JP2020022210A - 通信装置、通信方法及び集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】Narrowband内の6PRB pairすべてに1つのMPDCCHを配置する場合のPUCCHリソースを効率良く特定すること。【解決手段】信号割当部105は、PDSCHのリソース割当情報を含む下り制御信号を、下りリソースに割り当てる。特定部108は、下り制御信号が上記第1PRB set及び上記第2PRB setに跨がって配置される場合、第1PRB set及び第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて、PUCCHリソースを特定する。信号分離部109は、下り制御信号を送信した端末からの受信信号から、特定されたPUCCHリソースに含まれるACK/NACK信号を分離する。【選択図】図6

Description

本開示は、通信装置、通信方法及び集積回路に関する。
近年、セルラネットワークを使用したMachine-Type Communications(MTC)が検討されている(例えば、非特許文献1を参照)。MTCの用途には、スマートメータの自動検針や在庫管理、位置情報を利用した物流管理やペット・家畜管理、又はモバイル決裁等が考えられている。MTCでは、MTCに対応する端末(MTC端末。MTC UEと呼ぶこともある)とネットワークとが接続することが想定されている。MTC端末は大量に配置されるが、1つ1つのMTC端末のトラフィック量はそれほど多くないことが予想されているので、MTC端末は低コスト、低消費電力であることが望まれる。また、MTC端末を電波が届きにくいビルの地下などに配置することも考えられるので、カバレッジの拡張も求められている。
3GPPで標準化されているLTE-Advancedの拡張では、MTC端末の低コスト実現のため、MTC端末が通信に使用するリソースを、システム帯域にかかわらず、6PRB(Physical resource block)以下に限定することが検討されている。システム帯域が6PRBよりも広い場合、MTC端末はシステム帯域の一部のみを受信して送受信する。送受信に使用するPRBはretuningをして変更できる。この6PRB以下のリソースを「Narrowband」と呼ぶ。Narrowbandは連続するPRBで構成することが定められている。
また、MTC端末用の制御信号として、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control CHannel)をMTC用に拡張したMPDCCH(PDCCH for MTC)を用いることが検討されている。MPDCCHはNarrowband内のPDSCH領域に配置される。また、MTCでは、カバレッジ拡張のため、MPDCCHをNarrowbandに含まれる6PRB pairすべてに割り当てる方法が検討されている。EPDCCHでは、1PRB pairあたり16EREG(Enhanced Resource Element Group)があり、1ECCE(Enhanced CCE)あたりのEREG数を4とすると、6PRB pairのECCE数は24ECCEとなる。なお、ECCEは、EPDCCHを割り当てる際の単位であり、EREGは、ECCEをRE(Resource Element)にマッピングする際に使用する単位である。また、PRB pairとはリソースの単位であり、1subframe(時間方向)×12サブキャリア(周波数)であり、周波数軸上のみを示す場合、単にPRBと呼ばれることもある。
MTC端末用に設定されるMPDCCHでは、6PRB pair内に、4PRB pairで構成されるMPDCCH(4 PRB set)、又は、2PRB pairで構成されるMPDCCH(2PRB set)を配置することが検討されている。また、MPDCCHのAggregation levelとして1,2,4,8,16,24が検討されている。なお、Aggregation levelはMPDCCHを構成するECCE数を示す。Aggregation level=1,2,4,8については、4PRB set又は2PRB set内に閉じて、MPDCCHが配置され、Aggregation level=16については、4PRB set内の16ECCEすべてに1つのMPDCCHが配置される。
さらに、回線品質が低いMTC端末向けには、4PRB pairと2PRB pairとで構成されるMPDCCHのリソースとオーバーラップするNarrowband内の6PRB pairすべてに1つのMPDCCHを配置することが検討されている。この場合、Aggregation level=24であり、単に「24ECCEs」とも呼ばれる。
MTC端末では、従来の端末と同様に、DL制御信号であるMPDCCHを受信し、MPDCCHで指定されたDLデータ(PDSCH)を受信し、受信結果のACK/NACK信号を、UL制御信号であるPUCCHで送信する。その際、MTC端末用のPUCCHのリソース(PUCCHリソース)を特定するために、EPDCCHと同様にして、PRB set毎に設定されたオフセット(「N_pucch」と呼ばれる)を用いることが検討されている。
しかしながら、Narrowband内の6PRB pairすべてに1つのMPDCCHを配置する「24ECCEs」に対するオフセット(N_pucch)をどのように定義するかについては検討されていない。
本開示の一態様は、Narrowband内の6PRB pairすべてに1つのMPDCCHを配置する場合のPUCCHリソースを効率良く特定することができる基地局、端末及び通信方法を提供することである。
本開示の一態様に係る基地局は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のリソース割当情報を含む下り制御信号を、下りリソースに割り当てる信号割当部と、前記下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、前記PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースを特定する特定部と、前記下り制御信号を送信した端末からの受信信号から、前記特定されたPUCCHリソースに含まれる前記ACK/NACK信号を分離する信号分離部と、を具備し、前記下りリソースは複数のPRB pairで構成され、前記複数のPRB pairの各々には、第1PRB set及び第2PRB setの何れかが割り当てられ、前記特定部は、前記下り制御信号が前記第1PRB set及び前記第2PRB setに跨がって配置される場合、前記第1PRB set及び前記第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて、前記PUCCHリソースを特定する構成を採る。
本開示の一態様に係る端末は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のリソー
ス割当情報を含む下り制御信号を受信する受信部と、前記下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、前記PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースを特定する特定部と、前記特定されたPUCCHリソースに、前記ACK/NACK信号を割り当てる信号割当部と、を具備し、前記下りリソースは複数のPRB pairで構成され、前記複数のPRB pairの各々には第1PRB set及び第2PRB setの何れかが割り当てられ、前記特定部は、前記下り制御信号が前記第1PRB set及び前記第2PRB setに跨がって配置される場合、前記第1PRB set及び前記第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて、前記PUCCHリソースを特定する構成を採る。
本開示の一態様に係る通信方法は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のリソース割当情報を含む下り制御信号を、下りリソースに割り当て、前記下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、前記PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースを特定し、前記下り制御信号を送信した端末からの受信信号から、前記特定されたPUCCHリソースに含まれる前記ACK/NACK信号を分離し、前記下りリソースは複数のPRB pairで構成され、前記複数のPRB pairの各々には、第1PRB set及び第2PRB setの何れかが割り当てられ、前記下り制御信号が前記第1PRB set及び前記第2PRB setに跨がって配置される場合、前記PUCCHリソースは、前記第1PRB set及び前記第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて特定される。
本開示の一態様に係る通信方法は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のリソース割当情報を含む下り制御信号を受信し、前記下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、前記PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースを特定し、前記特定されたPUCCHリソースに、前記ACK/NACK信号を割り当て、前記下りリソースは複数のPRB pairで構成され、前記複数のPRB pairの各々には第1PRB set及び第2PRB setの何れかが割り当てられ、前記下り制御信号が前記第1PRB set及び前記第2PRB setに跨がって配置される場合、前記PUCCHリソースは、前記第1PRB set及び前記第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて特定される。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一態様によれば、Narrowband内の6PRB pairすべてに1つのMPDCCHを配置する場合のPUCCHリソースを効率良く特定することができる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
PUCCHリソースの概念図 MPDCCHの配置方法の一例を示す図(Option 1) MPDCCHの配置方法の一例を示す図(Option 1) MPDCCHの配置方法の一例を示す図(Option 2) MPDCCHの配置方法の一例を示す図(Option 2) 基地局の要部構成を示すブロック図 端末の要部構成を示すブロック図 基地局の構成を示すブロック図 端末の構成を示すブロック図 実施の形態1の動作例1に係るPUCCHリソースの特定方法の一例を示す図 PUCCHリソースの概念図 実施の形態3の課題の説明に供する図 実施の形態3の課題の説明に供する図 実施の形態3の動作例6に係るMPDCCHの配置方法の一例を示す図 実施の形態3の動作例6に係るMPDCCHの配置方法の一例を示す図 実施の形態3の動作例6に係るMPDCCHの配置方法の一例を示す図 バリエーションに係る4 PRB setの割当例を示す図 バリエーションに係る2 PRB setの割当例を示す図MPDCCHの配置方法の一例を示す図
(本開示の基礎となった知見)
MTC端末向けのPUCCHリソースを特定するためのオフセット(N_pucch)を用いることにより、従来端末及びMTC端末のPUCCHリソースを区別し、PUCCHリソースの衝突を避けることができる。また、N_pucchは、リピティションレベル毎に指示されることで、異なるリピティションレベルのMTC端末間でもPUCCHリソースの衝突を避けることができる。これにより、基地局との距離が異なる端末同士の信号が多重される際に起きる遠近問題を解決することができる。
ただし、単一のMTC用のN_pucchでは、同一リピティションレベルの複数のMTC端末間でのPUCCHリソースの衝突を避けることができない。
これに対して、同一リピティションレベルのMTC端末のPUCCHリソースについて、EPDCCHと同様にして、DLデータ信号の送信を指示するDL assignmentが送信されたDL制御信号(MPDCCH)の配置から、ACK/NACKを送信するPUCCH format 1a/1bのリソースを特定することが考えらえる。
EPDCCHでは、EPDCCH-PRB-set q=0,1毎にオフセットNPUCCH,q(e1)(以下、「N_pucch,q」と省略して記載する)が設定され、ECCE番号からPUCCHのリソースが特定される。EPDCCHでは、PUCCH format 1a/1bのリソース(リソース番号)は、以下の式で特定される。
Figure 2020022210
nECCE,qはq番目のEPDCCH PRB setにおいてDCI(Downlink Control Information)がマッピングされた最初のECCE番号によるオフセットを表す。ΔAROはDCIに含まれる2ビットのARO(ACK/NACK Resource Offset)で指示されるオフセットを表し、FDDの場合、-2, -1, 0, +2の値をとる。また、NPUCCH,q(e1)は端末毎に上位レイヤで通知される。また、NRBECCE,qはRB当たりのECCE数を表し、n'はアンテナポートに基づくオフセットを表す。
図1は、上述したPUCCHリソースの概念図を示す。
図1に示すように、各PRB setに設定されたオフセット値NPUCCH,0(e1)とNPUCCH,1(e1)とを離れた値に設定することで、各PRB setに対応するPUCCHリソースがオーバーラップしないように配置され、PUCCHリソースの衝突を避けることができる。また、NPUCCH,0(e1)とNPUCCH,1(e1)とを近い値に設定し、各PRB setに対応するPUCCHリソースをオーバーラップさせて、PUCCHリソース全体を縮小することもできる。
MPDCCHについても、EPDCCHと同様にしてPUCCHリソースを特定することが考えられる。
この場合、4PRB pair又は2PRB pairで構成されるPRB set内に配置されるMPDCCHについて
は、上述したEPDCCHと同様の方法でPUCCHリソースを特定することができる。
しかしながら、Narrowband内の24ECCEsにMPDCCHを配置した場合(つまり、4PRB set及び2PRB setに跨ってMPDCCHが配置される場合)のPUCCHリソースについては、上記EPDCCHと同様の方法が適用できず、リソースを特定することができないという課題がある。なお、24CCEsのMPDCCHに対応するオフセットを別途通知することも考えられるが、この場合、シグナリング量が増えてしまう。
以下では、Narrowband内の24ECCEsにMPDCCHを配置する場合に、シグナリング量を増やすことなくPUCCHリソースを特定する方法について説明する。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[MTC 24ECCEsの説明]
上述したように、MTCにおいて用いられる24ECCEsのMPDCCHは、Narrowband内の6PRBpairに含まれる、MPDCCHに使用できる全てのREに配置される。以下では、24ECCEsのMPDCCHの配置方法として考えられる2つのOption 1, 2について説明する。
(Option 1:図2A、図2B)
Option 1では、24ECCEsのMPDCCHが周波数先行(Frequency first)で配置される。具体的には、Narrowbandにおいて、MPDCCHのシンボル列が、OFDM symbol番号の低いOFDM symbolから、PRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置された後、次のOFDM symbolに移り、同様にPRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置される。
図2A及び図2Bは、Option 1のMPDCCH配置例を示す。
図2Aでは、2PRB setがPRB pair#0, #1に割り当てられ、4PRB setがPRB pair #2〜#5に割り当てられている。図2Aでは、2PRB setのリソース(PRB pair #0,#1)と、4 PRB setのリソース(PRB pair #2〜#5)が区別されずに、MPDCCHに使用できる全てのREに24ECCEsのMPDCCHが配置される。
図2Bでは、2PRB setがPRB pair #2, #3に割り当てられ、4PRB set がPRB pair #0,#1,#4,#5に割り当てられている。図2Bでも、図2Aと同様に、2PRB setのリソース(PRB pair #2,#3)と、4 PRB setのリソース(PRB pair #0,#1,#4,#5)が区別されずに、MPDCCHに使用できる全てのREに24ECCEsのMPDCCHが配置される。
(Option2:図3A、図3B)
Option2では、24ECCEsのMPDCCHがNarrowband内のMPDCCH PRB set先行で配置される。したがって、MPDCCHの配置順は、PRB setがどのPRB pairに割り当てられているかによって変更される。
図3A及び図3Bは、Option 2のMPDCCH配置例であって、4PRB setから先にMPDCCHが配置される例を示す。具体的には、まず、MPDCCHは、4 PRB set内のREに配置され、その後、2 PRB set内のREに配置される。なお、4PRB set内及び2PRB set内の配置は、EPDCCHと同様、周波数先行となる。すなわち、PRB set内のPRB pairにおいて、MPDCCHのシンボル列が、OFDM symbol番号の低いOFDM symbolから、PRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置された後、次のOFDM symbolに移り、同様にPRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置される。
図3Aでは、2PRB setがPRB pair #0, #1に割り当てられ、4PRB setがPRB pair #2〜#5に割り当てられている。よって、図3Aでは、24ECCEsのMPDCCHは、4PRB setが割り当てられたPRB#2〜#5に配置された後、2PRB setが割り当てられたPRB#0,#1に配置される。
図3Bでは、2PRB setがPRB pair #2, #3に割り当てられ、4PRB setがPRB pair #0,#1,#4,#5に割り当てられている。よって、図3Bでは、24ECCEsのMPDCCHは、4PRB setが割り当てられたPRB#、0,#1,#4,#5に配置された後、2PRB setが割り当てられたPRB#2,#3に配置される。
なお、以下では、何れのOptionにおいても、24ECCEsのMPDCCHを検出した場合の最小ECCE番号を、nECCE,q=0と仮定する。
[通信システムの概要]
本開示の各実施の形態に係る通信システムは、例えば、LTE-Advancedシステムに対応する基地局100及び端末200を備える。端末200は、例えば、MTC端末である。
図4は本開示の実施の形態に係る基地局100の要部構成を示すブロック図である。図4に示す基地局100において、信号割当部105は、PDSCHのリソース割当情報を含む下り制御信号(MPDCCH)を、下りリソース(Narrowband)に割り当てる。PUCCHリソース特定部108は、下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCHリソースを特定する。信号分離部109は、下り制御信号を送信した端末からの受信信号から、特定されたPUCCHリソースに含まれるACK/NACK信号を分離する。
また、図5は、本開示の各実施の形態に係る端末200の要部構成を示すブロック図である。図5に示す端末200において、MPDCCH受信部207は、PDSCHのリソース割当情報を含む下り制御信号(MPDCCH)を受信する。PUCCHリソース特定部208は、下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCHリソースを特定する。信号割当部211は、特定されたPUCCHリソースに、ACK/NACK信号を割り当てる。
なお、上記下りリソース(Narrowband)は複数のPRB pairで構成され、複数のPRB pairの各々には第1PRB set及び第2PRB setの何れかが割り当てられる。PUCCHリソース特定部108,208は、下り制御信号が上記第1PRB set及び上記第2PRB setに跨がって配置される場合、第1PRB set及び第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて、PUCCHリソースを特定する。
(実施の形態1)
[基地局の構成]
図6は、本実施の形態に係る基地局100の構成を示すブロック図である。図6において、基地局100は、Aggregation level設定部101と、MPDCCH生成部102と、誤り訂正符号化部103と、変調部104と、信号割当部105と、送信部106と、受信部107と、PUCCHリソース特定部108と、信号分離部109と、PUCCH受信部110と、復調部111と、誤り訂正復号部112と、を有する。
Aggregation level設定部101は、基地局100が保持しているMTC端末の受信品質及びMPDCCHの情報ビット数(図示せず)に基づいて、当該MTC端末に対するAggregation levelを設定する。Aggregation level設定部101は、設定したAggregation levelをMPDCCH生成部102へ出力する。
MPDCCH生成部102は、MTC端末宛ての制御情報であるMPDCCHを生成する。具体的には
、MPDCCH生成部102は、MPDCCHの情報ビットを生成し、誤り訂正符号化し、Aggregation level設定部101から入力されたAggregation levelと、MPDCCHに使用できるRE数とから、レートマッチングをして送信ビット列を生成し、送信ビット列を信号割当部105へ出力する。MPDCCHには、例えば、PDSCHのリソース割当を示すDL割当情報、及び、PUSCHのリソース割当を示すUL割当情報などが含まれる。また、DL割当情報は、信号割当部105へ出力され、UL割当情報は、信号分離部109へ出力される。
誤り訂正符号化部103は、送信データ信号(DLデータ信号)又は上位レイヤのシグナリングを誤り訂正符号化し、符号化後の信号を変調部104へ出力する。
変調部104は、誤り訂正符号化部103から受け取る信号に対して変調処理を施し、変調後のデータ信号を信号割当部105へ出力する。
信号割当部105は、変調部104から受け取る信号(データ信号を含む)、及び、MPDCCH生成部102から受け取る制御信号(MPDCCH)を、所定の下りリソースに割り当てる。例えば、信号割当部105は、MPDCCHのAggregation levelが1,2,4,8であれば、Narrowband内のPRB set0又はPRB set 1の何れかにMPDCCHを割り当て、MPDCCHのAggregation levelが16であれば、PRB数が4であるPRB setにMPDCCHを割り当てる。また、信号割当部105は、Aggregation levelが24(24ECCEs)の場合、Narrowband内のPRB set0及びPRB set1に跨がって、Narrowband内の全てのECCEにMPDCCHを割り当てる。また、信号割当部105は、送信データ信号及び上位レイヤのシグナリングのうち、MTC端末向けの信号をNarrowbandに割り当てる。このようにして制御信号(MPDCCH)及びデータ信号(PDSCH)が所定のリソースに割り当てられることにより、送信信号が形成される。形成された送信信号は、送信部106へ出力される。また、信号割当部105は、MPDCCHが割り当てられたリソースを示す割当情報(例えば、MPDCCHが配置されていた、PRB set番号、最小ECCE番号、及び、DL割当情報に含まれるARO)をPUCCHリソース特定部108へ出力する。
送信部106は、信号割当部105から入力される送信信号に対してアップコンバート等の無線送信処理を施し、アンテナを介して端末200へ送信する。
受信部107は、端末200から送信された信号をアンテナを介して受信し、受信信号に対してダウンコンバート等の無線受信処理を施し、信号分離部109へ出力する。
PUCCHリソース特定部108は、信号割当部105から入力される割当情報に示されるMPDCCHが割り当てられた下りリソースに基づいて、当該MPDCCHによって指示されたデータ信号(PDSCH)に対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCHリソースを特定する。PUCCHリソース特定部108は、特定したPUCCHリソースを示す情報を、信号分離部109へ出力する。なお、PUCCHリソース特定部108におけるPUCCHリソースの特定方法の詳細については後述する。
信号分離部109は、MPDCCH生成部102から入力される情報に基づいて、受信信号からULデータ信号を分離し、復調部111へ出力する。また、信号分離部109は、PUCCHリソース特定部108から入力される情報に基づいて、受信信号から、PUCCHリソースに含まれる信号(ACK/NACK信号を含む)を分離し、PUCCH受信部110へ出力する。
PUCCH受信部110は、信号分離部109から入力される信号(PUCCH)からACK及びNACKを判定し、上位レイヤへ通知する。
復調部111は、信号分離部109から入力される信号に対して復調処理を施し、得られた信号を誤り訂正復号部112へ出力する。
誤り訂正復号部112は、復調部111から入力される信号を復号し、端末200からの受信データ信号を得る。
[端末の構成]
図7は、本実施の形態に係る端末200の構成を示すブロック図である。図7において、端末200は、受信部201と、信号分離部202と、復調部203と、誤り訂正復号部204と、誤り判定部205と、ACK/NACK生成部206と、MPDCCH受信部207と、PUCCHリソース特定部208と、誤り訂正符号化部209と、変調部210と、信号割当部211と、送信部212と、を有する。
受信部201は、予め定められているパターン又は上位レイヤで通知される情報(図示せず)に基づいて、システム帯域内のどのNarrowbandに信号が割り当てられているかを特定し、特定したNarrowbandにretuningする。そして、受信部201は、受信信号をアンテナを介して受信し、受信信号に対してダウンコンバート等の受信処理を施した後に信号分離部202へ出力する。
信号分離部202は、MPDCCHが割り当てられる可能性のあるPRBに配置された信号(MPDCCH信号)をMPDCCH受信部207へ出力する。また、信号分離部202は、MPDCCH受信部207から入力されるDL割当情報に基づいて、受信信号からDLデータ信号及び上位レイヤシグナリングを分離し、復調部203へ出力する。
復調部203は、信号分離部202から受け取る信号を復調し、復調後の信号を誤り訂正復号部204へ出力する。
誤り訂正復号部204は、復調部203から受け取る復調信号を復号し、得られた受信データ信号を出力する。また、受信データ信号は、誤り判定部205へ出力される。
誤り判定部205は、受信データ信号のCRCで誤りを検出し、検出結果をACK/NACK生成部206へ出力する。
ACK/NACK生成部206は、誤り判定部205から入力される、受信データ信号の検出結果に基づいて、誤りが無ければACKを生成し、誤りが有ればNACKを生成し、生成したACK/NACK信号を上位レイヤ及び信号割当部211へ出力する。
MPDCCH受信部207は、信号分離部202から受け取るMPDCCH信号を、PRB set0及びPRB set1毎のサーチスペース、及び、PRB set0及びPRB set1に跨がってNarrowband内の全てのECCEに割り当てられる「24ECCEs」に対して受信を試みて、DL割当情報又はUL割当情報を含む制御信号であるMPDCCHを検出する。MPDCCH受信部207は、自端末宛ての信号として検出されたDL割当情報を信号分離部202へ出力し、UL割当情報を信号割当部211へ出力する。また、MPDCCH受信部207は、MPDCCHが配置されていた、PRB set番号、最小ECCE番号、及び、DL割当情報に含まれるAROを示す割当情報をPUCCHリソース特定部208へ出力する。
PUCCHリソース特定部208は、MPDCCH受信部207から入力される割り当て情報(PRB set番号、最小ECCE番号、ARO)、及び、上位レイヤで予め通知さているN_pucch情報に基づいて、受信データ信号に対するACK/NACKが割り当てられるPUCCHリソースを特定する。PUCCHリソース特定部208は、特定したPUCCHリソースを示す情報を信号割当部211へ出力する。なお、PUCCHリソース特定部208におけるPUCCHリソースの特定方法の詳細については後述する。
誤り訂正符号化部209は、送信データ信号(ULデータ信号)を誤り訂正符号化し、符号化後のデータ信号を変調部210へ出力する。
変調部210は、誤り訂正符号化部209から受け取るデータ信号を変調し、変調後のデータ信号を信号割当部211へ出力する。
信号割当部211は、MPDCCH受信部207から受け取るUL割当情報に基づいて、変調部210から入力されたデータ信号をリソースに割り当て、送信部212へ出力する。また、信号割当部211は、PUCCHリソース特定部208から入力される、PUCCHリソースの割当情報に基づいて、ACK/NACK生成部206から入力されたACK/NACK信号をPUCCHリソースに割り当て、送信部212へ出力する。
送信部212は、予め定められているパターンに基づいて、ULデータを割り当てるNarrowbandに対応するリソースを特定し、retuningする。そして、送信部212は、信号割当部211から入力される信号に対してアップコンバート等の送信処理を施し、アンテナを介して送信する。
[基地局100及び端末200の動作]
以上の構成を有する基地局100及び端末200における動作について詳細に説明する。
本実施の形態では、基地局100(PUCCHリソース特定部108)及び端末200(PUCCHリソース特定部208)は、MPDCCHが複数のPRB set(4PRB set及び2PRB set)に跨がって配置される場合(つまり、24CCEsのMPDCCHの場合)、複数のPRB setの何れかに設定されたオフセット値(N_pucch)を用いて、PUCCHリソースを特定する。
以下、本実施の形態に係る動作例1、2について説明する。
(動作例1)
動作例1では、端末200(MTC端末)は、Option 1,2の何れにおいても、24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、Narrowband内のPRB setのうち、PRB番号が最小のPRB pairに割り当てられたPRB setに設定されたオフセット値(MTC N_pucch)を用いてPUCCHリソースを特定する。
例えば、Option 1の図2A及びOption 2の図3Aでは、端末200は、PRB#0に割り当てられている2PRB setに対応するN_pucchを用いてPUCCHリソースを特定する。一方、Option 1の図2B及びOption 2の図3Bでは、端末200は、PRB#0に割り当てられている4PRB setに対応するN_pucchを用いてPUCCHリソースを特定する。
また、基地局100は、端末200と同様にして、MPDCCHを割り当てたNarrowband内のPRB setのうち、PRB番号が最小のPRB pairに割り当てられたPRB setに設定されたオフセット値(MTC N_pucch)を用いて、ACK/NACK信号が割り当てられたPUCCHリソースを特定する。
このようにして24ECCEsのMPDCCHに対応するPUCCHリソースが特定される場合、MPDCCHのPRB setのPRB pairへの割当に応じて、24ECCEsのMPDCCHに設定されるオフセット値N_pucchは異なる。これより、MPDCCHのPRB setの割当によって、24ECCEsのMPDCCHに対応するPUCCHリソースを切り替えることができる。
図8は、2つのNarrowband1,3が異なるMTC端末(端末200)に使用され、双方のNarrowbandにおいて24ECCEsのMPDCCHが検出された場合のPUCCHリソースの割当例を示す。
図8では、2PRB setにはN_pucch,0が設定され、4PRB setにはN_pucch,1が設定されている。また、図8に示す2つのNarrowbandではPRB setの割当が異なる。具体的には、Narrowband 1では、図2Aと同様、2PRB setがPRB pair#0, #1に割り当てられ、4PRB setがPRB pair #2〜#5に割り当てられている。一方、Narrowband 3では、図2Bと同様、2PRB setがPRB pair #14, #15に割り当てられ、4PRB set がPRB pair #12,#13,#16,#17に割り当てられている。
この場合、Narrowband 1を使用するMTC端末は、PRB番号が最小のPRB pair#0に割り当てられた2PRB setに設定されたN_pucch,0を用いてPUCCHリソースを特定する。一方、Narrowband 3を使用するMTC端末は、PRB番号が最小のPRB pair#12に割り当てられた4PRB setに設定されたN_pucch,1を用いてPUCCHリソースを特定する。
これにより、図8に示すように、2つのNarrowband 1,3において24ECCEsのMPDCCHが同時に配置された場合でも、各MTC端末は、異なるN_pucchを使用してPUCCHリソースを特定するので、PUCCHリソースの衝突を防ぐことができる。
(動作例2)
動作例2では、端末200(MTC端末)は、Option 1,2の何れにおいても、24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、Narrowband内のPRB setのうち、PRB set番号が最小のPRB setに設定されたオフセット値(N_pucch,0)を用いてPUCCHリソースを特定する。
ここで、N_pucch,0は、PRB set 0(first PRB set)に対して設定されたN_pucchである。2PRB set及び4PRB setのうち、どのPRB setがPRB set 0又はPRB set 1であるかは、上位レイヤ(RRCシグナリング)で設定する際に指示される、又は、一方のPRB setをPRB set 0として予め定めてもよい。また、N_pucch,0及びN_pucch,1は、上位レイヤ(RRC signaling)で端末200に通知される。上位レイヤのシグナリングは、MTC端末が共通で受信できるMTC用SIB、又は、端末200個別のシグナリングが考えられる。
また、基地局100は、端末200と同様にして、MPDCCHを割り当てたNarrowband内のPRB setのうち、PRB set番号が最小のPRB setに設定されたオフセット値(N_pucch,0)を用いて、ACK/NACK信号が割り当てられたPUCCHリソースを特定する。
このようにして24ECCEsのMPDCCHに対応するPUCCHリソースが特定される場合、Narrowbandにおいて各PRB setがどのPRB pairに割り当てられているかに依存せずに、N_pucch,0が常に使用される。
また、24ECCEsが使用され、MU-MIMOを想定しない場合、24ECCEsが配置されたNarrowbandには、他のMPDCCHは配置されない。したがって、不要な空きリソースを作らないためには、リソース番号の低いPUCCHリソースを使うことが望ましい。そこで、24 ECCEsのMPDCCHに対応するPUCCHリソースを特定する際にN_pucch,0を使用することで、リソース番号の低いPUCCHリソースが設定されることが期待できる。これにより、PUCCHリソースの縮小を実現でき、PUSCHのリソースをより広く確保することができる。なお、ここでは、N_pucch,0の値がN_pucch,1の値よりも小さいと仮定している。
また、MU-MIMOを想定し、他のNarrowbandにおいてMPDCCHが送信され、同一のN_pucch,0かつnECCE,0=0が使用された場合には、PUCCHリソースが衝突してしまう。ただし、この場合には、AROによってPUCCHリソースの衝突を回避することができる。
(動作例2の変形例)
なお、動作例2において、MTC端末が24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、N_pucch,1を使用してPUCCHリソースを特定すると定めてもよい。この場合、N_pucch,1をN_pucch,0よりも小さい値とすることで、PUCCHリソースの縮小を実現できる。
また、MTC端末が24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、N_pucch,0及びN_pucch,1のうち、小さい値を使用してPUCCHリソースを特定すると定めてもよい。この場合、N_pucch,0,N_pucch,1の大小関係にかかわらず、PUCCHリソースの縮小を実現できる。
また、MTC端末が24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、4PRB setに対応するN_pucch又は2PRB setに対するN_pucchを使用してPUCCHリソースを特定すると定めてもよい。この場合、4PRB setに対応するN_pucch又は2PRB setに対するN_pucchを小さい値とすることで、PUCCHリソースの縮小を実現できる。
以上、本実施の形態に係る動作例1、2について説明した。
このように、本実施の形態では、基地局100及び端末200は、MPDCCHが複数のPRB setに跨がって配置される場合、当該MPDCCHが配置された複数のPRB set qの何れかに対応するN_pucch,qを用いてPUCCHリソースを特定する。
こうすることで、基地局100及び端末200は、新たなシグナリングを追加することなく、24ECCEsのように複数のPRB setに跨がって配置されるMPDCCHに対応するPUCCHリソースを特定することができる。すなわち、本実施の形態によれば、Narrowband内の6PRB pairすべてに1つのMPDCCHを配置する場合のPUCCHリソースを効率良く特定することができる。
なお、Option2のMPDCCH配置において、上記動作例では、上位レイヤで通知されるPRB set 0(first PRB set)が4PRB setであり、PRB set 1(second PRB set)が2PRB setであると想定し、4PRB setにMPDCCHが先に配置される場合について例示したが、PRB set 1(second PRB set)にMPDCCHが先に配置されてもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る基地局及び端末は、実施の形態1に係る基地局100及び端末200と基本構成が共通するので、図6及び図7を援用して説明する。
実施の形態1では、複数のPRBsetに対して異なるオフセット値N_pucchが設定されることを前提とした場合について説明した。これに対して、本実施の形態では、複数のPRB setに対して共通のオフセット値N_pucchが設定されることを前提とする場合について説明する。
ここで、本実施の形態でのMPDCCHに対応するPUCCHリソースについて説明する。
同一リピティションレベルのMTC端末のPUCCHについて、PRB setに共通のNPUCCH(e1)(以下、「N_pucch」と省略して記載する)が設定され、PRB set毎に、ECCE番号からPUCCHのリソースが特定される。PUCCH format 1a/1bを送信するPUCCHリソース(リソース番号)は、以下の式で特定される。
Figure 2020022210
PRB set 0(q=0)の場合、K0 = 0であり、 PRB set 1(q=1)の場合、K1は、PRB set0に含まれるECCE数である。例えば、PRB set0が4PRB set(16ECCE)の場合にはK1=16となり、PRB set 1が2PRB set(8ECCE)の場合にはK1=8となる。
図9は、本実施の形態のPUCCHリソースの概念図を示す。
図9に示すように、PRB set 0に対応するPUCCHリソース(PUCCH set(0))はN_pucch及びECCE番号を用いて特定され、PRB set 1に対応するPUCCHリソース(PUCCH set(1))はN_pucch+ECCE番号+K1(ただし、K1はPUCCH set(0)内のECCE数)を用いて特定される。これにより、PRB set 1に対応するPUCCHリソースと、PRB set 1に対応するPUCCHリソースとが連続するリソースに設定される。よって、全てのMPDCCHがAggregation level 1で送信された場合でも、AROを使用することなく、PRB set 0に対応するPUCCHリソースが確保された後、PRB set 1に対するPUCCHリソースを配置することができる。
本実施の形態では、基地局100及び端末200は、複数のPRB setに跨がって配置されるMPDCCH(24ECCEsのMPDCCH)に対応するPUCCHリソースを、共通のN_pucchを用いて特定する。
以下、本実施の形態に係る動作例3について説明する。
(動作例3)
動作例3では、基地局100及び端末200(MTC端末)は、Option 1,2の何れにおいても、24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、Narrowband内の複数のPRB setに共通に設定されたN_pucchを用いてPUCCHリソースを特定する。このとき、4PRB set及び2PRB setがどのPRB pairに割り当てられているかに依らず、Kq=0とする。また、24ECCEsのMPDCCHを用いる場合の最小ECCE番号をnECCE,q=0と仮定する場合、PUCCHリソース(リソース番号)は、以下の式で特定される。
Figure 2020022210
このようにして基地局100及び端末200が共通のN_pucchに基づいて24ECCEsのMPDCCHに対応するPUCCHリソースを特定することで、MPDCCH PRB setのPRB pairへの割当に依らず、24ECCEsのMPDCCHに対応するPUCCHリソースとして、リソース番号の低いPUCCHリソースを常に設定できる。
これにより、不要な空きPUCCHリソースが確保されることを避け、PUCCHリソースの縮小を実現でき、この結果、PUSCHのリソースをより広く確保することができる。
また、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様、基地局100及び端末200は、新たなシグナリングを追加することなく、24ECCEsのように複数のPRB setに跨がって配置されるMPDCCHに対応するPUCCHリソースを特定することができる。すなわち、本実施の形態によれば、Narrowband内の6PRB pairすべてに1つのMPDCCHを配置する場合のPUCCHリソースを効率良く特定することができる。
なお、実施の形態1の動作例2と同様、MU-MIMOを想定し、他のNarrowbandにおいて、MPDCCHが送信され、同一のN_pucch,0かつnECCE,0=0が使用された場合には、PUCCHリソースが衝突してしまう。ただし、この場合には、AROによってPUCCHリソースの衝突を回避することができる。
また、本実施の形態では、変数Kqを用いてPRB set q毎にPRB setに対応するPUCCHリソースを変化させる場合について説明したが、Kqを用いずにPRB set q間でPUCCHリソースを共有してもよい。その場合、PRB set q間のPUCCHリソースの衝突はAROで回避すればよい。特に、24ECCEsのMPDCCHのようにAggregation levelが高いMPDCCHが使用される場合、PUCCHリソースは混雑していないことが予想されるので、AROのみでも衝突を回避できる。このように、PRB set q間でPUCCHリソースを共有することでPUCCHリソース量を削減できる。また、この場合も、24ECCEs MPDCCHを検出した場合のPUCCHリソースは動作例3と同様の式で求めることができる。
また、本実施の形態では、K1を、PRB set0に含まれるECCE数とする場合について説明したが、K1の値は、これに限定されず、PRB set0に含まれるECCE数の1/2などの値でもよい。K1をECCE数の1/2のように小さい値にすると、全体のPUCCHリソース量を縮小できる。これは、例えば、PUCCHリソースの衝突確率が低い場合に有効である。
(実施の形態3)
Option2で説明したように24ECCEsのMPDCCHをNarrowband内のMPDCCH PRB set先行で割り当てる場合、MTC端末が、MPDCCHが先に配置されたMPDCCH PRB setの最大Aggregation levelの信号を受信したと誤るケース(以下、「誤認識1」と呼ぶ)、及び、MPDCCHが2番目に配置されたMPDCCH PRB setの最大Aggregation levelの信号を受信したと誤るケース(以下、「誤認識2」と呼ぶ)がある。
以下では、説明を簡単にするため、24ECCEsがPRB set 0から割り当てられると仮定する。以下、図10及び図11を用いて上述した誤認識とそれに伴う課題について具体的に説明する。
誤認識1は、PRB set 0においてMPDCCHに使用できるRE数から計算される送信可能ビット数が、MPDCCHの符号化後のビット数の整数倍となる場合に起こり得る。また、誤認識2は、誤認識1の上記条件に加えて、PRB set 1においてMPDCCHに使用できるRE数から計算される送信可能ビット数がMPDCCHの符号化後のビット数の整数倍となる場合に起こり得る。
図10では、MPDCCHの符号化後のビット(After encoding bits)の数が、Aggregation level 8(8ECCEs)において送信できるビット数と等しい場合を示している。したがって、24ECCEsの送信ビット列は、Rate matchingにより、符号化後のビットを2回コピーして3倍にしたビット列として生成される。図10に示すように、生成された送信ビット列は、PRB set 0である4PRB setの16ECCEに配置された後、PRB set 1である2PRB setの8ECCEに配置される。
MPDCCHの符号化後のビット数が、他のAggregation levelにおいて送信できるビット数と等しい場合には、Rate matching時にビットを削減する必要がない。このため、図10に示す24ECCEsの送信ビット列の前半16ECCE及び後半8ECCEの送信ビット列は、MTC端末での受信品質が高ければ、MTC端末では16ECCE又は8ECCEとして受信できるビット列(つまり、16ECCE又は8ECCEとして誤認識されるビット列)となる。
なお、Rate matching時にビットが削減されるか否かは、MPDCCH送信に使用できるRE数によって異なる。また、MPDCCH送信に使用できるRE数は、PDCCH長、CRSポート数、CSI-RSポート数、CP length長等によって可変である。したがって、MPDCCHに対して、どの条件の時に上記誤認識の問題が起こるのかについて全てのパターンを網羅するのは困難である。一方、PDCCHでは、同様の問題が発生した場合、情報ビットにpadding bitを追加する対策がとられている。これは、PDCCHはAggregation level毎に送信に使用されるRE数が固定されているためである。また、EPDCCHでは、EPDCCHのREへの配置を周波数先行とすることで、この問題を回避している。
また、上記誤認識は、基地局で予想したMTC端末の受信品質よりもMTC端末での実際の受信品質が高く、MTC端末において、24ECCEsよりも低いAggregation levelである4PRB setのAggregation level 16、又は、2PRB setのAggregation level 8で、MPDCCHを受信できる場合に起こる。このAggregation levelの誤認識が起こると、PUCCHリソースを誤るという課題がある。
具体的には、基地局が24ECCEsでMPDCCHを送信したものの、MTC端末が4PRB setのAggregation level 16のMPDCCH、又は、2PRB setのAggregation level 8のMPDCCHを受信したと誤認識すると、MTC端末は、4PRB setのAggregation level 16又は2PRB setのAggregation level 8に対応するN_pucchから特定されるPUCCHリソースを用いてACK/NACKを送信する。
例えば、図11では、MTC端末は、4PRB setのAggregation level 16のMPDCCHを受信したと認識した場合、4PRB setに設定されたN_pucch,0を用いて特定されるPUCCHリソース(PUCCH set(0))を用いてACK/NACKを送信し、2PRB setのAggregation level 8のMPDCCHを受信したと認識した場合、2PRB setに設定されたN_pucch,1を用いて特定されるPUCCHリソース(PUCCH set(1))を用いてACK/NACKを送信する。
すなわち、図11では、MTC端末は、基地局が本来予定していた24ECCEsに対応するPUCCHリソースにおいてACK/NACKを送信できない可能性がある。一方で、基地局は、予定していた24ECCEsに対応するPUCCHリソースでACK/NACKを受信しようと試みて、ACK/NACKを誤検出する可能性がある。また、MTC端末が、予定していないPUCCHリソースでACK/NACKを送信することで、他の端末が送信した信号に対して干渉を与える可能性もある。
なお、Option 1(周波数先行)では、24ECCEsのMPDCCHが、OFDM シンボル単位で4PRB setと2PRB setとを跨いで配置されており、4PRB setのAggregation level 16のMPDCCH、又は、2PRB setのAggregation level 8のMPDCCHとは、MPDCCHのREへの配置が異なるので、上記の誤認識に関する問題は起こらない。
本実施の形態では、上述した誤認識を回避することができるPUCCHリソースの特定方法について説明する。
なお、本実施の形態に係る基地局及び端末は、実施の形態1に係る基地局100及び端末200と基本構成が共通するので、図6及び図7を援用して説明する。
以下、本実施の形態に係る動作例4〜6について説明する。
(動作例4)
動作例4では、端末200(MTC端末)が24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、Narrowband内の複数のPRB setのうち、24ECCEsのMPDCCHが先に配置されるPRB set qに設定されたN_puuch,qを用いてPUCCHリソースを特定する。例えば、24ECCEsのMPDCCHがPRB set 0に先に配置され、その後、PRB set 1に配置される場合、端末200は、24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、PRB set 0に設定されたN_puuch,0を用いてPUCCHリソースを特定する。
こうすることで、24ECCEsで基地局100から送信されたMPDCCHを、端末200がPRB set 0の最大Aggregation levelのMPDCCHとして誤認識した場合でも、端末200は、24ECCEsのMPDCCHに対して確保されたPUCCHリソースを用いてACK/NACKを送信できる。したがって、誤認識1が起きた場合に端末200がPUCCHリソースを誤ることを回避できる。
さらに、MPDCCHが先に配置されるPRB set 0が割り当てられるPRB pair数を、MPDCCHが後に配置されるPRB set 1が割り当てられるPRB pair数よりも多くしてもよい。例えば、PRB set 0を4PRB setとし、PRB set 1を2PRB setとしてもよい。こうすることで誤認識2の発生確率を下げることができる。これは、MTC端末において、24ECCEsのMPDCCHをAggregation level 8として受信するには、Aggregation level 16として受信するよりも高い受信品質が求められることより、24ECCEsをAggregation level 16と誤認識する確率よりも、Aggregation level 8と誤認識する確率の方が低いからである。このように、PRB set 0を4PRB setとし、PRB set 1を2PRB setとしたとき、端末200が24ECCEsのMPDCCHを検出した場合に、PRB set 0に設定されたN_puuch,0を用いてPUCCHリソースを特定することで、誤認識1によりPUCCHリソースを誤ることを回避しつつ、誤認識2の発生確率を下げることができる。
また、本実施の形態によれば、基地局100及び端末200は、MPDCCHが先に配置されるPRB setに設定されたオフセット値N_pucchを用いてPUCCHリソースを特定する。これにより、実施の形態1と同様、基地局100及び端末200は、新たなシグナリングを追加することなく、24ECCEsのように複数のPRB setに跨がって配置されるMPDCCHに対応するPUCCHリソースを特定することができる。すなわち、Narrowband内の6PRB pairすべてに1つのMPDCCHを配置する場合のPUCCHリソースを効率良く特定することができる。
(動作例5)
動作例5では、動作例4の動作に加えて、誤認識2によってPUCCHリソースを誤ることを回避するために、端末200(MTC端末)は、MPDCCHをPRB setの最大Aggregation levelで検出した場合に、N_pucch,0を使用してPUCCHリソースを特定する。
例えば、端末200は、PRB set 1の最大Aggregation levelでMPDCCHを検出した場合、N_pucch,0を用いてPUCCHリソースを特定し、PRB set 1の他のAggregation levelでMPDCCHを検出した場合、PRB set 1に設定されたN_pucch,1を用いてPUCCHリソースを特定する。
このようにすると、端末200が、MPDCCHを24ECCEsで検出した場合、MPDCCHをPRB set 0の最大Aggregation levelで検出した場合、及び、MPDCCHをPRB set 1の最大Aggregation levelで検出した場合の3つの全ての場合において、N_pucch,0を用いてPUCCHリソースを特定する。
よって、端末200が受信したMPDCCHのAggregation levelを誤検出しても、ACK/NACK信号の送信に使用するPUCCHリソースは、誤検出しない場合と同じリソースとなり、誤認識1及び誤認識2によってPUCCHリソースを誤ることを回避できる。
なお、基地局100が或るMTC端末向けのMPDCCHをPRB set 1の最大Aggregation levelで送信し、他のMTC端末向けのMPDCCHをPRB set 0のECCE#0を用いて送信した場合、これらのMPDCCHに対応するPUCCHリソースが衝突するという課題がある。ただし、この衝突は、AROで回避できる。
また、PRB set 1では、MTC端末が最大Aggregation levelでMPDCCHを検出した場合のみ、N_pucch,0を使用し、MTC端末が他のAggregation levelでMPDCCHを検出した場合、N_pucch,1を使用する。したがって、PRB set 1の最大Aggregation level以外の他のAggregation levelでは、基地局100がECCE#0を含むMPDCCHを送信しても、PRB set 0のPUCCHリソースとの衝突確率は、動作例5を適用しない場合と比較して変化しない。
(動作例6)
動作例6では、誤認識2を回避するために、基地局100は、24ECCEsのMPDCCHを配置する場合、REにマッピングする順番を、PRB set 1の最大Aggregation levelでのREのマッピングと異ならせる。MPDCCHのREへのマッピングの順番を変えることで、24ECCEsのMPDCCHが送信された場合に、端末200(MTC端末)においてPRB set 1の最大Aggregation levelとして誤検出されることを回避できる。
以下、MPDCCHのREへのマッピング方法の具体例について説明する。なお、以下の説明では、MPDCCHを24ECCEsを割り当てる場合、PRB set 0, PRB set1の順に割り当てる。また、PRB set 0を4PRB setとし、PRB set 1を2PRB setとする。
また、PRB set 1(ここでは2PRB set)の最大Aggregation levelでMPDCCHが送信される場合、EPDCCHと同様に、PRB set 1(2PRB set)内では、MPDCCHは、OFDM symbol番号の低いOFDM symbolから、PRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置された後、次のOFDM symbolに移り、同様にPRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置される。
(例1: Mirroring)
Mirroringでは、図12Aに示すように、24ECCEsのMPDCCHが配置される際に、PRB set 1(2PRB set)内では、MPDCCHは、OFDM symbol番号の低いOFDM symbolから、PRB pairを縦断して周波数の高い方から低い方へ配置した後、次のOFDM symbolに移り、同様にPRB pairを縦断して周波数の高い方から低い方へ配置される。つまり、Mirroringでは、24ECCEsの場合と、PRB set 1の最大Aggregation levelの場合とで、各OFDM symbolにおける周波数方向のMPDCCHの配置順が反転している。
したがって、24ECCEsのMPDCCHを配置した場合と、PRB set 1の最大Aggregation levelのMPDCCHを配置した場合とでは、PRB set 1内でのMPDCCHの配置順が異なるので、MTC端末においてAggregation levelを誤検出することを回避できる。
(例2:PRB pair shifting)
PRB pair shiftingでは、24ECCEsのMPDCCHが配置される際に、PRB set 1(2PRB set)内において、MPDCCHは、PRB pair番号をシフトして配置される。例えば、図12Bでは、PRB pair#0とPRB pair#1とに2PRB setが割り当てられているので、24ECCEsのMPDCCHに対しては、PRB set 1の最大Aggregation levelの場合に対して、PRB pair#0とPRB pair#1とでMPDCCHの配置が入れ替わる。
したがって、24ECCEsのMPDCCHを配置した場合と、PRB set 1の最大Aggregation levelのMPDCCHを配置した場合とでは、PRB set 1内でのMPDCCHの配置順が異なるので、MTC端末においてAggregation levelを誤検出することを回避できる。
(例3:OFDM symbol shifting)
OFDM symbol shiftingでは、24ECCEsのMPDCCHが配置される際に、PRB set 1(2PRB set)内において、MPDCCHは、OFDMシンボル番号をシフトして配置される。例えば、図12Cでは、OFDM symbol番号を3つシフトする例を示す。つまり、PRB set 1(2PRB set)内では、MPDCCHは、OFDM symbol#3から、PRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置した後、次のOFDM symbolに移り、同様にPRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置される。そして、MPDCCHが配置されるOFDM symbolが最終OFDMシンボルになると、先頭のOFDMシンボル#0へ移り、OFDM symbol#2まで移る。
したがって、24ECCEsのMPDCCHを配置した場合と、PRB set 1の最大Aggregation levelのMPDCCHを配置した場合とでは、PRB set 1内でのMPDCCHの配置順が異なるので、MTC端末においてAggregation levelを誤検出することを回避できる。
以上、MPDCCHのREへのマッピング方法の具体例について説明した。
このようにして、本実施の形態によれば、端末200がMPDCCHのAggregation levelを誤検出した場合でも誤検出しない場合と同様のPUCCHリソースを特定すること、又は、端末200がMPDCCHのAggregation levelを誤検出することを防止することができる。こうすることで、基地局100でのACK/NACK信号の誤検出を回避できる。また、端末200が正しいPUCCHリソースでACK/NACKを送信することで、他の端末が送信した信号に干渉を与えることを回避できる。
なお、上記動作例では、24ECCEsのMPDCCHがPRB set 0,PRB set,1の順に割り当てられる場合について説明したが、24ECCEsのMPDCCHは、PRB set ,1 PRB set 0の順に割り当てられてもよい。
以上、本開示の各実施の形態について説明した。
なお、上記の実施の形態1及び2では、Narrowband内において4PRB setと2PRB setとが重複しないPRB pairに割り当てられる例を示した。しかし、Narrowband内において4PRB setと2PRB setとが重複するPRB pairに割り当てられる場合も考えられる。図13A及び図13Bは、4 PRB setがPRB pair #2,3,4,5に割り当てられ、2PRB setが重複するPRB pair #2,#3に割り当てられる例を示す。なお、図13A及び図13Bでは、24ECCEsのMPDCCH配置はOption 1(周波数先行)を前提とする。すなわち、4PRB set及び2PRB setの配置に影響を受けず、Narrowbandにおいて24ECCEsのMPDCCHのシンボル列は、OFDM symbol番号の低いOFDM symbolから、PRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置された後、次のOFDM symbolに移り、同様にPRB pairを縦断して周波数の低い方から高い方へ配置される。4PRB setと2PRB setとが重複する配置であっても、実施の形態1の動作例2及び実施の形態2の動作例3を適用できる。例えば、動作例2では、MTC端末が24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、N_pucch,0を使用してPUCCHリソースを特定すればよい。また、動作例3では、MTC端末が24ECCEsのMPDCCHを検出した場合、複数のPRB setに共通に設定されるN_pucchを使用してPUCCHリソースを特定すればよい。
また、上記実施の形態では、本開示の一態様をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本開示はハードウェアとの連携においてソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。集積回路は、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックを制御し、入力と出力を備えてもよい。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。
バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示の基地局は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のリソース割当情報を含む下り制御信号を、下りリソースに割り当てる信号割当部と、下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースを特定する特定部と、下り制御信号を送信した端末からの受信信号から、特定されたPUCCHリソースに含まれるACK/NACK信号を分離する信号分離部と、を具備し、下りリソースは複数のPRB pairで構成され、複数のPRB pairの各々には、第1PRB set及び第2PRB setの何れかが割り当てられ、特定部は、下り制御信号が第1PRB set及び第2PRB setに跨がって配置される場合、第1PRB set及び第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて、PUCCHリソースを特定する、構成を採る。
本開示の基地局において、第1PRB set及び第2PRB setには、互いに異なるオフセット値がそれぞれ設定され、特定部は、下り制御信号が第1PRB set及び第2PRB setに跨がって配置される場合、第1PRB set及び第2PRB setのうち、PRB番号が最小のPRB pairに割り当てられたPRB setに設定されたオフセット値を用いて、PUCCHリソースを特定する。
本開示の基地局において、第1PRB set及び第2PRB setには、互いに異なるオフセット値がそれぞれ設定され、特定部は、下り制御信号が第1PRB set及び第2PRB setに跨がって配置される場合、第1PRB set及び第2PRB setのうち、PRB set番号が小さいPRB setに設定されたオフセット値を用いて、PUCCHリソースを特定する。
本開示の基地局において、第1PRB set及び第2PRB setには、互いに異なるオフセット値がそれぞれ設定され、特定部は、下り制御信号が第1PRB set及び第2PRB setに跨がって配置される場合、第1PRB setに設定されたオフセット値及び第2PRB setに設定されたオフセット値のうち、値が小さいオフセット値を用いて、PUCCHリソースを特定する。
本開示の基地局において、第1PRB set及び第2PRB setには、共通のオフセット値が設定され、特定部は、共通のオフセット値を用いてPUCCHリソースを特定する。
本開示の基地局において、第1PRB set及び第2PRB setには、互いに異なるオフセット値がそれぞれ設定され、特定部は、下り制御信号が第1PRB set及び第2PRB setに跨がって配置される場合、第1PRB set及び第2PRB setのうち、下り制御信号が先に配置されるPRB setに設定されたオフセット値を用いて、PUCCHリソースを特定する。
本開示の基地局において、下り制御信号が先に配置されるPRB setが割り当てられるPRB pair数は、下り制御信号が後に配置されるPRB setが割り当てられるPRB pair数よりも多い。
本開示の端末は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のリソース割当情報を含む下り制御信号を受信する受信部と、下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースを特定する特定部と、特定されたPUCCHリソースに、ACK/NACK信号を割り当てる信号割当部と、を具備し、下りリソースは複数のPRB pairで構成され、複数のPRB pairの各々には第1PRB set及び第2PRB setの何れかが割り当てられ、特定部は、下り制御信号が第1PRB set及び第2PRB setに跨がって配置される場合、第1PRB set及び第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて、PUCCHリソースを特定する、構成を採る。
本開示の通信方法は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のリソース割当情報を含む下り制御信号を、下りリソースに割り当て、下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースを特定し、下り制御信号を送信した端末からの受信信号から、特定されたPUCCHリソースに含まれるACK/NACK信号を分離し、下りリソースは複数のPRB pairで構成され、複数のPRB pairの各々には、第1PRB set及び第2PRB setの何れかが割り当てられ、下り制御信号が第1PRB set及び第2PRB setに跨がって配置される場合、PUCCHリソースは、第1PRB set及び第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて特定される。
本開示の通信方法は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のリソース割当情報を含む下り制御信号を受信し、下り制御信号が割り当てられた下りリソースに基づいて、PDSCHに対するACK/NACK信号が割り当てられるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースを特定し、特定されたPUCCHリソースに、ACK/NACK信号を割り当て、下りリソースは複数のPRB pairで構成され、複数のPRB pairの各々には第1PRB set及び第2PRB setの何れかが割り当てられ、下り制御信号が第1PRB set及び第2PRB setに跨がって配置される場合、PUCCHリソースは、第1PRB set及び第2PRB setの何れかに設定されたオフセット値を用いて特定される。
本開示の一態様は、移動通信システムに有用である。
100 基地局
101 Aggregation level設定部
102 MPDCCH生成部
103,209 誤り訂正符号化部
104,210 変調部
105,211 信号割当部
106,212 送信部
107,201 受信部
108,208 PUCCHリソース特定部
109,202 信号分離部
110 PUCCH受信部
111,203 復調部
112,204 誤り訂正復号部
200 端末
205 誤り判定部
206 ACK/NACK生成部
207 MPDCCH受信部

Claims (17)

  1. 複数のPhysical Resource Block (PRB) setsのうちの1つ以上のPRB set(s)に配置された下り制御情報を送信する送信部と、
    前記下り制御情報で指示されたデータ信号の検出結果に基づいて生成されたACK/NACK信号をPhysical Uplink Control Channel (PUCCH)リソースで受信する受信部と、を具備し、
    前記複数のPRB setsは第1のPRB set及び第2のPRB setを含み、
    前記PUCCHリソースの番号は、前記第1のPRB set及び前記第2のPRB setに共通のオフセットと、前記第1のPRB setにおいては適用せず、前記第2のPRB setにおいては適用するオフセットと、を用いて決定される、
    通信装置。
  2. 前記第2のPRB setに対して適用される前記オフセットの値は前記第1のPRB setにおけるPRBの数に基づいて決定される、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2のPRB setに対して適用される前記オフセットの値は前記第1のPRB setに含まれるECCE数と同一である、
    請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記PUCCHリソースの番号は、更に同一のレピティションレベルに対して共通であるレピティションレベルオフセットに基づいて決定され、前記PRB set共通オフセットは上位レイヤで通知される、
    請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記下り制御情報は、前記PRB set内において時間方向よりも周波数方向を優先して配置される、
    請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記PUCCHリソースの番号は、式1及び前記第2のPRB setに対して適用する前記オフセットに基づいて決定される、
    請求項1に記載の通信装置。
    式1)
    Figure 2020022210
  7. 前記複数のPRB setsに配置された下り制御情報を受信する場合、PUCCHリソースの番号は最初のECCE番号をゼロとして決定される、
    請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記PRB setに対応するオフセットの値は複数の値から選択される、
    請求項1に記載の通信装置。
  9. 複数のPhysical Resource Block (PRB) setsの1つ以上のPRB set(s)に配置された下り制御情報を送信し、
    前記下り制御情報で指示されたデータ信号の検出結果に基づいて生成されたACK/NACK信号をPhysical Uplink Control Channel (PUCCH)リソースで受信し、
    前記複数のPRB setsは第1のPRB set及び第2のPRB setを含み、
    前記PUCCHリソースは、前記第1のPRB set及び前記第2のPRB setに共通のオフセットと、前記第1のPRB setにおいては適用せず、前前記第2のPRB setにおいては適用するオフセットと、を用いて決定される、
    通信方法。
  10. 前記第2のPRB setに対して適用される前記オフセットの値は前記第1のPRB setにおけるPRBの数に基づいて決定される、
    請求項9に記載の通信方法。
  11. 前記第2のPRB setに対して適用される前記オフセットの値は前記第1のPRB setに含まれるECCE数と同一である、
    請求項9に記載の通信方法。
  12. 前記PUCCHリソースの番号は、更に同一のレピティションレベルに対して共通であるレピティションレベルオフセットに基づいて決定され、前記PRB set共通オフセットは上位レイヤで通知される、
    請求項9に記載の通信方法。
  13. 前記下り制御情報は、前記PRB set内において時間方向よりも周波数方向を優先して配置される、
    請求項9に記載の通信方法。
  14. 前記PUCCHリソースの番号は、式1及び前記第2のPRB setに対して適用するオフセットに基づいて決定される、
    請求項9に記載の通信方法。
    式1)
    Figure 2020022210
  15. 前記複数のPRB setsに配置された下り制御情報を受信する場合、PUCCHリソースの番号は最初のECCE番号をゼロとして決定される、
    請求項9に記載の通信方法。
  16. 前記PRB setに対応するオフセットの値は複数の値から選択される、
    請求項9に記載の通信方法。
  17. 複数のPhysical Resource Block (PRB) setsの1つ以上のPRB set(s)に配置された下り制御情報を送信する処理と、
    前記下り制御情報で指示されたデータ信号の検出結果に基づいて生成されたACK/NACK信号をPhysical Uplink Control Channel (PUCCH)リソースを受信する処理と、を制御し、
    前記複数のPRB setsは第1のPRB set及び第2のPRB setを含み、
    前記PUCCHリソースは、前記第1のPRB set及び前記第2のPRB setに共通のオフセットと、前記第1のPRB setにおいては適用せず、前記第2のPRB setにおいては適用するオフセットと、を用いて決定される、
    集積回路。
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