JP2020027089A - 癌の診断用モノクローナル抗体及び癌診断キット - Google Patents
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一方、海外の試薬メーカーから、1次抗体にモノクローナル抗体、及び標識抗体にポリクローナル抗体を使用した、ヒトMK用ELISA(Enzyme-Linked Immuno Sorbent Assay)キットが市販されている。例えば、Boster Biological Technology 社から、1次抗体にマウス由来のモノクローナル抗体、及び標識抗体にヤギ由来のポリクローナル抗体を使用した、ヒトMK用ELISAキット「Human Midkine PicoKine」が販売されている(以下、「従来技術5」という)。
モノクローナル抗体は、(1)抗原の調製、(2)抗原による動物の免疫、(3)細胞融合、(4)モノクローナル抗体のスクリーニング、及び(5)抗体産生細胞の増殖の工程に従って作製される。本願の抗ヒトMKモノクローナル抗体もこの工程によって作製される。
感作抗原として使用される抗ヒトMK抗体は、以下のように調製することができる。
免疫される動物は特に限定されないが、マウス、ラット、ハムスター、ウサギ、ニワトリ、アヒル等のハイブリドーマを作製することが比較的容易な動物を使用することが好ましく、一般的には、マウス、ラット、ハムスター等の齧歯類を使用することが好ましい。抗体産生能の観点から、C57BL/6等のMK欠損のノックアウトマウス等を、好適に使用することができる。
例えば、ELISA法で抗体価を測定する場合には、PBS(pH 7.2〜7.4)等を用いて、MKの抗原溶液を0.5〜1.5 μg/mlに調製する。これを40〜60 μL/ウェルとなるようにプレートに分注し、3〜5℃で一晩静置してMKを固相化させる。0.04%〜0.06% Tween PBSで数回洗浄した後、市販のブロッキング剤、例えば、ブロックエース(大日本製薬(株)製)等の3〜5倍希釈液を、90〜110 μL/ウェルとなるように加え、37℃で数時間静置してブロッキング処理を行う。その後、0.04%〜0.06% Tween PBSで数回洗浄した後、培養上清原液を40〜60 μL/ウェルとなるよう加え、37℃で約30分〜約90分間静置する。
細胞融合は、上述したような方法によって十分な抗体価を示した免疫感作動物から得られる抗体産生細胞とミエローマ細胞とを用いて行う。抗体産生細胞は、免疫感作動物の脾臓、膵臓、リンパ節及び末梢血から採取することができる。
抗体産生ハイブリドーマのスクリーニングは、マイクロプレート等の固相に免疫原として使用した抗原を直接又は担体とともに吸着させ、ハイブリドーマの培養上清を添加し、酵素等で標識した抗体又はプロテインAを加え、固相に結合したモノクローナル抗体を検出する方法等が使用できる。
作製したハイブリドーマからは、in vitroで培養し、培養上清を精製することで抗MKモノクローナル抗体を得ることができる。また、ハイブリドーマと適合性がある同系動物又は免疫不全動物にハイブリドーマを移植し、腹水化させ、採取した腹水を精製することで得ることもできる。
(1)MK遺伝子ノックアウトマウス
8−10週齢の野生型及びMK欠損のC57BL6マウスは、名古屋大学村松教授より提供されたものを使用した。
ウィルムス腫瘍由来の培養株細胞G-401より、以下のようにして、ヒトMK mRNAを調製した。すなわち、ヒト胎児腎から構築されたλgt10 cDNA ライブラリ (妊娠20〜24週) 及びEMBL-3ヒト胎盤ゲノムライブラリを、クロンテックラボラトリ(Clontech Laboratories (Palo Alto,C A))から購入した。
cDNAライブラリを、ランダムオリゴヌクレオチドプライマーを用いて、[32P]-dCTPでラベルしたマウスMK2 cDNAライブラリのMspl断片(ヌクレオチド数 -38〜444)でスクリーニングした。
ゲノムDNAライブラリを、[32P]標識ヒトMK cDNA (ヌクレオチド番号75-562)のEcoRI断片でスクリーニングした。プラークハイブリダーゼ―ションを、cDNAクローニングと実施素敵に同様に行った。
制限断片をPUC8又は18中にサブクローニング―ニングした後に、DNA配列を、変性したプラスミド鋳型に適合させたジデオキシ法で決定した。
全細胞RNAを、グアニジン-塩化セシウム法で抽出した。RNAブロット分析のために、全細胞RNAを、グリオキサールで変性させ、1%アガロースゲル電気泳動で分画し、ニトロセルロースペーパーにトランスファーした。RNAブロットを、ランダムオリゴヌクレオチドを用いて調製した[32P]標識プローブとハイブリダイズさせた。RNAのソースは、外科的に摘出された成人の腎臓の検体であった。千葉大学の高見沢教授からご提供いただいたヒトPA 1 テラトカルシノーマ細胞を、通常の条件で培養した。
フォワードプライマー:5'-GCGGAATTCATGCAGCACCGAGGCTTCCTC-3'
[配列番号13]
リバースプライマー:5'-GCGGAATTCCTAGTCCTTTCCCTTCCCTTT-3'
得られた抗原でMKノックアウトマウスを免疫した。10 μgのMKを生理食塩水で0.1 mLに希釈したものをマウス一匹当たりの抗原溶液として調製した。この抗原溶液に、0.1 mLのFCAを加えて乳化させた混合溶液をマウスの背部皮下に投与した。2週間おきに8回免疫操作を行った。8回目の免疫は、10 μgの抗原溶液を0.1 mLの生理食塩水に溶解した溶液を、マウス尾静脈から投与した。
先ず、上記の抗原溶液を、PBS(pH 7.2〜7.4)を用いて1.0 μg/mlに調製した。これを、50 μL/ウェルとなるよう96ウェルプレート(Falcon社製)に分注して、4℃で一晩静置して抗原を固相化させた。0.05% Tweenを含むPBSで抗体を固相化した96ウェルプレートを3回洗浄し、その後、ブロックエース(大日本製薬(株)製)を4倍希釈して100 μL/ウェルとなるように加え、37℃で2時間静置してブロッキング処理を行った。0.05% Tweenを含むPBSで3回洗浄した後に、血清の原液を50 μL/ウェルとなるよう加え、37℃で1時間静置して反応させた。
マウスから脾臓を摘出し、予めシャーレ5枚に分注しておいた200 mLのRPMI 1640 S.P培地を用いて各1回ずつ計5回洗浄した。洗浄後、脾臓をメッシュに乗せて、ハサミで数回切り込みを入れ、ガラス棒ですり潰し、RPMI 1640 S.P培地でメッシュを洗って、40 mLのガラス製遠沈管に脾臓細胞を集めた。集めた脾臓細胞を1,200 rpm(270 x g)で10分間遠心し、上清を吸引ピペットで除いた。その後、RPMI1640 S.P培地を40 mL加え、1,200 rpm(270 x g)で10分間遠心して上清を除いた。得られた脾臓細胞に40 mLのRPMI1640 S.P培地を加えてよく撹拌し、血球計算盤で細胞数を計数した。
15%FCS含有HAT培地を含むPMI1640 S.P培地を96ウェルプレートに入れ、上記で得られたハイブリドーマを播種した。37℃、5%CO2インキュベーター中で、得られたハイブリドーマを7日〜14日培養し、コロニーの成長具合を見てELISA法で抗体産生能をスクリーニングした。
上記で調製した2種類の抗ヒトMKモノクローナル抗体のサンプル名を#12及び#13として、SDS-PAGE電気泳動を行った。
また、変性・非還元条件(2-メルカプトエタノールを含まない2 x SDS サンプルバッファー中で処理)した抗体(非還元抗体)では、#12及び#13のいずれにおいても、250 kDa以上の完全長抗体のバンドが確認された(図1のレーン(iii)及び(iv)参照)。レーン(iii)及び(iv)では、抗体のY字型構造から推定される、完全長抗体の分子量(約150 kDa)よりも大きな分子量の分子の存在が確認された。
(1)ヒトMKのセンサーチップ上への固相化
リガンド分子であるヒトMK(ATgen社製)を、Biacore control software(GEヘルスケア社製)のワークフローに従い、以下のようにしてBiacore Sensor Chip CM5(GEヘルスケア社製)に固相化した。先ず、10 mM 水酸化ナトリウム溶液でBiacore Sensor Chipの金表面を洗浄した後、等量の0.4 M EDC(エチル(ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド)と0.1 M NHS(N-ヒドロキシスクシンイミド)を混合して、カルボン酸をNHSエステルで活性化させた。
上記ランニング緩衝液を用いて、アナライト分子である抗ヒトMKモノクローナル抗体の#12及び#13の以下の希釈系列サンプルを調製した。
Contact time:60秒
Dissociation time:600秒
再生条件:10 mM Glycine HCl(pH 1.5)を30秒注入
上記実施例2で得られたMKモノクローナル抗体の#12及び#13の抗体可変領域及びCDR配列の決定をバイオピーク社に依頼した。
得られた各抗体可変領域(VH、VL)の遺伝子配列、CDR1〜3を含むアミノ酸配列との関係を、図4及び図5に示す。
MKモノクローナル抗体の#12のVH及びVLの遺伝子配列及びアミノ酸配列を以下の配列番号12〜15に示す。また、VH及びVL中のCDR1〜3の各配列を、下記の表2,3に示す。
CAGGTCCAACTGCAGCAGCCTGGGACTGAGCTGGTGAAGCCTGGGGCTTCAGTGAAGCTGTCCTGCAAGGCTTCTGGCTACACCTTCACCAGCTACTGGATGCACTGGGTGAAGCAGAGGCCTGGACATGGCCTTGACTGGATTGGAAATATTAATCCTCACAATGGTGGTACTAACTACAATGAGAAGTTCAACAACAGGGCCACACTGACTGTCGACAAATCCTCCACCACAGCCTACATGCAGCTCAGCAGCCTGACATCTGAGGACTCTGCGGACTATTATTGTGTAAGAGGGGGTCACTACGACGAGGGTTACTTTGAATACTGGGGCCAAGGCACCACTCTCACAGTCTCCTCA
QVQLQQPGTELVKPGASVKLSCKASGYTFTSYWMHWVKQRPGHGLDWIGNINPHNGGTNYNEKFNNRATLTVDKSSTTAYMQLSSLTSEDSADYYCVRGGHYDEGYFEYWGQGTTLTVSS
GACATCCAGATGACACAGTCTCCAGCCTCCCTATCTGCATCTGTGGGAGAAACTGTCACCATCACATGTCGAGCAAGTGGGAATATTCACAATTATTTAGCATGGTATCAGCAGAAACAGGGAAAATCTCCTCAGTTCCTGGTCTATAATGCAAAAACCTTAGCAGATGGTGTGCCATCGAGGTTCAGTGGCAGCGGATCAGGAACACAATTTTCTCTCAAGATCAACAGTCTGCAGCCTGAAGATTTTGGGAATTATTACTGTCAACATTTTTGGAGTACTCCATTCACGTTCGGCTCGGGGACAAAGTTGGAAATAAAA
DIQMTQSPASLSASVGETVTITCRASGNIHNYLAWYQQKQGKSPQFLVYNAKTLADGVPSRFSGSGSGTQFSLKINSLQPEDFGNYYCQHFWSTPFTFGSGTKLEIK
MKモノクローナル抗体の#13のVH及びVLの遺伝子配列及びアミノ酸配列を以下の配列番号16〜19に示す。また、VH及びVL中のCDR1〜3の各配列を、下記の表3,4に示す。
GAGGTTCGGCTGCAACAGTCTGGACCTGAGCTGGTGAAGCCTGGGGATTCAGTGAAGATATCCTGCAAGGCTTCTGGTTACTCATTCACTGGCTACTTTATGAACTGGGTGATGCAGAGCCATGGAAAGAGCCTTGAGTGGATTGGACGTATTAATCCTTACAATGGTGATACTTTCTACAACCAGCAGTTCAAGGGCAAGGCCACATTGACTGTAGACAAATCCTCTAGCACAGCCCACATGGAGCTCCGGAGCCTGACATCTGAGGACTCTGCAGTCTTTTATTGTGCAAGAGAAGCGGGCGGTAGTAGTTTCGACTGGCTTGCTTACTGGGGCCGAGGGACTCTGGTCACTGTCTCTGCA
EVRLQQSGPELVKPGDSVKISCKASGYSFTGYFMNWVMQSHGKSLEWIGRINPYNGDTFYNQQFKGKATLTVDKSSSTAHMELRSLTSEDSAVFYCAREAGGSSFDWLAYWGRGTLVTVSA
GATGTCCAGATGACCCAGTCTCCAGCCTCCCTATCTGCTTCTGTGGGAGAAGCTGTCACCATCACATGTCGAGCAAGTGGGAATATTCACAATTTTTTAGCATGGTATCAGCAGAAACAGGGAAAATCTCCTCAGCTCCTGGTCTATAATGCAAAAACCTTAGCAGATGGTGTGCCATCAAGGTTCAGTGGCAGTGGATCAGGAACACAATATTCTCTCAAGATCAACAGCCTGCAGCCTGAAGATTTTGGGAGTTATTACTGTCAACATTTTTGGAGTACTCCTCCGACGTTCGGTGGAGGCACCAAACTGGAAATCAAA
DVQMTQSPASLSASVGEAVTITCRASGNIHNFLAWYQQKQGKSPQLLVYNAKTLADGVPSRFSGSGSGTQYSLKINSLQPEDFGSYYCQHFWSTPPTFGGGTKLEIK
特許第5663137号(特許文献5)に記載されたミッドカインのC-ドメイン認識抗体のCDR1〜3の配列と、MKモノクローナル抗体の#12及び#13のそれらとを対比した結果を下記表6及び7に示す。
配列番号2:診断用モノクローナル抗体#12の重鎖CDR2
配列番号3:診断用モノクローナル抗体#12の重鎖CDR3
配列番号4:診断用モノクローナル抗体#12又は13の軽鎖CDR1
配列番号5:診断用モノクローナル抗体#12又は13の軽鎖CDR2
配列番号7:診断用モノクローナル抗体#13の重鎖CDR1
配列番号8:診断用モノクローナル抗体#13の重鎖CDR2
配列番号9:診断用モノクローナル抗体#13の重鎖CDR3
配列番号10:診断用モノクローナル抗体#13の軽鎖CDR1
配列番号12:PCR用フォワードプライマー
配列番号13:PCR用リバースプライマー
配列番号14:診断用モノクローナル抗体#12のVHのヌクレオチド配列
配列番号15:診断用モノクローナル抗体#12のVHのアミノ酸配列
配列番号17:診断用モノクローナル抗体#12のVLのアミノ酸配列
配列番号18:診断用モノクローナル抗体#13のVHのヌクレオチド配列
配列番号19:診断用モノクローナル抗体#12のVHのアミノ酸配列
配列番号20:診断用モノクローナル抗体#13のVLのヌクレオチド配列
配列番号22:公知のミッドカインCSM-1のVHのC-ドメイン認識抗体のCDR1
配列番号23:公知のミッドカインCSM-1のVHのC-ドメイン認識抗体のCDR2
配列番号24:公知のミッドカインCSM-1のVHのC-ドメイン認識抗体のCDR3
配列番号25:公知のミッドカインCSM-2のVHのC-ドメイン認識抗体のCDR1
配列番号26:公知のミッドカインCSM-2のVHのC-ドメイン認識抗体のCDR2
配列番号28:公知のミッドカインCSM-1のVLのC-ドメイン認識抗体のCDR1
配列番号29:公知のミッドカインCSM-1のVLのC-ドメイン認識抗体のCDR2
配列番号30:公知のミッドカインCSM-1のVLのC-ドメイン認識抗体のCDR3
配列番号31:公知のミッドカインCSM-2のVLのC-ドメイン認識抗体のCDR1
配列番号32:公知のミッドカインCSM-2のVLのC-ドメイン認識抗体のCDR2
配列番号33:公知のミッドカインCSM-2のVLのC-ドメイン認識抗体のCDR3
Claims (10)
- ゲル電気泳動における完全長抗体の分子量が250kDa以上である、ヒト由来ミッドカインに特異的に結合する癌の診断用モノクローナル抗体。
- 重鎖に下記の配列番号1〜3の3種類のCDR配列を有するものであることを特徴とする、請求項1に記載の癌の診断用モノクローナル抗体。
[配列番号1]
GYTFTSYWMH
[配列番号2]
NINPHNGGTNYNE
[配列番号3]
GGHYDEGYFEY - 軽鎖に下記の配列番号4〜6の3種類のCDR配列を有するものであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の癌の診断用モノクローナル抗体。
[配列番号4]
RASGNIHNYLA
[配列番号5]
NAKTLAD
[配列番号6]
QHFWSTPFT - 重鎖に下記の配列番号7〜9の3種類のCDR配列を有するものであることを特徴とする、請求項1に記載の癌の診断用モノクローナル抗体。
[配列番号7]
RASGNIHNYLA
[配列番号8]
RINPYNGDTFYNQQF
[配列番号9]
EAGGSSFDWLAY - 軽鎖に下記の配列番号10〜12の3種類のCDR配列を有するものであることを特徴とする、請求項1又は4に記載の癌の診断用モノクローナル抗体。
[配列番号10]
RASGNIHNFLA
[配列番号11]
NAKTLAD
[配列番号12]
QHFWSTPPT - 前記ヒト由来ミッドカインとの解離定数(Kd)は、0.5×10-7M〜1.5×10-7Mであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の癌の診断用モノクローナル抗体。
- 前記ヒト由来ミッドカインとの解離定数(Kd)は、1.0×10-9M〜5.0×10-9Mであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の癌診断用モノクローナル抗体。
- 前記癌が、前立腺癌、悪性リンパ腫、肝臓癌、食道癌、十二指腸癌、結腸癌、胆管癌、胆嚢癌、膵臓癌、甲状腺癌、肺癌及び乳癌からなる群から選ばれるいずれかであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の癌の診断用モノクローナル抗体。
- 前記癌が、前立腺癌又は悪性リンパ腫であることを特徴とする、請求項8に記載の癌の診断用モノクローナル抗体。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の癌の診断用モノクローナル抗体を用いた、癌診断キット。
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2018
- 2018-08-17 JP JP2018153713A patent/JP2020027089A/ja active Pending
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