。なお、本実施形態では、シート材をプレス加工する都合上、羽根1,2に、係合穴1d,2dとカム溝1c,2cを形成するように説明したが、羽根側にピンが形成されており、ベース部材4や駆動リング7に穴やカム溝が形成されていてもかまわない。
第1及び第2の絞り羽根群10,20の上方には、中央に開口部8aが形成されたカバー部材が配置される。ベース部材4とカバー部材8で形成された空間の中で、駆動リング7と複数の絞り羽根群(第1の絞り羽根群10、第2の絞り羽根群20)が駆動される。
絞り羽根1の係合穴1dは、ベース部材の係合ピン4dに係合する。絞り羽根1のカム溝1cは、駆動リング7のカムピン7cに係合する。ピニオンギア6が回転し、駆動リング7の被駆動部7eに駆動力が伝達され、駆動リング7が回転する。駆動リング7が回転すると、駆動リング7のカムピン7cから絞り羽根1のカム溝1cに駆動力が与えられ、絞り羽根1は、ベース部材4の開口部4aに対して進入及び退出する(出入りする)。第1の絞り羽根群10は、絞り開口形成縁部1r(開口縁部1r1,1r2,1r3)により、絞り全開から最小絞りまでの範囲において、部分的に絞り開口形状を形成する。
絞り羽根2の係合穴2dは、ベース部材の係合ピン4dに係合する。絞り羽根2のカム溝2cは、駆動リング7のカムピン7cに係合する。ピニオンギア6が回転し、駆動リング7の被駆動部7eに駆動力が伝達され、駆動リング7が回転する。駆動リング7が回転すると、駆動リング7のカムピン7cから絞り羽根2のカム溝2cに駆動力が与えられ、絞り羽根2は、ベース部材4の開口部4aに対して進入及び退出する。第2の絞り羽根群20は、絞り開口形成縁部2r(開口縁部2r1、2r2、2r3)により、絞り全開から最小絞りまでの範囲において、部分的に絞り開口形状を形成する
絞り全開から最小絞りに移行する過程において、絞り開口は、第1の絞り羽根群10で形成される場合と第2の絞り羽根群20で形成される場合があり、また、変化の過程においては、第1の絞り羽根群10と第2の絞り羽根群20の協働により形成される場合もある。基本的には、絞り開口が第1の絞り羽根群10で形成される場合と第2の絞り羽根群20で形成される場合とが交互に繰り返される。
上述したように、ベース部材4の係合ピン4dには、複数の絞り羽根(絞り羽根1、絞り羽根2)の係合穴1d,2dが共通して係合する(挿通される)。また、駆動リング7のカムピン7cには、複数の絞り羽根(絞り羽根1、絞り羽根2)のカム溝1c,2cが共通して係合する(挿通される)。このように複数種類の羽根の回転中心である係合穴が同じ軸に係合しており、また、複数種類の羽根のカム溝も同じ軸に係合しているため、装置の小型化に有効である。また、1つの駆動部5により、複数の絞り羽根群10,20を同時に駆動することが可能である。
ここで、本実施形態では、すべてのカムピン7cに全羽根群の絞り羽根を係合させているが、適宜係合させる羽根を減らしてもよい。例えば、あるカムピン7c、および係合ピン4dには、1種類の羽根のみ係合させ、別のカムピン7cおよび係合ピン4dに他の種類の羽根を係合させてもよい。また、例えば、カムピン7cよび係合ピン4dをそれぞれ8本に変更し、4本ずつ第1の絞り羽根群10、第2の絞り羽根群20に割り当てて構成してもよい。なお、一部のカムピン7cおよび係合ピン4dには第1の絞り羽根群10と第2の絞り羽根群20とが係合し、残りのカムピン7cおよび係合ピン4dには第1の絞り羽根群10と第2の絞り羽根群20との一方のみが係合するように構成してもよい。すなわち、第1の絞り羽根群10と第2の絞り羽根群20との羽根の枚数が異なるように構成してもよい。その場合、各絞り羽根群の羽根の枚数および各ピンの数は、偶数、奇数いずれであってもよい。
また、本実施形態では、駆動部5を駆動源にしているが、駆動リング7を手動で回転させてもよい。さらに、本実施形態では、駆動部5の駆動力をピニオンギア6により駆動リング7に伝達しているが、駆動部5に駆動ピンを有するアーム部材を取り付け、駆動リング7にこの駆動ピンに係合する係合溝を設け、駆動力を伝達させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、ベース部材4の係合ピン4dよりも駆動リング7のカムピン7cが内側に位置している。そして、ベース部材4の係合ピン4dに絞り羽根の係合穴1d,2dを係合させ、駆動リング7のカムピン7cに絞り羽根のカム溝1c,2cを係合させている。しかし、これらの関係を相対的に反対にしてもよい。例えば、駆動リング7に係合ピンを設け、その係合ピンの半径方向内側でベース部材4にカムピンを設け、絞り羽根の係合穴1d,2dを駆動リング7の係合ピンに係合させ、絞り羽根のカム溝1c,2cをベース部材のカムピンに係合させ、駆動リング7を回転させて駆動してもよい。
図4は、本実施形態における絞り開口形状を示す図である。絞り開口形状は、絞り開口径が大きい順に、(A)、(B)、(C)、(D)、(E)で表す。
図4(A)は第1の開口形状を示す。図4(A)の開口形状は、第1の絞り羽根群10の開口縁部1r1で形成される。図4(B)は第2の開口形状を示す。図4(B)の開口形状は、第2の絞り羽根群20の開口縁部2r2で形成される。図4(C)は第3の開口形状を示す。図4(C)の開口形状は、第1の絞り羽根群10の開口縁部1r2で形成される。図4(D)は第4の開口形状を示す。図4(D)の開口形状は、第2の絞り羽根群20の開口縁部2r3で形成される。図4(E)は第4の開口形状を示す。図4(E)の開口形状は、第1の絞り羽根群10の開口縁部1r3で形成される。なお、本実施形態においては、開口縁部1r1と開口縁部2r1の曲率半径を同等にしており、図4(A)の開口形状は実質的に開口縁部1r1のみならず開口縁部2r1によっても形成していると言える。但し、開口縁部2r1は、開口縁部1r1の曲率よりも大きく設定し、開口縁部2r1では開口形状を形成しないように構成してもよい。
各絞り羽根の開口縁部の曲率半径を、1r1>2r2>1r2>2r3>1r3とすることで、絞り開口の円形度を高く保ちながら絞り開口の直径を変化させることができる。絞り開口形状は、図4の(A)、(B)、(C)、(D)、(E)のそれぞれの状態で円にすることが可能である。直径の大きさは、A>B>C>D>Eである。
なお、上記の説明では、絞り羽根2の先端部分に形成されている開口縁部2r1は、主として開口を形成していないが、絞り羽根1の開口縁部1r1と同じ曲率半径であるため、穴や溝のがたなどにより絞り羽根2がズレて開口縁部1r1が形成する開口に進入して、開口の真円度を崩す可能性がある。そのため、絞り羽根2の開口縁部2r1は開口縁部1r1が形成する開口の外側に位置する形状に形成されていてもよいし、開口縁部2r1の部分は直線で形成されていてもよい。
図5は、本実施形態の絞り装置に絞り羽根1、絞り羽根2をそれぞれ1枚だけ取り付けた状態を示した図である。図6は、本実施形態の絞り装置に絞り羽根1、絞り羽根2をそれぞれ1枚だけ取り付けた状態の開口中心付近の拡大図である。図7は、本実施形態の絞り装置に第1の絞り羽根群10、第2の絞り羽根群20を取り付けた状態の拡大図である。なお、図5〜図7において、(A)(B)、(C)、(D)、(E)は、それぞれ同じ状態を表しているので、例えば、図5〜図7の(A)の状態は、単に(A)の状態と表すこととする。
ここで、各絞り羽根の動作について、詳細に説明する。
(A)の状態のとき、絞り開口は第1の絞り羽根群10の開口縁部1r1により形成される。
(A)の状態から(B)の状態に移行するとき、開口部4aに進入する第1の絞り羽根群10の速度より、第2の絞り羽根群20の進入速度を速くする。あるいは、第1の絞り羽根群10の速度を遅くして、相対的に第2の絞り羽根群20の進入速度を速くする。第1の絞り羽根群10、第2の絞り羽根群20の開口部4aへの進入速度は、それぞれカム溝1c,2cで調整される。(B)の状態では、絞り開口は第2の絞り羽根群20の開口縁部2r2で形成される。第1の絞り羽根群10は、絞り開口を形成せず、第2の絞り羽根群20で形成される開口から退避した状態となる。なお、上記のように羽根群が開口部4aに進入する速度の変化はカム溝1c、2cの形状により調節されるものであり、駆動リング7の速度が変わるものではなく、駆動リング7は駆動部5により一定の速度で回転されるものとする。ここで、進入速度とは、駆動リング7が一定の速度で回転する際の、羽根群の回動動作における角速度と定義できる。または、駆動リング7が一定の速度で回転する際に、各絞り羽根群において絞り羽根が絞り開口を形成する開口縁部と開口中心との最小距離の変化量、もしくは、各絞り羽根群において絞り羽根が絞り開口を形成する開口縁部の周速度と定義できる。もしくは、駆動リング7が一定の速度で回転する際に、各絞り羽根群において絞り羽根が絞り開口を形成する開口縁部の両端を結ぶ直線に対して開口中心から下ろした垂線の長さの変化量と定義してもよい。いずれにしてもすなわち、駆動リング7を一定の速度で回転する際に開口中心に対して絞り羽根の開口縁部がどれだけ移動するかの度合いを進入速度と理解してよい。
(B)の状態から(C)の状態に移行するとき、開口部4aに進入する第2の絞り羽根群20の速度より、第1の絞り羽根群10の進入速度を速くする。あるいは、第2の絞り羽根群20の速度を遅くして、相対的に第1の絞り羽根群20の進入速度を速くする。第1の絞り羽根群10、第2の絞り羽根群20の開口部4aへの進入速度は、それぞれカム溝1c,2cで調整される。(C)の状態では、絞り開口は第1の絞り羽根群10の開口縁部1r2で形成される。第2の絞り羽根群20は、絞り開口を形成せず、第1の絞り羽根群10で形成される開口から退避した状態となる。
(C)の状態から(D)の状態に移行するとき、開口部4aに進入する第1の絞り羽根群10の速度より、第2の絞り羽根群20の進入速度を速くする。あるいは、第1の絞り羽根群10の速度を遅くして、相対的に第2の絞り羽根群20の進入速度を速くする。第1の絞り羽根群10、第2の絞り羽根群20の開口部4aへの進入速度は、それぞれカム溝1c,2cで調整される。(D)の状態では、絞り開口は第2の絞り羽根群20の開口縁部2r3で形成される。第1の絞り羽根群10は、絞り開口を形成せず、第2の絞り羽根群20で形成される開口から退避した状態となる。
(D)の状態から(E)の状態に移行するとき、開口部4aに進入する第2の絞り羽根群20の速度より、第1の絞り羽根群10の進入速度を速くする。あるいは、第2の絞り羽根群20の速度を遅くして、相対的に第1の絞り羽根群20の進入速度を速くする。第1の絞り羽根群10、第2の絞り羽根群20の開口部4aへの進入速度は、それぞれカム溝1c,2cで調整される。(E)の状態では、絞り開口は第1の絞り羽根群10の開口縁部1r3で形成される。第2の絞り羽根群20は、絞り開口を形成せず、第1の絞り羽根群10で形成される開口から退避した状態となる。
すなわち、図5〜図7の絞り開口(A)、(B)、(C)、(D)、(E)は、第1の絞り羽根群10と第2の絞り羽根群20の2つの絞り羽根群によって、交互に形成される。絞り開口(A)→(B)→(C)→(D)→(E)は、第1の絞り羽根群10の開口縁部1r1→第2の絞り羽根群20の開口縁部2r2→第1の絞り羽根群10の開口縁部1r2→第2の絞り羽根群20の開口縁部2r3→第1の絞り羽根群10の開口縁部1r3の順で形成される。第1の絞り羽根群10、第2の絞り羽根群20の開口部4aに進入する進入速度は、第1の絞り羽根群10と第2の絞り羽根群20のそれぞれの速度が交互に速くなったり、遅くなったりする(複数回変化する)ように調整してもよいし、一方の絞り羽根群の進入速度を一定に保ち、他方の絞り羽根群の進入速度のみを変化させてもよい。また、各絞り羽根群の進入速度をそれぞれ一度ずつ変化するように構成して、絞り開口を形成する絞り羽根群を計2回(例:第1の絞り羽根群10で絞り開口を形成⇒第2の絞り羽根群20の進入速度を速めて第2の絞り羽根群20で絞り開口を形成⇒第1の絞り羽根群10の進入速度を速めて第1の絞り羽根群10で絞り開口を形成)切り替えるようにしてもよい。
第1の絞り羽根群10は、図5〜図7の(A)の状態の時は、絞り開口を形成し、(B)の状態の時は、絞り開口から退避する。そして、(C)の状態の時は、再び絞り開口を形成する。図5(D)の状態の時は、再び絞り開口から退避する。(E)の状態の時は、再び絞り開口を形成する。
第2の絞り羽根群20は、図5〜図7の(A)の状態の時は、絞り開口から退避し、(B)の状態の時は、絞り開口を形成する。そして、(C)の状態の時は、再び絞り開口から退避する。(D)の状態の時は、再び絞り開口を形成する。(E)の状態の時は、再び絞り開口から退避する。
図8は、第1の絞り羽根群10のみで絞り開口を形成した場合の開口形状を示す図である。本実施形態では、絞り羽根1の開口形成縁部1rを3つの大きさの開口縁部1r1,1r2,1r3で形成させた。その場合、図8(A)、(C)、(E)の状態では、それぞれの開口を開口縁部1r1、1r2、1r3で形成するため、絞り開口を円にすることが可能である。しかし、図8(B)の状態では、開口縁部1r1と1r2が協働し、図8(D)の状態では、開口縁部1r2と1r3が協働するため、(B)、(D)の状態のとき、第1の絞り羽根群10だけでは、多角形の絞り開口を形成してしまう。
それに対し、図9は、第2の絞り羽根群20のみで絞り開口を形成した場合の開口形状を示す図である。本実施形態では、絞り羽根2の開口形成縁部2rを2つの大きさの開口縁部2r2、2r3で形成させる。その場合、図9(B)、(D)の状態では、それぞれの開口を開口縁部2r2、2r3で形成するため、絞り開口を円にすることが可能である。しかし、図9(A)の状態では、開口縁部2r1と2r2が協働し、図9(C)の状態では、開口縁部2r2と2r3が協働するため、図9(A)、(C)の状態のとき、第2の絞り羽根群20だけでは、多角形の絞り開口を形成してしまう。
なお、図9(A)の状態から図9(B)の状態へ移行する中間などの、第1及び第2の絞り羽根群10,20のどちらも円形を形成しない開口径では、絞り羽根1と絞り羽根2の協働により開口を形成する。この場合は、隣り合う絞り羽根1の間で多角形形状の角に相当する部分の絞り開口を絞り羽根2で形成するというような形で、絞り開口が形成される。
ここで、本実施形態の構成により、1種類の絞り羽根群で数種類の円を形成することが可能な理由について説明する。
本実施形態における絞り開口は、開放から最小絞りになるにつれて、使用する開口縁部は、先端側から係合穴1d,2d側に移行していく。図10は、絞り装置に第2の絞り羽根群20の羽根を2枚だけ組み込んだ状態を示す図であり、図9の開口状態(B)を表す図である。本実施形態では、開口縁部は、先端側ほど大きな曲率半径(2r2)になるように設定され、且つ、図10(b)に示すように、隣接する絞り羽根(絞り羽根2a)の小さな曲率半径(2r3)の開口縁部を大きな曲率半径(2r2)の部分で覆うように羽根(絞り羽根2b)先端の長さを長く設定する。これにより、小さな曲率半径(2r3)の部分が大きな曲率半径(2r2)の部分で覆い隠されて見えなくなるため、大きな曲率半径の(2r2)の部分だけで開口が形成され、円形の開口を実現することが出来る。
本実施形態では、開口部4aを横断する長さまで、羽根先端の長さを長くしている。このように羽根を設定することで、上述したように、第2の絞り羽根群20は、開口状態(B)で絞り開口を円にすることができる。さらに小絞り状態に移行した際は、小さな曲率半径(2r3)の開口縁部を使用して、開口状態(D)でも絞り開口を円にすることができる。すなわち、第2の絞り羽根群20は、開口状態(B)と(D)の両方で絞り開口を円にすることができる。第1の絞り羽根群10も同様にして開口状態(A)、(C)、(E)で絞り開口を円にすることができる。本実施形態は、2種類の絞り羽根群で5種類の円を形成することができるため、小型であり、且つ、開放状態から小絞り径まで円形な光通過開口を維持できる絞り装置を実現することが可能となる。なお、第2の絞り羽根群20の先端側の開口縁部2r1においても絞り開口を形成するように構成し、6種類の円を形成することができるようにしてもよい。
本実施形態では、第1の絞り羽根群10と第2の絞り羽根群20を適切に使い分けることで、絞り開放から最小絞りまで、円形な絞りを維持することができる。第1の絞り羽根群10と第2の絞り羽根群20で、それぞれ絞り開口が円になるタイミングをずらし、且つ、絞り開口が多角形の形状になるタイミングをずらす設定としている。さらに、一方の絞り羽根群で多角形の絞り開口が形成されるとき、他方の絞り羽根群で形成する円形な絞り開口は、多角形の絞り開口より小さくなるように設定する。これらの状態が交互に入れ替わるように、絞り羽根のカム溝の形状を設定する。このように設定することで、光が通過する絞り開口の形状は円形を維持することが可能となる。
本実施形態では、説明を分かり易くするために、絞り羽根1の開口縁部を1r1、1r2、1r3の3つで表したが、1r1と1r2のつなぎ部、1r2と1r3のつなぎ部をなだらかにしておくとよい。多角形の形状をできるだけ軽減させておくと、各絞り開口状態の図4の(A)→(B)、(B)→(C)という移行時の絞り開口がより円形に近くなる。
図11は、円形度の定義を示す図である。ここで、円形度=(開口形状の内接円の直径)/(開口形状の外接円の直径)と定義する。図12は、円形度のグラフを示す図である。開口形状が真円であれば、円形度は1となり、開口形状が角の少ない多角形形状になるほど、値は1から小さい方向へ離れていく。従来の絞り装置(駆動リングで1種類の羽根を複数枚同時に動かす絞り装置)の円形度は、一般的に、絞り開放から最小絞りに変化する過程において、曲線C1で示すように、徐々に悪化していく。本実施形態の円形度は、曲線C2で示すように、絞り開放から最小絞りに変化する過程において、円形度は悪化し続けることはなく、途中の段階で改善する。本実施形態では、第1の絞り羽根群10が3回、第2の絞り羽根群20が2回、真円を形成するため、絞り開放から最小絞りに変化する過程において、5回、円形度を1にすることが可能である。あるいは、開放絞りを、ベース部材4の開口部4aで形成し、それ以降絞り羽根により円形度1の開口を5回作るようにすれば、絞り開放から最小絞りに変化する過程において、6回、円形度を1にすることも可能である。
本実施形態は、絞り羽根同士の編み上がり量に対しても、効果的である。図13は、本実施形態における小絞りでの羽根の状態を示す斜視図である。図15に従来技術の小絞り状態での斜視図を示す。本実施形態では、絞り羽根1および絞り羽根2は、開口部4a、8aを横断する長さに設定している。そのため、小絞り状態になっても羽根先端は、開口部4a,8aから突出することは無い。すなわち絞り羽根はカバー部材8側およびベース部材4側に編み上がることは無い。従来技術のように羽根先端が開口部から一方向に突出することがないため、小型化が可能である。なお、本実施形態では、絞り羽根1と絞り羽根2がともに開口部4aを横断する長さに設定されているが、編み上がりを防止するためには、第2の羽根群20の絞り羽根2だけが開口部4aを横断する長さに設定されていてもよい。
さらに、本実施形態の絞り羽根群の多層構造は、レンズ鏡筒内などの光学機器に組み込む際、レンズとの距離を小さくすることができる。図14は、レンズ鏡筒内のレンズ同士の間に本実施形態の絞り装置を組み込んだ状態を示す図である。一方、図16は、レンズ鏡筒内に従来技術の絞り装置を組み込んだ図である。これらの図からわかるように、本実施形態では、絞り装置とレンズの距離を小さくすることが出来る。
本実施形態の絞り羽根は編み上がりが無いため、絞り装置に対して、レンズを極端に近づけることが可能である。従来の絞り装置の場合は、羽根の編み上がり量hのスペースを考慮し、レンズを配置しなければならず、薄型化に不利であった。本実施形態は従来品に対して、絞り羽根の編み上がり量が極めて少ない。すなわち、本実施形態の絞り装置は、レンズとの距離を少なくすることができるため、光学設計の自由度を向上させることができ、光学特性の向上、光学装置の小型化、薄型化に寄与する。
さらに、本実施形態の絞り装置では、絞り開口形成位置の光軸方向の変動が少ない。絞り開放から最小絞りにかけて、絞り開口形成位置は、ベース部材4とカバー部材8の間で形成される。これは、羽根先端に開口部4aを横断させることによって、従来技術のように羽根先端がカバー部材8側あるいはベース部材4側に編み上がる現象を防げるためである。
また、従来技術として、羽根同士を編み込まず、順番に羽根を重ねて形成された、ベース部材側およびカバー部材側への編み上がりの無い光量調節装置も知られている。しかし、羽根同士を順番に重ねた場合、各羽根で形成される開口縁部の光軸方向の位置が異なる構成となる。それに対し、本実施形態では、羽根同士を編み込んでいるため、各羽根で形成される開口縁部の光軸方向の位置を同一位置にすることができる。すなわち、本実施形態では、絞り開口形成位置の光軸方向の変化が従来製品よりも少ない。
<第2の実施形態>
次に、絞り開放から最小絞りまでの全域において、絞りの円形度をさらに向上させることが出来る第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、絞り開放から最小絞りに変化する過程で、5回、円形度を1にした。第2の実施形態では、絞り開放から最小絞りに変化する過程において、円形度を1にしない(変化過程で真円にしない)構成とすることで、図12の曲線C3で示すように、円形度の変化率を小さくすることができる。さらに、図12のグラフから分かるように、最小絞りでの円形度の悪化を最小限に抑えることができる。これは絞り羽根1、絞り羽根2の開口を形成する開口縁部1r1,1r2,1r3,2r2,2r3をそれぞれ単一Rにするのではなく、複数のR形状を組み合わせて形成することで、実現することが可能である。
また、各絞り羽根の開口縁部1r1,1r2,1r3,2r2,2r3は、R形状の組合せだけなく、直線の組合せ、スプライン曲線等との組合せにより形成してもよい。円形度は、1であることが望ましいが0.95以上であれば実質上、人間の目には円に見える。本実施形態では、広範囲な絞り径の状態において、円形度を0.95〜1の範囲に抑えることができるため、広範囲な領域、あるいは、全領域での絞り形状を実質上円に保つことが可能である。
<第3の実施形態>
図17は、本発明の第3の実施形態の絞り装置の構成を示す分解斜視図である。
この第3の実施形態では、第1の絞り羽根群10と第2の絞り羽根群20の接触を緩和する仕切部材9が設けられている。この仕切部材9を追加することで、絞り羽根同士の接触抵抗、外形およびカム溝等との引っ掛かりを防止することができ、絞り装置の安定駆動が可能になる。
<第4の実施形態>
図18は、第1乃至第3の実施形態で説明した絞り装置のいずれかを搭載した光学機器としての、一眼レフカメラ用の交換レンズ221、及びその交換レンズが装着されるカメラ本体の内部構成を示している。
交換レンズ221の鏡筒内には、変倍レンズ232、光路を絞る第1乃至第3の実施形態のいずれかの絞り装置100、およびフォーカスレンズ229を含む撮影光学系が収容されている。
CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成される撮像素子225はカメラ本体内に配置され、交換レンズ221により形成された被写体像を光電変換して電気信号を出力する。絞り装置100の絞り開口を変化させたり不図示のNDフィルタを進退させたりすることにより、撮像素子225上に形成される被写体像の明るさ(つまりは撮像素子25に到達する光量)を適正に設定することができる。
撮像素子225から出力された電気信号は、画像処理回路226においてデジタル信号に変換されるとともに、種々の画像処理を施される。これにより、画像信号が生成される。
ユーザは、ズームリング231を回転操作することにより、変倍レンズ232を移動させて変倍(ズーミング)を行わせることが出来る。コントローラ222は、画像信号のコントラストを検出し、そのコントラストに応じてフォーカスモータ228を制御し、フォーカスレンズ229を移動させてオートフォーカスを行う。あるいは、コントローラ222は、不図示の位相差検出方式を用いた焦点検出手段の検出信号に基づいて、フォーカスモータ228を制御し、フォーカスレンズ229を移動させてオートフォーカスを行ってもよい。
さらに、コントローラ222は、不図示の測光手段の測光値あるいは画像信号に基づいて、絞り装置100の駆動部5を制御し、光量を調節する。これにより、撮影時のボケやゴーストを自然な形状にすることができ、高画質の画像を記録することができる。
なお、本発明は、上述した一眼レフカメラに限定されず、レンズ一体型のデジタルカメラ、ビデオカメラ等の光学機器にも広く適用可能である。
以上説明したように、上記の実施形態によれば、絞りを絞っていく過程で、円形光通過開口を複数回形成することにより優れた光量調整機能を有する光量調節装置を実現することが可能となる。
1,2:絞り羽根、4:ベース部材、5:駆動部、6:ピニオンギア、7:駆動リング、8:カバー部材

Claims (10)

  1. 光路に出入りする複数の絞り羽根群と、
    複数の前記絞り羽根群を駆動する駆動リングと、
    前記光路に対応する光通過開口を有し、前記駆動リングを回転可能に保持する開口形成部材と、を備え、
    前記複数の絞り羽根群のそれぞれの絞り羽根は、曲率半径の異なる複数の開口縁部を有し、
    前記駆動リングの回転によって絞り全開から小絞りに変化する過程において、前記絞り羽根で形成される絞り開口は、異なる絞り羽根群の絞り羽根によって交互に形成されることを特徴とする光量調節装置。
  2. 前記曲率半径の異なる複数の開口縁部は、絞り羽根の回転中心とは反対側の先端側の開口縁部の曲率半径が大きく、前記回転中心に近い開口縁部ほど、曲率半径が小さいことを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  3. 前記羽根の先端は、前記光通過開口を横断することを特徴とする請求項1または2に記載の光量調節装置。
  4. 前記絞り羽根群のうちの少なくとも1つの絞り羽根群は、前記光通過開口に進入する速度が複数回変化することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光量調節装置。
  5. 複数の前記絞り羽根群のそれぞれにおける前記光通過開口に進入する速度が変化することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光量調節装置。
  6. 前記開口形成部材は、前記複数の羽根群に向かって立設された複数の固定ピンを有し、
    前記駆動リングは、前記複数の羽根群に向かって立設された複数の駆動ピンを有し、
    少なくとも1つの前記固定ピンは、前記光通過開口の周囲で積み重ねられた各羽根がそれぞれ有する回転中心穴に共通して光軸方向に挿通され、
    少なくとも1つの前記駆動ピンは、前記光通過開口の周囲で積み重ねられた各羽根がそれぞれ有するカム溝に共通して光軸方向に挿通されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光量調節装置。
  7. 前記開口形成部材は、前記複数の羽根群に向かって立設された複数の固定ピンを有し、
    前記駆動リングは、前記複数の羽根群に向かって立設された複数の駆動ピンを有し、
    少なくとも1つの前記固定ピンは、前記光通過開口の周囲で積み重ねられた各羽根がそれぞれ有するカム溝に共通して光軸方向に挿通され、
    少なくとも1つの前記駆動ピンは、前記光通過開口の周囲で積み重ねられた各羽根がそれぞれ有する回転中心穴に共通して光軸方向に挿通されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光量調節装置。
  8. 前記光通過開口の外側において、前記複数の羽根群のうちの1つの羽根群と他の羽根群との間には、仕切り部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光量調節装置。
  9. 前記複数の羽根群は、第1の羽根群と第2の羽根群とを有し、
    絞り全開から小絞りに変化する過程において、絞り羽根で形成される絞り開口は、前記第1の羽根群が形成する円形の第1の絞り開口から前記第2の羽根群が形成する円形の第2の絞り開口に変化し、さらに前記第1の羽根群が形成する円形の第3の絞り開口に変化することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光量調節装置。
  10. 前記光路を形成する鏡筒と、前記鏡筒内に配置された複数のレンズとを備え、
    前記複数のレンズ同士の間に、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光量調節装置が配置されたことを特徴とする光学機器。
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